JP3156494U - ノンスリップ歩板 - Google Patents

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博之 北川
博之 北川
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Abstract

【課題】確実に滑り止め効果を有し、滑り止め効果が長期間持続するノンスリップ歩板を提供する。【解決手段】所定形状に形成された本体12と、本体12の上面に形成された凹部14と、凹部14内に設けられて硬化した合成樹脂層16を有する。合成樹脂層16に混合され合成樹脂層16の表面に凹凸を形成する粒状物である砂18を備える。砂18は、1〜5mmのふるいにかけた後、焼かれて植物の種子や雑菌を除去したものである。【選択図】図1

Description

この考案は、地面に設置して歩行を容易にするノンスリップ歩板に関する。
従来、遊歩道や登山道、作業現場等で、地面に敷いて歩行を安全且つ容易にする歩板がある。歩板には、歩行者の靴の裏が滑らないように工夫されたものがある。特許文献1に開示されているノンスリップ歩板は、所要大きさの木板あるいは金属板よりなる歩板の表面に、硬度の高い粗粒子をエポキシ樹脂等の合成樹脂塗料を塗着して固定し、歩板表面に素粒子による凹凸が形成されている。このノンスリップ歩板によれば、粗粒子によって形成された凹凸により、歩行者の靴の裏が滑らずに確実に保持するため、容易に歩行することができる。また、特許文献2に開示されているフタ工板は、金属板の表面に、砂や硅砂等の耐摩耗性に優れた粒状物を全体にわたりほぼ均一に混入した合成樹脂層が設けられている。このフタ工板によっても特許文献1と同様の効果がある。
実開昭51−151437号公報 実開昭51−84231号公報
上記背景技術の場合、合成樹脂層が薄いため、長期間使用すると摩擦で粒子層が剥がれて歩板の本体が露出し、凹凸がなくなり、滑り止めの効果が低下しやすいものであった。
この考案は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、確実に滑り止め効果を有し、滑り止め効果が長期間持続するノンスリップ歩板を提供することを目的とする。
本考案は、所定形状に形成された本体と、前記本体の上面に形成された凹部と、前記凹部内に設けられて硬化した合成樹脂層と、前記合成樹脂層に混合され前記合成樹脂層の表面に凹凸を形成する粒状物が設けられているノンスリップ歩板である。
前記粒状物は砂であり、前記砂は、1〜5mm、好ましくは2mmのふるいにかけた後、焼かれて植物の種子や雑菌を除去したものである。また、前記本体は木製の板体または丸太である。
本考案のノンスリップ歩板は、確実な滑り止め効果を有し、滑り止め効果が長時間持続するものである。そして、遊歩道や登山道、作業現場等に設置することにより、歩行者の靴の裏が滑ることなく確実に接地位置で保持して、歩行を容易で安全なものにすることができる。
この考案の第一実施形態のノンスリップ歩板の使用状態を示す平面図である。 この考案の第一実施形態のノンスリップ歩板の使用状態を示す縦断面図である。 この考案の第一実施形態のノンスリップ歩板の使用状態を示す正面図である。 この考案の第二実施形態のノンスリップ歩板の平面図(a)と左側面図(b)である。 この考案の第二実施形態のノンスリップ歩板の使用状態を示す正面図である。 この考案の第二実施形態のノンスリップ歩板の使用状態を示す左側面図である。 この考案の第三実施形態のノンスリップ歩板の平面図である。 この考案の第三実施形態のノンスリップ歩板の縦断面図である。 この考案の第三実施形態のノンスリップ歩板の使用状態を示す概略断面図である。
以下、この考案の実施形態について図面に基づいて説明する。図1〜図3はこの考案の第一実施形態を示すもので、この実施形態のノンスリップ歩板10は木製の板体である本体12が設けられ、本体12は一方向に長い矩形にカットされている。本体12の上面12aには、凹部14が形成されている。凹部14は、上面12aの長手方向に対して直角に、複数個の帯状に形成され、互いに等間隔で平行に位置している。
各凹部14には、合成樹脂層16が設けられて硬化されている。合成樹脂層16はエポキシ樹脂等で作られている。合成樹脂層16には、合成樹脂層16の表面に凹凸を形成する粒状物である砂18が混合されている。砂18は、1〜5mm、好ましくは2mmのふるいにかけた後、焼かれて植物の種子や雑菌を除去したものである。
次に、ノンスリップ歩板10の施工方法について説明する。整地した地面20に、ノンスリップ歩板10を載せる受木22を置く。受木22は、ノンスリップ歩板10の幅の2倍より少し長くカットされている丸太である。受木22は、1枚のノンスリップ歩板10の長手方向の2か所に設置され、設置する方向は、ノンスリップ歩板10の長手方向にほぼ直角である。そして一対の受木22の上にノンスリップ歩板10を2枚平行に並べてわたす。2枚のノンスリップ歩板10は、あらかじめボルト23で連結されている。このとき、一対のノンスリップ歩板10の凹部14は、長手方向に沿って所定長さずれて位置しており、合成樹脂層16が互い違いに位置している。
そして、ノンスリップ歩板10の本体12の上面12aから、釘24を受木22に打ち、ノンスリップ歩板10を固定する。次にノンスリップ歩板10の本体12の長手方向の側縁部12bの左右の外側であって、受木22の近傍に、杭木26を地面20にそれぞれ打ち込み、受木22と杭木26を、かすがい28で固定する。これにより、ノンスリップ歩板10と受木22が、地面20に固定される。なお、ノンスリップ歩板10の施工方法の順番は、上記以外でもよく適宜変更可能である。
この実施形態のノンスリップ歩板10によれば、本体12の上面12aに、凹凸が形成された合成樹脂層16が設けられているため、確実に滑り止め効果を有するものである。歩行者の靴の裏が滑ることなく確実に保持され、歩行を容易で安全なものにすることができる。合成樹脂層16は、上面12aからくぼんだ凹部14に、一定の深さに充填されているため、長期の使用で合成樹脂層16表面が減りにくく、長期間効果が持続するものである。合成樹脂層16に混合されている砂18は、焼かれて植物の種子や雑菌を除去したものであり、国定公園等の遊歩道や登山道に使用しても、環境に与える影響がなく、安全である。
次に、この考案の第二実施形態について図4に基づいて説明する。なお、ここで上記実施形態と同様の部材は同様の符号を付して説明を省略する。この実施形態のノンスリップ歩板30は木製の板体である本体32が設けられ、本体32は一方向に長い矩形にカットされている。本体32の上面32aには、凹部34が形成されている。凹部34は、上面32aの長手方向に対して平行な1個の帯状に形成されている。
凹部34には、合成樹脂層36が入れられて硬化されている。合成樹脂層36には、合成樹脂層36の表面に凹凸を形成する砂38が混合されている。砂38は、1〜5mm、好ましくは2mmのふるいにかけた後、焼かれて植物の種子や雑菌を除去したものである。
次に、ノンスリップ歩板30の施工方法について図5、図6に基づいて説明する。まず、ステンレス等辺山形鋼等で枠40を組み立てる。枠40は、長い2本の縦部材40aが互いに平行に設けられ、一対の縦部材40aの間に12本の横部材40bが等間隔にはしご状に取り付けられている。縦部材40aには、一方向へ突出する杭40cが、縦部材40aの長手方向に対して直角に取り付けられている。杭40cは、各縦部材40aに6個ずつほぼ等間隔に設けられている。枠40の各部材は、溶接により連結されている。そして、枠40の縦部材40aに沿って一対の長い丸太42を載せ、横部材40bに対向する位置に横部材40bに沿って短い丸太44を載せ、丸太44,42をボルト46で枠40に固定する。一対の丸太42の互いに対面する内側には、丸太44の近傍に、丸太44より短い一対の丸太48をボルト49で取り付ける。そして、丸太42に固定した丸太44,48の上に、ノンスリップ歩板30を載せて図示しないボルト等で固定する。ノンスリップ歩板30の取り付けはこれを繰り返し、丸太42の長手方向に等間隔にノンスリップ歩板30を取り付ける。これによりノンスリップ歩板30は、丸太42に対して丸太42が水平面に対して傾斜した角度だけ傾斜して取り付けられる。
