JP3156494B2 - デジタルマルチメータ - Google Patents

デジタルマルチメータ

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JP3156494B2
JP3156494B2 JP06521694A JP6521694A JP3156494B2 JP 3156494 B2 JP3156494 B2 JP 3156494B2 JP 06521694 A JP06521694 A JP 06521694A JP 6521694 A JP6521694 A JP 6521694A JP 3156494 B2 JP3156494 B2 JP 3156494B2
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    • G01D11/00Component parts of measuring arrangements not specially adapted for a specific variable
    • G01D11/24Housings ; Casings for instruments
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R1/00Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
    • G01R1/02General constructional details
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R15/00Details of measuring arrangements of the types provided for in groups G01R17/00 - G01R29/00, G01R33/00 - G01R33/26 or G01R35/00
    • G01R15/12Circuits for multi-testers, i.e. multimeters, e.g. for measuring voltage, current, or impedance at will
    • G01R15/125Circuits for multi-testers, i.e. multimeters, e.g. for measuring voltage, current, or impedance at will for digital multimeters

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電流、電圧等を測定する
ためのデジタルマルチメータに関するものであり、特
に、その防水、防塵機構の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタルマルチメータは、その外装ケー
ス表面にロータリースイッチ、表示面等が形成され、測
定対象、測定レンジを切り換えて、各種の電気的パラメ
ータを測定できるようになっている。このデジタルマル
チメータは、内部に、ICチップ等が搭載された回路基
板、電池等が配置されているので、外部から水、埃など
が侵入することのないように、各種の防水、防塵機構が
採用されている。
【0003】従来のデジタルマルチメータは、例えば、
米国特許第4,951,834号公報に開示されてい
る。この公報の第1図に記載されているように、デジタ
ルマルチメータは片手で持ち運びできる大きさの外装ケ
ースを備え、この内部には、回路基板、電池等の構成部
品が配置されている。また、ケース表面には、測定対
象、測定レンジの切り換え等のための操作部材であるロ
ータリースイッチ、押下キー等の操作部材が配置され、
また、測定結果等を表示する表示面が形成されている。
【0004】このデジタルマルチメータにおける外装ケ
ースは上ケース部材と下ケース部材から構成されてお
り、これらの合わせ面の封止は、これらの間に上下から
押し潰した状態にガスケットあるいはパッキンを挟むこ
とにより形成されている。このようにガスケット等を上
下から押しつぶした状態で挟み込んでいるために、上ケ
ース部分と下ケース部分とは、ガスケットの反発力に対
抗できるように、複数の固定ねじを用いて強固に連結さ
れている。また、ロータリースイッチと上ケース部分の
間の封止も、これらの間において、上下方向からガスケ
ット等の弾性シール材を挟み込むことにより形成されて
いる。さらに、上ケース部分の表示面は、そこにはめ込
んだ透明ガラス板により形成されており、この透明ガラ
ス板と上ケース部分の間の封止は、超音波溶着等により
形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の封止構造においては次のような問題点があ
る。まず、上ケース部分と下ケース部分との封止構造で
あるが、これらのケース部分によって上下からガスケッ
ト等の弾性シール材を押し潰した状態で挟み込んでいる
ので、弾性シール材の反発力によって上ケース部分と下
ケース部分が開くことのないように、上ケース部分と下
ケース部分とを複数本のねじを用いて強固に締結する必
要がある。このため、製造価格の低減化を図るために、
締結用のねじの本数を減らすと、封止性が低下してしま
うという問題がある。
【0006】また、ロータリースイッチの部分の封止構
造においては、その製造誤差、取付け誤差等により、ロ
ータリースイッチがケース表面に対して傾斜等している
と、確実な封止状態を形成できないとう問題点がある。
【0007】さらに、ケース表面に取り付けた透明ガラ
ス板の周囲の接着部分が確実に封止されずに、ここを介
して水、埃などが内部に侵入するおそれもある。
【0008】本発明の課題は、このような点に鑑みて、
デジタルマルチメータの外装ケースを構成している上ケ
ース部分と下ケース部分の合わせ面の封止構造を、廉価
な構成でより確実に形成することにある。
【0009】また、本発明の課題は、デジタルマルチメ
ータにおいて、ケースと、そこに取付けられるロータリ
ースイッチ等の操作部材との隙間の封止を、従来に比べ
て確実に形成することにある。
【0010】さらに、本発明の課題は、デジタルマルチ
メータにおいて、ケースに形成される表示部分の封止を
確実に形成することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、上ケース部
分および下ケース部分から外装ケースが構成され、当該
外装ケースの内部に測定用の回路素子等が組み込まれて
いるデジタルマルチメータにおいて、上ケース部分と下
ケース部分の合わせ面を、弾性シール材を介挿すること
による封止すると共に、この弾性シール材を、外装ケー
スの厚さ方向に対して傾斜した方向から、前記上ケース
部分および下ケース部分によって押し潰した状態で挟む
ようにしたことを特徴としている。
【0012】ここで、内部の点検等のために上ケース部
分と下ケース部分とを開いたときに、弾性シール材が上
ケース部分あるいは下ケース部分から簡単に外れてしま
うことのないように、上ケース部分および下ケース部分
の合わせ面のうちの少なくも一方の側には、少なくとも
その一部分に、弾性シール材の外れ防止用の溝を形成し
ておくことが好ましい。
【0013】また、上ケース部分および下ケース部分の
合わせ面の少なくとも一部分には、これらの合わせ面が
相互に離間する方向へ変位することを防止するために、
補強部分を形成しておくことが好ましい。
【0014】このように、本発明においては、斜め方向
から弾性シール材を押し潰した状態で、上ケース部分お
よび下ケース部分の間に挟み込むようにしている。した
がって、従来のように上下方向(ケース厚さ方向)に弾
性シール材を押し潰した状態で挟み込んでいる場合に比
べて、上ケース部分と下ケース部分を開く方向(ケース
厚さ方向)に作用する反力を小さくできる。よって、こ
れら上ケース部分と下ケース部分とを連結するための構
造を簡便なものにでき、その分、製造価格を低減するこ
とができる。また、このようにしても確実な封止状態を
形成できる。
【0015】したがって、本発明によれば、上ケース部
分と下ケース部分の連結構造として次のような1本のね
じを用いた構造にすることができる。
【0016】すなわち、上ケース部分および下ケース部
分を、2箇所に形成された第1および第2の固定位置で
相互に固定するようにし、第1の固定位置では、ねじ部
材により相互を締結する。また、第2の固定位置では、
一方のケース部分の側に係合突起を形成し、他方のケー
ス部分の側に、この係合突起が嵌合可能な係合溝を形成
して、これらを相互に係合する。本発明では、複数本の
ねじを使用することになく、このような1本のねじを用
いた連結機構を採用することができる。
【0017】ここで、ねじ止めされる上記の第1の固定
位置は、弾性シール材により規定されるケース内部空間
よりも外側の位置に形成することが好ましい。このよう
にすると、ねじ止め部分に封止構造を形成する必要がな
くなるからである。
【0018】また、弾性シール材よりも外側の位置に
は、上ケース部分と下ケース部分の間に侵入した水を排
出するための水抜き穴を形成しておき、これらの間に侵
入した水を排出できるようにすることが好ましい。
【0019】次に、本発明においては、上ケース部分に
測定レンジ等を切り換えるためのラバーキーが配列され
たデジタルマルチメータにおいて、このラバーキーの取
付け用開口の内周面と、これに当接するラバーキーの外
周面との合わせ面を、外装ケースの厚さ方向に間隔を於
いて少なくとも二条の突起が形成された二重封止構造と
したことを特徴としている。このように二重封止構造に
することにより、この部分の封止を確実なものとするこ
とができる。
【0020】また、本発明においては、操作部材として
ロータリースイッチが配置されたデジタルマルチメータ
において、上ケース部分に形成されたロータリスイッチ
取付用の取付け用開口と、ロータリスイッチとの合わせ
面を外装ケースの厚さ方向に延びる面として構成し、こ
れらの合わせ面の間に、弾性シール材を、外装ケースの
厚さ方向とは略直交する方向に押しつけられた状態で介
挿するようにしたことを特徴としている。この構成を採
用すれば、ロータリースイッチの製造誤差、取付け誤差
等が発生しても、これとケースの間に封止を確実に形成
することができる。
【0021】次に、本発明においては、上ケース部分
が、測定値等を表示するための表示パネルの表示面を外
部から目視するための表示用開口を有し、この表示用開
口に透明板が取付けれらているデジタルマルチメータに
おいて、当該上ケース部分を、二色成形法により透明板
の部分と共に一体成形した一体成形品としたことを特徴
としている。この構成を採用すれば、透明板の部分の周
囲から内部に水等が侵入することを確実に防止できる。
【0022】なお、この場合、外部端子接続用の入力端
子金具も、上ケース部分の成形と同時にインサート成形
すればよい。また、インサート成形時の位置決め等を簡
単に行うことができるように、全体として円形外周面を
備えた入力端子金具の外周面の一部分を平坦な面として
おくことが好ましい。
【0023】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。
【0024】(全体構成)図1には、本発明の実施例で
あるデジタルマルチメータの外観を示してある。この図
に示すように、本例のデジタルマルチメータ1は、全体
として偏平な直方体形状をした外装ケース2を有し、こ
の内部に各種の回路素子が組み込まれている。外装ケー
ス2は、表面側の上ケース部分3と裏面側の下ケース部
分4から構成されており、上ケース部分3の表面が操作
面2aであり、下ケース部分4の表面が裏面2bであ
り、これらに連続して左右の側面2c、2dが形成さ
れ、さらに、これらに連続して上側側面2eおよび下側
側面2fが形成されている。上ケース部分3の操作面に
は、電源のオンオフ、測定対象および測定レンジの切り
換え用の操作部材であるロータリースイッチを構成して
いるつまみ5、ラバーキー6が取付けられている。ま
た、上側側面2e寄りの位置には透明な素材から形成さ
れた表示部分7が形成されている。一方、下側の側面2
fには、一対の外部端子差し込み孔8が配置されてい
る。この側面2fの側に対して、反対側の上側の側面2
eは僅かに広幅になっている。
【0025】図2は、本例のデジタルマルチメータ1の
主要構成部分を分解した状態で示す斜視図である。この
図は、デジタルマルチメータ1をその裏面側から見た図
である。図3はデジタルマルチメータ1の断面を示す図
であり、(A)は内蔵部品の配置状態を示すための説明
図であり、(B)は長手方向の切断線3B−3Bで切断
した場合の縦断面図であり、(C)は短手方向の切断線
3C−3Cで切断した場合の横断面図である。
【0026】これらの図から分かるように、外装ケース
2を構成している上ケース部分3および下ケース部分4
は、弾性シール材である円形断面のパッキン11を外装
ケース2の厚さ方向2Aに対して傾斜した方向から挟ん
だ状態で、相互に固定され、これによりこれらのケース
の合わせ面の封止構造が形成されている。これらのケー
ス部分3および4は、ケース下側の側面2fの側に取り
