JP3157847B2 - レーザ加工ヘッド装置 - Google Patents

レーザ加工ヘッド装置

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JP3157847B2
JP3157847B2 JP04673091A JP4673091A JP3157847B2 JP 3157847 B2 JP3157847 B2 JP 3157847B2 JP 04673091 A JP04673091 A JP 04673091A JP 4673091 A JP4673091 A JP 4673091A JP 3157847 B2 JP3157847 B2 JP 3157847B2
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/08Devices involving relative movement between laser beam and workpiece
    • B23K26/10Devices involving relative movement between laser beam and workpiece using a fixed support, i.e. involving moving the laser beam

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  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザ加工機でワー
クに切断加工などを行なう際にワークにレーザ光を照射
する新規なレーザ加工ヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、3次元形状(立体形状)のワーク
をレーザ加工機で切断加工などを行なう場合には、3次
元加工用のレーザ加工ヘッド装置が使用されている。こ
のレーザ加工ヘッド装置としては、上下方向(Z軸方
向)へ移動自在なZ軸移動体と、このZ軸移動体の軸心
回り(A軸方向)に回動自在なA軸回転体と、このA軸
回転体と直交した軸心回り(B軸方向)に回動自在かつ
下端部にノズルを支承したB軸回転体とで構成されてい
る。
【0003】そして、Z軸移動体の駆動機構としては、
Z軸モータの出力は1対のかさ歯車で減速されピニオン
に伝達される。このピニオンの回転はラックの直線運動
に変換されると共に、ラックはZ軸移動体に固定されて
いるため、Z軸移動体はリニアモーションガイドにガイ
ドされながらZ軸方向へ移動される。
【0004】また、A軸回転体の駆動機構としては、A
軸モータは前記Z軸移動体に固定されており、A軸モー
タに取付けたピニオンからA軸回転体に取付けた平歯車
に伝達されてA軸回転体はZ軸移動体の軸心回りに回動
される。
【0005】さらに、B軸回転体の駆動機構としては、
B軸モータはA軸回転体に固定され、しかもB軸モータ
の出力はB軸モータに取付けたピニオンからB軸回転体
に取付けた平歯車に伝達され、B軸回転体はB軸方向に
回動される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のレーザ加工ヘッド装置におけるZ軸移動体をZ軸方
向へ移動させるために3対の歯車によって動力伝達さ
れ、それぞれ複雑なバックラッシュ解消機構が必要であ
り組立、保守が困難である。また、Z軸移動物が重いた
め、スプリングなどのバランサをZ軸移動体に設けなけ
ればならない。
【0007】A軸回転体を回動せしめるために、平歯車
とピニオンとのバックラッシュをなくすため、平歯車は
厚さ方向で2枚に分割されており、2枚の位相を微かに
ずらすことでピニオンの歯を挾んでいる。しかも、A軸
回転体内にレーザ光を透過せしめる筒状体が設けられて
いる。そのため構造が複雑であり、組立作業が難かし
い。
【0008】また、B軸回転体を回動せしめるために、
A軸回転体と同様のバックラッシュ解消機構を必要とす
ると共に、B軸回転体がワークと接触する恐れもある。
しかも、平歯車は構造上、防塵対策が出来ないので錆び
たり、レーザ加工によるスパッタなどが付着したりする
とともに、B軸モータのケーブルが中継するためのスリ
ップリングが必要となり高価でもある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前述のごとき従
来の問題に鑑みてなされたもので、上下動自在に設けた
レーザ支持杆の下端部に、当該レーザ支持杆の軸心に対
して直交する軸心回りに回動自在のレーザノズルを備え
た構成のレーザ加工ヘッド装置において、前記レーザ支
持杆を、螺旋状のボールねじ溝と上下方向のボールスプ
ライン溝とを外周面に形成した中空状のボールねじスプ
ライン軸により構成し、上記ボールねじ溝に螺合したボ
ールねじナットと前記ボールスプライン溝に係合したボ
ールスプラインナットとを上下に近接して移動体にそれ
ぞれ回転自在に支承して設けると共に、上記ボールねじ
ナットを回転するための第1の駆動モータと前記ボール
スプラインナットを回転するための第2の駆動モータと
をそれぞれ前記移動体に装着して設け、前記第1,第2
の駆動モータの回転を制御することにより前記ボールね
じスプライン軸の上下動及び軸心回りの回転を制御して
前記レーザノズルの位置を制御する構成としてなり、か
つレーザノズルを回動するためのパイプ形状のシャフト
を前記ボールねじスプライン軸内に回転自在に設けると
共に当該シャフトの上端部を前記ボールねじスプライン
軸の上端部より突出して設け、このシャフトの上端部
を、第3の駆動モータに連動連結した構成である。
【0010】
【実施例】まず、図1を用いて参考例について説明す
る。図1において、Y軸方向(紙面に対して直交した方
向)に延伸したX軸キャレッジ1が設けられており、こ
のX軸キャレッジ1は例えば図示省略のX軸フレームに
対してX軸方向(図1において左右方向)へ移動するよ
うになっている。
【0011】前記X軸キャレッジ1には2本の平行した
ガイドレール3が敷設されており、このガイドレール3
にはガイド部材5を介してY軸方向へ移動自在なY軸移
動体7が設けられている。このY軸移動体7にはレーザ
加工ヘッド装置9が設けられている。
【0012】すなわち、レーザ加工ヘッド装置9のうち
のレーザ支持杆としてのZ軸移動体を兼ねたA軸移動体
11は2重構造からなる上下方向(Z軸方向)へ延伸し
たバイプ状で形成されている。しかも、このA軸移動体
11は前記Y軸移動体7に複数のニードルベアリング1
3を介して上下動自在かつ回動自在に設けられている。
【0013】前記A軸移動体11の上端部にはベンドミ
ラー15を備えたベンドミラー装置17が支持ブラケッ
ト19に取付けられている。この支持ブラケット19の
図1において右側部19Rには、軸受21を介して上下
方向へ延伸したボールねじ23の上端部が回転自在に支
承されている。このボールねじ23の下部は前記Y軸移
動体7に軸受25を介して回転自在に支承されている。
【0014】前記ボールねじ23の下端部にはプーリ2
7が装着されており、このプーリ27には図示省略のタ
イミングベルト,プーリを介してZ軸用駆動モータ(図
示省略)が連動連結されている。このボールねじ23の
上部側にはナット部材29が螺合されており、このナッ
ト部材21には前記A軸移動体11に複数のベアリング
31を介して支承された支持フレーム33の図1におい
て右部が固定されている。
【0015】また、この支持フレーム33の上部におけ
る前記A軸移動体11にはプーリ35が嵌着されている
と共に、前記支持フレーム33の図1において右端部に
はA軸用駆動モータ37が取付けられている。このA軸
用駆動モータ37の出力軸には駆動プーリ39が嵌着さ
れており、この駆動プーリ39と前記プーリ35とには
タイミングベルト41が巻回されている。
【0016】上記構成により、図示省略のZ軸用駆動モ
ータを駆動せしめると、プーリ,タイミングベルトおよ
びプーリ27を介してボールねじ23が回転される。こ
のボールねじ23が回転されることにり、ナット部材2
9,支持フレーム33を介してA軸移動体11が上下動
されることになる。また、A軸駆動用モータ37を駆動
せしめると、駆動プーリ39,タイミングベルト41お
よびプーリ35を介してA軸移動体11が軸心回りすな
わちA軸方向に所定角だけ回動されることになる。
【0017】前記A軸移動体11の下端部にはレーザノ
ズル43を装着したB軸移動体45が設けられており、
このB軸移動体45内にはベンドミラー47,49が備
えられている。このB軸移動体45にはB軸用駆動モー
タ51が取付けられていて、例えば複数のギヤを介して
A軸移動体11と直交した方向であるB軸方向へ回動さ
れることになる。
【0018】而して、レーザ光LBはベンドミラー15
で折曲げられてA軸移動体11のパイプ内を透過し、B
軸移動体45内に備えられたベンドミラー47,49を
経てレーザノズル43から下方へ照射されて図示省略の
ワークにレーザ加工が行なわれることになる。そしてワ
ークが3次元形状(立体形状)の場合には、A軸移動体
11を上下動させるだけでなく、A軸移動体11および
B軸移動体45をそれぞれA軸,B軸方向へ回動せしめ
ることによって容易にレーザ加工を行なうことができ
る。
【0019】また、A軸移動体11がレーザ光LBの保
護管とA軸方向の回動を行なう際の回転軸を兼用してい
るため、レーザ加工ヘッド装置9を軽量化させることが
できると共に従来に比べてコンパクト化させることがで
きる。
【0020】次に、この発明の実施例が図2および図3
に示されている。図2および図3に示されているように
Y軸方向(図2において左右方向,図3において紙面に
対して直交する方向)に、延伸したX軸キャレッジ53
が設けられており、このX軸キャレッジ53は例えば図
示省略のX軸フレームに対してX軸方向(図3において
左右方向)へ移動するようになっている。
【0021】前記X軸キャレッジ53には2本の平行な
ガイドレール55が敷設されており、このガイドレール
55にはガイド部材57を介してY軸方向へ移動自在な
Y軸移動体59が設けられている。このY軸移動体59
にはレーザ加工ヘッド装置61が設けられている。
【0022】すなわち、レーザ加工ヘッド装置61のう
ちのレーザ支持杆としてのボールねじスプライン軸63
が中空形状に形成されていて、しかも上下方向(Z軸方
向)に設けられている。このボールねじスプライン軸6
3の外周面には螺旋状のボールねじ溝63Aと上下方向
のボールスプライン溝63Bとが形成されている。
【0023】このボールねじ溝63Aにはボールねじナ
ット65が螺合されていると共に、ボールスプライン溝
63Bにはボールスプラインナット67が係合されてい
る。また、前記ボールねじスプライン軸63の下部には
A軸回転体69が取付けられている。
【0024】前記Y軸移動体59上にはZ軸ベース71
が一体的に設けられていると共に、Y軸移動体59とZ
軸ベース71との間にはZ軸モータベース73が設けら
れている。このZ軸モータベース73にはZ軸用駆動モ
ータ75が設けられており、このZ軸用駆動モータ75
の出力軸には駆動プーリ77が嵌着されている。また、
前記ボールねじナット65の外周にはプーリ79が取付
けられていて、このプーリ79と前記駆動プーリ77と
にはタイミングベルト81が巻回されている。
【0025】前記Y軸移動体59にはA軸用駆動モータ
83が設けられており、このA軸用駆動モータ83の出
力軸には駆動プーリ85が嵌着されている。また、ボー
ルスプラインナット67の外周にはプーリ87が取付け
られていて、このプーリ87と前記駆動プーリ85とに
はタイミングベルト89が巻回されている。
【0026】前記Z軸ベース71の上部にはベンドミラ
ー91を備えたベンドミラー装置93が設けられてお
り、このベンドミラー装置93の図3において右側には
レーザ光LBを通過せしめるためのパイプ状のX軸方向
へ延伸したレーザ管95が接続されている。
【0027】前記ボールねじスプライン軸63の上部に
おける外周部には複数のベアリングを介してB軸モータ
ベース97が支承されており、また前記Z軸ベース71
にはZ軸方向へ延伸したガイドバー99が設けられてい
る。このガイドバー99によって案内される一対のガイ
ドローラ101が前記B軸モータベース97に回転自在
に支承されている。
【0028】前記ボールねじスプライン軸63の内周に
はパイプ形状のZ軸方向へ延伸したB軸シャフト103
が設けられており、このB軸シャフト103の上端部に
おける外周にはプーリ105が嵌着され、しかもボール
ねじスプライン軸63の上端部に取付けられている。ま
た、前記B軸モータベース97の図3において右側には
B軸用駆動モータ107が設けられており、このB軸用
駆動モータ107の出力軸には駆動プーリ109が嵌着
されている。この駆動プーリ109と前記プーリ105
とにはタイミングベルト111が巻回されている。
【0029】前記B軸シャフト103の下端部には、ベ
ベルギヤ113が取付けられており、このベベルギヤ1
13には別のベベルギヤ115が噛合されている。この
ベベルギヤ115はB軸回転体117内に備えられてい
る。しかも、このB軸回転体117の下端部にはレーザ
ノズル119が装着されている。
【0030】また、前記A軸回転体69およびB軸回転
体117にはレーザ光LBを曲げるためのベンドミラー
121,123を備えたベンドミラー装置125,12
7が設けられている。
【0031】上記構成により、Z軸用駆動モータ75を
駆動せしめると、出力軸,プーリ77,タイミングベル
ト81,プーリ79を介してボールねじナット65が回
転される。このボールねじナット65が回転されること
により、ボールねじスプライン軸63,A軸回転体69
およびB軸回転体117が上下動することにより、レー
ザノズル119が上下動されることになる。
【0032】A軸回転体69をボールねじスプライン軸
63の軸心回りであるA軸方向に回動させる場合には、
A軸用駆動モータ83を駆動せしめると、出力軸,駆動
プーリ85,タイミングベルト89,プーリ87を介し
てボールスプラインナット67が回転される。このボー
ルスプラインナット67が回転することにより、ボール
ねじスプライン軸63が回転する。しかも、このボール
ねじスプライン軸63はA軸回転体69に固定されてい
るため、A軸回転体69がA軸方向に回動されることに
なる。このとき、B軸回転体117はA軸回転体69に
回転自在に取付けられているため、一緒にA軸方向に回
動される。
【0033】また、このとき、ボールねじスプライン軸
63は上下運動も行なわれるため、例えば前記ボールね
じスプライン軸63が上昇又は下降するのをキャンセル
するように、Z軸用駆動モータ75を逆回転せしめてボ
ールねじスプライン軸63が下降又は上昇せしめるよう
にしてボールねじスプライン軸63が上下動しないよう
にする。
【0034】一方、B軸回転体117は垂直面上での旋
回運動を行なおうとするため、B軸用駆動モータ107
を逆方向へ駆動させることによりその動作がキャンセル
されることになる。
【0035】B軸回転体をB軸方向へ回動させる場合に
は、B軸用駆動モータ107を駆動せしめると、出力
軸,駆動プーリ109,タイミングベル111,プーリ
105を介してB軸シャフト103が回転される。この
B軸シャフト103が回転することにより、ベベルギヤ
113,115を介してB回転体117がB軸方向に回
動されることになる。なお、Z軸ベース71に固定され
たガイドバー99と、B軸モータベース97に固定され
た一対のガイドローラ101がB軸モータベース97の
回り止めとZ軸方向のガイドの役目を果している。
【0036】また、レーザ光LBはレーザ管95内を通
ってベントミラー91で曲げられ、ボールねじスプライ
ン軸63の内面に設けられたB軸シャフト103内を通
って、ベンドミラー121,123で曲げられてレーザ
ノズル119から下方へ照射されて、図示省略のワーク
にレーザ加工が行なわれる。
【0037】図示省略のワークが3次元形状(立体形
状)の場合にはZ軸方向だけでなく、A軸,B軸回転体
69,117をA軸,B軸方向に回動されることにより
容易に行なわれる。
【0038】このように、レーザノズル支持杆としての
ボールねじスプライン軸63がパイプ形状となっている
ため、レーザ光LBの保護管とA軸回転体69がA軸方
向に回動する際の回転軸の役目を果しており、レーザ加
工ヘッド装置61自体を軽量化させることができると共
に、従来に比べてコンパクト化させることができる。ま
た、このような構造とすることにより、Z軸移動重量の
軽減,駆動,ガイド機構の合理化が図られると共に、レ
ーザ加工ヘッド装置61のまわりに突起物がないからワ
ークへの接近性がよくなる。またモータ用ケーブル中継
用スリップリングが廃止される。
【0039】さらに、ボールねじスプライン軸63,ボ
ールねじナット65,ボールスプラインナット67を採
用してZ軸方向の移動を行なっているため、駆動系がシ
ンプルになると共に、高速で正確に移動させることがで
きる。
【0040】なお、この発明は、前述した実施例に限定
させることなく、適宜の変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。本実施例では各軸モ
ータ出力の伝達にプーリ,タイミングベルトを使用して
いるが、それ以外の平歯車,チェンなどの伝達機構でも
よい。また、B軸モータを軸回転体に固定したものも考
えられる。
【0041】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、本発明においては、レーザノズルを備えたレ
ーザ支持杆は、螺旋状のボールねじ溝63A及び上下方
向のボールスプライン溝63Bとを外周面に形成した中
空状のボールねじスプライン軸63により構成してあ
り、上記ボールねじ溝63Aに螺合したボールねじナッ
ト65及びボールスプライン溝63Bに係合したボール
スプラインナット67はそれぞれ上下に近接して移動体
59に回転自在に支承されていると共に、上記両ナット
65,67を回転するための第1,第2の駆動モータ7
5,83もそれぞれ前記移動体59に装着してある。そ
して、前記第1,第2の駆動モータ75,83の回転を
制御することによって前記ボールねじスプライン軸63
の上下動及び回転を制御して前記レーザノズルの位置を
制御する構成である。
【0042】すなわち、レーザ支持杆をボールねじスプ
ライン軸63により構成してあることにより、当該ボー
ルねじスプライン軸63を上下動するためのボールねじ
ナット65と、回転するためのボールスプラインナット
67とを上下に近接して配置することができ、駆動系の
コンパクト化を図ることが容易であると共にレーザ支持
杆と一体的に上下動する構成部分及び一体的に回転する
回転部分の軽量化を図ることができるものである。
【0043】さらに本発明においては、レーザノズル1
9を回動するためのパイプ状のシャフト103がボール
ねじスプライン軸63内に回転自在に設けてあり、かつ
上方へ突出した上端部が第3の駆動モータ107に連動
連結した構成であることにより、レーザノズル19付近
に駆動モータ等が位置せずに、レーザノズル19付近の
構成のコンパクト化を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例を示すレーザ加工ヘッド装置の断面図で
ある。
【図2】この発明の実施例を示すレーザ加工装置の斜視
図である。
【図3】図2における断面図である。
【符号の説明】
9 レーザ加工ヘッド装置 11 A軸移動体(レーザノズル支持杆) 23 ボールねじ 37 A軸用駆動モータ 43 レーザノズル 45 B軸移動体 61 レーザ加工ヘッド装置 63 ボールねじスプライン軸(レーザノズル支持杆) 65 ボールねじナット 67 ボールスプラインナット 69 A軸回転体 75 Z軸用モータ 83 A軸用駆動モータ 103 B軸シャフト 107 B軸用駆動モータ 117 B軸回転体 119 レーザノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 26/00 - 26/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下動自在に設けたレーザ支持杆の下端
    部に、当該レーザ支持杆の軸心に対して直交する軸心回
    りに回動自在のレーザノズルを備えた構成のレーザ加工
    ヘッド装置において、前記レーザ支持杆を、螺旋状のボ
    ールねじ溝(63A)と上下方向のボールスプライン溝
    (63B)とを外周面に形成した中空状のボールねじス
    プライン軸(63)により構成し、上記ボールねじ溝
    (63A)に螺合したボールねじナット(65)と前記
    ボールスプライン溝(63B)に係合したボールスプラ
    インナット(67)とを上下に近接して移動体(59)
    にそれぞれ回転自在に支承して設けると共に、上記ボー
    ルねじナット(65)を回転するための第1の駆動モー
    タ(75)と前記ボールスプラインナット(67)を回
    転するための第2の駆動モータ(83)とをそれぞれ前
    記移動体(59)に装着して設け、前記第1,第2の駆
    動モータ(75,83)の回転を制御することにより前
    記ボールねじスプライン軸(63)の上下動及び軸心回
    りの回転を制御して前記レーザノズルの位置を制御する
    構成としてなり、かつレーザノズル(19)を回動する
    ためのパイプ形状のシャフト(103)を前記ボールね
    じスプライン軸(63)内に回転自在に設けると共に当
    該シャフト(103)の上端部を前記ボールねじスプラ
    イン軸(63)の上端部より突出して設け、このシャフ
    ト(103)の上端部を、第3の駆動モータ(107)
    に連動連結したことを特徴とするレーザ加工ヘッド装
    置。
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