JP3154520U - 保温機能付きバッグ - Google Patents

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宏人 河合
宏人 河合
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Abstract

【課題】 バッグとしての外観品質を向上させることができると共に、内部に商品を収納して搬送する必要がない場合に容易に折りたたんで持ち運ぶことができ、バッグとしての使いやすさを向上させた保温可能なバッグを提供する。【解決手段】 外層部としての表皮材と、上記表皮材の内側面側に設けられた中間層部としての合成樹脂材と、上記合成樹脂材の内側面部に貼付され、内部に商品が収納された場合に上記商品に接触する内層部としてのアルミ蒸着部とを有し、折畳み可能に形成されたバッグ本体部を備えたことを特徴とする保温機能を有する。【選択図】 図4

Description

本考案は、保温機能を有するバッグに係り、特に、買い物等に使用される、いわゆるエコバッグの改良に関する。
一般に、この種の、買い物等に使用されるいわゆるエコバッグは、概ね、買い物の用途に専用のものが多く、保冷又は保温が必要な食品を購入したような場合には有効に食品を保冷又は保温状態で持ち帰ることができない、という不具合があった。このような不具合を解消するため、従来より、保温機能付きのバッグが提案されている(実用新案登録文献1及び実用新案登録文献2)。
しかしながら、このような従来の保温機能付きのバッグにあっては、金属蒸着層が表皮材の表面に設けられており、バッグとしての外観品質が良好ではないという不具合が存していた。
また、上記金属蒸着層が表面に設けられており、金属蒸着層の硬度は小さく手触りが柔らかいことから、使用の際に硬いものに擦れたような場合には破れやすく、エコバッグといいながら繰り返し長年使用することは不可能である、という不具合が存していた。
また、表皮材と金属蒸着層との間に合成樹脂材からなる断熱層が設けられており、バッグ本体部の厚さ寸法が大きいことから、手軽にバッグ本体部を折りたたむことができず、商品を収納する必要のない場合に、持ち運びが不便である、という不具合も存していた。
実開昭61―97915号公報 特開2002―173181号公報
そこで、本願考案の課題は、バッグとしての外観品質を向上させることができると共に、内部に商品を収納して搬送する必要がない場合に容易に折りたたんで持ち運ぶことができ、バッグとしての使いやすさを向上させた保温可能なバッグを提供することにある。
このような課題解決のため、請求項1記載の考案にあっては、外層部としての表皮材と、上記表皮材の内側面側に設けられた中間層部としての合成樹脂材と、上記合成樹脂材の内側面部に貼付され、内部に商品が収納された場合に上記商品に接触する内層部としてのアルミ蒸着部とを有し、折畳み可能に形成されたバッグ本体部を備えたことを特徴とする保温機能を有することを特徴とする。
請求項2記載の考案にあっては、上記表皮材は帆布製であって、上記中間層部を形成する合成樹脂材は発泡ポリエチレンであると共に肉薄に形成されており、上記アルミ蒸着部はフィルム状に形成されていることを特徴とする。
請求項3記載の考案にあっては、上記バッグ本体部の開口部には取手部が設けられ、上記バッグ本体部は側面方形状に形成されていると共にマチ部を有することを特徴とする。
請求項4記載の考案にあっては、上記開口部には、開口部を開閉可能に閉止しうる巾着部が設けられていることを特徴とする。
請求項5記載の考案にあっては、上記表皮材の厚さ寸法は0.5mmであって、上記合成樹脂材の厚さ寸法は1mmであって、上記アルミ蒸着部の厚さ寸法は12μであることを特徴とする。
請求項6記載の考案にあっては、上記フィルム状に形成されたアルミ蒸着部は、多数の縫合線部により上記合成樹脂材に固定されていることを特徴とする。
請求項1〜6記載の考案にあっては、外層部としての表皮材と、上記表皮材の内側面側に設けられた中間層部としての合成樹脂材と、上記合成樹脂材の内側面部に貼付され、内部に商品が収納された場合に上記商品に接触する内層部としてのアルミ蒸着部とを有し、折畳み可能に形成されたバッグ本体部を備えていることから、アルミ蒸着部はバッグ本体の内側に設けられ、外側部には表れていないことから、保温、保冷機能を有しつつ、一般のバッグと同様の表皮材が貼付されており、バッグとしての外観品質を低下させることがない。
請求項2記載の考案にあっては、上記表皮材は帆布製であって、上記中間層部を形成する合成樹脂材は発泡ポリエチレンであると共に肉薄に形成されており、上記アルミ蒸着部はフィルム状に形成されていることから、表皮材の手触りが良好であると共に、中間層を構成する発泡ポリエチレンは肉薄に形成されていることから、従来の保温機能を有するバッグとは異なり、バッグ本体部を折畳みやすい。
請求項4記載の考案にあっては、上記開口部には、開口部を開閉可能に閉止しうる延設被覆部が設けられていることから、上記延設被覆部によりバッグ本体部の大きさよりも大きなもの、または多量の商品等を収納した場合であっても、上記延設被覆部を使用して被覆して持ち運ぶことができる。
また、請求項5記載の考案にあっては、上記表皮材の厚さ寸法は0.5mmであって、上記合成樹脂材の厚さ寸法は1mmであって、上記アルミ蒸着部の厚さ寸法は12μに形成されていることから、特に、合成樹脂材の厚さ寸法が薄く形成されていることから、従来のエコバッグに比して折り畳みやすい。
請求項6記載の考案にあっては、上記フィルム状に形成されたアルミ蒸着部は、多数の縫合線部により上記合成樹脂材に固定されている。
従って、従来は、金属蒸着層は硬度は小さく手触りが柔らかいことから、使用の際に硬いものに擦れたような場合には破れやすく、エコバッグといいながら繰り返し長年使用することは不可能である、という不具合が存していたが、本請求項6記載の考案にあっては、上記多数の縫合線部が設けられていることから、合成樹脂材に強固に固定されており、収納物と擦れ合った場合であっても、簡単には破れることがなく、長年の繰り返しの使用に耐え、本来のエコバッグの趣旨に従った使用が可能となる。
加えて、上記多数の縫合線部によりアルミ蒸着部が折れやすくなることから折畳みやすく、商品等の収納して持ち運ぶ必要のない場合には、従来の同様のアルミ蒸着層を有するエコバッグとは異なり、適宜、容易に折り畳んで持ち運ぶことができる、という効果を奏する。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づき、本考案を詳細に説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る保温機能を有するバッグ10は、いわゆる「エコバッグ」として形成され、側面方形状に形成されると共に所定の厚さ寸法を有するバッグ本体部20を有している。上記バッグ本体部20の上端部には開口部21が設けられており、上記開口部21には一対の取手部22が設けられており、全体として、いわゆるトートバッグとして形成されている。
図3及び図4に示すように、上記開口部21には、開口部21を開閉可能に閉止しうる延設被覆部23が設けられている。上記延設被覆部23は、いわゆる巾着部として形成されており、延設被覆部23の開口部29を構成する上端部には、紐24が開口縁部27の全域に設けられた細長い空隙部28内に配置されており、紐24を引き出すことにより開口部29を閉止することができるように構成されている。
図2に示すように、上記バッグ本体部20は、断面構造としては、外層部Aとしての表皮材11と、上記表皮材11の内側面側に設けられた中間層部Bとしての合成樹脂材12と、上記合成樹脂材12の内側面部に貼付され、内部に商品が収納された場合に上記商品に接触する内層部Cとしてのアルミ蒸着部13とを有し、折畳み可能に形成されている。
本実施の形態にあっては、上記表皮材11は帆布製であり、上記中間層部Bを形成する合成樹脂材12は発泡ポリエチレンであって、従来の保温機能を有するバッグに使用されている場合よりも肉薄に形成されている。また、上記アルミ蒸着部13はフィルム状に形成されている。
上記表皮材11の厚さ寸法は0.5mmであり、上記合成樹脂材12の厚さ寸法は1mmであって、上記アルミ蒸着部13の厚さ寸法は12μに形成されている。
また、図4に示すように、上記フィルム状に形成されたアルミ蒸着部13は、多数の縫合線部15により上記合成樹脂材12に固定されている。上記縫合線部15は、10mm×10mmの間に、縦横各10本ずつ設けられている。
また、バッグ本体部20の一方のマチ部25aの幅方向端部には、折り畳み時に使用するための固定用フック片30が固定されており、他方のマチ部25bには上記固定用フック片30が係合するスナップ31が取り付けられている。
従って、バッグ本体部20を折り畳んだ際には、上記固定用フック片30をスナップ31に係合させてバッグ本体部20を固定した状態で持ち運ぶことができるように構成されている。また、本実施の形態に係る保温機能を有するバッグ10にあっては、バッグ本体部20内に、保温が必要な商品を購入した場合には、内部に収納して持ち運ぶことができる。
表皮材11は帆布材により形成されていることから、従来のエコバッグとは異なり外観品質が良好であり、また良好な手触りである。また、中間層部Bとしての発泡ポリエチレンからなる合成樹脂材12は従来とは異なり上記のように肉薄に形成され、合成樹脂材12の内側面側にはフィルム状のアルミ蒸着部13が形成されており、さらに、上記アルミ蒸着層13は上記のように多数の縫合線部15により合成樹脂材12に固定されていることから、硬度が低く、手触りの柔らかなアルミ蒸着部13がしっかりと合成樹脂材12に固定されていることから、収納物と擦れたような場合であっても、アルミ蒸着層13が剥がれてしまうことはない。
加えて、上記縫合線部15によりアルミ蒸着部13が折り曲げやすくなっており、バッグ本体部20を容易に折畳むことができる。
その結果、従来の保温機能を有するバッグにあっては、アルミ蒸着部が固定されている合成樹脂部の厚さ寸法が大きいことから、バッグ本体部を容易に折畳むことは不可能であったが、本実施の形態に係る保温機能を有するバッグ10にあっては、商品等を収納して搬送する必要がない場合には、折畳んで持ち運ぶことができる。
本実施の形態にあっては、表皮材11として帆布を使用した場合を例に説明したが、上記実施の形態に限定されず、表皮材の素材は適宜、選択することができる。
本考案は、広く、いわゆるエコバッグに適用することができる。
本考案に係る保温機能付きバッグの一実施の形態を示す斜視図である。 本考案に係る保温機能付きバッグの一実施の形態を示す、図1のX―X線断面図である。 本考案に係る保温機能付きバッグの一実施の形態を示す斜視図であり、延設被覆部を引き出した状態を示す斜視図である。 本考案に係る保温機能付きバッグの一実施の形態を示す斜視図であり、延設被覆部を引き出し、紐により延設費腹部の開口部を閉止した状態を示す斜視図である。 本考案に係る保温機能付きバッグの一実施の形態を示し、開口部を介して表皮材の内側面部に形成されたアルミ蒸着部を示す斜視図である。
10 バッグ
11 表皮材
12 合成樹脂材
13 アルミ蒸着部
15 縫合線部
20 バッグ本体部
21 開口部
22 取手部
23 延設被覆部
24 紐
25 マチ部
27 開口縁部
28 空隙部
29 開口部
30 フック片
31 スナップ
A 外層部
B 中間層部
C 内層部

Claims (6)

  1. 外層部としての表皮材と、上記表皮材の内側面側に設けられた中間層部としての合成樹脂材と、上記合成樹脂材の内側面部の全面に貼付され、内部に商品が収納された場合に上記商品に接触する内層部としてのアルミ蒸着部とを有し、折畳み可能に形成されたバッグ本体部を備えたことを特徴とする保温機能を有するバッグ。
  2. 上記表皮材は帆布製であって、上記中間層部を形成する合成樹脂材は発泡ポリエチレンであると共に肉薄に形成されており、上記アルミ蒸着部はフィルム状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の保温機能を有するバッグ。
  3. 上記バッグ本体部の開口部には取手部が設けられ、上記バッグ本体部は側面方形状に形成されていると共にマチ部を有することを特徴とする請求項1記載の保温機能を有するバッグ。
  4. 上記開口部には、開口部を開閉可能に閉止しうる延設被覆部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の保温機能を有するバッグ。
  5. 上記表皮材の厚さ寸法は0.5mmであって、上記合成樹脂材の厚さ寸法は1mmであって、上記アルミ蒸着部の厚さ寸法は12μであることを特徴とする請求項2記載の保温機能を有するバッグ。
  6. 上記フィルム状に形成されたアルミ蒸着部は、多数の縫合線部により上記合成樹脂材に固定されていることを特徴とする請求項1記載の保温機能を有するバッグ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022093061A (ja) * 2020-12-11 2022-06-23 株式会社ワールドパーティー 巾着を備えたトートバッグ型収納袋
KR102648714B1 (ko) * 2023-11-24 2024-03-15 김보현 텀블러 수납용 보온ㆍ보냉 파우치

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