JP3156555B2 - 画像修整装置 - Google Patents

画像修整装置

Info

Publication number
JP3156555B2
JP3156555B2 JP21438095A JP21438095A JP3156555B2 JP 3156555 B2 JP3156555 B2 JP 3156555B2 JP 21438095 A JP21438095 A JP 21438095A JP 21438095 A JP21438095 A JP 21438095A JP 3156555 B2 JP3156555 B2 JP 3156555B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
pointer
information
data block
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21438095A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0965282A (ja
Inventor
省造 藤井
真人 光田
真史 佐藤
謙一 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP21438095A priority Critical patent/JP3156555B2/ja
Publication of JPH0965282A publication Critical patent/JPH0965282A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3156555B2 publication Critical patent/JP3156555B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタルビデオテープ
レコーダーなどに用いられる、エラー画素を修整する画
像修整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録再生技術の発達に伴い、
ビデオテープレコーダーのディジタル化が進んできてい
る。これらの装置では電磁変換系のエラーを補い、良質
な画像を再生するためにリードソロモン符号などの誤り
訂正符号を用い、更にその訂正能力を越えるエラーが発
生した場合に何らかの手法によりエラー画素を補い、誤
りの影響を最小限に抑える画像修整装置が採用されてい
る。これら修整の手法には周辺画素から補間して補うも
の(特開昭61−77170号公報、特開昭62−19
5993号公報など)、過去の動き補償ベクトルから現
在のエラー画素を推定演算するもの(特開平5−153
574号公報、特開平6−268992号公報など)な
どがある。しかし、ブロック単位にデータ圧縮された記
録方式ではエラーブロックは一般に画面上ある程度の面
積を持った領域に集中して画素を損失するため、周辺画
素からの補間では良好な修整は困難である。一方、過去
の動きベクトルからの推定演算は一般に回路規模が大き
くコストがかかるという課題がある。ブロック単位にデ
ータ圧縮された記録再生方式に対応でき、安価に実現で
きる修整方式としてはエラーブロックの画素を過去のフ
レームの同じ位置の画素で置き換える手法(特開平6−
78273号公報)がある。
【0003】以下に、この置き換え手法に基づく画像修
整装置の従来例を説明する。図10はこの従来の画像修
整装置の構成図を示すものである。図10において、誤
り訂正部101はデータブロックを入力し、その訂正出
力を入力制御部102に、エラー情報をエラー情報レジ
スタ103に出力する。修整判断部104はエラー情報
レジスタ103を参照して、修整判断結果である修整フ
ラグを修整フラグレジスタ105に記憶させ、修整フラ
グレジスタ105は修整フラグを入力制御部102と出
力制御部106とに与える。入力制御部102と出力制
御部106はそれぞれデータブロックのアドレスを算出
し、データブロックの入出力を制御する制御部である。
メモリ107は、入力制御部102から転送されたデー
タブロックを記憶し、出力制御部106にデータブロッ
クを出力するメモリである。アドレススイッチ108は
入力制御部102が生成する書き込みアドレスと出力制
御部106が生成する読み出しアドレスとをそれぞれの
アクセスタイミングに応じて切り替えてメモリ107に
与えるスイッチである。
【0004】以上のように構成された画像修整装置につ
いて、以下その動作について説明する。誤り訂正部10
1は入力されたデータブロックの誤り訂正処理を実行し
て、訂正後のデータブロックを入力制御部102に転送
し、またその訂正結果が訂正不能であった場合そのエラ
ー情報をエラー情報レジスタ103に通知する。エラー
情報レジスタ103は通知されたエラー情報をそのデー
タブロックに対応する位置に記憶する。
【0005】図11はデータブロック入力動作に於ける
メモリ107の論理構造と、エラー情報レジスタ103
の論理構造と、修整フラグレジスタ105の関係を示す
メモリ構成図である。図11で、メモリ107は論理的
に第0面と第1面の2つの面に分割してアクセスされ、
各面はデータブロック1からデータブロックNまでのN
個のデータブロックを記憶する領域を有している。ま
た、1つの面は画像の1つのフレームに対応する。エラ
ー情報レジスタ103は前記N個のデータブロックに1
対1対応するN個のフラグを格納する構造を持ち、該当
するデータブロックがエラーであれば値1を、エラーで
なければ値0を記憶する。修整フラグレジスタ105は
メモリ107の2つの面のうち、データブロック単位に
何れの面を使用するか基準を示す修整フラグを記憶する
レジスタであり、入力制御部102は修整フラグの値0
の場合は第0面を、値1の場合は第1面をアクセスす
る。
【0006】いま、データブロック3を入力したとき入
力制御部102は該当するアドレスを算出し、該当する
修整フラグの値を最上位ビットとして1ビット付加して
書き込みアドレスを構成してアドレススイッチ108に
与え、アドレススイッチ108は前記書き込みアドレス
をタイミングを合わせてメモリ107に与える。従っ
て、修整フラグが示す面の該当するデータブロックの領
域に、即ち図11に示した例では第0面のデータブロッ
ク3に受信データブロックを記憶させることとなる。
【0007】修整判断部104は入力制御部102がメ
