JP3154169B2 - 光サーキュレータ - Google Patents

光サーキュレータ

Info

Publication number
JP3154169B2
JP3154169B2 JP12744492A JP12744492A JP3154169B2 JP 3154169 B2 JP3154169 B2 JP 3154169B2 JP 12744492 A JP12744492 A JP 12744492A JP 12744492 A JP12744492 A JP 12744492A JP 3154169 B2 JP3154169 B2 JP 3154169B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
optical
terminal
optical circulator
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP12744492A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05323233A (ja
Inventor
一穂 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokin Corp filed Critical Tokin Corp
Priority to JP12744492A priority Critical patent/JP3154169B2/ja
Publication of JPH05323233A publication Critical patent/JPH05323233A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3154169B2 publication Critical patent/JP3154169B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光通信及び光計測等にお
いて用いられる光サーキュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、3つの光入出力端子を備える光
サーキュレータが知られており、この種の光サーキュレ
ータは3端子光サーキュレータと呼ばれる。この3端子
光サーキュレータは光通信及び光計測等において発信光
及び受信光を互いに分離する際の使用が知られている。
つまり、一本の光ファイバーを光信号の送信及び受信に
用いる際、受信光を送信用レーザー素子側へ与えること
なく全て受光素子側に導くための受動的な光路変更装置
として使用される。
【0003】ここで、図7を参照して、従来の3端子光
サーキュレータ(以下単に光サーキュレータと呼ぶ)に
ついて概説する。
【0004】図示の光サーキュレータ11は端子11a
乃至11cを備えており、端子11a側には発信光源
(図示せず)が配置され、端子11b側には受信光部
(図示せず)が配置される。一方、端子11cには光フ
ァイバーが接続され、この光ファイバーは他の光システ
ムに連結される。
【0005】この光サーキュレータ11では端子11a
から入射した光信号はその全てが端子11cに出射さ
れ、端子11cから入射した光信号はその全てが端子1
1bに出射され、端子11aから光信号が出射されるこ
とはない。なお、端子11bからは光信号がを入射する
ことは通常考えられないが、仮に入射した場合には、光
サーキュレータ内部での減衰によって光信号が吸収さ
れ、端子11a乃至11cからのいずれからも光信号が
出射されないことが望ましい。
【0006】上述のように、この光サーキュレータ11
では発信光源及び受信光部に対する光信号の入出射を完
全に分離することができ、一本の光ファイバーで双方向
光通信を行うことができる。
【0007】ところで、上述のような光サーキュレータ
11を構成する際には、一般に非相反素子であるファラ
デー回転子が用いられている。このファラデー回転子
は、外部磁界の存在下で透過する偏光の向きを回転させ
る作用を行うが、偏光の透過方向が異なれば偏光面の回
転の向きが異なるものである。そして、回転量が45度
である非相反素子を用いる際、この非相反素子を45度
施光板と組み合わせることによって、透過偏光の偏波面
の回転角を順方向透過の際には90度、逆方向透過の際
には0度とすることができる。従って、両者の光学素子
に偏光分離プリズム及び全反射プリズムを組み合わせれ
ば、光サーキュレータを構成することができる。
【0008】ここで、図5を参照して、光サーキュレー
タの具体例について概説する。
【0009】図5(a)及び(b)に示すように、端子
11a及び11bに対応して偏光分離プリズム12が配
置され、端子11cに対応して偏光分離プリズム13が
配置されている。そして、偏光分離プリズム12の下面
には密接して全反射プリズム14が配置され、偏光分離
プリズム13の上面に密接して全反射プリズム15が配
置されている(図5(b))。これら全反射プリズム1
4及び15は三角プリズムの斜辺に金属アルミ等の反射
膜を形成して透過光を直角方向に全て反射させるための
プリズムである。さらに、これら偏光分離プリズム12
及び13と全反射プリズム14及び15とによってファ
ラデー回転子16及び45度旋光子17が挟持されてい
る。
【0010】この光サーキュレータでは入射光を一旦2
種の互いに直交する偏光成分に分離した後再び合成して
おり、この結果、端子11aから入射された入射光の光
路と端子11cから入射された入射光の光路を互いに異
ならせている。このことにより、順方向透過光(端子1
1aから入射)及び逆方向透過光(端子11cから入
射)ではその出射端子が異なることになる。
【0011】図示の光サーキュレータではファラデー回
