JP3157825U - 携帯用収納具 - Google Patents

携帯用収納具 Download PDF

Info

Publication number
JP3157825U
JP3157825U JP2009008896U JP2009008896U JP3157825U JP 3157825 U JP3157825 U JP 3157825U JP 2009008896 U JP2009008896 U JP 2009008896U JP 2009008896 U JP2009008896 U JP 2009008896U JP 3157825 U JP3157825 U JP 3157825U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
folded
cover
storage
storage device
surface portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2009008896U
Other languages
English (en)
Inventor
明夫 五十嵐
明夫 五十嵐
Original Assignee
株式会社コヅチ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社コヅチ filed Critical 株式会社コヅチ
Priority to JP2009008896U priority Critical patent/JP3157825U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3157825U publication Critical patent/JP3157825U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Abstract

【課題】収納部の内面にあらわれたカバーによって引っ掛かることなく工具類を出し入れできる携帯用収納具を提供する。【解決手段】前面部材7や左右側面部材8の上部開口9側を外側に折り返して折り返し面部14を形成し、折り返し面部14の折り返し縁15の外側に、カバー12の上端16を配置する。折り返し面部14の外側に沿って折り返し面部14の端17よりも離れてカバー12の下端18を配置する。収納部2の内面11にカバー12の端があらわれず、カバー12の上端16は折り返し縁15の外側にあらわれるようになり、内面11に添って工具Aや部品を掬い上げる際に、引っ掛かりがなくなる。【選択図】図1

Description

本考案は、工具、部品類などを腰などに吊り下げたり、持ち運ぶための携帯用収納具に関するものである。
従来、ツールホルダなどと称する工具類の携帯用収納具41は、ベルトなどに吊り下げる装着部42が形成され、その前面部材側に袋状の収納部材43が設けられると共に、さらにその前面部材に小容量の袋状の収納部材44が取りつけられている。そして、従来の収納部材43,44は繊維からなる布製である場合には、その布の切り口が外に露出することを避けるため、また開口縁の強度を高めるために、上縁を覆うように断面が逆U字状となる布製のカバー45,46を縫着して一体化していた。(例えば、特許文献1)。
実用新案登録第3092280号公報
しかし、従来技術のようにカバー45,46が逆U字状である場合には、カバー45,46の内側縁45A,46Aが、その厚みに起因して収納部材43,44に段状になってあらわれ、この結果、収納部材43,44から工具や部品を取り出すときに、前記段部に引っ掛かりが生じ、取り出しにくいという問題があった。
解決しようとする問題点は、開口部を保護するために開口部のカバーを設け、収納部への例えば工具や部品などを内面にあらわれたカバーによって引っ掛かることなく出し入れすることができる携帯用収納具を提供する。
請求項1の考案は、収納部材の開口縁に沿って該開口縁を保護するカバーを固定した携帯用収納具において、前記開口縁を外側に折り返して折り返し面部を形成し、前記折り返し面部の折り返し縁の外側に、前記カバーの一方の端を配置し、前記折り返し面部の外側に沿って前記折り返し面部の端よりも離れて前記カバーの他方の端を前記収納部材に配置したことを特徴とする携帯用収納具である。
請求項2の考案は、前記開口縁が上部開口の上部開口縁であり、前記一方の端が上端であり、前記他方の端が下端であることを特徴とする請求項1記載の携帯用収納具である。
請求項3の考案においては、記収納部材は、内面の第一の摩擦係数を外面の第二の摩擦係数よりも小さいことを特徴とする請求項1記載の携帯用収納具である。
請求項4の考案においては、前記収納部材は膨らむ袋状であり、該収納部材に腰ベルト用通し部を設けたことを特徴とする請求項2または3記載の携帯用収納具である。
請求項5の考案は、前記折り返し縁と前記一方の端とを第一の縫着部により固定し、前記収納部における前記開口縁から離間した部位と前記他方の端とを第二の縫着部により固定したことを特徴とする請求項3記載の携帯用収納具である。
請求項6の考案は、前記収納部材は、工具、部品類用であることを特徴とする請求項5記載の携帯用収納具である。
請求項1の考案によれば、収納部の内面にカバーがあらわれないので、例えば工具や部品などを内面に沿って取り出す際、カバーによって引っ掛かりはなくスムースに取り出したり、或いは収納することができる。
請求項2の考案によれば、上部開口からの例えば工具や部品の取り出しにあって、工具や部品などを内面に沿って取り出す際、
請求項3の考案によれば、内面は相対的に外面より滑りやすくなり例えば工具、部品類を内面に沿っていっそう出し入れしやすくなる。
請求項4の考案によれば、例えば工具、部品類を収納すると膨らむようになり、さらに腰ベルトに吊り下げて携帯することができる。
請求項5の考案によれば、カバーを第一及び第二の縫着部によって確実に固定することができる。
請求項6の考案によれば、工具、部品を収納することができる。
本考案の第1実施例を示す斜視図である。 同要部の拡大断面図である。 本考案の第2実施例を示す斜視図である。 同要部の拡大断面図である。 従来技術の断面図である。
本考案における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本考案の必須要件であるとは限らない。
実施例1を示す図1〜図2に示す工具類の携帯用収納具1は、工具Aや部品(図示せず)などを収納する第一の収納部2と、この第一の収納部2を腰ベルトBなどに吊り下げるための装着部3とが一体に設けられており、装着部3には第一の収納部2の後側上部に腰ベルトBを通す通し部4が横向きに設けられている。第一の収納部2は、工具Aや部品を収納することで外側に膨らむような袋状であって、収納部材である底面部材5と後面部材6と前面部材7と左右側面部材8を有して上部開口9を有する。底面部材5と前面部材7と左右側面部材8は、外面10はポリエステルなどの合成繊維の布によって形成されており、一方内面11は繊維ではなく合成皮革などの合成樹脂シート(合成樹脂フィルム状のものを含む)によって形成された複数層、実施例では2層に形成されており、内面11の第一の摩擦係数(μ1)を外面10の第二の摩擦係数(μ2)よりも小さく形成している(μ1<μ2)。また、後面部材6は、例えばポリエステルなどの合成繊維の布によって形成され、そのまま外面及び内面にあらわれている。
前記上部開口9に該上部開口9を保護するための、布製又は皮製のカバー12が設けられる。実施例では例えばポリエステルなどの合成繊維の布からなるカバー12が設けられる。このカバー12の取り付けは、前面部材7と左右側面部材8の直状な一点鎖線で示した端13を外側に折り返して折り返し面部14を形成し、折り返し面部14の頂に形成される折り返し縁15の外側に、カバー12の一方の端である上端16を配置し、折り返し面部14の外側に沿って折り返し面部14の端17よりも離れてカバー12の他方の端である下端18を、前面部材7と左右側面部材8に配置したものである。そして、このカバー12は折り返し面部14の外側に固定されている。この固定は、貼り付けや縫着によってカバー12を折り返し面部14側に一体に設けるものであって、実施例では折り返し縁15側と上端16側とを第一の縫着部19により固定し、前面部材7と左右側面部材8における折り返し縁15から離間した部位と下端18とを第二の縫着部20により固定している。
前記第一の収納部2を形成する前面部材7と左右側面部材8の前方、左右側方に第二の収納部21を形成する。この第二の収納部21にあっても第一の収納部2と同様にその上部開口22の外側にカバー23が設けられている。
次に前記構成についてその作用を説明する。第一の収納部2や第二の収納部21の上部開口9,22はカバー12,23により補強、保護されており、携帯用収納具1の体への装着は腰ベルトBを通し部4に通して腰まわりに吊り下げた状態で、第一の収納部2や第二の収納部21に工具Aや部品を収納する。
第一の収納部2や第二の収納部21より工具Aや部品を取り出すときには、上部開口9,22から手を入れた後に、前面部材7や左右側面部材8の内面11に、矢印Zのように沿わせるように取り出す。この際、工具Aや部品は内面11において底面部材5側から前面部材7、左右側面部材8に沿って第一の縫着部19、第二の縫着部20を乗り越えて上部開口9に至り、この上部開口9から上方へ取り出すことができる。
以上のように、前記実施例では請求項1に対応して、工具A、部品類を収納する布製又は皮製の第一の収納部2、第二の収納部21の上部開口9に沿ってその縁を保護する布製又は皮製のカバー12,23を固定し、前面部材7と左右側面部材8の上部開口9側を外側に折り返して折り返し面部14を形成し、折り返し面部14の折り返し縁15の外側に、カバー12,23の上端16など一方の端を配置し、折り返し面部14の外側に沿って折り返し面部14の端17よりも離れてカバー12,23の下端18など他方の端を第一の収納部2、第二の収納部21に配置したことにより、従来技術のように収納部の内面にカバーの端があらわれず、カバー12,23の上端16など一方の端は折り返し縁15の外側にあらわれるようになり、内面11に沿って工具Aや部品を掬い上げる際に、引っ掛かりがなく、カバー12,23によって邪魔されることなく確実に掬い上げることができる。また、カバー12,23により上部開口9,22を保護できると共に、カバー12,23の折り返し端17をも保護することができる。
前記実施例では請求項2に対応して、前記開口縁が上部開口9の上部開口縁13であり、折り返し縁15の外側に上端16を配置し、折り返し面部14の端17よりも離れてカバー12の下端18を配置することで、工具Aや部品の出し入れ口である上部開口縁13を保護できる。
前記実施例では請求項3に対応して、第一の収納部2、第二の収納部21は、内面11の第一の摩擦係数を外面10の第二の摩擦係数よりも小さくする(μ1<μ2)ことで、内面11は相対的に外面10より滑りやすくなり、内面11に沿って工具Aや部品を掬い上げやすくなる。
前記実施例では請求項4に対応して、第一の収納部2、第二の収納部21が膨らんで工具A、部品類を収納する袋状であることで、各種の工具Aや部品をそれぞれ収納でき、さらに第一の収納部2、第二の収納部21に腰ベルトB用の通し部4を設けたことで、腰まわりに第一の収納部2、第二の収納部を設けて携帯することができる。
前記実施例では請求項5に対応して、折り返し縁15と上端16とを第一の縫着部19により固定し、前面部材7及び左右側面部材8における折り返し面部14の端17から離間した部位と下端18とを第二の縫着部20により固定したことで、カバー12の上下を確実に固定することができる。
しかも、前記実施例では請求項6に対応して、工具Aや部品類をスムースに出し入れすることができる。
図3〜図4は実施例2を示しており、前記実施例1と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。実施例2の携帯用収納具1Aにおいては、後面部材6Aの前方に合成繊維製布からなる前面部材7A及び左右側面部材8Aを設けた収納部2Aを設けており、この収納部2Aは上下方向に上部開口9A、下部開口31Aを設けている。そして、上部開口9Aに実施例1のカバー12と同様に上部カバー12Aを設け、さらに下部開口に下部カバー32Aを設けている。
下部カバー32Aの取り付けは、前面部材7Aと左右側面部材8Aの下側に折り返して下部折り返し面部14Aを形成し、下部折り返し面部14Aの頂にあるにある下部折り返し縁15Aの外側に、下部カバー32Aの一方の端である下端16Aを配置し、下部折り返し面部14Aの外側に沿って端17Aよりも離れてカバー32Aの他方の端である上端18Aを、前面部材7Aと左右側面部材8Aに配置したものである。そして、この下部カバー32Aは下部折り返し面部14Aの外側に固定されている。この固定は、貼り付けや縫着によって下部カバー32Aを折り返し面部14A側に第一の下部縫着部19A、第二の下部縫着部20Aを介して一体に設けている。
したがって、収納部2Aの上部開口9Aより工具Aや部品を挿入してその下部を下部開口31Aより突出させて収納する。このように、上部開口9A、下部開口31Aのいずれにおいても内面11にカバー12A、下部カバー32Aがあらわれないので、工具Aや部品を収納部9Aに挿入するときや引き出すときに従来技術のように内面11に引っ掛かりがなく、スムースに出し入れを行うことができる。
以上のように本考案にかかる携帯用収納具は、携帯電話や筆記道具、化粧品などの収納等各種の用途に適用できる。
2 21 2A 収納部
7 前面部材(収納部材)
8 左右側面部材(収納部材)
9 22 9A 上部開口
10 外面
11 内面
12 23 12A 32A カバー
14 14A 折り返し面部
15 15A 折り返し縁
16 上端(一方の端)
17 17A 端
18 下端(他方の端)
19 20 19A 20A 縫着部
31A 下部開口
A 工具

Claims (6)

  1. 収納部材の開口縁に沿って該開口縁を保護するカバーを固定した携帯用収納具において、前記収納部材の開口側を外側に折り返して折り返し面部を形成し、前記折り返し面部の折り返し縁の外側に、前記カバーの一方の端を配置し、前記折り返し面部の外側に沿って前記折り返し面部の端よりも離れて前記カバーの他方の端を前記収納部材に配置したことを特徴とする携帯用収納具。
  2. 前記開口縁が上部開口の上部開口縁であり、前記一方の端が上端であり、前記他方の端が下端であることを特徴とする請求項1記載の携帯用収納具。
  3. 前記収納部材は、内面の第一の摩擦係数を外面の第二の摩擦係数よりも小さいことを特徴とする請求項1記載の携帯用収納具。
  4. 前記収納部材は膨らむ袋状であり、該収納部材に腰ベルト用通し部を設けたことを特徴とする請求項2または3記載の携帯用収納具。
  5. 前記折り返し縁と前記一方の端とを第一の縫着部により固定し、前記収納部材における前記開口縁から離間した部位と前記他方の端とを第二の縫着部により固定したことを特徴とする請求項4記載の携帯用収納具。
  6. 前記収納部材は、工具、部品類用であることを特徴とする請求項5記載の携帯用収納具。
JP2009008896U 2009-12-15 2009-12-15 携帯用収納具 Expired - Lifetime JP3157825U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009008896U JP3157825U (ja) 2009-12-15 2009-12-15 携帯用収納具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009008896U JP3157825U (ja) 2009-12-15 2009-12-15 携帯用収納具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3157825U true JP3157825U (ja) 2010-03-04

Family

ID=54861447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009008896U Expired - Lifetime JP3157825U (ja) 2009-12-15 2009-12-15 携帯用収納具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3157825U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007145038A (ja) 自転車
US20090134190A1 (en) Cellular phone carrying case
JP3157825U (ja) 携帯用収納具
JP3121669U (ja) 携帯用手提げ袋収納バッグ
JP4183046B2 (ja) 折りたたみ傘収納保持袋
JP3110717U (ja) スーツケース
JP3175366U (ja) 二輪車エプロンインナーバッグ
JP5577178B2 (ja) 車載バッグ
JP2006213240A (ja) 自転車かごカバー
JP2008092823A (ja) 釣竿ケース
JP3171028U (ja) 多機能バッグ
JP2019216788A (ja) ショルダーバッグ
JP3137469U (ja) 内側ポケットとして機能する携帯格納袋を設けたトートバッグ
JP3110626U (ja) 米袋
JP3185271U (ja) バッグ用カバー
JP2004194557A (ja) 釣り用バッグ
KR200425834Y1 (ko) 다기능 책커버
JP4125775B1 (ja) 傘の柄の袋
JP3142434U (ja) 収納具
JP6680177B2 (ja) 車両用傘収納構造
JP3133865U (ja) 自転車用荷籠カバー
JP3141147U (ja) スーツ袋
JP5370645B2 (ja) バッグ
JP3197230U (ja) 収納ケース
JP2017079975A (ja) キャリーオンバッグ

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130210

Year of fee payment: 3