JP3158261U - ガスシールドアーク溶接用溶接トーチのクリーナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シールドノズル及びコンタクトチップの先端に付着したスパッタを除去することができるアーク溶接用トーチクリーナを提供する。【解決手段】気液噴出口2aが先端に形成された気液噴出部材2と、霧状のスパッタ付着防止液とともに圧縮空気を前記気液噴出部材に供給する噴霧器12と、圧縮空気が噴出する気体噴出口3aが、気液噴出口2aの開口先に形成された気体噴出部材3とを有する。気体噴出部材3は、円弧状に屈曲され、終端が閉塞された管であり、周方向所定角度において管の円弧中心方向に開口している複数の気体噴出口3aが形成される。【選択図】図2

Description

本考案は、ガスシールドアーク溶接に使用される溶接トーチのクリーナ装置に関する。
従来から、自動車部品等の組立の際に、MAG溶接やMIG溶接等のガスシールドアーク溶接が利用されている。ガスシールドアーク溶接に用いられるアーク溶接用トーチ50は、図5に示されるように、ソリッドワイヤーが送り出される略弾丸形状のコンタクトチップ55と、このコンタクトチップ55の基部を保持する円筒形状のチップホルダ51と、コンタクトチップ55及びチップホルダ51を包容するように配設された筒状のシールドノズル52と、シールドノズル52及びチップホルダ51が取り付けられるノズルホルダ53とから構成されている。ガスシールドアーク溶接は、連続的に送り出されるソリッドワイヤーに、コンタクトチップ51を介して大電流を流して、前記ソリッドワイヤーと被溶接部材との間でアークを発生させ(放電させ)、その際に発生する熱により、前記ソリッドワイヤーや被溶接部材を溶かして、被溶接部材を溶接する溶接方法である。溶接を行う際には、溶接箇所と空気とが接触することによるブローホールの発生を防止するために、チップホルダ51に形成されたガス供給口51aからCOやアルゴン等の不活性ガスを供給し、シールドノズル52の先端から溶接箇所に前記不活性ガスを供給して、溶接箇所と空気の接触を防止している。シールドノズル52は、不活性ガスの拡散を防止し、確実に溶接箇所に不活性ガスを供給するためのものであり、ガスシールドアーク溶接には不可欠なものである。
溶接時には溶融金属の微粒子であるスパッタが発生して、溶接箇所から飛散してシールドノズル及びコンタクトチップの先端に付着する。図5に示されるように、シールドノズル52先端やコンタクトチップ55の先端にスパッタ99が蓄積すると、シールドノズル52内の不活性ガスの流れが悪くなる。すると、溶接箇所への不活性ガスの供給が不十分となり、ブローホールが発生し溶接不良となってしまう。そこで、特許文献1に示されるように、表面にセラミックスコーティング層を形成し、スパッタが付着し難く、付着したとしても容易に除去することができるシールドノズルが提案されている。
特開平9−295155号公報
特許文献1に示されるシールドノズルを使用した場合には、従来の金属製のシールドノズルと比較して、表面にスパッタが付着し難いが、完全にスパッタの付着を防止することができなかった。このため、シールドノズルの表面にスパッタが蓄積した場合には、作業者が布等でシールドノズルの表面に付着したスパッタを拭き取って、スパッタを除去していた。例えば、自動化スポット溶接ラインの場合には、スパッタを除去するためにはライン自体を停止させなければならず、生産性が低下してしまうという問題があった。或いは、ラインを停止させずに、作業者がスパッタを除去することにすると、作業者の安全性を確保することができないという問題があった。
コンタクトチップ55の先端にもスパッタが付着するが、コンタクトチップ55は消耗品であるので、殆どの場合には、コンタクトチップ55の先端にスパッタが蓄積する前にコンタクトチップ55を交換するため問題が発生しないが、条件によっては、コンタクトチップ55の交換時期前に、コンタクトチップ55の先端にスパッタが蓄積し、前述したような問題が生じる場合があった。
