JP3156299U - 前方部から昇降可能な自動車 - Google Patents

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Abstract

【課題】道幅の狭い道路や複数の車線がある道路において駐停車しても、安全に運転手が昇降することができる自動車を提供する。【解決手段】貨物自動車(1)の運転席(U)のフロントウィンドウが嵌め込まれている前面部(4)を、運転席(U)の屋根に設けられているヒンジ(7、7)によって運転席(U)に連結して、前面部(4)が跳ね上げ式に開閉されるように構成する。運転席(U)に設けられているダッシュボード(11)は、運転席(U)の横幅よりも狭く形成して通路(12)を確保する。運転手(U)は通路(12)を経由して貨物自動車(1)の前方から昇降できる。【選択図】図1

Description

本考案は、運転席の下方または後方にエンジンが設けられている自動車に関するものであり、具体的には、運転席の下方にエンジンが設けられているキャブオーバー型自動車、運転席の後方にエンジンが設けられているミッドシップ型自動車またはリヤエンジン型自動車に関するものであり、貨物自動車、ダンプトラック、いわゆるワンボックスカー等に関するものである。
貨物自動車は、従来周知のようにトラックとも呼ばれ、自走式の自動車の運転席後方のシャーシ上に、上面が開口した箱状を呈する無蓋の荷台、またはコンテナ等が載置される床状の荷台、あるいは密閉構造の箱状を呈する有蓋の荷台が搭載され、コンテナを含む色々な荷物を搬送することができるようになっている。貨物自動車の運転席は、密閉した箱状を呈しており、運転席内部の後方には運転手が座るシートが設けられ、前方のフロントウィンドウの手前には、各種計器を備えたダッシュボードが設けられ、ハンドル、アクセル、ブレーキ等がダッシュボードに関連して設けられている。そして運転席の両方の側部には開閉可能なドアが取り付けられている。このようなドアは、運転席の側部の前方寄りに、縦に並べられるように設けられているヒンジによって運転席に連結されており、ドアの後方寄り取っ手が設けられている。従って、運転席の外部からドアの取っ手を持って引くと、ドアはヒンジを回転の中心として水平方向に回転して開かれることになる。
特開2002−178761号公報
本考案の直接的な文献ではないが、特許文献1には後部ドアが跳ね上げ式のドア、いわゆるガルウイングドアから構成された自動車が記載されている。ガルウィングドアは、ヒンジが車両の上部に設けられているので、垂直方向に持ち上げられるようにして開閉されることになる。従って、後部座席に座っている乗客は、腰をかがめることなく自動車から降りたり自動車に乗ることができることになる。
貨物自動車は、商業地域や住宅密集地に貨物を運搬するとき等、比較的道幅が狭い道路に駐停車しなければならない場合が多い。このような車幅が狭い道路には、建物が道路に近接して建てられていることが多く、貨物自動車を駐停車すると貨物自動車と建物の間にはわずかな隙間しか確保することができない。運転席のドアを開けるときドアは水平方向に回転してドアの先端は車幅より外方に突き出ることになるが、貨物自動車と建物の間には隙間がわずかしか確保されていないので、ドアによって建物を損傷してしまったり、ドアを十分に開くことができず運転手は昇降することができない。道幅が広い道路においても問題が生じる。例えば、2車線以上の複数の車線がある道路において、左端の車線に貨物自動車を駐車して運転席から運転手が降りるとき、運転席側のドアは車両の右側にあるので、ドアを開くとドアの先端が車両の右側から突き出てしまう。そうすると、右側の車線を通行する他の車両にぶつかったり、昇降する運転手が危険にさらされてしまう。このような危険を避けるためには、運転手は他の車両の通行が途切れるまで待って安全を確保した上で昇降するしかなく、交通量の多い道路においては長時間待たされてしまう。これらの問題は、運転席の左側のドアから昇降する場合についても当てはまる。近年、運転席に設けられているギヤシフトレバーやサイドブレーキが折りたためる、いわゆる可倒式のギヤシフトレバーやサイドブレーキが設けられている自動車があり、これらを倒すと運転手の車内の移動が容易になり運転手は運転席の左側のドアから昇降することができる。