JP3154520U - 保温機能付きバッグ - Google Patents
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Abstract
Description
しかしながら、このような従来の保温機能付きのバッグにあっては、金属蒸着層が表皮材の表面に設けられており、バッグとしての外観品質が良好ではないという不具合が存していた。
また、上記金属蒸着層が表面に設けられており、金属蒸着層の硬度は小さく手触りが柔らかいことから、使用の際に硬いものに擦れたような場合には破れやすく、エコバッグといいながら繰り返し長年使用することは不可能である、という不具合が存していた。
請求項4記載の考案にあっては、上記開口部には、開口部を開閉可能に閉止しうる巾着部が設けられていることを特徴とする。
請求項6記載の考案にあっては、上記フィルム状に形成されたアルミ蒸着部は、多数の縫合線部により上記合成樹脂材に固定されていることを特徴とする。
従って、従来は、金属蒸着層は硬度は小さく手触りが柔らかいことから、使用の際に硬いものに擦れたような場合には破れやすく、エコバッグといいながら繰り返し長年使用することは不可能である、という不具合が存していたが、本請求項6記載の考案にあっては、上記多数の縫合線部が設けられていることから、合成樹脂材に強固に固定されており、収納物と擦れ合った場合であっても、簡単には破れることがなく、長年の繰り返しの使用に耐え、本来のエコバッグの趣旨に従った使用が可能となる。
加えて、上記多数の縫合線部によりアルミ蒸着部が折れやすくなることから折畳みやすく、商品等の収納して持ち運ぶ必要のない場合には、従来の同様のアルミ蒸着層を有するエコバッグとは異なり、適宜、容易に折り畳んで持ち運ぶことができる、という効果を奏する。
図1に示すように、本実施の形態に係る保温機能を有するバッグ10は、いわゆる「エコバッグ」として形成され、側面方形状に形成されると共に所定の厚さ寸法を有するバッグ本体部20を有している。上記バッグ本体部20の上端部には開口部21が設けられており、上記開口部21には一対の取手部22が設けられており、全体として、いわゆるトートバッグとして形成されている。
また、図4に示すように、上記フィルム状に形成されたアルミ蒸着部13は、多数の縫合線部15により上記合成樹脂材12に固定されている。上記縫合線部15は、10mm×10mmの間に、縦横各10本ずつ設けられている。
また、バッグ本体部20の一方のマチ部25aの幅方向端部には、折り畳み時に使用するための固定用フック片30が固定されており、他方のマチ部25bには上記固定用フック片30が係合するスナップ31が取り付けられている。
加えて、上記縫合線部15によりアルミ蒸着部13が折り曲げやすくなっており、バッグ本体部20を容易に折畳むことができる。
本実施の形態にあっては、表皮材11として帆布を使用した場合を例に説明したが、上記実施の形態に限定されず、表皮材の素材は適宜、選択することができる。
11 表皮材
12 合成樹脂材
13 アルミ蒸着部
15 縫合線部
20 バッグ本体部
21 開口部
22 取手部
23 延設被覆部
24 紐
25 マチ部
27 開口縁部
28 空隙部
29 開口部
30 フック片
31 スナップ
A 外層部
B 中間層部
C 内層部
Claims (6)
- 外層部としての表皮材と、上記表皮材の内側面側に設けられた中間層部としての合成樹脂材と、上記合成樹脂材の内側面部の全面に貼付され、内部に商品が収納された場合に上記商品に接触する内層部としてのアルミ蒸着部とを有し、折畳み可能に形成されたバッグ本体部を備えたことを特徴とする保温機能を有するバッグ。
- 上記表皮材は帆布製であって、上記中間層部を形成する合成樹脂材は発泡ポリエチレンであると共に肉薄に形成されており、上記アルミ蒸着部はフィルム状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の保温機能を有するバッグ。
- 上記バッグ本体部の開口部には取手部が設けられ、上記バッグ本体部は側面方形状に形成されていると共にマチ部を有することを特徴とする請求項1記載の保温機能を有するバッグ。
- 上記開口部には、開口部を開閉可能に閉止しうる延設被覆部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の保温機能を有するバッグ。
- 上記表皮材の厚さ寸法は0.5mmであって、上記合成樹脂材の厚さ寸法は1mmであって、上記アルミ蒸着部の厚さ寸法は12μであることを特徴とする請求項2記載の保温機能を有するバッグ。
- 上記フィルム状に形成されたアルミ蒸着部は、多数の縫合線部により上記合成樹脂材に固定されていることを特徴とする請求項1記載の保温機能を有するバッグ。
Priority Applications (1)
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JP2009005153U JP3154520U (ja) | 2009-07-23 | 2009-07-23 | 保温機能付きバッグ |
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JP2009005153U JP3154520U (ja) | 2009-07-23 | 2009-07-23 | 保温機能付きバッグ |
Publications (1)
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JP3154520U true JP3154520U (ja) | 2009-10-22 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP3154520U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022093061A (ja) * | 2020-12-11 | 2022-06-23 | 株式会社ワールドパーティー | 巾着を備えたトートバッグ型収納袋 |
KR102648714B1 (ko) * | 2023-11-24 | 2024-03-15 | 김보현 | 텀블러 수납용 보온ㆍ보냉 파우치 |
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2009
- 2009-07-23 JP JP2009005153U patent/JP3154520U/ja not_active Expired - Fee Related
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