JP3155429U - 種から育成のトレー組込み形天然芝生マット。 - Google Patents

種から育成のトレー組込み形天然芝生マット。 Download PDF

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Abstract

【課題】産業廃棄物が主体と成す土壌に、天然砂と天然土を少量加えるだけの土壌を作成して、産業廃棄物の飛散を防ぐために、天然芝生を種から育成を計る芝生マットを提供する。
【解決手段】産業廃棄物の土壌を定められた大きさのトレーに入れて、そのトレー土壌に天然芝生の種を蒔き、保管育成が可能な様にし、トレーはトレー接続部品にて連続して隙間無しの状態を保持出来る形を有しており、連続して接続出来る構造を有していることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、産業廃棄物をただ破砕して、少しの天然砂と天然土を加えることにより、産業廃棄物土壌を作成して、天然芝生を種から育成する、産業廃棄物の再利用分野に属する。
現状では、コンクリートが主体で少しプラスチックが混ざった物が容量割合にて約7割、天然石と天然砂(主に海砂)が約3割、そこにセメントと水を投入して、形枠に流し込み、道路の側溝のU時溝やその蓋、に使用して居る場合と、一般道路用の舗装材としても使用されている。
前項の様に、約3割の天然資源迄もコンクリートを使用することにより、約3割の天然資源をも、産業廃棄物と化してしまっているのが現状で有ります。
しかしながら、何処のメーカー様もどんな産業廃棄物でも、絶対に安全との文句を並べておりますが、もしも有害物質が紛れ込んでいた場合の、安全保証が全く成されていないのが実状で有ります。
メーカー様の発表カタログにて、天然芝生の育成可能と記されている物も有りましたが、私共で実験した範囲のメーカー様の土壌では、全て私共の徒労終了しました。
前述にて述べた背景技術で記した物が、先行技術で有ります。
考案が解決しようとする課題
産業廃棄物と天然砂、天然土、との組合わせによっては、天然芝生の育成が可能となるハズで有ります、産業廃棄物をいかに多くし、その配合限度を探し出すことです。
天然芝生の市販品の種を、この過酷な産業廃棄物の土壌にて、いかに巧く、簡単に、育成出来るか?が1番の課題です、配合方法です。
課題を解決するための手段
産業廃棄物である、発泡スチロール、コンクリート、紙屑、木材屑、米の籾柄、と天然砂、天然土、そしてそれらを一体化するための凝結剤を、実験にて天然芝生が育成可能か?どうか?を実験し確認致しました。
天然芝生の市販品の種は一般的な・ケンタッキーブルーグラス・バミューダグラス・エバーグリーングラス・の3品種にて実験を行いました。
種から育成のトレー組込み形天然芝生マット、の種蒔き状態図面 種から育成のトレー組込み形天然芝生マット、成長した状態図面
〔産業廃棄物配合 芝生育成土壌の配合表〕
〔配合表1〕 発泡スチロール産業廃棄物土壌
〔配合表2〕 コンクリート産業廃棄物土壌
〔配合表3〕 新聞紙等の紙屑産業産業廃棄物土壌
〔配合表4〕 コルク等の木材屑産業産業廃棄物土壌
〔配合表5〕 米籾柄産業廃棄物土壌
ここからは、図面と符号も使用して説明致します。
品番21・22・23・24・トレー、と品番25・26・27・28・トレー接続部品から説明致します。
ビル屋上緑化のために使用の場合等は、移動の可能性が有る物。運動場等は、移動の可能性が無しの物、とでトレーの材質から変更致しました。
移動の可能性が有る物・品番21、25プラスチック再生材・品番22、26発泡スチロール再生材を使用。
移動の可能性が無しの物・品番23、27紙屑再生材・品番24、28木材屑再生材を使用。
品番21・22・23・24・トレー、と品番25・26・27・28・トレー接続部品は雄雌形と成っており、ピッタリと接続出来る様に致しました。
トレーの底には約30mmピッチに品番29水抜き孔、を設けた。また側面にも約30mmピッチにて通気孔、共に約Φ5mm孔を設けて、天然芝生の成長促進を計った。
ここからは、産業廃棄物土壌について記します。
天然芝生の育成実験より、芝生の根は約250mmは下側迄伸びることが解りました、よって、産業廃棄物土壌のトレー深さを300mmと致しました。
天然芝生は砂地土壌を好みます、よって上側5mmを砂地系統の土壌と致しました。
産業廃棄物による土壌作成について、産業廃棄物の配合は、芝生育成土壌の配合表1〜5を参照願います。
土壌造りは、まず始めに、下側約250mmの部分を配合表容量にて容量約5%の水で良く混ぜて、トレーに投入し平面状に馴らして、乾燥する。
乾燥後に、上側約5mmの部分を配合表容量と天然芝生の種を混入して、容量約5%の水で良く混ぜて、トレーに投入し平面状に馴らして、乾燥する。
天然芝生は一般には、約□−1尺≒□−303mmにて市販されております、その大きさを、このトレーの大きさにも採用致しました。
但し、トレーの大きさは強度的な物と使用方法で決定される物にて、もっと大きな物、小さな物、長方形な物、と種々な形で有って良い物で有ります。
天然芝生の育成実験経過を主体に記します、一般市販品の種は、・ケンタッキーブルーグラス・バミューダグラス・エバーグリーンロールグラス・の3種で有りました。
乾燥した下側土壌の上側に、種を混ぜこんだ上側土壌を容量約5%の水で良く混ぜて、トレーに流し込み上面を平滑に馴らしす。
天然芝生の種を含んだ上側土壌を張った後に、少量の芝生固形肥料を上からバラマキ、水を十分に与えた。
約3週間目位には、新しい緑色の新芽が見えてきた、そして8週間後位には、全体が緑の天然芝生で覆われた、日本の気候に1番合っているのか、ケンタッキーブルーグラスが1番早い成長をした。
土壌からトレーまで、産業廃棄物の再利用品で有り、産業廃棄物の廃棄場所等の問題を少しでも緩和出来ます。
この様な産業廃棄物を焼却炉で燃焼廃棄した場合の、二酸化炭素の排出量を減らすことが出来、地球温暖化防止にも繋がります。
この様な産業廃棄物の、プラスチック廃材、発泡スチロール廃材、を焼却炉で低温燃焼廃棄した場合に発生する有害物質の、ダイオキシン発生を少なくする効果も有ります。
トレーにて天然芝生の育成が可能と成り、1日にて大きな面積を緑色の天然芝生に変更出来ることも可能となります、これも大きな利点の1つで有ります。
ビルの屋上緑化には、品番22トレー、品番25トレー接続部品、共に発泡スチロール廃材と、土壌配合表1の発泡スチロール土壌を使用することにより、天然芝生からの、ビル屋上に掛かるに大きな荷重負担を極端に軽減することが出来ます、これも大きな利点の1つで有ります。
学校等の校庭には・配合表3・4・5・の土壌と、品番23・24・トレーと、品番27・28・トレー接続部品、を使用することにて、自然に天然芝生を残して、後は経過時間と共に土に戻るという、非常に安全な構造をも持合わせております。
前述の様な、広い範囲の緑化が短期間で出来るために、二酸化炭素の吸収にも僅かながらの貢献が出来ます。
下地がコンクリートの公園等の場合には、品番22・トレーを使用し、品番26トレー接続部品を使用し、土壌には配合表3・4・5・の時間の経過と共に土に戻る、配合土壌を選択することにて安全な公園の緑化が、非常に短時間の内に、安全な天然芝生の公園への変更が可能と成りました。
前述のように、各々の場所に適した、トレーの材質、トレー接続部品の材質、土壌の配合、と選択肢を多く持てるのも大きな利点の1つで有ります。
後日移動が必要な場合には、品番21・22・トレーを使用し、品番25・26・トレー接続部品を使用することにて、何処へにも撤去、移動が可能な構造を有していることも、大きな利点の1つで有ります。
産業廃棄物を扱うときには、有害物質の混入が1番やっかいな問題となりますが、天然芝生土壌に有害物質が混入した場合には、種から天然芝生は全く育たちません。・種から育成のトレー組込み形天然芝生マット・の出荷が出来なくなり、安全性が保たれることも大きなな利点の1つで有ります。
産業廃棄物を排出する工場が、種から育成のトレー組込み形天然芝生マット、を育成した場合、現状にては費用を掛けて廃棄していた物が、製品と成る上に企業イメージの向上にも繋がる・種から育成のトレー組込み形天然芝生マット・育成工場にも成ります。
11A ケンタッキーブルーグラスの種
11B バミューダグラスの種
11C エバーグリーンロールグラスの種
12A ケンタッキーブルーグラスの茎
12B バミューダグラスの茎
12C エバーグリーンロールグラスの茎
13A ケンタッキーブルーグラスの根
13B バミューダグラスの根
13C エバーグリーンロールグラスの根
14A ケンタッキーブルーグラスの葉
14B バミューダグラスの葉
14C エバーグリーンロールグラスの葉
21 トレー(プラスチック廃材からの再加工品)
22 トレー(発泡スチロール廃材からの再加工品)
23 トレー(紙屑廃材からの再加工品)
24 トレー(木材屑廃材からの再加工品)
25 トレー接続部品(プラスチック廃材からの再加工品)
26 トレー接続部品(発泡スチロール廃材からの再加工品)
27 トレー接続部品(紙屑廃材からの再加工品)
28 トレー接続部品(木材屑廃材からの再加工品)
29 水抜き孔
30 通気孔
31A 上側土壌(発泡スチロール)
32A 上側土壌(コンクリート)
33A 上側土壌(紙屑)
34A 上側土壌(木材屑)
35A 上側土壌(米籾柄)
31B 下側土壌(発泡スチロール)
32B 下側土壌(コンクリート)
33B 下側土壌(紙屑)
34B 下側土壌(木材屑)
35B 下側土壌(米籾柄)
41 トレーの接続部分線
42 トレーとトレー接続部品との接続線

Claims (4)

  1. 産業廃棄物の土壌を定められた大きさのトレーに入れて、そのトレー土壌に天然芝生の種を蒔き、保管育成が可能な様にし、トレーはトレー接続部品にて連続して隙間無しの状態を保持出来る形を有しており、連続して接続出来る構造を有していることを特徴とした、種から育成のトレー組込み形天然芝生マット。
  2. 産業廃棄物の土壌を入れたトレーは、後日移動の可能性が有る物は、プラスチック系統のトレーとし、移動の可能性の無い物は、年月を重ねることにより、土に戻る、紙屑系統・木材屑系統のトレーとすることを特徴とした、請求項1に記載の、種から育成のトレー組込み形天然芝生マット。
  3. 産業廃棄物の土壌を入れたトレーの土壌は産業廃棄物を主体としており、・発泡スチロール・コンクリート・新聞紙等の紙屑・コルク等の木材屑・米籾柄・で各々の土壌におけるその比率は75%を占めている、産業廃棄物の有効利用を特徴とした、請求項1、請求項2に記載の、種から育成のトレー組込み形天然芝生マット。
  4. 産業廃棄物の土壌を入れた、トレーの土壌の産業廃棄物は、下側土壌には、大粒の産業廃棄物が主体で有り、上側は砂状の産業廃棄物が主体と成していることを特徴とした、請求項1、請求項2、請求項3に記載の、種から育成のトレー組込み形天然芝生マット。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108307875A (zh) * 2018-02-07 2018-07-24 上海市老教授协会 采用天然生物质作为基质材料的楼顶绿化平台和进行绿化的方法

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