JP3153968B2 - コンデンサー用フイルムの連続自動巻取装置 - Google Patents
コンデンサー用フイルムの連続自動巻取装置Info
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Description
動巻取装置に関する。詳しくは、本発明は材料の装填か
らコンデンサー素子の製造まての全てを連続して自動的
に作動するコンデンサー用フイルムの連続自動巻取装置
に関する。
は、例えば、図1に示すように、掛軸1に金属箔フイル
ムの材料巻回物21を装填し、掛軸2にセパレーターフ
イルムの材料巻回物22を装填した後、それぞれ誘導ロ
ーラー3を経て合わせローラー4に導かれローター5の
巻心軸6に巻回されてコンデンサー素子7が作られる。
而して、このようなプロセスにおいて、掛軸に装填され
た材料巻回物からローター5の巻心軸6に巻回され、素
子7が製造されるまでの工程は自動制御されて作動され
るが、掛軸に装填された材料巻回物が巻心軸の方に巻き
出されて掛軸のコアが空になった後、新たな材料巻回物
の装填供給は手動で行われる。巻き出された材料の末端
と新しい材料の先端との接続もまた手動で行われる。そ
の間操作は一時停止しなければならず、甚だしく時間を
浪費している。
うな問題点を解決して新たな材料巻回物を自動的に供給
装填することにより全工程を自動化し無人化で高精度で
高速度運転可能なコンデンサー用フイルムの連続自動巻
取装置を提供することにある。
達成のため鋭意研究の結果、巻取機本体と材料巻回物ス
トッカーとの間に材料交換手段を介在させることによっ
て、空になった掛軸に新たな材料巻回物を自動的に装填
し得ることを想到し、巻取機の掛軸と材料巻回物のスト
ッカーとの間に両端にチャックを具え中心を支点として
回転するアームから成る材料交換手段を設け、該掛軸と
第1誘導ローラーとの間に連動して作動するクランパ
ー、押さえローラー及び材料フイルム移動用ローラーか
ら成る接続手段を設けたことを特徴とするコンデンサー
用フイルムの連続自動巻取装置を発明するに到った。
自動巻取装置を図面について具体的に説明する。本発明
の連続自動巻取装置は、図2に示すごとく、巻取機本体
100の掛軸1及び2と材料巻回物のストッカー8との
間に両端にチャックを具え中心を支点として回転するア
ームから成る材料交換手段9が設けられ、該材料交換手
段9は、図3に示すように、両端に、掛軸に巻取が終わ
って残された空のコアを把握するためのチャック11と
新しい材料巻回物21又は22の軸芯を内側から把握す
るためのチャック12を有し、中心13を支点にして回
転するアーム10から構成され、例えば図4に示すよう
に作動する。
方向に90度回転する態様を示す。図4−2は材料交換
手段9が掛軸及び材料巻回物に向かって移動し、アーム
10のチャック11が掛軸1の空コアに嵌合し、チャッ
ク12がストッカー8に装填された新しい材料巻回物の
軸芯に嵌合した後、材料交換手段9が元の位置に移動す
る態様を示す。図4−3はアーム10が→の方向にさら
に90度回転し、チャック11が空コアを捨てた後、ア
ーム10が→の方向にさらに90度回転する態様を示
す。図4−4は材料交換手段9が掛軸及び材料巻回物に
向かって移動し、掛軸1に材料巻回物を装填する態様を
示す。図4−5は材料巻回物の装填が終わり材料交換手
段9が図4−1の状態に戻った態様を示す。
連続するためには、掛軸の材料巻回物が誘導ローラーを
経て合わせローラーの方に送り取られて終わり近くにな
った時点において、末端部を次の巻回物の先端と接続し
なければならない。そのために巻取機本体の掛軸と第1
誘導ローラーとの間に接続手段が設けられている。該接
続手段の構成及び作動態様を図5について説明する。
ーラー15及びフイルム移動用ローラー16から構成さ
れ、図5に示すように作動する。図5−1は掛軸1、2
に掛けられたばかりの材料巻回物21、22が誘導ロー
ラー3を経て巻取られて行く態様を示し、この時点では
クランパー14は作動していない。図5−2は材料巻回
物21、22が巻取られて行くに従ってフイルム移動用
ローラー16は→の方向に移動する態様を示し、この時
点ではクランパー14は作動していない。図5−3はフ
イルムの進行が停止し、フイルム移動用ローラー16が
巻回物の材料フイルムに接しこれを→の方向に移動せし
めんとする態様を示し、この時点でもクランパー14は
作動していない。図5−4はフイルム移動用ローラー1
6が→の方向に回転して巻回物の材料フイルムをクラン
パー14のクランピング部材の間に通している態様を示
す。図5−5はクランパー14が移動用ローラー16に
よって通された巻回物の材料フイルムをクランピング部
材の間にクランプする態様を示す。図5−6は巻回物の
