JP3153878B2 - 回線測定器 - Google Patents
回線測定器Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信回線を遠隔制御によ
って測定することのできる回線測定器に関する。具体的
には、通信回線の複数の地点において挿入してあるT型
ブランチを遠隔制御でデータ端末側から回線測定器側へ
切替えて測定結果を測定センタへ送ることのできる新規
な回線測定器を提供せんとするものである。
って測定することのできる回線測定器に関する。具体的
には、通信回線の複数の地点において挿入してあるT型
ブランチを遠隔制御でデータ端末側から回線測定器側へ
切替えて測定結果を測定センタへ送ることのできる新規
な回線測定器を提供せんとするものである。
【0002】
【従来の技術】図3には従来の実施例が示されている。
日常の通信制御を行うホスト・コンピュータHCと多く
のデータ端末DTE1〜DTE8との間で、モデムMD
91と通信回線である被測定回線50と多くのモデムM
D11,MD21,…,MD81を介してデータ通信を
行っている。ホスト・コンピュータHCとモデムMD9
1との間および各モデムMD11,MD21…,MD8
1と各データ端末DTE1,DTE2,…,DTE8と
の間には、切替スイッチであるT型ブランチTB9とT
B1,TB2,…,TB8があり、これらのT型ブラン
チTB1〜TB9を端子a側に接続しているときには通
信状態となり、ホスト・コンピュータHCは各データ端
末DTE1〜DTE8と接続され、T型ブランチTB1
〜TB9を端子b側に接続すると回線試験状態となり、
回線測定器CT9Bは多くの回線測定器CT1B〜CT
8Bに接続される。
日常の通信制御を行うホスト・コンピュータHCと多く
のデータ端末DTE1〜DTE8との間で、モデムMD
91と通信回線である被測定回線50と多くのモデムM
D11,MD21,…,MD81を介してデータ通信を
行っている。ホスト・コンピュータHCとモデムMD9
1との間および各モデムMD11,MD21…,MD8
1と各データ端末DTE1,DTE2,…,DTE8と
の間には、切替スイッチであるT型ブランチTB9とT
B1,TB2,…,TB8があり、これらのT型ブラン
チTB1〜TB9を端子a側に接続しているときには通
信状態となり、ホスト・コンピュータHCは各データ端
末DTE1〜DTE8と接続され、T型ブランチTB1
〜TB9を端子b側に接続すると回線試験状態となり、
回線測定器CT9Bは多くの回線測定器CT1B〜CT
8Bに接続される。
【0003】被測定回線50が正常に機能しているか否
か、正常に機能していないときには、どこの地点で故障
が発生しているかを調べるためのポーリング・テストを
行う場合には、回線測定器CT1B〜CT9Bをそれぞ
れ操作する操作者を配置し、電話機T1〜T9により電
話機T9からの指示で各操作者が操作を行って、測定結
果を電話機T9の場所に居る回線試験の指示者に報告し
ていた。回線試験を行う場合には、各操作者がそれぞれ
回線測定器CT1B〜CT9Bを操作して、それまでホ
スト・コンピュータHCと各データ端末DTE1〜DT
E8との間で行われていた通信状態にあるデータ通信を
一時中止して、各T型ブランチTB1〜TB9を端子a
側から端子b側へ切替えて、回線試験が行われてきた。
か、正常に機能していないときには、どこの地点で故障
が発生しているかを調べるためのポーリング・テストを
行う場合には、回線測定器CT1B〜CT9Bをそれぞ
れ操作する操作者を配置し、電話機T1〜T9により電
話機T9からの指示で各操作者が操作を行って、測定結
果を電話機T9の場所に居る回線試験の指示者に報告し
ていた。回線試験を行う場合には、各操作者がそれぞれ
回線測定器CT1B〜CT9Bを操作して、それまでホ
スト・コンピュータHCと各データ端末DTE1〜DT
E8との間で行われていた通信状態にあるデータ通信を
一時中止して、各T型ブランチTB1〜TB9を端子a
側から端子b側へ切替えて、回線試験が行われてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図3に示したようにホ
スト・コンピュータHCの設置してある場所の回線測定
器CT9Bから、指示者によって電話機T9を用いて遠
隔地にある各回線測定器CT1〜CT9の設置場所にあ
