JP3155450U - 介護用トイレアシスト - Google Patents

Abstract

【課題】介護用器具の操作性を改善するため、便器にぶつからないで、トイレに出入りできる車椅子や腰掛け型便器と車椅子の便座を、動力を用いて密着させる装置を備えたトイレアシスト装置を提供する。【解決手段】折り畳み式の車椅子において、折り畳み部分を外し車椅子の左右を直線のバー４と曲線のバー５で固定して強度を確保し、トイレの奥まで入ることが出来るようにする。さらに、ギャーとモーターを組み合わせて水タンク３を備えた温水式便座２全体を上げ下げして腰掛け型便器と密着させられるようにする。【選択図】図１

Description

本考案は、直接トイレに出入りできる構造の車椅子と、腰掛け型便器の高さに合わせて、上下させる装置を有する水タンクを備えた温水式便座を組み合わせた、介護用器具に関するものである。

従来の介護用車椅子では腰掛け型便器と車椅子の便座が密着しておらず尿が飛び散る問題や車椅子の操作がむずかしいものもある。

特開平１１−３１８９９０

従来の介護用器具の操作性や尿が飛び散る問題などを改善するため、便器にぶつからないでトイレに出入りできる車椅子の改良や腰掛け型便器と車椅子に備え付けの温水式便座をギャーとモーターを用いて密着させる装置を考案する。

課題を解決する手段

従来の折畳み式の車椅子では、折畳み部分が便器に当たってトイレの奥まで入れないので折畳み部分を外し、直線のバーと曲線バーで車椅子の左右を固定して強度を確保し、トイレの奥まで入れるよう考案した。

尿の飛散などがないよう、便器と車椅子の便座が密着できるようにモーターと歯車を組み合わせて便座自体を上下させる仕組みを考案した。

考案の効果

入院患者や要介護者の中で歩いてトイレに行く事ができず、しかたなくベットの周辺で排泄を行っている方が介護用トイレアシストを使用すると普通にトイレに行くことができるため、精神的な負担が軽くなることが予想される。
又、介護する人の労力や時間を軽減する効果がある。

本考案は、直接トイレに出入りできる構造の車椅子に、便座部分を取り外した腰掛け型便器の高さに合わせて、モーターなどで高さを調節できる水タンクを備えた温水式便座が備え付けてあるので、介助を受けずに使用できる。
使用方法は車椅子の電気プラグを電源に差し込んで便座を保温しておき、トイレに行くときは電機プラグを外してトイレに移動する。
トイレの電源に車椅子のプラグを差し込んで車椅子の便座をモーターで下げて、便器と密着させる。
排泄が終わったらトイレの水を流し、車椅子の便座機能を使って処理する。
トイレから出る時は便座を上げてトイレから出る。
そして、電源に車椅子のプラグを差し込んで使用可能な状態にしておく。

本考案の前斜視図 本考案の後斜視図 本考案の側面図 本考案の要部拡大図

（１）車椅子、（２）温水式便座、（３）水タンク、（４）直線のバー、（５）曲線のバー、（６）モーター、（７）ギャーの部分、（８）温水式便座取り付け板、

Claims (2)

1. 水タンクを備えた温水式便座を取り付けた車椅子で、腰掛け型便器にぶつからずにトイレの奥まで出入りできる、トイレアシスト。
2. 車椅子に取り付けた温水式便座をギャーとモーターで組み合わせた装置で温水式便座全体を上げ下げさせて、腰掛け型便器と密着させる装置。

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