JP3196480U - 配線接続装置及び配線接続用ボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】配線ケーブルに損傷が生じることを効果的に防止しつつ、安定した状態で配線ケーブルの抜けを防止することができる配線接続装置を提供する。【解決手段】本実施の形態の配線接続装置は、ボックス本体2と、ボックス本体2の壁部に形成されると共にボックス本体2の内部と外部とを連通する筒部3と、を有する配線接続用ボックスと、筒部3に通される配線ケーブル10と、結束バンド6と、を備える。筒部3に、周方向に離間する複数の貫通孔5が形成されており、筒部3に通された配線ケーブル10が、2つの貫通孔5に通されて環状をなす結束バンド6の内側に通され、結束バンド6が締め付けられることにより筒部3に保持されている。【選択図】図3

Description

本考案の実施の形態は、配線接続装置及び配線接続用ボックスに関する。
コンセントボックスやスイッチボックス等の配線接続用ボックスは、建造物の壁や床等に多く設置されている。配線接続用ボックスには、大部分が建造物の壁や床等に埋め込まれるように設置される埋め込みタイプや、全体的に外部に露出するように設置される露出タイプ等がある(例えば、特許文献1参照)。
このような配線接続用ボックスは、一般的に、スイッチ等が支持されるボックス本体を備えており、ボックス本体の壁部に、配線ケーブルを通すための貫通孔が形成されている。ボックス本体の内部においては、貫通孔を通された配線ケーブルとスイッチ等の接点とが、接続されるようになっている。
上述のように配線ケーブルが貫通孔に通される際、配線ケーブルの外径が、貫通孔の内径よりも小さい場合には、配線ケーブルと貫通孔との間に隙間が生じる。この場合、配線ケーブルが抜け易くなり、また、配線ケーブルが貫通孔の内周縁に接触して配線ケーブルの外周面に損傷が生じ易くなるという問題がある。このような問題を考慮して、ボックス本体の壁部に配線ケーブルを通すための筒部が形成され、この筒部に径方向に貫通するネジ部材が設けられる構成が知られている。
上記の構成では、ネジ部材によって、筒部内に通された配線ケーブルが筒部の内周面に押し当てられた状態で保持されることにより、配線ケーブルの抜けを防止することができるとともに、配線ケーブルの移動を規制することによって当該ケーブルが筒部の内周面に接触することを防止することができる。
特開2004−320857号公報
しかしながら、上述のようにネジ部材によって配線ケーブルを筒部の内周面に押し当てる構成では、ネジ部材から配線ケーブルに局所的に力が付与されてしまい、配線ケーブルに損傷が生じる虞がある。
また、配線ケーブルの外径と筒部の内径との差が大きい場合には、配線ケーブルが筒部の内周面に押し当てられた状態で保持されたとしても、配線ケーブルがネジ部材と筒部との間から脱落し易い。そのため、保持状態が不安定であるという問題もある。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、配線ケーブルに損傷が生じることを効果的に防止しつつ、安定した状態で配線ケーブルの抜けを防止することができる配線接続装置及び配線接続用ボックスを提供することを目的とする。
実施の形態による配線接続装置は、ボックス本体と、前記ボックス本体の壁部に形成されると共に前記ボックス本体の内部と外部とを連通する筒部と、を有する配線接続用ボックスと、前記筒部に通される配線ケーブルと、結束バンドと、を備え、前記筒部に、周方向に離間する複数の貫通孔が形成されており、前記筒部に通された前記配線ケーブルが、前記複数の貫通孔のうちの2つの貫通孔に通されて環状をなす前記結束バンドの内側に通され、前記結束バンドが締め付けられることにより前記筒部に保持されていることを特徴とする。
また、実施の形態による配線接続用ボックスは、ボックス本体と、前記ボックス本体の壁部に形成されると共に前記ボックス本体の内部と外部とを連通する筒部と、を備える配線接続用ボックスであって、前記筒部に、周方向に離間する複数の貫通孔が形成されており、前記筒部に通される配線ケーブルを、前記複数の貫通孔のうちの2つの貫通孔に通されて環状をなす結束バンドの内側に通し、前記結束バンドを締め付けることにより前記筒部に保持するように構成されていることを特徴とする。
本考案によれば、配線ケーブルに損傷が生じることを効果的に防止しつつ、安定した状態で配線ケーブルの抜けを防止することができる。
実施の形態にかかる配線接続装置を表面側から見た斜視図である。 実施の形態にかかる配線接続装置を裏面側から見た斜視図である。 図2の拡大図である。 配線ケーブルが通された状態の配線接続用ボックスの筒部の径方向に沿う断面図である。
以下に、添付の図面を参照して、本実施の形態について詳細に説明する。
図1及び図2には、本実施の形態にかかる配線接続装置100の斜視図が示されている。この配線接続装置100は、配線接続用ボックス1と、配線ケーブル10と、結束バンド6と、を備えている。
図1及び図2に示すように、配線接続用ボックス1は、ボックス本体2と、ボックス本体2の壁部に形成されると共にボックス本体2の内部と外部とを連通する筒部3と、を有している。配線接続用ボックス1は、例えば、ステンレス、アルミ等の金属、又は、ポリエチレン等のプラスチックから形成されている。配線接続用ボックス1は、いわゆるスイッチボックスである。ボックス本体2は、スイッチ4が配置された表面側壁部2Aと、表面側壁部2Aが外部に指向する方向とは反対の方向に向けて表面側壁部2Aの外周部から延びる周壁部2Bと、を一体に有している。
図示の例において、表面側壁部2Aは長方形状に形成されており、周壁部2Bは、断面視で長方形の枠状を呈するように形成されている。周壁部2Bは、表面側壁部2A側とは反対側の方向に開放している。この配線接続用ボックス1は、表面側壁部2A及びスイッチ4が外部に露出するように、ボックス本体2が例えば壁や床等に固定されて使用されるようになっている。なお、配線接続用ボックス1は、いわゆる埋め込みタイプであってもよい。
筒部3は、周壁部2Bのうちの図面の上方側の部分から外部に突出するように形成されている。筒部3は円筒状に形成されており、この筒部3には、配線ケーブル10が通されている。筒部3を通された配線ケーブル10は、ボックス本体2の内部において、スイッチ4の接点に接続されるようになっている。なお、配線ケーブル10とスイッチ4との接続構造については、従来公知のため、その説明は省略する。また、図1及び図2においては、説明の便宜上、当該接続構造に関する部分が省略されている。
図3には、図2における筒部3の周辺が拡大して示されている。図3に示すように、筒部3には、当該筒部3の周方向に離間する複数の貫通孔5(図示の例では2つ)が形成されている。これら貫通孔5は、筒部3のうちの表面側壁部2Aが位置する側とは反対側の部分に形成されている。また、これら貫通孔5は、筒部3の軸方向で同一の高さ位置に形成されている。
ここで、図3に示すように、結束バンド6は、紐状の部材であり、2つの貫通孔5に通されて環状をなすように連結されている。そして、この配線接続装置100においては、筒部3に通された配線ケーブル10が、2つの貫通孔5に通されて環状をなす結束バンド6の内側に通され、結束バンド6が締め付けられることにより、筒部3に保持されるようになっている。これにより、配線ケーブル10は、結束バンド6によって抜けが防止された状態に保持されている。
図4は、筒部3の径方向に沿う断面図を示しており、同図には、結束バンド6による配線ケーブル10の保持状態が示されている。図4に示すように、本実施の形態では、配線ケーブル10が、2つの貫通孔5の間において筒部3の内周面に当接した状態で維持されるように、結束バンド6によって押し付けられている。すなわち、結束バンド6は、その内側に通された配線ケーブル10が筒部3の内周面に当接した状態で維持されるように、その径の大きさが調整されて締め付けられている。
図4に示すように、結束バンド6は、バンド本体6Aと、バンド本体6Aの一端部に設けられた結合部6Bと、を有している。結合部6Bには、バンド本体6Aの他端部を一方向に通過させる通し孔6Cが形成されている。この結合部6Bは、バンド本体6Aのうちの通し孔6Cの内部に通された部分が他方向へ抜けることを規制する構造となっている。このような構造を有する結束バンド6としては、例えば、インシュロック(登録商標)等が挙げられる。なお、結束バンド6は、ナイロン、ポリエチレン等のプラスチックから形成されている。
以上のような配線接続装置100における配線接続用ボックス1の筒部3に対する配線ケーブル10の保持作業の一例を説明すると、まず、ボックス本体2における筒部3に配線ケーブル10が通される。その後、結束バンド6が2つの貫通孔5に通されて、環状をなすように連結され、配線ケーブル10を、結束バンド6の内側に通した状態とする。
結束バンド6が環状をなすように連結する際、例えば、バンド本体6Aの一端部に設けられた結合部6Bを筒部3の外側に配置した状態で、バンド本体6Aの他端部を2つの貫通孔5のうちの一方の貫通孔5に通して筒部3の内部に進入させ、配線ケーブル10の外周を通過させた後、他方の貫通孔5から筒部3の外部に引き出して、結合部6Bの通し孔6Cに通過させる。その後、結束バンド6は、配線ケーブル10が筒部3の内周面に当接した状態で維持されるように、その径の大きさが調整されて締め付けられる。これにより、配線ケーブル10は、結束バンド6によって抜けが防止された状態に保持される。ここで、作業効率を向上させるために、結合部6Bとバンド本体6Aの他端部側との連結は、筒部3の外部で行うことが好ましい。
以上に記載した本実施の形態によれば、筒部3に通された配線ケーブル10が、2つの貫通孔5に通されて環状をなす結束バンド6の内側に通され、配線ケーブル10が、結束バンド6が締め付けられることにより筒部3に保持されている。この構成では、結合バンド6から配線ケーブル10に局所的に力が付与されない状態で、結束バンド6によって配線ケーブル10の抜けが防止される。また、結束バンド6は、配線ケーブル10を囲うようにして、配線ケーブル10の移動を規制するため、安定した状態で配線ケーブル10の抜けを防止することができる。
これにより、本実施の形態によれば、配線ケーブル10に損傷が生じることを効果的に防止しつつ、安定した状態で配線ケーブル10の抜けを防止することができる。
また、本実施の形態では、筒部3に貫通孔5を形成するのみで、配線ケーブル10の保持構造を形成できるため、製造コストをかけずに配線ケーブル10の抜けを防止することができる利点もある。
また、本実施の形態では、貫通孔5が、筒部3のうちの表面側壁部2Aが位置する側とは反対側の部分に形成されている。これにより、貫通孔5が目立たなくなることで、外観が損なわれることを防止することができる。
以上、本考案の実施の形態を説明したが、上記の実施の形態は、例として提示したものであり、考案の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、考案の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施の形態やその変形は、考案の範囲や要旨に含まれるとともに、実用新案請求の範囲に記載された考案とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上述の実施の形態では、筒部3に貫通孔5が2つ形成される例を説明したが、3つ以上形成されてもよい。
また、上述の実施の形態では、配線接続用ボックスとしてスイッチボックスを例示したが、配線接続用ボックスは、コンセントボックス等であっても構わない。コンセントボックスである場合には、上述した表面側壁部2Aには、コンセントが支持される。
1 配線接続用ボックス
2 ボックス本体
2A 表面側壁部
2B 周壁部
3 筒部
4 スイッチ
5 貫通孔
6 結束バンド
6A バンド本体
6B 結合部
6C 通し孔
10 配線ケーブル
100 配線接続装置

Claims (4)

  1. ボックス本体と、前記ボックス本体の壁部に形成されると共に前記ボックス本体の内部と外部とを連通する筒部と、を有する配線接続用ボックスと、
    前記筒部に通される配線ケーブルと、
    結束バンドと、を備え、
    前記筒部に、周方向に離間する複数の貫通孔が形成されており、
    前記筒部に通された前記配線ケーブルが、前記複数の貫通孔のうちの2つの貫通孔に通されて環状をなす前記結束バンドの内側に通され、前記結束バンドが締め付けられることにより前記筒部に保持されていることを特徴とする配線接続装置。
  2. 前記ボックス本体は、スイッチ又はコンセントが配置された表面側壁部と、前記表面側壁部が外部に指向する方向とは反対の方向に向けて前記表面側壁部の外周部から延びる周壁部と、を有し、
    前記筒部は、前記周壁部に形成されており、
    前記複数の貫通孔は、前記筒部のうちの前記表面側壁部が位置する側とは反対側の部分に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の配線接続装置。
  3. ボックス本体と、前記ボックス本体の壁部に形成されると共に前記ボックス本体の内部と外部とを連通する筒部と、を備える配線接続用ボックスであって、
    前記筒部に、周方向に離間する複数の貫通孔が形成されており、
    前記筒部に通される配線ケーブルを、前記複数の貫通孔のうちの2つの貫通孔に通されて環状をなす結束バンドの内側に通し、前記結束バンドを締め付けることにより前記筒部に保持するように構成されていることを特徴とする配線接続用ボックス。
  4. 前記ボックス本体は、スイッチ又はコンセントが配置された表面側壁部と、前記表面側壁部が外部に指向する方向とは反対の方向に向けて前記表面側壁部の外周部から延びる周壁部と、を有し、
    前記筒部は、前記周壁部に形成されており、
    前記複数の貫通孔は、前記筒部のうちの前記表面側壁部が位置する側とは反対側の部分に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の配線接続用ボックス。
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