JP3156044B2 - 折りたゝみ椅子 - Google Patents

折りたゝみ椅子

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JP3156044B2 JP15611497A JP15611497A JP3156044B2 JP 3156044 B2 JP3156044 B2 JP 3156044B2 JP 15611497 A JP15611497 A JP 15611497A JP 15611497 A JP15611497 A JP 15611497A JP 3156044 B2 JP3156044 B2 JP 3156044B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、背凭を一体に備え
る前脚枠に後脚枠を人字形に組付け、この前脚枠と後脚
枠に座を取付けて座の跳上げ回転と共に、後脚枠を前脚
枠に揃えて前脚枠、後脚枠、座の三者を扁平な姿に折り
たゝめるようにした折りたゝみ椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】背凭を備えた前脚枠に後脚枠を人字形に
組付ける一方、前脚枠と後脚枠の高さの途中に座を渡
し、使用時には後脚枠を前脚枠に対して人字形に開脚し
て前記座を水平に支持し、不使用時には前脚枠に枢着す
る座を回動させて跳ね上げると共に、この座の回動に連
動させて後脚枠を前脚枠に引き揃え、全体として扁平な
姿に折りたゝめるようにしてなる折りたゝみ椅子は前後
の脚枠と座を連結する3つの枢着点の間に少なくとも2
点間の距離が1ケ所において変化しなければ折りたゝめ
ないようになっている。
【0003】そこで、この変化を求めるため前後の脚枠
同志の枢着部に、或いは前脚枠と座との枢着部にリンク
部材を介挿して脚枠の開閉時にこのリンク部材を回動さ
せて両者間の距離に変化を与え折りたゝみを可能にした
椅子が提案され、更に上記リンク部材に代えて前脚枠と
後脚枠の枢着部の間に連結ロッドを挿入してロッドを案
内に連結状態を維持したまゝ枢着点間の距離に変化を与
え脚枠の開閉を可能にした折りたゝみ椅子が提案されて
いる。
【0004】前者のリンク部材を介挿した折りたゝみ椅
子は広く普及し、利用されているが、リンク部材の介挿
によって枢着点が増えることから製造性に欠け、また故
障の原因ともなり、更には操作時に指を挟む等の危険が
あるため近年後者の連結ロッドによる折りたゝみ椅子が
広く普及しつつある。
【0005】この連結ロッドによる折りたゝみ椅子は例
えば実公昭56ー5924号公報に開示されるように前
脚杆(A)の高さの途中にピン(4)を介して支持杆
(b)を枢着し、この支持杆(b)を後脚杆(B)の上
端部に摺動自由に嵌装して、開脚使用時には後脚枠
(B)の上端部をピン(4)に直接枢着する支持頭部
(7)に当接させ、閉脚時には支持杆(b)を後脚杆
(B)の上端から引き出すようにしてピン(4)から離
し、常にこの支持杆(b)によって前後脚杆の連結状態
が維持されるように構成されている。
【0006】この連結ロッドによる折りたゝみ椅子は脚
の開閉に当たって支持杆(b)を案内に前後の脚枠
(A,B)の連結部を接離移動させるものとなってお
り、リンク部材が使用されていないが、開脚時に前脚枠
と後脚枠の上端とが衝合することから指を挟む危険が残
る一方、閉脚時には細身の支持杆(b)が露出するため
見た目の不安感があり好ましくなかった。
【0007】本出願人はこの様な事情に鑑み、支持杆
(b)つまり連結ロッドを蛇腹状のカバーで被覆し、連
結ロッドの露出を防止すると同時に、前脚枠と後脚枠と
の衝合部分を被って指の挟み込み等を有効に防止するよ
うにした折りたゝみ椅子を実公平1ー31086号公報
に記載される通り提案した。
【0008】この既提案に係る折りたゝみ椅子は連結ロ
ッドに関連する前記従来の問題を有効に回避するものと
なっているが、一つの難点は連結ロッドの伸縮に伴わせ
てカバーを伸縮させる構造からカバーの素材としてゴム
乃至軟質の合成樹脂が使用されるため強度、耐久性に弱
点があり、また前脚枠と後脚枠間に装着する際、その取
付けが厄介であることから製造性にやゝ難点があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述連結ロッ
ドを使用してなる折りたゝみ椅子における問題点に鑑み
その改善を目的に開発されたもので、前記蛇腹状カバー
と同様に連結ロッドが後脚枠から引き出されて露出した
ときこれを被い隠して外観上の問題を回避し、併せて前
後脚枠の開脚時における衝合部分を被って指等の挟み込
みを確実に防止すると同時に、装着性を改善して簡単に
且つ確実にカバーの取付けが行えるようにした連結ロッ
ドを使用してなる折りたゝみ椅子を提供せんとするもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的に基
づき、カバーを鞘状に形成して前脚枠と後脚枠を繋ぐ連
結ロッドをこの鞘状カバーの中に収めると同時に、この
連結ロッドを嵌装する後脚枠の上端部をカバー中に摺動
自由に収めて、後脚枠上端部と前脚枠との衝合部分を被
って指等の挟み込みをなくし、また閉脚時の連結ロッド
の露出を防止する一方、前記鞘状カバーの上端開口部に
前脚枠側に止着する係止手段を予め備えて嵌め合せ作業
を通してこのカバーを簡単且つ確実に取付けられるよう
にしたことにある。
【0011】更に本発明を詳細に述べれば、本発明は上
端に背凭を設けて縦長矩形状に形成される前脚枠と、略
U字形に形成し、上向きに揃えた後脚の両端部をそれぞ
れ前記前脚枠の高さの途中に臨ませ略人字形に組付ける
後脚枠と、前記前脚枠と後脚枠の高さの途中に渡り左右
両側縁部をそれぞれ回動自由に枢着して開脚時には水平
に支持され、閉脚時には前記前脚枠との枢着部を支点に
前縁部を跳上げ方向に回動させて該前脚枠に対して前記
後脚枠と共に並行状に折りたゝまれる座とからなる折り
たゝみ椅子において、前記前脚枠の高さの途中には連結
ロッドを延設する連結雄部材を枢着ピンを介して揺動自
由に枢着支持し、他方前記後脚枠の後脚の各上端部には
中心部に貫通孔を穿つ連結雌部材を嵌装して該貫通孔に
前記連結ロッドを摺動自由に挿通し、該連結ロッドを案
内して前記前脚枠の高さの途中に対して前記後脚の上端
部を接離可能に連結する一方、前記連結雄部材には前記
連結ロッドの先端方向から少なくとも前記後脚上端部の
移動範囲を被う長さの鞘状のカバーを装着し、前記連結
雌部材と共に該連結雌部材から露出する前記ロッドを被
覆するようにしたことを特徴とする折りたゝみ椅子を提
供することにある。
【0012】また本発明は、連結ロッドを延設する連結
雄部材には鞘状カバーの内断面形に適合させた嵌合部を
前記連結ロッドの基部を包むように設け、その周面に係
止部を形成する一方、前記鞘状カバーの上端開口部内周
面には係止爪を設け、前記嵌合部にカバーの上端開口部
を嵌め付けるのに併せて掛け止め装着するようにしたこ
とを特徴とする折りたゝみ椅子を提供することにある。
次に、本発明を実施例について更に詳述しその特徴を明
らかにする。
【0013】
【実施の形態】本発明に係る折りたゝみ椅子は添付の図
面に示す通り、具体化し実施することができるものであ
って、以下に図面に基づいて説明することにする。図1
は本発明に係る折りたゝみ椅子を使用可能な状態に開脚
した斜視図であり、図2は開脚状態における椅子の一部
省略した右側面図、図3は閉脚した状態における椅子の
一部省略した右側面図で、図4は開脚状態における一部
断面とした要部の拡大右側面図、図5は図4の正面図
で、図6は閉脚状態における一部断面とした要部の拡大
右側面図、図7は要部の拡大分解斜視図である。
【0014】本発明の折りたゝみ椅子は、図1に示した
ように上部に背凭4を渡し、全体として略縦長矩形状に
形成される前脚枠1と、略U字形に曲成して左右の上端
部を前記前脚枠1の高さの途中に臨ませ人字形に組付け
られる後脚枠2と、前脚枠1と後脚枠2の高さの途中に
