JP3156352B2 - パチンコ球放出装置 - Google Patents

パチンコ球放出装置

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JP3156352B2 JP07034292A JP7034292A JP3156352B2 JP 3156352 B2 JP3156352 B2 JP 3156352B2 JP 07034292 A JP07034292 A JP 07034292A JP 7034292 A JP7034292 A JP 7034292A JP 3156352 B2 JP3156352 B2 JP 3156352B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、景品球や貸球を遊技客
に払い出すパチンコ球放出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ球放出装置は、パチンコ
球が嵌入し得る半円状の切欠を外周に形成したスプロケ
ット状の球切り円盤と、該球切り円盤を回転させるモー
ターとを使用し、球切り円盤を景品球導出樋と景品球排
出樋を結ぶ球通路の一部に臨ましめ、前記切欠にパチン
コ球を1個づつ嵌めて順に移動させ、球切り円盤の回転
角をモーターで制御しながら所望数のパチンコ球を景品
球排出樋に放出するものであった(特開昭63−164
977号等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記パチンコ球放出装
置は、パチンコ球の球圧が球切り円盤を回転させる方向
に作用するため、モーターと球切り円盤の間にウォーム
ギアを介在させるなど球圧による回転力を制動する制動
手段が別途必要であった。そのため構造が複雑で、部品
コスト及び組立コストが高く付く問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解消する
ため本発明は、上端が景品球導出樋に、下端が景品球排
出樋に夫々連通し、パチンコ球が流下する球通路と、任
意の回転角で停止制御可能なモーター、及び、そのモー
ターで駆動され且つ前記球通路の流れ方向に軸線を沿わ
せて配置した回転軸と、該回転軸に固着されると共にそ
の回転軸の軸線と直交する2枚の板状弁であって、前記
球通路の一部に臨んでパチンコ球の流下を制御する流入
制御弁及び排出制御弁とからなり、前記流入制御弁と排
出制御弁は、パチンコ球1個分の間隔を有し、且つ、流
入制御弁が開状態であるときに排出制御弁が閉状態に、
また、排出制御弁が開状態であるときに流入制御弁が閉
状態になるよう互いに位置をずらして球通過口を形成し
たパチンコ球放出装置を提供するものである。
【0005】
【作用】流入制御弁と排出制御弁は回転軸の回転に伴っ
て交互に開閉する。従って、流入制御弁が開くと先頭の
パチンコ球が排出制御弁に当たって止まり、続いて流入
制御弁が閉じると排出制御弁が開くから前記流入制御弁
と排出制御弁の間に入った1個のパチンコ球のみが景品
球排出樋に排出される。このように回転軸の回転によっ
てパチンコ球が1個づつ排出されるから、回転軸の回転
を制御することによって所望数のパチンコ球を排出する
ことができる。而して、パチンコ球は回転軸の軸線と同
方向に流れる。そして、流入制御弁と排出制御弁は、回
転軸の軸線と直交する板状弁であるから、パチンコ球の
球圧が板面を押圧する方向に作用する。従って、流入制
御弁と排出制御弁に回転力が作用しないため、従来装置
のような回転力の制動手段が不要になる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。なお、図1は内部を透視して示すパチンコ球放
出装置の斜視図、図2はパチンコ球放出装置の縦断側面
図、図3は図2のA−A線断面図、図4は図2のB−B
線断面図、図5は図2のC−C線断面図、図6は図2の
D−D線断面図、図7は図2のE−E線断面図、図8は
作動状態を示す図2のE−E線断面図、図9はパチンコ
機の裏面図である。図9において、パチンコ機Pの機構
板1には、パチンコ球の流れ順に、パチンコ球を貯める
球タンク2と、球タンク2のパチンコ球を流す景品球導
出樋3と、該景品球導出樋3の流下端に接続するパチン
コ球放出装置4と、該パチンコ球放出装置4に連通して
パチンコ球を景品球や貸球として上球皿(図示せず)に
導く景品球排出樋5が設けられている。また、機構板1
にはさらに、入賞したパチンコ球(入賞球)を集める入
賞球集合樋6と、該入賞球集合樋6の入賞球を1個づつ
処理して入賞信号を発する入賞球処理装置7が設けられ
ている。
【0007】前記パチンコ球放出装置4は、図1〜図7
に示したように有蓋円筒形の筒型枠8と、該筒型枠8を
上面から下部側面に貫く側面視略L字状の球通路9と、
筒型枠8の底に固着したモーター10と、該モーター1
0の出力軸たる回転軸11と、その回転軸11に固着し
た流入制御弁12及び排出制御弁13とからなる。前記
球通路9は2本が一体に並設されており、上端が景品球
導出樋3に、下端が景品球排出樋5に連通する。モータ
ー10は、任意の回転角で停止制御可能な例えばステッ
ピングモーターが装着されており、後述する透過型光検
出器14の信号によって制御されながら回転する。この
モーター10の回転軸11の先端は、筒型枠8の中心を
通って該筒型枠8の上面壁8aに軸承されている。
【0008】流入制御弁12と排出制御弁13は、パチ
ンコ球1個分の間隔をおいて回転軸11の上部に固着さ
れている。この流入制御弁12と排出制御弁13は、共
に回転軸11の軸線と直交する円板に、中心角90度の
扇型切り欠を2箇所形成し、その切り欠を球通過口15
としたものである。流入制御弁12と排出制御弁13の
球通過口15は、夫々90度位置をずらして配置され
る。流入制御弁12と排出制御弁13は、球通路9の内
側面に設けたスリット9a,9aを通って該球通路9内
に臨んでおり、該流入制御弁12と排出制御弁13が回
転して球通路9を交互に開閉する。なお、球通路9の上
部には球検出スイッチ16が設けられており、該球検出
スイッチ16により放出できるパチンコ球の有無を判断
する。また、球通路9の下端にはパチンコ球の通過スイ
ッチ17が設けられており、該通過スイッチ17により
景品球や貸球の放出を確認する。
【0009】前記モーター10制御用の透過型光検出器
14は、2組の発光素子14a,14aと受光素子14
b,14bをフォトカプラ状に組み合わせてモーター1
0の回転軸11を中心とする円周上に並設し、排出制御
弁13の回転に伴う光の透過・遮断で受光素子14b,
14bがON・OFFする信号を排他的論理和回路(イ
クスクルーシブ・オア)で受けるようにしたものであ
る。そして、排出制御弁13の球通過口15の境界部分
において2つの受光素子14b,14bがON・OFF
とに異なった場合にのみ排他的論理和回路から発せられ
る信号に基づいて回転軸11を検出すればよい。このよ
うに2個の信号を排他的論理和回路で受けてモーター1
0を制御するようにするとノイズに強く、安定性に優れ
る効果がある。なお、排出制御弁13は、透過型光検出
器14の作動を確実にするため黒に着色されている。
【0010】次にパチンコ球放出装置4の作動について
説明する。先ず、図7のように流入制御弁12が右側の
球通路9を開き、左側の球通路9を閉じている状態で
は、排出制御弁13は逆に右側の球通路9を閉じ、左側
の球通路9を開いている。従って、球通路9にあるパチ
ンコ球は、右側では排出制御弁13に受けられ、左側で
は流入制御弁12に受けられている。
【0011】而して、パチンコ遊技中に入賞球が発生す
ると、前記入賞球処理装置7が入賞信号を発し、その入
賞信号を受けて前記球検出スイッチ16のパチンコ球有
り信号を確認し、モーター10が作動して回転軸11が
図4において時計回りに回転する。そして、回転軸11
が90度回転すると、図8のように流入制御弁12が右
側の球通路9を閉じて左側の球通路9を開き、排出制御
弁13が逆に右側の球通路9を開いて左側の球通路9を
閉じる。従って、右側の球通路9の流入制御弁12と排
出制御弁13の間にあった1個のパチンコ球が落下して
景品球排出樋5に流れ落ちる。しかし、それ以外のパチ
ンコ球は、右側の球通路9では流入制御弁12で、左側
の球通路9では排出制御弁13で止められている。そし
てさらに、モーター10を90度回転させると、上記と
同じ要領で左側の球通路9から1個のパチンコ球が放出
される。以後回転軸11を90度回転させる毎に右と左
の球通路9から交互に1個づつパチンコ球が放出される
から、回転軸11を3.75回転させれば15個のパチ
ンコ球を景品球として放出することができる。
【0012】なお、モーター10の制御は前記したよう
に透過型光検出器14のパルスを利用して行う。そし
て、そのパルスと前記通過スイッチ17のパチンコ球有
りの信号によってパチンコ球が1個放出されたものと判
断するのである。以上入賞信号によってパチンコ球を1
5個放出する場合について説明したが、7個出し用の入
賞信号を受けた場合や、25個の貸球命令を受けた場合
も同様に作動する。
【0013】以上本発明の実施例について説明したが、
もちろん本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、例えば、図10のように回転軸11を斜めに設置し
て使用することも可能である。また、回転軸11を水平
にし、球通路9を斜めにするようにしてもよい。また、
実施例では、流入制御弁12と排出制御弁13に夫々2
個づつ球通過口15を形成し、それに対応して球通路9
を2本設け、回転軸11の1/4回転で1個のパチンコ
球を放出するように構成したが、例えば、流入制御弁1
2と排出制御弁13を夫々半円形の板状に形成し、それ
に対応して球通路9を1本となし、回転軸11の1回転
で1個のパチンコ球を放出するようにしてもよい。ま
た、上記のように流入制御弁12と排出制御弁13を半
円形になし、さらに、回転軸11を中心にして対称位置
に球通路9を2本設ければ、回転軸11の1/2回転で
1個のパチンコ球を放出するようにすることもできる。
以下同様に球通過口15及び球通路9の配置と数を組み
合わせれば回転軸11の1回転で放出可能な球数を適宜
変更することができる。また、実施例では排出制御弁1
3の回転を透過型光検出器14で検出してモーター10
を制御するようにしたが、回転軸11に透過型光検出器
14専用の遮光板を別途設けてもよい。また、実施例の
流入制御弁12と排出制御弁13は平な板であるが、回
転に伴ってパチンコ球を景品球導出樋3側に僅かに押し
戻す方向の傾斜を設けてもよい。このような傾斜を流入
制御弁12又は排出制御弁13に設けることによって球
切れをよくすることができる。なお、両弁12,13に
傾斜を設ければモーター10の負荷は増加するが、それ
は僅かで殆ど影響がない。
【0014】
【発明の効果】本発明のパチンコ球放出装置は、パチン
コ球が回転軸の軸線と同方向に流れるのに対して、流入
制御弁と排出制御弁が回転軸の軸線と直交する板状弁で
あるから、パチンコ球の球圧が板面を押圧する方向に作
用して流入制御弁と排出制御弁に回転力が作用しない。
従って、従来装置のような回転力の制動手段が不要にな
り、部品コスト及び組立コストを大幅に低減できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】内部を透視して示すパチンコ球放出装置の斜視
図である。
【図2】パチンコ球放出装置の縦断側面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】図2のC−C線断面図である。
【図6】図2のD−D線断面図である。
【図7】図2のE−E線断面図である。
【図8】作動状態を示す図2のE−E線断面図である。
【図9】パチンコ機の裏面図である。
【図10】他の実施例を示すパチンコ球放出装置の縦断
面図である。
【符号の説明】
3 … 景品球導出樋 4 … パチンコ球放出装置 5 … 景品球排出樋 9 … 球通路 10 … モーター 11 … 回転軸 12 … 流入制御弁 13 … 排出制御弁 15 … 球通過口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−13488(JP,A) 特開 昭60−22784(JP,A) 特開 平5−146549(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端が景品球導出樋に、下端が景品球排
    出樋に夫々連通し、パチンコ球が流下する球通路と、 任意の回転角で停止制御可能なモーター、及び、そのモ
    ーターで駆動され且つ前記球通路の流れ方向に軸線を沿
    わせて配置した回転軸と、 該回転軸に固着されると共にその回転軸の軸線と直交す
    る2枚の板状弁であって、前記球通路の一部に臨んでパ
    チンコ球の流下を制御する流入制御弁及び排出制御弁と
    からなり、 前記流入制御弁と排出制御弁は、パチンコ球1個分の間
    隔を有し、且つ、流入制御弁が開状態であるときに排出
    制御弁が閉状態に、また、排出制御弁が開状態であると
    きに流入制御弁が閉状態になるよう互いに位置をずらし
    て球通過口を形成したことを特徴とするパチンコ球放出
    装置。
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