JP3158650U - トング式吊具 - Google Patents

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浩之 曽我
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【課題】トングポンチを食い込ませない状況でも落荷の危険を防止するトング式吊具を提供する。【解決手段】トング式吊具1のアーム2およびリンク材3を回転自由に結合する二つの支点4または同支点の付近を相互に結合する部材(以下ロックバー5と呼ぶ)の一方の端部付近に回転中心6を設け、該ロックバー5が回転中心6の周りを、アーム2が開閉する面と略平行な面内で所定角度回転可能に支点4の付近に装着する。ロックバー5の回転中心6とは反対方向端部は鉤状または切欠き状の引掛部7を有する。一方前記回転中心6を有する側とは反対側に位置する支点4あるいは該支点の付近には突起8を設け、引掻部7と嵌合してロックバー5が支点4相互の相対的な間隔の拡大を防止するように配置する。ロックバー5の所定回転角とは、引掛部7を突起8に嵌脱できる角度をいう。【選択図】図1

Description

本考案は、トング式吊具の吊荷落下を防止する装置に関するものである。
トング式吊具とは2本の長い部材で成るアームの一端をはさみ状に開閉できるように構成され、2本のアームから成るはさみ状の端部の間に物体を挟んで保持する機能を有する。同吊具は通常物体を吊上げて位置移動作業を行うクレーン等荷役機械から吊下げて使用される。前記物体を挟むアームの端部(以下保持端と呼ぶ)は吊り対象の物体(以下吊荷と呼ぶ)を確実に保持する目的で吊荷の表面に食い込む爪(トングポンチと呼ぶ)を備えるものが多い。保持端を有するアームの開閉操作は吊具に組み込んだ動力装置によるか、あるいはアームの自重により保持端が閉まる方向に駆動されるよう構成したリンク機構を使用するのが一般的である。アームの自重を利用して閉める操作を行わせる形式のトング式吊具の例は図3に示すものである。
図3においてトング式吊具20はアーム22を有し、該アーム22の中間部はアーム保持梁23の両端部に設けた支点24において回転可能に結合され、前記支点24から下方に位置するアーム22の部分は吊荷を挟む空間を構成する。一方同アーム22の端部であって支点24の上方にある端部の各々は2本の長い部材で成るリンク材25の一方の端部に位置する支点26において回転可能に接続される。前記リンク材25の支点26から延びる部分は相互に交差するように配置して端部をクレーン等荷役機械の吊上げ装置に装着したヘッドブロック27あるいは同種の部材に対して支点28により回転可能に接続される。なお、アーム22のリンク材25に接続される側の範囲では図3に示すようにアーム22が相互に交差するように配置することが通常である。アーム22の下部先端部33には吊荷の外面に食い込む爪状の部材、トングポンチ29が設けられる。なお前記トングポンチ29の爪の向きをアーム22の位置変化にかかわらず略一定の向きに保持するリンク機構が付加されるのが一般であるが図3では表示を省略してある。
図3において保持梁23には通常は荷役機械の吊上げ装置に装着したヘッドブロック27に設置したウインチにより巻き上げ下げするロープ30が接続され前記ウインチの操作により上下方向に移動させることができる。ロープ30を巻き上げ方向に操作すると保持梁23が上昇し、その結果2本のリンク材25の開きが拡大し、アームの支点24より下方の重量に克ってアーム22同士の開きも拡大する。前記ウインチを操作してロープ30の高さを調整してアーム22相互の開きを適当の設定し、荷役機械を運転してトング式吊具20を吊荷31に対して位置決めし、ウインチ操作によりロープ30を巻き下げれば同ロープ30により保持されていた保持梁23が吊具重量により降下し、結果としてアーム22相互の開きが狭まり、トングポンチ29が吊荷31の外面に接触し、さらにアーム22の重量により吊荷31の表面から食い込む。図3(a)はトング式吊具20により断面が略円形の吊荷31をトングポンチ29で保持している状況を示す。
図3(a)が本来想定したトング式吊具の使用形態であるが、実際の使用状況においては吊荷の大きさに相違があり、一例を図3(b)に示すように小さい吊荷、例えば図3(b)に示す断面が小さい半径の円である場合には該吊具のトングポンチ29が吊荷断面の円の中心から下方にずれて位置決めされるとアーム22の下部先端の狭まりに応じて吊荷が上方へ持ち上がり、図3(b)に示すようにトングポンチ29が吊荷31の側方に食い込まず吊荷31の下に入り込む場合がある。図3(b)の状態で吊具および吊荷を巻き上げすると吊荷31の自重がアーム22の開く方向に加わり不安定な状態に陥るケースがあり、その上に荷役機械の運動等不測の力が吊具や吊荷に加わって不安定状態にあるアーム22の開きを拡大し、吊荷の落下を引き起こす危険がある。
吊具が図3(b)の状態で吊荷を把持したかどうかの判断はクレーン運転手の判断によるが、運転室等からの目視によっては確認しにくいため図3(b)の状態で吊上げてしまう場合も多く潜在的に吊荷落下の危険がある。実際に落下事故に発展した事例も多い。前述の問題点を解決する方法としてはアーム22のトングポンチ29に相互の間隔を制限するロック機構を設け、吊荷自重によるアーム22の開き方向への動作を防止することが考えられる。しかしこの方法は吊具の先端に位置して吊荷との接触や衝突を発生しやすい場所にロック機構や制御手段を設置する必要があり、破損する恐れがある。またこの種吊具の用途は吊荷が熱せられた鋼材を対象とする場合が多くロック機構が高温にさらされるので信頼性に問題があるうえ、コストも高くなる。
特開2000−355482号公報
解決しようとする問題点は、トング式吊具のアーム22の先端部33が図3(b)に示す状態で吊荷31の下方に入り込み、吊荷自重がアーム22相互の開きを拡大させる力を生じさせる場合においても吊荷の落下を防止できる信頼性が高く、低コストのトング式吊具の考案である。
図3(b)に示す状態において吊具のアーム22に対して相互に開く向きに吊荷31の自重により生ずる力に対抗するには、図3(b)におけるリンク材25相互の開きあるいはアーム22の上方先端部の相互の開きを防止する力を加えればよい。すなわち前記の開きを防止する力としては、リンク材25相互あるいはアーム22の上方先端部(またはそれらの付近の個所)相互の間に引張力を加えることにより、吊荷自重により生ずる前記の開き方向の力と対抗させればよい。前記の引張力はリンク材25とアーム22の上方先端を回転可能に接続している支点26またはそれらの付近の個所同士を結合する部材、例えば二つの支点26同士またはその付近を梁状の部材でつなぐか、あるいはロープ等で繋いで両支点26の間隔の拡大を制限するように構成すればよい。
図1により本考案について説明する。図1においてトング式吊具1のアーム2およびリンク材3を回転自由に結合する二つの支点4または同支点の付近を相互に結合する部材(以下ロックバー5と呼ぶ)の一方の端部付近に回転中心6を設け、該ロックバー5が回転中心6の周りを、アーム2が開閉する面と略平行な面内で所定角度回転可能に支点4の付近に装着する。ロックバー5の回転中心6とは反対方向端部は鉤状または切欠き状の引掛部7を有する。一方前記回転中心6を有する側とは反対側に位置する支点4あるいは該支点の付近には突起8を設け、引掻部7と嵌合してロックバー5が支点4相互の相対的な間隔の拡大を防止するように配置する。ロックバー5の所定回転角とは後記の引掛部7を突起8に嵌脱できる角度をいう。
図1に示すロックバー5は回転中心6の周りに所定角度回転する手段、例えば回転中心6の周りにロックバー5を回転できるように配置したロータリアクチュエータ、ロックバー5に接続したロープを引き込み、繰り出しすることにより回転する手段、回転中心6側においてロックバー5に取り付けたレバー9を駆動ロッド15により回転させるなどの手段を設けクレーン運手室等より遠隔操作を可能とする。吊具1のアーム2が閉じ方向に動作し、前記ロックバー5の鉤状引掛部7に突起8が引っ掛かる位置においてロックバー5を下方に回転させるように操作すれば、引掛部7と突起8が嵌合して支点4間の間隔を一定長さに保持し、結果としてアーム2の開き度を制限する。
引掛部7としてはロックバー5の端部を曲げて形成した鉤状のもの、ロックバー5の片方に開く切欠き状のものがある。ロックバー5の回転中心6と引掛部7間の長さを適宜選択してアーム2の所要の開きにおいてロックバー5の引掛部7が突起8にはまり込むようにする。通常はアーム2が完全に閉じた状態(トングポンチ同士が設計上相互に最も接近する位置)で前記引掛部7が突起8に嵌まるように選択する。アーム2の閉じ位置が特定の位置(例えばトングポンチ21同士が最接近する位置)のみ開き度合いを制限する場合には、引掛部7は鉤状または1つ以内の切欠きを設けることでよいが、アーム2の複数の閉じ位置にて保持する必要がある場合にはロックバー5は例えばボールねじを組み込んで伸縮可能に構成しアーム2の所要の開き状態において引掛部7と突起8の嵌合が可能な構成とするか、あるいは引掛部7の切欠きを複数設け、任意の切欠きと突起を選択的に嵌め合わせることによりアーム2の所要に開き位置においてアーム2の開き位置を保持できるよう構成する。
図1に示すロックバー5は板材や棒状の部材で構成することを想定しているが、支点4間に設ける開き防止部材は引張力に耐えるものであれば良く圧縮方向の剛性は
要求されないので、ロープあるいは同様の紐状部材も使用可能である。ただし紐状部材はアーム2が開閉する動作に対応してスラックさせる機能が必要である。前記目
的の紐状部材(以下張力材32と呼ぶ)は支点4の付近に設けたローラ、又はシーブあるいは類似の部材に両支点4に張力を与えるように張り渡され、張力材32の一端
は支点4の一方の付近に設けたロープエンドまたは同様の部材に固定され、他の一端はウインチ等に接続される。前記ウインチを繰り出し方向に操作すればアーム2の
開き量の制限が解除され、一方巻き込み方向に操作して所要のアーム2の開き位置において繰り出し量を固定すればアーム2を所要の開き位置に保持できる。なお前
記ウインチは吊具上適宜な位置またはクレーンの巻き上げ装置の吊具1を結合保持するブロック(例えばハンガーブロック)上に設置することも可能である。
本考案のトング式吊具の吊荷落下防止装置は構成が簡単で、低コストであり、トングポンチ自体あるいはその近傍に設置する落下防止装置が吊荷の温度条件、トングポンチ付近の設置条件等の理由で適用不可能な場合でも本考案の装置は容易に設置可能である。本考案の落下防止装置を設置することにより従来は安全性上許容されなかったトングポンチを吊荷に食い込ませない、吊具のアーム先端部で抱えるように保持する荷役方法が可能となり、安全性の向上と操作性の向上が図られる。
図1は本考案を実施したトング式吊具を示した説明図である。(実施例1) 図2は本考案の他の形態を実施したトング式吊具を示した説明図である。(実施例2) 図3は従来のトング式吊具を示した説明図である。
略円筒状の吊荷を運搬する目的、例えば鋼材運搬クレーンに設置する吊具への使用に特に適する。円筒形状以外の吊荷に対しても適用可能である。
図1は、本考案装置の1実施例の説明図であってクレーン(図1には図示省略)から垂下した巻き上げロープ(図1には図示省略)とその下方に前記クレーンのロープに支持されたヘッドブロック12を有する本考案に関わるトング式吊具1を示す。図1において吊荷31の断面は略円形のものを想定しているが該断面が楕円、多角形、その他変形したものであっても本考案は適用可能である。吊具1のアーム2は2本の略鏡面対象の湾曲した部材であり、該部材はその中間部同士に設けた支点11において梁形状の部材(以下保持梁13と呼ぶ)と結合され、保持梁13の下方においてアーム相互間に吊荷を収容する空間を形成する。アーム2の端部であって前記吊荷を収納する空間に対して上方に位置する他の端部は2本の長手部材(以下リンク材3と呼ぶ)と回転自在な支点4において接続される。