JP3158047U - シート穿孔装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定間隔で配置した複数のパンチ部材を順次穿孔動作させる際に、その駆動部に作用する負荷を軽減すると共に発生する騒音振動を抑制するシート穿孔装置を提供する。【解決手段】先端に穿孔刃を有する複数のパンチ部材40a〜40dと、パンチ部材を穿孔方向に移動可能に支持する装置フレーム30と、装置フレームに穿孔方向と略々直交する方向に所定ストロークで往復動するスライド部材50と、スライド部材を駆動する駆動手段Mと、スライド部材の運動をパンチ部材に穿孔方向の運動として運動変換するカム手段44とを備える。そして複数のパンチ部材は装置フレームに穿孔方向と略々直交する方向に所定間隔で配列され、駆動手段はスライド部材の一端に設けられた駆動連結部に駆動伝達するように連結され、カム手段は、このスライド部材の駆動連結端に隣接する第1パンチ部材40aから穿孔動作し、次いで順次配列順に穿孔動作を実行する。【選択図】図4

Description

本考案は、例えば複写機、印刷機、プリンタなどの画像形成装置から搬出されるシートにパンチ穴を穿孔する穿孔装置及びこれをユニットとして内蔵した画像形成装置などの後処理装置に関する。
一般に、紙などのシートにファイリング用のパンチ穴を穿孔する穿孔装置は事務機器として数枚のシートにパンチ部材を手動で押下して穿孔するものと、印刷機、複写機などから搬出されたシートに自動的に穿孔するものが知られている。前者はシートを挟んでフレーム部材に円柱状のパンチ部材を上下動自在に配置し、これを操作レバーで押し下げてシートを貫通させる装置として広く知られている。
一方後者は順次搬出されるシートを所定の処理位置にセットし、これにパンチ部材を駆動モータで押下して穴あけする装置として種々の装置に組み込まれて使用されている。そしてこれらの装置ではシートに所定間隔で2個所、3個所若しくは4個所に同時に穿孔処理し、これらの穴数および間隔は統一した規格が設定されている。
そこで従来、後者の装置としては例えば特許文献1に開示されている構造が知られている。同文献にはシートを挟んでセットする上部フレームと下部フレームが所定間隔で配置され、この上部フレームに複数のパンチ部材を上下動自在に支持し、下部フレームにはパンチ部材と適合するダイ(刃受孔)が形成されている。そしてこの複数のパンチ部材を駆動モータで穿孔方向に作動してシートの所定位置に穿孔する装置が開示されている。そこで複数のパンチ部材を規格に応じて例えば2穴パンチ、3穴パンチなど選択的に作動し、またこの選択された複数のパンチ部材を時間的に遅らせて作動することによって駆動モータの負荷トルクを軽減させている。
この為、上記複数のパンチ部材はカム手段を介して駆動モータに連結している。上記特許文献1には各パンチ部材に設けたフォロアピンを逆V字状のカム溝を有するスライドカムに係合し、このスライドカムを上部フレームに沿って移動自在に支持し、スライドカムの一部に一体形成したラック歯車に駆動モータのピニオンを連結している。また、特許文献2には上述と同様に構成した各パンチ部材に偏心カムを連結し、この偏心カムを上部フレームに平行に配置した駆動軸に取付け、この駆動軸を駆動モータに連結している。そして各パンチ部材の偏心カムは駆動軸の回転角度に応じて選択的にシートを穿孔し、同様に選択された複数のパンチ部材の作動に時間差を持たせて孔開けタイミングを異ならせている。
特開2001−9791号公報(図6乃至図8) 特開2001−26370号公報(図5)
上述のように複数のパンチ部材をスライド部材の往復動作で穿孔方向に作動する際に、従来は、スライド部材の一端に駆動連結部を設け、この駆動連結部に最も遠い位置に位置するパンチ部材から順次穿孔動作させるようにしているため、スライド部材が駆動負荷で振動して騒音を発することがある。これと共にスライド部材とパンチ部材との係合部が円滑に係合しない問題がある。
このような騒音及び係合不良は、板状のスライド部材の基端部に駆動伝達し、その先端部から順次基端部に駆動負荷が作用する。従ってシートを最初に穿孔する際の負荷がスライド部材の先端部に作用するため、スライド部材が湾曲し、これが減衰運度として振動し騒音を発するためである。同様にパンチ部材とスライド部材の係合も最も先端に位置する最初の穿孔時に大きな曲げモーメントが作用して係合不利用を生ずる。
