JP3154516U

JP3154516U - 体位変換補助用具

Info

Publication number: JP3154516U
Application number: JP2009005750U
Authority: JP
Inventors: 基興小橋; 三男鳥飼
Original assignee: 基興小橋; 三男鳥飼
Priority date: 2009-07-22
Filing date: 2009-07-22
Publication date: 2009-10-22
Anticipated expiration: 2019-07-22

Abstract

【課題】痛み、麻痺などを伴う寝たきりの被介護者の体位変換を手助けする体位変換補助用具を提供する。【解決手段】中間部に折り曲げ手段と折り曲げ状態を固定する手段がある板からなる。折り曲げできる板を寝ている被介護者の腰下に差込み、テコの原理で、力少なく被介護者の体位を変換する。【選択図】図４

Description

本考案は、病院、施設、在宅療養における、介護用具に関する。
詳しくは、寝たきりの被介護者のオムツ換えや体位変換を行う際の、介護用具に関する。

寝たきりの被介護者（患者とも称す）の介護において、１人では困難なオムツ換えや体位変換が１人で楽にできる上に労力が軽減でき、さらに安全かつ優しい介護ができる用具が各種提案されている。しかし従来のものは操作が複雑であり、安価に製造できない。
手の力で横向きにして、三角形のスポンジなどを差し込むことも行われてる。体位変換は、介護者に負担がかかる労働で介護者の腰痛原因になる。

公開特許公報平３−６８３６０公開特許公報２００７−２９６７５公開特許公報２００８−１５４公開特許公報２００８−２３７８５５登録実用新案公報第３０４６３７７号

テコの原理を利用すれば、介護者の労働を軽減できる。簡単なテコの原理を利用した体位変換補助用具の提供を課題とした。

中間部に折り曲げ手段と折り曲げ状態を固定する手段がある板からなる、寝たきりの被介護者の腰部に差し込んで体位変換をするための体位変換用具を提案。

中間部に折り曲げ手段と折り曲げ状態を固定する手段がある２枚の板からなる、寝たきりの被介護者の腰部に差し込んで体位変換をするための体位変換用具を提案。

中間部に折り曲げ手段と折り曲げ状態を固定する手段がある板であるので、寝たきり被介護者の腰部の差し込んでテコの原理で少ない力で、体位変換できる。
さらに板を折り曲げて固定できるので、介護者の手を放しても保持状態にできる。

中間部に折り曲げ手段と折り曲げ状態を固定する手段がある２枚の板からなる考案は、上記効果のほかに、折り曲げ部分を製造しやすい効果がある。

本考案物を図５に示すように、寝たきり被介護者の腰部の差し込んでテコの原理で少ない力で、体位変換できる。
横向き体位変換させ、この状態で本考案物を折り曲げ、固定して体位保持する。右左交替で体位変換し、片足と片足のオムツ交換すればよい。
また、床ずれ予防の体位変換もできる。本考案は、テコを折り畳み機能があり、携帯や収容性に優れる。

材質として鉄などの金属薄板、もしくは竹や木質その他の強度がある板を利用する。スポンジを被せるなどして硬さを軽減するのがよい。
１枚の板を途中で折り曲げれるようにしてもよく、２枚の板を合わせて折り曲部を儲けた板にしてもよい。
図１に示すような、板１と板２を折り曲げできるように折り曲げ手段３をつける。折り曲げ固定手段として鎖４を固定部５で固定し引っ掛け部６に引っ掛けられるようにする。
図２に示すように使用しないときは、折り畳み、収納しやすくする。

図３は、折り曲げ固定した本考案の側面図である。図４は斜視図である。図５は本考案しよう説明図である。図５のように寝たきりの大人の腰部隙間に本考案物を差込テコの原理で体位を変換する。
板１が腰部に差し込まれる。そして板２を下に折り曲げ適当な位置に鎖４を利用して固定する。

このようにして、寝た状態から横向きに体位変換を行う。すなわち、お尻を片方浮き上がらせできる。
横向き状態で寝たきり被介護者の片足を上げて片方をオムツ交換を行う。次に反対側で同様に行いオムツ交換を完結する。また、横向き状態で寝たきり被介護者の片足を上げて片方をオムツ交換を行う時に介護者の両手が自由になるので局部の洗浄や清拭く作業が容易にできる。

図１に示すように板１と板２を折り曲げ部３を作り１枚の板にする。この状態でテコのように使用できる。板１の中央に鎖４を溶接で溶接部５に固定する。板２の中央に鎖４を止める折り曲げ突起部６を設ける。実施例の本考案は図２のように折り畳めできる。また図３図４に示す如く、鎖４を利用して三角状態に固定できる。傾きは鎖を利用して調節できる。

痛み、麻痺などを伴う寝たきり患者の体位変換を手助けする用具として、また、患者のオムツを交換するときの体位変換などの用具として、病院、施設、在宅療養における介護を手助けする体位変換補助用具となる。

本考案品を伸ばした側面図である。本考案品を畳んだ側面図である。本考案品を折り曲げ途中で固定した側面図である。本考案品の折り曲げ途中で固定した斜視図である。本考案品を患者に使用する例の説明図である。

１・・・板
２・・・板
３・・・折り曲げ部
４・・・鎖
５・・・溶接部
６・・・折り曲げ突起部
７・・・被介護者。

Claims

中間部に折り曲げ手段と折り曲げ状態を固定する手段がある板からなる、寝たきりの被介護者の腰部に差し込んで体位変換をするための体位変換用具。
中間部に折り曲げ手段と折り曲げ状態を固定する手段がある２枚の板からなる、寝たきりの被介護者の腰部に差し込んで体位変換をするための体位変換用具。