本考案は、上記問題を解決し、シールドノズルやコンタクトチップの先端にスパッタが付着した場合に、シールドノズル及びコンタクトチップの先端に付着したスパッタを除去することができるアーク溶接用トーチクリーナを提供する。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の考案は、
ソリッドワイヤーが送り出されるコンタクトチップと、このコンタクトチップを包容するように配設され不活性ガスが供給されるシールドノズルを有するアーク溶接用トーチの前記シールドノズル及び前記コンタクトチップの先端に付着したスパッタを除去するアーク溶接用トーチクリーナにおいて、
斜め上方に開口した気液噴出口が先端に形成された気液噴出部材と、
供給される圧縮空気により液体を霧状にし、当該霧状の液体とともに圧縮空気を前記気液噴出部材に供給する噴霧器と、
前記気液噴出部材の上方に配設され、圧縮空気が噴出する気体噴出口が、前記気液噴出口の開口先に形成された気体噴出部材とを有し、
前記気体噴出口から噴出される圧縮空気及び前記気液噴出口から噴出される霧状の液体により、シールドノズル及びコンタクトチップの先端及びこの先端部に付着したスパッタを冷却したうえで、
前記気液噴出口から噴出される霧状の液体及び圧縮空気により、シールドノズル及びコンタクトチップの先端に付着したスパッタを除去し、
前記気体噴出口から噴出される圧縮空気により、シールドノズル及びコンタクトチップに付着した液体を掻き落とすことを特徴とする。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の考案において、気体噴出部材は、円弧状に屈曲された管であり、前記管の終端は閉塞され、前記管の内側面には、周方向所定角度をおいて前記円弧中心に開口した気体噴出口が複数形成され、
気液噴出部材の気液噴出口は、前記気体噴出部材の円弧中心方向に開口していることを特徴とする請求項1に記載のアーク溶接用トーチクリーナ。
これにより、管を円弧状に曲げるという簡単な方法で、気体噴出部材を製作することができ、また、方向所定角度をおいて前記円弧中心に開口した複数の気体噴出口から気体がシールドノズルやコンタクトチップに噴出するので、確実に、シールドノズルやコンタクトチップを冷却すること可能となり、確実に、シールドノズルやコンタクトチップに付着した液体を除去することが可能となる。
請求項3に記載の考案は、請求項1又は請求項2に記載の考案において、
気液噴出口から噴出される液体は、スパッタ付着防止液であることを特徴とする。
これにより、アーク溶接時にスパッタがシールドノズルやコンタクトチップに付着し難くなり、例えスパッタがシールドノズルやコンタクトチップに付着したとしても、前記スパッタがシールドノズルやコンタクトチップに固着することがなく、本考案のアーク溶接用トーチクリーで前記スパッタを確実に除去することが可能となる。
請求項4に記載の考案は、請求項1〜請求項3に記載の考案において、
気液噴出部材の気液噴出口を先細り形状としたことを特徴とする。
これにより、液噴出口から噴出する霧状のスパッタ及び圧縮空気の流速が増大するので、確実に、シールドノズル及びコンタクトチップの先端に付着したスパッタを除去することが可能となる。
請求項5に記載の考案は、請求項1〜請求項4に記載の考案において、
気体噴出部に供給される圧縮空気を冷却して冷気を生成する冷気生成部を更に有することを特徴とする。
これにより、気体噴出口から噴出される冷気により、シールドノズル及びコンタクトチップの先端及びこの先端部に付着したスパッタを確実に冷却することが可能となり、より確実に、前記スパッタをシールドノズルやコンタクトチップから剥がれやすい状態にすることが可能となる。
請求項6に記載の考案は、請求項5に記載の考案において、
冷気生成部は、
一端に冷風排出口が形成されるとともに、他端に熱気排出口が形成され、更に、一端側側面に圧縮空気が供給される圧縮空気流入口が形成された渦流管を有し、
前記圧縮空気流入口から供給された圧縮空気が、前記渦流管内で旋回しながら断熱膨張し、低温気体と高温気体に分離され、前記低温気体が前記冷風排出口から排出されるともに、前記高温気体が前記熱気排出口から排出されるように構成されていることを特徴とする。
これにより、確実に冷風を生成することが可能となり、また、冷気生成部は可動部品を有さないことから、冷気生成部の故障を排除することが可能となり、稼働率を大幅に向上させることが可能となる。
請求項7に記載の考案は、請求項1〜請求項6に記載の考案において、
アーク溶接用トーチの気体噴出部材直上への侵入を検知する物体検知センサーと、
気体噴出部材及び噴霧器に供給される圧縮空気の流れを閉塞又は開放する電磁弁を更に有し、
前記物体検知センサーが、アーク溶接用トーチのスパッタ除去部の直上への侵入を検知した場合に、前記電磁弁を開放させ、
前記物体検知センサーが、アーク溶接用トーチを検知しなくなった場合に、前記電磁弁を閉塞させるように構成したことを特徴とする。
これにより、本考案のアーク溶接用トーチクリーナが自動的に起動し、起動の手間が掛からない。また、アーク溶接用トーチの気体噴出部材の直上への侵入を検知しなくなった場合に、圧縮空気の供給が遮断されるので、エネルギーが無駄に消費されない。
請求項8に記載の考案は、請求項1〜請求項7に記載の考案において、
気液噴出部材を包容する上方が開口した有底筒状の液受けを更に有することを特徴とする。
これにより、気液噴出口から噴出される液体の飛散を防止することが可能となる。
請求項9に記載の考案は、請求項8に記載の考案において、
液受けの底部には回収口が形成され、
前記回収口と噴霧器を接続する回収管と、
前記回収管の途中に設けられたポンプを更に有し、
気液噴出口から噴出され液受けで受けられた液体を、前記ポンプで回収口から噴霧器に送給して環流させることを特徴とする。
これにより、液体が無駄に消費されることを防止することが可能となる。
請求項10に記載の考案は、請求項1〜請求項9に記載の考案において、
噴霧器は、
圧縮空気が流入する流入口と、
圧縮空気及び霧状の液体が流出する流出口と、
前記流入口と前記流出口との間に形成された圧縮空気流路と、
前記圧縮空気流路の下方に、前記圧縮空気供給管と連通する密閉空間であり、液体が溜められる液溜まりと、
前記圧縮空気流路の上方に形成され、前記圧縮空気流路に連通している滴下部と、
その下端が前記飽き溜まりの下部に開放し、その上端が前記滴下部に接続しているサイフォンチューブとから構成され、
前記流入口に圧縮空気が供給されると、圧縮空気の圧力により前記液溜まりに溜められている液体が前記サイフォンチューブを通って、前記滴下部から前記圧縮空気流通路に滴下して、液体が霧状となり、当該霧状の液体及び圧縮空気が前記流出口から排出されることを特徴とする。
これにより、圧縮空気を利用して、液体を確実に霧状にすることが可能となり、また、また、噴霧器は可動部品を有さないことから、噴霧器の故障を排除することが可能となり、稼働率を大幅に向上させることが可能となる。
本考案によれば、シールドノズルやコンタクトチップの先端にスパッタが付着した場合に、気体噴出口から噴出される圧縮空気及び前記噴出口から噴出される霧状の液体により、シールドノズル及びコンタクトチップの先端及びこの先端部に付着したスパッタが冷却されるので、スパッタとシールドノズルやコンタクトチップの冷却による収縮率は異なることから、スパッタが、シールドノズルやコンタクトチップから剥がれ易い状態となり、このように剥がれやすい状態で気液噴出口から噴出される霧状の液体及び圧縮空気をシールドノズル及びコンタクトチップの先端に当接させて、シールドノズル及びコンタクトチップの先端に付着したスパッタを除去させることとしたので、確実にシールドノズル及びコンタクトチップに付着したスパッタを除去することが可能となる。
本考案の実施の形態を示すガスシールドアーク溶接用溶接トーチのクリーナ装置の上面図である。 図1のA−A断面図である。 冷風生成装置の内部構造を示した説明図である。 本考案の作用を表した説明図である。 ガスシールドアーク用溶接トーチの説明図である。
(ガスシールドアーク用溶接トーチクリーナの構成)
以下に、図面を参照しつつ本考案の好ましい実施の形態を示す。ガスシールドアーク溶接用溶接トーチのクリーナ装置20(以下、単にトーチクリーナ20とする)は、主に、液受け1、気液噴出部材2、気体噴出部材3、支持部材4、ポンプ8、物体検知センサー9、冷風生成装置11、噴霧器12とから構成されている。
液受け1は、上方が開口した有底箱形形状である。液受け1の底面には、回収口1aが形成されている。回収口1aには、フィルター7が取り付けられている。液受け1の内側面にブロック形状の支持部材4が配設されている。支持部材4には、気液流通路4a及び気体流通路4bが形成されている。気液流通路4a及び気体流通路4bの出口側は、支持部材4の側面に開口し、液受け1内部の中央方向に開放している。気液流通路4aの出口側には、気液噴出部材2が取り付けられている。気体流通路4bの出口側には、気体噴出部材3が取り付けられている。
図1や図2に示されるように、気液噴出部材2は、気液流通路4aの出口側から、斜め上方に立ち上がっている。気液噴出部材2の先端に形成されている気液噴出口2aは先細り形状となっている。液噴出口2aは、斜め上方に開口している。
図1に示されるように、気体噴出部材3は、円管を曲げて形成した構造であり、略一周する円弧状に屈曲された気体噴出部3cと、気体噴出部3cの基端から直線状に延びる直線部3dとから構成されている。気体噴出部3cの終端3bは、閉塞されている。直線部3dの基端が、気体流通路4bの出口側に接続されている。図1に示されるように、気体噴出部3cの屈曲方向が水平面となるように、気体噴出部材3が配設されている。気体噴出部3cの内周面には、周方向所定角度をおいて複数の気体噴出口3aが形成されている。図1に示される実施形態では、周方向90°をおいて、4つの気体噴出口3aが、気体噴出部材3cに形成されている。各気体噴出口3aは、気体噴出部3cの円弧中心に開口している。言い換えると、各気体噴出口3aは気液噴出口2aの開口先方向に開口している。更に言い換えると、気液噴出部材2の先端は、気体噴出部3cの円弧中心方向を向いていて、気液噴出口2aは、気体噴出部3cの円弧中心に開口している。
気体噴出部3cの円弧内径は、シールドノズル52の外径よりも大きくなっている。このため、シールドノズル52が、気体噴出部3cの内側に挿通可能となっている。
気体流通路4bの入口側は、冷気流通管15により、冷風生成装置11に接続している。冷風生成装置11は、気体噴出部材3に冷風を供給する装置である。液受け1の上部には、物体検知センサー9が配設されている。気液流通路4aの入口側は、気液流通管14により、噴霧器12に接続している。
物体検知センサー9は、ガスシールドアーク用溶接トーチ50(シールドノズル52)の、気体噴出部3cの直上への侵入を検知するセンサーである。物体検知センサー9には、発光部と受光部を有する光電式、超音波式の近接センサー、機械式のリミットスイッチが含まれる。物体検知センサー9は、後述する電磁弁16、電磁弁17及びポンプ8と接続している。
図3を用いて、本実施形態の冷風生成装置11の説明をする。なお、図3において、(A)は冷風生成装置11の外観図であり、(B)は冷風生成装置11の模式図である。本実施形態では、冷風生成装置11は、所謂ボルテックスチューブと呼ばれるものであり、圧縮空気の熱エネルギーを高温と低温に分離する機能を有するものである。円筒状の渦流管11aの先端には、冷風排出口11fが形成されている。渦流管11aの先端部の側面には圧縮空気流入口11dが形成されている。渦流管11aの基端には熱気排出口11eが形成されている。熱気排出口11eには、円錐型の流量弁11jが配設されている。冷風排出口11fには、冷気流通管15が接続している。圧縮空気流入口11dには、圧縮空気が供給される圧縮空気供給管41が接続している。圧縮空気供給管41には、電磁弁16が取り付けられている。圧縮空気供給管41には、流量調整弁18が取り付けられている。この流量調整弁18により、圧縮空気供給管41に供給される圧縮空気の流量を調整することができる。