両側縁部を渡して支持される座3によって構成されるも
ので、ここでは前脚枠1と後脚枠2を共に断面形をやゝ
長円形にする楕円形金属パイプ材を素材に形成してあ
る。
【0015】前脚枠1は上記金属パイプ材をU字形に曲
成して接地部1aを中央に左右の前脚部1b,1bを並
行に立ち上げ、その上端部間に金属パイプ製の背凭フレ
ーム(図示せず)を渡し、このフレームを包み込むよう
に弾性を有した合成樹脂製のパット部、例えば発泡性の
ウレタン樹脂製のパット部を形成して背凭4を設け、全
体の形状が矩形になるようにしてある。
【0016】後脚枠2は前脚枠1より短く切断したパイ
プ材を接地部2aを中央にして同じくU字形に曲成し、
並行する左右の後脚2b,2bを形成するもので、後述
する連結ロッドを介してその上端部を前記前脚枠1の左
右の前脚1a,1aの高さの途中に連結し、人字形に組
付けられる。
【0017】座3は略矩形に枠組する金属枠(図示せ
ず)を発泡性のウレタン樹脂で被覆し、板状に形成した
もので、両側縁部3a,3aの略中央部を前脚枠1の左
右の前脚1b,1bの高さの途中に臨ませ枢着ピン5を
介して回動自由に枢着すると共に、上記両側縁部のやゝ
後端寄りの位置を前記後脚2b,2bの上端部近くに臨
ませて枢着ピン6によって回動自由に枢着し連結してあ
る。
【0018】ところで、この実施例では前脚枠1に対
し、後脚枠2は左右にパイプ材1本分の幅だけ拡張させ
て後脚枠2の内側に前脚枠1を受け入れられるようにし
てあり、そのため前記座3と後脚枠2との間にこのパイ
プ材の幅に相当する間隙が生ずることから、前記左右の
後脚2b,2bには内側に向けて突き出すL字形の間隙
保持金具7を取付け、この金具7に枢着ピン6を植設し
て座3の側縁部3aに枢着するようにしてある。
【0019】図中、8は連結ロッド9を延設する連結雄
部材であり、10は連結ロッド9を摺動自由に滑合する
連結雌部材である。この雄雌両部材は前脚枠1と後脚枠
2の左右の後脚2b,2bの上端部とを連結するための
連結部材であって、連結雄部材8は一端に枢着ピン11
を通すための透孔12を設け、他端から断面角形にした
連結ロッド9を延設している。
【0020】この連結雄部材8は図示していないが棒状
をなす連結ロッド9の一端をくの字に屈曲させ、且つ扁
平にしてピン11を通す孔を穿つ部分を設けてこの部分
を合成樹脂の中に埋設して形成してあり、上記連結ロッ
ド9が伸び出す端部には鞘状のカバー13を装着する嵌
合部14を形成している。
【0021】連結雌部材10は後脚枠2の両後脚2b,
2bの上端部開口部に嵌合させて前記連結ロッド9を受
け入れるもので、後脚2bの内形断面形に合せて合成樹
脂を材料に短尺な棒状に形成してあり、長さ方向の中心
部には連結ロッド9を挿通する断面角形の貫通孔15を
穿ち、上短部の外周面には後脚2bの開口端縁に当接す
る鍔16を設けている。
【0022】前記鞘状をなすカバー13は後脚2bを受
け入れられる略同一形状をなす金属製パイプ材からな
り、上端開口部の内周面には前記連結雄部材8の嵌合部
14に形成する係止部17に掛け止める係止爪18を設
け、下端開口部からは一面を縦に切欠き間隔保持金具7
を受け入れる切り込み部19を設けている。
【0023】カバー13は前後両脚枠1,2を開閉する
際、前脚1bと後脚2bの上端部との接離移動範囲を包
み隠すものであり、このためこの移動範囲を超える長さ
を以て形成されることになる。このカバーは連結雄部材
8に対して連結ロッド9の先端方向から差し通して上端
開口部を嵌合部14に嵌め付けると同時に、係止爪18
を係止部17に掛け止めて任意に脱落しないように装着
する。
【0024】尚、図示するように嵌合部14に設ける係
止部17はやゝ平面状をなす内外の2面に端部側から浅
い溝を設けてこの溝の途中に断面逆爪形の隆起部を設け
ることによって形成してあり、カバー13の装着時には
上端開口部内周の内外2面に向い合せに設ける係止爪1
8,18を上記それぞれの溝を案内に上昇させ上記隆起
部に掛け止め係止する。この係止時にはカバーの金属弾
性によって上記開口部を拡張させ、係止後は復元力によ
ってしっかり係合させるようにしてあり、簡単な作業で
確実な装着ができるようにしてある。
【0025】上述のようにして嵌合部14にカバー13
を装着したのちカバーの先端から突き出る連結ロッド9
の先端を前記連結雌部材の挿通孔15に挿入して連結雄
部材8との連結を行う。連結雌部材10は後脚2bの上
端開口部に無理に押入れることによって装着するように
してあり、そのため後脚2bの内径断面積よりやゝ大き
く形成して挿入後摩擦力で充分止め付けられるようにし
てある。尚、鍔16は上端開口部の縁に当接して定位置
に装着されるようにする一方、後述するように開脚した
とき連結雄部材8を受け止める衝合部材となる。
【0026】前述したように座3の側縁部3aに枢着ピ
ン6を介して後脚枠2を組付けたのち、この後脚枠の左
右の後脚2bの上端開口部に連結雌部材10を嵌装し、
その後カバー13を装着した連結雄部材8を上方から臨
ませて連結ロッド9を貫通孔15に挿通して雄雌両部材
を組合せ、次に連結雄部材8を前脚枠1の各前脚1b,
1bの外側に添わせ、予め形成しておく透孔(図示せ
ず)に透孔12を合せて枢着ピン11を貫通させること
によってこの連結雄部材8を前脚1b,1bに取付け椅
子の組立を完成させることになる。
【0027】折りたゝみ椅子は図1、図2に示したよう
に前脚枠1に対して後脚枠2を開き、座3を水平に倒す
ことによって使用可能な状態となり、このとき後脚2b
を連結する連結ロッド9は図4、図5に示すように連結
雌部材10を深く貫いて後脚の中に入り込み、連結雄部
材8の嵌合部14と連結雌部材10の鍔16を衝合させ
てそれ以上の後脚上端部の前脚枠に対する接近を阻止す
ることになる。
【0028】この連結両部材8、10の衝合は前後脚枠
1、2の開脚を止め使用状態を安定化するもので、この
とき両部材は合成樹脂を素材にしていることから音を発
することなく静粛を保持することができる。尚、この両
部材の衝合は鞘状のカバー13の中で行われ外観される
ことはなく、また後脚上端部の上下動もカバーによって
隠されることになる。
【0029】この様な使用状態において次にたたむべく
座3を枢着ピン5を支点に跳ね上げ方向に回転させる
と、座3の後端側が下がるのに伴ってピン6で連結され
た後脚2bが押し下げられるためこの後脚2bは連結ロ
ッド9を貫通孔15から引き出すようにしてこのロッド
9を案内に引き下げられることになる。
【0030】上記引き下げられる後脚2bは枢着ピン1
1を支点に連結雄部材8を回動させながら座3の回転に
伴って前脚枠1の背後から寄り添い、座3が前脚枠1の
内側に入り込むように折りたゝまれたとき図6に示した
ように間隔保持金具7の前面に前脚1bを受け入れ、そ
の外側に並行するように揃って椅子の全体が扁平状に折
りたゝまれることになる。
【0031】この折りたゝみ操作の間、連結雄部材8の
連結ロッド9は雌部材10から引き出されながら連結状
態を維持しつつ後脚上端部を前脚枠1に揃うように誘導
することになる。そして、引き出されたロッド9はカバ
ー13によって被覆され露出が防止される。尚、図示す
るようにカバー13は座3の回転で後脚2bの引き下ろ
し最大となったとき開口部に装着される連結雌部材10
が露出しないようカバー13の長さが定められることは
言うまでもない。
【0032】一方、実施に際してはカバー13と後脚枠
2との一体性を図り違和感をなくすため素材を共通にす
ることが有効であると共に、両者の断面形状並びに太さ
を接近させて嵌め合わせ相互の空間を小さくするとよ
い。またこのとき金属素材同志の擦り合わせによって異
音を発することもあるので前記雌部材10の鍔16を後
脚の外形より僅かに大きくしてカバーの内面をこの鍔1
6に滑合するようにすると、擦り合わせによる損傷も回
避できるので有効である。
【0033】
【発明の効果】以上本発明を実施例につき詳述したが、
上述構成において明らかなように本発明によれば前脚枠
と後脚枠の両後脚を繋ぐ連結ロッド9がカバー13によ
って被われ露出することがないため外観を損ねることが
なく、またカバーが椅子の素材と同質に揃えられるため
一体感が得られる利点がある一方、相互に衝き合う連結
雌雄部材8、10の衝合部が常にカバー13の中に収め
られることから指を挟み込むような危険がない。
【0034】また前記カバー13は金属パイプ材等の所
要強度をもった素材から形成され、しかも脚枠の開閉操
作の際全く形状を変えることなく被覆することから使用
によって疲労することがなく耐久性に優れると共に、連
結ロッド9を確実に被覆し、外からの侵入を完全に阻止
することができる。
【0035】また本発明はカバー13の取付けに当たっ
てカバーの上端開口部を連結雄部材8の嵌合部14に押
し付けるだけで装着ができるため製造性に優れ、仮に損
傷することがあっても特別な冶具を要することなく簡単
に修繕できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る折りたゝみ椅子を使用可能な状態
に開脚した斜視図。
【図2】開脚状態における椅子の一部省略した右側面
図。
【図3】閉脚した状態における椅子の一部省略した状態
の右側面図。
【図4】開脚状態における一部断面とした要部の拡大右
側面図。
【図5】開脚状態における一部断面とした要部の拡大正
面図。
【図6】閉脚状態における一部断面とした要部の拡大右
側面図。
【図7】要部の拡大分解斜視図である。
【符号の説明】
1 前脚枠 1a 前脚 2 後脚枠 2a 後脚 3 座 4 背凭 5,6 枢着ピン 7 間隔保持金具 8 連結雄部材 9 連結ロッド 10 連結雌部材 11 枢着ピン 13 鞘状のカバー 14 嵌合部 15 貫通孔 16 連結雌部材の鍔 17 係止部 18 係止爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47C 5/00 - 5/10 A47C 7/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端に背凭を設けて縦長矩形状に形成さ
    れる前脚枠と、略U字形に形成し、上向きに揃えた後脚
    の両端部をそれぞれ前記前脚枠の高さの途中に臨ませ略
    人字形に組付ける後脚枠と、前記前脚枠と後脚枠の高さ
    の途中に渡り左右両側縁部をそれぞれ回動自由に枢着し
    て開脚時には水平に支持され、閉脚時には前記前脚枠と
    の枢着部を支点に前縁部を跳上げ方向に回動させて該前
    脚枠に対して前記後脚枠と共に並行状に折りたゝまれる
    座とからなる折りたゝみ椅子において、 前記前脚枠の高さの途中には連結ロッドを延設する連結
    雄部材を枢着ピンを介して揺動自由に枢着支持し、他方
    前記後脚枠の後脚の各上端部には中心部に貫通孔を穿つ
    連結雌部材を嵌装して該貫通孔に前記連結ロッドを摺動
    自由に挿通し、該連結ロッドを案内して前記前脚枠の高
    さの途中に対して前記後脚の上端部を接離可能に連結す
    る一方、前記連結雄部材には前記連結ロッドの先端方向
    から少なくとも前記後脚上端部の移動範囲を被う長さの
    鞘状のカバーを装着し、前記連結雌部材と共に該連結雌
    部材から露出する前記ロッドを被覆するようにしたこと
    を特徴とする折りたゝみ椅子。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、連結ロッドを
    延設する連結雄部材には鞘状カバーの内断面形に適合さ
    せた嵌合部を前記連結ロッドの基部を包むように設け、
    その周面に係止部を形成する一方、前記鞘状カバーの上
    端開口部内周面には係止爪を設け、前記嵌合部にカバー
    の上端開口部を嵌め付けるのに併せて掛け止め装着する
    ようにしたことを特徴とする折りたゝみ椅子。
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