る各電話機T1〜T8を通じて各操作者に測定の指示を
し、そのデータを回収することは、多くの人員と、試験
のための事前の準備のための時間と極めて多くのコスト
を必要とし、多くの操作者への試験手順の指示徹底のた
めに試験も長時間を要するものであったから、通信回線
の使用を中断して行う回線試験を頻繁に実施することが
できないし、回線試験の実施時期も制約されるという解
決されるべき課題が残されていた。
スト・コンピュータHCの設置してある場所の回線測定
器CT9Bから、指示者によって電話機T9を用いて遠
隔地にある各回線測定器CT1〜CT9の設置場所にあ
る各電話機T1〜T8を通じて各操作者に測定の指示を
し、そのデータを回収することは、多くの人員と、試験
のための事前の準備のための時間と極めて多くのコスト
を必要とし、多くの操作者への試験手順の指示徹底のた
めに試験も長時間を要するものであったから、通信回線
の使用を中断して行う回線試験を頻繁に実施することが
できないし、回線試験の実施時期も制約されるという解
決されるべき課題が残されていた。
【0005】また、電話機T9と各電話機T1〜T8の
間に試験期間中のみにおいて多くの専用の回線を必要と
するから、これも回線試験の実施において解決されるべ
き課題として残されていた。
間に試験期間中のみにおいて多くの専用の回線を必要と
するから、これも回線試験の実施において解決されるべ
き課題として残されていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明はなされたものであり、各地に点在する
多くのデータ端末DTE1〜DTE8と日常の通信制御
を行うホスト・コンピュータHCとの間で、通信回線で
ある被測定回線50を介して通信している場合に、ホス
ト・コンピュータHCと各地のデータ端末DTE1〜D
TE8との間の通信状態から、ホスト・コンピュータH
Cの設置場所にある回線測定器CT9と各地に点在する
多くのデータ端末DTE1〜DTE8の設置場所に設け
た回線測定器CT1〜CT8との間の回線試験状態に切
替えるためのT型ブランチTB9とTB1〜TB8を設
け、試験センタの試験用コンピュータと各回線測定器C
T1〜CT9との間に通信回線を設け、回線試験を制御
するセンタ・コンピュータとホスト・コンピュータHC
の設置場所にある回線測定器CT9との間の通信回線は
専用線あるいは公衆回線網を使用し、センタ・コンピュ
ータと各地の回線測定器CT1〜CT8との間の通信回
線としては公衆回線を使用し、各地の回線測定器CT1
〜CT8のうちの1つを選択して順次各回線測定器CT
1〜CT8に接続して試験の指示をし、試験データをセ
ンタ・コンピュータに収集するようにした。各回線測定
器CT1〜CT9には、T型ブランチTB1〜TB9を
通信状態から回線試験状態に切替えた後、所定期間、セ
ンタ・コンピュータから何の指示も受けない状態が続い
た場合には、それぞれタイム・アウトと判断し、それぞ
れの回線測定器CT1〜CT9が各T型ブランチTB1
〜TB9を回線試験状態から通信状態へと切替えるタイ
ム・アウト機能を具備するように構成した。
るために本発明はなされたものであり、各地に点在する
多くのデータ端末DTE1〜DTE8と日常の通信制御
を行うホスト・コンピュータHCとの間で、通信回線で
ある被測定回線50を介して通信している場合に、ホス
ト・コンピュータHCと各地のデータ端末DTE1〜D
TE8との間の通信状態から、ホスト・コンピュータH
Cの設置場所にある回線測定器CT9と各地に点在する
多くのデータ端末DTE1〜DTE8の設置場所に設け
た回線測定器CT1〜CT8との間の回線試験状態に切
替えるためのT型ブランチTB9とTB1〜TB8を設
け、試験センタの試験用コンピュータと各回線測定器C
T1〜CT9との間に通信回線を設け、回線試験を制御
するセンタ・コンピュータとホスト・コンピュータHC
の設置場所にある回線測定器CT9との間の通信回線は
専用線あるいは公衆回線網を使用し、センタ・コンピュ
ータと各地の回線測定器CT1〜CT8との間の通信回
線としては公衆回線を使用し、各地の回線測定器CT1
〜CT8のうちの1つを選択して順次各回線測定器CT
1〜CT8に接続して試験の指示をし、試験データをセ
ンタ・コンピュータに収集するようにした。各回線測定
器CT1〜CT9には、T型ブランチTB1〜TB9を
