JP3159447U - キャスタスリーブ - Google Patents

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Abstract

【課題】オフィスチェア等の脚部とキャスタ連結軸との連結が緊密であり、騒音の発生を防止したキャスタスリーブを提供する。【解決手段】キャスタスリーブであって、その内外側に対応する位置に、それぞれ、取り囲む円弧突起が形成され、キャスタ連結軸の頂部に嵌設され、その内側円弧突起がキャスタ連結軸のリング状溝内に位置する。スリーブが嵌設されたキャスタが、その連結軸を脚部の軸溝に挿設するように脚部に結合されると、スリーブの外側にある円弧突起が脚部軸溝の壁面により圧接される。【選択図】図2

Description

本考案は、キャスタスリーブに関し、さらに詳しくは、キャスタ連結軸の頂部に嵌設されて、キャスタ連結軸に緊密に当接し、キャスタをオフィスチェア等の脚部に結合した場合に、オフィスチェア等の移動の際、構造から生ずる騒音の発生防止及びキャスタ連結軸と脚部との摩耗の低減が可能なキャスタスリーブに関する。
一般のオフィスチェアに使用されるキャスタ3は、図6と図7に示すように、連結軸1の下端にローラ31を結合して構成されるものであり、キャスタ3を脚部4に結合する前、その連結軸1の頂部に形成されたリング状溝11内に、C形リング2が嵌設される。図6及び図7に示すように、C形リング2が嵌設された頂部が、脚部4の軸溝41内に挿設され、上記C形リング2により、脚部4の軸溝41に緊密に当接して脚部4と安定的に結合されるが、このようなC形リング2が嵌設されたキャスタ連結軸1は、C形リング2が、リング状溝11内に嵌設された後も、リング状溝11に完全に密着せず、上記リング状溝11との間に、僅かの隙間12が発生するため、キャスタ3が、回転すると、上記C形リング2が、上記リング状溝11内において、揺動しながら、リング状溝11の壁面や脚部4の軸溝41の壁面に摩擦して騒音が発生する。また、C形リング2と脚部4とが、金属材質からなるため、長期に使用すると、両者の間において、摩耗現象が発生し、C形リング2と脚部4の軸溝41との隙間が、更に大きくなり、騒音も増大するという問題がある。
かかる状況下において、椅子等へのキャスタ取付け構造については各種の提案があり、例えば、特許文献1に記載された取付け構造が提案されているが、前記の如きスリーブによる騒音の防止、摩耗の現象の防止等については開示がない。
特開2008−6190号公報
従って、本考案の課題は、オフィスチェア等の脚部へキャスタを取付けたことにより、前記の如きオフィスチェア等の移動の際に発生する騒音、金属面の摩耗等を防止する構造を提供する点にある。
そこで、本考案者は、前記の本考案の課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、キャスタ連結軸の外側に設ける円弧突起を有する特定の構造のキャスタスリーブを採用することにより、前記課題を解決できることに着目し、かかる知見に基いて本考案に想到するに至った。
すなわち、本考案の主な目的は、脚部に結合された後、その外側の円弧突起が、脚部軸溝の内壁面によって圧接され、内側に設けた円弧突起が、上記圧接により、更に、連結軸リング状溝内に嵌入して、連結軸と脚部とが、隙間無しに、完全に密着するので、キャスタが転動しても、連結軸や脚部に衝突することにより発生する騒音を防止することができるキャスタスリーブを提供する点にある。
また、本考案の他の目的は、プラスチック製のスリーブと金属製の脚部とが、異なる材質であるため、両者の摩擦が低減され、長期に使用しても、摩耗によりスリーブと脚部との間に、隙間が発生して、騒音を発するようなことを防止することができ、また、耐用寿命を向上させたキャスタスリーブを提供する点にある。
かくして、本考案によれば、請求項1において、