付けた1本のケース止めねじ12と、反対側の側面2e
において上ケース部分の側に形成された一対の係合突起
31、31およびこれらが係合している下ケース部分の
側に形成された一対の係合溝41、41とによって、相
互に結合されている。
【0027】ロータリースイッチのつまみ5の裏面中央
にはロータリーシャフト51が一体形成されており、こ
のシャフト51は、上ケース部分3に形成したロータリ
スイッチ取付け用開口32を貫通してケース内部に延び
ている。ケース内部に延びているシャフト51の外周に
は、ロータリースイッチの回転位置を規定するためのク
リックロータ52が固定されており、このロータ52の
裏面には、回路基板13上に形成された接点に対して摺
動可能な状態で接触しているブラシ接点部材が取付けら
れたロータ53が取付けられている。このロータリスイ
ッチのシャフト51と開口32の間には、輪状の弾性シ
ール材である円形断面のOリング54が介挿されて、こ
の部分の封止構造が形成されている。また、操作部材で
あるラバーキー6と、上ケース部分3に形成されている
この取付け用開口33との間には、後述のような二重の
封止構造が形成されている。さらには、本例において
は、後述するように、表示部分7は、二色成形法によっ
て、上ケース部分3と一体成形されており、この表示部
分7の外周の封止が確保されている。
【0028】外装ケース2の内部には、その厚さ方向A
の中央に回路素子が搭載された回路基板13が上下のケ
ース部分3、4と略平行な方向、すなわち、厚さ方向A
とは直交する平面方向Bに沿って配置されている。上ケ
ース部分3の裏面側においては、その表示部分7に対応
する位置に表示用の液晶パネル14が配置され、これ
と、回路基板13の間には、シールド板15が配置され
ている。液晶パネル14はシールド板15に形成された
一対の弾性突起16、16によって上ケース部分3の裏
面側に押しつけ固定されている。回路基板13を挟み、
シールド板15とは反対側に位置する下ケース部分4に
は、電池装着部17が形成され、ここに、本例では2本
の電池18が装着されている。この電池装着部17に装
着された電池18は、シールド板15に形成された、回
路基板13を貫通して下ケース部分4の側に突出してい
る電池押さえ用突起19によって固定されている。
【0029】次に、本例の各部分の構造を説明する。
【0030】(上ケース部分と下ケース部分の合わせ面
の封止構造)図4には上ケース部分3のみを取り出して
示してある。主としてこの図4を参照して上ケース部分
3の構造を説明する。本例の上ケース部分3は、ケース
操作面2aを規定している上壁部分310と、ケースの
左右の側面を形成している側壁部分320、330と、
ケースの上側および下側の側面を形成している側壁部分
340、350から構成されている。各側壁320、3
30、340は、上壁側に連続している基端側が厚肉部
分321、331、341とされ、中間の部分が中肉部
分322、332、342とされ、先端側が薄肉部分3
23、333、343とされている。これにより、各側
壁には、二段の段面324、325、334、335、
および344、345がそれぞれ形成された形状となっ
ている。ここで、ケース下側の側壁部分350において
は、左右の側壁部分320、330に連続して、外壁部
分358と内壁部分359に分離している。内壁部分3
59は、その基端側が中肉部分352であり、先端側が
薄肉部分353であり、これらの間に、段面355が形
成された断面形状となっている。
【0031】左右の側壁部分320、330および上側
の側壁部分340において、その薄肉部分323、33
3、343の外側面には、不連続な状態で、外側に迫り
出した突起326、336、346が形成されており、
これらと、段面325、335、345の間が、パッキ
ン11の外れ防止用の溝327、337、347として
機能する。
【0032】一方、図5には下ケース部分4のみを取り
出して示してある。本例の下ケース部分4も、ケース裏
面2bを規定している下壁部分410と、ケースの左右
の側面を形成している側壁部分420、430と、ケー
スの上側および下側の側面を形成している側壁部分44
0、450から構成されている。各側壁420、43
0、440および450は、上壁側に連続している基端
側が厚肉部分421、431、341、351とされ、
先端側が薄肉部分423、433、443、453とさ
れている。これらの間には、それぞれ、傾斜した段面4
25、435、445および455がそれぞれ形成され
た形状となっている。ここで、ケース下側の側壁部分4
50においては、傾斜した段面445を上端に備えた内
壁部分446のみが分離して、内側に配置されている。
【0033】このように、上ケース部分3の側壁部分に
は、同一の高さ位置に段面325、335、345、3
55が連続した状態に形成されており、下ケース部分4
には、同一の高さ位置に傾斜した段面425、435、
445、455が連続した状態に形成されている。上ケ
ース部分3と下ケース部分4は、前述したように、パッ
キン11を挟んだ状態で相互に組み合わせられる。図
6、図7に拡大して示すように、この状態においては、
パッキン11は、双方の段面によって上下から挟まれ
て、所定の量だけ押しつぶされた状態になる。ここに、
本例においては、下ケース部分4の側の段面425、4
35、445、455を傾斜面としてある。したがっ
て、パッキン11は、ケース厚さ方向A、すなわち上下
方向に対して傾斜した方向から押し潰された状態にな
る。この結果、パッキン11の反力は、傾斜した方向に
作用する。よって、上ケース部分3と下ケース部分4を
上下に分離させるように作用する垂直分力(ケース厚さ
方向Aに作用する分力)は、パッキン11を上下に押し
つぶす場合に比べて小さい。したがって、本例によれ
ば、上ケース部分3と下ケース部分4との連結構造を従
来に比べて簡便なものとすることができ、そのようにし
ても、上ケース部分3と下ケース部分4の合わせ面、す
なわち、双方の段面の間の封止を充分なものとすること
ができる。
【0034】ここで、パッキン11は上記のように斜め
に押し潰された状態で上ケース部分3と下ケース部分4
の間に挟み込まれる。したがって、パッキン11の反力
により、上ケース部分3および下ケース部分4の各側壁
部分には横方向に向けて押し広げられる水平分力(ケー
ス厚さ方向Aに直交する方向Bに向かう力)が作用す
る。したがって、長手方向に配置されている左右の側壁
部分320、330、420、430においては、この
ような力によって開いてしまい、パッキン11を確実に