転子16の近傍に外部磁界印加装置(図示せず)が配置
され、これによって、図5(a)及び(b)に太線矢印
18で示す方向に外部磁界が与えられ、これによって、
ファラデー回転子16にファラデー回転が生じる。
【0012】ここで、図6(a)を参照して、端子11
aから光(紙面に水平・垂直な成分を含む楕円偏光,以
下楕円偏光という)が入射された際には(順方向入
射)、楕円偏光は偏光分離プリズム12で反射されると
ともにその一部が透過してそれぞれ紙面に垂直な成分の
みの直線偏光(以下垂直直線偏光という)及び紙面に水
平な成分のみの直線偏光(以下水平直線偏光という)と
して出射される。そして、水平直線偏光は直ちにファラ
デー回転子16に与えられ、垂直直線偏光は全反射プリ
ズム14で全反射されてファラデー回転子16に与えら
れる。これら垂直及び水平直線偏光は非相反素子である
ファラデー回転子16によって偏光面の向きが変化する
ことになり、垂直及び水平直線偏光はそれぞれその偏光
面が45度回転する。さらに45度旋光子17の存在に
よって、これら分離された偏光はそれぞれ水平及び垂直
直線偏光となり、水平直線偏光は偏光分離プリズム13
に入射される。一方、垂直直線偏光は全反射プリズム1
5で全反射されて偏光分離プリズム13に入射される。
この結果、偏光分離プリズム13からは基本的に入射光
と同じ楕円偏光が出射され、端子11cに与えられる。
【0013】一方、図6(b)に示すように端子11c
から楕円偏光が入射された際には(逆方向入射)、上述
の説明と同様にして端子11bから楕円偏光が出射され
ることになる。
【0014】このようにして、ファラデー回転子16の
存在によって順方向及び逆方向から入射された光の偏光
面はその向きが非相反的に変化して途中で90度偏光面
の向きがずれる。この結果、順方向入射と逆方向入射と
では最終的に異なる経路(光路)をたどることになる。
【0015】なお、端子11bから光が入射された際に
は、端子11a乃至11cいずれかも光が出射されるこ
とはなく、光サーキュレータ内部で吸収されてしまうこ
とになる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の光サ
ーキュレータではフアラデー回転子及び45度旋光子上
に偏光分離プリズム及び全反射プリズムのペアを2組配
置固定しており、配置固定の際に各プリズムにおいて光
路にずれが生じないように正確に位置合わせを行って接
着固定する必要がある。
【0017】従って、上記の位置合わせを行う際には、
外部磁界印加装置をファラデー回転子の近傍に実際に配
置して測定用レーザー光を用いて光サーキュレータ各構
成要素における透過光を観察してプリズム類の位置合わ
せを行っている。
【0018】このような従来の光サーキュレータでは微
妙なプリズムの位置合わせ及び接着工程が複数回必要で
あり、光サーキュレータ組み立て工程が極めて面倒とな
ってしまう。このため、組み立て工程における作業時間
を減少させることが難しく、コストダウンが図れず、し
かも歩留まりが低下してしまうという問題点がある。
【0019】本発明の目的はコストダウンが実現できし
かも歩留まり率の高い光サーキュレータを提供すること
にある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、光入力
端子、光出力端子、及び光入出力端子を備えるとともに
第1、第2、及び第3の複屈折平行平板、ファラデー回
転子、及び45度旋光板を備え、予め定められた方向に
沿って前記第1の複屈折平行平板、前記第2の複屈折平
行平板、前記ファラデー回転子、前記45度旋光板、及
び前記第3の複屈折平行平板が順次配列され、前記第1
の複屈折平行平板は光出射面と該光出射面と対向して前
記第2の複屈折平行平板と密接する密着面とを備え、前
記第2の複屈折平行平板は所定の一面において前記第1
の複屈折平行平板の密接面と密接する密接領域と光入射
領域とを備え、前記第3の複屈折平行平板は光入出射面
を備えており、前記入力端子は前記光入射領域に臨み、
前記光出射端子は前記光出射面に臨み、前記光入出力端
子は前記光入出射面に臨んでおり、前記ファラデー回転
子の近傍には前記ファラデー回転子にファラデー回転を
発生させるための磁界印加手段が配設され、前記第1及
び前記第2の複屈折平行平板の予め規定された面にはそ
れぞれ前記第1及び前記第2の複屈折平行平板を通過す
る透過光を全反射するための全反射面が形成されてお
り、前記光入力端子からの入射光を前記光入出力端子に
出射光として出射し、前記光入出力端子からの入射光を
前記光出力端子に出射光として出射するようにしたこと
を特徴とする光サーキュレータが得られる。
【0021】
【作用】本発明では、複屈折平行平板を用いているか
ら、組み立て工程において光学的位置合わせ等が容易で
あり、この結果、組み立て工程を簡略化でき、歩留まり
率の向上及びコストダウンを図れる。さらに、複数のサ
ーキュレータを作成する際光学的位置合わせを一括して
大量に行うことができる。
【0022】
【実施例】以下本発明について実施例によって説明す
る。
【0023】図1(a)を参照して、図示の光サーキュ
レータは複屈折平行平板21、22、及び23、ファラ
デー回転子24、及び45度旋光板25を備えており、
さらに、ファラデー回転子24に太線矢印24aで示す
向きに外部磁界を印加する外部磁界印加装置(図示せ
ず)を備えている。複屈折平行平板21乃至23とし
て、一般に一軸性の光学結晶が用いられ、ここでは、ル
チル平行平板が用いられる。複屈折平行平板21乃至2
3は、図1(b)に太線矢印26で示す結晶軸を備えて
おり、この結晶軸は光学結晶の軸方向(C軸方向)を表
している。さらに、複屈折平行平板21及び22の一面
にはそれぞれ全反射面21a及び22aが形成されてい