モリ107へ書き込みを終了したデータブロックから順
に修整判断処理を実行する。修整判断処理では、修整判
断部104は処理対象のデータブロックの該当するエラ
ー情報をエラー情報レジスタ103から読み出し、修整
が必要でないと判断すれば、即ちエラー情報が0であれ
ば、該当する修整フラグの値を反転して修整フラグレジ
スタ105に記憶させ、修整が必要である判断すれば、
即ちエラー情報が1であれば、修整フラグの値を保持さ
せる。図12は図11の状態から修整判断処理を実行し
た結果を示すメモリ構成図である。図12で、データブ
ロック2,3は修整が必要であるから修整フラグの値は
保持され、データブロック0,Nは修整が不要であるか
ら修整フラグの値が反転している。
【0008】修整判断処理終了後、出力制御部106は
データブロックを出力するタイミングになり、該当する
メモリ107上のアドレスを算出し、該当する修整フラ
グの値を反転して最上位ビットとして1ビット付加し、
読み出しアドレスを構成する。アドレススイッチ108
は前記読み出しアドレスをタイミングを合わせてメモリ
107に与え、データブロックを読み出す。従って、修
整フラグが示す面の反対面の該当するデータブロックの
領域から、即ち図12に示した例ではデータブロック
1、データブロック2、データブロックNは第0面か
ら、データブロック3は第1面から読み出される。即
ち、修整が必要なデータブロックには1つ前のフレーム
の同じ位置のデータフレームが修整データとして出力さ
れることになる。
【0009】図12に示した状態から、入力制御部10
2が次のフレームのデータブロックの受信を開始する
と、データブロック1、データブロック2、データブロ
ックNは第1面に、データブロック3は第0面に書き込
まれることになる。修整フラグが示しているのは直前の
フレームで出力に使用されなかった面であるから、入力
制御部102のデータブロック書き込みに対して、メモ
リ107上では常に直前に出力されたデータブロックが
保持されている。ここでまた、前記修整判断処理が実行
されるが、その結果修整に使用されるのは常に直前のフ
レームで出力に使用されたデータブロックである。即
ち、図12の状態から次のフレームの入力があり、デー
タブロック3が続けてエラーであった場合も、修整判断
処理結果は図13に示すものになり、データブロック3
は2フレーム前から保持され続けている第1面から出力
される。つまり、連続するエラーに対してもエラーデー
タブロックを出力することがない。
【0010】図14は以上の動作を時間軸上で説明する
ものである。図14で、1フレーム時間時間内に1フレ
ーム分のデータブロックN個が入力され、一方で1フレ
ーム分のデータブロックが出力されており、入力と出力
のフレームは同期している。また、出力データは毎フレ
ーム全て揃った形で出力されるからダビング等のインタ
ーフェースにも対応できる。修整フラグを新たな値に更
新するのは入力データブロックを得てからそのデータブ
ロックを出力するまでの期間であればいずれでもよい
が、この例では図中の矢印に示すように順次更新してい
る。
【0011】以上のように従来例では、メモリ107の
保持すべき面と、次のフレームの入力データブロックに
よって書き換えても良い面とをデータブロック毎に修整
フラグによって直接指定されており、識別できるから、
常に何れか一方の面には直前フレームで出力したデータ
ブロック、即ち、エラーの無いデータブロックを保持す
ることができる。従って、あるデータブロックが2フレ
ーム以上連続してエラーブロックとなったときにも、エ
ラーの無いデータブロックで置き換えて出力することが
でき、画像に対する欠損を防止することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では2面分のメモリを擁する構造しか実現でき
ないが、スロー再生などのノントラッキング再生におい
て入力と出力のフレーム同期が崩れると、2面のメモリ
では正しい修整動作が不可能であるという問題を有して
いた。図15、図16は従来の構成で修整が破綻する状
態を示すものであり、図15の場合矢印Aに示すデータ
ブロックの入力に応じて修整フラグを更新するとBに示
す出力データは1フレームの途中でメモリ107の使用
面が切り替わってしまい異常な出力画となる。また、図
16で矢印Cに示す出力側のフレーム同期に対応したタ
イミングで修整フラグを一斉に更新した場合、矢印Dに
示す新たな入力フレームのデータブロックがメモリ10
7の本来取り込むべき面の逆の面に取り込むことになっ
てしまい、正しく修整できなくなる。
【0013】また、HDディジタルVCRコンフェアレ
ンス(HD DIGITAL VCR CONFERENCE)によるスペシフィ
ケイション・オブ・コンスマーユーズ・ディジタル・V
CRs・ユージング・6.3mm・マグネティック・テ
ープ(Specification of Consumer-Use Digital VCRs U
sing 6.3mm Magnetic Tape)(以下DVCと略す)では
1フレームの入力データブロックの入力順と出力データ
ブロックの出力順が異なるシャフリング規定が採用され
ている。上記従来の構成では修整フラグが直接出力面と
入力面を指定する構造となっているため、シャフリング
規定が採用された場合、通常再生においても正しい修整
動作が不可能になるという問題も有していた。
【0014】図17は従来の構成でシャフリング規定を
有する場合の修整動作の破綻を示すものであり、図17
で、出力データブロック8、16は正しく出力されてい
るがデータブロック1は既に修整フラグが更新されてい
るため直前に入力されたデータブロック1が直ちに出力
されることとなり、本来の修整処理とは関わりなくシャ
フリングの出力順によって複数フレームのデータが入り
交じった出力となってしまう。
【0015】本発明は前記問題点に鑑み、スロー再生な
どノントラッキング再生においても正しく修整でき、シ
ャフリング規定が採用された機器においても正しい出力
画像が得られる画像修整装置を提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画像修正装置は、3面以上の画像データを記
憶する画像メモリと、データブロックと1対1対応し、
複数の出力面情報と入力面情報とからなる面管理情報を
記憶する面管理情報記憶メモリと、複数の出力面情報の
いずれかを出力情報として指定する出力ポインタを記憶
する出力ポインタレジスタと、複数の出力面情報のいず
れを更新処理するかを指定する更新ポインタを記憶する
更新ポインタレジスタと、面管理情報を更新する面管理
情報更新手段と、出力ポインタと更新ポインタとを更新
するポインタ処理手段とを具備してなる構成である。
【0017】
【作用】本発明は上記した構成により、3面以上の容量
を持つ画像メモリを複数の出力面情報と入力面情報で管
理するから入力と出力のフレーム同期が崩れるスロー再
生動作モードにおいても、入力用の面と、出力用の面
と、移行中の予備面とを独立に指定、確保する事とな
り、修整動作を破綻させない。また、出力面情報が直接
出力面を指定するのではなく出力ポインタを介して間接
的に指定する構造であるから、出力面情報を更新するタ
イミングと、更新した情報を有効にするタイミングを独
立に制御することとなり、シャフリング規定を採用した
装置であっても修整動作を破綻させない。
【0018】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の実施例における画像
修整装置の構成図を示すものである。図1において、記
録媒体である磁気テープ1は通常速度と、低速度で制御
可能な駆動装置2で駆動され、その再生データであるデ
ータブロックは誤り訂正部3を経て、その訂正出力は入
力制御部4に、エラー情報はエラー情報レジスタ5に伝
えられる。面管理情報更新部6はエラー情報レジスタ
5、更新ポインタレジスタ7とを参照して、修整処理結
果を面管理情報メモリ9に記憶させ、面管理情報メモリ
9は入力面情報を入力制御部4に、出力面情報を出力制
御部10とに与える。入力制御部4と出力制御部10は
それぞれデータブロックのアドレスを算出し、データブ
ロックの入出力を制御する制御部である。画像メモリ1
1は、入力制御部4から転送されたデータブロックを記
憶し、出力制御部10にデータブロックを出力する4M
ビットのダイナミックメモリである。アドレススイッチ
12は入力制御部4が生成する書き込みアドレスと出力
制御部10が生成する読み出しアドレスとをそれぞれの
アクセスタイミングに応じて切り替えて画像メモリ11
に与えるスイッチである。また、ポインタ処理部13は
更新ポインタレジスタ7と出力ポインタレジスタ8の状
態を制御する処理部である。
【0019】本実施例では磁気テープ1の記録形態は上
述したDVCフォーマットに基づくものである。図2、
図3を用いて磁気テープ1の記録形態と画像メモリ11
の論理構成を説明する。図2は磁気テープ1の記録形態
を示す形状図である。1フレームの画像データは135
0個のデータブロックで構成され、磁気テープ上では図
2に示すように10本のトラックに分割記録されてい
る。各トラックに135個のデータブロックが含まれ
る。DVCフォーマットによれば磁気テープ1には画像
データ以外にもオーディオデータや付随情報のデータブ
ロックが記録されているが本発明とは直接の関係がない
ので省略する。
【0020】図3は画像メモリ11、面管理情報メモリ
9、エラー情報レジスタ5の論理構造の対応関係を示す
構成図である。図3で、画像メモリ11は論理的に第0
面と第1面と第2面の3つの面に分割してアクセスさ
れ、各面は第0トラックから第9トラックまでの10個
の領域に分割され、各トラック記憶領域はデータブロッ
ク1からデータブロック135までの135個のデータ
ブロックを記憶する領域を有している。全体としてデー
タブロック4050個分すなわち3フレーム分の画像デ
ータを記憶する領域を有している。エラー情報レジスタ
5は1350個、即ち1フレーム分のフラグを格納し、
画像メモリ11の3つの面の同一番号が付された3つの
データブロックは1つのフラグを共有する対応関係を持
つ。面管理情報メモリ9は1350個、即ち1フレーム
分の面管理情報を持ち、1つの面管理情報を3つのデー
タブロックが共有する対応関係を持つ。また、1つの面
管理情報は1つの入力面情報と3つの出力面情報から構
成されている。
【0021】以上のように構成された画像修整装置につ
いて、その動作は、通常再生動作、スロー再生動作、面
固定動作の3種類の動作モードがある。まず、通常再生
動作について説明する。通常再生動作では駆動装置2が
磁気テープ1を通常速度、即ち毎秒30フレームの速度
で駆動し、図2に示す第0トラックのデータブロック1
から順に再生されたデータブロックが誤り訂正部3に入
力される。誤り訂正部3は入力されたデータブロックの
誤り訂正処理を実行して、訂正後のデータブロックを入
力制御部4に転送し、またその訂正結果が訂正不能であ
った場合そのエラー情報をエラー情報レジスタ5に通知
する。エラー情報レジスタ5は通知されたエラー情報を
そのデータブロックに対応する位置に該当するデータブ
ロックがエラーであれば値1を、エラーでなければ値0
を記憶する。
【0022】図3で、入力面情報は画像メモリ11の3
つの面のうち、データブロック単位に何れの面を使用す
るかを指定する情報であり、入力制御部4は入力面情報
の値0の場合は第0面を、値1の場合は第1面を、値2
の場合には第2面をアクセスする。いま、トラック0の
データブロック3を入力したとき入力制御部4は該当す
る入力面情報が1であるから第1面の該当する書き込み
アドレスを算出し、アドレススイッチ12に与え、アド
レススイッチ12は前記書き込みアドレスをタイミング
を合わせて画像メモリ11に与える。従って、面管理情
報の入力面情報が示す面の該当するデータブロックの領
域に、即ち図3に示した例では第1面のトラック0のデ
ータブロック3に受信データブロックを記憶させること
となる。磁気テープ1から再生されたデータブロックは
順次画像メモリ11に記憶されていく。
【0023】図4は通常再生動作を時間軸で説明するタ
イムチャートである。図4で矢印Aに示すタイミングで
磁気テープ1の第0トラックの再生が終了するが、この
とき画像メモリ11では図3のハッチングに示す部分に
1トラック分のデータブロックが格納完了している。上
記入力データブロックの画像メモリ11への取り込みと
並行して出力制御部10は画像メモリ11からデータブ
ロックを読み出し、出力処理を実行している。図5は図
3に示したデータブロック1とデータブロック2の部分
を拡大した構成図である。出力制御部10はDVCフォ
ーマットの規定するシャフリングに従った順番でデータ
ブロックを読み出す。今第0トラックのデータブロック