挟むことができないおそれがある。これを回避するため
に、本例においては、下ケース部分4の内部には、短手
方向に向けて2本の仕切り壁461、462を一体成形
し、これらの両端には、上ケース部分3の側の側壁部分
320、330が内側に開くことを防止するための押さ
え壁463、464、465、466を形成してある。
また、これらの押さえ壁463乃至466の下端側に
は、斜めに迫り出した補強部分467が形成され、これ
により、これらの押さえ壁463乃至466の剛性を高
めてある。なお、二本の仕切り壁461、462は、下
ケース4の反りを防止するものとしても機能する。
【0035】(上ケース部分と下ケース部分の連結構
造)上記のように、本例では従来に比べて簡便な連結構
造を採用することができる。そのため、本例では、従来
のように複数の締結用ねじを用いることなく、次のよう
にして、上ケース部分3と下ケース部分4を連結してい
る。
【0036】すなわち、図5(F)から分かるように、
下ケース部分4の下側の内壁部分446の外側における
中央には、ケース止めねじ用のねじ孔121が形成され
ている。一方、図4(A)から分かるように、これに対
応する上ケース部分3の内壁部分359の外側中央に
は、内周面に雌ねじ部が形成されたねじ孔122が形成
されている。ケース止めねじ12は、下ケース部分4の
側から、ねじ孔121、122にねじ込み、双方のケー
ス部分3、4を締結している。
【0037】一方、各ケース部分3、4の反対側の側壁
部分340、440においては、一対の係合構造が構成
されている。すなわち、上ケース部分3の側壁部分34
0においては、その薄肉部分343の外側面において外
側の突出した係合突起31が2か所に形成されている。
これに対して、下ケース部分4の側壁部分440におい
ては、これらの係合突起31、31を嵌め込み可能な係
合溝41、41がその厚肉部分441の部分に形成され
ている。
【0038】したがって、本例においては、1本のケー
ス止めねじ12と、反対側に形成されている一対の係合
構造とによって、上ケース部分3と下ケース部分4を相
互に締結している。このように、1本のケース止めねじ
を使用するのみで良いので、従来に比べて、構造が簡単
になり、また、部品点数も減らすことができるので、そ
の分、廉価に製造することができる。また、ケースの組
み立て作業の容易になる。しかも、このような簡便な連
結構造を採用しても、上記のように、上下のケース部分
の合わせ面の封止を確実に形成することができる。
【0039】ここで、本例においては、ケース止めねじ
12の取付け位置を、上下のケース部分3、4の合わせ
面よりも外側にしてある。すなわち、パッキン11が挟
み込まれる双方の段面355、455よりも外側に位置
させてある。このため、この取付け部分から、回路基板
等が内蔵されている部分へは水、埃等が侵入することが
ない。よって、この部分の構造を防水、防塵構造とする
必要がない。したがって、ケース止めねじの取付け部分
を簡単な構造とすることができるという利点がある。
【0040】次に、本例においては、ケース止めねじ1
2の取付け部分は、上ケース部分3および下ケース部分
4とも、パッキン11が挟まれた内壁部分と、外側の外
壁部分とに分離している。内壁部分を介して内部に水、
埃等が侵入することはないが、外壁部分の間を通ってこ
れらの外壁部分および内壁部分の間に水等が侵入するお
それがある。そこで、本例においては、図3(A)
(B)から分かるように、下ケース部分4のねじ孔12
1の両側において、水抜き孔471、471を形成して
ある。この結果、外壁部分と内壁部分の間に侵入した水
等を、これらの水抜き孔471を介して排出することが
でき、この部分に水等が溜まった状態を回避きでるので
好ましい。
【0041】(ロータリースチッチ取付け部分の封止構
造)上ケース部分3の表面には、上述したように、操作
部材の一つであるロータリースイッチのつまみ5が取付
けられている。ロータリースイッチのつまみ5の裏面中
央にはロータリーシャフト51が一体形成されており、
このシャフト51は、上ケース部分3に形成したロータ
リスイッチ取付け用開口32を貫通してケース内部に延
びており、ケース裏面において、止め輪55によって抜
けが防止された状態となっている。ケース内部に延びて
いるシャフト51の外周には、ロータリースイッチの回
転位置を規定するためのクリックロータ52が固定され
ており、このロータ52の裏面には、回路基板13上に
形成された接点に対して摺動可能な状態で接触している
ブラシ接点部材が取付けられたロータ54が取付けられ
ている。このロータリスイッチのシャフト51と開口3
1の間には、輪状の弾性シール材である円形断面のOリ
ング54が介挿されて、この部分の封止構造が形成され
ている。
【0042】本例においては、取付け用開口32の内周
面32aに対峙しているロータリーシャフト51の外周
面51aには、Oリング54の取付け溝51bが形成さ
れており、ここにOリング54が装着されている。この
ようにして、Oリング54は、ロータリーシャフト51
の外周面51aと、ケース部分の側の開口の内周面32
aとの間で挟み込まれた状態となっている。従来におけ
るこの部分の封止構造では、Oリングをロータリースイ
ッチのつまみ5の裏面と、上ケース部分3の表面の間で
上下(ケース厚さ方向A)に挟み込んだ構成となってい
る。上下に挟んでいる場合には、つまり5の製造誤差、
取付け誤差等によって、つまみ5と上ケース部分3の表
面が相互の傾斜している場合等においては、Oリングを
適切な状態でこれらの間に挟み込むことができず、確実
な封止構造を形成できないおそれがある。しかし、本例
においては、横方向(方向B)からOリングを挟み込ん
だ構造としてあるので、このような弊害は発生せずに、
常に適切な封止構造を形成することができる。
【0043】(ラバーキーの部分の封止構造)次に、操
作部材であるラバーキー6と、上ケース部分3に形成さ
れているこれらの取付け用開口33との間には二重の封
止構造が形成されている。ラバーキー6は、長方形の基
板部分61と、ここに形成された一対のラバーキー本体
部分62、62と、各ラバーキー本体部分62、62の
周囲を取り囲む状態に形成されている周壁部分63から
形成されている。ラバーキー本体部分62、62の上面
側は、上ケース部分3に開けた取付け用開口33、33
から外部に露出している。この上ケース部分3に開けた
取付け用開口33、33の裏面側には、ラバーキーの側
の周壁部分63、63を裏面側から差し込み可能な周溝
33aが形成されている。この周溝33aに対してラバ
ーキーの側の周壁部分63を差し込むことにより、ラバ
ーキー6が上ケース部分3に取付けられ、シールド板1
5によって上ケース部分3の側に押しつけられた状態で
固定されている。
【0044】ここで、図8に拡大して示すように、開口
33の外周の周溝33aを形成している周壁33bの先
端面は凹凸面33cとされている。この凹凸面33c
は、ラバーキーの側の周壁部分63とラバーキー本体部
分62とを繋いでいる繋ぎ部分65の表面に当接してい
る。この繋ぎ部分65の表面は、上ケース部分の側の凹
凸面33cに略対応する形状の凹凸面65aとされてい
る。これらの凹凸面33c、65aが、シールド板15
によって裏面側から押しつけ固定されている。
【0045】このように、本例においては、ラバーキー
6におけるその取付け用開口との間には、双方の凹凸面
33cおよび65aによって形成される二重の封止構造
が形成されている。したがって、従来に比べて、この部
分の封止を確実にすることができ、この部分を介して
水、埃等が内部に侵入することを確実に回避することが
できる。
【0046】(上ケース部分の成形法)本例において、
上記の上ケース部分3および下ケース部分4は合成樹脂
素材の成形品である。このうち、上ケース部分3は、二
色成形法によって、異なる素材からなる透明な表示部分
7も一体成形されてたものである。すなわち、上ケース
部分3はABS樹脂から形成されており、透明な表示部
分7はポリカーボネート樹脂から形成されている。この
ように二色成形法により、これらの異なる素材からなる
部分を一体成形しているので、これらの間の封止構造が
確実に形成されている。これに対して、従来において
は、透明な表示部分7を透明ガラス板として別個に成形
しておき、これを、上ケース部分3に開けた開口に超音
波等により融着させていた。このように別部材を融着す
るよりも、本例におけるように一体成形した方が確実な
封止構造を実現できる。
【0047】ここで、本例においては、上ケース部分3
の二色成形に当たり、透明な表示部分7だけではなく、
その側壁部分320、330、340、350も、ポリ
カーボネート樹脂により形成している。すなわち、図4
(B)、(C)において破線の内側の側壁部分はポリカ
ーボネート樹脂により成形した部分であり、それよりも
外側の部分は、ABS樹脂により成形した部分である。
このように、本例では、側壁部分320乃至350にお
ける厚肉部分は、上ケース、下ケースとのかみ合せを多
くし、内部回路と人体との電気的安全距離を確保するこ
とができる。
【0048】(入力端子金具の取付け構造)次に、本例
では、上ケース部分3の二色成形時には、入力端子金具
もインサート成形するようにしている。すなわち、外部
端子差し込み孔8、8が形成されているケース下側の側
面2fの内側には、外部端子と、内蔵の回路基板13上
に形成された回路との間を接続するための入力端子金具
81が取付けられる。
【0049】この入力端子金具81は、図9に示すよう
に、円柱形の頭部811と、これに連続した小径の円筒
状の脚部812から形成されており、脚部812の先端
は開口しており、ここに外部端子が差し込まれるように
なっている。頭部811には、その外周面の一部に平坦
面813が形成されており、この中心には、直径方向に
延びるねじ孔814が形成されている。この構造の入力
端子金具81は、上ケース部分3の外部端子差し込み孔
8が形成された2箇所の入力端子装着部82に対して、
それぞれインサート成形されている。
【0050】ここで、図3(B)に示すように、入力端
子金具81は、その頭部811に形成された平坦面81
3が回路基板13の側に面する状態に取付けられてお
り、回路基板13の側からねじ込まれたねじ83によっ
て、この平坦面813が回路基板13の表面に形成され
た入力端子接続部(図示せず)に密着固定されている。
【0051】このように、本例においては、入力端子金
具81の頭部811の円形外周面の一部を平坦面813
にしてある。したがって、従来のような平坦面を備えて
いない入力端子金具を使用する場合にくらべて、その加
工および組み付けが容易となる。すなわち、インサート
成形時には、この平坦面を位置決め用の基準面として利
用することができ、また、回路基板13との接続も、こ
の平坦面813を回路基板13の側に密着固定するのみ
でよい。
【0052】(ケース内部の構造)次に、図2および図
3を参照して、上ケース部分3および下ケース部分4に
より構成される外装ケース2の内部構成を説明する。前
述したように、外装ケース2の内部には、その厚さ方向
Aの中央に回路素子が搭載された回路基板13が上下の
ケース部分3、4と略平行な方向、すなわち、平面方向
Bに沿って配置されている。上ケース部分3の裏面側に
おいては、その表示部分7に対応する位置に表示用の液
晶パネル14が配置され、これと、回路基板13の間に
は、シールド板15が配置されている。回路基板13を
挟み、シールド板15とは反対側に位置する下ケース部
分4には、電池装着部17が形成され、ここに、本例で
は2本の電池18が装着されている。
【0053】回路基板13においては、上ケース部分3
の側に面してる基板表面13aに、回路パターンが形成
されていると共に、ICチップ等の回路素子が搭載され
ていおり、これらは、回路基板13とシールド板15に
よって上下がシールドされた状態とされている。反対側
の基板表面13bには、電池装着部17に対応する部分
に、電池装着部の側に向けて2組の接続端子板131、
132、133が突出している。この回路基板13は、
上記の入力端子金具81の締結用の2本のねじ83、8
3によって、上ケース部分3の側に固定されている。ま
た、回路基板13の中央位置には、ねじ孔135が形成
されており、これに対応する上ケース部分3の位置に
は、ねじ孔136が形成されており、この位置において
も、回路基板13は締結用のねじ137によって上ケー
ス部分3の側に固定されている。さらには、上ケース部
分3の上側の側壁部分340の内側面には一対の係合突
起361、361が形成されていると共に、これに隣接
する位置には、それぞれ、上ケース部分3の上壁部分3
10から厚さ方向Aに起立した支持壁363、364が
形成されている(図4参照)。回路基板13の一方の縁
端は、これらの係合突起および支持壁の間に挟まれた状
態で保持される。
【0054】(シールド板の構成)図10に示すよう
に、回路基板13と上ケース部分3との間に配置されて
いるシールド板15は、液晶パネル14に対峙する部分
に、一対の弾性突起16、16が形成されている。各弾
性突起16は、シールド板15をコの字形状に切り欠
き、切り欠かれた部分の先端に液晶パネル14の側に突
出した突起が形成された構成となっている。したがっ
て、シールド板15を挟み、回路基板13を上ケース部
分3の側に3本のねじ83、83、137によって固定
した状態においては、これらの弾性突起16、16の先
端によって、弾性的に、液晶パネル14は上ケース部分
3における透明な表示部分7の側に押しつけ固定された
状態になる。
【0055】したがって、本例のように弾性突起を形成
して液晶パネル14を押しつけ固定するように構成すれ
ば、デジタルマルチメータ1を落とした場合等において
衝撃力が作用しても、液晶パネル14を押しつけている
弾性突起16、16の部分が緩衝材として機能する。よ
って、液晶パネル14に対して直接に大きな衝撃力が作
用することを回避できる。このように、本例においては
弾性突起を配置することにより、耐衝撃性に優れた液晶
パネル取付け構造が構成されている。
【0056】さらに、本例のシールド板15において
は、下ケース部分4の側に形成された電池装着部17に
対応した部分には、下ケース部分4の側に向けて垂直に
延びる一対の電池押さえ用突起19、19が形成されて
いる。これらの突起19、19は、回路基板13に形成
された貫通孔191、191を貫通して、電池装着部1
7の側に突出している。図3(B)に示すように、これ
らの突起19は、その先端が、電池装着部17に装着さ
れた2本の電池18の上方側の外周面に丁度当たるよう
な長さに設定されている。
【0057】ここに、下ケース部分4の側に形成されて
いる電池装着部17の構成を説明する。図5に示すよう
に、この電池装着部17は、下ケース部分4の下壁部分
410において6箇所の位置に形成した仕切り壁171
乃至176を備え、これらの仕切り壁によって、二本の
電池18、18の平面方向Bにおける移動が拘束され
る。また、電池外周面に対応する湾曲面を備えた3本の
抜け防止片177、178、179が形成されており、
これらによって、ケース厚さ方向Aに向けての電池の抜
けが防止されている。しかるに、2本の抜け防止片17
7、178と、これに対峙している1本の抜け防止片1
79との間は、電池の着脱が可能な幅となっており、し
たがって、落下時などにおいて衝撃が加わると、電池1
8が装着部17から抜け出て、回路基板13等に衝突し
て、これを破損してしまう等のおそれもある。
【0058】しかし、本例においては、上記のように、
シールド板15に一対の電池押さえ用突起19、19を
形成してあり、これら一対の突起により、装着部17に
装着された2本の電池は、下ケース部分4の側に向けて
押しつけ固定された状態にある。したがって、衝撃力が
加わったとしても、これらの突起19によって電池が抜
け出ることがない。また、従来のように、電池が回路基
板13の側に搭載された構成とはなっていない。したが
って、耐衝撃性に優れたデジタルマルチメータを実現で
きる。
【0059】また、本例においては、シールド板15
は、ねじ137によって上ケース部分3の側に固定され
ている。したがって、ねじにより、回路基板との電気的
シールドをとることができる。
【0060】次に、本例においては、回路基板13上に
搭載されている回路素子のうち、重量のある素子、ある
いは衝撃等により外れる等のおそれのある素子を固定す
るための機構が構成されている。
【0061】まず、本例では、図3(C)から最も良く
分かるように、シールド板15の回路基板13の側の表
面には、回路基板上に半田付けされている水晶振動子1
38が衝撃によって揺れ動き、そこから離脱してしまう
ことを防止するための押さえ板155が形成されてい
る。
【0062】また、本例では、回路ヒューズ139が、
図3(A)、(B)から分かるように、入力端子装着部
82の表面に配置されている。このヒューズ139が、
衝撃等が作用したときに、横方向(厚さ方向Aに直交す
る方向)に移動して、そこから抜け出ることがないよう
に、下ケース部分4には、外れ止め用の一対の爪48
1、481が形成されている。
【0063】なお、シールド板15には、一対の孔15
1、151が形成されており、ここを介して、ラバーキ
ーの接点が回路基板13の側に接触可能となっている。
また、シールド板15の一方の縁端には、細長い矩形の
開口152が形成されており、ここには、矩形の導電ゴ
ム153が装着されており、これを介して、回路基板1
4の側と、液晶パネル14の側との電気的接続が形成さ
れている。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデジタル
マルチメータにおいては、その外装ケースを構成してい
る上ケース部分および下ケース部分の合わせ面を封止す
るための弾性シール材を、外装ケースの厚さ方向に対し
て傾斜した方向から、上ケース部分および下ケース部分
によって押し潰した状態で挟むようにしている。この構
成によれば、上ケース部分および下ケース部分を開くよ
うに作用する弾性シール材の反力を低減でき、その分、
これらのケース部分の連結機構を簡便なものにでき、し
かも確実な封止状態を形成することができる。また、上
ケース部分および下ケース部分の合わせ面のうちの少な
くも一方の側に弾性シール材の外れ防止用の溝を形成し
ておけば、内部の点検等のために上ケース部分と下ケー
ス部分を開けたときに、弾性シール材が簡単に外れてし
まうことを防止できるので好ましい。さらに、上ケース
部分および下ケース部分の合わせ面の少なくとも一部分
に、これらの合わせ面が相互に離間する方向へ変位する
ことを防止するための補強部分を形成した場合には、双
方の合わせ面により弾性シール材が確実に挟み込まれる
ので、良好な封止性が維持できるので好ましい。
【0065】また、本発明においては、このように斜め
方向に弾性シール材を挟み込んでいるので、上ケース部
分および下ケース部分の連結構造として、第1の固定位
置では、ねじ部材により相互を締結し、第2の固定位置
では、一方のケース部分の側に係合突起を形成し、他方
のケース部分の側に、この係合突起が嵌合可能な係合溝
を形成して、これらを相互に係合する構成を採用するこ
とができる。
【0066】この場合において、ねじ止めされる上記の
第1の固定位置を、弾性シール材よりも外側の位置に形
成した場合には、このねじ止め部分を封止構造とする必
要がないので、構成を簡単にできる。また、弾性シール
材よりも外側の上ケース部分と下ケース部分の間には、
これらの間に侵入した水を排出するための水抜き穴を形
成しておけば、これらの間に侵入した水を速やかに排出
できる。
【0067】次に、本発明においては、上ケース部分に
測定レンジ等を切り換えるためのラバーキーが配列され
たデジタルマルチメータにおいて、このラバーキーの取
付け用開口の内周面と、これに当接するラバーキーの外
周面との合わせ面を、外装ケースの厚さ方向に間隔を於
いて少なくとも二条の突起が形成された二重封止構造と
している。したがって、この部分に確実な封止構造を形
成することができる。また、操作部材としてロータリー
スイッチが配置されたデジタルマルチメータにおいて、
上ケース部分に形成されたロータリスイッチ取付用の第
2の取付け用開口と、ロータリスイッチとの合わせ面を
外装ケースの厚さ方向に延びる面として構成し、これら
の合わせ面の間に、弾性シール材を、外装ケースの厚さ
方向とは略直交する方向に押しつけられた状態で介挿す
るようにしている。この構成を採用すれば、ロータリー
スイッチの製造誤差、取付け誤差等が発生しても、これ
とケースの間に封止を確実に形成することができる。
【0068】次に、本発明においては、上ケース部分
が、測定値等を表示するための表示パネルの表示面を外
部から目視するための表示用開口を有し、この表示用開
口に透明板が取付けれらているデジタルマルチメータに
おいて、当該上ケース部分を、二色成形法により透明板
の部分と共に一体成形した一体成形品とするようにして
いる。この構成を採用すれば、透明板の部分の周囲から
内部に水等が侵入することを確実に防止できる。この場
合、外部端子接続用の入力端子金具も、上ケース部分の
成形と同時にインサート成形すれば、簡単に組み付ける
ことができるので好ましい。また、入力端子金具の円形
外周面の一部分を平坦な切り欠き面としておけば、イン
サート成形時の位置決め等を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるデジタルマルチメータ
の外観斜視図である。
【図2】図1のデジタルマルチメータの分解斜視図であ
る。
【図3】図1のデジタルマルチメータの内部構成を示す
図であり、(A)は各部分の配置状態を示す説明図、
(B)はその3B−3B線で切断した部分の断面図、
(C)はその3C−3C線で切断した部分の断面図であ
る。
【図4】図1のデジタルマルチメータの上ケース部分を
示す図であり、(A)はその裏面図、(B)はその4B
−4B線で切断した部分の断面図、(C)はその4C−
4C線で切断した部分の断面図である。
【図5】図1のデジタルマルチメータの下ケース部分を
示す図であり、(A)はその平面図、(B)はその5B
−5B線で切断した部分の断面図、(C)はその5C−
5C線で切断した部分の断面図、(D)はその5D−5
D線で切断した部分の断面図、(E)はその5E−5E
線で切断した部分の断面図、(F)はその5F−5F線
で切断した部分の断面図である。
【図6】図1のデジタルマルチメータの上ケース部分と
下ケース部分の封止構造を説明するための拡大部分断面
図である。
【図7】図1のデジタルマルチメータの上ケース部分と
下ケース部分の封止構造を説明するための拡大部分断面
図である。
【図8】図1のデジタルマルチメータにおけるラバーキ
ーの取付け部分の封止構造を説明するための拡大部分断
面図である。
【図9】図1のデジタルマルチメータにおける入力端子
金具を示す図であり、(A)はその平面図、(B)はそ
の9B−9B線で切断した部分の断面図、(C)はその
頭部側の側面図である。
【図10】図1のデジタルマルチメータにおけるシール
ド板を示す図であり、(A)はその平面図、(B)はそ
の10B−10B線で切断した部分の断面図、(C)は
その10C−10C線で切断した部分の断面図である。
【符号の説明】
1・・・デジタルマルチメータ 2・・・外装ケース 3・・・上ケース部分 4・・・下ケース部分 5・・・ロータリースイッチのつまみ 6・・・ラバーキー 7・・・表示部分 8・・・外部端子挿入孔 11・・・パッキン 12・・・ケース止めねじ 13・・・回路基板 14・・・液晶パネル 15・・・シールド板 17・・・電池装着部 18・・・電池 31・・・係合突起 32・・・取付け用開口 33・・・取付け用開口 33c・・・凹凸面 310・・・上壁部分 320、330、340、350・・・側壁部分 325、335、345、355・・・段面 41・・・係合溝 410・・・下壁部分 420、430、440、450・・・側壁部分 425、435、445、455・・・傾斜段面 54・・・Oリング 81・・・入力端子金具 813・・・平坦面 83・・・ねじ

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上ケース部分および下ケース部分から外装
    ケースが構成され、当該外装ケースの内部に測定用の回
    路素子等が組み込まれているデジタルマルチメータにお
    いて、 前記上ケース部分は前記デジタルマルチメータの操作部
    材等が配置される操作面とその周囲に形成された第1の
    側面とを有し、前記下ケース部分は、前記操作面と対向
    する裏面と、前記裏面の周囲に形成されると共に前記第
    1の側面と係合する第2の側面とを有し、前記操作面お
    よび前記裏面が共有する法線方向を前記外装ケースの厚
    み方向とすると、前記第1の側面と前記第2の側面との
    合わせ面には弾性シール材が介挿されて封止状態とさ
    れ、前記弾性シール材は前記外装ケースの厚さ方向に対
    して傾斜した方向から、前記第1の側面および前記第2
    の側面により押し潰された状態で挟持されることを特徴
    とするデジタルマルチメータ。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記第1の側面と前記
    第2の側面の前記合わせ面のうち少なくとも前記第1の
    側面の合わせ面には、その一部に前記弾性シール材の外
    れ防止用の溝が形成されていることを特徴とするデジタ
    ルマルチメータ。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2において、前記第
    1の側面と前記第2の側面の前記合わせ面の少なくとも
    一部には、これらの合わせ面が前記厚み方向と垂直な方
    向へ相互に変位して離間するのを防止するための補強部
    材が形成されてなることを特徴とするデジタルマルチメ
    ータ。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のうちの何れかの請求項に
    おいて、前記上ケース部分および前記下ケース部分は、
    第1および第2の固定位置で相互に連結されており、前
    記第1の固定位置ではねじ部材により前記上ケース部分