なお図1ではアーム2の上方部分は相互に交差してリンク材3に結合されているがこれは吊具全体の高さ寸法短縮の設計的考慮によるものであり本考案の適用において必須ではない。リンク材3は相互に交差しアーム2との接続支点4の反対側端部をヘッドブロック12と回転自在な支点13で結合される。吊具1には通常アーム2の開き位置に関係なくトングポンチ21の向きを略一定に保持するリンク機構が設けられるが図1には図示を省略した。なお図1(a)はトングポンチ21により吊荷を保持した場合、図1(b)は吊荷の下にアーム2の端部が入り込みトングポンチが吊荷に食い込んでいない場合を示す。
図1においてロックバー5は一方の先端を鉤状に曲げた引掛部7を有する長手部材であり、ロックバー5の引掛部7を有する側に対して、その反対側端部付近には回転中心6を設け、同回転中心6をリンク材3の支点4に同軸に取り付けてロックバー5を支点4の周りに回転可能とする。ロックバー5には回転中心6と回転軸を同じくしたロックバー駆動レバー9をロックバー5から張り出してロックバー5と同期して回転するよう取り付ける。ロックバー駆動レバー9と略同一のレバー長さである2つのレバーを有するレバーブロック14をヘッドブロック12に設けたリンク材3の端部をヘッドブロック12に取付ける支点13の軸と同軸に回転自在に取り付ける。前記レバーブロック14のうちの1のレバー14aとロックバー駆動レバー9を駆動ロッド15で結合するとともに、レバーブロック14の他のレバー14bをヘッドブロックに取り付けた駆動手段16で回転させる。駆動手段16は回転アクチュエータ又は伸縮するシリンダーあるいは同等の装置であって遠隔操作によりレバー14bを支点13の周りに回転運動させる。レバー14bの回転運動は駆動ロッド15からロックバー駆動レバー9を経てロックバー5を回転する。吊具1のアームを開く操作する期間中はロックバー5を図1の上方に回転させて突起8から引掛部7を外す。なお突起8は支点4付近から吊具の側方(図1の紙面外に突き出る方向)に突き出して、それに引掛け部7が嵌合できる形状と取り付け位置を与えられるものとする。アーム2が閉じて所定の開きになったとき(図1ではアーム2の端部に取り付けたトングポンチ21同士が最接近する位置であって、該端部が吊荷の下側に入り込んだ状態に達した場合)駆動手段16によりロックバー5が図1において降下する方向に操作すれば引掛部7と突起8は嵌合しアーム2の開きを制限し吊荷によってアーム2が開かないようにロックする。図1においてロックバー駆動レバー9の回転軸を支点4に、レバーブロック14の回転軸を支点13に設けることによりロックバー5を駆動するリンクを平行リンクに構成してアーム2やリンク材3の動作に追従可能とする。
図2は本考案の他の実施例の説明図である。ロックバー5、それに関連する駆動機構及び突起8を除き図1と同一構成のトング式吊具1を示している。図2においてリンク材3とアーム2の結合を行う一方の支点4の付近にはエンドローラ33が取り付けられる。エンドローラ33はローラまたはシーブのようにロープの走る方向を大きい抵抗なく変更できる部品を使用する。エンドローラ33にはロープ、ワイヤその他紐状のもので成る張力材32が掛け回され、そして張力材32の一端は他方の支点4付近の適宜場所に設置された固定点34で固定される。エンドローラ33を通過した張力材32の他の一端は吊具1又はヘッドブロック12の上の適宜個所に設置した張力材巻き取り用ウインチ35に巻き取られる。前記ウインチ35は遠隔操作可能とする。前記ウインチ35を張力材32の繰り出し方向に運転すれば張力材32はエンドローラ33と固定点34の間で緩み、吊具1のアームをより大きく開く位置に操作できる。張力材32をウインチ35で巻き込み方向に操作すればエンドローラ33と固定点34間で張力材32に張力を与え、アーム2の開きを拘束できる。なお図2においては、ガイドローラ36を設けウインチ35から出た張力材32がガイドローラ36を通過した後にエンドローラ33に掛けられ、その後さらに固定点34に接続するように張力材32を張り渡す。このように配置することによりウインチ35による張力材32の巻き込みにより支点4相互間に引張力を加えることが可能になる。
吊荷落下は吊荷損傷の被害とともに人命の安全に関わる重大事故に発展する危険をはらんでいる。本考案は簡素、低コストの手段で吊荷の落下を防止できるもので産業上の利用可能性が高い。
1、20 トング式吊具
2、22 アーム
3,25 リンク材
4、11、13、24、26,28 支点
5 ロックバー
6 回転中心
7 引掛部
8 突起
9 ロックバー駆動レバー
12、27 ヘッドブロック
13、23 保持梁
14 レバーブロック
14a,14b,レバー
15 駆動ロッド
16 駆動手段
32 張力材
33 エンドローラ
34 固定点
35 ウインチ
36 ガイドローラ
21、29 トングポンチ
30 ロープ
31 吊荷

Claims (3)

  1. トング式吊具のアーム2とリンク材3を結合する支点4の一方の付近にロックバー5の一方の端部を回転自在に取り付け、ロックバー5の他方の端部は曲げて鉤状に形成するか、一方に開口した切込みで形成する引掛部7を設け、前記一方の支点4の他の側にある支点4の付近に突起8を設けて引掛部7と同突起が嵌合できるように配置し、ロックバー5は遠隔操作により回転させて、引掛部7と突起8との嵌合、離脱を行えるように構成したことを特徴とするトング式吊具(図1参照)。
  2. 請求項1に記載のトング式吊具であって以下のように構成されたことを特徴とする吊具(図1参照)。
    (1)トング式吊具のアーム2とリンク材3を結合する支点4と同軸にロックバー5の一方の端部を回転自在に取り付け、
    (2)上記(1)のロックバー5の端部には該端部が取り付けられた支点4と同軸であってロックバー5から側方に張りだしてロックバー5と同期して回転するように取り付けたロックバー駆動レバー9が設けられ、
    (3)リンク材3とクレーンのヘッドブロック12を結合する支点13にはロックバー操作レバー9と略同一のレバー長さである2のレバーを有するレバーブロック14を支点13の軸と同軸に回転自在に取り付け、レバーブロック14のうちの1のレバー14aはロックバー駆動レバー9と駆動ロッド15で回転自在に結合され、さらにレバーブロック14の他のレバー14bは駆動手段16により回転運動するよう構成し、
    (4)ロックバー5の他方の端部は曲げて鉤状に形成するか、一方に開口した切込みで形成する引掛部7を設け、アーム2とリンク材3の支点4のうち前記(1)に記載したものとは反対側にある支点4の付近に突起8を設けて引掛部7と同突起が嵌合できるように配置し、前記駆動手段16によりロックバー5を遠隔操作して、引掛部7と突起8との嵌合、離脱を行えるように構成したことを特徴とするトング式吊具。
  3. 請求項1に記載のトング式吊具であって以下のように構成されたことを特徴とする吊具(図1及び図2参照)。
    (1)トング式吊具のアーム2とリンク材3を結合する2つの支点4のうちの1の付近にエンドローラ33を取り付け、
    (2)エンドローラ33には紐状のもので成る張力材32が掛け回され、張力材32の一端は支点4のうち前記(1)に記載したものとは反対側にある支点4付近に設置された固定点34で固定され、他の一端は吊具1又はヘッドブロック12の上の適宜個所に設置したウインチ35に巻き取られ、
    (3)前記ウインチ35は遠隔操作可能とするように構成したことを特徴とするトング式吊具。
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CN106853643A (zh) * 2015-12-09 2017-06-16 西南铝业(集团)有限责任公司 一种用于大型圆柱坯料的翻转工具
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