JP2579745B2 - 人工水苔装置 - Google Patents

人工水苔装置

Info

Publication number
JP2579745B2
JP2579745B2 JP59226078A JP22607884A JP2579745B2 JP 2579745 B2 JP2579745 B2 JP 2579745B2 JP 59226078 A JP59226078 A JP 59226078A JP 22607884 A JP22607884 A JP 22607884A JP 2579745 B2 JP2579745 B2 JP 2579745B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moss
artificial
artificial water
water
pallet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59226078A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61104723A (ja
Inventor
宜春 岩見
源市 岩見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Naigai Technica Co Ltd
Original Assignee
Naigai Technica Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Naigai Technica Co Ltd filed Critical Naigai Technica Co Ltd
Priority to JP59226078A priority Critical patent/JP2579745B2/ja
Publication of JPS61104723A publication Critical patent/JPS61104723A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2579745B2 publication Critical patent/JP2579745B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/20Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2
    • Y02P60/21Dinitrogen oxide [N2O], e.g. using aquaponics, hydroponics or efficiency measures

Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Hydroponics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、建造物内のフロアー、ベランダ、屋上、
テラス、駐車場、緑化遊歩道等にあって、軽便に緑化実
現への一翼を果し得られ、各種の植生栽培、育成、花壇
創設等用の人工水苔装置として新規開発に係るものであ
って、現今の高層建造物化し、過密化した都市における
緑化に有効に貢献し得るユニークな人工水苔装置に関す
る。
(従来の技術) 植生栽培用土壌に代るものとして、球根類の栽培用、
ゴムの分け木用等に、通気性、水はけ性、保水性等の面
で水苔が使用されているが、天然産のために、天候やそ
の他の自然現象に支配されて、安定供給の点に諸問題が
あった。
その対策として、一部、フイルムを細く裁断した代用
品(人工水苔)も市販されてはいるが、保水性が悪く
て、水に合うとべったりと嵩がくずれるなどの欠点があ
った。
又、最近繊維片を集合して玉状にした繊維塊からなる
土壌混入剤が開発されているが、これらのものは人工水
苔若しくは土壌混入剤そのもののみの構成にかかるもの
であり、これらを建造物内のフロア、テラス、屋上その
他所望の個所において使用するためには、別にこれに適
合する栽培用容器を用意する必要があるなどの不便があ
った。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来のものの欠点を解消し、より自然に近い感触
があり保水性、嵩高性、架橋性、弾性を有する新素材か
らなる天然に近い形状、色彩の人工水苔に人工壌土補材
を混合して、栽培容器に一体的に組み入れて建物内のフ
ロア、ベランダやテラス、屋上、庭園、緑化遊歩道等所
望の個所に自在に持運んで軽便に適用できる人工水苔装
置の開発が望まれていた。
(問題点を解決するための手段) そこで、本発明は、上記問題点を解決するため、素材
面及び構成面から研究して技術思想上新規で、好適なる
ものを開発したものである。
即ち、加熱により収縮する性質をもった、糸状物に芯
材を編み込み、これを幅0.5〜5cm程度の任意に形に細断
して得る連鎖状物を材料とし、これに高温の染料液によ
って天然水苔に類似する色を着色加工処理すると共に該
染料液の湿熱により収縮せしめ、かつ樹脂加工を施すこ
とにより弾性、嵩高性、保水性等を付与せしめることに
より天然に近い形状、色彩の人工水苔を形成し、 或いは、加熱により収縮する性質をもった合成樹脂の
糸状物の全部又は一部に収縮しない性質の糸状物を混
紡、交撚等の混和工程により混ぜ合わせて得る混和糸状
物に芯材を編み込んでなる連鎖状物を、高温の染料液に
よつて天然水苔に近い色に着色すると共に背食による蒸
気高熱により湿熱することによって、部分収縮或いはほ
ぼ全面収縮せしめた後樹脂加工を施して嵩高性、保水
性、架橋性等を付与せしめてなる人工水苔を形成し、 上記人工水苔を、 下面に金属製網目状シートをボルト等の留め具によって
取付け配備し、上面に任意格子状面の鋼材製の鋼板を在
位設した鋼材又は合成樹脂材により成る任意深さのパレ
ット状枠体に、任意高さに敷きつめ仕込み、かつ該人工
水苔に、有機排水汚泥、多孔質土壌等の土壌材や栄養剤
等の土壌補材を組込み混合し、次いで上記人工水苔等の
下面即ち網目状シートの上面にプラスチック立体網状充
填材、又は繊維ニドルパンチング積層体により構成され
た通水性材を充填し、さらに網目状シートの下面(パレ
ット状枠体下面)には、適宜のクッション材、当て具な
どを配属することにより、建造物内のフロアー、ベラン
ダ、屋上、テラス又は庭園、駐車場、緑化遊歩道等に自
在に持運んで設置し得るようにした一体の人工水苔装置
が形成される。
そして、上記パレット状枠体の下面の網目状シートに
は、アルミ箔、金属蒸着加工を施すこととする。
(作用) この発明は、前項で挙げた構成例のものにおいて、次
のような作用効果を奏する。
即ち、この発明は、上記せるように糸状物に芯材を編
み込んだ連鎖状物を天然水苔に近い形状、色彩に加工形
成された人工水苔を、上記のような適当なパレット状の
枠体に、適量になるように敷きつめ仕込み、これに更に
培養土等の植生培養に有効な土壌材や栄養剤等の人工壌
土補材を組み合わせ仕込み、形成されていることによ
り、人工の水苔装置として、環境緑化に有効であると共
に植生に極めて効果的に作用する。
例えば、本装置にパイルチップ、ウレタンチップ、有
機排水汚泥、多孔質土壌等の土壌材や栄養剤などを組み
合わせることにより、各種植物類等の栽培、育成に一層
有効に作用するものである。
又、この発明にあっては、パレット状枠体の下面に配
した網目状シート及び繊維ニドルパンチング積層体等の
通水性材により、人工水苔及びそれに組合わせ仕込まれ
た土壌材や壌土補材が水に混じって上記パレット枠外に
流れ出ることはない。
この発明の人工水苔装置は、成型されたパレット枠体
に組み込まれて一体に形成されているので、所望の任意
個所に自在に持運んで設置できる作用効果があり、従っ
て、室内、ベランダ、テラス、屋上或いは駐車場、遊歩
道等の緑化に極めて有効である。
又、この発明の人工水苔装置にあってはパレット枠体
の上面に鋼材製の網板を載置しているので人や車が植生
を傷めることなく、その上を自由に通行し得られる作用
効果がある。
(実施例) 実施例1 加熱で収縮するプラスチックス繊維の糸状物に芯材を
編み込み、これを幅0.5〜5cm程度に細断して得た連鎖状
物を、高温の染料液で着色処理を施すと共に、その湿熱
により収縮せしめ、更に樹脂加工により保水性、嵩高
性、架橋性、密度性、弾性等を付与せしめることによ
り、嵩高でボリューム感があり、天然の水苔と同様形態
の人工水苔を得、 これを、下面に金属製網目状シートをボルト締めによ
り取付け配備した鋼材又は合成樹脂材により形成された
任意深さのパレット状枠体に、適宜分量を敷きつめ仕込
み、該枠体の上面には、鋼材製の任意網目状の格子状面
の堅牢な網板を在位設し、上記網目状シートと人工水苔
との間に、繊維ニドルパンチング積層体によりなる通水
性材を充填することにより底部を通水構成となして一体
の人工水苔装置とする。
上記するように形成された人工水苔装置は、屋上、地
下道、各フロアー、テラス、室内等任意の個所に簡単に
持運んで設置できるし、又、人工水苔に有機排水汚泥、
多孔質土壌等の適当な培養土壌材、栄養剤等を組合わせ
仕込むことにより各種植物の栽培、育成を楽しむことが
でき、又、花壇のこしらえ用にも有効に利用し得る。
さらに、本発明装置に、水補給用の適宜部材を組込み
付設することにより、水耕性をも付与し、その機能を効
果的に作動させることができる。
実施例2 実施例1記載のパレット状枠体の周壁面に、丸形、長
穴等の開溝部を多数形成し、通水性、通気性を良くした
人工水苔装置も配置環境によっては一層有効に実施し得
られる。
(発明の効果) 本願発明の、人工水苔装置は、全くユニークな構成に
なり、前記するような作用効果を有することから、前述
のとおり、軽便に地下道、各フロアー、屋上、テラス、
屋内等に採り入れて、緑をそえあしらうことに寄与し得
られ、又、一般家庭において各種植物類等を栽培育成す
る際にも簡便に活用でき、植生の芽立ち、育成、花咲き
等を気楽に楽しむことができる。
しかして、本発明品は、設置個所の広さ等環境に応じ
て任意大のものを、任意数を並列設し、或いは適宜手段
と組合わせて任意段状に設置することもできるように形
成されているから、環境に適応して所望の適用ができ
る。
又、この発明品にあっては、パレット状枠体の上面に
堅牢な鋼材製鋼板が載置され、その上を人や車が自由に
通行でき、従って、駐車場及びその周辺、公園、緑化遊
歩道にも配設し、環境緑化に貢献し得るものである。
なお、この人工水苔はその消耗に応じて随時取換えが
自在であることはいうまでもない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−145737(JP,A) 特開 昭51−91139(JP,A) 特開 昭50−11831(JP,A) 特開 昭53−107933(JP,A) 実開 昭49−146146(JP,U) 実開 昭52−27844(JP,U) 実開 昭51−30744(JP,U) 実開 昭53−152937(JP,U) 特公 昭46−40165(JP,B1) 特公 昭47−18141(JP,B2) 実公 昭51−37282(JP,Y2)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱により収縮する性質をもった糸状物に
    芯材を編み込んだ連鎖状物を幅0.5〜5cm程度の任意の形
    に切断し、これを高温の染料液により着色加工すると共
    に該染料液の湿熱により収縮せしめ、更にこれに樹脂加
    工を施すことにより得た、天然に近い形状と保水性、弾
    性、嵩高性等を有する人工水苔を、下面に網目状シート
    等の通水性材を取付け配備したパレット状枠体内に任意
    高さに敷き詰め仕込み、その枠体の上面に、任意格子状
    の網板を在位設して一体に構成してなることを特徴とす
    る人工水苔装置。
  2. 【請求項2】パレット状枠体下面の網目状シートの上
    に、更に余分な水だけを排水するためのプラスチックス
    立体網状充填材、繊維ニドルパンチング積層体などの通
    水性材を配し、人工水苔が水に混じってパレット状枠体
    外に流れ出ないようにしたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の人工水苔装置。
  3. 【請求項3】パレット状枠体下面に配した網目状シート
    が、アルミ箔、或いは金属蒸着加工を施したものによ
    る、特許請求の範囲第1項記載の人工水苔装置。
  4. 【請求項4】パレット状枠体が、鋼材又はプラスチック
    ス成形材により構成され、該枠体の上面に載置する網板
    が任意の網目状に形成された金属製、アルミ製、FRP及
    びプラスチックス状立体網集合体、陶磁製や、それらの
    組合わせ体である、特許請求の範囲第1項記載の人工水
    苔装置。
  5. 【請求項5】パレット状枠体の、周壁面に、丸形、長穴
    等の開溝部を多数形成した、特許請求の範囲第1項記載
    の人工水苔装置。
  6. 【請求項6】連鎖状物が、加熱により収縮する性質をも
    った合成繊維の糸状物の一部又は全部と収縮しない性質
    の糸状物とを混紡、交撚等の混和工程により混ぜ合わせ
    て得る混和糸状物に、芯材を編込んでなる特許請求の範
    囲第1項記載の人工水苔装置。
  7. 【請求項7】人工水苔に有機排水汚泥、多孔質土壌等の
    土壌材を組み込み、或いは更に栄養剤等の壌土補材を仕
    込んでなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の人工水苔装置。
JP59226078A 1984-10-27 1984-10-27 人工水苔装置 Expired - Lifetime JP2579745B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59226078A JP2579745B2 (ja) 1984-10-27 1984-10-27 人工水苔装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59226078A JP2579745B2 (ja) 1984-10-27 1984-10-27 人工水苔装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61104723A JPS61104723A (ja) 1986-05-23
JP2579745B2 true JP2579745B2 (ja) 1997-02-12

Family

ID=16839470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59226078A Expired - Lifetime JP2579745B2 (ja) 1984-10-27 1984-10-27 人工水苔装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2579745B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49146146U (ja) * 1973-04-24 1974-12-17
JPS51145737A (en) * 1975-06-05 1976-12-14 Sakai Textile Mfg Co Ltd Admixture agent to soil

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61104723A (ja) 1986-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009531574A (ja) 植生基盤材、植生マット及び植生マットの製造方法
CN105340507A (zh) 一种佛甲草屋顶绿化种植方法及屋顶绿化种植结构
JP2010252766A (ja) 織物植生マット及び人工ゼオライト等のナノ複合酸化物材料を使用する屋上、ベランダ、グランド及び砂漠の緑化方法
JP4883673B2 (ja) 緑化用培地構造
CN205357219U (zh) 一种带储水功能的免维护建筑生态草皮
KR100518280B1 (ko) 식생식물근부표면 보호피복재
JP2579745B2 (ja) 人工水苔装置
KR101205552B1 (ko) 셀형 코어에 의한 식생기반층을 구비한 식생매트의 제조공법
CN204948899U (zh) 一种佛甲草屋顶绿化种植结构
JP2004082657A (ja) 木材チップ成形品
KR100510082B1 (ko) 유기생태형 무토(無土)잔디
JP2002084889A (ja) 屋上緑化用の保水用パッドと植生基盤および屋上の緑化工法
JP2876057B2 (ja) 植生用浄水用ブロック及び植生用浄水用基盤材並びに該植生用浄水用ブロックを用いた土木建築構造物等の緑化工法及び河川等の浄水工法
JP2019090222A (ja) 緑化用資材
JP2005211056A (ja) 植物育成用吸水材または植物育成用支柱
JP2567745Y2 (ja) 緑化用ボックス
JPH10323120A (ja) 緑化基盤材及びその製造方法
JP2005137364A (ja) 人工土壌構成基材、それを用いた植物育成用人工土壌構造及び建築物屋上緑地化構造
GR1009434B (el) Δομοστοιχειο εμφυτευσης πρασινου για την εγκατασταση φυτεμενου δωματος και μεθοδος τοποθετησης του
CA2362942C (en) Sod comprising agricultural components particularly for forming lawns, and method for producing it
JP4192270B2 (ja) 緑化構造並びに緑化施工方法
JP2007306859A (ja) 緑地の植栽方法
JP2824472B2 (ja) 植物栽培用人工床
JP2002235327A (ja) 緑化システムとそれによる緑化方法およびこれに用いる見切り材
JP2005237256A (ja) 人工土壌及び人工土壌を用いた緑化方法