    と前記下ケース部分とが締結され、前記第2の固定位置
    では一方のケース部分の側に形成された係合突起と他方
    のケース部分の形成された前記係合突起と嵌合可能な係
    合溝により前記上ケース部分と前記下ケース部分とが結
    合されてなることを特徴とするデジタルマルチメータ。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のうちの何れかの請求項に
    おいて、前記第1の固定位置は、前記外装ケース内部に
    おいて前記弾性シール材により防水の確保された空間の
    外側に形成されてなることを特徴とするデジタルマルチ
    メータ。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のうちの何れかの請求項に
    おいて、前記弾性シール材により防水の確保された空間
    の外側には、前記上ケース部分と前記下ケース部分との
    間に侵入した水を排出するための水抜き穴が形成されて
    なることを特徴とするデジタルマルチメータ。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6のうちの何れかの請求項に
    おいて、前記上ケース部分の前記操作面には、デジタル
    マルチメータの測定レンジ等を切り替えるためのラバー
    キーが配置される第1の開口が形成されてなり、前記第1
    の開口は、前記操作面から前記外装ケースの前記厚み方
    向に延在された第1の周壁を有すると共に、前記操作面
    の裏側には前記第1の周壁を取り囲むと共に前記第1の周
    壁との間に周溝を構成する第2の周壁が形成されてな
    り、前記ラバーキーは、その周壁部分が前記周溝に差し
    込まれるとともに、前記ラバーキーの本体部周辺は、前
    記第1の周壁の端部と、前記ラバーキーの下方に配置さ
    れるシールド板とで挟持されてなることを特徴とするデ
    ジタルマルチメータ。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7のうちの何れかの請求項に
    おいて、前記操作面には、測定レンジ等を切り換えるた
    めのロータリスイッチが取付けられる第2の開口が形成
    され、前記第2の開口と前記ロータリスイッチとの合わ
    せ面は前記外装ケースの前記厚み方向に延びる面であ
    り、前記第2の開口と前記ロータリスイッチの合わせ面
    との間には、弾性シール材が、前記外装ケースの前記厚
    み方向とは略直交する方向に押し付けられた状態で挟持
    されてことを特徴とするデジタルマルチメータ。
  9. 【請求項9】請求項1乃至8のうちの何れかの請求項に
    おいて、前記上ケース部分には、測定値等を表示する表
    示パネルの表示面を外部から目視するための表示用開口
    が形成され、前記表示用開口には透明板が配置されてな
    ると共に、前記透明板は、二色成形法により前記外装ケ
    ースと一体成形されることを特徴とするデジタルマルチ
    メータ。
  10. 【請求項10】請求項9において、外部端子接続用の入
    力端子金具がインサート成形により前記上ケース部分に
    固定配置されることを特徴とするデジタルマルチメー
    タ。
  11. 【請求項11】請求項10において、前記入力端子金具
    は、全体として円形外周面を有すると共に前記円形外周
    面の一部には平坦部が形成されてなることを特徴とする
    デジタルマルチメータ。
  12. 【請求項12】上ケース部分および下ケース部分から外
    装ケースが構成され、前記外装ケースの内部に測定用の
    回路素子等が組み込まれているデジタルマルチメータに
    おいて、 前記上ケース部分は前記デジタルマルチメータの操作部
    材等が配置される操作面とその周囲に形成された第1の
    側面とを有し、前記下ケース部分は、前記操作面と対向
    する裏面と、前記裏面の周囲に形成されると共に前記第
    1の側面と係合する第2の側面とを有し、前記操作面お
    よび前記裏面が共有する法線方向を前記外装ケースの厚
    み方向とすると、前記上ケース部分の前記操作面には、
    デジタルマルチメータの測定レンジ等を切り替えるため
    のラバーキーが配置される第1の開口が形成されてな
    り、前記第1の開口は、前記操作面から前記外装ケース
    の前記厚み方向に延在された第1の周壁を有すると共
    に、前記操作面の裏側には前記第1の周壁を取り囲むと
    共に前記第1の周壁との間に周溝を構成する第2の周壁が
    形成されてなり、前記ラバーキーは、その周壁部分が前
    記周溝に差し込まれるとともに、前記ラバーキーの本体
    部周辺は、前記第1の周壁の端部と、前記ラバーキーの
    下方に配置されるシールド板とで挟持されてなることを
    特徴とするデジタルマルチメータ。
  13. 【請求項13】請求項12において、前記操作面には、
    測定レンジ等を切り換えるためのロータリスイッチが取
    付けられる第2の開口が形成され、前記第2の開口と前記
    ロータリスイッチとの合わせ面は前記外装ケースの前記
    厚み方向に延びる面であり、前記第2の開口と前記ロー
    タリスイッチの合わせ面との間には、弾性シール材が、
    前記外装ケースの前記厚み方向とは略直交する方向に押
    し付けられた状態で挟持されてことを特徴とするデジタ
    ルマルチメータ。
  14. 【請求項14】請求項12または13において、前記上
    ケース部分には、測定値等を表示する表示パネルの表示
    面を外部から目視するための表示用開口が形成され、前
    記表示用開口には透明板が配置されてなると共に、前記
    透明板は、二色成形法により前記外装ケースと一体成形
    されることを特徴とするデジタルマルチメータ。
  15. 【請求項15】請求項14において、外部端子接続用の
    入力端子金具がインサート成形により前記上ケース部分
    に固定配置されることを特徴とするデジタルマルチメー
    タ。
  16. 【請求項16】請求項15において、前記入力端子金具
    は、全体として円形外周面を有すると共に前記円形外周
    面の一部には平坦部が形成されてなることを特徴とする
    デジタルマルチメータ。
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