JP3158504U - 装飾用リボン付き包装箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】熟練を要することなしに短時間で包装できて見栄えも良い装飾用リボン付き包装箱を提供する。【解決手段】上向きに開口した箱本体2と箱本体の開口部に被さる蓋体3とからなる小物物品用の包装箱において、蓋体は天板8とその側縁に沿って連設された側板9とで構成し、該側板で箱本体の側面を囲んで被さるように構成する。蓋体の天板に帯状の装飾用リボン11を掛け渡し、天板の側縁で折り曲げて側板表面上を引き渡してから側板下端で側板裏面側に折り返し、両端部を側板裏面に粘着固定しておく。【選択図】図1
Description
本考案は、装飾用リボンによる装飾を施した装飾用リボン付き包装箱に関する。
従来、贈答用の小物物品を収容する包装箱には装飾を兼ねて装飾用リボンによるリボン掛けがよく行なわれる。リボン掛けはリボンを包装箱に巻き付け、その両端部を解けないように結び合わせて行なわれる。しかし、この装飾用リボンの結び合わせは簡単ではなく、うまく結ばないとリボンが緩んだり、箱から外れたり、見栄えしないものになったりする。また、結び合わせには時間もかかる。
このような問題を解決する技術として、例えば特許文献1には装飾用リボンの両端部を結び合わせるのではなく、装飾用リボンの端部に粘着部を設けておき、これを商品を収容した包装箱に巻き付け、箱裏で両端粘着部どうしを繋ぎ合わせて使用する装飾用リボンが提案されている。また、特許文献2にも両端部に粘着部を設けた装飾用リボンを商品を収容した包装箱に巻き付け、一方の端部の粘着部を箱裏面に、他方の粘着部をその端部の上に粘着させて使用する装飾用リボンが開示されている。
外れる
しかし、装飾用リボンは緩んだり、箱から外れたりしないように適度に伸張させた状態で取り付ける必要がある。そのため粘着部で繋いだり貼り付けたりするにしても、四角形状箱に襷掛けする場合など辺に対して45度の角度で巻き付ける作業は簡単ではない。特に包装箱にケーキなど逆さにできない品物を収納した場合は、包装箱を裏返しできないため箱裏面に装飾用リボンの端部を貼り付けたり、箱裏面側でリボン両端を粘着結合させたり作業には困難が伴う。
しかし、装飾用リボンは緩んだり、箱から外れたりしないように適度に伸張させた状態で取り付ける必要がある。そのため粘着部で繋いだり貼り付けたりするにしても、四角形状箱に襷掛けする場合など辺に対して45度の角度で巻き付ける作業は簡単ではない。特に包装箱にケーキなど逆さにできない品物を収納した場合は、包装箱を裏返しできないため箱裏面に装飾用リボンの端部を貼り付けたり、箱裏面側でリボン両端を粘着結合させたり作業には困難が伴う。
本考案はこのような背景からなされたもので、その課題は熟練を要することなしに短時間で包装できて見栄えも良い装飾用リボン付き包装箱を提供することにある。
前記課題を解決するための請求項1に記載の考案は、上向きに開口した箱本体と該箱本体の開口部に被さる蓋体とからなる小物物品用の包装箱であって、蓋体は天板とその側縁に沿って連設された側板とから成り、該側板で箱本体の側面を囲んで被さるように構成してあり、蓋体の天板には装飾用リボンが掛け渡され、該装飾用リボンは天板の側縁で折り曲げて側板表面上を引き渡してから側板下端で側板裏面側に折り返し、両端部を側板裏面に粘着固定してあることを特徴とする装飾用リボン付き包装箱である。
このような構成によれば蓋体は装飾用リボンを予め取り付けた状態で準備しておくことができる。顧客から注文を受けた場合には商品を箱本体に収容して蓋体を被せ、必要により蓋体の側板と箱本体の底面との境界部にシールを貼る等するだけで包装を完了させることができる。熟練を要せずに短時間で包装できる上、包装の際に箱を裏返す必要がないため収容品がケーキ等逆さにできない商品でも問題はない。
また、請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の装飾用リボン付き包装箱において、蓋体の側板は高さが箱本体の側板高さに略等しく形成してあり、蓋体の天板と側板表面上に引き渡した装飾用リボンは側板を渡る部分が側板表面上に粘着固定してあり、その延長部分は側板からはみ出す長さに形成して該はみ出し部の裏面に接着剤層を形成してその表面に剥離シートが貼り付けてあることを特徴とする装飾用リボン付き包装箱である。
このような構成によれば蓋体は装飾用リボンを取り付けた状態で予め準備しておくことができる。顧客から注文を受けた場合には商品を箱本体に収容して蓋体を被せ、装飾用リボンのはみ出し部に貼り付けてある剥離シートを剥がしてはみ出し部を箱本体の底面裏側に折り曲げて粘着固定させるだけでよい。これにより蓋体を箱本体から離れないようにできる。熟練を要せずに短時間で包装できる上、包装の際に箱を裏返す必要がないため収容品がケーキ等逆さにできない商品でも問題はない。
以下、本考案に係る装飾用リボン付き包装箱の構成例について実施形態に分けて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る装飾用リボン付き包装箱1の斜視図である。装飾用リボン付き包装箱1は箱本体2と蓋体3から成る。箱本体2は底板5の周縁に側板6を立設して上方を開口としてある。蓋体3は箱本体2の開口部に被さる蓋で、天板8の周縁には下向きの側板9が連接して設けてある。箱本体2と蓋体3の水平断面形状はほぼ同じで、蓋をした状態では蓋体3の側板9が箱本体2の側板6を内側に囲むように構成してある。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る装飾用リボン付き包装箱1の斜視図である。装飾用リボン付き包装箱1は箱本体2と蓋体3から成る。箱本体2は底板5の周縁に側板6を立設して上方を開口としてある。蓋体3は箱本体2の開口部に被さる蓋で、天板8の周縁には下向きの側板9が連接して設けてある。箱本体2と蓋体3の水平断面形状はほぼ同じで、蓋をした状態では蓋体3の側板9が箱本体2の側板6を内側に囲むように構成してある。
本実施形態では蓋体3の外面に二つの帯状装飾用リボン11、12を掛け渡している。一方の装飾用リボン11には装飾を華やかにするため帯リボンの中央部分に蝶結び14が設けてある。蝶結び14は2分割した帯リボンの端を蝶リボン状に結んで形成してもよいし、別途成形した蝶リボン片を帯リボンに結びつけてもよい。
本実施形態で例示した装飾用リボン付き包装箱1は、蓋体3の天板8が矩形である。各装飾用リボン11、12は蓋体3の天板8の対向する二つのコーナーに襷掛け状に掛け渡し、天板8の周辺角部で側板9側に折り曲げてその表面を引き渡し、側板9の下端(蓋体3の開口端)で側板9の裏面側(蓋体3の内側)に折り返してある。そして、折り返した両端部を側板9の裏面に接着剤で固定してある。図2は蓋体3を裏返して見た斜視図である。
装飾用リボン11、12を上述のように天板8の周辺角部や側板9の下端に斜めに掛け渡した場合、後で装飾用リボン11、12が緩んだり、箱から外れたりしないようにするには装飾用リボン11、12が天板8の周縁や側板9の下端に45°の角度で交わるように掛け渡す必要がある。そのような掛け渡しを正確に行なうには、装飾用リボン11、12を引き渡す位置に前もって印線を設けておくとよい。
本実施形態の装飾用リボン付き包装箱1は、装飾用リボン11、12の全体が蓋体3に取り付けてある。従って、事前にそのような蓋体3を製作して準備しておけば、顧客から注文を受けた商品を箱本体2に収容して蓋体3を被せ、必要により蓋体3の側板9と箱本体2の底面との境界部にシールを貼る等するだけで包装を完了させることができる。包装に熟練を要せず、短時間で包装できる。包装の際に箱を裏返す必要がないため収容品がケーキ等、逆さにできない商品でも容易に包装できる。
本実施形態では四角形状の包装箱について説明したが、箱の形状は円筒状、楕円柱状、その他の形状でもよい。また、装飾用リボンの掛け渡し方は上方から見て襷掛けの他、十字掛け、その他の掛け方でもよい。
(第2の実施形態)
図3は第2の実施形態に係る装飾用リボン付き包装箱20の斜視図である。装飾用リボン付き包装箱20は、図4に示すような箱本体22と蓋体23から成る。前記第1の実施形態に係る装飾用リボン付き包装箱1では装飾用リボン11、12を蓋体3にのみ掛け渡したが、本実施形態では蓋体23と箱本体22に掛け渡してある。
図3は第2の実施形態に係る装飾用リボン付き包装箱20の斜視図である。装飾用リボン付き包装箱20は、図4に示すような箱本体22と蓋体23から成る。前記第1の実施形態に係る装飾用リボン付き包装箱1では装飾用リボン11、12を蓋体3にのみ掛け渡したが、本実施形態では蓋体23と箱本体22に掛け渡してある。
図3及び図4は包装箱を四角形状にした場合の例示である。蓋体23の側板24は高さが箱本体22の側板25の高さに略等しく形成してある。箱本体22と蓋体23の水平断面形状はほぼ同じで、蓋をした状態では蓋体23の側板24が箱本体22の側板25を内側に囲むように構成してある。
本実施形態では装飾用リボン27が蓋体23の天板28に十字状に掛け渡してある。これも例示である。十字の交差部には蝶結び30が設けてある。蝶結び30は2本の帯リボンを蝶リボン状に結んで形成してもよいし、別途成形した蝶リボン片を帯リボンに結びつけてもよい。
十字の交差部から四方に伸びる装飾用リボン27は、天板28の周辺角部で側板24側に折り曲げてその表面を引き渡してある。図5は図4の矢印A方向から見た蓋体23の側面図である。側板24を引き渡した装飾用リボン27は、接着剤を使用してその一部分が側板24の表面に粘着固定してある。
粘着固定した装飾用リボン27は更に延長されて側板24からはみ出す長さに形成してある。そして、そのはみ出し部31は裏面に両面テープによる接着剤層を形成し、その表面に剥離シート32が貼り付けてある。
このように装飾用リボン27を取り付けた蓋体23と箱本体22とで商品を包装する際は、箱本体22に商品を収容して蓋体23を被せる。そして、装飾用リボン27のはみ出し部31に貼り付けてある剥離シート32を剥がしてはみ出し部を箱本体22の底面裏側33に折り曲げ、図6に示すようにはみ出し部31に形成してある接着剤層で底面裏側33に粘着固定させる。これにより蓋体23と箱本体22は装飾用リボン27により離れないように包装される。
本実施形態の装飾用リボン付き包装箱20は、蓋体23に装飾用リボン27を予め取り付けた状態で準備しておくことができる。顧客から注文を受けた場合には商品を箱本体22に収容して蓋体23を被せ、装飾用リボン27のはみ出し部31に貼り付けてある剥離シート32を剥がしてはみ出し部31を箱本体22の底面裏側33に折り曲げて粘着固定させるだけでよい。これにより蓋体23を箱本体22から離れないようにできる。包装に熟練を要せず、短時間で包装できる。包装の際に箱を裏返す必要がないため収容品がケーキ等逆さにできない商品でも容易に包装できる。
本実施形態では四角形状の包装箱について説明したが、箱の形状は円筒状、楕円柱状、その他の形状でもよい。また、装飾用リボンの掛け渡し方は上方から見て十字掛けの他、襷掛け、その他の掛け方でもよい。
図面中、1、20は装飾用リボン付き包装箱、2、22は箱本体、3、23は蓋体、6、25は箱本体の側板、8、28は天板、9、24は蓋体の側板、11、12、27は装飾用リボン、31ははみ出し部、32は剥離シートを示す。
Claims (2)
- 上向きに開口した箱本体と該箱本体の開口部に被さる蓋体とからなる小物物品用の包装箱であって、
前記蓋体は天板とその側縁に沿って連設された側板とから成り、該側板で箱本体の側面を囲んで被さるように構成してあり、前記蓋体の天板には装飾用リボンが掛け渡され、該装飾用リボンは前記天板の側縁で折り曲げて前記側板表面上を引き渡してから側板下端で側板裏面側に折り返し、両端部を側板裏面に粘着固定してあることを特徴とする装飾用リボン付き包装箱。 - 請求項1に記載の装飾用リボン付き包装箱において、前記蓋体の側板は高さが前記箱本体の側板高さに略等しく形成してあり、前記蓋体の天板と側板表面上に引き渡した装飾用リボンは前記側板を渡る部分が側板表面に粘着固定してあり、その延長部分は前記側板からはみ出す長さに形成して該はみ出し部の裏面に接着剤層を形成してその表面に剥離シートが貼り付けてあることを特徴とする装飾用リボン付き包装箱。
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JP2010000322U JP3158504U (ja) | 2010-01-21 | 2010-01-21 | 装飾用リボン付き包装箱 |
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