キャスタスリーブであって、該キャスタスリーブの内側において、キャスタ連結軸の頂部に形成されたリング状溝に対応する位置に、取り囲む円弧突起が形成され、前記キャスタスリーブの外側において、前記内側円弧突起に対応する位置に、取り囲む円弧突起が形成されることを特徴とするキャスタスリーブが提供される。
また、請求項2に係る考案によれば、前記内側円弧突起の幅が、キャスタ連結軸頂部のリング状溝の幅に比較して大きく、前記内側円弧突起が緊密にキャスタ連結軸に当接し圧接してなることを特徴とする請求項1に記載のキャスタスリーブが提供される。
本考案によれば、前記の通りの構成からなることから、オフィスチェア等の脚部にキャスタを緊密に取付けることができ、キャスタ連結軸と脚部との接触により発生する騒音を防止し、また、金属材質部分の摩耗の防止を図ることができる。
以下、図面を参照しながら、本考案の特徴や技術内容について、詳しく説明する。もっとも、それらの図面等は、参考や説明のためであり、本考案は、それらによって限定されるものではない。
本考案に係るキャスタスリーブ5は、図1乃至図5に示すように、円筒状であり、その内側において、キャスタ6の連結軸7の頂部に形成されたリング状溝71に対応する位置に、取り囲む円弧突起52を形成してある。また、上記円弧突起52の幅が、連結軸7のリング状溝71の幅よりやや大きく、その外側において、内側に形成してある円弧突起52に対応する位置に、リング状の円弧突起51を形成してある。キャスタ6が脚部8に結合される前、スリーブ5をキャスタ6の連結軸7の頂部に嵌設すると、スリーブ5の内面に形成してある円弧突起52が、連結軸7の頂部に形成されたリング状溝71内に位置するように構成してある。
スリーブ5が嵌設されたキャスタ6を、その連結軸7で脚部8の軸溝81内に挿設すると、スリーブ5の外側に形成された円弧突起51が、脚部8の軸溝81の壁面によって圧接され、連結軸7が軸溝81に密着する。それにより、キャスタ6と脚部8とが結合された時、スリーブ5の外側円弧突起51が、脚部8の軸溝81の壁面により圧接されて内部へ圧縮される。そして、その時スリーブ5の内面に形成してある円弧突起52が、上記の圧接により、更に、連結軸7のリング状溝71内へ嵌入し、連結軸7及び脚部8とを隙間無しに密着させることができる。
このようにして、キャスタ6が回転する時、スリーブ5が連結軸7及び脚部8とを隙間無しに密着できるため、スリーブ5が連結軸7及び脚部8に衝突して騒音を発するようなことが防止される。
本考案の一実施形態によるキャスタスリーブをキャスタ連結軸に嵌設した状態のキャスタ連結軸の斜視図である。 本考案の一実施形態によるキャスタスリーブをキャスタ連結軸から分離した状態のキャスタ連結軸の斜視図である。 本考案の一実施形態によるキャスタスリーブをキャスタ連結軸に嵌設した状態の断面図である。 本考案の一実施形態によるキャスタスリーブの使用状態の断面図である。 図4で示すキャスタスリーブのA部拡大図である。 従来のキャスタ連結軸の分解斜視図である。 従来のキャスタ連結軸の使用状態図である。
1 連結軸
11 リング状溝
12 隙間
2 C形リング
3 キャスタ
31 ローラ
4 脚部
41 軸溝
5 スリーブ
51 、52 円弧突起
6 キャスタ
7 連結軸
71 リング状溝
8 脚部
81 軸溝

Claims (2)

  1. キャスタスリーブであって、該キャスタスリーブの内側において、キャスタ連結軸の頂部に形成されたリング状溝に対応する位置に、取り囲む円弧突起が形成され、前記キャスタスリーブの外側において、前記内側円弧突起に対応する位置に、取り囲む円弧突起が形成されることを特徴とするキャスタスリーブ。
  2. 前記内側円弧突起の幅が、キャスタ連結軸頂部のリング状溝の幅に比較して大きく、前記内側円弧突起が緊密にキャスタ連結軸に当接し圧接してなることを特徴とする請求項1に記載のキャスタスリーブ。



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