JP4047073B2 - 電気接続箱のキャビティ構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用ヒューズを装着する電気接続箱のキャビティ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車用ヒューズを装着する電気接続箱のキャビティとして、図4に示すものが知られている。
図4に示したキャビティ40は、四方を囲まれたハウジング収納部41内に、底板42から突出した一対のタブ端子(雄)43,44が配されており、ハウジング収納部41の上端部がキャビティ開口45になっている。一対のタブ端子43,44は、車体に搭載された電装部品の回路内に直列に接続されている。
このようなキャビティ40に装着される自動車用ヒューズとしては、図5,図6に示すものが知られている。
【0003】
図5に示した自動車用ヒューズ50は、長寸タイプの差込式ヒューズであって、四角筒状をなすハウジング胴部51の上部にカバー部52が配され、ハウジング胴部51の下端部に嵌合開口部53が配されている。そして、ハウジング胴部51内の嵌合開口部53から離れた位置に、一対のタブ受端子(雌)54,55が配され、タブ受端子54,55の上方に可溶体56が一体的に接続されている。なお、カバー部52は、図示していない一対のロック片によりハウジング胴部51に係止されている。
【0004】
図6に示した自動車用ヒューズ60は、短寸タイプの差込式ヒューズであって、四角筒状をなすハウジング胴部61の上部にカバー部62が配され、ハウジング胴部61の下端部に嵌合開口部63が配されている。そして、ハウジング胴部61内の嵌合開口部63寄りに、一対のタブ受端子(雌)64,65が配され、タブ受端子64,65の上方に可溶体66が一体的に接続されている。
また、カバー部62の対向した側端部にハウジング胴部61側の対応する位置に設けられた一対の係止用突起61a,61aに係止される一対の可撓するロック片62a,62aが設けられている。
【0005】
このような自動車用ヒューズ50,60は、嵌合開口部53,63がキャビティ40のキャビティ開口45に合わされて、嵌合開口部53,63が底板42に当接するまで、ハウジング胴部51,61がハウジング収納部41内に挿入されることによって、タブ端子43,44にタブ受端子54,55,64,65が電気的に接続される。
【0006】
そして、自動車用ヒューズ50,60は、例えば、モータ等の電装部品に焼付き等が起こり、回路内に大電流が流れたときに、可溶体56,66が溶断して回路を遮断し、回路内に許容値以上の大電流を流さないようにして回路を保護するものである。
上記のような自動車用ヒューズ50,60は、例えば特開2000−325875号公報に開示されている。
【0007】
通常、ヒューズ用キャビティは、リレー等のスイッチング機器とともにジャンクションボックス(J/B)に配設されるか、専用のヒューズボックスに配設されるため、多種の形状が好まれず、統一された単一の形状に成形される。そのため、上記キャビティ40においては、長寸タイプの自動車用ヒューズ50にも、短寸タイプ自動車用ヒューズ60にも共通して使用できる構成のハウジング収納部41が望まれている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記キャビティ40において、長寸タイプの自動車用ヒューズ50を装着した場合、ハウジング胴部51がハウジング収納部41内に挿入された装着状態で、タブ端子43,44の先端部が可溶体56から離れて配置される(図5参照)。しかしながら、短寸タイプの自動車用ヒューズ60では、ハウジング胴部61がハウジング収納部41内に挿入された装着状態で、タブ端子43,44が可溶体66に接近して配されるため、タブ端子43,44と可溶体66が干渉し易い。タブ端子43,44が可溶体66に干渉すると、ハウジング胴部61をハウジング収納部41内に確実に挿入することができなくなるという問題があった。
【0009】
また、ハウジング収納部41内でのタブ端子43,44の突出寸法を短くすると、短寸タイプの自動車用ヒューズ50での問題点は解消するが、タブ端子43,44の突出寸法が短くなることで、長寸タイプの自動車用ヒューズ60のタブ受端子64,65とタブ端子43,44との接触面積が小さくなり、両者の電気的な接続が不安定になるという問題があった。
【0010】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、多種のヒューズに対して高い汎用性を有する電気接続箱のキャビティ構造を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載の電気接続箱のキャビティ構造は、キャビティ開口を有するハウジング収納部内に相手側端子を突設し、前記ハウジング収納部内にヒューズを嵌合装着する電気接続箱のキャビティ構造において、前記ハウジング収納部内の底板上に着脱自在に配されて、ヒューズ嵌合装着時に該ヒューズが当接することにより、前記相手側端子の突出量を調節可能な嵌合補助部材を備えたことを特徴とする電気接続箱のキャビティ構造である。
【0014】
前記構成の電気接続箱のキャビティ構造によれば、ハウジング収納部内に着脱自在に配された嵌合補助部材にヒューズが当接することにより、相手側端子の突出量が調節される。
したがって、相手側端子がヒューズに備えた可溶体に干渉する場合に、嵌合補助部材を取付けて相手側端子の突出量が短くなるように調節し、相手側端子がヒューズに備えた可溶体に干渉しない場合には、嵌合補助部材を取付けないで相手側端子の突出量を調節する必要はない。よって、ヒューズを同一構成のハウジング収納部内に確実に装着することができ、多種のヒューズに対する汎用性の高い電気接続箱を得ることができる。
【0017】
本発明の請求項2記載の電気接続箱のキャビティ構造は、上記請求項1に記載の電気接続箱のキャビティ構造において、前記嵌合補助部材は、予め定められた厚さを有し、前記ハウジング収納部の底板と同一の外形に形成されていることを特徴とする電気接続箱のキャビティ構造である。
【0018】
前記構成の電気接続箱のキャビティ構造によれば、予め定められた厚さに作成された嵌合補助部材が、ハウジング収納部の底板と同一の外形に形成される。
したがって、ヒューズの構造に応じて嵌合補助部材のみを作成して取付ければ、ヒューズの型式に対応してキャビティ全体の形状を変更する必要がない。
また、嵌合補助部材が、ハウジング収納部の底板と同一の外形に形成されるため、相手側端子の曲がりが防止され、ヒューズの位置ずれも防止される。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の電気接続箱のキャビティ構造の一実施形態を図1乃至図3に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の電気接続箱のキャビティ構造の一実施形態を示す部分破断外観図、図2は図1における短寸タイプのヒューズ装着状態を示す断面図、図3は図1における長寸タイプのヒューズ装着状態を示す断面図である。
【0020】
図1に示すように、本実施形態の電気接続箱のキャビティ10は、キャビティ開口12を有するハウジング収納部11、底板13、一対の相手側端子であるタブ端子(雄)14,15、嵌合補助部材16から構成されている。キャビティ10は、リレーボックス等の電気接続箱上に複数配設されている。
【0021】
ハウジング収納部11は、四方を囲む側板17a,17b,18a,18bの内側に形成されており、上端部が開口されたキャビティ開口12になっている。また、底板13は、側板17a,17b,18a,18bの下端部に連設されている。
一対のタブ端子14,15は、底板13上のほぼ中央部にキャビティ開口12に向けて並列に突出されている。タブ端子14,15は、底板13を貫通した下側で、車体に搭載された電装部品の回路内の上流側に直列に接続されている。
【0022】
嵌合補助部材16は、底板13とほぼ同一の大きさであり、予め定められた厚さ寸法t1を有する。
また、嵌合補助部材16の材質は、導電性のないゴム材や合成樹脂材を素材として一体成形されている。
また、嵌合補助部材16には、一対のタブ端子14,15を貫通させるための一対の貫通孔16a,16bが形成されている。
【0023】
嵌合補助部材16は、キャビティ開口12からハウジング収納部11内の底板13上に挿入され、貫通孔16a,16bにタブ端子14,15を挿通させることで、底板13の上面の全面上に配置され、キャビティ10に対して着脱自在に取付けられる。これによって、ハウジング収納部11の深さ、すなわちヒューズ差込量が少なくなるように調節される。
【0024】
また、嵌合補助部材16を取付けない場合は、ハウジング収納部11の深さ、すなわちヒューズ差込量を調節する必要はない。言い換えると、嵌合補助部材16を取付けることで、タブ端子14,15の底板13上の突出量を短くなるように調節することができ、嵌合補助部材16を取付けないことで、タブ端子14,15の底板13上の突出量を最長にすることができる。
【0025】
図2に示すように、本実施形態のキャビティ10では、短寸タイプの自動車用ヒューズ20を装着する場合に、嵌合補助部材16が取付けられる。短寸タイプの自動車用ヒューズ20は、幅寸法と高さ寸法とがほぼ同一の四角筒状のハウジング胴部21の上部にカバー部22が配され、ハウジング胴部21の下端部に嵌合開口部23が配されている。
そして、ハウジング胴部21内の嵌合開口部23寄りの位置に、一対のタブ受端子(雌)24,25が配され、タブ受端子24,25の上方に可溶体26が一体的に接続されている。
また、カバー部22の周端にはハウジング収納部11上端に当接するストッパ部22aが張り出すように形成されている。そして、カバー部22の対向した側端にはハウジング胴部21側の対応する位置に設けられた一対の係止用突起21a,21aに係止される一対の可撓するロック片22b,22bが設けられている。なお、このストッパ部はハウジング胴部21側に設けることも可能である。
【0026】
自動車用ヒューズ20は、嵌合開口部23がキャビティ10のキャビティ開口12に合わされて、嵌合開口部23が嵌合補助部材16に当接するまで、ハウジング胴部21がハウジング収納部11内に挿入される。これにより、タブ端子14,15にタブ受端子24,25が電気的に接続されてキャビティ10に装着される。このとき、キャビティ10は、嵌合補助部材16によってハウジング収納部11の深さが浅く調節されるため、タブ端子14,15が可溶体26に干渉することなく自動車用ヒューズ20を確実に装着することができる。
【0027】
図3に示すように、長寸タイプの自動車用ヒューズ30を装着する場合は、嵌合補助部材16を取付けないで、直接自動車用ヒューズ30を装着する。長寸タイプの自動車用ヒューズ30は、幅寸法に対して高さ寸法が大きい四角筒状のハウジング胴部31の上部にカバー部32が配され、ハウジング胴部31の下端部に嵌合開口部33が配されている。
そして、ハウジング胴部31内の嵌合開口部33から離れた位置に、一対のタブ受端子(雌)34,35が配され、タブ受端子34,35の上方に可溶体36が一体的に接続されている。なお、カバー部32は、図示していない一対のロック片によりハウジング胴部31に係止されている。
【0028】
自動車用ヒューズ30は、嵌合開口部33がキャビティ10のキャビティ開口12に合わせて、嵌合開口部33が底板13に当接するまで、ハウジング胴部31がハウジング収納部11内に挿入される。これにより、タブ端子14,15にタブ受端子34,35が電気的に接続されてキャビティ10に装着される。このとき、キャビティ10は、長寸タイプの自動車用ヒューズ30に合わせてハウジング収納部11の深さが設定されているので、タブ端子14,15が可溶体36に干渉するようなことはない。
【0029】
このようなキャビティ10では、嵌合補助部材16が取付けられているキャビティと、嵌合補助部材16が取付けられていないキャビティとが混在している。しかし、嵌合補助部材16が取付けられているキャビティは、目視により判別されるため、嵌合補助部材16が取付けられているキャビティに短寸タイプの自動車用ヒューズ20を装着し、嵌合補助部材16が取付けられていないキャビティに長寸タイプの自動車用ヒューズ30を装着する際における誤装着を確実に防止することができる。
【0030】
上述したように本実施形態の電気接続箱のキャビティ構造によれば、ハウジング収納部11内に着脱自在に配された嵌合補助部材16に自動車用ヒューズ20が当接することにより、自動車用ヒューズ20の差込量が調節される。
したがって、タブ端子14,15が可溶体26に干渉する自動車用ヒューズ20の場合に、嵌合補助部材16を取付けることで自動車用ヒューズ20の差込量が少なくなるように調節することができる。また、タブ端子14,15が可溶体36に干渉しない自動車用ヒューズ30の場合には、嵌合補助部材16を取付けないで自動車用ヒューズ30が直接ハウジング収納部11内に装着される。よって、両タイプのヒューズ20,30を同一構成のハウジング収納部11に確実に装着可能であり、多種のヒューズに対する汎用性を高めることができる。
【0031】
また、本実施形態の電気接続箱のキャビティ構造によれば、ハウジング収納部11内に着脱自在に配された嵌合補助部材16に自動車用ヒューズ20,30が当接することにより、タブ端子14,15の突出量が調節される。
したがって、タブ端子14,15が可溶体26に干渉する自動車用ヒューズ20の場合に、嵌合補助部材16を取付けてタブ端子14,15の突出量が短くなるように調節することができる。
また、タブ端子14,15が可溶体26に干渉しない自動車用ヒューズ30の場合には、嵌合補助部材16を取付けないでタブ端子14,15の突出量を調節する必要はない。よって、両タイプのヒューズ20,30を同一構成のハウジング収納部11に確実に装着して、多種のヒューズに対する汎用性を高めることができる。
【0032】
また、本実施形態の電気接続箱のキャビティ構造によれば、ハウジング収納部11内に着脱自在に配された嵌合補助部材16に自動車用ヒューズ20,30が当接することにより、ハウジング収納部11の深さが調節される。
したがって、タブ端子14,15が可溶体26に干渉する自動車用ヒューズ20の場合に、嵌合補助部材16を取付けてハウジング収納部11の深さが浅くなるように調節することができる。
また、タブ端子14,15が可溶体26に干渉しない自動車用ヒューズ30の場合には、嵌合補助部材16を取付けないでハウジング収納部11の深さを調節する必要はない。よって、両タイプのヒューズ20,30を同一構成のハウジング収納部11に確実に装着して、多種のヒューズに対する汎用性を高めることができる。
