JP3159827B2 - 真空遮断器、真空遮断器用電極およびその製作方法 - Google Patents
真空遮断器、真空遮断器用電極およびその製作方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は真空遮断器、真空遮断器
用電極およびその製作方法に係り、特にそのアーク電極
部およびコイル電極部からなる電極に関する。
用電極およびその製作方法に係り、特にそのアーク電極
部およびコイル電極部からなる電極に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に大電流用の真空遮断器は、真空容
器内に接離可能な一対の電極を配置し、これらの電極の
裏面にそれぞれ接続されたロツドを真空容器外に延出す
ることによつて構成され、上記一対の電極は互いに対向
する表面側のアーク電極部と裏面側のコイル電極部から
なつている。そして、電流は一方のロツドから一方の電
極のコイル電極部、アーク電極、他方の電極のアーク電
極部、コイル電極部を通つて他方のロツドに流れる。電
流を遮断するときは、操作器によりいずれか一方のロツ
ドを移動して一方の電極のアーク電極部を他方の電極の
アーク電極部より引き離すが、この際、両アーク電極部
間にアークが発生する。このアークは、上記コイル電極
部を流れる電流によつて発生する軸方向、すなわちアー
クとほぼ平行な磁界により糸状に分散して消弧する。
器内に接離可能な一対の電極を配置し、これらの電極の
裏面にそれぞれ接続されたロツドを真空容器外に延出す
ることによつて構成され、上記一対の電極は互いに対向
する表面側のアーク電極部と裏面側のコイル電極部から
なつている。そして、電流は一方のロツドから一方の電
極のコイル電極部、アーク電極、他方の電極のアーク電
極部、コイル電極部を通つて他方のロツドに流れる。電
流を遮断するときは、操作器によりいずれか一方のロツ
ドを移動して一方の電極のアーク電極部を他方の電極の
アーク電極部より引き離すが、この際、両アーク電極部
間にアークが発生する。このアークは、上記コイル電極
部を流れる電流によつて発生する軸方向、すなわちアー
クとほぼ平行な磁界により糸状に分散して消弧する。
【0003】ところで、このようなアーク電極部とコイ
ル電極部からなる従来の電極においては、例えば特開昭
62−103928号公報に示されているように、アー
ク電極部の少なくともアークに接触する部分は、例えば
クロム等の高融点金属の孔内に銅等の高導電率金属を溶
浸した、高耐圧で遮断性能の優れた金属部材を切削加工
等、機械加工することによつて構成され、またコイル電
極部は、銅等の高導電率金属からなる円筒状部材の側面
に斜めあるいは円周方向のスリツトを切削加工等の機械
加工により形成し、この部分を円周方向に電流が流れる
ように構成されており、これらアーク電極部とコイル電
極部、およびコイル電極部とロツドはそれぞれ銀ろうな
どの硬ろう付けによつて電気的および機械的に接続され
る。
ル電極部からなる従来の電極においては、例えば特開昭
62−103928号公報に示されているように、アー
ク電極部の少なくともアークに接触する部分は、例えば
クロム等の高融点金属の孔内に銅等の高導電率金属を溶
浸した、高耐圧で遮断性能の優れた金属部材を切削加工
等、機械加工することによつて構成され、またコイル電
極部は、銅等の高導電率金属からなる円筒状部材の側面
に斜めあるいは円周方向のスリツトを切削加工等の機械
加工により形成し、この部分を円周方向に電流が流れる
ように構成されており、これらアーク電極部とコイル電
極部、およびコイル電極部とロツドはそれぞれ銀ろうな
どの硬ろう付けによつて電気的および機械的に接続され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の電極
においては、アーク電極部、コイル電極部およびロツド
をそれぞれ別個に製作し、その後、これらを硬ろう付け
により一体に組み立てていたため、部品点数が多くなつ
て高価になるばかりでなく、各部材間のろう付け部の電
気抵抗が高くなり、通電時の発熱量が増大するため、放
熱部を設ける等の対策が必要となり、全体として大型化
するという問題があつた。
においては、アーク電極部、コイル電極部およびロツド
をそれぞれ別個に製作し、その後、これらを硬ろう付け
により一体に組み立てていたため、部品点数が多くなつ
て高価になるばかりでなく、各部材間のろう付け部の電
気抵抗が高くなり、通電時の発熱量が増大するため、放
熱部を設ける等の対策が必要となり、全体として大型化
するという問題があつた。
【0005】したがつて、本発明の目的は、経済的で、
電気抵抗の低い、小型化した真空遮断器用電極、その製
作方法およびこのような電極を備えた真空遮断器を提供
することにある。
電気抵抗の低い、小型化した真空遮断器用電極、その製
作方法およびこのような電極を備えた真空遮断器を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、多孔質の高融点金属部材の孔内に高導電
率金属部材の一部を溶浸して上記両金属部材を一体に接
合し、高融点金属部材の孔内に高導電率金属が溶浸され
た高融点金属領域からアーク電極部を形成するととも
に、高導電率金属のみからなる高導電率金属領域からコ
イル電極部を形成したことを特徴とする。
に、本発明は、多孔質の高融点金属部材の孔内に高導電
率金属部材の一部を溶浸して上記両金属部材を一体に接
合し、高融点金属部材の孔内に高導電率金属が溶浸され
た高融点金属領域からアーク電極部を形成するととも
に、高導電率金属のみからなる高導電率金属領域からコ
イル電極部を形成したことを特徴とする。
【0007】また、本発明は、高融点金属粉末を圧縮成
形し焼結してなる多孔質の高融点金属部材に高導電率金
属部材を重ね合わせ、少なくとも上記高融点金属部材と
接する側の一部を加熱溶融して高融点金属部材の孔内に
溶浸することにより、上記両金属部材を一体に接合し、
その後、高融点金属部材の孔内に高導電率金属が溶浸さ
れた高融点金属領域を機械加工してアーク電極部を形成
し、さらに高導電率金属のみからなる高導電率金属領域
を機械加工によりその内部をくりぬいてほぼ円筒状に形
成するとともに、この円筒の側面に斜めあるいは円周方
向のスリツトを設けて、コイル電極部を形成したことを
特徴とする。
形し焼結してなる多孔質の高融点金属部材に高導電率金
属部材を重ね合わせ、少なくとも上記高融点金属部材と
接する側の一部を加熱溶融して高融点金属部材の孔内に
溶浸することにより、上記両金属部材を一体に接合し、
その後、高融点金属部材の孔内に高導電率金属が溶浸さ
れた高融点金属領域を機械加工してアーク電極部を形成
し、さらに高導電率金属のみからなる高導電率金属領域
を機械加工によりその内部をくりぬいてほぼ円筒状に形
成するとともに、この円筒の側面に斜めあるいは円周方
向のスリツトを設けて、コイル電極部を形成したことを
特徴とする。
【0008】
【作用】本発明は、多孔質の高融点金属部材の孔内に高
導電率金属部材の一部を溶浸してこれらを一体に接合し
た1つの金属ブロツクからアーク電極部とコイル電極部
を形成したので、部品点数を減らすことができ、かつア
ーク電極部とコイル電極部との間のろう付け部を省略し
て電気抵抗を低くし、通電時の発熱量を低減することが
できる。
導電率金属部材の一部を溶浸してこれらを一体に接合し
た1つの金属ブロツクからアーク電極部とコイル電極部
を形成したので、部品点数を減らすことができ、かつア
ーク電極部とコイル電極部との間のろう付け部を省略し
て電気抵抗を低くし、通電時の発熱量を低減することが
できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図4を
用いて説明する。
用いて説明する。
【0010】図4は本発明が適用される真空遮断器の断
面図で、絶縁筒1の両端に端板2A,2Bを取り付けて
真空容器3が構成されている。真空容器3内には一対の
固定電極4と可動電極5とが対向して配置され、これら
の各電極4,5の裏面に接続されたロツド6,7はそれ
ぞれ真空容器3外に延出している。可動側ロツド7と端
板2Bとの間にはベローズ8が取り付けられている。可
動側ロツド7には、図示していないが、操作器が接続さ
れており、これによつて可動側ロツド7を軸方向に移動
すれば、可動電極5が固定電極4と電気的に接離する。
面図で、絶縁筒1の両端に端板2A,2Bを取り付けて
真空容器3が構成されている。真空容器3内には一対の
固定電極4と可動電極5とが対向して配置され、これら
の各電極4,5の裏面に接続されたロツド6,7はそれ
ぞれ真空容器3外に延出している。可動側ロツド7と端
板2Bとの間にはベローズ8が取り付けられている。可
動側ロツド7には、図示していないが、操作器が接続さ
れており、これによつて可動側ロツド7を軸方向に移動
すれば、可動電極5が固定電極4と電気的に接離する。
【0011】両電極4,5はいずれもアーク電極部とコ
イル電極部からなり、これらが一体に構成されている
が、コイル電極部は両電極4,5のうちの少なくとも一
方にあればよい。
イル電極部からなり、これらが一体に構成されている
が、コイル電極部は両電極4,5のうちの少なくとも一
方にあればよい。
【0012】これら電極の材料は、図2,図3に示すよ
うな方法で製作する。まず、図2に示すように、製作容
器内に、クロム,タングステン等の高融点金属の粉末、
あるいはこれに銅の粉末を加えたものを入れ、これを所
定の空孔率となるように圧縮成形した後、焼結して多孔
質の高融点金属部材9を作り、これに銅あるいは銅合金
等の電気導電率の高い金属部材10を載置して重ね合わ
せ、これを加熱溶融して高融点金属部材9の孔内に溶浸
させる。この際、高導電率金属部材10の量を高融点金
属部材9の空孔量より多くすると、図3に示すように、
高融点金属部材10の孔内に高導電率金属が溶浸され
た、耐電圧性能と遮断性能に優れた高融点金属領域11
と、高融点金属部材9の孔内に溶浸されなかつた残部の
高導電率金属のみからなる高導電率金属領域12とが一
体に接合された状態で形成される。
うな方法で製作する。まず、図2に示すように、製作容
器内に、クロム,タングステン等の高融点金属の粉末、
あるいはこれに銅の粉末を加えたものを入れ、これを所
定の空孔率となるように圧縮成形した後、焼結して多孔
質の高融点金属部材9を作り、これに銅あるいは銅合金
等の電気導電率の高い金属部材10を載置して重ね合わ
せ、これを加熱溶融して高融点金属部材9の孔内に溶浸
させる。この際、高導電率金属部材10の量を高融点金
属部材9の空孔量より多くすると、図3に示すように、
高融点金属部材10の孔内に高導電率金属が溶浸され
た、耐電圧性能と遮断性能に優れた高融点金属領域11
と、高融点金属部材9の孔内に溶浸されなかつた残部の
高導電率金属のみからなる高導電率金属領域12とが一
体に接合された状態で形成される。
【0013】なお、高融点金属部材9の孔内への高導電
率金属部材10の溶浸は、高導電率金属部材10の自重
によつて行われるが、溶浸しにくいときには、高導電率
金属部材10にその上方から圧力を加えるとよい。
率金属部材10の溶浸は、高導電率金属部材10の自重
によつて行われるが、溶浸しにくいときには、高導電率
金属部材10にその上方から圧力を加えるとよい。
【0014】また、高導電率金属部材10を加熱溶融す
る際、その全体を加熱溶融しているが、高融点金属部材
9と接する側の必要な部分のみを加熱溶融してもよい。
る際、その全体を加熱溶融しているが、高融点金属部材
9と接する側の必要な部分のみを加熱溶融してもよい。
【0015】このように一体に接合された高融点金属領
域11と高導電率金属領域12からなる1つの金属ブロ
ツクを用いて、図1に示すように、高融点金属領域11
からアーク電極部13を、また高導電率金属領域12か
らコイル電極部14をそれぞれ従来知られた機械加工法
により形成する。すなわち、高融点金属領域11を所定
の形状に切削加工してアーク電極部13を形成するとと
もに、高導電率金属領域12をその内部を切削加工によ
りくりぬいてほぼ円筒状にし、これに切削加工により円
周方向のスリツト15,17および斜め方向のスリツト
16を入れることによつてコイル電極部14を形成す
る。コイル電極部14の裏面には、電極の直径と同じ直
径の鍔部18aを備えたロツド18を従来と同様に硬ろ
う付けする。
域11と高導電率金属領域12からなる1つの金属ブロ
ツクを用いて、図1に示すように、高融点金属領域11
からアーク電極部13を、また高導電率金属領域12か
らコイル電極部14をそれぞれ従来知られた機械加工法
により形成する。すなわち、高融点金属領域11を所定
の形状に切削加工してアーク電極部13を形成するとと
もに、高導電率金属領域12をその内部を切削加工によ
りくりぬいてほぼ円筒状にし、これに切削加工により円
周方向のスリツト15,17および斜め方向のスリツト
16を入れることによつてコイル電極部14を形成す
る。コイル電極部14の裏面には、電極の直径と同じ直
径の鍔部18aを備えたロツド18を従来と同様に硬ろ
う付けする。
【0016】このように構成された真空遮断器用電極に
おいて、ロツド18から流れ込む電流iは、コイル電極
部14の各スリツト15〜17により区分された各部を
円周方向に流れ、コイル電極部14全体で軸方向、つま
りアークとほぼ平行な磁界を発生する。
おいて、ロツド18から流れ込む電流iは、コイル電極
部14の各スリツト15〜17により区分された各部を
円周方向に流れ、コイル電極部14全体で軸方向、つま
りアークとほぼ平行な磁界を発生する。
【0017】なお、スリツトの数は電極の直径および遮
断電流の大きさ等を考慮して適宜選択する。また、スリ
ツトの形状も上記実施例に限定されるものではなく、例
えば、上記斜め方向のスリツト16の傾斜向θを小さく
すれば、円周方向のスリツト15,17を省略しても同
様の効果が得られる。
断電流の大きさ等を考慮して適宜選択する。また、スリ
ツトの形状も上記実施例に限定されるものではなく、例
えば、上記斜め方向のスリツト16の傾斜向θを小さく
すれば、円周方向のスリツト15,17を省略しても同
様の効果が得られる。
【0018】図5は本発明の他の実施例を示す。この実
施例では、電極材料としては上記実施例と同じものを用
いるが、コイル電極部14の加工方法が異なつている。
すなわち、高導電率金属領域12の内部を切削加工によ
り、くりぬいてほぼ円筒状に形成する際、この円筒の裏
面における開口部19の直径D1をロツド18の直径D
2より小さくする。その後、切削加工によりスリツトを
入れ、開口部19にロツド18の小径段部18bを挿入
して従来と同様に硬ろう付けする。
施例では、電極材料としては上記実施例と同じものを用
いるが、コイル電極部14の加工方法が異なつている。
すなわち、高導電率金属領域12の内部を切削加工によ
り、くりぬいてほぼ円筒状に形成する際、この円筒の裏
面における開口部19の直径D1をロツド18の直径D
2より小さくする。その後、切削加工によりスリツトを
入れ、開口部19にロツド18の小径段部18bを挿入
して従来と同様に硬ろう付けする。
【0019】図1の実施例のように、ロツド18に鍔部
18aを設けるには、例えば、ロツド18の端部を叩い
て鍔部18aの径まで膨らませるか、あるいは鍔部18
aを別部材として作り、これをロツド18に接合する必
要があり、その製作が面倒になる。
18aを設けるには、例えば、ロツド18の端部を叩い
て鍔部18aの径まで膨らませるか、あるいは鍔部18
aを別部材として作り、これをロツド18に接合する必
要があり、その製作が面倒になる。
【0020】しかしながら、この実施例のように、コイ
ル電極部14の裏面にロツド18の直径より小径の開口
部19を形成した場合には、ロツド18の端部に切削加
工により小径段部18bを形成するだけでよいので、そ
の製作が容易になる。
ル電極部14の裏面にロツド18の直径より小径の開口
部19を形成した場合には、ロツド18の端部に切削加
工により小径段部18bを形成するだけでよいので、そ
の製作が容易になる。
【0021】図6は本発明のさらに他の実施例を示す。
この実施例では、高導電率金属領域12の内部を切削加
工によりくりぬいてほぼ円筒状に形成する際、アーク電
極部13の裏面と接合する部分を裏打ち電極部20とし
て適当な厚さだけ残すようにする。その他の構成は図5
の実施例と同様である。
この実施例では、高導電率金属領域12の内部を切削加
工によりくりぬいてほぼ円筒状に形成する際、アーク電
極部13の裏面と接合する部分を裏打ち電極部20とし
て適当な厚さだけ残すようにする。その他の構成は図5
の実施例と同様である。
【0022】この実施例によれば、アーク電極部13の
導電率が低い場合でも、コイル電極部14の円周部分か
ら高導電率金属の裏打ち電極部20を通してアーク電極
部13の中央部分にも充分な電流が流れるようになるの
で、コイル電極部14の円周部分からアーク電極部13
の中央部分へ流れる電流通路の導電率を等価的に上げる
ことができる。
導電率が低い場合でも、コイル電極部14の円周部分か
ら高導電率金属の裏打ち電極部20を通してアーク電極
部13の中央部分にも充分な電流が流れるようになるの
で、コイル電極部14の円周部分からアーク電極部13
の中央部分へ流れる電流通路の導電率を等価的に上げる
ことができる。
【0023】なお、特に図6の実施例のように、アーク
電極部13の裏面に導電率の高い裏打ち電極部20を設
けた場合には、これらの部分でうず電流が流れ易く、こ
のうず電流によりコイル電極部14で発生した軸方向磁
界の一部が打ち消されるため、電流遮断性能を確保する
ために必要な磁界が得られなくなる場合がある。
電極部13の裏面に導電率の高い裏打ち電極部20を設
けた場合には、これらの部分でうず電流が流れ易く、こ
のうず電流によりコイル電極部14で発生した軸方向磁
界の一部が打ち消されるため、電流遮断性能を確保する
ために必要な磁界が得られなくなる場合がある。
【0024】このような場合には、図7に示すように、
アーク電極部13の表面から裏打ち電極20にわたつて
複数個の径方向に延びるスロツト21を切削加工により
設けるのがよく、これによりうず電流が低減され、コイ
ル電極部14で発生した軸方向磁界を有効に活用するこ
とができる。
アーク電極部13の表面から裏打ち電極20にわたつて
複数個の径方向に延びるスロツト21を切削加工により
設けるのがよく、これによりうず電流が低減され、コイ
ル電極部14で発生した軸方向磁界を有効に活用するこ
とができる。
【0025】アーク電極部、コイル電極部、裏打ち電極
部などを硬ろう付けによつて一体に接合した従来の電極
においては、上記したようなうず電流低減用スリツトを
設けると、接合部分におけるろう材が表面側に露出して
アークに触れるようになるが、ろう材は一般に融点が低
く、耐電圧性能や電流遮断性能が低いため、電極の耐電
圧性能や電流遮断性能が低下する。したがつて、従来の
電極ではこのようなうず電流低減用スリツトを設けるこ
とはできなかつた。
部などを硬ろう付けによつて一体に接合した従来の電極
においては、上記したようなうず電流低減用スリツトを
設けると、接合部分におけるろう材が表面側に露出して
アークに触れるようになるが、ろう材は一般に融点が低
く、耐電圧性能や電流遮断性能が低いため、電極の耐電
圧性能や電流遮断性能が低下する。したがつて、従来の
電極ではこのようなうず電流低減用スリツトを設けるこ
とはできなかつた。
【0026】しかしながら、本実施例の電極では、アー
ク電極部、コイル電極部、裏打ち電極部は一体の金属ブ
ロツクから形成され、これらの間にろう付けがないの
で、うず電流低減用スリツトを設けてもろう材が露出し
て電極の耐電圧性能や電流遮断性能が低下することはな
く、したがつて自由にうず電流低減用スリツトを設ける
ことができる。
ク電極部、コイル電極部、裏打ち電極部は一体の金属ブ
ロツクから形成され、これらの間にろう付けがないの
で、うず電流低減用スリツトを設けてもろう材が露出し
て電極の耐電圧性能や電流遮断性能が低下することはな
く、したがつて自由にうず電流低減用スリツトを設ける
ことができる。
【0027】なお、上記した各実施例のような電極構成
で真空遮断器を構成したとき、コイル電極部の材料の強
度が弱く、そのスリツトが潰れて短絡するおそれがある
場合には、アーク電極部とロツドの間、あるいは裏打ち
電極部(裏打ち電極部がある場合)とロツドの間に、機
械的強度の大きい絶縁物、あるいはコイル電極部に比べ
て電気抵抗が十分高いステンレススチールなどの金属か
らなるスぺーサを介在させるのがよい。
で真空遮断器を構成したとき、コイル電極部の材料の強
度が弱く、そのスリツトが潰れて短絡するおそれがある
場合には、アーク電極部とロツドの間、あるいは裏打ち
電極部(裏打ち電極部がある場合)とロツドの間に、機
械的強度の大きい絶縁物、あるいはコイル電極部に比べ
て電気抵抗が十分高いステンレススチールなどの金属か
らなるスぺーサを介在させるのがよい。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、多
孔質の高融点金属部材の孔内に高導電率金属部材の一部
を溶浸してこれらを一体に接合した1つの金属ブロツク
からアーク電極部とコイル電極部を形成したので、部品
点数を減らして電極を安価に製作することができ、また
アーク電極部とコイル電極部との間のろう付け部を省略
して電気抵抗を低くし、放熱部などを設けることなく通
電時の発熱量を低減することができる。
孔質の高融点金属部材の孔内に高導電率金属部材の一部
を溶浸してこれらを一体に接合した1つの金属ブロツク
からアーク電極部とコイル電極部を形成したので、部品
点数を減らして電極を安価に製作することができ、また
アーク電極部とコイル電極部との間のろう付け部を省略
して電気抵抗を低くし、放熱部などを設けることなく通
電時の発熱量を低減することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す電極の断面図である。
【図2】本発明の電極材料の製作法を示す説明図であ
る。
る。
【図3】本発明の電極材料の製作法を示す説明図であ
る。
る。
【図4】本発明が適用される真空遮断器の断面図であ
る。
る。
【図5】本発明の他の実施例を示す電極の断面図であ
る。
る。
【図6】本発明のさらに他の実施例を示す電極の断面図
である。
である。
【図7】本発明のさらに他の実施例を示す電極の平面図
である。
である。
3 真空容器 4 固定電極 5 可動電極 6,7 ロツド 9 高融点金属部材 10 高導電率金属部材 11 高融点金属領域 12 高導電率金属領域 13 アーク電極部 14 コイル電極部 15〜17 スリツト 18 ロツド 19 開口部 20 裏打ち電極部 21 うず電流低減用スリツト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小室 勝博 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株式会社 日立製作所 日立研究所内 (56)参考文献 特開 昭58−48321(JP,A) 特開 平1−272024(JP,A) 特開 昭58−209832(JP,A) 特開 平6−203692(JP,A) 特開 平2−256120(JP,A) 特開 昭61−195528(JP,A) 特開 昭63−266720(JP,A) 特開 昭59−58724(JP,A) 特開 平4−324220(JP,A) 特開 平4−141924(JP,A) 特開 平3−98222(JP,A) 特開 平4−137326(JP,A) 特開 昭60−205924(JP,A) 特開 昭51−5211(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 33/66
Claims (6)
- 【請求項1】 真空容器と、この真空容器内に配置され
た接離可能な一対の電極と、これらの電極の裏面に接続
されて真空容器外に延びるロツドとを備え、上記一対の
電極の少なくとも一方が、表面側に位置するアーク電極
部と、裏面側に位置してその部分を流れる電流によつて
アークとほぼ平行な磁界を発生するコイル電極部とから
なる真空遮断器において、多孔質の高融点金属部材の孔
内に高導電率金属部材の一部を溶浸して上記両金属部材
を一体に接合し、高融点金属部材の孔内に高導電率金属
が溶浸された高融点金属領域から上記アーク電極部を形
成するとともに、高導電率金属のみからなる高導電率金
属領域から上記コイル電極部を形成したことを特徴とす
る真空遮断器。 - 【請求項2】 表面側に位置するアーク電極部と、裏面
側に位置してその部分を流れる電流によつてアークとほ
ぼ平行な磁界を発生するコイル電極部と、このコイル電
極部の裏面側に接続されるロツドとを備えた真空遮断器
用電極において、多孔質の高融点金属部材の孔内に高導
電率金属部材の一部を溶浸して上記両金属部材を一体に
接合し、高融点金属部材の孔内に高導電率金属が溶浸さ
れた高融点金属領域から上記アーク電極部を形成すると
ともに、高導電率金属のみからなる高導電率金属領域か
ら上記コイル電極部を形成したことを特徴とする真空遮
断器用電極。 - 【請求項3】 請求項2記載のものにおいて、上記高導
電率金属領域をその内部をくりぬいてほぼ円筒状に形成
するとともに、この円筒の側面に斜めあるいは円周方向
のスリツトを設けて上記コイル電極部を形成し、かつ上
記円筒の裏面側の開口部の断面積を上記円筒のくりぬか
れた内部の断面積よりも小さくし、この開口部に上記ロ
ツドの先端段部を挿入して接続したことを特徴とする真
空遮断器用電極。 - 【請求項4】 請求項2記載のものにおいて、上記高導
電率金属領域を、そのアーク電極部と接合する部分を裏
打ち電極部として残した状態で、その内部をくりぬいて
ほぼ円筒状に形成するとともに、この円筒の側面に斜め
あるいは円周方向のスリツトを設けて上記コイル電極部
を形成したことを特徴とする真空遮断器用電極。 - 【請求項5】 請求項4記載のものにおいて、上記アー
ク電極部から上記裏打ち電極部にわたつて径方向に延び
るスリツトを設けたことを特徴とする真空遮断器用電
極。 - 【請求項6】 表面側に位置するアーク電極部と、裏面
側に位置してその部分を流れる電流によつてアークとほ
ぼ平行な磁界を発生するコイル電極部と、このコイル電
極部の裏面側に接続されるロツドとを備えた真空遮断器
用電極の製作方法において、高融点金属粉末を圧縮成形
し焼結してなる多孔質の高融点金属部材に高導電率金属
部材を重ね合わせ、少なくとも上記高融点金属部材と接
する側の一部を加熱溶融して高融点金属部材の孔内に溶
浸することにより、上記両金属部材を一体に接合し、そ
の後、高融点金属部材の孔内に高導電率金属が溶浸され
た高融点金属領域を機械加工して上記アーク電極部を形
成し、さらに高導電率金属のみからなる高導電率金属領
域を、機械加工によりその内部をくりぬいてほぼ円筒状
に形成するとともに、この円筒の側面に斜めあるいは円
周方向のスリツトを設けて、上記コイル電極部を形成
し、このコイル電極部の裏面側に上記ロツドを接続した
ことを特徴とする真空遮断器用電極の製作方法。
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KR100454697B1 (ko) * | 2001-09-12 | 2004-11-03 | 가부시키 가이샤 메이덴샤 | 진공 차단기용 접촉자 및 상기 접촉자를 이용하는 진공차단기 |
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-
1993
- 1993-03-11 JP JP05077693A patent/JP3159827B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-03-04 DE DE69420602T patent/DE69420602T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-03-04 EP EP94103333A patent/EP0615263B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-03-07 US US08/206,670 patent/US5612523A/en not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |