JP3159449U - 介護用トイレ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】介護者の負担を軽減すると共に、寝たきりの状態でも使用できる介護用トイレ装置を提供する。【解決手段】ポータブル型水洗式トイレ10と洗浄・乾燥装置20を操作する操作部40を設け、操作部40に使用者又は介護者が手動で操作する手動スイッチを設けると共に、ポータブル型水洗式トイレ10と洗浄・乾燥装置20を感知センサー60からの検知により自動で操作する制御手段50を設け、制御手段50は感知センサー60がONすることによりタイマーリレーが作動し設定した時間に従って洗浄・乾燥・水洗を順次自動的に行う。【選択図】図1

Description

本考案は、ポータブル型水洗式トイレに洗浄・乾燥装置を備えた介護用トイレ装置に関し、特に寝たきりの状態でも使用できる介護用トイレ装置に関するものである。
近年、高齢化社会の到来とともに在宅の寝たきり老人の介護が大きな社会問題となってきている。このような方々の介護については、特に排泄物の処理が大変である。また、病院等でベッドに寝ている介護を必要とする病人、老人の方々は排便時に看護婦等の介護者を呼び便器を持って来てもらい排便を行っているのが一般的である。したがって、要介護者にとってはトイレについて日常不便さを感じると共に、世話をする介護者にとっても負担が大きいという問題を有している。そのため、ポータブルトイレ、介護用トイレ又はトイレ付き介護ベッドに関しては、以下に示すような考案が提案されている。
特開2003−135309号公報(特許文献1)には、温水洗浄装置付きのポータブルトイレにおいて、温水洗浄装置の作動に起因した容器からのオーバーフローを防止することを目的とし、温水洗浄装置を有するポータブルトイレにおいて、温水洗浄装置からの温水噴出量を計測する手段と、計測手段で計測された温水噴出量の積算値が所定値に達した場合に温水噴出を制限する制御手段とを備えたことを特徴とする「ポータブルトイレ」が提案されている。
特開2003−147835号公報(特許文献2)には、介護者がリモコン操作しやすい介護用トイレ設備を提供することを目的とし、温水洗浄装置と温水洗浄装置を操作するためのリモコンとを有する介護用トイレ設備において、リモコンの保持部を該ロータンク又はロータンクを覆うカバーに設けたことを特徴とする「介護用トイレ設備」が提案されている。
特開2001−212186号公報(特許文献3)には、ポータブルトイレを装着した使用便利なトイレ付き介護ベッドの提供することを目的とし、ポータブルトイレはスイッチ操作部の操作でマット中間部がマット支持板の下面に退避して開口部を開口し、次にポータブルトイレが上昇して開口部に便座面が露出し、更にスイッチ操作部の操作でポータブルトイレが開口部より退避し、マット中間部が開口部に嵌合されることを特徴とする「トイレ付き介護ベッド」が提案されている。
特開2003−135309号公報 特開2003−147835号公報 特開2001−212186号公報
本考案は、従来から提案されている考案よりも更に介護者の負担を軽減すると共に、寝たきりの状態でも使用できる介護用トイレ装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の考案は、ポータブル型水洗式トイレに使用者の臀部を洗浄した後に乾燥する機能を有する洗浄・乾燥装置を備えた介護用トイレ装置であって、前記ポータブル型水洗式トイレと前記洗浄・乾燥装置を操作する操作部を設け、前記操作部に使用者又は介護者が手動で操作する手動スイッチを設けると共に、前記ポータブル型水洗式トイレと前記洗浄・乾燥装置を感知センサーからの検知により自動で操作する制御手段を設け、前記制御手段は前記感知センサーがONすることによりタイマーリレーが作動し設定した時間に従って洗浄・乾燥・水洗を順次自動的に行うことを特徴とする。
また、請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の介護用トイレ装置を介護ベッドに設置し、要介護者がトイレを使用したい際に前記介護用トイレ装置が所定位置まで昇降する機能を有する昇降装置を備え、前記操作部に使用者又は介護者が前記昇降装置を手動で操作する手動スイッチを設けたことを特徴とする。
以上のように、本考案によれば、手動による操作に加えて感知センサーからの検知により洗浄・乾燥・水洗を順次自動的に行うようにしたので、介護者が不在であって要介護者が寝たきりの状態でもトイレを使用することができる。これにより、要介護者にとってはトイレについて日常感じている不便さを解消することができるばかりでなく、世話をする介護者にとっても負担を軽減することができる。
本考案にかかる介護用トイレ装置の要部を概略的に示したブロック図である。 本考案にかかる介護用トイレ装置を介護ベッドに設置した状態を示す説明図である。 本考案にかかる介護用トイレ装置の制御手段の回路構成を示す図である。 本考案にかかる介護用トイレ装置の処理動作を示すフローチャートである。
以下、本考案の実施の形態について図面を参酌しながら説明する。なお、本考案にかかる介護用トイレ装置は、以下の実施例に限定されるものではなく、内容及び形態等は使用状況によって適宜変更することができる。
図1は、本考案にかかる介護用トイレ装置の要部を概略的に示したブロック図である。図2は、本考案にかかる介護用トイレ装置を介護ベッドに設置した状態を示す説明図である。
本実施例では、介護用トイレ装置を介護ベッドに設置する例について説明するが、本考案はこれに限定されるものではなく、感知センサーからの検知によりタイマーリレーが作動して洗浄・乾燥・水洗を順次自動的に行うようにした洗浄・乾燥装置を備えたポータブル型水洗式トイレについて適宜採用することができる。
介護用トイレ装置Aは、ポータブル型水洗式トイレ10に使用者の臀部を洗浄した後に乾燥する機能を有する洗浄・乾燥装置20を備えている。ここで、ポータブル型水洗式トイレ10とは、便器に給水タンクと排便タンクが接続され、操作により給水弁が開き所定量の水が流れて便器内の排泄物を水洗するタイプの簡易トイレのことをいう。使用できる回数は、給水タンクと排便タンクの容量によって制限されるが、最低でも2〜3回程度は使用できるように容量を設定し、使用後は給水タンクに水を補給すると共に、排便タンクから排泄物等を除去することが必要になる。
図2に示すように、介護用トイレ装置Aを介護ベッドBに設置する場合は、要介護者がトイレを使用したい際に介護用トイレ装置Aがマット70の開口部71の位置まで昇降する機能を有する昇降装置30が設けられる。
使用者又は介護者が手動で操作する操作部40には、ポータブル型水洗式トイレ10の水洗機能、洗浄・乾燥装置20の洗浄機能及び乾燥機能、昇降装置30の昇降機能をそれぞれ操作する手動スイッチ(図示省略)が設けられる。また、ポータブル型水洗式トイレ10と洗浄・乾燥装置20を感知センサー60からの検知により自動で操作する制御手段50が設けられる。
図2に示すように、介護ベッドBは、使用者又は介護者のスイッチ操作に基づきマット70の上半身側がマット支持板と一緒に移動して傾斜姿勢を保持する装置が設けられており、マット支持板の下面には給水タンク12が取り付けられ、給水タンク12から水が供給されて便器内の排泄物は排便タンク13へ押し流される。
なお、給水タンク12を介護ベッドBに直接取り付けない場合は、給水タンク12の収納装置を別途設けてトイレを水洗できるように接続することが必要になる。
図3は、本考案にかかる介護用トイレ装置の制御手段の回路構成を示す図である。
制御手段50は、感知センサー60がONすると制御装置51を通して制御し、タイマーリレー53a、53b、53cが順次入る。タイマーリレー53a、53b、53cはそれぞれ作動時間が異なっており、最初にタイマーリレー53aが作動しタイマー接点54aを閉じることにより、洗浄機能21が働いて予め設定しておいた時間に従って使用者の臀部を洗浄する。次に、タイマーリレー53bが作動しタイマー接点54bを閉じることにより、乾燥機能22が働いて予め設定しておいた時間に従って使用者の臀部を乾燥する。最後に、タイマーリレー53cが作動しタイマー接点54cを閉じることにより、水洗機能11が働いて給水弁が開き便器内の排泄物を水洗した後、待機状態に戻る。
ここで、感知センサー60の種類や設置箇所については様々なタイプが考えられ、例えば、便器内に排泄された排泄物を感知するタイプ、要介護者の腹部の動きから排泄を感知するタイプなどを適宜採用することができる。
また、タイマーリレー53a、53b、53cにおける作動時間の各間隔、洗浄機能21における洗浄時間や噴出水の温度及び水量、乾燥機能22における乾燥時間や送風の温度及び強さ、水洗機能11における流水量については、適宜調節することができるようにしておく。
図4は、本考案にかかる介護用トイレ装置の処理動作を示すフローチャートである。
図4に示すように、ステップS10では制御手段50の状態についての判断がなされ、この判断が「ON」の時にはステップS11の感知センサー60からの検知による自動操作に進む。一方、この判断が「OFF」の時にはステップS16、S18、S20の手動スイッチa、b、cによる手動操作に進む。
ステップS11の感知センサー60からの検知による自動操作が選択された場合、感知センサー60がONすると制御装置51に設定されたプログラムに従ってタイマーリレー53a、53b、53cが順次入り、ステップS12の洗浄、ステップS13の乾燥、ステップS14の水洗を順次自動的に行った後、停止する(ステップS15)。このため、介護者が不在であって要介護者が寝たきりの状態でもトイレを使用することができる。
一方、自動操作が選択された場合、使用者又は介護者が手動スイッチa、b、cをそれぞれ手動で操作して、ステップS17の洗浄、ステップS19の乾燥、ステップS21の水洗を行う。
A 介護用トイレ装置
B 介護ベッド
10 ポータブル型水洗式トイレ
11 水洗機能
12 給水タンク
13 排便タンク
20 洗浄・乾燥装置
21 洗浄機能
22 乾燥機能
30 昇降装置
40 操作部
50 制御手段
51 制御装置
52 電源装置
53 タイマーリレー
54 タイマー接点
60 感知センサー
70 マット
71 開口部

Claims (2)

  1. ポータブル型水洗式トイレに使用者の臀部を洗浄した後に乾燥する機能を有する洗浄・乾燥装置を備えた介護用トイレ装置であって、前記ポータブル型水洗式トイレと前記洗浄・乾燥装置を操作する操作部を設け、前記操作部に使用者又は介護者が手動で操作する手動スイッチを設けると共に、前記ポータブル型水洗式トイレと前記洗浄・乾燥装置を感知センサーからの検知により自動で操作する制御手段を設け、前記制御手段は前記感知センサーがONすることによりタイマーリレーが作動し設定した時間に従って洗浄・乾燥・水洗を順次自動的に行うことを特徴とする介護用トイレ装置。
  2. 請求項1に記載の介護用トイレ装置を介護ベッドに設置し、要介護者がトイレを使用したい際に前記介護用トイレ装置が所定位置まで昇降する機能を有する昇降装置を備え、前記操作部に使用者又は介護者が前記昇降装置を手動で操作する手動スイッチを設けたことを特徴とする介護用トイレ装置。
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