JP3154318U - 遮光装置の操作コードの留め具 - Google Patents
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Abstract
【課題】容易に操作コードを挿入又は取外しができ、自身も容易に柱面や壁面に取付け及び取外しされ、簡潔且つ強度に優れた構造であって、操作コードが絡まず事故を防止でき、遮光装置一帯の美観を損なわず、意匠性に優れた遮光装置の操作コードの留め具を提供する。【解決手段】遮光装置の操作コードの留め具100は、樹脂製で、略直方体1により構成され、長手方向において、貫通孔5と開放窓6とを一体化して備える。側面2A部は、上部6A、中央部6B、下部6Cから構成され、貫通孔5から外部に開放される。中央部6Bは、略楕円形部9A、9Bを備え、上下部6A、6Cがそれぞれ絞り部10A、10Bを持った開放形状とされる。また、側面2A部は、開放窓6を介して対向する二つの対向側面部7A、7Bから形成され、これら7A、7Bはそれぞればね機能を備える。更に、略直方体1の側面2C部には、両面テープ11が固着されている。【選択図】図1
Description
本考案は、ブラインドやロール・スクリーン等の遮光装置の操作コード留め具に関する。
一般に、ブラインドやロール・スクリーン等の遮光装置の操作コードには、円筒形状を有する紐状の操作コード又はその紐状のコードの所定間隔に樹脂製若しくは金属製の球状体であるチェーンボールを介して構成されたボールチェーン型の操作コード等が用いられている。そして、これら操作コードの操作部は、遮光装置の頭頂部の端部に設けられる構造となっている。
しかし、この構造により操作コードは操作部より垂下するため、遮光装置の美観を損ねたり、誤って幼児が操作コードに首を引掛けて怪我を負う等の事故を起こしたりする問題があった。そのため、上記の問題を解決すべく、従来、種々の発明又は考案がなされている。
特許文献1には、基部とその基部に略直角又は斜め方向に操作コードを巻付ける巻付け軸を突設し、巻付け軸の端部に狭着片を連結し、更に基部の側端部に操作棒を掛留めするフック状の係止片を設けた操作コード掛け具が記載されている。
また、特許文献2には、操作コードを狭持する長尺の第一狭持片及び第二狭持片と、第一狭持片の一端に第二狭持片を枢支させるヒンジ部材とを備え、更に第一狭持片の他端に被係止片、第二狭持片の他端に係止レバーを有する係止部を備えた操作コードの狭持具が記載されている。
しかしながら、上記の特許文献に記載されたものにあっては、操作コードの取付けの際に操作コードを巻付けたり、手繰る必要があったりし、容易に操作コードを取付けできないばかりか、依然として遮光装置一帯の美観を損ねるという問題があった。更に、複数の部品を要して、構造が複雑であるという問題もあった。
本考案は、容易に操作コードを挿入又は取外しができ、自身も容易に柱面や壁面に取付け及び取外しができ、簡潔でありしかも強度に優れた構造であって、操作コードが絡まず事故を防止でき、遮光装置一帯の美観を損なわず、更に意匠性に優れた操作コードの留め具を提供することを目的とする。
本考案は、樹脂製の、長さが長い方向を長手方向とし、長さが短い方向を短手方向とした略直方体により構成され、該略直方体は長手方向において、貫通して操作コードを挿入する貫通孔と、該貫通孔と一体に形成され、該略直方体の一つの側面部に、連続した上部、中央部および下部から構成されて、前記貫通孔から外部に開放された開放窓とを備え、前記開放窓の中央部が操作コードに取付けたチェーンボールを挿入可能に略楕円形状に形成され、上下部がそれぞれ前記楕円形状を狭めた形の絞り部を持った開放形状とされ、前記開放窓が形成された略直方体の側面部は、前記開放窓を介して対向する二つの対向側面部から形成されてそれぞれの対向側面部がばね機能を備え、前記側面部と対向する側面部の背面に両面テープが固着されていることを特徴としている。
本考案は、上述のように構成しているので、操作コードは前記開放窓を介して容易に挿入でき、しかもこの開放窓の中央部は略楕円形状としているので、操作コードにチェーンボールが取付けてある場合にもこの中央部を介して貫通孔内に挿入でき、挿入した操作コードを対向側面部のばね機能でしっかりと押えた状態で柱面や壁面にしっかりと固定することができる。そして、操作コードは挿入又は取外し時以外は外部に外れることもなく、貫通孔外且つ自身を柱面や壁面から容易に取外しでき、操作コードが絡まず事故を防止でき、簡潔でありしかも強度に優れた構造であって、遮光装置一帯の美観を保ち、更に意匠性に優れた操作コードの留め具を提供することができる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本考案の実施例である遮光装置の操作コードの留め具100について、その表側からの外観を示し、図2はその裏側からの外観を示す。これらの図において、本考案の実施例である遮光装置の操作コードの留め具100は、樹脂製であり、図1に示すように略直方体1により構成される。この略直方体1は、辺の長さが長い2A、2B、2C、2Dの面と、辺の長さが短い3A、3Bの面から形成される。また、この略直方体1は、各角部に曲線状部4を有し、角部がそれぞれ丸められた状態となっている。以下、略直方体1の辺の長さが長い方向を長手方向と言い、面2A、2B、2C、2Dを略直方体1の側面と言う。また一方で、辺の長さが短い方向を短手方向と言い、面3A、3Bを略直方体1の平面と言う。
操作コードの留め具100となる略直方体1は、ポリアセタール(又は、ポリオキシメチレンとも言う。)等の樹脂素材により製造する。このポリアセタールは、機械的強度、耐摩耗性、耐疲労性等に優れ、また樹脂製品は一般的に金属と比べて軽量且つ弾性があり軟質であるために、耐久性及び加工容易性があって、安全性の高い遮光装置の操作コードの留め具を容易に製造することが可能となる。
略直方体1は、長手方向において、平面3A面から3B面にかけて貫通して操作コードを挿入するための貫通孔5と、略直方体1の一つの側面2A部に、貫通孔5から外部に開放された開放窓6とを備える。これら貫通孔5と開放窓6は、略直方体1の樹脂成形時に射出成形等により一体に形成される。この際、貫通孔5は、操作コード往復分、即ち2本分挿入できる大きさとすることが望ましい。これにより、操作コードをまとめて挿入することができ、遮光装置一帯の美観を保つことができる。尚、貫通孔5および開放窓6の側面断面と平面断面を図3、図4にそれぞれ示す。以下、側面2A側を略直方体1の前面とする。
略直方体1の開放窓6が形成された側面2A部は、開放窓6を介して対向する二つの対向側面部7A、7Bから形成される。この構成により、これらそれぞれの対向側面部7A、7Bは樹脂製のため良好なばね機能、即ち弾性力を備え、容易に対向側面部7A、7Bを外側に広げることができるようになる。従って、操作コードの貫通孔5内外への挿入又は取外しは、対向側面部7A、7Bを外側に広げるだけで容易になされる。また、対向側面部7A、7Bは弾性力を有する樹脂製であるため、過度に広げない限り容易に破損することはなくなる。更に、これら対向側面部7A、7Bの上下端部8A、8Bは、図5のように、短手方向断面の形状を尖端状とすること、即ち尖端部8A、8Bを有することが望ましい。これにより、開放窓6をより外側へ広げ易くなり、操作コードの貫通孔5内外への挿入又は取外しをより容易にすることができる。
開放窓6の上下部6A、6Cはそれぞれ楕円形状部9A、9Bを狭めた形の絞り部10A、10Bを持った開放形状とされる。この絞り部10A、10Bは、操作コードの幅より小さい幅とすることが望ましい。これにより、操作コードは、挿入後は貫通孔2内に固定されるので、挿入又は取外し時以外は容易に操作コードが外部に抜出すことがなくなる。例えば、図6に示すように紐状の操作コード13を貫通孔5内に挿入した際、絞り部10A、10Bがそれぞれ操作コード13の幅よりも小さい幅であるので、操作コード13は貫通孔5内に固定されるので、操作コード13の挿入又は取外し時以外は外部に抜出すことがなくなる。従って、開放窓6の上下部6A、6Cの絞り部10A、10Bにより、容易に操作コードを貫通孔2内に固定することができる。また、これにより、操作コード13が絡まず事故を防止することができる。
また、開放窓6は、上部6A、中央部6Bおよび下部6Cがそれぞれ連続して構成される。そして、開放窓6の中央部6Bには、ボールチェーン型の操作コードに取付けたチェーンボールを挿入可能に略楕円形状に形成される。即ち、開放窓6の中央部6Bは、楕円形状部9A、9Bを有することになる。これにより、図7に示すように、チェーンボール13Aと紐状のコード13Bからなるボールチェーン型の操作コード13を貫通孔5内に挿入する際に、チェーンボール13Aの部分が中央部6Bで挿入を妨げられることもなく、容易にボールチェーン型の操作コード13の挿入又は取外しができるようになる。また、開放窓6の上下部に絞り部10A、10Bにより、容易にボールチェーン型の操作コード13を貫通孔2内に固定することができる。また、更に、ボールチェーン型の操作コード13が絡まず事故を防止することができる。この際、開放窓6の上下部の絞り部10A、10Bにも楕円形状部9A、9Bのような略楕円形状を設けて、チェーンボール13Aを挿入又は取外しをよりし易くしてもよい。
更に、操作コードの留め具100には、図2に示すように、略直方体1の側面2A部と対向する側部の背面2C部に両面テープ11が固着されている。この両面テープ11により、図6および図7に示すように、操作コードの留め具100は遮光装置が取り付けられている窓等に接した柱面又は壁面14に容易に取付け又は取外しが可能となる。また、この両面テープ11により、壁面や柱面14を傷つけることもなく、簡単に操作コードの留め具100の取付け又は取外しができる。また、この両面テープ11の大きさは、各図に示すように、略直方体1の背面2Cよりも少し大きい程度が望ましい。これにより、遮光装置一帯の美観を損なわない範囲で、両面テープの壁面又は柱面14への接着性を確保できる。
また、略直方体1の側面2C(即ち、側面2Aの背面)および両面テープ11の中央部には、図3および図4に示すように、ねじ取付け用貫通孔15を設けても良い。このねじ取付け用貫通孔15は、側面2C側の貫通孔15Aと両面テープ側の貫通孔15Bとから構成される。これにより、ねじをねじ取付け用貫通孔15に挿入し柱面や壁面に取り付けることで、操作コードの留め具100の柱面又は壁面への取付けをより強固なものにすることができる。また、この略直方体1は、中央部6Bに楕円形状部9A、9Bを備えるので、容易にねじを中央部6の楕円形状部9A、9Bを介してねじ取付け用貫通孔15に挿入することができる。
以上の構成により、操作コードの留め具100は、略直方体1の各角部の曲線状部4や略直方体1の中央部6Bの楕円形状部9A、9Bを有するので、全体的に滑らかな形状となり、意匠性に優れたものとすることができる。また、この操作コードの留め具100を着色することにより、この意匠性をより良好に表現することができる。
本考案における遮光装置の操作コードの留め具は、弾性力を有する樹脂製であり、しかも貫通孔と開放窓を加工するだけで構成されるため、簡潔でありしかも強度に優れた構造となる。
本考案は、上述のように構成しているので、操作コードは前記開放窓を介して容易に挿入でき、しかもこの開放窓の中央部は略楕円形状としているので、操作コードにチェーンボールが取付けてある場合にもこの中央部を介して貫通孔内に挿入でき、挿入した操作コードを対向側面部のばね機能でしっかりと押えた状態で柱面や壁面にしっかりと固定することができる。そして、容易に操作コードを挿入又は取外しができ、自身も容易に柱面や壁面に取付け及び取外しができ、操作コードが絡まず事故を防止でき、簡潔でありしかも強度に優れた構造であって、遮光装置一帯の美観を保ち、更に意匠性に優れた操作コードの留め具を提供することができる。
1…略直方体、2A、2B、2C、2D…略直方体の側面、3A、3B…略直方体の平面、5…貫通孔、6…開放窓、6A…上部、6B…中央部、6C…下部、7…側部、7A、7B…対向側面部、9A、9B…楕円形状部、10A,10B…絞り部、11…両面テープ、100…操作コードの留め具。
Claims (1)
- 樹脂製の、長さが長い方向を長手方向とし、長さが短い方向を短手方向とした略直方体により構成され、
該略直方体は長手方向において、貫通して操作コードを挿入する貫通孔と、該貫通孔と一体に形成され、該略直方体の一つの側面部に、連続した上部、中央部および下部から構成されて、前記貫通孔から外部に開放された開放窓とを備え、
前記開放窓の中央部が操作コードに取付けたチェーンボールを挿入可能に略楕円形状に形成され、上下部がそれぞれ前記楕円形状を狭めた形の絞り部を持った開放形状とされ、前記開放窓が形成された略直方体の側面部は、前記開放窓を介して対向する二つの対向側面部から形成されてそれぞれの対向側面部がばね機能を備え、
前記側面部と対向する側面部の背面に両面テープが固着されていること
を特徴とする遮光装置の操作コードの留め具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009005220U JP3154318U (ja) | 2009-07-27 | 2009-07-27 | 遮光装置の操作コードの留め具 |
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KR101243905B1 (ko) * | 2011-07-01 | 2013-03-15 | 김성철 | 블라인드 줄에 결합되는 안전장치 및 이를 포함하는 블라인드 |
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- 2009-07-27 JP JP2009005220U patent/JP3154318U/ja not_active Expired - Fee Related
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