JP3154911U - 溶接用電極ユニット保持アーム - Google Patents
溶接用電極ユニット保持アーム Download PDFInfo
- Publication number
- JP3154911U JP3154911U JP2009005863U JP2009005863U JP3154911U JP 3154911 U JP3154911 U JP 3154911U JP 2009005863 U JP2009005863 U JP 2009005863U JP 2009005863 U JP2009005863 U JP 2009005863U JP 3154911 U JP3154911 U JP 3154911U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- electrode unit
- holding
- welding
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Resistance Welding (AREA)
Abstract
Description
ここで、電極ユニットとしては、例えば、電極と、この電極を保持する電極ホルダ筒などを備えたものとし、必要に応じて、ナット溶接などの場合は、位置決めピンの昇降機構等を備えたものにするとともに、電極ホルダ内に冷却機構等を設けるようにすれば、電極の冷却が効果的に図られて耐久性が向上する。また、位置決めピンの昇降機構を備えたナット溶接用電極ユニットなどの場合は、連続した一連の溶接サイクルを効率的に行うことができる。
なおこの際、保持機構の挟持箇所として、電極ホルダなどの円柱状部分とすれば好適である。
なお、保持機構としては、回動アームに対して締付部材を締結自在にするとともに、回動アームと締付部材の締結面にそれぞれ略半円形の凹部を刻設する等によって構成することができる。
このようなスリーブとしては、例えばスリット付きスリーブ等であり、大径の電極ユニットを保持するときは、スリーブを使用しないでそのままの状態で挟持し、小径の電極ユニットを保持するときは、スリーブを介して挟持するようにする。
このような復元用ストッパを設けることにより、他の電極ユニット使用時に干渉しない位置に退避させていた電極ユニットを、簡単に元の位置に復元させて使用できるようになり、便利である。
このように、アーム基台側に雌ネジ駒を埋設し、この雌ネジ駒にクランプネジを螺合させるようにすれば、クランプを繰り返してもアーム基台自体の損耗が抑制され、耐久性を向上させることができる。また、雌ネジ駒が損耗等した場合は、雌ネジ駒を交換すればよいため、この雌ネジ駒は容易に交換できるような構成にすることが好ましい。
回動アームにクランプネジ挿通孔を複数形成することで、回動アームをクランプするための構造を簡素化することができるが、使用されていないクランプネジ挿通孔が開放されたままの状態であると、溶接時に発生するスパッタリング等の異物が侵入しやすくなり、クランプ時に悪影響を与えるようになる。そこで、閉塞部材で塞ぐようにする。
この際、保持機構として、スリーブを介して径の異なる電極ユニットを保持できるようにすれば、一層取り扱い機種を増やすことができ、また、電極ユニットの位置を元の位置に復元させる復元用ストッパを設ければ、一層便利である。また、クランプ機構として、回動アーム側の雌ネジ駒を埋設すれば、耐久性の向上を図ることができ、また、回動アームにクランプネジを挿通せしめるためのクランプネジ挿通孔を複数設ければクランプ構造が簡素化される。
本考案に係る電極ユニット保持アームは、複数種類の溶接態様に簡易に対応することができ、また、繰り返して長期間使用しても損耗しにくく、ワークの種類によって使用中以外の電極に干渉するようなことがあっても、簡単にその干渉を避けることができるようにされ、定置式スポット溶接機に対応可能に構成されている。
また、回動アーム4の回動位置を固定するためのクランプ機構7が、回動アーム4に対して着脱自在に設けられている。
なお、スリット付きスリーブ8にツバ部8tを設けることにより、取付け作業等の取り扱いがより楽になる。
クランプ機構7は、図2に示すように、クランププレート10の一端側に回転自在で且つ一体的に結合されるクランプネジ11と、他端側の裏側に一体に結合される閉塞部材としてのラフガイドピン12を備え、また、前記回動アーム3には二箇所のクランプネジ挿通孔4hが形成されるとともに、前記アーム基台3には、一箇所のクランプ孔3hが形成されている。
そして、回動アーム3を回動軸5周りに回動させることにより、所望の電極ユニット21の下部電極23を上部電極20の下方に位置させると、このとき、一方側のクランプネジ挿通孔4hがクランプ孔3hに一致するようにされている。
すなわち、両方のクランプネジ挿通孔4は、回転軸5の中心から等距離に配置されている。
そして、このような雌ネジ駒13を埋め込むことで、クランプネジ11の締付けを繰り返しても、アーム基台3には直接損耗が生じないようにされている。
なお、前述のように、クランププレート10と、クランプネジ11とラフガイドピン12は一体に結合されており、後述するように、クランプネジ11を緩めて取り外した場合でも、三者がばらばらにならないようにされている。
回動アーム4の両方の保持機構6にそれぞれの電極ユニット21を装着し、一方側の電極ユニット21の下部電極23を上部電極21の下方に位置させてクランプ機構7により回動アーム4を固定する。すなわち、クランプネジ11をクランプネジ挿通孔4hを通してアーム基台3のクランプ孔3hに埋め込まれる雌ネジ駒13に螺合させて締付ける。
そうすることにより、新しいクランプネジ挿通孔4hがアーム基台3のクランプ孔3hに位置合わせされるため、このクランプネジ挿通孔4hにクランプネジ11を挿通させるとともに、他方側のクランプネジ挿通孔4hにラフガイドピン12を挿し込んで、クランプネジ11を締付ける。
以上のような要領により、溶接の態様を変更するようなときでも極めて簡単な操作により迅速に変更することができる。
例えば電極ユニットの種類等は例示であり、また、回動アームに装着される電極ユニットは二つに限られるものではない。
Claims (5)
- 種類の異なる溶接用電極ユニットを複数保持できるようにした電極ユニット保持アームであって、溶接機側に取り付けられるアーム基台と、このアーム基台に対して回動軸周りに回動自在に枢支される回動アームと、この回動アームに形成される複数の保持機構と、前記回動アームの回動位置を固定するクランプ機構を備え、前記保持機構は、電極ユニットの円柱状部分を挟持して上下方向の高さを変えて保持できるようにされることを特徴とする溶接用電極ユニット保持アーム。
- 前記保持機構は、スリーブを介して径の異なる電極ユニットを保持できるようにされることを特徴とする請求項1に記載の溶接用電極ユニット保持アーム。
- 前記保持機構は、電極ユニットの挟持位置を変えて保持したとき、原位置に復帰させるための復元用ストッパを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の溶接用電極ユニット保持アーム。
- 前記クランプ機構は、前記アーム基台側に埋設される雌ネジ駒に対して、回動アーム側から挿入されるクランプネジを螺合させることで回動アームを固定できるようにされることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の溶接用電極ユニット保持アーム。
- 前記回動アームには、前記クランプネジを挿通せしめるためのクランプネジ挿通孔が複数形成され、前記クランプ機構は、使用していないクランプネジ挿通孔に異物が侵入するのを防止するための閉塞部材を備えたことを特徴とする請求項4に記載の溶接用電極ユニット保持アーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009005863U JP3154911U (ja) | 2009-08-18 | 2009-08-18 | 溶接用電極ユニット保持アーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009005863U JP3154911U (ja) | 2009-08-18 | 2009-08-18 | 溶接用電極ユニット保持アーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3154911U true JP3154911U (ja) | 2009-10-29 |
Family
ID=54859004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009005863U Expired - Lifetime JP3154911U (ja) | 2009-08-18 | 2009-08-18 | 溶接用電極ユニット保持アーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3154911U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109877436A (zh) * | 2019-04-16 | 2019-06-14 | 韦孚(杭州)精密机械有限公司 | 一种用于轻量化铝车身电阻铝点焊的机械装置 |
CN114236269A (zh) * | 2021-11-25 | 2022-03-25 | 重庆科技学院 | 一种便于固定的多功能材料电性能测试装置 |
CN117226233A (zh) * | 2023-11-13 | 2023-12-15 | 潍坊学院 | 一种用于精密件焊接的电阻式焊接装置 |
-
2009
- 2009-08-18 JP JP2009005863U patent/JP3154911U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109877436A (zh) * | 2019-04-16 | 2019-06-14 | 韦孚(杭州)精密机械有限公司 | 一种用于轻量化铝车身电阻铝点焊的机械装置 |
CN114236269A (zh) * | 2021-11-25 | 2022-03-25 | 重庆科技学院 | 一种便于固定的多功能材料电性能测试装置 |
CN117226233A (zh) * | 2023-11-13 | 2023-12-15 | 潍坊学院 | 一种用于精密件焊接的电阻式焊接装置 |
CN117226233B (zh) * | 2023-11-13 | 2024-03-19 | 潍坊学院 | 一种用于精密件焊接的电阻式焊接装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3154911U (ja) | 溶接用電極ユニット保持アーム | |
KR20110076441A (ko) | 스폿용접용 클램핑 지그 | |
JP5537942B2 (ja) | 同様の好ましくは同一のフレームを有する、板をクランプするプライヤー群およびその群からのプライヤー | |
CN113560702A (zh) | 一种适合小截面十字柱焊接装置 | |
JP3730130B2 (ja) | 抵抗溶接装置 | |
CN208913418U (zh) | 一种具有全方位保护的板对接焊接工装夹具 | |
JP5455112B2 (ja) | 多点打ち電極装置 | |
KR100263039B1 (ko) | 자동차부품 스폿용접기에 있어 회전식 하부전극 자동교환장치 | |
CN207344018U (zh) | 一种精准高效的管件焊接设备 | |
CN202006351U (zh) | 一种凸焊螺母焊接的定位装置 | |
CN207087217U (zh) | 一种对焊机的工件固定装置 | |
JP3356735B2 (ja) | スポット溶接機のホーン移動機構とそれを備えたスポット溶接機 | |
CN201950410U (zh) | 一种手持式焊接定位装置 | |
CN101653892B (zh) | 一种焊钳导向机构 | |
JP7115367B2 (ja) | チャック交換冶具 | |
CN202271137U (zh) | 辊子焊接用旋转支撑装置 | |
CN220943840U (zh) | 一种稳定夹持的焊接工装 | |
JP2501691B2 (ja) | 抵抗溶接方法及びその装置 | |
JP5226041B2 (ja) | スポット溶接ガン | |
CN220636851U (zh) | 一种便于夹持的通管焊接机 | |
CN220312330U (zh) | 一种钣金件加工点焊夹具 | |
CN221159353U (zh) | 一种铝制品加工工作台 | |
CN210788815U (zh) | 一种搪玻璃容器冲孔装置 | |
CN212420067U (zh) | 电阻焊焊钳用的支撑板 | |
JP3212248U (ja) | ボール盤式チップドレッサ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3154911 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121007 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131007 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |