JP3157687B2 - 蓄電池の充電制御装置 - Google Patents

蓄電池の充電制御装置

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JP3157687B2
JP3157687B2 JP27343894A JP27343894A JP3157687B2 JP 3157687 B2 JP3157687 B2 JP 3157687B2 JP 27343894 A JP27343894 A JP 27343894A JP 27343894 A JP27343894 A JP 27343894A JP 3157687 B2 JP3157687 B2 JP 3157687B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、密閉型のニッケル・水
素蓄電池の集合体からなる組電池形態の、特に電気自動
車等の移動体に搭載される移動体用蓄電池について、そ
の電池の状態を制御する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】小型のニッケル・水素蓄電池の組電池の
充電を制御する装置の先行技術として、例えば特開平4
−109833号公報に示されるものがある。この先行
技術においては、充電中のニッケル・水素蓄電池の単位
時間当りの温度上昇値である温度変化率ΔTを測定す
る。そして温度変化率ΔTがあらかじめ設定した第1の
閾値を超えると充電を停止させる。閾値として、充電開
始直後の所定時間内は前記の第1の閾値より低い第2の
閾値(以後、低閾値と称する)を設定する。このように
充電初期に低閾値を設定することによって例えば完全に
充電されたニッケル・水素蓄電池(以後、完全充電の蓄
電池と称する)が再充電(完全充電されたニッケル・水
素蓄電池を更に充電すること)された場合には、再充電
開始直後から温度が上昇しはじめるので、比較的短時間
で温度変化率が前記の低閾値に達し、充電を停止させ、
その結果過充電を最少限にとどめるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば電気自動車等の
駆動に用いられる大容量のニッケル・水素蓄電池におい
ては、完全に放電された状態で充電を開始すると、前記
の先行技術の場合と同様に充電開始直後から温度変化率
が上昇する。しかし、先行技術における小型の蓄電池と
異なって、充電の開始初期において温度変化率にピーク
が現れる。このピークは例えば完全充電に7〜8時間を
要するニッケル・水素蓄電池の充電の場合には、完全放
電状態からの充電開始から十数分後に初期のピーク値に
達することが実験的に知られている。この初期のピーク
値は図2の温度変化率TVの曲線におけるピーク値Hで
ある。この初期のピーク値Hに達した後、温度変化率T
Vは一旦減少し、完全充電の少し前までほぼ一定の値を
保つ。このピーク値Hの生じる原因は蓄電池の内部抵抗
が充電開始の初期に変化するためと推定されている。
【0004】電気自動車の駆動用の大容量ニッケル・水
素蓄電池において、もしも前記の先行技術におけるよう
に、温度変化率の低閾値を前記のピーク値Hに等しいか
それより低い値に設定すると、再充電でない場合でも、
充電開始後十数分後に温度変化率が低閾値を超えて充電
が停止される。それでは充電ができないので、前記低閾
値をピーク値Hより高く設定すると、今度は再充電のと
きに温度変化率が低閾値に達するまでの時間が長くなり
過充電される時間が長くなる。その結果、過充電中に正
極から発生する酸素ガスにより負極の材料が酸化された
り、セパレータ等の電池構成材料が劣化するなど蓄電池
に与える悪影響が大きくなるという問題があり、これを
解決することが必要であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項の発明は、ニッ
ケル・水素蓄電池セルの充電中の温度を検出する温度セ
ンサ、前記の温度センサの検出出力に基づき温度の時間
的変化を表わす温度変化率を求める温度変化率演算手
段、所定の温度変化率を設定する手段及び前記温度変化
率演算手段によって得られた温度変化率と前記設定され
た温度変化率の設定値とを比較する比較手段、ニッケル
・水素蓄電池セルの充電中の端子電圧を検出する電圧セ
ンサ、前記電圧センサの検出電圧と、あらかじめ定めら
れた前記ニッケル・水素蓄電池の完全充電時の充電電圧
とを比較する比較手段、前記ニッケル・水素蓄電池セル
に設けられ、ニッケル・水素蓄電池セルの内部の圧力で
ある内圧を検出する圧力センサ、前記内圧をあらかじめ
設定された値と比較する比較手段、前記温度変化率が設
定値未満であり、かつ電圧及び内圧がともに設定値以上
であるとき充電を停止させる制御手段を備えている。
【0006】請求項2の発明は、前記タイマ手段に設定
される所定の充電時間が1分である。請求項3の発明
は、さらにニッケル・水素蓄電池セルの充電中の温度を
検出する温度センサ、前記の温度センサの検出出力に基
づき温度の時間的変化を表わす温度変化率を求める温度
変化率演算手段、所定の温度変化率を設定する手段及び
前記温度変化率演算手段によって得られた温度変化率と
前記設定された温度変化率の設定値とを比較する比較手
段、ニッケル・水素蓄電池セルの充電中の端子電圧を検
出する電圧センサ、前記電圧センサの検出電圧と、あら
かじめ定められた前記ニッケル・水素蓄電池の完全充電
時の充電電圧とを比較する比較手段、前記ニッケル・水
素蓄電池セルに設けられ、ニッケル・水素蓄電池セルの
内部の圧力である内圧を検出する圧力センサ、前記内圧
をあらかじめ設定された値と比較する比較手段、前記温
度変化率が設定値未満であり、かつ電圧及び内圧がとも
に設定値以上であるとき充電を停止させる制御手段を備
えている。
【0007】請求項の発明は、前記温度変化率が増加
中であるとき、内圧が0.1kgf/cm以上でない
場合充電を停止させる。請求項の発明は、前記温度変
化率が増加中であるとき、内圧が2kgf/cm以上
になると充電を停止させる。請求項の発明は、組電池
内の多数のニッケル・水素蓄電池セルを複数の群に分割
した各群をモジュールと定義するとき、各モジュールの
両端子間の充電電圧を測定する電圧センサ、及び、全モ
ジュールの充電電圧の合計値である総電圧を求め、組電
池の充電電圧と総電圧の差電圧を求め、かつ、前記差電
圧をあらかじめ定められた設定値と比較して、前記差電
圧が設定値以上のとき充電を停止させる制御手段を備え
ている。
【0008】請求項の発明は、さらに総電圧をモジュ
ールの数で除算して平均モジュール電圧を求め、各モジ
ュールの電圧と平均モジュール電圧との差電圧を求め、
その差電圧を所定の設定値Kと比較する制御手段及び前
記差電圧が設定値より大きいときそのモジュール番号を
表示する表示手段を備えている。請求項の発明は、す
べてのモジュールのモジュール電圧を相互に比較しモジ
ュール電圧の最大値と最小値の差が1ボルト以上のとき
充電を停止する。請求項の発明は、さらに組電池を構
成する複数のニッケル・水素蓄電池セルの最も温度の高
いものの温度と最も温度の低いものの温度をそれぞれ検
出する温度センサ、及び、両温度センサの検出値を比較
する比較手段を備え、両温度センサの検出値の差が所定
値以上のとき充電を停止させる制御手段を備えている。
【0009】請求項の発明は、さらに組電池を構成す
るニッケル・水素蓄電池セルの最も温度の高いものの温
度と最も温度の低いもののそれぞれのニッケル・水素蓄
電池セルの温度を測定する温度センサ及び組電池の置か
れた雰囲気温度を測定する温度センサを備え、前記最も
温度の高いモジュールの温度または最も温度の低いモジ
ュールの温度と前記雰囲気の温度とを比較する手段を有
し、前記比較結果が所定値以上のとき充電を停止する手
段を備えている。請求項の発明は、完全充電後の充電
電圧を所定値と比較する手段を有し、前記充電電圧が所
定値より大きいとき充電を停止させる手段を備えてい
る。
【0010】[作用] 請求項1の発明では、完全充電されていないニッケル・
水素蓄電池は温度変化率が設定値より低く、完全充電さ
れると設定値を超える。これにより完全充電されたかど
うかを判定することができる。また、ニッケル・水素蓄
電池が劣化している場合、完全充電に至る前に電圧と内
圧がともに異常に上昇し、これが電圧センサと圧力セン
サで検出される。請求項の発明では、ニッケル・水素
蓄電池セルの密閉性が失われるとガス漏れが生じ内圧は
上昇しない。請求項の発明では、充電中に上昇して起
こりうる内圧の上限を容器の一般的な耐圧より低く設定
している。
【0011】請求項の発明では、組電池の充電電圧と
総電圧の差は各ニッケル・水素蓄電池セルの接続線電圧
降下を表している。請求項の発明では、モジュールの
電圧と平均モジュール電圧との差でそのモジュールの劣
化の程度を表す。請求項の発明では、モジュール電圧
のばらつきが1V以上の場合には故障と判定する。
【0012】請求項の発明では、最も温度の高いニッ
ケル・水素蓄電池セルと最も温度の低いニッケル・水素
蓄電池セルの両温度差が組電池全体の劣化の程度を表
す。請求項の発明では、雰囲気温度とニッケル・水素
蓄電池セルの温度との差が所定値以上であることにより
冷却装置の不具合を表す。請求項の発明では、電解液
不足の場合完全充電に近くなると電池の内部抵抗が上昇
し、充電電圧が異常に上昇することにより電解液不足を
示させる。
【0013】
【実施例】実施例の構成 電気自動車等の移動体に搭載される密閉型ニッケル・水
素蓄電池(以後、単に蓄電池と記す)は、公称電圧1.
2Vのニッケル・水素蓄電池セル(以後、単に蓄電池セ
ルと記す)を10個直列に接続して1モジュールを構成
している。さらにこのモジュールを24個直列に接続し
て(240セル)1組の組電池1を構成している。24
0個のセルの直列体である組電池1全体の電気容量は約
100Ahに構成されている。組電池1における多数の
蓄電池セルの接続方法については、前記の全部を直列接
続するものに限定されるものではなく、直列接続と並列
接続とを組合せる場合もある。1個の蓄電池セルの公称
電圧は1.2Vであるので、全部を直列に接続した場合
は上記の組電池1の両端子間の総電圧は288Vとな
る。組電池1の両端子電圧を検出するための手段である
電圧センサ2が取付けられ、その測定電圧出力は充電制
御回路5に入力される。
【0014】組電池1にはさらにその少なくとも一つの
蓄電池セルの極板の温度を検出するための温度センサ3
Aが設けられている。温度センサ3Aは電源と増幅器を
内蔵するものが通常用いられる。温度センサは、この実
施例では、3個設けられており、第1の温度センサ3A
は組電池1の中で最も放熱が少なく、従って温度が高い
蓄電池セルに取付けられている。第2の温度センサ3B
は最も放熱が多く、従って温度が低い蓄電池セルに取付
けられる。また第3の温度センサ3Cは、組電池1の周
囲の温度を測定するためにその近傍に配置されている。
組電池1にはさらにその多数の蓄電池セルの内、少なく
とも1個の蓄電池セルに圧力センサ4が設けられてい
る。圧力センサ4は密閉された蓄電池セルの内部の圧力
を測定する。圧力センサ4には通常、電源と増幅器を内
蔵するものが用いられる。
【0015】前記の電圧センサ2及び圧力センサ4の検
出出力は充電制御回路5に入力され、その中でそれぞれ
のアナログ・デジタル変換器(以後、ADCと略記す
る)6及び8によってデジタル信号に変換される。AD
C6及び8のデジタル信号はCPU11に入力され後で
述べる処理が行なわれる。また、温度センサ3A、3
B、3Cの各検出出力は、後で述べる制御のモードに応
じていずれか1つの検出出力が測定切換回路9によって
選択されADC7に入力される。ADC7の出力は測定
制御回路10及び温度変化率演算回路12を経てCPU
11に入力される。本実施例の記載中の「電圧」は充電
中における蓄電池セルの両端子間の電圧又は組電池の両
端子間の電圧の意味である。
【0016】組電池においては前述のとおり、10個の
蓄電池セルを接続して1個のモジュールとし、このモジ
ュールを24個接続することによって1組の組電池とし
ている。この好適実施例ではこのように構成した組電池
1で、各モジュール毎に1つの電圧センサ17を設けて
各モジュールの電圧を測定するように構成している。さ
らに電圧センサ切換回路18を設けて各モジュールの測
定電圧のデータを時分割で順次ADC19を経てCPU
11に入力するように構成している。充電電源20は所
定の電圧の直流電源であり、その直流出力は充電制御回
路5の充電開閉器14を経て組電池1に印加される。
【0017】実施例の動作 次に本実施例の充電制御装置の動作について説明する。
温度センサ3A、3B、3Cのいずれか1つの温度セン
サによって検出される温度をTとするとき、温度Tは測
定制御回路10の制御によって、各センサ毎に例えば1
分間の時間幅内に6回の測定の瞬時値から各センサ毎の
1分間の平均温度T1、T2、T3・・・が求められ
る。平均温度を求める時間幅は別段1分に限定されるも
のではなく、30秒から10分位の適当な値に設定する
ことができる。こうして求めた各平均温度T1、T2、
T3・・・は温度変化率演算回路12に入力される。温
度変化率演算回路12では、最初の1分間の平均温度T
1と次の1分間の平均温度T2との温度差dT(T2−
T1=dT)を求め、温度差dTの単位時間dtに対す
る比である温度変化率TV(TV=dT/dt)を演算
する。温度変化率TVのデータはCPU11に入力され
る。
【0018】本発明の充電制御装置では、前記の電圧セ
ンサ2と圧力センサ4によりそれぞれ検出された電圧及
び圧力と、前記温度センサ3A、3B又は3Cの検出温
度に基づき温度変化率演算回路12によって演算された
温度変化率TVとをCPU11の入力データとして用い
て、以下に説明する各種の制御モードにおける充電の制
御を行なう。
【0019】[制御モード1]再充電時における充電制
御 蓄電池が完全に充電された状態(以後、完全充電と称す
る)で充電操作を終了し、蓄電池の電力を使用すること
なく一定時間経過後に再び充電することを「再充電」と
称している。この再充電は、蓄電池を過充電することに
なり、蓄電池にとって有害であるので避ける必要があ
る。制御モード1はこの再充電を防止することを目的と
している。CPU11において、電圧センサ2の検出出
力に基づいて制御が行なわれる。
【0020】図2は通常の充電時における電圧V(充電
中の端子電圧)と温度センサ3Aによって行なわれた温
度の温度変化率TVの時間的変化を示すグラフである。
横軸は時間tを示し、縦軸は電圧V及び温度変化率TV
を示す。横軸上の時刻t1で、組電池1はその容量の約
90%程度まで充電されており、このときの電圧はV1
である。時刻t1を過ぎると、電圧Vと温度変化率VT
が急速に上昇し、両曲線の傾斜は急になる。CPU11
は、温度変化率TVが設定値TV2を超えたとき充電完
了(完全充電)と判定するように構成されているので、
その時刻t2で充電を打切るべく充電開閉器14を開い
て充電電流を遮断する。このときの電圧はV2である。
充電開閉器14を開いた後は端子電圧は短時間でV1よ
り若干低い値にまで降下する。蓄電池の温度が室温に戻
る時間(例えば1時間以上)経過後再充電を行なったと
きの前記電圧Vと温度変化率TVを図3に示す。図3に
示すように温度変化率TVは直ちに増加をはじめ時刻t
3(例えば十数分)で前記の温度変化率TV2に達す
る。一方電圧Vは再充電開始時には電圧V1より若干低
いが、1分以内に電圧V1を超えて、電圧V2に向って
増加する。この再充電によって、蓄電池内部で起こる現
象の概略を説明する。蓄電池はすでに完全充電されてい
るので、供給される電力によって蓄電池は過充電され
る。その結果正極から酸素が発生する。発生した酸素は
負極の表面で還元される。この還元反応によって反応熱
が発生し蓄電池の温度が上昇する。
【0021】温度変化率TVがTV2に達するとCPU
11の制御によって充電開閉器14が開き充電は停止さ
れるが、再充電開始から停止までの時点から充電停止ま
での時間t3は過充電される。本実施例では、再充電開
始1分後の電圧VをCPU11によって検出し、その電
圧が電圧V1以上の場合CPU11によって充電開閉器
14を開にするように制御される(図4のフローチャー
トのステップ101、102、103、104)。その
結果、再充電された場合においても1分間を超える過充
電は避けられるので蓄電池に与える悪影響を最少限にと
どめることができる。
【0022】[制御モード2]蓄電池の劣化の判定 蓄電池の負極活物質が劣化すると、充電過程の末期に蓄
電池の電圧Vと蓄電池セル内の圧力(以後、内圧Pと称
する)が上昇することが知られている。一般にニッケル
・水素蓄電池では、負極の充電可能容量を正極の充電可
能容量より大きくなるように設計している。従って正常
な蓄電池セルを過充電した場合は、まず正極から酸素ガ
スが発生する。しかし負極の劣化などにより負極の充電
可能容量が正極より少なくなっている場合には、まず負
極からの水素ガス発生が先に生じる。さらに充電を続け
て正極の充電可能容量まで充電されると、次に正極から
酸素ガスが発生して蓄電池温度は上昇を始める。負極か
ら発生した水素ガスは蓄電池セル内に充満するので内圧
Pが上昇する。この状態でさらに充電を続行すると、蓄
電池セルの安全弁が開き水素ガスが外部へ放出される。
水素ガスは引火しやすいので爆発等の危険性があるので
このような過充電は速やかに中止すべきである。そこで
制御モード2では内圧Pを測定してその上昇を検知する
ことによって蓄電池セルの劣化を判定し、劣化している
と判定されると直ちに充電を中止するとともに、蓄電池
交換を指示する表示を行なうように構成されている。
【0023】次に、上記の劣化の判定に対応するための
制御動作を説明する。図1において、圧力センサ4の検
出出力はADC8を経てCPU11に入力される。CP
U11における動作を図5のフローチャートのステップ
110から116に示す。図5に示すように、温度変化
率TVが設定値以上になると、充電完了と判定して充電
を停止する(ステップ112、113)。温度変化率T
Vが設定値未満であるにもかかわらず電圧Vと内圧Pが
設定値以上になると、蓄電池の劣化と判定して充電を停
止する(ステップ114、115、116)。すなわ
ち、蓄電池が劣化している場合は、図6に示すように、
完全充電になる前のまだ温度変化率TVが低い時点で、
電圧Vと内圧Pが増加するので、このことから、劣化を
判定するものである。この場合には、蓄電池を交換すべ
きことを示す警告を表示装置16によって表示する(ス
テップ117)。なお電圧Vの設定値は電圧V2とし、
内圧Pの設定値は2 kgf/cm2 程度にするのが望まし
い。組電池1において充放電を繰返すと、通常は組電池
1内の各蓄電池セルは同時に一様に劣化していく。従っ
て、通常1個の蓄電池セルの劣化を判定することによっ
て組電池1全体の劣化を判定することができる。
【0024】[制御モード3]蓄電池の密閉性の判定 制御モード3では、圧力センサ4が設けられている蓄電
池セルの密閉性を判定する。圧力センサ4は組電池1の
多数の蓄電池セルの中のただ1個のみにしか設けられて
いないので、他の蓄電池セルについては判定できない。
特に密閉性の判定をより確実に行なう必要がある場合に
は、より多くの蓄電池セルに圧力センサ4を設けること
により確実な判定が可能となる。
【0025】蓄電池の密閉性が失われると、水素吸蔵合
金の負極から解離した水素ガスが外部へ放出され、爆発
等の危険がある。密閉性の判定においては、圧力センサ
4の測定データに基づいて、図7のフローチャートのス
テップ120、121に示す動作によって、充電過程の
末期において内圧Pが所定の設定値、例えば 0.1 kgf
/cm2 以上であるかどうかを調べる。正常な蓄電池セル
では、充電末期には内圧Pは 0.5 kgf/cm2 以上とな
る。従って内圧Pが 0.1 kgf/cm2 以下のときは蓄電
池セルの密閉性が失われてガス漏れが生じていると判断
される。密閉性が失われたことが判定されたときは、充
電を停止する(ステップ122)。また、再び充電でき
ないようにインタロック制御をしてもよい。また必要に
応じてステップ123に示すように表示装置16によっ
て警報の表示をしてもよい。
【0026】また、制御モード3では、蓄電池セルの内
圧Pが所定の最高限度を超えないように安全制御をする
ことができる。各蓄電池セルの密閉容器は一般にポリプ
ロピレン等のエンジニアリングプラスチックにより成形
されており、その肉厚は放熱、強度、耐久性を考慮して
2.0〜3.0mmとされている。この肉厚から定まる容
器の耐圧は蓄電池の使用温度範囲で 4〜6 kgf/cm2
ある。そこで使用可能と許容される容器の内圧Pの上限
を長期間の使用による劣化と容器の強度のばらつきを考
慮して、例えば 2 kgf/cm2 に定める。それ以上の内圧
Pになったときは異常が生じていると判定し充電を停止
することにする。これによって蓄電池の破損やガス漏れ
を防止できる。(図7のステップ124、125、12
6)。
【0027】[制御モード4]組電池1の各蓄電池セル
を接続する接続線の良否判定 図1において、充電中の組電池1の両端子21、22間
の充電電圧Vを電圧センサ2によって測定する。他方、
充電時の各モジュールの端子電圧であるモジュール電圧
Vmをそれぞれの電圧センサ17で測定する。電圧セン
サ17の測定出力は切換スイッチ18によって順次切換
えられてCPU11に入力され、すべてのモジュールの
モジュール電圧Vmが互に加算される。互に加算された
電圧を総電圧 Vadd と称する。このようにして求められ
た総電圧 Vadd は、各モジュールの端子間電圧をすべて
のモジュールについて互に加算したものである。従って
隣り合うモジュール間を接続する多数の接続線における
電圧降下分はこの総電圧には含まれていない。すなわち
総電圧 Vadd は、各モジュール間の接続線における電圧
降下分の総和だけ充電電圧Vよりも低い。充電電圧Vと
総電圧 Vadd はCPU11において比較され、電圧差V
dが求められる(Vd=V−Vadd)。電圧差Vdは各モジ
ュール間を接続するすべての接続線の電圧降下分の合計
を表している。従ってこの電圧差Vdが所定値以上の場
合は緩み等の接続線の異常と判定し異常の表示をする。
(図8のフローチャートのステップ130、131、1
32、133、133A)。
【0028】次に総電圧 Vadd をモジュール数で除算し
て平均モジュール電圧 Vav を求める(図8のステップ
134)。全モジュールのモジュール電圧Vmを平均モ
ジュール電圧 Vav と比較し、その差の絶体値 |Vav−
Vm| を求める。この差の絶体値があらかじめ設定さ
れた値Kより大きい場合にはそのモジュールは不良と判
定する(図8のステップ135)。不良と判定されたモ
ジュールは表示部16にその番号等で表示される。ま
た、前記のモジュール電圧Vmをすべてのモジュールに
ついて相互に比較する。そしてモジュール電圧Vmのば
らつきが所定値、例えば1V以上あるときは、そのモジ
ュール内の一部の蓄電池セルに容量の大幅な減少、極板
の短絡などの故障があると推定しそのモジュールに対し
異常の表示をする。(図8のステップ137、138、
139)。
【0029】[制御モード5]組電池1内の複数の蓄電
池セル温度のばらつきによる蓄電池セルの放熱性と劣化
の判定 図1において、温度センサ3A、3B及び3Cの検出出
力は測定切換回路9によって順次切換えられADC7に
入力される。ADC7の出力は測定制御回路10におい
てそれぞれ温度値として検出されCPU11に直接入力
される。各温度センサ3A、3B、3Cの検出温度はC
PU11においてそれぞれ比較される。
【0030】自動車用のニッケル・水素蓄電池セルより
なる組電池1は強制換気装置を有する筐体内に収納され
ている。そして各蓄電池セルの容器はその側面に一体成
形された冷却フィンを有している。前記筐体内におい
て、強制換気装置の風を冷却フィンに当てることによっ
て蓄電池セルを冷却している。温度センサ3Aは組電池
の中で最も温度が高くなるはずの蓄電池セルの温度を測
定し、温度センサ3Bは同じく最も低くなるはずの蓄電
池セルの温度を測定する。これらの温度センサ3A、3
B、3C等が取付けられる組電池の中の各蓄電池セルの
温度はあらかじめ比較測定され、温度センサ3A、3B
を取付ける蓄電池セルが決められる。温度センサ3Cは
前記の筐体の内部に設けられ、換気装置の吸気の温度を
測定する。この吸気の温度は実質的に組電池の置かれる
場所の雰囲気温度に等しい。
【0031】温度センサにより測定された温度に関する
動作を図9のフローチャートに示す。ステップ140、
141、142及び142Aに示すように、温度センサ
3Aと3Bのそれぞれの検出値の差が所定値以上の場合
は、各蓄電池セルの容量のばらつきが大きいことを示
し、組電池全体が劣化していることを表している。この
場合にも充電を停止し、表示部16に劣化の表示をす
る。またステップ143、144、145に示すよう
に、温度センサ3A又は3Bの検出値と、温度センサ3
Cの検出値の差が所定値以上の場合は、強制換気の効果
が低いことを示している。この場合は換気装置の故障、
蓄電池セルの冷却フィンの目づまり等が生じたことを表
している。上記の場合も充電を停止して表示部16に異
常の表示をする。
【0032】[制御モード6]蓄電池セルの充電電圧の
上昇に基づく電解液の不足の判定 図2において、時刻0から時刻t1までの充電(以後、
一段目充電と称する)によって完全充電の約90%程度
の容量まで充電される。このときの充電方法は定電力充
電で行なわれる。定電力充電とは電力を一定に保ちつつ
充電する方法である。また時刻t1からt2までの時間
の充電(以後、2段目充電と称する)で完全充電され
る。このときの充電方法は定電流充電で行なわれる。定
電流充電とは電流を一定に保ちつつ充電する電流充電方
法である。2段目充電の電流は、通常一段目充電時の数
分の1程度になされる。また一段目充電から2段目充電
への切換え時点については、完全充電までの設計充電時
間の約70%の時間を一段目充電とし、残りの約30%
の時間を2段目充電としてもよい。2段目充電の末期は
過充電に近くなるので、電解液が不足の場合には、二段
目充電の末期に電圧Vが著しく上昇する。従ってこの電
圧Vの上昇を検出することによって電解液不足を検出す
ることができる。電解液不足の検出の動作を図9のフロ
ーチャートのステップ146、147、148、148
Aに示す。時刻t2における充電電圧VをCPU11に
おいて設定された所定値と比較する。そして充電電圧が
所定値より大きい場合は電解液不足と判定して充電を停
止するとともに、表示部16に異常の表示をする。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、充電中の蓄電
池セルの温度変化率を求め、温度変化率が所定の設定値
を超えたとき充電を停止する。これにより、蓄電池に与
える悪影響を十分少なくすることができる。また、温度
変化率が設定値未満であっても電圧と内圧が設定値以上
になるときは蓄電池が劣化していると判定して充電を停
止するとともにその旨を表示するので、蓄電池の劣化に
よる重大な損傷を防ぎかつそれを確実に知ることができ
る。
【0034】請求項の発明によれば、内圧が設定値以
下に低下したことを検出することにより、蓄電池セルの
密閉性が失われたことを知ることができる。請求項
発明によれば、内圧の上限を設定することにより蓄電池
の破損やガス漏れを防止できる。請求項の発明によれ
ば、各モジュール間の接続線の異常を知ることができ
る。請求項及びの発明によれば、組電池の複数のモ
ジュールにおいて、不良モジュールを特定することがで
きる。
【0035】請求項の発明によれば、最高温セル用と
最低温セル用との両温度センサが設けられた両蓄電池セ
ルの温度の差が大きいことに基づいて、このことから組
電池全体の劣化を推定することができる。請求項の発
明によれば、蓄電池との温度と雰囲気温度の差が大きい
ことから冷却のための換気装置の異常を知ることができ
る。請求項の発明によれば、二段目充電の末期に充電
電圧が異常に上昇することから電解液の不足を知ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のニッケル・水素蓄電池の充電
制御装置のブロック図
【図2】大型のニッケル・水素蓄電池の充電時の電圧及
び温度変化率の時間的変化を示すグラフ
【図3】大型のニッケル・水素蓄電池の再充電時の電圧
及び温度変化率の時間的変化を示すグラフ
【図4】本発明の充電制御装置に置ける制御モード1の
動作を示すフローチャート
【図5】本発明の充電制御装置に置ける制御モード2の
動作を示すフローチャート
【図6】劣化したニッケル・水素蓄電池の充電時の電圧
及び温度変化率の時間的変化を示すグラフ
【図7】本発明の充電制御装置における制御モード3の
動作を示すフローチャート
【図8】本発明の充電制御装置における制御モード4の
動作を示すフローチャート
【図9】本発明の充電制御装置における制御モード5及
び6の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
2、17 電圧センサ 3A、3B、3C 温度センサ 4 圧力センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 登 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 高田 寛治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−168167(JP,A) 特開 平5−328627(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 7/00 - 7/36

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ニッケル・水素蓄電池セルの充電中の温
    度を検出する温度センサ、 前記の温度センサの検出出力に基づき温度の時間的変化
    を表す温度変化率を求める温度変化率演算手段、 所定の温度変化率を設定する手段及び前記温度変化率演
    算手段によって得られた温度変化率と前記設定された温
    度変化率の設定値とを比較する比較手段、 ニッケル・水素蓄電池セルの充電中の端子電圧を検出す
    る電圧検出手段、 前記電圧検出手段の検出電圧と、前記ニッケル・水素蓄
    電池の充電中のあらかじめ定められた蓄電池セルの温度
    変化率が所定の設定値を超えたことにより判定される
    全充電時の充電電圧とを比較する比較手段、 前記ニッケル・水素蓄電池セルに設けられ、ニッケル・
    水素蓄電池セルの内部の圧力である内圧を検出する圧力
    センサ、 前記内圧をあらかじめ設定された値と比較する比較手
    段、及び前記温度変化率が設定値未満であり、かつ電圧
    及び内圧がともに設定値以上であるとき充電を停止させ
    る制御手段を有するニッケル・水素蓄電池の充電制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記温度変化率が増加中であるとき、内
    圧が0.1kgf/cm以上でない場合充電を停止さ
    せることを特徴とする請求項1記載のニッケル・水素蓄
    電池の充電制御装置。
  3. 【請求項3】 前記温度変化率が増加中であるとき、内
    圧が2kgf/cm以上になると充電を停止させるこ
    とを特徴とする請求項1記載のニッケル・水素蓄電池の
    充電制御装置。
  4. 【請求項4】 組電池内の多数のニッケル・水素蓄電池
    セルを複数の群に分割した各群をモジュールと定義する
    とき、各モジュールの両端子間の充電電圧を測定する電
    圧検出手段、及び全モジュールの充電電圧の合計値であ
    る総電圧を求め、組電池の充電電圧と総電圧の差電圧を
    求め、かつ前記差電圧をあらかじめ定められた設定値と
    比較して、前記差電圧が設定値以上のとき充電を停止さ
    せる制御手段を有する請求項1記載のニッケル・水素蓄
    電池の充電制御装置。
  5. 【請求項5】 前記総電圧をモジュールの数で除算して
    平均モジュール電圧を求め、各モジュールの電圧と平均
    モジュール電圧との差電圧を求め、その差電圧を所定の
    設定値と比較する制御手段及び前記差電圧が設定値よ
    り大きいときそのモジュール番号を表示する表示手段を
    有する請求項4記載のニッケル・水素蓄電池の充電制御
    装置。
  6. 【請求項6】 すべてのモジュールのモジュール電圧を
    相互に比較しモジュール電圧の最大値と最小値の差が1
    ボルト以上のとき充電を停止することを特徴とする請求
    4記載のニッケル・水素蓄電池の充電制御装置。
  7. 【請求項7】 組電池を構成する複数のニッケル・水素
    蓄電池セルの最も温度の高いものの温度と最も温度の低
    いものの温度をそれぞれ検出する温度センサ、及び両温
    度センサの検出値を比較する比較手段を備え、両温度セ
    ンサの検出値の差が所定値以上のとき充電を停止させる
    制御手段を有する請求項1記載のニッケル・水素蓄電池
    の充電制御装置。
  8. 【請求項8】 組電池を構成するニッケル・水素蓄電池
    セルの最も温度の高いものの温度と最も温度の低いもの
    のそれぞれのニッケル・水素蓄電池セルの温度を検出す
    る温度センサ、 組電池の置かれた雰囲気温度を検出する温度センサ、及
    び前記最も温度の高いモジュールの温度または最も温度
    の低いモジュールの温度と前記雰囲気の温度とを比較す
    る手段を有し、 前記比較結果の温度差が所定値以上のとき充電を停止す
    ることを特徴とする請求項1記載のニッケル・水素蓄電
    池の充電制御装置。
  9. 【請求項9】 充電中の蓄電池セルの温度変化率が所定
    の設定値を超えたことにより判定される完全充電後の充
    電電圧を所定値と比較する手段を有し、前記充電電圧が
    所定値より大きいとき充電を停止させることを特徴とす
    請求項1記載のニッケル・水素蓄電池の充電制御装
    置。
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