JP3158006U - 電子レンジ用調理具 - Google Patents
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Abstract
【課題】この考案は電子レンジを使用して、食材を調理、解凍等を行う際に使用する調理器具を、を提供する。【解決手段】耐熱樹脂製の蓋付き電子レンジ用調理具において、円周に略U字状断面で取り囲んだ溝を設け、中心部に上下方向の貫通孔を設け、底面に少なくとも3個の突起を設けた容器本体と、裏面に前記容器本体の上端部に被せる円筒状の突起を設けた蓋とから構成する。【選択図】図3
Description
この考案は電子レンジを使用して、食材を調理、解凍等を行う際に使用する調理器具を、提供する。
従来、電子レンジ調理用具として耐熱性やマイクロ波の透過性に優れたガラス、陶器あるいは、プラスチックなどの素材で加工された円形や角型の容器のものが知られている。
電子レンジ内のマイクロ波の影響で、容器を置く位置、容器の形状により内部の食材に対する加熱分布が非常に異なり、期待した効果が得られない場合が多い。これを解消する先行技術が、下記の文献1、文献2に開示されている。文献1の先行技術は、電子レンジで卵のきれいな目玉焼きを作ることと、同時に目玉焼きに添える惣菜を調理する目的で、目玉焼き部分のみマイクロウエーブ遮蔽部分を設け、調理後、そのまま食卓皿として使用できる構成になっている。文献2の先行技術は、蓋付きの耐熱容器の底部中央を上方に湾曲させて、通常部分的に集中しやすいマイクロ波の電界を、中央部及び隅部を中心に分散して、均一加熱を行う構成になっている外部容器と、内部に食材を入れる複数の耐熱容器とから構成されている。
電子レンジ内のマイクロ波の影響で、容器を置く位置、容器の形状により内部の食材に対する加熱分布が非常に異なり、期待した効果が得られない場合が多い。これを解消する先行技術が、下記の文献1、文献2に開示されている。文献1の先行技術は、電子レンジで卵のきれいな目玉焼きを作ることと、同時に目玉焼きに添える惣菜を調理する目的で、目玉焼き部分のみマイクロウエーブ遮蔽部分を設け、調理後、そのまま食卓皿として使用できる構成になっている。文献2の先行技術は、蓋付きの耐熱容器の底部中央を上方に湾曲させて、通常部分的に集中しやすいマイクロ波の電界を、中央部及び隅部を中心に分散して、均一加熱を行う構成になっている外部容器と、内部に食材を入れる複数の耐熱容器とから構成されている。
実用新案登録3027521
実開平5−31721
上記文献1に開示されている先行技術は、本来中央部分で目玉焼きを作ることを目的としているため、惣菜のみを調理する際は、水を追加するか、充分水を含んだ食材が最適で、低含水率の食材をそのまま調理するには適しない。また、目玉焼き部分にマイクロウエーブ遮蔽部分を設けているため、重量が重くなり、使い勝手がよくない。文献2に開示された先行技術は、使用に際して、外容器に水を入れて、その中に調理する食材を収納した耐熱容器を収納することにより、外側容器内の水を加熱により湯気して、調理するのであるが、中に収納する容器の大きさにより調理できる食材の大きさが制限される。野菜類の冷凍食品を解凍するには適さない。
本考案は、上記課題を達成するために請求項1では、耐熱樹脂製の蓋付き電子レンジ用調理具において、円周に略U字状断面で取り囲んだ溝を設け、中心部に上下方向の貫通孔を設け底面に少なくとも3個の突起を設けた容器本体と、裏面に前記容器本体の上端部に被せる円筒状の突起を設けた蓋とから構成する。請求項2では、請求項1の蓋の中央部に円形の孔を設けた構成とする。
この考案の主な効果として下記の4項目が挙げられる。
1.中央部分に上下方向の貫通孔を設けているため、冷凍食材等の解凍に対してまんべ んなく、マイクロ波が照射され望ましい調理状態が得られる。
2.食材収納部分が連続した円周溝になっているため、長尺物のほうれん草等の野菜、 根菜類とか、うなぎ等の長い冷凍魚等を切断することなく調理できる。
3.耐熱プラスチックを使用するため、軽量で使い勝手がよい。
4.中央部に孔を明けた蓋を使用した場合は、食材収納部分の全周にマイクロ波が照射 され根菜類等の調理に最適である。
1.中央部分に上下方向の貫通孔を設けているため、冷凍食材等の解凍に対してまんべ んなく、マイクロ波が照射され望ましい調理状態が得られる。
2.食材収納部分が連続した円周溝になっているため、長尺物のほうれん草等の野菜、 根菜類とか、うなぎ等の長い冷凍魚等を切断することなく調理できる。
3.耐熱プラスチックを使用するため、軽量で使い勝手がよい。
4.中央部に孔を明けた蓋を使用した場合は、食材収納部分の全周にマイクロ波が照射 され根菜類等の調理に最適である。
考案を実施するための形態を図1〜図8により説明する。
本考案は、図1に示すように、容器本体2と蓋3とから構成されている。その相互関係は図3に示す図1のA−A断面図の通りである。
容器本体2は、図2に示すような断面の、円周に略U字状断面で取り囲んだ溝5を設け、中心部に上下方向の貫通孔4を設けた構造である。容器本体2の外壁上端には外側に向いたフランジ7を設け、容器本体2の内壁上端には外側に向いたフランジ7’を設け、底面には図2、図5に示す突起6を少なくとも3個設ける。素材は耐熱性のプラスチック、例えばポリプロピレン(−20℃〜140℃)等で加工する。外形は通常の一般家庭で使用する電子レンジに収納可能な大きさとする。略U字状断面で取り囲で取り囲んだ溝5の内側各コーナーは清掃が容易なようにRを付ける。また、収納する食材がずれないようにするため溝の中に仕切りを設けてもよい。(不図示)
蓋3は、図1、図3のように上面は平面である。裏面には、図3、図6に示すように円筒状突起8、8’を設けて、容器本体2に被せた時、蓋がずれないようにしている。また、外周端にも蓋フランジ部9を設けて蓋がずれないようにしている。素材は容器本体2と同じ耐熱性のプラスチック、例えばポリプロピレン(−20℃〜140℃)等で加工する。
上記の容器本体2に蓋3を被せた状態の断面図が図3である。容器本体2の中心部の貫通孔4の上端位置は、容器本体2の外周上端面の位置と同じ高さとする。
請求項2の実施例は、図8に示すように請求項1の蓋3の中央部に孔12を設けた蓋(孔明き)11を蓋3の代わりに使用する。
図7により本考案の使用方法を説明する。容器本体2の略U字状断面で取り囲で取り囲んだ溝5に、ほうれん草等の野菜、冷凍の長尺の魚等の調理用食材10を入れて、蓋3を被せて電子レンジに容れ、好みの条件で調理する。また、食材及び、調理方法に応じてポリエチレン等の食品包装用ラップフィルム等で容器本体2の上部をラッピングして、その上に蓋3を被せて調理することができる。
一般家庭及び、料理店等電子レンジで食材を調理、解凍する際に利用可能である。
1 本考案の電子レンジ用調理具
2 容器本体
3 蓋
4 貫通孔
5 U字状溝
6 突起
7 7’容器本体フランジ部
8 8’円筒状突起
9 蓋フランジ部
10 調理用食材
11 蓋(孔明き)
12 蓋11の孔
2 容器本体
3 蓋
4 貫通孔
5 U字状溝
6 突起
7 7’容器本体フランジ部
8 8’円筒状突起
9 蓋フランジ部
10 調理用食材
11 蓋(孔明き)
12 蓋11の孔
Claims (2)
- 耐熱樹脂製の蓋付き電子レンジ用調理具において、円周に略U字状断面で取り囲んだ溝を設け、中心部に上下方向の貫通孔を設け、底面に少なくとも3個の突起を設けた容器本体と、裏面に前記容器本体の上端部に被せる円筒状の突起を設けた蓋とから構成されることを特徴とする電子レンジ用調理具。
- 上記耐熱樹脂製の蓋付き電子レンジ用調理具において、中央部に円形の孔を設け、裏面に容器本体の上端部に被せる円筒状の突起を設けた蓋と容器本体から構成されることを特徴とする請求項1の電子レンジ用調理具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009009333U JP3158006U (ja) | 2009-12-14 | 2009-12-14 | 電子レンジ用調理具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009009333U JP3158006U (ja) | 2009-12-14 | 2009-12-14 | 電子レンジ用調理具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3158006U true JP3158006U (ja) | 2010-03-11 |
Family
ID=54861614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009009333U Expired - Fee Related JP3158006U (ja) | 2009-12-14 | 2009-12-14 | 電子レンジ用調理具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3158006U (ja) |
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2009
- 2009-12-14 JP JP2009009333U patent/JP3158006U/ja not_active Expired - Fee Related
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