電磁弁16が開放すると、高速の圧縮空気が圧縮空気流入口11dから渦流管11a内に供給される。すると、高速の圧縮空気は、渦流管11a内の内壁面付近で旋回運動を繰り返しながら、急激に断熱膨張(減圧)し、冷風排出口11f側に移動した後に、流量弁11jで反転し、渦流管11aの中心付近(軸線付近)を通って、冷風排出口11f側に移動し、冷風排出口11fから排出される。この際に、高速の圧縮気体は、渦流管11aの壁面付近を流れる高温流体と、渦流管11aの中心付近を流れる低温気体に分離される。分離された低温気体は、冷風として、冷風排出口11fから排出される。一方で、分離された高温気体は、熱気として、熱気排出口11eから排出される。冷風排出口11fから排出された冷風は、冷気流通管15を介して、気体噴出部材3に供給される。なお、本実施形態の冷風生成部11は、外気温(圧縮空気の温度)に対して、最大で70℃低い冷風を生成することができる。なお、流量弁11jを調節することにより、冷風排出口11fと熱気排出口11eからそれぞれ排出される冷風及び熱気の流量の比率を調節することができ、更に、冷風排出口11fから排出される冷風の温度も調節することができるようになっている。
なお、冷風生成部11は、図3に示された実施形態に限定されず、渦流管11a内で旋回流を発生させて、圧縮空気の熱エネルギーを高温と低温に分離する構造のものであれば全て含まれる。例えば、渦流管11a内に、螺旋状に巻かれた細い旋回管を配設し、当該旋回管内に高圧の圧縮空気を供給して、旋回流を発生させ、圧縮空気の熱エネルギーを高温と低温に分離して、冷風を生成する構造であっても差し支えない。
なお、冷風生成装置11を、ペルチェ素子や冷却サイクル等の冷却手段と、前記冷却手段で生成された冷気を気体噴出部材3に冷気を供給するブロア等の気体供給手段とから構成しても差し支えない。
噴霧器12は、密閉箱形形状であり、側面に流入口12aが形成され、この流入口12aと対向する位置に流出口12bが形成されている。流入口12aには、圧縮空気が供給される圧縮空気供給管42が接続している。圧縮空気供給管42には、電磁弁17及び流量調整弁19が取り付けられている。この流量調整弁19により、圧縮空気供給管42に供給される圧縮空気の流量を調整することができる。流出口12bには、気液流通管14が接続している。
流入口12aと流出口12bの間には、圧縮空気流路12cが形成されている。圧縮空気流路12cの途中部分には、流路面積が狭まっている狭窄部12gが形成されている。圧縮空気流路12cを流通する圧縮空気は、狭窄部12gで急速の流速が速くなる。圧縮空気流路12cの下方には、圧縮空気流路12cと連通している密閉空間である液溜まり12dが形成されている。液溜まり12dには、スパッタ付着防止液が溜められている。スパッタ付着防止液は、炭化水素類、飽和脂肪酸、界面活性剤等から構成されている。液溜まり12d内には、サイフォンチューブ12eが配設されている。サイフォンチューブ12eの下端は、液溜まり12dの下部に開放している。サイフォンチューブ12eの上端は、圧縮空気流路12cの上部に形成された滴下部12fに接続している。滴下部12fは、狭窄部12gの下流側に連通している。
電磁弁17が開放すると、圧縮空気が圧縮空気流路12cに流入する。すると、圧縮空気流路12cと連通している液溜まり12dの圧力が高くなり、液溜まり12dに溜められているスパッタ付着防止液がサイフォンチューブ12eを通って、滴下部12cから狭窄部12gの下流側に滴下する。すると、滴下されたスパッタ付着防止液が、狭窄部12gで流速が速くなっている圧縮空気と当接し、スパッタ付着防止液が霧状になる。霧状となったスパッタ付着防止液は、圧縮空気とともに、気液噴出部材2に供給される。
液受け1の底面に形成された回収口1aと液溜まり12dは、回収管13で接続されている。回収管13の途中部分には、ポンプ8が取り付けられている。ポンプ8が駆動すると、液受け1に溜まったスパッタ付着防止液が、フィルター7で濾過されて、回収口1aから液溜まり12dに送給されて再び環流するようになっている。
(本考案の作用)
次に、図4を用いて、本考案の作用について説明する。アーク溶接用トーチ50を、気体噴出部材3の気体噴出部3cの直上に移動させると、物体検知センサー9からの検知信号によって、電磁弁16が開放して、冷風生成部11に圧縮空気が供給さ、気体噴出部3cの気体噴出口3aから冷気が噴出する。更に、物体検知センサー9からの検知信号によって、電磁弁17が開放し、気液噴出部材2の気液噴出口2aから、霧状のスパッタ付着防止液が圧縮空気とともに噴出する。(図4の(A)の状態)。
更に、アーク溶接用トーチ50を下降させ、図4の(B)に示されるように、コンタクトチップ55の先端が、気体噴出部3cの気体噴出口3aと同じ高さに位置すると、気液噴出部材2の気液噴出口2aから噴出する霧状のスパッタ付着防止液が、コンタクトチップ55の先端、コンタクトチップ5の先端に付着したスパッタ99b、シールドノズル52の先端、及び、シールドノズル52の先端に付着したスパッタ99aに当接して、コンタクトチップ55、シールドノズル52の先端、及びスパッタ99a、99bが瞬間的に冷却される。また、気体噴出部3cの気体噴出口3aから噴出した冷気が、コンタクトチップ55の先端、コンタクトチップ5の先端に付着したスパッタ99b、シールドノズル52の先端、及び、シールドノズル52の先端に付着したスパッタ99aに当接して、コンタクトチップ55、シールドノズル52の先端、及びスパッタ99a、99bが瞬間的に冷却される。一般的にコンタクトチップ55は、クロム銅等の銅合金で構成され、シールドノズル55もまたスパッタの付着を防止するため鉄系金属と異なる材質である銅や銅合金で構成されている。スパッタ99とシールドノズル52やコンタクトチップ55とは熱膨張率が異なるため、シールドノズル52やコンタクトチップ55、スパッタ99a、99bが冷却されると、スパッタ99a、99bとシールドノズル52やコンタクトチップ55は異なる収縮率で収縮する。このため、スパッタ99a、99bが、シールドノズル52やコンタクトチップ55から剥がれ易い状態となる。
図4の(C)に示されるように、シールドノズル52の先端が、気体噴出部3cに挿通する位置にまで、アーク溶接用トーチ50が下降し、シールドノズル52及びコンタクトチップ55の先端に、気液噴出部材2の気液噴出口2aから噴出する霧状のスパッタ及び圧縮空気が当接すると、前述したように、スパッタ99a、99bがシールドノズル52やコンタクトチップ55から剥がれ易い状態となっているので、気液噴出部材2の気液噴出口2aから噴出する霧状のスパッタ及び圧縮空気により、シールドノズル52及びコンタクトチップ55の先端に付着したスパッタ99a、99bが剥がれ落ちる。この状態では、気体噴出口3aから噴出した冷気の気流は、シールドノズル52の外周面によって気体噴出部3cの円弧中心方向に進むことができず、気液噴出部材2の気液噴出口2aから噴出する霧状のスパッタ及び圧縮空気が、噴出口3aから噴出した冷気の流れに邪魔されることなく、シールドノズル52及びコンタクトチップ55の先端に当接する。本実施形態では、気液噴出口2aは先細り形状となっていて、気液噴出口2aから噴出する霧状のスパッタ及び圧縮空気の流速が増大するので、確実に、シールドノズル52及びコンタクトチップ55の先端に付着したスパッタ99a、99bが剥がれ落ちるようになっている。この際に、図4の(C)に示されるように、スパッタ付着液98がシールドノズル52及びコンタクトチップ55に付着する。
次に、アーク溶接用トーチ50を引き上げると、気体噴出部3cの気体噴出口3aから噴出する冷気によって、シールドノズル52及びコンタクトチップ55に付着した余分なスパッタ付着防止液49が掻き落とされる。このため、溶接時にスパッタ付着防止液が溶接部に滴下することがなく、スパッタ付着防止液の溶接部への滴下による溶接不良を防止することが可能となる。
なお、気液噴出部材2の気液噴出口2aから噴出したスパッタ付着防止液は、液受け1aで回収され、フィルター7で、スパッタ等の異物が除去されたうえ、回収口1aから回収管13を流通して、液溜まり12dに再び環流するので、スパッタ付着防止液が無駄に消費されない。
アーク溶接用トーチ50が上方に引き上げられ、物体検知センサー9が、アーク溶接用トーチ50を検知しなくなった場合は、電磁弁16及び電磁弁17が閉塞し、冷風生成部11及び噴霧器12への圧縮空気の供給が遮断されるとともに、ポンプ8が停止する。