1を読み出す場合、図5で出力制御部10は3つの出力
面情報の中から出力ポインタレジスタ8の値1が指定す
る、即ち出力面情報1の値を参照し、その値が2である
から画像メモリ11の第2面が読み出すべきデータブロ
ックであると判断し、該当する画像メモリ11上の第2
面のアドレスを読み出しアドレスとして算出する。アド
レススイッチ12は前記読み出しアドレスをタイミング
を合わせて画像メモリ11に与え、データブロックを読
み出す。図5は、各データブロック毎に配置は異なるが
3面ある記憶領域のうち1面は再生データブロックの取
り込み面として、1面は出力中のデータの保持面として
使用されていることを示している。
【0024】磁気テープ1からの再生は引き続き第0ト
ラックから第1トラックのデータブロックへと進み、同
様に画像メモリ11の第1トラックの領域へと格納され
ていき、またデータブロックの出力処理も並行して継続
していくが、一方では図4の矢印Aのタイミングで取り
込みが完了した第0トラックに対して面管理情報更新部
6が面管理情報の更新処理を開始する。
【0025】面管理情報更新処理は2つの処理手順から
なる。第1の手順は出力面情報に次のフレームで出力す
べき面を指定、登録する処理であり、第2の手順は次の
フレームで入力されるデータブロックの記憶面を決定、
準備するものである。まず第1の手順として、面管理情
報更新部6は処理対象のデータブロックの該当するエラ
ー情報をエラー情報レジスタ5から読み出し、修整が必
要でないと判断すれば、即ちエラー情報が0であれば、
3つの出力面情報の中から更新ポインタレジスタ7が指
定する1つに、該当する入力面情報の値をそのまま記憶
させ、修整が必要であると判断すれば、即ちエラー情報
が1であれば、現在の更新ポインタレジスタ7の値の1
つ過去の値が指定する出力面情報の値を、現在の更新ポ
インタレジスタ7が示す出力面情報に記憶させる。
【0026】図6は図5の状態からデータブロック1と
データブロック2について上記第1の手順を図示した処
理図である。図6でデータブロック1はエラー情報が0
であるから修整の必要はなく、この場合更新ポインタレ
ジスタ7の値が2であるから出力面情報2に対して入力
面情報の値1を記憶させている。現在の出力面を決定し
ているのは出力ポインタレジスタ8の値が1であるから
出力面情報1であるが、次のフレームではそれが1つ進
んで出力面情報2が参照されることになるから、出力面
情報2に面番号1を登録することで最新のエラー無い入
力データブロックを次のフレームの出力に使用するよう
に登録したことになる。一方、データブロック2はエラ
ー情報1であるから修整の必要がある。この場合、現在
の更新ポインタレジスタ7の値が2であるから1つ過去
の更新ポインタレジスタ7の値は1であり、出力面情報
1の値0を出力面情報2に記憶させている。出力面情報
1は前回の面管理情報更新処理実行時に次フレームの出
力用に登録したものであるから、過去のデータブロック
のなかでエラーのない最も新しいデータブロックの面番
号が登録されている。画像メモリ11の第2面にある現
在の入力データブロックがエラーで使用不能であるか
ら、それに変えて出力面情報1の値0、つまり第0面に
ある現在の出力データブロックを再度次フレームの出力
に使用するように出力面情報2に登録する事で修整機能
を果たしているものである。
【0027】次に第2の手順として、面管理情報更新部
6は、現在の更新ポインタレジスタ7が指定する出力面
情報と、1つ過去の更新ポインタレジスタ7が指定する
出力面情報とのいずれとも異なる面情報を入力面情報に
記憶させる。図7は図6の状態から上記第2の手順を取
り出した処理図である。図7で、現在の更新ポインタレ
ジスタ7の値は2であり、1つ過去の更新ポインタレジ
スタ7の値は1であったのだから、出力面情報1と出力
面情報2とから新たな入力面情報を決定することとな
る。データブロック1の場合、出力面情報1の値は2、
出力面情報2の値は1であるから、そのいずれとも異な
る面番号0が新たな入力面情報として記憶されている。
データブロック2の場合、出力面情報1の値は0、出力
面情報2の値は0であるから、そのいずれとも異なる面
番号は1または2であり、いずれでもよいがこの例では
1が新たな入力面情報として記憶されている。上記面管
理情報更新処理が完了した時点で、データブロック1で
は第2面が現在出力中のデータブロックを記憶し、第1
面が次フレームで出力予定のデータブロックを記憶し、
第0面が次フレームで入力されるデータブロックを記憶
するために予約された状態になる。またデータブロック
2では第0面が現在と次のフレームで2回出力されるデ
ータブロックを記憶し、第1面が次フレームで入力され
るデータブロックを記憶するために予約された状態にな
る。
【0028】このように、第1の手順と第2の手順から
なる面管理情報更新処理により画像メモリ11の3つの
面が必要に応じて矛盾無く割り振られることになる。ま
た1つ過去の更新ポインタの値は独立したレジスタとし
て設けてもよいが、現在の更新ポインタの値から一義的
に求めることができるので本実施例では演算により求め
るものとしている。
【0029】上記入力データブロックの取り込みと、上
記面管理情報更新処理と、上記出力制御処理との3つの
処理が並行して進み、図4の矢印Bに示すタイミングで
1フレーム分のデータブロックの出力が終了すれば、ポ
インタ処理部13は出力ポインタレジスタ8の値を1つ
進めるポインタ処理を実行する。図4の例では出力ポイ
ンタの値が1から2に進むが、出力面情報2は上述した
面管理情報更新処理で次フレームの出力用に準備された
ものであり、それが実際に新たなフレームの出力面とし
て使用開始されることになる。
【0030】また、図4の矢印Cに示すタイミングで1
フレーム分の即ち第9トラックの上記面管理情報更新処
理が終了すればポインタ処理部13は更新ポインタレジ
スタ7の値を1つ進めるポインタ処理を実行する。面管
理情報更新処理もさらに次の新しいフレームのために出
力面を準備する処理に1つ進むことになる。ここで、矢
印Bから矢印Cの間の1トラック期間では、出力ポイン
タは2、更新ポインタは2、1つ過去の更新ポインタは
1である。この期間、出力ポインタと更新ポインタが同
じ値2をとるがDVCフォーマットのシャフリング規定
の特徴から第9トラックのデータブロックはこの期間出
力されないので、次の出力面の情報として準備が完了し
ていないトラック9の出力面情報2が実際の出力面に使
用されることはない。またこの期間の面管理情報更新処
理でエラーを含むデータブロックに置き換えるべきは直
前フレームの出力であった出力面情報1であるが、1つ
過去の更新ポインタは確かに1であり、正しく修整処理
されることになる。
【0031】以上が通常再生の1フレーム分の処理であ
るが、面管理情報によって使用する面番号を直接管理
し、それを出力ポインタ、更新ポインタで間接的に指定
することにより、画像メモリ11の3つの面のうち出力
ポインタで間接的に指定する1つの面は現在出力中のデ
ータブロックを確保する面として使用され、更新ポイン
タで間接的に指定する1つの面は次のフレームで出力す
るべきデータブロックを準備し、保存しておくための面
として使用され、入力面情報で指定される残りの1つの
面は次のフレームで入力されるデータブロックを記憶す
るための面として予約される構造になっている。またそ
れは面管理情報更新処理によって個々のデータブロック
毎に独立して管理され、入出力が決して重複しないよう
に矛盾無く決定されるから、従来例と同じく複数フレー
ムにわたって同一データブロックが連続して破壊された
場合にも正しく修整することができる。
【0032】以上のように本実施例の通常再生動作によ
れば、シャフリング規定が採用された場合においても従
来例の利点を全て備えたまま的確に修整動作を実現する
ことができる。次にスロー再生動作について説明する。
スロー再生動作では駆動装置2が磁気テープ1を通常速
度よりも遅い、あらかじめ設定された速度で駆動する
が、ここでは約3分の1の速度即ち毎秒10フレームの
速度で駆動するものとして説明する。入力制御部4が面
管理情報メモリ9の入力面情報を参照しながら順次入力
されるデータブロックを画像メモリ11に記憶させる取
り込み処理、出力制御部10が面管理情報メモリ9の出
力面情報と出力ポインタレジスタ8を参照して画像メモ
リ11から順次データブロックを読み出し出力する出力
処理は上記通常再生の場合と同様である。
【0033】図8はスロー動作のタイミングチャートを
示すものである。図8の矢印Aのタイミング、即ち1ト
ラック分のデータブロック取り込み完了時に面管理情報
更新部9が第1の手順と第2の手順からなる面管理情報
更新処理を実行することも処理実行間隔が異なるのみで
処理内容は上記常通再生の場合と同様である。上記通常
再生の場合と異なるのはポインタ処理部13のポインタ
処理である。ポインタ処理部13は1フレーム分の面管
理情報更新処理が完了した時点で更新ポインタを次の状
態に進め、1フレーム分のデータブロックを出力完了後
出力ポインタの次の状態が更新ポインタの値と等しくな
い場合に、出力ポインタを進めるポインタ処理を実行す
る。
【0034】図8では矢印Bのタイミングで出力ポイン
タレジスタ8の値が0であり、次の出力ポインタの値は
1とすべきであるが、更新ポインタの値が2で1とは異
なるから、出力ポインタレジスタ8の値を1に進めてい
る。矢印C、矢印Dのタイミングでは出力ポインタレジ
スタ8の値が1であり、次の出力ポインタの値は2とす
べきであるが、更新ポインタの値も2あるため、出力ポ
インタレジスタ8の値を進めず1に固定している。
【0035】一方ポインタ処理部13は矢印Eのタイミ
ングで1フレーム分の入力データブロックに関する面管
理情報更新処理が終了したので更新ポインタレジスタ7
の値を2から0に進め、次の矢印Fのタイミングで出力
ポインタレジスタ8を進める条件が満たされたので1か
ら2へと進めている。この結果図8の矢印Gの3フレー
ムの期間出力ポインタレジスタ8の値が1に固定され、
この期間出力面情報1が参照され続けるから、同一の映
像が3フレーム期間連続出力されることになる。
【0036】図8矢印Hの3フレーム期間に磁気テープ
1から再生され入力された1フレーム分の入力データ
は、順次面管理情報更新部6の面管理情報更新処理によ
り更新ポインタレジスタ7の値が2、つまり出力面情報
2に対して登録され、次の出力データとして準備されて
いる。矢印Eでその準備が完了すると、その次の出力フ
レームの切り替わり点である矢印Fから、新たな出力デ
ータとして出力されている。ここで矢印Iの期間、画像
メモリ11の3つの面のうち出力ポインタレジスタ8が
間接的に管理する1つの面は現在の出力データブロック
を保持している面として使用され、更新ポインタレジス
タ7が間接的に管理する1つの面は矢印F以降に出力を
開始する次の出力データブロックを準備、保存する面と
して使用され、上記2面以外の残りの1面は新たに磁気
テープ1から再生され入力されているデータブロックの
取り込み面として使用されている。
【0037】つまり、ポインタ処理部13の上記通常再
生とは異なるポインタ処理により、入力と出力のフレー
ム同期が崩れるスロー再生においても画像メモリ11の
3つの面を全て有効に使いきることができ、出力データ
を一切破壊せず、正しい修整動作を実現している。ま
た、このとき出力のフレーム同期は一切乱れることな
く、1フレーム期間に常に正常な1フレーム分のデータ
ブロックを出力し続けており、従来例の利点は全て備え
たまま動作している。
【0038】最後に面固定動作について説明する。面固
定動作は出力データを短期間、同一のフレームのデータ
に固定するものであり、通常再生動作から面固定動作に
移行する場合、スロー再生動作から面固定動作に移行す
る場合があるが、ここでは通常再生からの移行について
説明する。スロー再生動作からの移行の場合も同様であ
る。
【0039】図9は通常再生動作から面固定動作のタイ
ミングを示すタイミングチャートである。図9で矢印A
のタイミングまでは上記通常再生動作として動作してい
るが、矢印Aで何らかの異常検出またはストロボ再生の
要求を検出するなどして面固定動作に入ったとする。面
固定動作に入るとポインタ処理部13はいかなる条件を
満たそうとも更新ポインタレジスタ7と出力ポインタレ
ジスタ8を一切変化させない例外処理の状態となる。従
って矢印Bの出力ポインタレジスタ8を進めるタイミン
グとなっても、矢印Cの更新ポインタレジスタ7を進め
るタイミングとなっても、いずれのレジスタも変化させ
ない。この結果矢印Dに示す面固定動作の期間、出力デ
ータブロックは常に出力ポインタレジスタ8の値が2、
つまり出力面情報2に登録された面から出力を続けるこ
ととなり、同一フレームの画像データが連続出力され
る。
【0040】一方、この期間磁気テープ1は走行を続
け、再生されたデータブロックは入力制御部4によって
画像メモリ11へ取り込まれ、面管理情報更新部6は通
常再生の場合と全く同じく面管理情報更新処理の第1の
手順と第2の手順を継続している。しかしながら更新ポ
インタレジスタ7の値が0に固定されているから常に出
力面情報0に次のフレームで出力すべきデータブロック
の記憶面番号を登録し続けている。
【0041】図9の矢印Eで面固定動作が解除されたと
すると、ポインタ処理部13は直ちに例外処理を終了し
通常再生の場合のポインタ処理を再開する。即ち、矢印
Fのタイミングで出力ポインタレジスタ8の値を2から
0へ進めるが、出力面情報0には面固定動作中も出力可
能な最新のデータブロックが登録されていたのであるか
ら矢印Gの期間に入力された1フレーム分のデータブロ
ックが矢印F以降に出力されることになる。
【0042】即ち本実施例の面固定動作では、ポインタ
処理部13に例外処理をもうけることにより任意の期間
のみ出力の画像データを固定し、解除後は直ちに最新画
像データから出力再開することができる。この機能を利
用し、例えば1フレームおきに面固定動作を実行すれば
2分の1コマ落としストロボ再生などトリック再生が実
現でき、あるいはモード移行中磁気テープ1の走行速度
が不安定になるなど適正な出力画像が生成困難な場合に
一時的に出力画像を固定するなどの保護処理を実現する
ことができる。
【0043】なお、本実施例において面管理情報メモリ
9と画像メモリ11は独立のメモリとしたが、これらは
同一のメモリのアドレス空間に配置する構成としてもよ
い。また、面管理情報更新部6は面管理情報更新処理の
みを実行する処理部としたが、これはDVCフォーマッ
トに規定された外符号の訂正処理部と兼ねて、その訂正
処理結果とエラー情報レジスタ5の情報を総合してデー
タブロックの信頼性を判断する処理部としてもよい。
【0044】また、画像メモリ11は4MビットのDR
AMであり3フレーム分の記憶容量をもち、面管理情報
メモリ9が記憶する面管理情報は3つの出力面情報を有
するとしたが、これを12フレーム分の記憶容量を持つ
16MビットのDRAMで構成し、面管理情報は12個
の出力面情報を備える構成としてもよい。この場合現在
出力面と入力面の2面以外に出力準備面として10面使
用することができるから、磁気テープ1を駆動せずとも
出力ポインタレジスタ8の値を変化させるのみで出力画
像を11フレーム切り替えることができ、スムーズな編
集点検策など、編集機に適した構成となる。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明は、3面以上の画像
データを記憶する画像メモリと、データブロックと1対
1対応し、複数の出力面情報と入力面情報とからなる面
管理情報を記憶する面管理情報記憶メモリと、面管理情
報を更新する面管理情報更新処理手段を設けたことによ
り上記画像メモリの記憶面を効果的に無駄無く使いきる
から、スロー再生などの入力のフレーム同期が崩れるノ
ントラッキング再生においても出力画像を決して破壊す
ることなく、また出力データは常に毎フレーム完全なデ
ータとして出力フレーム同期が崩れないから、ダビング
などのインターフェースにも優れている。また、本発明
は複数の出力面情報のいずれかを出力情報として指定す
る出力ポインタを記憶する出力ポインタレジスタと、複
数の出力面情報のいずれを更新処理するかを指定する更
新ポインタを記憶する更新ポインタレジスタと、出力ポ
インタと更新ポインタとを更新するポインタ処理手段と
を設けたことにより上記画像メモリの面をポインタで間
接アドレスすることができ、DVCフォーマットなどの
シャフリング規定を有する機器においても動作が破綻せ
ず、常に正しく修整処理することができる。さらに、ポ
インタ処理手段に複数の処理手順を設けることにより上
記画像メモリの3面以上の面を高度に制御することがで
き、ストロボ再生などのトリック再生や編集など高度な
機能を実現することができる。しかも、いずれの動作の
場合においてもエラーのデータブロックは出力可能な最
も新しいデータブロックで修整され、連続する複数フレ
ームに渡るエラーに対しても正しく修整が実行されてい
る。そのうえ、近年の大容量メモリを用いれば必要なハ
ードウェアは極めて簡素な構成で安価に実現でき、その
実用性は大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における画像修整装置の構成図
【図2】磁気テープ1の記録形態を示す形状図
【図3】画像メモリ11、面管理情報メモリ9、エラー
情報レジスタ5の構成図
【図4】通常再生動作のタイムチャート
【図5】データブロック0とデータブロック1の構成図
【図6】面管理情報更新処理の第1の手順を示す処理図
【図7】面管理情報更新処理の第2の手順を示す処理図
【図8】スロー動作のタイミングチャート
【図9】面固定動作のタイミングチャート
【図10】従来例における画像修整装置の構成図
【図11】従来例におけるデータブロック入力時のメモ
リ構成図
【図12】従来例における修整判断処理終了時のメモリ
構成図
【図13】従来例における修整判断処理終了時のメモリ
構成図
【図14】従来例における通常再生のタイミングチャー
【図15】従来例におけるスロー再生のタイミングチャ
ート
【図16】従来例におけるスロー再生のタイミングチャ
ート
【図17】従来例におけるシャフリング規定が有る場合
の通常再生のタイミングチャート
【符号の説明】
1 磁気テープ 2 駆動装置 3 誤り訂正部 4 入力制御部 5 エラー情報レジスタ 6 面管理情報更新部 7 更新ポインタレジスタ 8 出力ポインタレジスタ 9 面管理情報メモリ 10 出力制御部 11 画像メモリ 12 アドレススイッチ 13 ポインタ処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 5/94 H04N 5/94 A (72)発明者 中村 謙一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−78273(JP,A) 特開 昭61−77170(JP,A) 特開 昭62−195993(JP,A) 特開 平5−153574(JP,A) 特開 平6−268992(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 - 5/956 G11B 20/18