【0033】
更に、本実施形態の電気接続箱のキャビティ構造によれば、予め定められた厚さに作成された嵌合補助部材16が、ハウジング収納部11の底板13と同一の外形に形成されている。
したがって、自動車用ヒューズ20,30の構造に応じて嵌合補助部材16のみを作成して取付ければ、ヒューズ20,30の型式に対応してキャビティ全体の形状を変更する必要がない。
また、嵌合補助部材16が、ハウジング収納部11の底板13と同一の外形に形成されているため、タブ端子14,15の曲がりが防止され、ヒューズ20,30の位置ずれも防止することができる。
【0034】
なお、本発明に係る電気接続箱のキャビティ構造は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜な変形、改良等が可能である。
例えば、嵌合補助部材として、底板と同一の形状をなすものに代え、タブ端子を覆うような長円形や楕円形をなすものでも良い。
また、好ましくは、嵌合補助部材の色彩を、キャビティとは異なるようにするのが良い。これにより、嵌合補助部材が取付けられているキャビティと、取付けられていないキャブティとを簡単に判別でき、ヒューズの誤装着を確実に防止することができる。
【0035】
また、嵌合補助部材の厚さ寸法は、短寸タイプや長寸タイプの自動車用ヒューズに限らず、その車両に用いられる自動車用ヒューズの構造に応じて選択される。したがって、厚さ寸法の異なる複数種類の嵌合補助部材を用意することで、3種類以上の異なるタイプの自動車用ヒューズを同一構成のキャビティで対応することができる。
更に、タブ端子及びタブ受端子は、2極に限らず、2対が並列に配された4極、さらには6極以上の多極のものにも適用することができる。
【0037】
【発明の効果】
本発明の請求項1記載の電気接続箱のキャビティ構造によれば、ハウジング収納部内の底板上に着脱自在に配された嵌合補助部材にヒューズ嵌合装着時に該ヒューズが当接することにより、相手側端子の突出量が調節される。
したがって、相手側端子がヒューズに備えた可溶体に干渉する場合に、嵌合補助部材を取付けて相手側端子の突出量が短くなるように調節することができ、相手側端子がヒューズに備えた可溶体に干渉しない場合には、嵌合補助部材を取付けないで相手側端子の突出量を調節する必要はない。よって、多種のヒューズを同一構成のキャビティに確実に装着して、多種のヒューズに対する汎用性の高い電気接続箱を得ることができる。
【0039】
本発明の請求項2記載の電気接続箱のキャビティ構造によれば、予め定められた厚さに作成された嵌合補助部材が、ハウジング収納部の底板と同一の外形に形成される。
したがって、ヒューズの構造に応じて嵌合補助部材のみを作成して取付ければ、ヒューズの型式に対応してキャビティ全体の形状を変更する必要がない。また、嵌合補助部材が、ハウジング収納部の底板と同一の外形に形成されるため、相手側端子の曲がりが防止され、ヒューズの位置ずれも防げる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気接続箱のキャビティ構造の一実施形態を示すキャビティの部分破断外観図である。
【図2】図1における短寸タイプの自動車用ヒューズの装着状態を示す断面図である。
【図3】図1における長寸タイプの自動車用ヒューズの装着状態を示す断面図である。
【図4】従来の電気接続箱のキャビティ構造を示す部分破断外観図である。
【図5】図4における長寸タイプの自動車用ヒューズの装着状態を示す断面図である。
【図6】図4における短寸タイプの自動車用ヒューズの装着状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 電気接続箱のキャビティ
11 ハウジング収納部
12 キャビティ開口
14 タブ端子(相手側端子)
15 タブ端子(相手側端子)
16 嵌合補助部材
20 短寸タイプの自動車用ヒューズ
30 長寸タイプの自動車用ヒューズ
Claims (2)
- キャビティ開口を有するハウジング収納部内に相手側端子を突設し、前記ハウジング収納部内にヒューズを嵌合装着する電気接続箱のキャビティ構造において、
前記ハウジング収納部内の底板上に着脱自在に配されて、ヒューズ嵌合装着時に該ヒューズが当接することにより、前記相手側端子の突出量を調節可能な嵌合補助部材を備えたことを特徴とする電気接続箱のキャビティ構造。 - 前記嵌合補助部材は、予め定められた厚さを有し、前記ハウジング収納部の底板と同一の外形に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱のキャビティ構造。
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