なお、ロボットアームに取り付けられているアーク溶接用トーチ50を、所定の溶接回数毎に(或いは、所定時間毎に)、トーチクリーナ20でスパッタ除去を行うことにすると、気体噴出部3cの気体噴出口3aから噴出する冷気及び気液噴出部材2の気液噴出口2aから噴出する霧状のスパッタ付着防止液により、コンタクトチップ55が冷却され、コンタクトチップ55が軟化しない温度に保つことができ、コンタクトチップ55の寿命がコンタクトチップ55を冷却しない場合と比べて、約2倍となる。また、定期的にシールドノズル52及びコンタクトチップ55の先端に、スパッタ付着防止液が、塗布されるので、シールドノズル52及びコンタクトチップ55の先端にスパッタが着きにくい状態が維持される。
なお、表面にセラミックスコーティング層が形成されたシールドノズル52を使用すると、シールドノズル52表面にスパッタ99が付着し難く、スパッタ99が付着したとしてもシールドノズル52に固着することがないので、より確実に、本考案のトーチクリーナ20で、スパッタ99を除去することが可能となる。
(総括)
以上説明した実施形態では、気体噴出部材3に冷気を供給しているが、冷却していない圧縮空気を気体噴出部材3に供給したとしても、加熱されているコンタクトチップ55、シールドノズル52の先端、及びスパッタ99a、99bが冷却され、更に、気液噴出部材2の気液噴出口2aから噴出する霧状のスパッタ付着防止液によってコンタクトチップ55、シールドノズル52の先端、及びスパッタ99a、99bが冷却されるので、スパッタ99a、99bがシールドノズル52やコンタクトチップ55から剥がれ易い状態となり、コンタクトチップ55の過熱を防止して、コンタクトチップ55の軟化を防止することが可能となる。
以上、現時点において、もっとも、実践的であり、かつ好ましいと思われる実施形態に関連して本考案を説明したが、本考案は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲および明細書全体から読み取れる考案の要旨あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うガスシールドアーク溶接用溶接トーチのクリーナ装置もまた技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
1 液受け
1a 回収口
2 気液噴出部材
2a 気液噴出口
3 気体噴出部材
3a 気体噴出口
3b 終端
3c 気体噴出部
3d 直線部
4 支持部材
4a 気液流通路
4b 気体流通路
7 フィルター
8 ポンプ
9 物体検知センサー
11 冷風生成装置
11a 渦流管
11d 圧縮空気流入口
11e 熱気排出口
11f 冷風排出口
11j 流量弁
12 噴霧器
12a 流入口
12b 流出口
12c 圧縮空気流路
12d 液溜まり部
12e サイフォンチューブ
12f 滴下部
12g 狭窄部
14 気液流通管
15 気体流通管
16 電磁弁
17 電磁弁
18 流量調整弁
19 流量調整弁
20 ガスシールドアーク溶接用溶接トーチのクリーナ装置
41 圧縮空気供給管
42 圧縮空気供給管
50 アーク溶接用トーチ
51 チップホルダ
51a ガス供給口
52 シールドノズル
53 ノズルホルダ
55 コンタクトチップ
98 スパッタ付着防止液
99 スパッタ

Claims (10)

  1. ソリッドワイヤーが送り出されるコンタクトチップと、このコンタクトチップを包容するように配設され不活性ガスが供給されるシールドノズルを有するアーク溶接用トーチの前記シールドノズル及び前記コンタクトチップの先端に付着したスパッタを除去するアーク溶接用トーチクリーナにおいて、
    斜め上方に開口した気液噴出口が先端に形成された気液噴出部材と、
    供給される圧縮空気により液体を霧状にし、当該霧状の液体とともに圧縮空気を前記気液噴出部材に供給する噴霧器と、
    前記気液噴出部材の上方に配設され、圧縮空気が噴出する気体噴出口が、前記気液噴出口の開口先に形成された気体噴出部材とを有し、
    前記気体噴出口から噴出される圧縮空気及び前記気液噴出口から噴出される霧状の液体により、シールドノズル及びコンタクトチップの先端及びこの先端部に付着したスパッタを冷却したうえで、
    前記気液噴出口から噴出される霧状の液体及び圧縮空気により、シールドノズル及びコンタクトチップの先端に付着したスパッタを除去し、
    前記気体噴出口から噴出される圧縮空気により、シールドノズル及びコンタクトチップに付着した液体を掻き落とすことを特徴とするアーク溶接用トーチクリーナ。
  2. 気体噴出部材は、円弧状に屈曲された管であり、前記管の終端は閉塞され、前記管の内側面には、周方向所定角度をおいて前記円弧中心に開口した気体噴出口が複数形成され、
    気液噴出部材の気液噴出口は、前記気体噴出部材の円弧中心方向に開口していることを特徴とする請求項1に記載のアーク溶接用トーチクリーナ。
  3. 気液噴出口から噴出される液体は、スパッタ付着防止液であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアーク溶接用トーチクリーナ。
  4. 気液噴出部材の気液噴出口を先細り形状としたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のアーク溶接用トーチクリーナ。
  5. 気体噴出部に供給される圧縮空気を冷却して冷気を生成する冷気生成部を更に有することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のアーク溶接用トーチクリーナ。
  6. 冷気生成部は、
    一端に冷風排出口が形成されるとともに、他端に熱気排出口が形成され、更に、一端側側面に圧縮空気が供給される圧縮空気流入口が形成された渦流管を有し、
    前記圧縮空気流入口から供給された圧縮空気が、前記渦流管内で旋回しながら断熱膨張し、低温気体と高温気体に分離され、前記低温気体が前記冷風排出口から排出されるともに、前記高温気体が前記熱気排出口から排出されるように構成されていることを特徴とする請求項5に記載のアーク溶接用トーチクリーナ。
  7. アーク溶接用トーチの気体噴出部材直上への侵入を検知する物体検知センサーと、
    気体噴出部材及び噴霧器に供給される圧縮空気の流れを閉塞又は開放する電磁弁を更に有し、
    前記物体検知センサーが、アーク溶接用トーチのスパッタ除去部の直上への侵入を検知した場合に、前記電磁弁を開放させ、
    前記物体検知センサーが、アーク溶接用トーチを検知しなくなった場合に、前記電磁弁を閉塞させるように構成したことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載のアーク溶接用トーチクリーナ。
  8. 気液噴出部材を包容する有底筒状の液受けを更に有することを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載のアーク溶接用トーチクリーナ。
  9. 液受けの底部には回収口が形成され、
    前記回収口と噴霧器を接続する回収管と、
    前記回収管の途中に設けられたポンプを更に有し、
    気液噴出口から噴出され液受けで受けられた液体を、前記ポンプで回収口から噴霧器に送給して環流させることを特徴とする請求項8に記載のアーク溶接用トーチクリーナ。
  10. 噴霧器は、
    圧縮空気が流入する流入口と、
    圧縮空気及び霧状の液体が流出する流出口と、
    前記流入口と前記流出口との間に形成された圧縮空気流路と、
    前記圧縮空気流路の下方に、前記圧縮空気供給管と連通する密閉空間であり、液体が溜められる液溜まりと、
    前記圧縮空気流路の上方に形成され、前記圧縮空気流路に連通している滴下部と、
    その下端が前記飽き溜まりの下部に開放し、その上端が前記滴下部に接続しているサイフォンチューブとから構成され、
    前記流入口に圧縮空気が供給されると、圧縮空気の圧力により前記液溜まりに溜められている液体が前記サイフォンチューブを通って、前記滴下部から前記圧縮空気流通路に滴下して、液体が霧状となり、当該霧状の液体及び圧縮空気が前記流出口から排出されることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載のアーク溶接用トーチクリーナ。
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