材料フイルムがクランパー14に取り付けられたカッタ
ー17によって切断される態様を示す。この時点におい
て、掛軸1、2には材料交換手段によって新たな材料巻
回物が装填される。図5−7及び図5−8は押さえロー
ラー15が→の方向に移動して巻回物の材料フイルム
を、掛軸1、2に新たに装填された材料巻回物の方に押
して、その末端を新たに装填した巻回物の材料フイルム
に接続する態様を示す。図5−9は前の巻回物の材料フ
イルムの末端にその先端を接続された新しい材料巻回物
が巻取られて行こうとする態様を示す。図5−10は図
5−1の状態に戻った態様を示す。
回物を収納し、先頭の巻回物が材料交換手段9のチャッ
ク11、12によってチャックされると次の巻回物が順
次送り出されて先頭の位置に位置するように構成されて
いる。
ては、材料ストッカーにおける材料巻回物の送り出し、
材料交換手段の移動及びチャックと材料巻回物の嵌合及
びアームの回転、接続手段の各部材の作動、ローターの
回転、素子の形成及びこれらに付随する部材は全て自動
制御手段によって自動的に制御されて作動し、材料巻回
物から素子形成に至る工程は、ストッカーへの材料の一
括供給以外は全て無人で長時間連続運転することができ
る。
と材料交換手段と材料ストッカーの関係を示す図であ
る。 図3 材料交換手段の説明図である。 図4 材料交換手段の作動態様の説明図である。 図5 接続手段の作動態様の説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 巻取機、誘導ローラー、合わせローラ
ー、巻回手段及びこれらの部材の作動を自動制御するた
めの自動制御手段から成るコンデンサー用フイルムの自
動巻取装置において、巻取機の掛軸と材料巻回物のスト
ッカーとの間に両端にチャックを具え中心を支点として
回転するアームから成る材料交換手段を設け、該掛軸と
第1誘導ローラーとの間に連動して作動するクランパ
ー、押さえローラー及び材料フイルム移動用ローラーか
ら成る接続手段を設けたことを特徴とするコンデンサー
用フイルムの連続自動巻取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15726792A JP3153968B2 (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | コンデンサー用フイルムの連続自動巻取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15726792A JP3153968B2 (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | コンデンサー用フイルムの連続自動巻取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0774065A JPH0774065A (ja) | 1995-03-17 |
JP3153968B2 true JP3153968B2 (ja) | 2001-04-09 |
Family
ID=15645925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15726792A Expired - Fee Related JP3153968B2 (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | コンデンサー用フイルムの連続自動巻取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3153968B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4618092B2 (ja) * | 2005-10-26 | 2011-01-26 | パナソニック株式会社 | コンデンサ素子製造装置 |
JP4618093B2 (ja) * | 2005-10-26 | 2011-01-26 | パナソニック株式会社 | コンデンサ素子製造装置 |
WO2016056256A1 (ja) * | 2014-10-10 | 2016-04-14 | 住友化学株式会社 | 電池用セパレータ捲回体の製造方法、電池用セパレータ捲回体、および電池用セパレータ捲回体の製造装置 |
-
1992
- 1992-05-06 JP JP15726792A patent/JP3153968B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0774065A (ja) | 1995-03-17 |
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