通信状態から回線試験状態に切替えた後、所定期間、セ
ンタ・コンピュータから何の指示も受けない状態が続い
た場合には、それぞれタイム・アウトと判断し、それぞ
れの回線測定器CT1〜CT9が各T型ブランチTB1
〜TB9を回線試験状態から通信状態へと切替えるタイ
ム・アウト機能を具備するように構成した。
【0007】
【作用】このような構成にしたから、センタ・コンピュ
ータから各回線測定器CT1〜CT9に対して回線試験
の指示を出すことができ、各回線測定器CT1〜CT9
からは回線試験データを回収することができる。この操
作はすべて無人で、しかも迅速に短時間のうちに行われ
得る。
ータから各回線測定器CT1〜CT9に対して回線試験
の指示を出すことができ、各回線測定器CT1〜CT9
からは回線試験データを回収することができる。この操
作はすべて無人で、しかも迅速に短時間のうちに行われ
得る。
【0008】さらに、各回線測定器CT1〜CT9には
タイム・アウト機能を設けたから、何らかの事故によ
り、回線試験中にセンタ・コンピュータから各回線測定
器CT1〜CT9への指示制御機能が失われるという事
態が発生したとしても、センタ・コンピュータからの指
示が所定期間ない場合には、それぞれの回線測定器CT
1〜CT9においてタイム・アウトと判断し、それぞれ
のT型ブランチTB1〜TB9を切替えて、回線試験状
態から通信状態へ戻すから、遠隔地にある各回線測定器
CT1〜CT9の設置場所へ人員をわざわざ派遣してT
型ブランチTB1〜TB9を通信状態へ戻す作業をする
必要はない。したがって高信頼度の通信回線の試験が可
能となった。
タイム・アウト機能を設けたから、何らかの事故によ
り、回線試験中にセンタ・コンピュータから各回線測定
器CT1〜CT9への指示制御機能が失われるという事
態が発生したとしても、センタ・コンピュータからの指
示が所定期間ない場合には、それぞれの回線測定器CT
1〜CT9においてタイム・アウトと判断し、それぞれ
のT型ブランチTB1〜TB9を切替えて、回線試験状
態から通信状態へ戻すから、遠隔地にある各回線測定器
CT1〜CT9の設置場所へ人員をわざわざ派遣してT
型ブランチTB1〜TB9を通信状態へ戻す作業をする
必要はない。したがって高信頼度の通信回線の試験が可
能となった。
【0009】
【実施例】図1には本発明の一実施例が示されている。
ここで図3に示した従来例と異なる点について説明する
と、図3の電話機T1〜T9に代えて、図1において
は、回線試験を制御するセンタ・コンピュータCCを設
け、日常の通信制御を行うホスト・コンピュータHCの
設置場所にある回線測定器CT9に対してはモデムMD
99およびMD92と、それらの間を接続する、たとえ
ば専用線あるいは公衆回線網である遠隔制御用回線61
を介して回線測定器CT9を制御し、そこで得られた測
定データを回収することができる。センタ・コンピュー
タCCはモデム98を介して公衆回線網60に接続され
ており、各地の回線測定器CT1〜CT8もそれぞれモ
デムMD12,MD22,…,MD82を介して公衆回
線網60に接続されている。センタ・コンピュータCC
は、たとえば回線測定器CT1にポーリング・テスト、
すなわち、回線試験を命ずるときは、公衆回線網60を
通じて回線測定器CT1を呼出し、指示し制御する。す
ると、回線測定器CT1はTB制御線31に切替信号を
出力して、T型ブランチTB1を端子aからbに切替え
て、通信状態から回線試験状態へ移行する。同様にセン
タ・コンピュータCCからは、遠隔制御用回線61を介
して回線測定器CT9に対しても指示制御がなされ、T
型ブランチTB9はその端子aからbへ切替えられ、2
つの回線測定器CT9とCT1との間で回線試験が行わ
れ、それぞれの試験データは遠隔制御用回線61および
公衆回線網60を介してセンタ・コンピュータCCに収
容され分析される。他の回線測定器CT2〜CT8に対
しても同様の手順で回線試験が行われる。
ここで図3に示した従来例と異なる点について説明する
と、図3の電話機T1〜T9に代えて、図1において
は、回線試験を制御するセンタ・コンピュータCCを設
け、日常の通信制御を行うホスト・コンピュータHCの
設置場所にある回線測定器CT9に対してはモデムMD
99およびMD92と、それらの間を接続する、たとえ
ば専用線あるいは公衆回線網である遠隔制御用回線61
