JP3154312B2 - メンテナンス情報収集方式と、該方式を構成する保守センタ側端末装置及びユーザ側端末装置 - Google Patents
メンテナンス情報収集方式と、該方式を構成する保守センタ側端末装置及びユーザ側端末装置Info
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- JP3154312B2 JP3154312B2 JP33402993A JP33402993A JP3154312B2 JP 3154312 B2 JP3154312 B2 JP 3154312B2 JP 33402993 A JP33402993 A JP 33402993A JP 33402993 A JP33402993 A JP 33402993A JP 3154312 B2 JP3154312 B2 JP 3154312B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メンテナンス情報収集
方式と、該方式を構成する保守センタ側端末装置及びユ
ーザ側端末装置に関するもであり、更に詳しくは、通信
網に接続されたユーザ側端末装置から保守センタ側に障
害発生の申告がなされたとき、保守センタ側端末装置か
ら通信網を介して前記ユーザ側端末装置にアクセスし
て、障害発生の原因解明に必要なユーザ側端末装置関連
情報をメンテナンス情報として保守センタ側に収集する
メンテナンス情報収集方式と、該方式における前記保守
センタ側端末装置及びユーザ側端末装置に関するもであ
る。
方式と、該方式を構成する保守センタ側端末装置及びユ
ーザ側端末装置に関するもであり、更に詳しくは、通信
網に接続されたユーザ側端末装置から保守センタ側に障
害発生の申告がなされたとき、保守センタ側端末装置か
ら通信網を介して前記ユーザ側端末装置にアクセスし
て、障害発生の原因解明に必要なユーザ側端末装置関連
情報をメンテナンス情報として保守センタ側に収集する
メンテナンス情報収集方式と、該方式における前記保守
センタ側端末装置及びユーザ側端末装置に関するもであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、通信網に接続されたデータ送受信
端末の保守にあたっては、その端末の使用者(ユーザ)
からの申告を受けて行っていた。すなわち、端末の使用
に際して故障などの不具合が生ずると、その使用者が端
末の保守センタ等に電話等により連絡する。
端末の保守にあたっては、その端末の使用者(ユーザ)
からの申告を受けて行っていた。すなわち、端末の使用
に際して故障などの不具合が生ずると、その使用者が端
末の保守センタ等に電話等により連絡する。
【0003】実際問題として、そのような申告にかかる
不具合(故障)というのは、当該端末のどこかを一寸調
整すればすぐ直る程度の軽微なものが多いが、ユーザ側
ではそうした技術的なことは分からないので、少しでも
不具合があると、なんでもかんでも保守センタ側に連絡
してくるという実情にあった。
不具合(故障)というのは、当該端末のどこかを一寸調
整すればすぐ直る程度の軽微なものが多いが、ユーザ側
ではそうした技術的なことは分からないので、少しでも
不具合があると、なんでもかんでも保守センタ側に連絡
してくるという実情にあった。
【0004】このような不具合を申告する連絡がユーザ
側から保守センタ側に寄せられると、保守センタ側で
は、保守要員をユーザ側のデータ送信端末の設置場所ま
で派遣しなくてはならないが、派遣には費用がかかる。
派遣された保守側要員が現場(ユーザ側端末の設置場
所)に赴き調べた結果、重大な故障がありそれを修理し
たというのであれば、派遣にも意味があるが、実際は些
細な不具合で、ユーザ自身でも、保守要員から適切なア
ドバイスさえ受けられれば直せる程度のものとか、或い
は不具合と見られたものが、実際は故障でもなんでもな
かったという場合もあり、このような場合、保守要員の
派遣が無効派遣となる。
側から保守センタ側に寄せられると、保守センタ側で
は、保守要員をユーザ側のデータ送信端末の設置場所ま
で派遣しなくてはならないが、派遣には費用がかかる。
派遣された保守側要員が現場(ユーザ側端末の設置場
所)に赴き調べた結果、重大な故障がありそれを修理し
たというのであれば、派遣にも意味があるが、実際は些
細な不具合で、ユーザ自身でも、保守要員から適切なア
ドバイスさえ受けられれば直せる程度のものとか、或い
は不具合と見られたものが、実際は故障でもなんでもな
かったという場合もあり、このような場合、保守要員の
派遣が無効派遣となる。
【0005】そこで従来も、不具合を申告する連絡があ
ると、保守要員を派遣する前に、電話による問診などで
保守センタ側から、不具合を申告してきたユーザに、不
具合の状況を問いただして、それがアドバイスによりユ
ーザ側でも直せる程度のものなら、そのアドバイスを行
い、また故障でもなんでもないものなら、その旨説明し
て納得を得るようにし、本当に、それなりに重大な故障
の場合にのみ保守要員を派遣するようにしていた。
ると、保守要員を派遣する前に、電話による問診などで
保守センタ側から、不具合を申告してきたユーザに、不
具合の状況を問いただして、それがアドバイスによりユ
ーザ側でも直せる程度のものなら、そのアドバイスを行
い、また故障でもなんでもないものなら、その旨説明し
て納得を得るようにし、本当に、それなりに重大な故障
の場合にのみ保守要員を派遣するようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電話に
よる問診などでは、充分な情報が保守センタ側に得られ
ず、保守要員を派遣するか否かの判断を誤り易いという
問題があった。即ち、問診などでは、ユーザから得られ
る情報は、ユーザが必ずしも技術に詳しくなかったり、
或いは思い違いなどもあることから、必ずしも正確でな
かったり、或いは不十分であったりすることがあり、適
切な対応がとれないおそれがあった。
よる問診などでは、充分な情報が保守センタ側に得られ
ず、保守要員を派遣するか否かの判断を誤り易いという
問題があった。即ち、問診などでは、ユーザから得られ
る情報は、ユーザが必ずしも技術に詳しくなかったり、
或いは思い違いなどもあることから、必ずしも正確でな
かったり、或いは不十分であったりすることがあり、適
切な対応がとれないおそれがあった。
【0007】そこで本発明では、かかる問題点を解決
し、ユーザ側からユーザ側データ送受信端末装置につい
て不具合が保守センタ側に申告されたとき、その不具合
の原因解明に役立つ端末装置関連情報を、メンテナンス
情報(正確にはメンテナンスに役立つ情報)として、正
確かつ大量に、ごそっと保守センタ側に取り込むことが
できて、適切な対応が可能になるメンテナンス情報収集
方式と、該情報収集方式を構成する保守センタ側端末装
置及びユーザ側端末装置を、提供することを目的とす
る。
し、ユーザ側からユーザ側データ送受信端末装置につい
て不具合が保守センタ側に申告されたとき、その不具合
の原因解明に役立つ端末装置関連情報を、メンテナンス
情報(正確にはメンテナンスに役立つ情報)として、正
確かつ大量に、ごそっと保守センタ側に取り込むことが
できて、適切な対応が可能になるメンテナンス情報収集
方式と、該情報収集方式を構成する保守センタ側端末装
置及びユーザ側端末装置を、提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、通信網に接続されたユーザ側端末装置から保
守センタ側に障害発生の申告がなされたとき、保守セン
タ側端末装置から通信網を介して前記ユーザ側端末装置
にアクセスして、障害発生の原因解明に必要なユーザ側
端末装置関連情報をメンテナンス情報として保守センタ
側に収集するメンテナンス情報収集方式において、ユー
ザ側端末装置には、当該装置の関連情報をメンテナンス
情報として送信するためのプログラムを診断プログラム
として、そのアプリケーションプログラムの中に含ま
せ、保守センタ側端末装置には、診断プログラム起動コ
マンドの送出手段と、記憶ファイルと、を設けることと
した。
発明では、通信網に接続されたユーザ側端末装置から保
守センタ側に障害発生の申告がなされたとき、保守セン
タ側端末装置から通信網を介して前記ユーザ側端末装置
にアクセスして、障害発生の原因解明に必要なユーザ側
端末装置関連情報をメンテナンス情報として保守センタ
側に収集するメンテナンス情報収集方式において、ユー
ザ側端末装置には、当該装置の関連情報をメンテナンス
情報として送信するためのプログラムを診断プログラム
として、そのアプリケーションプログラムの中に含ま
せ、保守センタ側端末装置には、診断プログラム起動コ
マンドの送出手段と、記憶ファイルと、を設けることと
した。
【0009】
【作用】保守センタ側端末装置では、ユーザ側端末装置
から障害発生の申告がなされたとき、通信網を介して当
該ユーザ側端末装置に向け、コマンド送出手段から診断
プログラム起動コマンドを送出する。そしてその保守セ
ンタ側端末装置から送信された診断プログラム起動コマ
ンドが、ユーザ側端末装置に受信されると、ユーザ側端
末装置のアプリケーションプログラムに含まれている診
断プログラムが起動して、当該ユーザ側端末装置の、障
害発生の原因解明に役立つ関連情報をメンテナンス情報
として、通信網を介して保守センタ側端末装置に送出す
る。保守センタ側端末装置では、これを受信して記憶フ
ァイルに格納し、障害発生の原因解明に供する。
から障害発生の申告がなされたとき、通信網を介して当
該ユーザ側端末装置に向け、コマンド送出手段から診断
プログラム起動コマンドを送出する。そしてその保守セ
ンタ側端末装置から送信された診断プログラム起動コマ
ンドが、ユーザ側端末装置に受信されると、ユーザ側端
末装置のアプリケーションプログラムに含まれている診
断プログラムが起動して、当該ユーザ側端末装置の、障
害発生の原因解明に役立つ関連情報をメンテナンス情報
として、通信網を介して保守センタ側端末装置に送出す
る。保守センタ側端末装置では、これを受信して記憶フ
ァイルに格納し、障害発生の原因解明に供する。
【0010】このようにして保守センタ側では、従来の
電話などを用いた、ユーザへの問診による情報収集に比
較して、正確かつ大量に、障害発生の原因解明に役立つ
関連情報をメンテナンス情報として入手できるので、障
害発生の申告を行ったユーザに対する対応を的確なもの
とし、保守要員の無効派遣を招くような事態は回避でき
ることになる。
電話などを用いた、ユーザへの問診による情報収集に比
較して、正確かつ大量に、障害発生の原因解明に役立つ
関連情報をメンテナンス情報として入手できるので、障
害発生の申告を行ったユーザに対する対応を的確なもの
とし、保守要員の無効派遣を招くような事態は回避でき
ることになる。
【0011】
【実施例】次に図を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明の一実施例としてのメンテナンス情
報収集方式を示す構成図である。同図において、1はユ
ーザ設置端末(データ送受信端末として例えば、パケッ
ト形態端末を想定しており、パソコンで構成される)、
2はISDN網、3は保守センタ側設置端末(やはりパ
ケット形態端末を想定しており、パソコンで構成され
る)、4,5はそれぞれISDN網の提供する信号チャ
ネルとしてのDチャネル、10はユーザ設置端末1のア
プリケーションプログラムに含ませた診断プログラム
(正確には、診断に供する情報の提供プログラム)、で
ある。
る。図1は、本発明の一実施例としてのメンテナンス情
報収集方式を示す構成図である。同図において、1はユ
ーザ設置端末(データ送受信端末として例えば、パケッ
ト形態端末を想定しており、パソコンで構成される)、
2はISDN網、3は保守センタ側設置端末(やはりパ
ケット形態端末を想定しており、パソコンで構成され
る)、4,5はそれぞれISDN網の提供する信号チャ
ネルとしてのDチャネル、10はユーザ設置端末1のア
プリケーションプログラムに含ませた診断プログラム
(正確には、診断に供する情報の提供プログラム)、で
ある。
【0012】図2は、図1に示すメンテナンス情報収集
方式において、ユーザ側端末に障害が起きてその旨の申
告が保守センタ側に寄せられたとき、保守センタ側端末
が網を介して当該ユーザ側端末にアクセスして、メンテ
ナンス情報を収集するときの通信手順を示すシーケンス
図である。
方式において、ユーザ側端末に障害が起きてその旨の申
告が保守センタ側に寄せられたとき、保守センタ側端末
が網を介して当該ユーザ側端末にアクセスして、メンテ
ナンス情報を収集するときの通信手順を示すシーケンス
図である。
【0013】図1、図2を参照する。ユーザ設置端末1
は、データ通信端末として、通常はISDN網2を介し
て図示せざる他のデータ通信端末との間で、データの送
受信を行っている。そのユーザ設置端末1に何らかの障
害が起きると、ユーザは電話連絡などにより保守センタ
側に、その旨の申告を行う。すると保守センタ側では、
保守センタ側設置端末3を使い、ISDN網2を介し
て、障害の起きたユーザ設置端末1にアクセスして、メ
ンテナンス情報をそのユーザ設置端末1から収集しよう
とする。
は、データ通信端末として、通常はISDN網2を介し
て図示せざる他のデータ通信端末との間で、データの送
受信を行っている。そのユーザ設置端末1に何らかの障
害が起きると、ユーザは電話連絡などにより保守センタ
側に、その旨の申告を行う。すると保守センタ側では、
保守センタ側設置端末3を使い、ISDN網2を介し
て、障害の起きたユーザ設置端末1にアクセスして、メ
ンテナンス情報をそのユーザ設置端末1から収集しよう
とする。
【0014】そこで保守センタ側設置端末3は、ISD
NのDチャネルパケット交換をつかってアドレス発呼と
して、着呼端末(ユーザ設置端末1)に向け発呼要求パ
ケットCRを送出する。ISDN網2は、この発呼要求
パケットCRを受信すると、これを着呼パケットCNに
変えて着呼端末(ユーザ設置端末1)に送信する。着呼
パケットCNにより着呼を知らされたユーザ設置端末1
は、着呼受付パケットCAをISDN網2に送出するこ
とにより、この着呼を受け付ける。着呼受付パケットC
Aは、ISDN網2から接続完了パケットCCとして発
呼端末(保守センタ側設置端末3)に送信される。
NのDチャネルパケット交換をつかってアドレス発呼と
して、着呼端末(ユーザ設置端末1)に向け発呼要求パ
ケットCRを送出する。ISDN網2は、この発呼要求
パケットCRを受信すると、これを着呼パケットCNに
変えて着呼端末(ユーザ設置端末1)に送信する。着呼
パケットCNにより着呼を知らされたユーザ設置端末1
は、着呼受付パケットCAをISDN網2に送出するこ
とにより、この着呼を受け付ける。着呼受付パケットC
Aは、ISDN網2から接続完了パケットCCとして発
呼端末(保守センタ側設置端末3)に送信される。
【0015】こうして呼が設定されると、保守センタ側
設置端末3からコマンド送信が開始される。即ち、保守
センタ側設置端末3は、診断プログラム起動コマンドを
データパケットDTとして、ISDN網2を介してユー
ザ設置端末1に送信する。これを受信したユーザ設置端
末1では、そのアプリケーションプログラム中に予め含
ませておいた診断プログラム(ユーザ設置端末1の障害
時、その原因解明つまり診断に必要な、当該端末の関連
情報を、メンテナンス情報として送信するためのプログ
ラム)を起動する。
設置端末3からコマンド送信が開始される。即ち、保守
センタ側設置端末3は、診断プログラム起動コマンドを
データパケットDTとして、ISDN網2を介してユー
ザ設置端末1に送信する。これを受信したユーザ設置端
末1では、そのアプリケーションプログラム中に予め含
ませておいた診断プログラム(ユーザ設置端末1の障害
時、その原因解明つまり診断に必要な、当該端末の関連
情報を、メンテナンス情報として送信するためのプログ
ラム)を起動する。
【0016】その結果、障害の原因解明に役立つ当該端
末の関連情報として、通信ボード情報、アプリケーショ
ンプログラムに関するソフトウエア情報、及び通信設定
環境に関する情報が、データパケットDTとして、IS
DN網2を介して保守センタ側設置端末3に送られ、保
守センタ側設置端末3では、これらの情報を一括してフ
ァイル(図示せず)に記憶する。保守センタ側では、フ
ァイルに一括記憶された大量の正確な情報を基に、障害
の原因究明を行うことができ、その後の、ユーザ側に対
する的確な応対を可能にする。
末の関連情報として、通信ボード情報、アプリケーショ
ンプログラムに関するソフトウエア情報、及び通信設定
環境に関する情報が、データパケットDTとして、IS
DN網2を介して保守センタ側設置端末3に送られ、保
守センタ側設置端末3では、これらの情報を一括してフ
ァイル(図示せず)に記憶する。保守センタ側では、フ
ァイルに一括記憶された大量の正確な情報を基に、障害
の原因究明を行うことができ、その後の、ユーザ側に対
する的確な応対を可能にする。
【0017】保守センタ側設置端末3では、ユーザ設置
端末1の関連情報を入手したことから、先に設定した呼
の切断処理に入り、ユーザ設置端末1に向けて切断指示
パケットCIを送信する。ISDN網2は、この切断指
示パケットCIを復旧要求パケットCQに変えてユーザ
設置端末1に送信し、ユーザ設置端末1ではこれを受け
て呼の切断処理を行う。
端末1の関連情報を入手したことから、先に設定した呼
の切断処理に入り、ユーザ設置端末1に向けて切断指示
パケットCIを送信する。ISDN網2は、この切断指
示パケットCIを復旧要求パケットCQに変えてユーザ
設置端末1に送信し、ユーザ設置端末1ではこれを受け
て呼の切断処理を行う。
【0018】上述の通信ボード情報、アプリケーション
プログラムに関するソフトウエア情報、及び通信設定環
境に関する情報の具体例を次に説明する。通信ボードと
いうのは、ユーザ設置端末としてのパソコンをISDN
網に接続する際に用いられる装置であるが、この通信ボ
ード情報としては、適合認定・形式指定番号、IBIO
S.EXE実行時の情報、日付などがある。
プログラムに関するソフトウエア情報、及び通信設定環
境に関する情報の具体例を次に説明する。通信ボードと
いうのは、ユーザ設置端末としてのパソコンをISDN
網に接続する際に用いられる装置であるが、この通信ボ
ード情報としては、適合認定・形式指定番号、IBIO
S.EXE実行時の情報、日付などがある。
【0019】アプリケーションプログラムに関するソフ
トウエア情報としては、ソフトウエアバージョン、受信
電文ファイル格納ディレクトリ容量情報、初期設定情報
がある。初期設定情報には、自局テレックス番号、自局
テレックスアンサーバック送信〔手動/自動〕、自局I
SDN番号、自局ISDNサブアドレス、NCU種別、
モニタプリンタ種別、モニタプリンタ接続ポート番号、
モニタプリンタ通信速度、モニタプリンタデータ長、等
々が含まれる。
トウエア情報としては、ソフトウエアバージョン、受信
電文ファイル格納ディレクトリ容量情報、初期設定情報
がある。初期設定情報には、自局テレックス番号、自局
テレックスアンサーバック送信〔手動/自動〕、自局I
SDN番号、自局ISDNサブアドレス、NCU種別、
モニタプリンタ種別、モニタプリンタ接続ポート番号、
モニタプリンタ通信速度、モニタプリンタデータ長、等
々が含まれる。
【0020】通信設定環境に関する情報としては、通信
パラメータ情報があり、通信パラメータ情報には、着信
課金機能、閉域接続機能、代表機能、スループットクラ
スネゴシエーション機能、フロー制御パラメータネゴシ
エーション機能、ファーストセレクト機能、TEI値、
パケット多重機能、相手固定接続機能、Dビット修飾機
能、最大パケット長、デフォルトスループットクラス、
等々が含まれる。
パラメータ情報があり、通信パラメータ情報には、着信
課金機能、閉域接続機能、代表機能、スループットクラ
スネゴシエーション機能、フロー制御パラメータネゴシ
エーション機能、ファーストセレクト機能、TEI値、
パケット多重機能、相手固定接続機能、Dビット修飾機
能、最大パケット長、デフォルトスループットクラス、
等々が含まれる。
【0021】図3は、ユーザ設置端末1としてのパソコ
ンに搭載されるプログラム構成例を示した説明図であ
る。即ち、パソコンには、OS(オペレーションシステ
ム)とAP(アプリケーションプログラム)とAPIラ
イブラリ(ツール)が搭載されるが、本発明では、その
中のAP(アプリケーションプログラム)に、特に診断
機能として前述の診断プログラム(障害時、その原因解
明つまり診断に必要な、当該パソコンの関連情報を、メ
ンテナンス情報として送信するためのプログラム)を、
他の諸々の諸機能と共に、含ませている点が特徴であ
る。
ンに搭載されるプログラム構成例を示した説明図であ
る。即ち、パソコンには、OS(オペレーションシステ
ム)とAP(アプリケーションプログラム)とAPIラ
イブラリ(ツール)が搭載されるが、本発明では、その
中のAP(アプリケーションプログラム)に、特に診断
機能として前述の診断プログラム(障害時、その原因解
明つまり診断に必要な、当該パソコンの関連情報を、メ
ンテナンス情報として送信するためのプログラム)を、
他の諸々の諸機能と共に、含ませている点が特徴であ
る。
【0022】図4は、図3におけるAP(アプリケーシ
ョンプログラム)を構成する各機能の更に具体的な説明
図である。図4において、「メッセージ交換用試験端末
プログラム」というのがAP(アプリケーションプログ
ラム)に相当し、「文章作成・編集機能」というのが電
文作成編集機能に相当する、という具合である。
ョンプログラム)を構成する各機能の更に具体的な説明
図である。図4において、「メッセージ交換用試験端末
プログラム」というのがAP(アプリケーションプログ
ラム)に相当し、「文章作成・編集機能」というのが電
文作成編集機能に相当する、という具合である。
【0023】本発明では、図4に見られる通り、「送信
機能」の中に、「リモートメンテナンス発信機能」(保
守センタ側から診断プログラム起動コマンドを受けたと
き、関連情報を集めて送るときに使う機能)を備え、
「受信機能」の中に、「リモートメンテナンス受信機
能」(保守センタ側から診断プログラム起動コマンドを
受け取る機能)を備えている点が特徴である。
機能」の中に、「リモートメンテナンス発信機能」(保
守センタ側から診断プログラム起動コマンドを受けたと
き、関連情報を集めて送るときに使う機能)を備え、
「受信機能」の中に、「リモートメンテナンス受信機
能」(保守センタ側から診断プログラム起動コマンドを
受け取る機能)を備えている点が特徴である。
【0024】図5は、図1において保守センタ側端末3
が、本発明を実行する際に行う動作のフローを示すチャ
ートである。先ず端末間通信発信画面を出し、診断プロ
グラム起動コマンドを発信し、次いで関連情報をリモー
トメンテナンスデータとして受信し、最後にそれをファ
イルに記憶するわけである。
が、本発明を実行する際に行う動作のフローを示すチャ
ートである。先ず端末間通信発信画面を出し、診断プロ
グラム起動コマンドを発信し、次いで関連情報をリモー
トメンテナンスデータとして受信し、最後にそれをファ
イルに記憶するわけである。
【0025】図6は、図1においてユーザ設置端末1
が、本発明を実行する際に行う動作のフローを示すチャ
ートである。先ず、保守センタ側端末3から受信する直
前の画面(着信前画面)状態において、着呼を検出し、
次に受信したものが診断プログラム起動コマンドである
か、それ以外のデータであるか判断し、データであれば
通常のデータ受信を行い、コマンドであれば、診断プロ
グラムの起動を行い、その結果として関連情報をリモー
トメンテナンスデータとして保守センタ側端末3に向け
送信する。
が、本発明を実行する際に行う動作のフローを示すチャ
ートである。先ず、保守センタ側端末3から受信する直
前の画面(着信前画面)状態において、着呼を検出し、
次に受信したものが診断プログラム起動コマンドである
か、それ以外のデータであるか判断し、データであれば
通常のデータ受信を行い、コマンドであれば、診断プロ
グラムの起動を行い、その結果として関連情報をリモー
トメンテナンスデータとして保守センタ側端末3に向け
送信する。
【0026】以上、本発明の実施例の説明では、データ
通信端末としてパケット形態端末を想定して説明した
が、これはパケット形態端末に限る必要はなく、データ
通信端末であれば如何なる形態の端末でも良い。同様
に、本発明の実施例の説明では、網としてISDN網を
想定して説明したが、これもISDN網に限定する必要
はなく、電話網、パケット網、データ網、専用線などの
何れでも良い。
通信端末としてパケット形態端末を想定して説明した
が、これはパケット形態端末に限る必要はなく、データ
通信端末であれば如何なる形態の端末でも良い。同様
に、本発明の実施例の説明では、網としてISDN網を
想定して説明したが、これもISDN網に限定する必要
はなく、電話網、パケット網、データ網、専用線などの
何れでも良い。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信網に接続されたユーザ側端末装置から保守センタ側
に障害発生の申告がなされ、保守センタ側で、障害発生
の原因解明に必要なユーザ側端末装置関連情報をメンテ
ナンス情報として収集する際、従来の電話などを用い
た、ユーザへの問診による情報収集に比較して、正確か
つ大量に、関連情報を自動的に(人手を介さずに)入手
できるので、障害発生の申告を行ったユーザに対する対
応を的確かつ効率的なものとし、保守要員の無効派遣を
招くような事態は回避できるという利点がある。
通信網に接続されたユーザ側端末装置から保守センタ側
に障害発生の申告がなされ、保守センタ側で、障害発生
の原因解明に必要なユーザ側端末装置関連情報をメンテ
ナンス情報として収集する際、従来の電話などを用い
た、ユーザへの問診による情報収集に比較して、正確か
つ大量に、関連情報を自動的に(人手を介さずに)入手
できるので、障害発生の申告を行ったユーザに対する対
応を的確かつ効率的なものとし、保守要員の無効派遣を
招くような事態は回避できるという利点がある。
【図1】本発明の一実施例としてのメンテナンス情報収
集方式を示す構成図である。
集方式を示す構成図である。
【図2】本発明によりメンテナンス情報を収集するとき
の通信手順を示すシーケンス図である。
の通信手順を示すシーケンス図である。
【図3】ユーザ設置端末としてのパソコンに搭載される
プログラム構成例を示した説明図である。
プログラム構成例を示した説明図である。
【図4】図3におけるAP(アプリケーションプログラ
ム)を構成する各機能の具体的な説明図である。
ム)を構成する各機能の具体的な説明図である。
【図5】図1において保守センタ側端末3が、本発明を
実行する際に行う動作のフローを示すチャートである。
実行する際に行う動作のフローを示すチャートである。
【図6】図1においてユーザ設置端末1が、本発明を実
行する際に行う動作のフローを示すチャートである。
行する際に行う動作のフローを示すチャートである。
【符号の説明】 1…ユーザ設置端末、2…ISDN網、3…保守センタ
側設置端末、4,5…信号チャネル(Dチャネル)、1
0…診断プログラム。
側設置端末、4,5…信号チャネル(Dチャネル)、1
0…診断プログラム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−56021(JP,A) 特開 昭62−45266(JP,A) 特開 平4−241563(JP,A) 特開 平5−300577(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/22 H04M 3/00 H04M 11/00 301
Claims (3)
- 【請求項1】 通信網に接続されたユーザ側端末装置の
側から保守センタ側に何らかの手段により障害発生の申
告がなされたとき、保守センタ側端末装置から通信網を
介して前記ユーザ側端末装置にアクセスして、障害発生
の原因解明に必要なユーザ側端末装置関連情報をメンテ
ナンス情報として保守センタ側に収集するメンテナンス
情報収集方式であって、 前記ユーザ側端末装置には、当該装置の前記関連情報を
メンテナンス情報として送信するためのプログラムを診
断プログラムとして、ユーザ側端末装置に搭載される諸
プログラムの中の、メッセージ交換用試験端末プログラ
ムであるアプリケーションプログラムの中に含ませてお
き、 前記保守センタ側端末装置には、前記診断プログラム起
動コマンドの送出手段と、記憶ファイルと、を設けてお
き、 前記保守センタ側端末装置から送信された診断プログラ
ム起動コマンドが前記ユーザ側端末装置に受信されたと
き、該ユーザ側端末装置のアプリケーションプログラム
に含まれている前記診断プログラムを起動して、当該ユ
ーザ側端末装置の前記関連情報をメンテナンス情報とし
て、通信網を介して保守センタ側端末装置に送出し、保
守センタ側端末装置ではこれを受信して前記記憶ファイ
ルに格納することを特徴とするメンテナンス情報収集方
式。 - 【請求項2】 通信網に接続されたユーザ側端末装置の
側から保守センタ側に何らかの手段により障害発生の申
告がなされたとき、保守センタ側端末装置から通信網を
介して前記ユーザ側端末装置にアクセスして、障害発生
の原因解明に必要なユーザ側端末装置関連情報をメンテ
ナンス情報として保守センタ側に収集するメンテナンス
情報収集方式における前記保守センタ側端末装置であっ
て、 ユーザ側端末装置において、当該装置の前記関連情報を
メンテナンス情報として送信するためのプログラムを診
断プログラムとして、ユーザ側端末装置に搭載される諸
プログラムの中の、メッセージ交換用試験端末プログラ
ムであるアプリケーションプログラムの中に含ませてお
くとき、その診断プログラムを起動するためのコマンド
を、保守センタ側端末装置の側から通信網を介してユー
ザ側端末装置に向けて送出するためのコマンド送信手段
と、 保守センタ側端末装置の側から前記コマンド送信手段に
より送信された診断プログラム起動コマンドがユーザ側
端末装置に受信されたことにより、前記診断プログラム
が起動されて、当該ユーザ側端末装置の前記関連情報が
メンテナンス情報として、保守センタ側端末装置に向け
て通信網を介して送出してくるのを受けて格納するため
の記憶ファイルと、 を備えたことを特徴とする保守センタ側端末装置。 - 【請求項3】 通信網に接続されたユーザ側端末装置の
側から保守センタ側に何らかの手段により障害発生の申
告がなされたとき、保守センタ側端末装置から通信網を
介して前記ユーザ側端末装置にアクセスして、障害発生
の原因解明に必要なユーザ側端末装置関連情報をメンテ
ナンス情報として保守センタ側に収集するメンテナンス
情報収集方式における前記ユーザ側端末装置であって、 保守センタ側端末装置の側から、ユーザ側端末装置の前
記関連情報をメンテナンス情報として収集するためのコ
マンドが送信されてきたとき、これを受けて起動するこ
とにより、当該ユーザ側端末装置の前記関連情報を、メ
ンテナンス情報として、保守センタ側端末装置に向け通
信網を介して送出することのできる診断プログラムを、
当該ユーザ側端末装置に搭載される諸プログラムの中
の、メッセージ交換用試験端末プログラムであるアプリ
ケーションプログラムの中に含めて有することを特徴と
するユーザ側端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33402993A JP3154312B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | メンテナンス情報収集方式と、該方式を構成する保守センタ側端末装置及びユーザ側端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33402993A JP3154312B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | メンテナンス情報収集方式と、該方式を構成する保守センタ側端末装置及びユーザ側端末装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07203028A JPH07203028A (ja) | 1995-08-04 |
JP3154312B2 true JP3154312B2 (ja) | 2001-04-09 |
Family
ID=18272710
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country | Link |
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KR20090021317A (ko) * | 2001-03-20 | 2009-03-02 | 톰슨 라이센싱 | 원격 진단 방법 및 시스템 |
US8719419B2 (en) * | 2005-04-21 | 2014-05-06 | Qualcomm Incorporated | Methods and apparatus for determining aspects of multimedia performance of a wireless device |
-
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- 1993-12-28 JP JP33402993A patent/JP3154312B2/ja not_active Expired - Fee Related
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