JP3159224U

JP3159224U - ノート等の筆記用紙

Info

Publication number: JP3159224U
Application number: JP2010001041U
Authority: JP
Inventors: 井口　栄一; 栄一井口; 俊隆今井; 恵子金子
Original assignee: マルマン株式会社
Priority date: 2010-02-19
Filing date: 2010-02-19
Publication date: 2010-05-13
Anticipated expiration: 2020-02-19

Abstract

【課題】ノートやリーガルパッド、レポートパッド、ルーズリーフ用紙、メモ用紙等の筆記用紙の区分け部にドットを表示して、筆記紙面が書き易く、かつ見易くて使用に便利なノート等の筆記用紙を提供する。【解決手段】筆記用紙１には、横罫線２が表示されており、この横罫線２の項目名を記載する欄７と本文の記載する欄８の境界をなす区分け部１３にドット６が表示されている。このドット６には横罫線の上辺から１０本目ごとに他の部分より大きいドット９が表示されている。【選択図】図１

Description

本考案は、ノートやリーガルパッド、レポートパッド、ルーズリーフ用紙、メモ用紙等の筆記用紙の区分け部にドットを表示した使用し易いノート等の筆記用紙に関する。

ノートに横罫や縦罫線を引きその罫線の上下辺に目印を表示した筆記用紙が知られている。また、書き易くしかつ読み易くするために罫線にとぎれ目を設けたもの、あるいは英文字や図形が容易に筆記できるように罫線の全面に傾斜させた線状のドットを設けたものが考えられている。

しかし、上記のように罫線の上下辺のみに目印が表示されているものは、ノートに項目名を記載する欄を区分けして表示する際に、上下辺の目印間を定規を用いて線引きしているのが実状であり、そのために手間がかかり、しかも線引きするために常時手元に定規を用意しておく必要があり面倒でもあった。
更に、罫線にとぎれ目を設けたもの及び罫線に傾斜させた線状のドットを設けたものは、罫線の全面にとぎれ目や斜線状のドットが設けられているので、これらのとぎれ目や斜線状のドットが記載する際に目障りとなり使用し難いものであった。

登録実用新案第３０２２１８８号公報（段落「０００５」、「０００６」、図１）登録実用新案第３１４９１７９号公報（段落「０００８」、「００１０」、図１）

本考案は、上記の問題点を解消するものであって、筆記用紙面が書き易く、かつ見易くて使用に便利なノート等の筆記用紙を提供しようとするものである。

本考案は、筆記用紙面の罫線の区分け部にドットを表示するようにしたものであり、この区分け部には、項目名を記載する欄、項目名の記載欄と本文の記載欄の境界部分、本文のコラム欄を仕切る部分が含まれる。また、その区分け部の罫線に表示されるドットは、罫線の上辺または右辺から５本目あるいは１０本目ごとにドットの大きさを他の部分のドットより大きく表示するようにしたものである。

本考案は、上記のように筆記用紙面の罫線の区分け部にドットが表示されているので、簡便かつ容易に項目名の欄と本文の欄を区分けして記載したり、本文の欄をコラムごとに区分けして記載することができ、またそのドットが目安となって文字を整然ときれいに記載することができる。更に、ドットを罫線の上辺または右辺から５本目ごとや１０本目ごとにドットの大きさを他の部分のドットより大きく表示しているので、記載される文字数を容易に知ることができると共に文字揃えも簡単にできる。

本考案の一実施例を示す平面図である。他の実施例を示す平面図である。更に他の実施例を示す平面図である。

本考案は、ノートやリーガルパッド、レポートパッド、ルーズリーフ用紙、メモ用紙等の筆記用紙に適用することができるものであるが、以下、ノートを実施例として説明する。
図1において、筆記用紙１は、横罫線２を有し、この横罫線の上辺３及び下辺４に目印５が等間隔で設けられている。横罫線２の左側から５番目の目印５に相当する横罫線上には、上辺３から下辺４に亘ってドット６が表示されており、このドットの表示によって項目名を記載する欄７と本文を記載する欄８が区分けされ、区分け部１３が形成される。なお、ドット６は、項目名を記載する欄７の幅に相応して横罫線２の左側から適当な位置に表示することができる。

上記ドット６は、種々の大きさとすることができるが、項目名を記載する欄７と本文を記載する欄８の境界が認識できる程度の大きさであればよい。また、この例では、ドット６を横罫線２の上辺から１０本目ごとに他の部分のドットより大きいドット９として表示しているが、このドットを５本目等ごとに表示するようにしてもよい。

図２に示す筆記用紙１は、項目名を記載する欄７の横罫線２全体にドット６が表示されており、これによって区分け部１３が形成されている。なお、このドット６には、上記図１と同様に大きいドット９が表示されている。

図３に示す筆記用紙１は、コラム欄１０を左欄１１と右欄１２に形成するために、本文を記載する欄８に適宜の間隔で（この例では目盛２個分）ドット６が表示され、区分け部１３が形成されている。なお、このドット６には、上記図１と同様に大きいドット９が表示されている。
上記筆記用紙１には、図１または図２に示すように、項目名を記載する欄７と本文を記載する欄８の境界の区分け部１３または項目名を記載する欄７の区分け部１３にドット６を表示するようにしてもよく、また、上記コラム欄１０を３箇所等と複数設けたり、縦横に設けたりしてもよい。

実施例では、横罫線を有する筆記用紙ついて説明しているが、上記ドット６、９は、縦横罫線を有する筆記用紙にも同様にして用いることができる。

筆記用紙１には、頁の表示欄１４や日付の表示欄１５を設けたり、横罫線２の欄外の両側または片側に５行あるいは１０行ごとに目印１６を設けたり、タイトル欄１７や項目欄１８を設けたりすることができる。

ノートやリーガルパッド、レポートパッド、メモ用紙等の筆記用紙の場合には、一般に左側や右側、上部側で綴られるが、ルーズリーフ用紙の場合には、バインダー等に綴られるので筆記用紙に適宜数の綴り穴が設けられる。

１筆記用紙２横罫線６ドット７項目名を記載する欄８本文を記載する欄９大きいドット１０コラム欄１３区分け部

Claims

横罫線または縦罫線を有する筆記用紙において、記載事項を区分けする区分け部に位置する罫線にドットを表示したことを特徴とするノート等の筆記用紙。
区分け部が項目名を記載する欄と本文を記載する欄との境界である請求項１に記載のノート等の筆記用紙。
区分け部が項目名を記載する欄である請求項１に記載のノート等の筆記用紙。
区分け部がコラム欄を仕切る部分である請求項１に記載のノート等の筆記用紙。
罫線の上辺または右辺から５本目あるいは１０本目ごとにドットの大きさを他の部分のドットより大きく表示した請求項１ないし４のいずれかに記載のノート等の筆記用紙。