を介して回線測定器CT9を制御し、そこで得られた測
定データを回収することができる。センタ・コンピュー
タCCはモデム98を介して公衆回線網60に接続され
ており、各地の回線測定器CT1〜CT8もそれぞれモ
デムMD12,MD22,…,MD82を介して公衆回
線網60に接続されている。センタ・コンピュータCC
は、たとえば回線測定器CT1にポーリング・テスト、
すなわち、回線試験を命ずるときは、公衆回線網60を
通じて回線測定器CT1を呼出し、指示し制御する。す
ると、回線測定器CT1はTB制御線31に切替信号を
出力して、T型ブランチTB1を端子aからbに切替え
て、通信状態から回線試験状態へ移行する。同様にセン
タ・コンピュータCCからは、遠隔制御用回線61を介
して回線測定器CT9に対しても指示制御がなされ、T
型ブランチTB9はその端子aからbへ切替えられ、2
つの回線測定器CT9とCT1との間で回線試験が行わ
れ、それぞれの試験データは遠隔制御用回線61および
公衆回線網60を介してセンタ・コンピュータCCに収
容され分析される。他の回線測定器CT2〜CT8に対
しても同様の手順で回線試験が行われる。
【0010】図2(a)には同じ構成の回線測定器CT
1〜CT9のうち、CT1の回路構成が代表して示され
ている。ここでCPU101は回線測定器CT1全体の
制御をしている。
1〜CT9のうち、CT1の回路構成が代表して示され
ている。ここでCPU101は回線測定器CT1全体の
制御をしている。
【0011】回線測定部102は、被測定回線50から
モデムMD11およびT型ブランチTB1を介して測定
データ線21により回線測定器CT9から送られてくる
信号を受けて回線試験を行う。
モデムMD11およびT型ブランチTB1を介して測定
データ線21により回線測定器CT9から送られてくる
信号を受けて回線試験を行う。
【0012】通信制御部103はモデムMD12を介し
て、公衆回線網60に接続されており、モデム98を介
して公衆回線網60に接続されたセンタ・コンピュータ
CCとの間の通信を制御している。TB制御部104は
T型ブランチを制御するための信号をTB制御線31へ
出力している。
て、公衆回線網60に接続されており、モデム98を介
して公衆回線網60に接続されたセンタ・コンピュータ
CCとの間の通信を制御している。TB制御部104は
T型ブランチを制御するための信号をTB制御線31へ
出力している。
【0013】ROM15は回線測定器CT1の動作手順
を格納するリード・オンリ・メモリであり、RAM10
6は回線測定器CT1の測定作業において使用するラン
ダム・アクセス・メモリである。
を格納するリード・オンリ・メモリであり、RAM10
6は回線測定器CT1の測定作業において使用するラン
ダム・アクセス・メモリである。
【0014】回線測定器CT1内の各構成要素はバス1
09によって接続されている。
09によって接続されている。
【0015】回線測定部102の内部構成が図2(b)
に示されている。ここでCPU111は回線測定部10
2全体の制御をしている。測定部112は被測定回線5
0と測定データ線21を介して信号のやりとりをして、
被測定回線50の状態を測定する。
に示されている。ここでCPU111は回線測定部10
2全体の制御をしている。測定部112は被測定回線5
0と測定データ線21を介して信号のやりとりをして、
被測定回線50の状態を測定する。
【0016】インタフェース113は、CPU111と
バス109のインタフェースをしている。タイマ114
は回線試験において、タイム・アウト時間を設定する。
115は回線制御部102の動作プログラムを格納し、
RAM116は回線測定部102の作業領域用のメモリ
である。回線測定部102に含まれた各構成要素はバス
119によって接続されている。
バス109のインタフェースをしている。タイマ114
は回線試験において、タイム・アウト時間を設定する。
115は回線制御部102の動作プログラムを格納し、
RAM116は回線測定部102の作業領域用のメモリ
である。回線測定部102に含まれた各構成要素はバス
119によって接続されている。
【0017】ここで回線測定器CT1(CT2〜CT9
も同じ)のタイマ114の有するタイム・アウト機能に
ついて説明する。
も同じ)のタイマ114の有するタイム・アウト機能に
ついて説明する。
【0018】センタ・コンピュータCC側から回線試験
開始の指示が遠隔制御用回線61および公衆回線60を
介して、回線測定器CT9と、たとえばCT1とにある
と、測定が開始され、被測定回線50上には、たとえ
ば、回線測定器CT1宛のアドレスが付加された回線測
定メッセージが回線測定器CT9側から送出される。回
線測定器CT1では、これを自己宛のメッセージである
と判断すると、それに対する応答をメッセージとして回
線測定器CT9側へ送出する。このようなメッセージの
交換およびメッセージにより指示された動作を行うこと
により被測定回線50の測定がなされるが、これが、い
わゆるポーリング・テストと呼ばれるものである。
開始の指示が遠隔制御用回線61および公衆回線60を
介して、回線測定器CT9と、たとえばCT1とにある
と、測定が開始され、被測定回線50上には、たとえ
ば、回線測定器CT1宛のアドレスが付加された回線測
定メッセージが回線測定器CT9側から送出される。回
線測定器CT1では、これを自己宛のメッセージである
と判断すると、それに対する応答をメッセージとして回
線測定器CT9側へ送出する。このようなメッセージの
交換およびメッセージにより指示された動作を行うこと
により被測定回線50の測定がなされるが、これが、い
わゆるポーリング・テストと呼ばれるものである。
【0019】また、このポーリング・テスト中におい
て、センタ・コンピュータCC側からは、遠隔制御用回
線61および公衆回線網60を介して(モデムMDを介
して行われることは説明の都合上省略)回線測定器CT
9およびCT1に一定の時間間隔、たとえば1分間隔で
コマンドが送られる。このコマンドが送られてくるごと
にタイマ114は初期化される。そこでこのコマンドが
たとえば2分間以上、たとえば回線測定器CT1および
CT9に送られてこない場合には、回線測定器CT9お
よびCT1は何らかの事故が発生したものとそれぞれ判
断して測定を終了し、TB制御部104からTB制御線
31に信号を送出してT型ブランチTB1およびTB9
を端子bから端子aへ切替えて、通信状態に復帰する。
このタイム・アウト機能により、たとえ、センタ・コン
ピュータCCから各回線測定器CT1〜CT9へのコマ
ンドが途切れるという事故が発生しても、所定の時間、
たとえば2分経過すると、タイム・アウトと判断し、各
T型ブランチTB1〜TB9は回線試験状態から通信状
態へと復帰することになる。
て、センタ・コンピュータCC側からは、遠隔制御用回
線61および公衆回線網60を介して(モデムMDを介
して行われることは説明の都合上省略)回線測定器CT
9およびCT1に一定の時間間隔、たとえば1分間隔で
コマンドが送られる。このコマンドが送られてくるごと
にタイマ114は初期化される。そこでこのコマンドが
たとえば2分間以上、たとえば回線測定器CT1および
CT9に送られてこない場合には、回線測定器CT9お
よびCT1は何らかの事故が発生したものとそれぞれ判
断して測定を終了し、TB制御部104からTB制御線
31に信号を送出してT型ブランチTB1およびTB9
を端子bから端子aへ切替えて、通信状態に復帰する。
このタイム・アウト機能により、たとえ、センタ・コン
ピュータCCから各回線測定器CT1〜CT9へのコマ
ンドが途切れるという事故が発生しても、所定の時間、
たとえば2分経過すると、タイム・アウトと判断し、各
T型ブランチTB1〜TB9は回線試験状態から通信状
態へと復帰することになる。
【0020】センタ・コンピュータCCから各回線測定
器CT9とCT1〜CT8へのコマンドなどの送信およ
びデータの回収には、遠隔制御用回線61の1回線とモ
デム98を介して公衆回線60へ接続するための1回線
の合計2回線で足りる。
器CT9とCT1〜CT8へのコマンドなどの送信およ
びデータの回収には、遠隔制御用回線61の1回線とモ
デム98を介して公衆回線60へ接続するための1回線
の合計2回線で足りる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によるならば、遠隔地に散在する各回線測定器への指示
およびデータ収集は公衆回線を使用するから、センタ・
コンピュータからは制御用の回線としてわずか2回線の
線路を用いるのみでよく、各地に配置した回線測定器に
は、操作者を派遣する必要もないから、深夜休日など通
信回線の空いた時間帯において回線試験を行うことがで