る(図1(a)において、複屈折平行平板21の下面及
び複屈折平行平板22の上面にそれぞれ全反射面21a
及び22aが形成されている)。また、ここでは、ファ
ラデー回転子24として磁性ガーネット膜を用い、45
度旋光板25としてSiO単結晶板が用いられる。な
お、磁性ガーネット膜は強磁性体であるから、外部磁性
印加装置としては磁性ガーネット膜を磁気飽和させるだ
けの磁束が得られれば十分であり、例えば、SmCo、
Nd−Fe−B等の永久磁石を用いればよい。
【0024】次に、図2を参照して、本発明による光サ
ーキュレータの組み立てについて説明する。
【0025】まず、図2(a)を参照して、大板の状態
で2枚の複屈折平行平板30及び31を準備するととも
に大板の状態でファラデー回転子32及び45度旋光板
33を準備する。これら複屈折平行平板30、ファラデ
ー回転子32、45度旋光板33、及び複屈折平行平板
31の順で配列する(なお、太線矢印34は結晶軸(C
軸)の面内での偏光成分を表す)。そして、図示のよう
に外部磁界印加装置35を設置する。次に、一点鎖線矢
印で示す方向(順方向)から光学調整用光を入射して、
その透過光によってファラデー回転子32が所定のファ
ラデー回転角度を透過光に与える条件を得、各光学的素
子について回転方向の光学的調整(図中矢印34aで示
す)を行って、つまり、位置合わせを行いつつ各光学的
素子を接着剤で互いに固定して光サーキュレータ体を得
る。
【0026】次に、外部磁界印加装置35を除去した
後、図2(b)に示すように光サーキュレータ体を縦横
に切断して複数の光サーキュレータ素子36を得る。こ
の結果、複屈折平行平板22及び23、ファラデー回転
子24、及び45度旋光板25を有する光サーキュレー
タ素子が複数得られることになる。
【0027】その後、各光サーキュレータ素子について
所定の面を研磨するとともに必要に応じて金属膜を形成
して前述のようにして全反射面を形成する。さらに、各
光サーキュレータ素子36に永久磁石等の外部磁界印加
装置(図示せず)を接着固定し、逆方向からの光学調整
用透過光の存在下において複屈折平行平板21(図1)
を位置合わせしつつ接着固定する。そして、この構成体
を筐体(図示せず)に収納した後端子11a、11b、
及び11cを形成することによって光サーキュレータが
得られる。
【0028】上述のようにして、光サーキュレータ体を
得た後、この光サーキュレータ体を切断して複数の光サ
ーキュレータ素子を得るようにしているから、実質的な
位置合わせ工程は多数の光サーキュレータ素子に対して
全体で一回で済み、この結果、組み立て工程を大幅に簡
略化することが可能となる(なお、第1の複屈折平行平
板の位置合わせは各光サーキュレータ素子に対して行う
必要があるが、この位置合わせは比較的容易であるた
め、これによって、組み立て工程が複雑化することはな
い)。
【0029】次に図3及び図4を参照して、本発明によ
る光サーキュレータの動作について説明する。
【0030】まず、図3(a)及び(b)を参照して、
図3(a)には、順方向に光が入射された際の、つま
り、端子11aからレーザ等による信号光(紙面に水平
・垂直な成分を含む楕円偏光)が入射された際の透過光
の光路を示し、図3(b)には図3(a)の位置A乃至
Eにおける透過光の偏光面を示す。
【0031】信号光は複屈折平行平板22において紙面
に垂直な成分のみを含む直線偏光と紙面に平行な成分の
みを含む直線偏光とに分離され、ファラデー回転子24
に与えられる。ファラデー回転子24では偏光面の向き
が非相反的に変化することになり、垂直及び水平直線偏
光はそれぞれ偏光面が回転する。さらに45度旋光板2
5の存在によって、これら分離された信号光はそれぞれ
水平及び垂直直線偏光となり、複屈折平行平板23に入
射される。複屈折平行平板23では図示のように水平直
線偏光が曲げられ、この結果、水平及び垂直直線偏光が
合成されて楕円偏光として端子11cから出射されるこ
とになる。
【0032】次に、図4(a)及び(b)を参照して、
図4(a)には、逆方向に光が入射された際の、つま
り、端子11cから信号光(楕円偏光)が入射された際
の透過光の光路を示し、図4(b)には図4(a)の位
置A乃至Eにおける透過光の偏光面を示す。
【0033】信号光は複屈折平行平板23において紙面
に垂直な成分のみを含む直線偏光と紙面に平行な成分の
みを含む直線偏光とに分離され、45度旋光板25に与
えられる。45度旋光板25において、水平及び垂直直
線偏光はそれぞれ偏光面が回転され、続いてファラデー
回転子24でこれら分離された信号光はそれぞれ水平及
び垂直直線偏光となり、複屈折平行平板22に入射され
る。複屈折平行平板22では図示のように水平直線偏光
が曲げられ、全反射面で全反射される。そして、水平及
び垂直直線偏光は複屈折平行平板21に入射され、水平
直線偏光は全反射面で全反射されて垂直直線偏光と合成
されて楕円偏光として端子11bから出射されることに
なる。
【0034】ところで、上記の偏光の反射角は極めて小
さく(ルチル平行板を用いた際にはその反射角は約5.
7度である)、従って、通常は鏡面状とするだけで全反
射面を形成することができるが、必要に応じてさらに金
属膜等を反射面に形成して全反射面としてもよい。そし
て、上述のように2度の全反射を行うことによって端子
11bからの出射光を端子11cからの入射光に対して
平行とすることができる。
【0035】なお、複屈折平行平板21及び22の間の
接着には両者とその屈折率が等しい接着剤を用いて固定
するかあるいは両者の接触面に用いる接着剤に対してそ
れぞれARコートを施す等の方法で接触面における透過
光の反射散乱及び屈折等が発生しないようにする必要が
ある。
【0036】上述の実施例では、複屈折平行平板21及
び22を接着剤で固定する例を示したが、複屈折平行平
板21及び22を用いる代わりに複屈折平行平板21及
び22が一体化された形状の複屈折平行平板(一体化複
屈折平行平板)を用いるようにしてもよい。この場合に
は、光サーキュレータの作成に当たっては、上述したよ
うに、まず、ファラデー回転子24、45度旋光板2
5、及び複屈折平行平板23のみが接着剤で固定された
複数の光学素子を得た後、各光学素子について一体化複
屈折平行平板を位置合わせ接着する。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では複数の
複屈折平行平板を用いて、多数の光サーキュレータにお
ける光学的素子の位置合わせ工程を一回で行え、各光学
的素子の位置合わせ固定作業を簡略化することができ、
その結果、歩留まり率が向上するばかりでなく、コスト
ダウンを図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明による光サーキュレータの一実
施例を示す斜視図であり、(b)は(a)に示す光サー
キュレータを各構成素子毎に分解して示す斜視図であ
る。
【図2】本発明による光サーキュレータの作成を説明す
るための図である。
【図3】(a)は図1(a)に示す光サーキュレータに
おいて順方向の透過光の経路を示す図であり、(b)は
透過光の偏光面を説明するための図である。
【図4】(a)は図1(a)に示す光サーキュレータに
おいて逆方向の透過光の経路を示す図であり、(b)は
透過光の偏光面を説明するための図である。
【図5】(a)は従来の光サーキュレータの一例を示す
斜視図であり、(b)は光路を示す図である。
【図6】(a)は図5(a)に示す光サーキュレータに
おいて順方向の透過光の経路を示す図であり、(b)は
逆方向の透過光の経路を示す図である。
【図7】三端子光サーキュレータの外観を示す図であ
る。
【符号の説明】
21 複屈折平行平板 22 複屈折平行平板 23 複屈折平行平板 24 ファラデー回転子 25 45度旋光板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 27/28 G02F 1/09 JICSTファイル(JOIS)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光入力端子、光出力端子、及び光入出力
    端子を備えるとともに第1、第2、及び第3の複屈折平
    行平板、ファラデー回転子、及び45度旋光板を備え、
    予め定められた方向に沿って前記第1の複屈折平行平
    板、前記第2の複屈折平行平板、前記ファラデー回転
    子、前記45度旋光板、及び前記第3の複屈折平行平板
    が順次配列され、前記第1の複屈折平行平板は光出射面
    と該光出射面と対向して前記第2の複屈折平行平板と密
    接する密着面とを備え、前記第2の複屈折平行平板は所
    定の一面において前記第1の複屈折平行平板の密着面と
    密接する密接領域と光入射領域とを備え、前記第3の複
    屈折平行平板は光入出射面を備えており、前記入力端子
    は前記光入射領域に臨み、前記光出射端子は前記光出射
    面に臨み、前記光入出力端子は前記光入出射面に臨んで
    おり、前記ファラデー回転子の近傍には前記ファラデー
    回転子にファラデー回転を発生させるための磁界印加手
    段が配設され、前記第1及び前記第2の複屈折平行平板
    の予め規定された面にはそれぞれ前記第1及び前記第2
    の複屈折平行平板を通過する透過光を全反射するための
    全反射面が形成されており、前記光入力端子からの入射
    光を前記光入出力端子に出射光として出射し、前記光入
    出力端子からの入射光を前記光出力端子に出射光として
    出射するようにしたことを特徴とする光サーキュレー
    タ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された光サーキュレータ
    において、前記第1及び前記第2の複屈折平行平板は一
    体化されていることを特徴とする光サーキュレータ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載された光サーキュ
    レータにおいて、前記予め規定された面を平滑面とする
    ことによって前記全反射面を形成するようにしたことを
    特徴とする光サーキュレータ。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載された光サーキュ
    レータにおいて、前記全反射面を平滑面として該平滑面
    に反射膜を形成することによって前記全反射面を形成す
    るようにしたことを特徴とする光サーキュレータ。
JP12744492A 1992-05-20 1992-05-20 光サーキュレータ Expired - Fee Related JP3154169B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12744492A JP3154169B2 (ja) 1992-05-20 1992-05-20 光サーキュレータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12744492A JP3154169B2 (ja) 1992-05-20 1992-05-20 光サーキュレータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05323233A JPH05323233A (ja) 1993-12-07
JP3154169B2 true JP3154169B2 (ja) 2001-04-09

Family

ID=14960088

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12744492A Expired - Fee Related JP3154169B2 (ja) 1992-05-20 1992-05-20 光サーキュレータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3154169B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6914722B2 (en) * 2001-05-19 2005-07-05 Alliance Fiber Optic Products, Inc. Fiber optical circulator

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05323233A (ja) 1993-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5204771A (en) Optical circulator
JPS6118481Y2 (ja)
JP3154169B2 (ja) 光サーキュレータ
US7024073B2 (en) Reflective variable light attenuator
JP3161885B2 (ja) 光アイソレーター
JPH05313094A (ja) 光アイソレータ
JP2579572B2 (ja) 3端子光サーキュレータ
JP4794056B2 (ja) 光デバイス
JPH0667118A (ja) 光結合装置
JPH0391715A (ja) 光アイソレータ
JP2003172901A (ja) 光非相反デバイス
JPS6257012B2 (ja)
JP3075435B2 (ja) 光アイソレータ
JP2869677B2 (ja) 光アイソレータ
JP3260159B2 (ja) 磁気光学光部品の製造方法
JPH02188715A (ja) 光アイソレータ
JP2594856B2 (ja) 非相反光素子
JP2002156530A (ja) 光アイソレータ付き光ファイバピグテイル
JPH10239637A (ja) 光アイソレータ及びそれを用いた光モジュール
JP3049551B2 (ja) 光アイソレータ
JP3141212B2 (ja) 光サーキュレータ
JPH06265820A (ja) 光受動部品
JPS63293519A (ja) 光アイソレ−タ
JPH03107915A (ja) 光アイソレータ
JP2000105323A (ja) 光ファイバ部品とこれを用いた光サーキュレータ及び光モジュール

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20001227

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees