JP3119365U - 硬質樹脂シート製包装容器 - Google Patents
硬質樹脂シート製包装容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3119365U JP3119365U JP2005010487U JP2005010487U JP3119365U JP 3119365 U JP3119365 U JP 3119365U JP 2005010487 U JP2005010487 U JP 2005010487U JP 2005010487 U JP2005010487 U JP 2005010487U JP 3119365 U JP3119365 U JP 3119365U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- perforation line
- shaped
- resin sheet
- container
- packaging container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Packages (AREA)
Abstract
【解決手段】6面体形状の容器10は、開口される面12の周縁が、辺S1および辺S2を他の面14と接合されるとともに、残りの二辺S3、S4を他の面16から切り離された状態に形成される。そして、辺S2から延出して、ほぼU字状のミシン目線L1が形成されるとともに、ミシン目線L1の両側に延出して、残りの二辺S3、S4に接続されるミシン目線L2、L3が形成される。容器10には、好ましくは、封緘シール18を設ける。封緘シール18は、容器10のミシン目線L1〜L3に対応して例えば3本のミシン目線L4〜L6が配列して形成される。そして、封緘シール18のうえから手の指をU字状のミシン目線L1で画成されるジート部位Aに添えて、さらに指を押し込むことでミシン目線L1〜L3が切断され、開口される面12が開かれ、開口が生成される。
【選択図】図1
Description
物品(以下、これを被包装物ということがある。)を硬質樹脂シート製包装容器で包装することで、上記した被包装物の汚損が防止され、また、個装された多数の被包装物を能率的に梱包箱等に収容し、ついで、梱包箱等から取り出した被包装物を美麗に店頭に陳列するうえでも好適である。さらにまた、硬質樹脂シート製包装容器は、他の一般の包装と同様に、梱包箱等を運搬する際や店頭へ陳列した際に、なんらかの外力によって被包装物に傷がつき、あるは破損することを防止する保護機能も持つ。
また、硬質樹脂シート製包装容器が円筒形状のものの場合、蓋部と本体との重なり部分の周囲にテープを巻いておき、使用時にはこのテープを剥ぎ取る。
さらにまた、広義の樹脂シート製包装容器という意味で、上記シールやテープを用いることなく、硬質樹脂シート製包装容器をシュリンクフィルムで包むことも行われており、この場合、シュリンクフィルムを引き破り、あるいは切断して硬質樹脂シート製包装容器を取り出す。
開口して被包装物を取り出すことができる硬質樹脂シート製包装容器において、
1または複数の手の指を添えることができる大きさのほぼU字状のミシン目線が形成されるとともに、該U字状のミシン目線の両側に延出してミシン目線が形成され、
該U字状のミシン目線を起点として、両側に延出したミシン目線を切断することで、被包装物を取り出すための開口が生成されるように構成されてなることを特徴とする。
6面体形状容器であり、開口される面の周縁が、辺および該辺と対向する他の辺を他の面と接合されるとともに、残りの二辺を他の面から切り離された状態に形成され、該開口される面の該辺から延出して、指を添えることができる大きさのほぼU字状のミシン目線が形成されるとともに、該U字状のミシン目線の両側に延出して、該残りの二辺に接続されるほぼ直線状のミシン目線が形成され、
前記封緘シールが該U字状のミシン目線および直線状のミシン目線のほぼ全体を覆うように貼付され、該U字状のミシン目線および該直線状のミシン目線と平行な複数のミシン目線が配列して形成されてなることを特徴とする。
ここで、被包装物は、特に限定するものではなく、例えば粉粒状物等の食品その他の物品であってもよいが、被包装物を硬質樹脂シート製包装容器に包装した状態で店頭展示等する際により大きな効果を得ることができる点で、化粧品容器、化粧道具、アクセサリ、玩具等が好適である。
容器の寸法および形状は、包装する被包装物の寸法および形状に応じて適宜設定することができ、このうち前者の形状については、特に限定するものではなく、6面体やあるいは5面体以下または7面体以上の多面体であってもよく、また、円筒体であってもよく、さらには、球体等であってもよい。
上記開口は、例えば以下のようにして生成される。
容器には、1または複数の手の指を添えることができる大きさのほぼU字状のミシン目線が形成されるとともに、U字状のミシン目線の両側に延出してミシン目線が形成される。ここで、ミシン目線は、生成する開口予定部位の全周に周回して形成してもよく、あるいは、開口予定部位の全周の一部についてミシン目線等を形成しない状態に残しておいてもよい。あるいは、ミシン目線の一部を、広義のミシン目線といえるスリットに置き換えてもよい。また、U字状のミシン目線で画成されるU字状のシート部分の大きさは、容器が小さかったり、あるいは、比較的小さな力でミシン目線を切断できるときは、例えば、人差し指や親指のうちの1本を添えることができる程度で十分であり、一方、容器が大きかったり、あるいは、比較的大きな力でないとミシン目線を切断できないときは、例えば人指し指に中指を添えることができる程度とする。
そして、容器のU字状のミシン目線を起点として、両側に延出したミシン目線を切断することで、被包装物を取り出すための開口が生成される。この場合、開口予定部位に周回してミシン目線等を形成したときは、開口によって蓋状部が容器本体から脱離され、一方、開口予定部位の一部についてミシン目線等を形成しないときは、その部分を係合部として容器本体に蓋状部がくっついた状態となる。
ここで、封緘シールの材料は特に限定するものではなく、例えば紙製であってもよいが、耐久性その他を考慮すると、樹脂シートあるいは樹脂フィルムを用いることが好適である。また、封緘シールの大きさは、上記のように容器の少なくともU字状のミシン目線の部分を覆うことができる程度で十分であるが、U字状の部位以外のミシン目部分が不用意に破断することを防止する観点から、これらU字状の部位以外のミシン目部分をも覆うことができる大きさとすることがより好適である。
容器10は、図1中、上側に位置する、開口される面12の周縁が、辺(図1中、矢印S1で示す。)および辺S1と対向する他の辺(図1中、矢印S2で示す。)を他の面(図1中、辺S2については、面14。辺S1と接合される面は表れない。)と接合されるとともに、残りの二辺(図1中、矢印S3およびS4で示す。)を他の面(図1中、辺S4については、面16。辺S3と接合される面は表れない。)から切り離された、スリット状に形成される。そして、開口される面12の辺S2から延出して、指を添えることができる大きさのほぼU字状のミシン目線(図1中、矢印L1で示す。)が形成されるとともに、ミシン目線L1の両側に延出して、残りの二辺S3、S4に接続されるほぼ直線状のミシン目線(図1中、矢印L2、L3で示す。)が形成される。ミシン目線L1〜L3は、切断しやすいように、それぞれのミシン目が長い寸法に形成され、例えばミシン目の数は全体で5、6個程度であり、これにより、ミシン面線が形成される面の部分はミシン目線L1〜L3全体を通じて数箇所でのみ点状に接合される。
容器10は、シート材料から展開面状に形成されるシート10aを形成し、このシート10aを組み立てることで作製される。ここで、図4中、シート10a最下部の面には、ミシン目線L1〜L3が形成される。一方、封緘シールを使用する場合は、ミシン目線L4〜L6が形成された封緘シール18を用いる。
シート10aは、各面間の折り曲げ部分で折り曲げられた後、辺S5および辺S6、辺S7および辺S8、辺S9および辺S10、辺S11および辺S12がそれぞれ、ヒートシール等の適宜の接合方式を用いて接合され、箱状に画成される。ついで、開口部から化粧品容器等を挿入、配置した後、さらに、辺S2および辺S13を接合する。これにより、化粧品容器等が容器10で包装される。さらに、封緘シール18を前記した所定の位置に貼付することにより、化粧品容器等が包装された容器10が完成する。
第2の例の容器22は、図5に示すように、容器22の形状が球面体(球体)である。容器22の一部に、例えば大径円状のミシン目線L7が形成されるとともに、ミシン目線L7の両端部は離間した状態とされる。そして、ミシン目線L7の両端から延出して、手の指を添えることができる大きさの部分を画成するU字状のミシン目線L8が形成される。さらに、U字状のミシン目線L8を中心にして、容器22の一部に3本のミシン目線L9〜L11が形成された封緘シール24を貼付する。
なお、容器22は、例えば半球状に成形された1対の容器部(図5中、図示せず。)を作製し、アクセサリや玩具等を1対の容器部の内部に配置した状態で、1対の容器部を接合することで得ることができる。
第2の例の容器22は、第1の容器10と同様に、ワンタッチで開口を生成することができる。
12、14、16 面
18、24 封緘シール
20 開口
S1〜S13 辺
L1〜L11 ミシン目線
A シート部位
Claims (3)
- 開口して被包装物を取り出すことができる硬質樹脂シート製包装容器において、
1または複数の手の指を添えることができる大きさのほぼU字状のミシン目線が形成されるとともに、該U字状のミシン目線の両側に延出してミシン目線が形成され、
該U字状のミシン目線を起点として、両側に延出したミシン目線を切断することで、被包装物を取り出すための開口が生成されるように構成されてなることを特徴とする硬質樹脂シート製包装容器。 - 少なくとも前記U字状のミシン目線の部分を覆うように貼付される封緘シールをさらに有し、貼付した状態において該封緘シールの該U字状のミシン目線の部分にほぼ重なる位置に該U字状のミシン目線と平行な複数のミシン目線が配列して形成されてなることを特徴とする請求項1記載の硬質樹脂シート製包装容器。
- 6面体形状容器であり、開口される面の周縁が、辺および該辺と対向する他の辺を他の面と接合されるとともに、残りの二辺を他の面から切り離された状態に形成され、該開口される面の該辺から延出して、指を添えることができる大きさのほぼU字状のミシン目線が形成されるとともに、該U字状のミシン目線の両側に延出して、該残りの二辺に接続されるほぼ直線状のミシン目線が形成され、
前記封緘シールが該U字状のミシン目線および直線状のミシン目線のほぼ全体を覆うように貼付され、該U字状のミシン目線および該直線状のミシン目線と平行な複数のミシン目線が配列して形成されてなることを特徴とする請求項2記載の硬質樹脂シート製包装容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005010487U JP3119365U (ja) | 2005-12-12 | 2005-12-12 | 硬質樹脂シート製包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005010487U JP3119365U (ja) | 2005-12-12 | 2005-12-12 | 硬質樹脂シート製包装容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3119365U true JP3119365U (ja) | 2006-02-23 |
Family
ID=43469597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005010487U Expired - Fee Related JP3119365U (ja) | 2005-12-12 | 2005-12-12 | 硬質樹脂シート製包装容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3119365U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011154330A (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-11 | Sato Knowledge & Intellectual Property Institute | ラベル、ラベル貼付け方法およびラベル貼付け装置 |
JP2012247694A (ja) * | 2011-05-30 | 2012-12-13 | Iwata Label Co Ltd | 包装容器用表示ラベル及び表示ラベル付き包装容器 |
-
2005
- 2005-12-12 JP JP2005010487U patent/JP3119365U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011154330A (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-11 | Sato Knowledge & Intellectual Property Institute | ラベル、ラベル貼付け方法およびラベル貼付け装置 |
JP2012247694A (ja) * | 2011-05-30 | 2012-12-13 | Iwata Label Co Ltd | 包装容器用表示ラベル及び表示ラベル付き包装容器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5016436B2 (ja) | 包装体 | |
RU2568098C2 (ru) | Упаковка для съедобных изделий и способ упаковки | |
JP7246124B2 (ja) | ウエットシート包装体 | |
JP2007153383A (ja) | ティッシュカートン包装袋 | |
KR20170017715A (ko) | 샌드위치 포장용 봉지 | |
JP3119365U (ja) | 硬質樹脂シート製包装容器 | |
CN207810021U (zh) | 多功能商品展示包装盒 | |
KR20090096584A (ko) | 햄버거용 포장지 | |
JP3197488U (ja) | 包装箱 | |
JP2007008560A (ja) | 包装体 | |
US20080313953A1 (en) | No-touch block-rodenticide bait unit with protective end caps and packaging for the same | |
JP2008120452A (ja) | 非粘着性立体ラベル一体型包装用フィルム、その製造方法及び非粘着性立体ラベル付き包装物品 | |
JP6073069B2 (ja) | 商品陳列用包装具および当該包装具を用いた商品包装体 | |
JP2013169995A (ja) | 自立型包装袋 | |
JP6193327B2 (ja) | 直方体形状包装パッケージ | |
JP6975600B2 (ja) | レトルト食品用パウチ | |
JP4996986B2 (ja) | 包装体 | |
JP2007186221A (ja) | 梱包用段ボール箱 | |
EP1810928B1 (en) | Container | |
JP2012162311A (ja) | 包装用容器 | |
JP2001206350A (ja) | 包装箱 | |
KR200351884Y1 (ko) | 봉투형 포장재 | |
JPH0610121U (ja) | 展示用箱 | |
JP5424412B2 (ja) | 包装具 | |
JPH031408Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090201 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100201 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100201 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110201 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110201 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120201 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120201 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130201 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |