JP3154213B2 - ガス・デポジション法による微粒子膜の形成法およびその形成装置 - Google Patents

ガス・デポジション法による微粒子膜の形成法およびその形成装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス・デポジション法
による微粒子膜の形成法およびその形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の形成装置としては、例え
ば図6に示すような、微粒子膜材料aを加熱蒸発させる
蒸発源bを配設した微粒子生成室cと、該微粒子生成室
cより微粒子をキャリアガスと共に搬送する搬送管d
と、該搬送管dの先端に接続せるノズルeと、該ノズル
eより微粒子とキャリアガスを噴射せしめて微粒子膜f
を形成するための移動自在の基板gを配設した膜形成室
hとからなり、微粒子生成室cと膜形成室hを同一平面
上に配置し、微粒子生成室cと膜形成室hとの間に配設
する搬送管dを、蒸発源bより生成された微粒子をキャ
リアガスと共に膜形成室h側に搬送する搬送管dの搬入
口i付近で大きく曲がった曲り部分jと、搬送管dで搬
送された微粒子をガスと共に噴射させるノズルeの基部
付近で大きく曲がった曲り部分kを有する例えば略コ字
形状の搬送管dとした形成装置が知られている。尚、図
中、mは微粒子生成室c内にキャリアガスを供給するガ
ス供給源nに連なるニードルバルブ、oは蒸発源bの加
熱装置、pは膜形成室hにバルブqを介して接続せる真
空ポンプを示す。
【0003】そして、図6に示す装置により微粒子膜を
形成する場合には、先ず、微粒子生成室c内の蒸発源b
内に微粒子膜材料aとして例えばAuを充填する。続い
て、微粒子生成室b内にガス供給源nより例えばヘリウ
ムガスをキャリアガスとしてニードルバルブmで所定量
導入すると共に、加熱装置oで例えば430Wの電力を
投入して蒸発源bを加熱し、蒸発源b内の膜材料のAu
を加熱・溶融せしめ、蒸発させてAu微粒子を生成させ
る。次に膜形成室h内を真空ポンプpで排気し、微粒子
生成室cと膜形成室hとの差圧で微粒子生成室c内のA
u微粒子をキャリアガスと共に搬送管dで膜形成室hに
搬送し、ノズルeより一定速度で移動中(矢印x方向)
の基板g上にAu微粒子をキャリアガスと共に噴射して
該基板g上にAu微粒子膜fを形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のガス・デポジシ
ョン法による微粒子膜の形成装置では、微粒子生成室c
と膜形成室hを同一平面に配置されている関係上、微粒
子生成室c内の蒸発源と膜形成室h内の基板gとを結ぶ
搬送管dは、搬送管dの搬入口i付近に曲り部分jと、
ノズルeの基部付近に曲り部分kを有するため、この搬
送管dの曲り部分j,kの曲りによりキャリアガスのガ
ス流れに乱れが生じて搬送過程で微粒子同士の衝突が発
生し、単位体積当たりの搬送微粒子が多くなってくる
と、大きな凝集体が形成される。この凝集体は基板gと
の付着力等の膜質を低下させる原因となるため、微粒子
堆積膜が基板から剥離するという問題があった。
【0005】本発明は前記問題点を解消し、微粒子を搬
送する際、ガスの流れの乱れを防止して微粒子同士の衝
突による凝集を生じさせることなく搬送することが出来
るガス・デポジション法による微粒子膜の形成法と、そ
の膜形成に用いる形成装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するガス・デポジション法による微粒子膜の形成方法
を提案するもので、微粒子生成室内の蒸発源より生成さ
れた微粒子を搬送管を介してキャリアガスと共に搬送
し、これを搬送管の先端のノズルより噴射して基板上に
微粒子膜を形成するガス・デポジション法による微粒子
膜の形成法において、膜形成に使用される微粒子を直線
状の搬送管で搬送すること、および該搬送管の搬入口近
傍に存する膜形成に使用されない余分粒子を微粒子生成
室外へ排出することを特徴とする。
【0007】また、更に本発明は、前記形成方法を実施
するためのガス・デポジション法による微粒子膜の形成
装置を提案するもので、微粒子膜材料の蒸発源を有する
微粒子生成室と、基板が載置される膜形成室と、該蒸発
源と該基板の間に配設され、生成された微粒子をキャリ
アガスと共に搬送する搬送管と、該搬送管の先端に設け
た微粒子とキャリアガスを基板上に噴射するノズルとか
ら成るガス・デポジション法による微粒子膜の形成装置
において、該搬送管が蒸発源と基板間を曲げることなく
直線状に形成した搬送管であり、該搬送管の微粒子とキ
ャリアガスの搬入口近傍に膜形成で使用されない余分粒
子を微粒子生成室外へ排出する排出口を設けたことを特
徴とする。また、蒸発源と搬送管の微粒子とキャリア
ガスの搬入口との相対的位置を調整する調整機構を設け
てもよい。
【0008】
【作用】キャリアガスと共に微粒子は搬送されてノズル
より基板上に噴射されて堆積し微粒子膜を形成する。そ
の際、微粒子はキャリアガスと共に直線状の搬送管で直
進状態に搬送されるので、搬送中にガスの流れの乱れが
生じることないから微粒子の凝集体が発生しない。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を添付図面に基づき説明す
る。図1は本発明を実施する形成装置の1例を示すもの
で、図中、1は微粒子生成室、2は膜形成室、3は微粒
子生成室1と膜形成室2の間に配設された搬送管を示
す。
【0010】微粒子生成室1内に連通されたガス導入管
4から例えばヘリウムガスから成るキャリアガスをガス
供給源5よりニードルバルブ6を介して導入出来るよう
にした。また、該微粒子生成室1内に加熱蒸発させる微
粒子膜材料Mを収容する開口部径15mmのアルミナコー
トのタングステン製バスケットとから成る蒸発源7を配
設し、該蒸発源7を蒸発源加熱装置8に接続した。ま
た、該微粒子生成室1内に微粒子をキャリアガスと共に
搬送する内径0.5mmの搬送管3の一端を気密に挿入し
て接続し、該搬送管3の先端側にステンレス製の内径
0.5mmのノズル9を接続した。
【0011】膜形成室2内は真空ポンプ10にバルブ1
1および排気管12を介して接続し、該真空ポンプ10
によって膜形成室2内の真空度を調整自在とした。ま
た、膜形成室2内に基板13を水平方向(矢印X方向)
に移動させる基板保持装置14を配置した。また、微粒
子生成室1に接続されている搬送管3の先端部分を膜形
成室2内に気密に挿入した。
【0012】前記構成は従来のガス・デポジション法に
よる微粒子膜の形成装置と特に変わりはないが、本発明
装置は、微粒子生成室1と膜形成室2を縦列に配設する
と共に、微粒子生成室1内の蒸発源7と膜形成室2内の
基板13の間に配設せる搬送管3を途中で曲りのない直
線状とし、搬送管3の一端15を微粒子生成室1内の蒸
発源7の上方に例えば50mm間隔を存して配置して、蒸
発源7で蒸発し、生成せしめた微粒子とキャリアガスを
膜形成室2側に搬送する搬入口15とした。また、搬送
管3の先端部分のノズル9の先端を膜形成室2内の基板
13と所定間隔例えば0.5mmを存して配置して、微粒
子をキャリアガスと共に微粒子生成室1内の蒸発源7よ
り膜形成室2内の基板13に直接に直進状で搬送出来る
ようにした。
【0013】また、図示例では微粒子生成室1内に挿入
されている搬送管3のの外方に内径25mmの排出管16
の一端を搬送管3と同心円状態に微粒子生成室1内に気
密に配置して、これを微粒子の排出口17とすると共
に、該排出管16の他端を微粒子生成室1の外方に配置
せる油回転ポンプ等の排気系18にバルブ19を介して
接続した。
【0014】次に前記図1に示す形成装置を用いて、微
粒子膜の具体的形成例を説明する。
【0015】実施例 先ず、微粒子生成室1内の蒸発源7内に微粒子膜材料M
としてAuを20g充填した後、ニードルバルブ6で流
量を調節しながらガス供給源5よりヘリウムガスを微粒
子生成室1内に圧力2atmで導入し、該圧力を維持するよ
うにした。また、膜形成室2内の基板保持装置14に長
さ70mm、幅30mmの長方形で厚さ1mmから成るアルミ
ナ製の基板13を保持し、基板13表面と、ノズル9の
先端とを0.5mmの間隔に保持した後、基板13を基板
加熱装置(図示せず)で温度200℃に加熱した。
【0016】次に、バスケット状の蒸発源7に蒸発源用
加熱装置8で400Wの電力を投入して蒸発源7を加熱
して、微粒子膜材料Mを溶融させて蒸発させ、Au微粒
子(平均粒径0.1μm)を生成させた。
【0017】そして、真空ポンプ10を作動させて膜形
成室2の排気を行って、膜形成室2内の圧力を0.3To
rrに維持すると、微粒子生成室1と膜形成室2との差圧
で微粒子生成室1内に生成したAu微粒子は微粒子生成
室1内に導入したヘリウムガスをキャリアガスとして、
搬送管3の搬入口15より搬送管3内に圧送され、直線
状の搬送管3内を9リットル/minの流量で直進状態で
通過して膜形成室2内に搬送され、搬送管3の先端のノ
ズル9より予め前記温度(200℃)に加熱され、基板
保持装置14で移動方向(矢印X方向)に速度7.5mm
/minで移動している基板13上にAu微粒子とキャリ
アガスを噴射して膜堆積高さ速度100μm/secで膜
厚400μmのAu微粒子膜Fを形成した。
【0018】基板13上にAu微粒子膜Fを形成後は直
ちに蒸発源7による微粒子膜材料Mの加熱と、キャリア
ガスによる微粒子の搬送とを停止すると共に、排気系1
8のバルブ19を開放して排出口17より搬送管3の搬
入口15付近に残存せるAu微粒子を微粒子生成室1の
外方に排出した。
【0019】そして、基板13上に形成されたAu微粒
子膜Fを走査電子顕微鏡(倍率5,000倍)で観察し
たところ図2に示すような凝集体のない粒子径が0.1
μm以下のAu微粒子膜が形成されたいることが分かっ
た。また、Au微粒子膜のNi膜に対する密着力を調べ
たところ20kgf/mm2であった。
【0020】比較例 比較のために、膜形成装置の搬送管を図4に示すよう
な、その一部にらせん状(R:60mm)に1回曲げた曲
り部21を有する搬送管22とした以外は図1に示す形
成装置を用い、前記実施例と同じ条件で基板13上にA
u微粒子膜F′(図4参照)を形成した。
【0021】尚、図4に示す形成装置で前記記号(2
1,22)以外の他の符号については前記図1に示す形
成装置と同一構成のため説明を省略する。
【0022】そして、基板13上に形成されたAu微粒
子膜F′を走査電子顕微鏡(倍率10,000倍)で観
察したところ図5に示すような大きさが約2μmの凝集
体が認められた。また、Au微粒子膜のNi膜に対する
密着力を調べたところ8kgf/mm2であった。
【0023】図2および図5から明らかなように、微粒
子とキャリアガスを直進状態に搬送するようにした本発
明実施例では形成されたAu微粒子膜には微粒子の凝集
がなかったのに対し、微粒子とキャリアガスを搬送途中
で曲げて搬送した比較例では形成されたAu微粒子膜に
は微粒子の凝集体が存在していた。従って、微粒子とキ
ャリアガスを直進状態で搬送することにより基板上に形
成される微粒子膜中に凝集体の生成を防止出来ることが
確認された。また、本発明実施例は比較例に比してNi
膜に対する密着力を向上した微粒子膜が形成されてお
り、微粒子とキャリアガスの搬送を直進状態とすること
により微粒子膜のNi膜への密着力が大幅に改良された
効果が表れている。
【0024】図1に示す形成装置では搬送管3の搬入口
15近傍に微粒子の排出口16を設けたが、該排出口を
設ける代わりに、搬送管3の搬入口15の位置と蒸発源
7の位置とを相対的に位置調整する例えばベローズ、球
面シールポートのような位置調整装置(図示せず)を搬
送管3の搬入口15、或いは蒸発源7のいずれかに設置
して、微粒子膜の形成後は直ちに蒸発源7による微粒子
膜材料Mの加熱と、キャリアガスによる微粒子の搬送と
を停止すると共に、位置調整装置を作動させて搬送管3
の搬入口15位置を蒸発源7の蒸発口に対向する位置よ
り移動させて蒸発源7と搬送管3の搬入口15の相対的
位置を変更させて、蒸発源7の余熱により蒸発、生成し
て搬入口15近傍に残存せる微粒子の搬送管3内に搬送
されることを防止するようにしてもよい。
【0025】図3は本発明の形成装置の他の実施例であ
って、前記図1に示す形成装置では微粒子生成室1と膜
形成室2を縦列に配置したが、微粒子生成室1と膜形成
室2を横列に配置した装置である。図3に示す装置につ
いて前記図1に示す装置との相違点を説明する。
【0026】微粒子生成室1内に気密に挿入した搬送管
3の搬入口15を蒸発源7の上方に蒸発源7に対して横
向きに配設すると共に、横向きの搬送管3をそのまま直
線状に延設して搬送管3の先端部分を膜形成室2内に気
密に挿入すると共に、ノズル9の先端を微粒子生成室1
内で水平面に対して立設状態の基板13と所定間隔例え
ば0.5mmを存して配置した。また、排出管16の排出
口17を蒸発源7の上方に搬送管3の搬入口15に近接
して配置した。その他の符号については前記図1に示す
形成装置と同一構成のため説明を省略する。
【0027】図3装置を図1装置と対照すれば、微粒子
生成室1はそのままであり、膜形成室2と搬送管3は微
粒子生成室に対し、あたかも横倒し状態である。また、
図3に示す形成装置の作動および効果は図1に示す形成
装置と同一である。
【0028】前記図1示の形成装置では微粒子生成室1
と膜形成室2を縦列に配置したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、微粒子生成室1内の蒸発源7と膜
形成室2内の基板13とを結ぶ搬送管3を直線状に配設
出来ればよく、微粒子生成室1と膜形成室2の配置を縦
列配置のまま横倒し状態の横並びに配置してもよい。ま
た、前記図3示の形成装置では微粒子生成室1と膜形成
室2を横列に配置したが本発明はこれに限定されるもの
ではなく、微粒子生成室1内の蒸発源7と膜形成室2内
の基板13とを結ぶ搬送管3を直線状に配設出来ればよ
く、微粒子生成室1と膜形成室2の配列を横列配置のま
ま立設状態の縦並びに配置してもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明のガス・デポジション法による微
粒子膜の形成法によるときは、微粒子とキャリアガスの
搬送を蒸発源と基板との間を途中で曲りのない直線状の
搬送管で直進状態で行うようにしたので、搬送中にガス
の流れに乱れが生じないから、搬送過程で微粒子同士の
衝突による凝集が発生せず、基板との密着力が良好で、
凝集体のない密度の向上した微粒子膜を基板上に極めて
簡単に形成することが出来る等の効果がある。
【0030】また、本発明のガス・デポジション法によ
る微粒子膜の形成装置によるときは、微粒子とキャリア
ガスとを搬送する搬送管を蒸発源と基板間を曲げること
なく直線状に形成した搬送管としたので、微粒子とキャ
リアガスを直進状態に搬送することが出来て、基板との
密着力が良好で、凝集体のない密度の向上した微粒子膜
を基板上に極めて簡単に形成することが出来る形成装置
を提供出来る効果がある。
【0031】また、蒸発源と搬送管の搬入口との相対的
位置を調整する調整機構を設けると、蒸発生成された粒
子濃度の多い位置に合わせられ、充分な堆積速度が確保
出来る。
【0032】また、搬送管の搬入口近傍に微粒子を排出
する排出口を設けると、膜形成に使用されない余分粒子
を除外し、微粒子生成室内での対流による凝集体の生成
を除外することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明装置の1実施例の説明線図、
【図2】 本発明方法の1実施例で基板上に形成した微
粒子膜の表面状態を表している図面代用写真、
【図3】 本発明装置の他の実施例の説明線図、
【図4】 本発明方法と比較するために用いた形成装置
の説明線図、
【図5】 図4に示した形成装置で基板上に形成した微
粒子膜の表面状態を表している図面代用写真、
【図6】 従来の形成装置の説明線図。
【符号の説明】
1 微粒子生成室、 2 膜形成室、 3 搬
送管、7 蒸発源、 9 ノズル、 1
3 基板、15 搬入口、 17 排出口、F
微粒子膜、 M 微粒子膜材料。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微粒子生成室内の蒸発源より生成された
    微粒子を搬送管を介してキャリアガスと共に搬送し、こ
    れを搬送管の先端のノズルより噴射して基板上に微粒子
    膜を形成するガス・デポジション法による微粒子膜の形
    成法において、膜形成に使用される微粒子を直線状の搬
    送管で搬送すること、および該搬送管の搬入口近傍に存
    する膜形成に使用されない余分粒子を微粒子生成室外へ
    排出することを特徴とするガス・デポジション法による
    微粒子膜の形成法。
  2. 【請求項2】 微粒子膜材料の蒸発源を有する微粒子生
    成室と、基板が載置される膜形成室と、該蒸発源と該基
    板の間に配設され、生成された微粒子をキャリアガスと
    共に搬送する搬送管と、該搬送管の先端に設けた微粒子
    とキャリアガスを基板上に噴射するノズルとから成るガ
    ス・デポジション法による微粒子膜の形成装置におい
    て、該搬送管が蒸発源と基板間を曲げることなく直線状
    に形成した搬送管であり、該搬送管の微粒子とキャリア
    ガスの搬入口近傍に膜形成で使用されない余分粒子を微
    粒子生成室外へ排出する排出口を設けたことを特徴とす
    るガス・デポジション法による微粒子膜の形成装置。
  3. 【請求項3】 蒸発源と搬送管の微粒子とキャリアガ
    スの搬入口との相対的位置を調整する調整機構を設けた
    ことを特徴とする請求項2記載のガス・デポジション法
    による微粒子膜の形成装置。
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