このような問題を解決するためには、スライド部材を変形しにくい厚板で構成し、装置フレームにベアリングなどで緊密に支持することが考えられるが、装置が大型で重量化する上にコストアップとなる問題がある。
本考案は、所定間隔で配置した複数のパンチ部材を順次穿孔動作させる際に、その駆動部に作用する負荷を軽減すると共に発生す騒音振動を抑制することが可能な穿孔装置の提供をその課題としている。
本考案は、上記課題を解決するために以下のように構成する。
先端に穿孔刃(41)を有する複数のパンチ部材(40)と、前記パンチ部材を穿孔方向に移動可能に支持する装置フレーム(30)と、前記装置フレームに穿孔方向と略々直交する方向に所定ストロークで往復動するスライド部材(50)と、前記スライド部材を駆動する駆動手段(M)と、前記スライド部材の運動を前記パンチ部材に穿孔方向の運度として運動変換するカム手段(44)と、を備える。そして前記複数のパンチ部材は前記装置フレームに前記穿孔方向と略々直交する方向に所定間隔で配列され、前記駆動手段は、前記スライド部材の一端に設けられた駆動連結部(Dx)に駆動伝達するように連結され、前記カム手段は、このスライド部材の駆動連結端に隣接する第1パンチ部材(40a)から穿孔動作し、次いで第2パンチ部材(40b)の順に順次配列順に穿孔動作を実行するように配置する。
本考案は、所定ストロークで往復動するスライド部材の一端部に駆動連結部を設け、この駆動連結部からスライド部材の先端部に複数のパンチ部材を、間隔を隔てて配置し、スライド部材の運動で駆動連結部に隣接するパンチ部材から遠方のパンチ部材に向かって順次穿孔動作を実行するようにしたものであるから次の効果を奏する。
スライド部材はその一端部に駆動力が伝達され、この駆動連結部に近いパンチ部材から順次遠いパンチ部材の順に時間的に遅延して穿孔動作を実行するため、駆動負荷でスライド部材に大きな曲げモーメントが作用して振動、騒音の原因となることがない。
つまり、駆動連結部から近い位置の第1パンチ部材に最初の負荷が生ずるが、この時の曲げモーメントは小さく、また駆動連結部から最も遠い位置の第4パンチ部材の穿孔時には、第1、第2、第3パンチ部材のいずれかの刃先がダイ(刃受孔)に係合しているためスライド部材の曲げを防止するため騒音振動を軽減することが出来る。
まず本考案に係わる穿孔装置Aについて説明すると、図1に示すように被穿孔シートS(以下単に「シート」という)に応じた長さ寸法のベースフレーム(以下「上部フレーム」という)30と、この上部フレーム30との間にシートをセットする間隔Sdを有する下部フレーム35と、上部フレーム30に取り付けられたパンチ部材40と、下部フレーム35に設けられた刃受孔38とから構成される。上記パンチ部材40は通常の円柱形状に構成され、その先端に穿孔刃41が設けてある。このパンチ部材40は上部フレーム30に所定の規格(ファイル穴規格)に応じた間隔で、2穴、3穴、4穴など、図示のものは4個所に第1パンチ部材40a、第2パンチ部材40b、第3パンチ部材40c、第4パンチ部材40dが配置されている。
上記各パンチ部材40a〜40dは同一構造で構成されているので以下その1つについて説明する。上記上部フレーム30は図2に示すように断面コ字状のチャンネル部材で構成され、上下に対向する上ガイド31と下ガイド32にガイド孔31a、32aが設けられている。パンチ部材40はこのカイド孔31aに上部軸部42aが、ガイド孔32aに下部軸部42bが嵌合支持されている。従ってパンチ部材40は上部フレーム30に図2上下方向(穿孔方向)に摺動自在に支持されている。
また、上記下部フレーム35にはパンチ部材40先端の穿孔刃41に適合する刃受孔38が設けられている。この刃受孔38の口径Dは穿孔刃41の口径dに対し少許の間隙(ギャップ)を形成するようにD=d+α(αはギャップ)の関係にしてある。一方パンチ部材40には鍔状段差部43が設けてある。このギャップ形成については後述する。上記下部フレーム35は上部フレーム30に前述の間隙Sdを形成して固定ネジ39で一体に取り付けてあり、この上下部フレーム30,35でユニット化されている。
そこで上記パンチ部材40にはカム手段(図示のものは円筒カム44)が一体に設けてあり、この円筒カム44の外周には傾斜カム面45θを有するカム溝45が形成してある。この円筒カム44で構成したカム手段は後述するようにパンチ部材40に作用する駆動力をスラスト方向とラジアル方向に運動変換する運動変換手段を構成している。一方前記上部フレーム30にはこのカム溝45と係合するカムフォロア部材33が固定してある。図示のカムフォロア部材33は、台座部33aとガイド軸部33bとカム係合部(以下リードピンという)33cとを備え、前記ガイド孔31a、32aと所定の位置関係となるように上部フレーム30に形成した取付け孔に嵌合し台座部33aをビスなどで固定する。そしてガイド軸部33bは後述するスライド部材50をガイドし、リードピン33cは上記カム溝45と係合するピン形状に構成されている。従ってパンチ部材40は上部フレーム30に上下摺動自在に支持され、これに設けたリードピン33cにカム溝45が係合保持される。このリードピン33Cがカムフォロアを構成している。
また、上記パンチ部材40には受動歯車46が一体に取り付けられている。この受動歯車46は後述する駆動モータMに伝動手段(後述のラック歯車51)を介して連結される。このように構成されたパンチ部材40は、穿孔刃41及び上下軸部42a、42bを例えばSUS系鋼材のような研磨性の良い素材で構成する。この他鉄系金属或いはセラミックなどで形成しても良い。また、円筒カム44と受動歯車46とはPOM(ジュラコン樹脂)などの合成樹脂で成形することが加工性、静音性などから好ましが、特にその材質を特定するものではない。そしてパンチ部材40の穿孔刃41と円筒カム44と受動歯車46とを一体化する。この一体化はこれらの三者を一体的に回転させる為であり、成型時にインサート成形によって一体化するか或いは固定ビス、接着剤などで固定する。例えばパンチ部材40の軸部を断面非円形(角軸、Dカット軸など)に形成し、これに例えば樹脂で一体成形した円筒カム44と受動歯車46とを圧入して必要に応じて固定ビス、接着剤などで固定する。尚上記円筒カム44に形成したカム溝45の形状については後述する。
次に上部フレーム30にはスライド部材50が図1左右方向に移動自在に組み込まれる。このスライド部材50にはラック歯車51が形成され、このラック歯車51は上述のように上部フレーム30に複数(図示のものは4個所)配置されたパンチ部材40a〜40dの各受動歯車46と噛合するようになっている。そしてスライド部材50は前述のカムフォロア部材33のガイド軸部33bと下ガイド32の間で上下方向を摺動自在に案内され、また上部フレーム30の背面と各受動歯車46との間で前後方向を案内(図2参照)され図1左右方向に移動自在に支持されている。これによって各パンチ部材40a〜40dの受動歯車46とスライド部材50のラック歯車51とが噛合され、スライド部材50の移動量に応じて各パンチ部材40は所定の角度関係(後述の位相差)でそれぞれ回転されることとなる。
上記スライド部材50には駆動モータMが次のように連結されている。前記上部フレーム30にはブラケット53で駆動モータMが取り付けてあり、その回転軸は減速歯車を介して駆動歯車G1に連結されている。そしてこの駆動歯車G1がスライド部材50のラック歯車51に歯合してある。従って駆動モータMの正逆転でスライド部材50は図1左右方向に移動することとなる。尚図示54はモータの回転軸に設けたエンコーダであり、Seはこれを検出するエンコードセンサである。また、上記スライド部材50にはその位置を検出するポジションセンサが配置されている。
次に上述のように構成されたパンチ部材40のカム溝45について説明する。前述のように各パンチ部材40a〜40dに設けられた円筒カム44には図3(a)(b)に示すようなカム溝45が設けられている。図示のものはシートSにパンチ穴を2穴と4穴いずれかを選択して穿孔する構造にしてある。この関係で第1パンチ部材40aと第4パンチ部材40dの各円筒カム44の外周に同一形状のカム溝45a、45dが、第2パンチ部材40bと第3パンチ部材40cの円筒カム44の外周には同一形状のカム溝45b、45cが形成してある。
上記各カム溝45a〜45dには穿孔方向に(図3(a)上下方向)に対し所定角度(θ)傾斜した傾斜カム面45θが設けられ、第1,第4カム溝45a、45dには1個所、第2,第3カム溝45b、45cには2個所に傾斜カム面45θが形成されている(図3(b)参照)。そして第1,第4カム溝45a、45dの傾斜カム面45θと第2,第3カム溝45b、45cの1つの傾斜カム面45θはそれぞれ円筒カム44の同一角度位置(第1角度位置)に配置され、この第1角度位置でシートSに4孔開けする。
また第2,第3カム溝45b、45cの他の傾斜カム面45θは円筒カム44の上記第1角度位置と異なる角度位置(第2角度位置)で同一角度位置に形成され、この第2角度位置ではシートに2孔開けする。この第2角度位置では第1,第4カム溝45a、45dは円筒カム44の外周方向に水平な直線溝で形成されている。従って前述のように上部フレーム30に固定されたリードピン33cと係合している第1乃至第4カム溝45a〜45dは上記第1角度位置では第1乃至第4パンチ部材40a、40b、40c、40dがシートSに4穴穿孔し、上記第2角度位置では第2と第3パンチ部材40b、40cがシートSに2穴穿孔することとなる。
また上記各円筒カム44は所定角度ずつ位相差を有するように上部フレーム30に取り付けられ、同時孔開けする際に各パンチ部材40a〜40dの孔開けタイミングを異ならせている。つまり図1に示すように4孔開けの時、各パンチ部材40a〜40dは、第1パンチ部材40a、第2パンチ部材40b、第3パンチ部材40c、第4パンチ部材40dの順に時間差(カム溝の変移差)を持って孔開けタイミングをズラしている。2孔開けの時も同様に第2パンチ部材40b、第3パンチ部材40cの順に位相差を持たせている。
下部フレーム35はフレーム基板36とダイプレート37で構成されている。フレーム基板36は上部フレーム30に所定長さで固定ネジ39によって固定されシートSをセットする間隙Sdを形成している。そして前記パンチ部材40の穿孔刃41が当接する部分には逃げ穴36aが設けてある。この基盤36の逃げ穴36aを覆うように穿孔刃41に対向する部分にダイプレート37が取り付けられ、それぞれ所定径の刃受孔38が穿設されている。一方パンチ部材40には穿孔刃41の上方で基端部側に鍔状段差部43が設けてあり、この段差部径は刃受孔38の径(D)と同一径に形成してある。
そこで図4に示すようにスライド部材50には、その一端50aに駆動連結部Dxが設けられ、駆動モータMのピニオンG1が連結してある。そしてパンチ部材40はこの駆動連結部Dxから距離L1を隔てた位置に第1パンチ部材40aが、これから距離L2を隔てた位置に第2パンチ部材40bが、距離L3を隔てて第3パンチ部材40cが、距離L4を隔てて第4パンチ部材40dが配置されている。この距離L1乃至L4はシートに形成するパンチ穴間隔としてファイリング規格に応じて設定する。
このように配列された第1〜第4パンチ部材40a〜40dは、その穿孔順が駆動連結部Dxに最も近い第1パンチ部材40a、次いで第2パンチ部材40b、第3パンチ部材40cの順に穿孔し、最後に駆動連結部Dxから最も遠い第4パンチ部材40dが穿孔動作するように構成してある。この為第1パンチ部材40aのカム44aと第2パンチ部材40bのカム44bとは回転角度に位相差が形成してあり、同様にカム44c、44dも順次位相差が形成してある。
図5にこのように構成されたパンチ部材40の動作を示すが、スライド部材50を同図矢印方向に移動する。この方向はスライド部材50が往動作する状態を示し、駆動連結部Dxに最も近い第1パンチ部材40aが最初に穿孔動作し、第2パンチ部材40bがその次に潜得動作する。そして同図は最後の第4パンチ部材40dが穿孔動作を開始する状態を示すが、このとき第1パンチ部材40aと例えば第2パンチ部材40bは刃先41がダイ(刃受孔)38に噛合している。このため駆動伝達部Dxに最も遠い第4パンチ部材40dの穿孔負荷によってスライド部材50が受ける振動方向(板厚方向)の曲げモーメントは図示Lxがその腕の長さとなる。
このように順次パンチ部材40a〜40dで穿孔するときに、先行するパンチ部材40はダイ(刃受孔)38に係合してスライド部材50の振動を抑制するように作用する。尚、スライド部材50の復動作(図5矢印方向と反対方向)には駆動連結部Dxはスライド部材50を引くように力を伝達する。ことのときにはスライド部材50には振動が発生し辛いため騒音を招くことはない。
次に上述のパンチ部材40の動作制御について説明する。まず前述のスライド部材50には図示しないセンサフラグと、このフラグを検出するポジションセンサが設けられている。また駆動モータMにはエンコーダ54とエンコードセンサSeが配置されている。
以上説明した装置構成において、紙などの被穿孔シートSに2穴、若しくは4穴の孔開けを施す穿孔動作は次のように行う。第1パンチ部材から穿孔動作し、次いで第2パンチ部材の順に順次配列順に穿孔動作を実行するように配置され(複数のパンチ部材は、前記スライド部材の動連結端から第1第2第3第4の順に配列され)、穿孔装置Aの制御手段(図示せず)は、カム手段の穿孔動作を、第1パンチ部材、第2パンチ部材、第3パンチ部材、第4パンチ部材の順に所定時間遅延させるように制御するのである。
本考案に係わる穿孔装置の全体構成を示す説明図。 図1の装置における要部断面図。 図1の装置におけるパンチ部材の説明図であり、(a)はその斜視図、(b)は傾斜カムの形状説明図。 図1の装置に於ける穿孔状態を示す動作状態説明図。 図4の穿孔状態の要部拡大説明図。
30 上部フレーム(ベースフレーム)
31 上ガイド
32 下ガイド
33 リードピン(カムフォロア)
35 下部フレーム
36 フレーム基板
37 ダイプレート
38 刃受孔
39 固定ネジ
40 パンチ部材
40a 第1パンチ部材
40b 第2パンチ部材
40c 第3パンチ部材
40d 第4パンチ部材
41 穿孔刃
46 受動歯車
42a 上部軸部
42b 下部軸部
43 鍔状段差部
44 円筒カム
45θ 傾斜カム面
45 カム溝
50 スライド部材
51 ラック歯車
53 モータブラケット
54 エンコーダ
Se エンコードセンサ
M 駆動モータ
G1 駆動歯車(ピニオン)
Dx 駆動連結部

Claims (5)

  1. 先端に穿孔刃を有する複数のパンチ部材と、
    前記パンチ部材を穿孔方向に移動可能に支持する装置フレームと、
    前記装置フレームに穿孔方向と略々直交する方向に所定ストロークで往復動するスライド部材と、
    前記スライド部材を駆動する駆動手段と、
    前記スライド部材の運動を前記パンチ部材に穿孔方向の運度として運動変換するカム手段と、
    を備え、
    前記複数のパンチ部材は、前記装置フレームに前記穿孔方向と略々直交する方向に所定間隔で配列され、
    前記駆動手段は、前記スライド部材の一端に設けられた駆動連結部に駆動伝達するように連結され、
    前記カム手段は、このスライド部材の駆動連結端に隣接する第1パンチ部材から穿孔動作し、次いで第2パンチ部材の順に順次配列順に穿孔動作を実行するように配置されていることを特徴とするシート穿孔装置。
  2. 前記複数のパンチ部材は、前記スライド部材の動連結端から第1第2第3第4の順に配列され、
    前記カム手段は、第1パンチ部材、第2パンチ部材、第3パンチ部材、第4パンチ部材の順に穿孔動作を所定時間遅延させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のシート穿孔装置。
  3. 前記カム手段は、前記パンチ部材と一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のシート穿孔装置。
  4. 前記カム手段は、前記スライド部材と一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のシート穿孔装置。
  5. 前記カム手段は、前記スライド部材の往復運動で前記複数のパンチ部材に穿孔動作させるように構成され、
    このスライド部材の往動作で駆動連結端に隣接する第1パンチ部材から第2パンチ部材、第3パンチ部材、第4パンチ部材の順に穿孔動作させ、
    このスライド部材の復動作で第4パンチ部材から、第3パンチ部材、第2パンチ部材、第1パンチ部材の順に穿孔動作させるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のシート穿孔装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013071226A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Hitachi Metal Precision:Kk 穿孔装置

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