しかしながら、左側のドアから昇降するためには予め車両の左側に所定の隙間を空けて駐停車しなければならず、車幅が狭い道路においては駐停車が難しいし、複数車線がある道路においては自動車が右側の車線に寄ってしまって危険になってしまう。特許文献1に記載のガルウィングドアは、車両の上部に設けられているヒンジによってドアが車両に結合されており、ドアは垂直方向に開閉する。このようなドアを貨物自動車の運転席に設けることも考えられる。しかしながら、ガルウィングドアもドアを開閉するときドアの先端は車幅よりも外方に突き出てしまうので問題は解決されない。仮にドアを開閉するときに、ドアの先端が車幅より外方に突き出ないようにすることができたとしても、運転手は車両の右側から昇降せざるを得ないので、右側の車線を走行する他の車両によって運転手は危険にさらされてしまう。
上記したような問題は、貨物自動車以外の他のタイプの自動車に関しても同様に存在する。例えば、いわゆるワンボックスタイプの乗用車や、ダンプトラックにおいても、建物が近接して建てられている道幅の狭い道路に駐停車するとドアを開閉し難いので運転手の昇降が困難であるし、複数の車線がある道路において駐停車して昇降しようとすると、他の車線を走行する他の車両によって危険にさらされてしまう。
本考案は、上記したような従来の問題点あるいは課題を解決した、自動車を提供することを目的としている。具体的には、建物が近接して建てられている道幅の狭い道路に駐停車しても、運転手は容易に昇降することができ、複数の車線がある道路において駐停車しても、他の車線を走行する他の車両にぶつかることなくドアを開閉することができ、運転手も安全に昇降することができる自動車を提供することを目的としている。
本考案は、上記目的を達成するために、自動車の運転席のフロントウィンドウが嵌め込まれている前面部を、所定のヒンジによって前記運転席に連結して、前記前面部が前記自動車の前方に開閉されて運転手が自動車の前方から昇降できるように構成する。具体的には前面部は、運転席の屋根に設けられているヒンジによって運転席に連結して跳ね上げ式に開閉されるように構成し、運転席に設けられているダッシュボードは、運転席の横幅よりも狭く形成して運転手が昇降する通路を確保するように構成する。または、前面部にダッシュボードと、ハンドル、アクセル、ブレーキ等の操作機構を固定し、このような前面部を、運転席の側部に設けられているヒンジによって連結して、ダッシュボードと操作機構と共に水平方向に回転して開閉されるように構成する。もしくは、前面部にダッシュボードと、ハンドル、アクセル、ブレーキ等の操作機構を固定し、このような前面部を、運転席の屋根に設けられているヒンジによって連結して、ダッシュボードと操作機構と共に跳ね上げ式に開閉されるように構成する。
すなわち、請求項1に記載の考案は、上記目的を達成するために、運転席の下方または後方にエンジンが設けられている自動車において、前記運転席のフロントウィンドウが嵌め込まれている前面部は、所定のヒンジによって前記運転席に連結され、それによって前記前面部は前記自動車の前方に開閉されて運転手が自動車の前方から昇降できるように構成される。
請求子2に記載の考案は、請求項1に記載の自動車において、前記前面部は、前記運転席の屋根に設けられているヒンジによって前記運転席に連結されて跳ね上げ式に開閉されるようになっており、前記運転席に設けられているダッシュボードは、前記運転席の横幅よりも狭く形成されて、それによって運転手が昇降する通路が確保されるように構成される。
また、請求項3に記載の考案は、請求項1に記載の自動車において、前記前面部には、ダッシュボードと、ハンドル、アクセル、ブレーキ等の操作機構が固定されており、前記前面部は、前記運転席の側部に設けられているヒンジによって連結され、前記ダッシュボードと前記操作機構と共に水平方向に回転して開閉されるように構成される。
そして、請求項4に記載の考案は、請求項1に記載の自動車において、前記前面部には、ダッシュボードと、ハンドル、アクセル、ブレーキ等の操作機構が固定されており、前記前面部は、前記運転席の屋根に設けられているヒンジによって連結され、前記ダッシュボードと前記操作機構と共に跳ね上げ式に開閉されるように構成される。