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3面以上の画像データを記憶する画像メ
    モリと、1面の画像データを構成し、転送の処理単位で
    ある複数のデータブロックと1対1対応する面管理情報
    を記憶する面管理情報記憶メモリとを備え、前記面管理
    情報は入力データブロックを前記画像メモリいずれの面
    に記憶させるかを示す入力面情報と、出力データブロッ
    クをいずれの面から読み出すかを示す複数の出力面情報
    とから構成される画像修整装置。
  2. 【請求項2】 面管理情報は画像メモリに記憶可能な画
    像データの面数と同数の出力面情報を備えている、請求
    項1記載の画像修整装置。
  3. 【請求項3】 複数の出力面情報のいずれが現在の出力
    面を示すかを指定する出力ポインタを記憶する出力ポイ
    ンタレジスタと、 複数の出力面情報のいずれを更新処理するかを指定する
    更新ポインタを記憶する更新ポインタレジスタとを具備
    した請求項1または2記載の画像修整装置。
  4. 【請求項4】 入力面情報が示す面の画像メモリ上のデ
    ータブロックが出力可能なら、更新ポインタが指定する
    出力面情報に入力面情報を転記し、前記データブロック
    が出力不能なら、現在の更新ポインタが指定する出力面
    情報に、1つ過去の更新ポインタが指定する出力面情報
    を転記する第1の処理手順と、 現在の更新ポインタが指定する出力面情報と1つ過去の
    更新ポインタが指定する出力面情報とのいずれとも異な
    る面情報を、入力面情報に設定する第2の処理手順とを
    有する面管理情報更新手段を備えた請求項3記載の画像
    修整装置。
  5. 【請求項5】 面管理情報更新手段の第1の処理手順と
    第2の処理手順が処理完了後、更新ポインタを次の状態
    に進め、1面分の画像データを出力完了後出力ポインタ
    を次の状態に進めるポインタ処理手段を備えた請求項4
    記載の画像修整装置。
  6. 【請求項6】 面管理情報更新手段の第1の処理手順と
    第2の処理手順が処理完了後、更新ポインタを次の状態
    に進め、1面分の画像データを出力完了後出力ポインタ
    の次の状態が更新ポインタの値と等しくない場合に、出
    力ポインタを進めるポインタ処理手段を備えた請求項4
    記載の画像修整装置。
  7. 【請求項7】 ポインタ処理手段は、出力ポインタと更
    新ポインタをあらかじめ設定された処理手順に従って処
    理する通常処理状態と、前記出力ポインタと前記更新ポ
    インタを固定する例外処理状態との、2つの状態に切り
    替え可能である請求項5または6記載の画像修整装置。
JP21438095A 1995-08-23 1995-08-23 画像修整装置 Expired - Fee Related JP3156555B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21438095A JP3156555B2 (ja) 1995-08-23 1995-08-23 画像修整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21438095A JP3156555B2 (ja) 1995-08-23 1995-08-23 画像修整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0965282A JPH0965282A (ja) 1997-03-07
JP3156555B2 true JP3156555B2 (ja) 2001-04-16

