JP3157577B2 - 可撓性ポリウレタンフォーム及びその製造法 - Google Patents

可撓性ポリウレタンフォーム及びその製造法

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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は可撓性ポリウレタンフォ
ーム及びその製造法に関する。特に本発明はクロロフル
オロアルカン性第2発泡剤の使用を含まない方法によっ
て製造される可撓性ポリウレタンフォーム、その製造法
並びにこの目的のために用いられる特殊な中間体に関す
る。
【従来の技術】ポリウレタンフォームの製造技術は以前
から知られており、触媒、発泡剤、セル調節用界面活性
剤、安定剤及び他の副次的生成物の存在下で、ポリオー
ルポリエーテル又はポリエステルをポリイソシアネート
と反応させることからなる。可撓性ポリウレタンフォー
ムの製造のために現在用いられているポリオールポリエ
ーテルは少なくとも2個の活性水素原子を有する、例え
ばグリコール、トリオール、テトラオール、アミンのよ
うな化合物及びこれらの混合物に1種以上のアルキレン
オキシドを縮合させることによって製造される。最も広
く用いられるアルキレンオキシドはエチレンオキシド及
びプロピレンオキシドであり、これらは単独であるいは
混合して用いられる。イタリア国特許出願第20542
/A89号はクロロフルオロアルカン性の発泡剤の使用
を必要としない方法による可撓性ポリウレタンフォーム
の製造を記載している。より特別には、上記特許出願は
発泡剤として二酸化炭素のみを用いることによって製造
される、15〜60kg/mの範囲の密度及び規格I
SO2439により40%圧縮に於て50〜150Nの
範囲の許容支持荷重を有する可撓性ポリウレタンフォー
ムを記載している。該特許出願によれば、10〜45重
量%の範囲の遊離NCO基含量を有する芳香族又はシク
ロ脂肪族性のイソシアネートプレポリマーをプロピレン
オキシドとエチレンオキシドとの縮合によって得られか
つ10〜90重量%の範囲のエチレンオキシド含量を有
するポリオールポリエーテルと反応させることによって
上記特性を有するフォームを製造することができる。本
出願人は、今回、50重量%未満のエチレンオキシド含
量及び特別な分子量を有するポリオールポリエーテルを
ポリウレタン反応剤として用いるならば、クロロフルオ
ロアルカン性の発泡剤を用いないで、15〜60kg/
の範囲の密度を有する可撓性ポリウレタンフォーム
の許容支持荷重を150Nより高い値、すなわち151
N以上の値に増加させることが可能であることを発見し
た。
【発明が解決しようとする課題】かくして、本発明の目
的は、非クロロフルオロアルカン性の発泡剤の存在下に
於て変性ポリイソシアネートと末端活性水素含有化合物
との反応によって得られる、40%の圧縮に於て規格I
SO2439により150Nより高い許容支持荷重(b
earing capacity)を有する可撓性ポリ
ウレタンフォームであって、該変性ポリイソシアネート
が10〜45重量%、好ましくは15〜40重量%の範
囲の遊離NCO基含量を有しかつ少なくとも2のイソシ
アネート官能価を有する有機ポリイソシアネートの、5
00〜8,000、好ましくは1,000〜6,000
の分子量を有しかつ2〜4の範囲のヒドロキシル官能価
を有する少なくとも1種のポリオールポリエーテルとの
部分重合によって製造され、かつ該末端活性水素含有化
合物がプロピレンオキシドとエチレンオキシドとの縮合
によって得られる少なくとも1種のポリオールポリエー
テルを含み、50重量%以下、好ましくは0〜25重量
%の範囲のエチレンオキシド含量を有しかつa)2〜4
の範囲のヒドロキシル官能価、b)末端ヒドロキシル基
1個当たり500〜2,500の当量を有し、ただし末
端活性水素含有化合物のポリオールポリエーテルが0〜
10重量%、好ましくは0〜9.9重量%のエチレンオ
キシド含量を有するときにはその当量が500〜2,5
00の範囲であるが、そのエチレンオキシド含量が10
〜50重量%、好ましくは10〜25重量%であるとき
にはその当量が1,000〜1,500であることを条
件とする可撓性ポリウレタンを提供することである。本
発明によれば、発泡剤は好ましくは二酸化炭素のみから
なるが、変性ポリイソシアネートと末端活性水素含有化
合物との当量比は0.8〜1.2、より好ましくは0.
95〜1.15の範囲である。本発明の実施態様に於い
てポリウレタンフォームを与えることができる任意の有
機ポリイソシアネートを用いることができるが、芳香族
ポリイソシアネート、シクロ脂肪族ポリイソシアネート
及び対応するアルキル置換誘導体が好ましい。特に、メ
ター及び(又は)パラーフェニレンジイソシアネート、
2,4−トルェンジイソシアネート単独又はその異性体
2,6−トルエンジイソシアネートとの混合物、4,
4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、随意にその
異性体2,4′−ジフェニルメタンジイソシアネートと
の混合物、4,4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシ
アネート、1−イソシアネート−3−イソシアネートメ
チル−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン(又はイ
ソホロンジイソシアネート)などのような一般式(I) OCN−R−NCO (I) 〔上記一般式(I)中、Rは5〜25個の炭素原子を有
する、随意にアルキル置換されたシクロ脂肪族基、芳香
族基を示す〕の低分子量ジイソシアネートを用いること
ができる。一般式(I)の好ましいジイソシアネートは
2,4−トルエンジイソシアネート単独、又は少なくと
も20重量%の異性体2,6−トルエンジイソシアネー
トとの混合物である。未蒸留あるいは粗トルエンジイソ
シアネート、すなわち蒸留塔の任意のトレーから取り出
された部分精製トルエンジイソシアネートを通常用いる
ことができる。別法として、アニリン−ホルムアルデヒ
ド縮合物のホスゲン化によって得られる異なる縮合度を
有する中又は高分子量ポリイソシアネートを用いること
ができる。これらの生成物は一般式(II)
【化2】 〔上記一般式(II)中、nは1に等しいか又はそれよ
り大きい整数を示す〕を有するポリメチレン−ポリフェ
ニルーポリイソシアネートの混合物で構成される。好ま
しい中又は高分子量ポリイソシアネートは2.6〜2.
8の平均官能価を有するポリメチレン−ポリフェニル−
ポリイソシアネートの混合物であり、これらの生成物は
Montedipe社の“Tedimon 31”,
I.C.I.社の“Suprasec DNR”、ある
いはBayer社の“Desmodur44V20”の
ような種々の商品名で市販されている。本発明のポリウ
レタンフォームの製造に用いるための末端活性水素含有
化合物は、好ましくは随意にエチレンオキシドの存在下
に於けるプロピレンオキシドの縮合によって得られるポ
リオールと水との混合物からなる。縮合は、グリコー
ル、トリオール、テトラオールなど、アミン、アルカノ
ールアミン及びポリアミン又はこれらの混合物のような
少なくとも2個の活性水素を有する化合物(出発物質)
上で起こるように行われる。本発明によって活性水素含
有化合物中に用いられるべきポリオールポリエーテルの
代表的な例はプロピレンオキシド又はエチレンオキシド
で停止されたポリオールポリエーテル及び出発物質がジ
プロピレングリコールのようなグリコール、グリセリン
又はトリメチロールプロパンのようなトリオール、ペン
タエリトリットのようなテトラオール、エチレンジアミ
ンのようなジアミン、トリエタノールアミンのようなア
ルカノールアミンなど、あるいは上記化合物の2種以上
の混合物であるポリオールポリエーテルである。これら
のポリオールはそのままで用いることができ、あるいは
分散状態の又はポリオール連鎖上に部分的にグラフトさ
れた重合体粒子を含むことができ、該重合体粒子は20
μm未満の粒径を有する。これらの粒子を製造するため
に適当な重合体はポリアクリロニトリル、ポリスチレ
ン、ポリ塩化ビニルなどあるいはこれらの混合物又は共
重合体、あるいはBayer社の“Polyharns
toff−Dispersionen”又は“PHD
Polyolen”のような尿素をベースとする重合体
である。同様に、本発明のフォームの製造に用いられる
変性ポリイソシアネートを製造するために用いられるポ
リエーテルポリオールは上記の群中に含まれる出発物質
上での2〜6個の炭素を有するオレフィンオキシドの重
縮合によって得られる。特に、単独の又は4重量%より
高い量のエチレンオキシドと混合したポリプロピレンオ
キシドを含むポリオールポリエーテルを用いることがで
きる。末端活性水素含有化合物中に用いられるポリオー
ル−ポリエーテル及び変性ポリイソシアネートの製造に
用いられるポリオールーポリエーテルは両方とも、当業
者に知られている方法及び例えば“Saunders
and Frisch−Polyurethanes,
Chemistry and Technology”
(Interscience,New York,19
64)に記載されている方法で製造することができる。
本発明のポリウレタンフォームの製造に於て、末端活性
水素含有化合物中に用いることができる水量は、水が二
酸化炭素の生成を生じさせ、この二酸化炭素がポリウレ
タン樹脂の発泡を引き起こすので臨界的である。該化合
物中に含まれるポリオール67.5部に対して1〜8重
量部、好ましくは1.5〜6重量部の範囲の水量が最も
よく用いられる。本発明によれば、ポリウレタン樹脂の
ために好ましく用いられる発泡剤は水と変性ポリイソシ
アネートの遊離NCO基との間の化学反応によってその
場で生成される二酸化炭素である。重合塊中への発泡剤
ガスのこの導入方法は限定的と考えられるべきではな
い。というのは、他のガス及び他の技術、例えば外部か
ら加圧下での注入による反応塊中への空気、CO、窒
素などのバブリングを用いることができるからであり、
これらは常に本発明の範囲内に入る。本発明の可撓性ポ
リウレタンフォームは a)遊離NCO基含量が10〜45重量%、好ましくは
15〜40重量%である変性ポリイソシアネートを得る
ために一般式(I)又は(II)のポリイソシアネート
を分子量範囲が500〜8,000、好ましくは1,0
00〜6,000であり、2〜4の範囲のヒドロキシル
官能価を有する少なくとも1種のポリオールポリエーテ
ルと反応させる工程と、 b)得られた変性ポリイソシアネートを、エチレンオキ
シド含量が50重量%未満、好ましくは0〜25重量%
であるプロピレンオキシドとエチレンオキシドとの縮合
によって得られかつ i)2〜4の範囲のヒドロキシル官能価、 ii)末端ヒドロキシル基1個当たり500〜2,50
0の範囲の当量を有する少なくとも1種のポリオールポ
リエーテルを含む末端活性水素含有化合物と反応させる
工程であって、該末端活性水素含有化合物のポリオール
ポリエーテルが0〜10重量%、好ましくは0〜9.9
重量%のエチレンオキシド含量を有するときにはその当
量は500〜2,500の範囲であるが、そのエチレン
オキシド含量が10〜50重量%、好ましくは10〜2
5重量%の範囲であるときにはその当量は1,000〜
1,500であることを条件とし、かつクロロフルオロ
アルカン以外の薬剤が発泡剤として用いられる工程とを
含む2工程法によって製造される。工程a)の反応は一
般に触媒無しで50〜90℃で行われるが、工程b)の
反応は室温に於て、トリエチレンジアミンのようなアミ
ン触媒及び(又は)オクタン酸第一錫のような金属触
媒、及びセル調節剤、熱酸化安定剤、顔料などのような
他の添加物の存在下で行われる。本発明の目的を形成す
る可撓性ポリウレタンフォームは15〜60kg/
、一般に15〜45kg/mの範囲の密度、15
0Nより高い、一般に151Nから300Nまでの40
%圧縮に於ける規格ISO2439による許容支持荷重
を有し、従って、一面に於て上記物理的性質を有するフ
ォームを要求する家具、造作、自動車産業の要求に合う
ようかかる特性を備えているが、他面に於て環境に対し
て有害なクロロフルオロアルカンのような発泡剤の使用
を含まない。以下に、本発明をより良く説明するために
実施例を示すが、これらの実施例は本発明を限定するた
めのものではない。調合物の種々の成分の量は、特に断
らない限り、重量部として示される。
【実施例1】2,4異性体:2,6異性体比が80/2
0に等しいトルエンジイソシアネート58.3部をエチ
レンオキシド(A)とプロピレンオキシド(B)とを1
0/90に等しいA/B比でグリセリン上で重合させる
ことによって製造された3,500に等しい分子量を有
する3官能価ポリオールポリエーテル41.7部と反応
させることによって約27%の遊離NCO基を有する変
性ポリイソシアネートを製造した。かくして得られた変
性ポリイソシアネート90.7部を水5.4部及びグリ
セリン上でのプロピレンオキシドの縮合によって得られ
た48mgKOH/gに等しいOH価と3,500に等
しい分子量とを有する3官能価ポリオールポリエーテル
67.5部と反応させた。変性ポリイソシアネート+ポ
リオールポリエーテル/水からなる混合物をトリエチレ
ンジアミン及びオクタン酸第一錫のような触媒及びシリ
コーン界面活性剤の存在下で既知の方法で反応させ、数
秒間撹拌した後、約18.5g/lの密度、規格ISO
2439による40%圧縮に於ける許容支持荷重約17
0N、破断時伸び320%及び永久ひずみ率(規格IS
O1856による)4%を有する可撓性発泡生成物の製
造に用いた。最終フォームに何らの熱分解作用も見られ
なかった。
【実施例2】実施例1の変性ポリイソシアネート92部
を水4.7部及びプロピレンオキシドから得られた、官
能価3.5、分子量3,500及びOH価56のポリオ
ールポリエーテル67.5部と反応させた。密度約2
1.2g/l、規格ISO2439による40%圧縮に
於ける許容支持荷重約200N、破断時伸び300%、
永久ひずみ率3.2%を有する可撓性発泡生成物が得ら
れた。このフォームについて何らの熱分解作用も見られ
なかった。
【実施例3】(比較試験) 20重量%の2,6異性体を含むトルエンジイソシアネ
ート58,3部を、水5.4部及び分子量3,500及
びOH価48を有する3官能価ポリオールポリエーテル
(実施例1で用いたものと同じ)109.2部と、トリ
エチレンジアミン、オクタン酸第一錫及びシリコーン界
面活性剤の存在下で反応させた。19.5g/lの密度
を有する可撓性フォームを得たが、明らかなスコーチ現
象を示した。次に、5部の発泡剤CFC11をこの反応
性ポリウレタン混合物へ添加して、実施例1のフォーム
と同じ密度でかつスコーチが無く、許容支持荷重110
N、破断時伸び240%及び永久ひずみ率4.6%を有
する発泡生成物を得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダリオ ステファニ イタリア 35135 パドヴァ ヴィア ピアチェンティーノ 13 (56)参考文献 特開 昭64−22915(JP,A) 特開 平1−263110(JP,A) 特開 平2−140217(JP,A) 特開 昭63−168424(JP,A) 特開 平2−29417(JP,A) 特開 平3−17115(JP,A) 特開 平3−121119(JP,A) 特公 昭45−40075(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 18/00 - 18/87

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二酸化炭素のみの発泡剤の存在下におい
    て、変性ポリイソシアネートと末端活性水素含有化合物
    とを反応させることによって製造される、15〜60k
    g/m 3 の範囲の密度及びISO2439による40%
    圧縮で150Nより高い許容支持荷重を有する可撓性ポ
    リウレタンフォームであって、該変性ポリイソシアネー
    トが、10〜45重量%の範囲の遊離NCO基含有量を
    有し且つ少なくとも2つのイソシアネート官能価を有す
    る有機ポリイソシアネートと、分子量範囲が500〜
    8,000であり、2〜4のヒドロキシル官能価を有す
    る少なくとも1種のポリオールポリエーテルとの部分重
    合から得られ、且つ該末端活性水素含有化合物がプロピ
    レンオキシドとエチレンオキシドとの縮合によって得ら
    れる少なくとも1種のポリオールポリエーテルを含み、
    エチレンオキシド含量が50重量%未満の範囲であり、
    且つ a)2〜4の範囲のヒドロキシル官能価、 b)末端ヒドロキシル基1個当たり500〜2,500
    の範囲の当量を有し、但し、該末端活性水素含有化合物
    のポリオールポリエーテルが0〜10重量%の範囲のエ
    チレンオキシド含量を有するときには、その当量が50
    0〜2,500の範囲であるが、そのエチレンオキシド
    含量が10〜50重量%の範囲であるときには、その当
    量が1,000〜1,500の範囲であることを条件と
    する可撓性ポリウレタンフォーム。
  2. 【請求項2】 変性ポリイソシアネートと末端活性水素
    含有化合物との当量比が、0.8〜1.2の範囲であ
    る、請求項1に記載のポリウレタンフォーム。
  3. 【請求項3】 該有機ポリイソシアネートが、一般式
    (I) OCN−R−NCO (I) 〔式中、Rは5〜25個の炭素原子を有する、任意にア
    ルキル置換されたシクロ脂肪族基、芳香族基を示す〕の
    ジイソシアネートから選ばれる、請求項1又は2に記載
    のポリウレタンフォーム。
  4. 【請求項4】 該有機ポリイソシアネートが、アニリン
    −ホルムアルデヒド縮合物のホスゲン化から得られ、且
    つ一般式(II) 【化1】 〔式中、nは1に等しいか又はそれより大きい整数を示
    す〕のポリメチレン−ポリフェニル−ポリイソシアネー
    トの混合物からなる、異なる縮合度を有する中又は高分
    子量生成物から選ばれる、請求項1又は2に記載のポリ
    ウレタンフォーム。
  5. 【請求項5】 該有機ポリイソシアネートが、単独ある
    いは少なくとも20重量%の2,6異性体と混合した
    2,4−トルエンジイソシアネートである、請求項3に
    記載のポリウレタンフォーム。
  6. 【請求項6】 該末端活性水素含有化合物が、任意にエ
    チレンオキシドの存在下におけるプロピレンオキシド混
    合物の少なくとも2個の活性水素原子を有する化合物
    (出発物質)上での縮合によって得られるポリオールと
    水との混合物で構成される、請求項1〜5の何れか一項
    に記載のポリウレタンフォーム。
  7. 【請求項7】 67.5重量部のポリオールに対して1
    〜8重量部の範囲の量の水が用いられる、請求項6に記
    載のポリウレタンフォーム。
  8. 【請求項8】 発泡剤がその場で生成される二酸化炭素
    である、請求項6又は7に記載のポリウレタンフォー
    ム。
  9. 【請求項9】 変性ポリイソシアネートの製造に用いら
    れたポリオールポリエーテルが、少なくとも2個の活性
    水素を有する化合物上でのC2−C6オレフィンオキシド
    の重縮合から得られたものである、請求項1〜8の何れ
    か一項に記載のポリウレタンフォーム。
  10. 【請求項10】 151N以上300Nまでの許容支持
    荷重を有する、請求項1〜9の何れか一項に記載のポリ
    ウレタンフォーム。
  11. 【請求項11】 (a)10〜40重量%の範囲の遊離
    NCO基含量を有する変性ポリイソシアネートを得るた
    めに、一般式(I) OCN−R−NCO (I) 〔式中、Rは5〜25個の炭素原子を有する、任意にア
    ルキル置換されたシクロ脂肪族基、芳香族基を示す〕又
    は(II) 【化2】 〔式中、nは1に等しいか又はそれより大きい整数を示
    す〕の有機ポリイソシアネートを、500〜8,000
    の分子量と2〜4のヒドロキシル官能性とを有する少な
    くとも1種のポリオールポリエーテルと反応させる工
    程、(b)かくして得られた変性ポリイソシアネート
    を、プロピレンオキシドとエチレンオキシドとの縮合に
    よって得られ、50重量%未満のエチレンオキシド含量
    を有し、且つ i) 2〜4の範囲のヒドロキシル官能価、 ii)末端ヒドロキシル基1個当たり500〜2,50
    0の範囲の当量を有する、少なくとも1種のポリオール
    ポリエーテルを含む末端活性水素含有化合物と反応させ
    る工程であって、 該末端活性水素含有化合物のポリオールポリエーテル
    が、0〜10重量%の範囲のエチレンオキシド含量を有
    するときには、その当量が500〜2,500の範囲で
    あるが、そのエチレンオキシド含量が10〜50重量%
    の範囲であるときには、その当量が1,000〜1,5
    00の範囲であることを条件とし、且つクロロフルオロ
    アルカン以外の薬剤が発泡剤として用いられる工程とを
    含む、請求項1〜10の何れか一項に記載のポリウレタ
    ンフォームの製造法。
  12. 【請求項12】 発泡剤が二酸化炭素である、請求項1
    1に記載の製造法。
  13. 【請求項13】 工程(a)の反応は、50〜90℃で
    触媒無しで行われるが、工程(b)の反応は、室温にお
    いて、且つアミン触媒及び/(又は)金属触媒、セル調
    節剤、熱酸化安定剤、顔料の存在下で行われる、請求項
    11に記載の製造法。
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