きる。しかも、かりにセンタ・コンピュータから各回線
測定器へのコマンドが途絶えたとしても、タイム・アウ
ト機能により人員を各地に派遣する必要がないから、極
めて高信頼度の回線試験が可能となった。したがって本
発明の効果は極めて大きい。
によるならば、遠隔地に散在する各回線測定器への指示
およびデータ収集は公衆回線を使用するから、センタ・
コンピュータからは制御用の回線としてわずか2回線の
線路を用いるのみでよく、各地に配置した回線測定器に
は、操作者を派遣する必要もないから、深夜休日など通
信回線の空いた時間帯において回線試験を行うことがで
きる。しかも、かりにセンタ・コンピュータから各回線
測定器へのコマンドが途絶えたとしても、タイム・アウ
ト機能により人員を各地に派遣する必要がないから、極
めて高信頼度の回線試験が可能となった。したがって本
発明の効果は極めて大きい。
【図1】本発明の一実施例を示す回路構成図である。
【図2】図1の構成要素である回線測定器の内部の回路
構成(a)と、この回線測定器の構成要素である回線測
定部の内部の回路構成(b)とを示す回路構成図であ
る。
構成(a)と、この回線測定器の構成要素である回線測
定部の内部の回路構成(b)とを示す回路構成図であ
る。
【図3】従来例を示す回路構成図である。
21〜29 測定データ線 31〜39 TB制御線 50 被測定回線 60 公衆回線網 61 遠隔制御用回線 101 CPU 102 回線測定部 103 通信制御部 104 TB制御部 105 ROM 106 RAM 109 バス 111 CPU 112 測定部 113 インタフェース 114 タイマ 115 ROM 116 RAM 119 バス CC センタ・コンピュータ CT 回線測定器 DTE データ端末 HC ホスト・コンピュータ MD モデム T 電話機 TB T型ブランチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 晃也 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社 内 (72)発明者 佐藤 雄彦 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社 内 審査官 小林 紀和 (56)参考文献 特開 昭64−1352(JP,A) 特開 昭62−107547(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/14
Claims (1)
- 【請求項1】 通信状態においては通信回線として使用
される通信回線を回線試験状態においては被測定回線
(50)として回線試験を指示するセンタ・コンピュー
タ手段(CC)と、前記被測定回線の各所にそれぞれ設
けられ公衆回線網(60)を介して前記コンピュータ手
段の指示により回線試験をする複数の回線測定手段(C
T)と、前記回線測定手段と前記被測定回線とを前記回
線試験状態において接続するための切替手段(TB)が
あり、前記センタ・コンピュータ手段により前記公衆回
線網を介して前記回線試験のために前記複数の回線測定
手段のうちの1組が順次選択されることの可能な前記各
回線測定手段が、前記公衆回線網を介して前記コンピュータ手段からの指
示により 前記回線試験をするための測定手段(112)
と、 前記センタ・コンピュータ手段からのコマンドを所定の
期間受けなかった場合にタイム・アウトと判断して前記
切替手段を切替えて前記試験状態から前記通信状態に復
帰するようにせしめるためのタイマ手段(114)とを
含む回線測定器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34397991A JP3153878B2 (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | 回線測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34397991A JP3153878B2 (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | 回線測定器 |
Publications (2)
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