このように組み立てた枠40、丸太42,44,48、ノンスリップ歩板30を、整地された傾斜する地面20に取り付ける。傾斜した地面20に、枠40を梯子のように縦部材40aが傾斜方向に沿うように設置し、杭40cを地面20に打ち込んで固定する。このときノンスリップ歩板30は、本体12の上面12aが水平に位置し上方に向くようにする。なお、ノンスリップ歩板30の施工方法の順番は、上記以外でもよく、適宜変更可能である。
この実施形態のノンスリップ歩板30によれば、上記実施形態と同様の効果を有することができる。枠40にあらかじめ所定角度と所定間隔で固定されているため、傾斜した地面20に簡単に階段を設けることができる。
なお、この実施形態の枠40は上記実施形態以外の形状でもよく、ノンスリップ歩板30の数や間隔も、自由に変更可能である。
次に、この考案の第三実施形態について図7、図8に基づいて説明する。なお、ここで上記実施形態と同様の部材は同様の符号を付して説明を省略する。この実施形態のノンスリップ歩板50は、所定の長さにカットされた丸太である本体52が設けられ、本体52の側面には、板目方向にカットして形成された上面52aと底面52bが、長手方向に沿う帯状に形成されている。上面52aには、凹部54が形成されている。凹部54は、上面52aの中央に、長手方向に対して平行に形成された1個の帯状である。
凹部54には、合成樹脂層56が入れられて硬化されている。合成樹脂層56には、合成樹脂層56の表面に凹凸を形成する砂58が混合されている。砂58は、1〜5mm、2mmのふるいにかけた後、焼かれて植物の種子や雑菌を除去したものである。
次に、ノンスリップ歩板50の施工方法について図9に基づいて説明する。傾斜した地面20の所定位置に水平な床を有するくぼみを作り、くぼみの床に杭60を打ち、杭60の傾斜面の上方側に、ノンスリップ歩板50をほぼ水平に設置する。このとき、ノンスリップ歩板50の本体52上面52aを上方に向ける。そして、地面20の土をノンスリップ歩板50の周囲に埋め戻して固定する。これを地面20の傾斜に沿って所定間隔で設け、階段状にノンスリップ歩板50を設置する。
この実施形態のノンスリップ歩板50によれば、上記実施形態と同様の効果を有することができる。本体52が丸太でも、確実に滑り止めの効果を持続させることができる。そして傾斜がある地面20に、簡単に段差を作り、階段とすることができる。
なお、この考案のノンスリップ歩板は、上記各実施形態に限定されるものではなく、本体の形状や凹部の形状は、適宜変更可能である。合成樹脂層の素材は、エポキシ樹脂以外に、確実に硬化して本体から剥がれないものであればよい。粒状物は、砂以外にくるみの殻や貝殻などを砕いたもの等でもよい。
10 ノンスリップ歩板
12 本体
14 凹部
16 合成樹脂層
18 砂

Claims (3)

  1. 所定形状に形成された本体と、前記本体の上面に形成された凹部と、前記凹部に設けられて硬化した合成樹脂層と、前記合成樹脂層に混合され前記合成樹脂層の表面に凹凸を形成する粒状物が設けられていることを特徴とするノンスリップ歩板。
  2. 前記粒状物は砂であり、前記砂は、1〜5mmのふるいにかけた後、焼かれて植物の種子や雑菌を除去したものである請求項1記載のノンスリップ歩板。
  3. 前記本体は木製であり、板体または丸太である請求項1または2記載のノンスリップ歩板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101965281B1 (ko) * 2018-05-08 2019-04-03 김수지 보행용 계단 및 그 시공방법

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