Family

ID=16654834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21438095A Expired - Fee Related JP3156555B2 (ja) 1995-08-23 1995-08-23 画像修整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3156555B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR0165439B1 (ko) * 1995-09-14 1999-03-20 김광호 디지탈 비디오 테이프 레코더의 화면 구성 장치 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0965282A (ja) 1997-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4698698A (en) Digital television signal processing apparatus
JPS6133417B2 (ja)
JPH03132183A (ja) ディジタル画像再生方式
JPH0520105A (ja) デジタルデータのエラー訂正装置
JPS6364674A (ja) 信号処理装置
EP0644545B1 (en) Image reproducing device
JP3740213B2 (ja) 再生装置
JP3156555B2 (ja) 画像修整装置
JP3266932B2 (ja) 再生装置及び方法
JPH0810923B2 (ja) ビデオ再生記憶装置
JP3120533B2 (ja) 画像認識度改善回路
JP3082458B2 (ja) 画像修整装置
JP3308523B2 (ja) 圧縮画像の多画面再生装置
JPS61287078A (ja) デイジタル信号再生装置
JP2703936B2 (ja) ビデオデータ記録装置
JP2703935B2 (ja) ビデオデータ再生装置
JP2983372B2 (ja) 画像再生装置および方法
JP3740211B2 (ja) 記録再生装置
JP3104066B2 (ja) 誤り訂正装置及び誤り訂正方法
JPH0887840A (ja) 再生装置及びデータ処理装置
JP3158561B2 (ja) データ処理装置
JP3687428B2 (ja) ディジタル信号の再生装置
JP4051378B2 (ja) ディスク再生装置及びその集積回路
JP2714013B2 (ja) ビデオデータ記録再生装置及び再生装置
JP2693848B2 (ja) ディジタルオーディオテープレコーダの再生信号モニタ方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080209

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090209

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100209

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100209

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110209

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120209

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120209

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130209

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140209

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees