JP3110717U - スーツケース - Google Patents

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Abstract

【課題】
中に背広やドレス等の衣類を収納するハンガー付きのスーターを備え、このスーターはハンガーの反対端をポケットに連接、固定することにより、中で衣類が動いて散乱することなく持ち運びできるように工夫したスーツケースを提供する。
【解決手段】
箱体1と蓋体2とがヒンジを介して開閉自在に連設され、かつ、スーター5の一方端が前記箱体1の内周壁に係止されたスーツケースにおいて、前記箱体1の中にポケット31が装着されるとともに、この裏側に前記スーター5が重着されてなることを特徴とするスーツケース。
【選択図】 図4

Description

本考案は、中にスーターを備えたスーツケースに関する。詳しくは、スーターの一方端をスーツケースの内周壁に係止し、他方端をポケットに連接、固定することにより、スーターの中で背広やドレス等大形の衣類が動いて散乱することなく収納できるようにしたスーツケースに関する。
スーツケースは、一般に、硬質の合成樹脂製で形成された殻状の箱体と、同様に形成された蓋体とがヒンジを介して開閉可能に連設され、箱体と蓋体とを施錠するように構成されている。
通常、スーツケースの中に収納された衣類等の動きを抑えるために、ストラップ等により箱体に詰めた衣類等を押えたり、小物の衣類等を収納するポッケトを備えることが行なわれている。
しかしながら、前記の装備だけでは衣類等を動かないようにするには不十分であり、持ち運びの度に衝撃や振動によって位置がずれたり、型崩れしたり皺になる等の問題があった。特に、収容物が少なく内部に隙間がある場合に衣類等が中で動き易くなる。そこで、スーツケースの中に、膨張・収縮自在な空気袋を備え、膨らんだ空気袋によって収容物を押さえて位置ずれを防止するようにした提案がなされている(特許文献1参照)。
特開平9−238727号公報
しかしながら、特許文献1に代表されるように、まとめると、従来のスーツケースには、次のような問題点がある。
即ち、従来のスーツケースの問題点は、スーツケースを持ち運ぶ度に衝撃や振動によって位置がずれて、中に収納した背広等衣類の型が崩れたり皺になる。
そこで、本考案のスーツケースは、このような従来の抱える問題点を解決するためになされたもので、中に背広やドレス等の衣類を収納するハンガー付きのスーターを備え、このスーターはハンガーの反対端をポケットに連接、固着することにより、中で衣類が動いて散乱することなく持ち運びできるように工夫したスーツケースを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1の考案は、箱体1と蓋体2とがヒンジを介して開閉自在に連設され、かつ、スーター5の一方端が前記箱体1の内周壁に係止されたスーツケースにおいて、前記箱体1の中にポケット31が装着されるとともに、この裏側に前記スーター5が重着されてなることを特徴とする。
また、請求項2の考案は、請求項1の考案の上記特徴に加えて、前記ポケット31の裏面に裏ポッケット7が設けられ、かつ、舌片71の一方端が、ポケットジッパー73を介して前記裏ポッケット7に継合されるとともに、前記舌片71の他方端が、ジッパー8を介してスーター5に備える裾部54に継合されてなることを特徴とする。
中に背広やドレス等を収納するハンガー付きのスーターの一方端を箱体の内周壁に係止し、この他方端とポケットとがジッパーを介して継合されるので、衣類が動いて散乱することなく持ち運びできる効果を奏するものである。また、背広やドレス等の大形ではなく、小物の衣類をスーターに収納して使用する場合は、スーターの他方端のジッパーを解除してポケットから切り離し、それぞれ独立したスーターとポッケトとして使用できる多機能性を有するスーツケースである。
本考案の実施の形態を、添付図面に例示した本考案の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
先ず、本考案の実施例について、図1〜図7を参照しながら説明する。図1は、本実施例に係わるスーツケースの外観斜視図である。図2は、同上、スーツケース内部のコンパートメントを示す斜視図である。図3は、同上、スーツケースの箱体側コンパートメントを示す斜視図である。図4は、同上、スーツケース内部のスーターを拡開した状態を示す斜視図である。図5は、同上、スーターの裾部と裏ポケットの舌片とを閉じるジッパーを解除した状態を示す斜視図である。図6は、同上、裏ポケットの舌片を閉じ込む状態を示す斜視図である。図7は、同上、裏ポケットの舌片を裏ポケットの中へ閉じ込んだ状態を示す斜視図である。
スーツケースは、基本的には背広を入れることができる程度の大きさである。図1に示すように、スーツケース100は、箱体1と蓋体2とがヒンジ(図示なし)を介して開閉可能に設けられ、ロック103により閉じる。箱体1と蓋体2とが閉じた状態では、側面に把手101と把手102を備える。図1に示すように、スーツケース100を縦長に立てて使用する場合は、把手101を掴んで下方の側面に備えるキャスター104により転がす。スーツケース100を横長にして使用する場合は、把手102を掴む。
図2に、スーツケース100の中の衣類等を収納する仕切りを示す。箱体1側の箱体コンパートメント3と蓋体2側の蓋体コンパートメント4とに二つに区分される。箱体コンパートメント3は、深さ方向にポッケト31が占め、この上をストラップ32が交差している。このストラップ32が中央でX字状に交差した部位には、収納される衣類等の量によって上からの押さえを調整するバックル33を備え、ストラップ32の他方端は、箱体1の内周壁の四箇所に設けられた係止具に固定されている。そして、この図には隠れて見えないが、ポッケト31の裏面に後述する裏ポケット7が設けられ、さらに、後述するスーター5が二つ折りの状態で重着されている。
一方の蓋体コンパートメント4は、深さ方向に全面をポッケト41が占め、この上をストラップ42が交差している。このストラップ42が中央でX字状に交差した部位には、ポッケト41に収納される衣類等の量によって上からの押さえを調整するバックル43を備え、ストラップ42の他方端は、蓋体コンパートメント4の内周壁の四箇所に設けられた係止具に固定されている。そして、ポッケト41の上端は、フック45を介して蓋体コンパートメント4の内周壁の左右ニ箇所に係止されている。また、ポッケト41の上部には、ポケットジッパー44を備え、開け閉めを可能にする。
以上のように、スーツケース100は構成されるが、その他に、ポッケト31の裏側に衣類等の収納部が設けられており、これ等について説明する。図3には、ポケット31の上を交差するストラップ32のバックル33を解除した状態を示す。そして、ポケット31の襟部35に備える二箇所のフック37を内周壁から解除した後、ポッケト31の裾に備える折り目36の部位から、ポッケト31を裏返しにして蓋体2の側へ折り返す。この状態を図4に示す。ポッケト31の裏面に設けられた裏ポケット7の舌片71の先端部にジッパー8を備え、これにスーター5の裾部54が継合している。ここで、長く拡開されたスーター5のスーター下部56の裏側に、前記した裏ポケット7が隠れている。このため、ポッケト31を蓋体2の側へ折り返すと、通常は、箱体1の側で二つ折にして裏側に重着されていたスーター5も蓋体2の側へ折り返される。即ち、図示のようにスーター5の裾部54も箱体1側から蓋体2の側へ跨って折り返され長く開拡される。このように、スーター5は、箱体1側で、内周壁に備える係止具39にハンガー6を介して係止され、蓋体コンパートメント4の側へ長く拡開されるので、このスーター5の中には、背広等の大形の衣類を収納することができる。
次に、スーター5の裾部54が箱体1側から蓋体2の側へ跨って折り返され長く開拡されたままで、スーター5が裏ポケット7から切り離された状態を図5に示す。図のように、裏ポケット7に備える舌片71とスーター5の裾部54とを継合するジッパー8を解除すると、ポッケト31とスーター5とが切り離される。この時、舌片71は裏ポケット7から外方へ出た状態にある。
上記したような舌片71の使い方の他に、舌片71を裏ポケット7の中へ折り込むことができる。
先ず、舌片71を裏ポケット7の中へ閉じこむ前の状態について詳細を説明する。この裏ポケット7の裾部72にはポケットジッパー73を備え、この部位に舌片71の一方端が継合され、この舌片71の他方端にはジッパー8を備える。図6には、舌片71がポケットジッパー73の部位から折れ、裏ポケット7から外方へはみ出た状態を示す。このような状態を経て、次に舌片71は裏ポケット7の中に納まる。
以上のように構成され、次に作用について説明する。
先ず、旅行等でスーツケース100を持ち運ぶ時、この中の箱体1と蓋体2は図2に示すような状態になっている。この場合、スーター5はポケット31の裏側に二つ折りにして隠れ、この中に背広やドレス等の衣類が収納されている。次に、スーター5中の衣類等の荷を解くと、図4に示すように、スーター5は、箱体コンパートメント3側から蓋体コンパートメント4の側へ跨って折り返され長く延ばされた状態になる。この時、スーター5の裾部54が裏ポケット7に備える舌片71の一方端のジッパー8に継合されているので、ポケット31を蓋体2側へ裏返すと同時にスーター5の裾部54も一緒に蓋体コンパートメント4の側へ跨って折り返される。このように、スーター5の裾部54がフリーではないので、ポケット31を裏返す動作と同時にスーター5も拡開され便利である。
次に、図5に示すように、ジッパー8を解除し、裏ポケット7の舌片71とスーター5の裾部54とを切り離すことによりスーター5を独立して使用できる。即ち、スーター5をハンガー6とともに箱体1の内周壁から外し、ホテル等の宿泊場所の衣装タンスや壁に長く伸ばした状態で吊し、背広の折皺を伸ばすことができる。
一方、裏ポケット7もスーター5から切り離して独立して使うこともできる。即ち、図7に示すように、裏ポケット7の中に、小物の衣類とか書類等を納めると同時に、舌片71を裏ポケット7の中に納めてポケットジッパー73を閉じる。なお、舌片71は、裏ポケット7の中に隠れるので図には示されない。
また、スーター5の中には小物類を収納して使うこともできる。即ち、スーツケース100を旅行等で持ち運ぶ際に、中に小物類を収納したスーター5を二つ折りにして箱体コンパートメント3の底に収め、その上に、小物の衣類とか書類等を納めたポケット31を重ね、ストラップ32により上から押さえる。
スーツケースの外郭は、例えば強固なハニカム材である。そして、その外周は硬質の合成樹脂、例えばエチレン酢酸ビニールにより被覆されている。いずれも、ケースの中の物を損傷から保護する構造体として、あるいはぶつかり等の衝撃にも耐える材料として強度上優れたものである。また、軽量化に寄与する材料である。
尚、スーツケース内のポケットを閉じる方法としては、ジッパーの他に結束マジックバンド等の公知の手段によることもできる。
本考案のスーツケースは、ハードサイド鞄の他にソフトサイド鞄にも適用できる。
本考案の実施例に係わるスーツケースの外観斜視図である。 同上、スーツケース内部のコンパートメントを示す斜視図である。 同上、スーツケースの箱体側コンパートメントを示す斜視図である。 同上、スーツケース内部のスーターを拡開した状態を示す斜視図である。 同上、スーターの裾部と裏ポケットの舌片とを閉じるジッパーを解除した状態を示す斜視図である。 同上、裏ポケットの舌片を閉じ込む状態を示す斜視図である。 同上、裏ポケットの舌片を裏ポケットの中へ閉じ込んだ状態を示す斜視図である。
符号の説明
100 スーツケース
101、102 把手
103 ロック体
104 キャスター
1 箱体
2 蓋体
3 箱体コンパートメント
31 ポケット
32 ストラップ
33 バックル
34 ポケットジッパー
35 襟部
36 折り目
37 フック
39 係止具
4 蓋体コンパートメント
41 ポケット
42 ストラップ
43 バックル
44 ポケットジッパー
45 フック
5 スーター
51 ポケットジッパー
54 裾部
55 スーター上部
56 スーター下部
6 ハンガー
7 裏ポケット
71 舌片
72 裾部
73 ポケットジッパー
8 ジッパー

Claims (2)

  1. 箱体1と蓋体2とがヒンジを介して開閉自在に連設され、
    かつ、スーター5の一方端が前記箱体1の内周壁に係止されたスーツケースにおいて、
    前記箱体1の中にポケット31が装着されるとともに、この裏側に前記スーター5が重着されてなることを特徴とするスーツケース。
  2. 前記ポケット31の裏面に裏ポッケット7が設けられ、
    かつ、舌片71の一方端が、ポケットジッパー73を介して前記裏ポッケット7に継合されるとともに、
    前記舌片71の他方端が、ジッパー8を介してスーター5に備える裾部54に継合されてなることを特徴とする請求項1記載のスーツケース。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010254311A (ja) * 2009-04-21 2010-11-11 Kira Shiko:Kk 物品収容ケース
JP2019209112A (ja) * 2018-11-13 2019-12-12 株式会社 プラスワン スーツケース

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