さらには、請求項5に記載の考案は、請求項1〜4のいずれかの項に記載の自動車において、前記前面部には前記前面部の開閉を補助する、あるいは前記前面部を開閉するピストンシリンダユニットが設けられるように構成される。
そして、請求項6に記載の考案は、前方には運転席が設けられていると共に、前記運転席の後方のシャーシ上には荷台が設けられている貨物自動車であって、請求項1〜5のいずれかの項に記載の自動車である貨物自動車として構成される。
以上のように、本考案によると、自動車において、運転席のフロントウィンドウが嵌め込まれている前面部は、所定のヒンジによって運転席に連結され、それによって前面部は自動車の前方に開閉されて運転手が自動車の前方から昇降できるように構成されているので、建物が近接して建てられている比較的道幅の狭い道路に駐停車しても、建物を損傷することなく運転手は容易に昇降することができ、複数の車線がある道路において駐停車しても、他の車線を走行する他の車両にぶつかることがなく安全に運転手は昇降することができる。また、他の考案によると、前面部は、運転席の屋根に設けられているヒンジによって運転席に連結されて跳ね上げ式に開閉されるようになっているので、降雨時にも運転手は濡れることなく昇降することができる。そして、運転席に設けられているダッシュボードは運転席の横幅よりも狭く形成されて、それによって運転手が昇降する通路が確保されているので、運転手は容易に昇降できることが保障されている。また、他の考案によると、前面部にはダッシュボードと、ハンドル、アクセル、ブレーキ等の操作機構が固定されており、前面部は運転席の側部に設けられているヒンジによって連結され、ダッシュボードと操作機構と共に水平方向に回転して開閉されるようになっているので、運転手は運転席の前方のどこからでも昇降することができる。さらに他の考案によると、前面部にはダッシュボードと、ハンドル、アクセル、ブレーキ等の操作機構が固定されており、前面部は運転席の屋根に設けられているヒンジによって連結され、ダッシュボードと操作機構と共に跳ね上げ式に開閉されるようになっているので、運転手は運転席の前方のどこからでも昇降することができる。また他の考案によると、前面部には前面部の開閉を補助する、あるいは前面部を開閉するピストンシリンダユニットが設けられているので、前面部を最小限の力で開閉することが可能になる。
本考案の第1の実施の形態に係る貨物自動車を模式的に示す図で、その(ア)は貨物自動車の上面図、その(イ)は貨物自動車の側面図、その(ウ)は運転席の前面部を開いた状態の貨物自動車の側面図である。 本考案の第2の実施の形態に係る貨物自動車を模式的に示す図で、その(ア)は貨物自動車の上面図、その(イ)は貨物自動車の側面図、その(ウ)は運転席の前面部を開いた状態の貨物自動車の上面図である。
以下、図1によって本考案の第1の実施の形態に係る貨物自動車1を説明する。
本実施の形態に係る貨物自動車1も、概略的には従来周知の貨物自動車と同様に構成されている。すなわち、自走可能な自動車Cの前方には箱型を呈する運転席Uが設けられ、運転席Uの後方のシャーシS上には直方体状を呈する中空の荷台、つまり有蓋の荷台Nが設けられている。運転席Uと荷台Nの幅は実質的に等しく、これらの幅が貨物自動車1の車幅になっている。従って、運転手は運転席Uの前方の側部に設けられているサイドミラーM、Mによって、荷台Nに妨げられることなく貨物自動車1の後方を確認することができる。運転席Uの両サイドには、サイドドア3、3が設けられ、運転手あるいは同乗者が昇降できるようになっている。
本実施の第1の形態に係る貨物自動車1においては、運転席Uのフロントウィンドウが嵌め込まれている前面部4は、所定のヒンジによって運転席Uに連結されている。詳しく説明すると、運転席Uは運転席本体5と前面部4とに分割されており、前面部4の上部は運転席本体5の屋根にヒンジ7、7によって連結されている。従って、前面部4は、ヒンジ7、7を中心として前面部4の下端部が上方に跳ね上げられることになる。すなわち、前面部4は跳ね上げ式のドアになっている。運転席Uの左右のそれぞれの部分、すなわち運転席本体5の屋根の所定の部分と前面部4の所定の部分とは、油圧で駆動されるピストンシリンダユニット8、8によって結合されている。従って、ピストンシリンダユニット8、8を駆動すると、前面部4を容易に開閉することができる。
運転席Uの前寄りには、ハンドル10が設けられ、その前方に速度計、タコメータ等が組み込まれたダッシュボード11が設けられている。本実施の形態に係るダッシュボード11の横幅は、運転席Uの横幅よりも短い。すなわち、ダッシュボード11のハンドル10が設けられている側、すなわち右側はサイドドア3に近接しているが、左側は途中で切れている。このようにダッシュボード11が形成されているので、ダッシュボード11の左側に運転手が昇降時に通る通路12が形成されることになる。
本実施の第1の形態に係る貨物自動車1の作用を説明する。貨物自動車1を停車する。このとき貨物自動車1の前方には、十分な空間、すなわち空きを確保する。運転席Uに設けられている所定のボタンを押す。そうすると、図1の(ウ)に示されているように、ピストンシリンダユニット8、8が駆動して前面部4が跳ね上げられるように開く。運転手は、通路12を通って運転席Uの前部下方に設けられているバンパー14を経由し、貨物自動車1から降りる。すなわち、運転手は貨物自動車1の前方から降りることができる。運転席Uの外部に設けられている他のボタンを押すと、ピストンシリンダユニット8、8が駆動して前面部4が閉じる。運転手が運転席Uに乗るときも、ボタン操作によってピストンシリンダユニット8、8が駆動して前面部4を開くことができるので、貨物自動車1の前方から乗ることができる。従って、本実施の形態に係る貨物自動車1によれば、建物が近接して建てられている道幅の狭い道路に駐停車しても、または複数の車線がある道路において駐停車しても、運転手は前方から昇降することができるので、昇降が容易であるし安全が確保される。なお、サイドドア3、3は従来の貨物自動車1と同様に開閉できるようになっているので、これらから昇降することも可能である。
次に、図2によって本実施の第2の形態に係る貨物自動車1’を説明する。前実施の形態に係る貨物自動車1と同様の作用を奏する部材、または構成部品には同じ参照番号を付して詳しく説明しない。第2の実施の形態に係る貨物自動車1’においては、前面部4’は運転席本体5の左側部において、ヒンジ7’、7’によって運転席本体5に接続されている。そして、運転席Uの左側上部において、運転席本体5の所定の部分と前面部4’の所定の部分とがピストンシリンダユニット8’によって結合されている。従って、前面部4’はヒンジ7’、7’を中心に水平方向に回転される。すなわち、前面部4’は横開きに開閉されるドアになっている。第2の実施の形態においては、ダッシュボード11’は前面部4’に固定されており、ハンドル10と、図には示されていないがアクセル、ブレーキ等の操作機構もダッシュボード11’に関連して設けられている。従って、前面部4’を開閉すると、ダッシュボード11’とこれらの操作機構も前面部4’と共に運転席本体5から切り離されることになる。これらの操作機構には、このように運転席本体5から切り離しできるように、例えばオービットロール(登録商標)が設けられており、ヒンジ7’、7’近傍に配管された可撓性を有する油圧管を経由して、自動車Cの各部分を油圧によって操作できるようになっている。
本実施の第2の形態に係る貨物自動車1’において、図に示されていないボタンを押すとピストンシリンダユニット8’が駆動して、図2の(ウ)に示されているように、前面部4’がダッシュボード11’と共に横開きに開く。そうすると運転手は、バンパー14を経由して運転席Uの任意の前方の部分から昇降することができる。
本実施の形態に係る貨物自動車は、上記実施の形態に限定されることなく色々な形で実施できる。例えば、第1の実施の形態においてはダッシュボード11は左端が切れているように説明されているが、中央部が切れていてもよい。このようにすると、運転席Uの前部中央に昇降用の通路が形成されることになる。また、第1の実施の形態においては、ダッシュボード11は前面部4と分離しているように説明されているが、ダッシュボード11が前面部4に固定されていて、ダッシュボード11と共に前面部4が跳ね上げ式に開閉されるようになっていてもよい。このようにすると、運転手は前方のどこからでも昇降することが可能になる。前面部に設けられているピストンシリンダユニットについても変形が可能である。ピストンシリンダユニットは油圧で駆動されるタイプでなくても実施することができ、いわゆるガスダンパのように圧縮された気体が封入されているタイプであってもよい。また、ピストンシリンダユニットではなく、電動モータと所定の機構が設けられてドアの開閉が補助されるようになっていてもよいし、油圧モーター、あるいは他の機構によって開閉が補助されるようになっていてもよい。
考案を実施するための形態の説明においては、貨物自動車を例として説明されているが、ダンプトラックに適用することもできるし、いわゆるワンボックスカーのような、乗用車に適用することも可能である。すなわち、運転席の下方または後方にエンジンが設けられている自動車であって、前面部にボンネットが設けられていないタイプの自動車であれば、本考案を適用することができる。具体的には、キャブオーバー型自動車、ミッドシップ型自動車またはリヤエンジン型自動車において本考案を適用することが可能である。
本考案に係る自動車においては、キャビンフロント内・外の装備品の修理についても有利な点がある。すなわち前面部が開閉される部位に装着された、例えば、エアコン・ワイパー・ステアリング・ブレーキ・クラッチ他・電装周りの装備品等に故障等が発生し修理時間がかかる場合などは、前面部全体を交換することもでき修理時間を圧縮させ特装車等、他の車両では代替できない様な車両の休車日数の短縮にも貢献できる。一方交換された不具合品を含んだ前面部は後日、工場等で再生復旧させておき、いわゆるリビルト品扱いで次の故障車に備える等の使い方もできる。
1 貨物自動車 C 自動車
S シャーシ N 荷台
M サイドミラー 3 サイドドア
4 前面部 5 運転席本体
7 ヒンジ 8 ピストンシリンダユニット
10 ハンドル 11 ダッシュボード
12 通路 14 バンパー

Claims (6)

  1. 運転席の下方または後方にエンジンが設けられている自動車において、
    前記運転席のフロントウィンドウが嵌め込まれている前面部は、所定のヒンジによって前記運転席に連結され、それによって前記前面部は前記自動車の前方に開閉されて運転手が自動車の前方から昇降できるようになっていることを特徴とする自動車。
  2. 請求項1に記載の自動車において、前記前面部は、前記運転席の屋根に設けられているヒンジによって前記運転席に連結されて跳ね上げ式に開閉されるようになっており、前記運転席に設けられているダッシュボードは、前記運転席の横幅よりも狭く形成されて、それによって運転手が昇降する通路が確保されていることを特徴とする自動車。
  3. 請求項1に記載の自動車において、前記前面部には、ダッシュボードと、ハンドル、アクセル、ブレーキ等の操作機構が固定されており、
    前記前面部は、前記運転席の側部に設けられているヒンジによって連結され、前記ダッシュボードと前記操作機構と共に水平方向に回転して開閉されるようになっていることを特徴とする自動車。
  4. 請求項1に記載の自動車において、前記前面部には、ダッシュボードと、ハンドル、アクセル、ブレーキ等の操作機構が固定されており、
    前記前面部は、前記運転席の屋根に設けられているヒンジによって連結され、前記ダッシュボードと前記操作機構と共に跳ね上げ式に開閉されるようになっていることを特徴とする自動車。
  5. 請求項1〜4のいずれかの項に記載の自動車において、前記前面部には前記前面部の開閉を補助する、あるいは前記前面部を開閉するピストンシリンダユニットが設けられていることを特徴とする自動車。
  6. 前方には運転席が設けられていると共に、前記運転席の後方のシャーシ上には荷台が設けられている貨物自動車であって、請求項1〜5のいずれかの項に記載の自動車である貨物自動車。
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