JP3153811B2 - ペプシン処理ゼラチン - Google Patents

ペプシン処理ゼラチン

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  • Peptides Or Proteins (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は食料および医療用と
して利用可能な低アレルゲン性ゼラチンに関する。
【0002】
【従来の技術】ゼラチンは生体結合組織に大量に存在す
るコラーゲンを熱水で抽出したもので、食用、医療用に
広く利用されている。一般にコラーゲンは、動物種間で
アミノ酸配列の相同性が高く、特に牛、豚と人と90%
以上同じである。このためコラーゲンより得られるゼラ
チンは、アレルゲン性が低い。
【0003】しかし、ごく少数ではあるが、近年幼児に
おいて、ワクチン接種後にアレルギー反応が報告され、
その抗原物質がワクチンに添加された、ゼラチンである
ことが明らかになった。
【0004】従来から、ゼラチンは安全で健康的な天然
物質として食用、医療用に用いられてきた。ゼラチンを
さらに安全に用いるため、低分子化することでアレルゲ
ン性をさらに低くしたゼラチンの以下の製法が報告され
ている。すなわち、特開平7-82299号公報には、
コラーゲン成分あるいはその変性体であるゼラチン成分
を含む原材料を細菌性のコラゲナーゼ酵素で特異的に分
解することによって、分子量1000以下の抗原性がな
く、アミノ酸配列が(Gly-X-Y)n:n=1〜3であるペプチ
ドが70%以上含有するようなペプチド組成物が報告さ
れている。しかし、ゼラチンを低分子化することで、ア
レルゲン性を低くする試みにおいては、数千以下の分子
量に低分子化することによってゼラチン分解物は水溶液
となり、ゼラチンゲルは形成されなくなる。
【0005】また、特開平11−12196号公報は、
ゼラチン成分またはコラーゲン成分をコラゲナーゼ酵素
を用いて特異的に分解して得られる、分子量が10,0
00以下のペプチドを主成分とする低抗原性安定化剤を
開示する。しかし、ここで得られるペプチドもゲル形成
能がない。
【0006】本出願人は、ゼラチンアレルギー患者のIg
Eのエピトープを明らかにし、ペプシンによる特異的酵
素反応を利用して、ゼラチンにおけるIgE反応部位が分
解除去された重量平均分子量3,500〜20,000の
低アレルゲン性ペプシン分解ゼラチンにかかる発明を出
願した(特願平10-173901号)。しかし、この
発明のペプシン分解ゼラチンはゲル形成能を有しない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は食料および医療用として有用なゼラチンゲル形成
能を保った状態の、低アレルゲン性ゼラチンを提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するために、本発明者は鋭意検討した結果、所定の条件
下でゼラチンをペプシンで処理することによって、ゲル
形成能を保ちつつアレルゲン性を低下させることに成功
した。
【0009】すなわち、本発明はゼラチンをペプシンで
処理することにより得られ、ゲル化能を有する低アレル
ゲン性ペプシン処理ゼラチンにある。さらに、本発明は
ゼラチンをペプシン処理することにより得られ、重量平
均分子量が20,000を超えるゲル化能を有する低ア
レルゲン性ペプシン処理ゼラチンにある。
【0010】また、本発明はアレルゲン性が、原料ゼラ
チンのアレルゲン性より20%以下である上記低アレル
ゲン性ペプシン処理ゼラチンにある。さらに、本発明は
ゲル化能を有する低アレルゲン性ペプシン処理ゼラチン
が得られるに足る時間にわたって、ゼラチンをペプシン
によって処理することを特徴とするゲル化能を有する低
アレルゲン性ペプシン処理ゼラチンの製造方法にある。
【0011】以下、本発明をさらに詳細に説明する。上
述したように本出願人は、特願平10-173901号
において、ペプシン分解によって重量平均分子量3,5
00〜20,000であり、SDS−ポリアクリルアミ
ド電気泳動において15kd、17kd、36kdおよ
び60kdに特徴的分離パターンがある低アレルゲン性
の新規ペプシン処理ゼラチンを開示した。このペプシン
処理ゼラチンは室温で水溶液となり、注射用微量蛋白質
成分の安定剤として優れた性質を備えている。しかし、
このペプシン処理ゼラチンはゲル化能を有しないために
食料などには応用範囲が限られていた。そこで、本発明
では低アレルゲン性を実現しつつ、食料、医療用に広範
囲で用いることができる、可塑性を備えたゲル化能を保
ったゼラチンを提供することを目的とする。
【0012】本発明のゼラチンの原料となるゼラチンに
限定はなく、酸性法によって得られたゼラチンでもアル
カリ法によって得られたゼラチンでもよい。さらに可溶
化コラーゲンを熱変性させたゼラチン、すなわちコラー
ゲン変性物でもよい。またゼラチンの由来動物は特に限
定されず、ウシ、ブタ等ほ乳類から得られるものの他、
鳥類、魚類を含めあらゆる起原から得られるゼラチンが
利用可能である。
【0013】ゼラチンのアレルゲン活性は、ゼラチンに
対してアレルギー反応を示す患者の血清を用いて、蛍光
エライザ法(ELISA法)によって算定できる。ゼラ
チンをペプシンで加水分解した場合の、分子量と残存ア
レルゲン活性の関係は、たとえば、2〜8時間のペプシ
ン処理ではゼラチンの平均分子量は20,000より低
下しないのにかかわらず、アレルゲン活性は出発ゼラチ
ンの1/5〜1/10に低下する。一方、ゼラチンを塩
酸中で分解する塩酸分解法ではゼラチンがランダムに分
解され、2時間の処理で分子量は15,000となり4
時間で10,000以下となるが、アレルゲン活性は1
/3程度にしか低下しない(図1参照)。
【0014】一方、ゲル化能については、ペプシン処理
ゼラチンはおおよそ8〜12時間処理までゲルを形成す
るが、塩酸分解では1時間以上の処理でどのゼラチンも
ゲル形成能を有しない。つまりゼラチンをペプシンによ
ってゲル化能を残すのに足る時間、たとえば、1〜12
時間、好ましくは、2〜8時間限定分解することによっ
て、低アレルゲン性でかつゲル形成能をもったゼラチン
を製造することが可能となった。
【0015】ゼラチンを分解させるのに使用するペプシ
ンは当業界で入手できるいずれのペプシンでもよい。た
とえば、シグマ社から市販されているブタ胃粘膜由来の
もの等がある。
【0016】分解は以下に示すような条件が好ましい。
ゼラチンに対するペプシンの濃度は、通常、当業界でプ
ロテアーゼを使用して、蛋白質を加水分解するような濃
度であり、例えば、基質と酵素の重量比は10,00
0:1〜100:1、好ましくは、5,000:1〜5
00:1、より好ましくは1,000:1である。
【0017】溶液は0.05〜0.5モル濃度の酢酸も
しくは塩酸溶液で、好ましくは0.1〜0.3モル濃度
の塩酸溶液であり、ゼラチン濃度は0.01〜数10
%、より好ましくは、5〜30%である。分解温度は3
7℃〜60℃が好ましく、分解時間は、好ましくは1〜
12時間、より好ましくは2時間〜8時間である。
【0018】ペプシン処理ゼラチンの重量平均分子量は
20,000を超えるものであり、好ましくは、20,
000を超え30,000までのものである。本発明の
ペプシン処理ゼラチンはアレルゲン性が出発ゼラチンの
1/5以下であり、しかもゲル化能を有する。
【0019】本発明のペプシン分解ゼラチンは食料や医
療用に使用できる。たとえば、ゼリー、グミキャンディ
ー、嚥下リハビリ食、各種医薬品カプセルおよび賦形剤
などに有用である。
【0020】
【実施例】(実施例1)ペプシン分解ゼラチンの製造 ウシゼラチン(アルカリ法によって得たもの)100g
に精製水300mlを加えて、沸騰水浴中で加熱溶解し
た。液温を37℃まで下げてから、濃塩酸(試薬特級、
12規定濃度)10gを添加し、よく撹拌しながらペプ
シン(シグマ社製ブタ胃粘膜由来)0.1gを加えて、
そのまま37℃で限定的に加水分解を行った。すなわ
ち、濃度25%(w/v)のウシゼラチンをペプシン処理
(塩酸0.28モル濃度、pH3.0、ペプシン0.0
25%、温度37℃)によって加水分解を行い、所定時
間のペプシン処理におけるペプシン分解ゼラチンの重量
平均分子量を求めた。重量平均分子量は、得られたペプ
シン分解物を高速液体クロマトグラフィーにより以下の
方法によって測定した。分離用カラムは、Shodex Ohpak
SB803とShodex Ohpak SB802.5(昭和電工)を直列につ
ないだものを使用した。溶媒にはリン酸カルシウム緩衝
液(pH6.9)を使用し、流速は1ml/分で、カラム温度
は40℃とした。分子量はポリエチレンオキサイド分子量
マーカーを標準として算定した。比較として、同じ濃度
のウシゼラチンを使用して塩酸で処理(塩酸0.4モル
濃度、pH1.5、温度76℃)をした分解ゼラチンの
重量平均分子量も求めた。
【0021】図1に加水分解時間(横軸)に関する重量
平均分子量(縦軸)を示す。図1から分かるように、1
〜12時間のペプシン処理では分解ゼラチンの重量平均
分子量は20,000以下に低下しなかったのに対し、
塩酸による分解では2時間の処理で重量平均分子量は約
15,000となり4時間で10,000以下となっ
た。 (実施例2)ペプシン分解ゼラチンの残存アレルゲン活
性 実施例1で得たゼラチンの残存アレルゲン活性を患者血
清に対する反応から求めた。つまりペプシン処理したゼ
ラチンをELISA用プレートに吸着させ、ELISA法によっ
て、患者血清中のゼラチンに対する、IgE抗体価を測定
した。
【0022】結果を図2に示す。図2から分かるよう
に、1〜12時間のペプシン処理では分解ゼラチンの残
存アレルゲン活性は出発ゼラチンの20%以下に低下し
たのに対し、塩酸による分解では約30%までしか低下
しなかった。 (実施例3)ゲル形成能の観察 A.実施例1と同様にして得たペプシン処理分解ゼラチ
ン(処理条件:ペプシン0.025%、温度37℃)の
ゲル形成能を観察した。未処理、1、2、3、4、6、
8、12、16および24時間処理ゼラチンの水溶液を
1晩冷却(4℃)した後、ガラス球をゲルゼラチン上に
のせた。ペプシン8時間処理までのゼラチンはゲル化し
てガラス球を完全に支えることができた。12時間処理
ではガラス球をほぼ支えることができ、16時間処理で
はゲルは形成するもののゲル強度が低く、ガラス球はゲ
ル中にめり込んだ。 B.実施例1と同様にして得たペプシン処理分解ゼラチ
ン(処理条件:ペプシン0.025%、温度37℃)の
ゲル形成能を観察した。未処理、1、2、3、4、5、
6、8、12、16、20および24時間処理ゼラチン
の水溶液を1晩冷却(4℃)した後、室温に15分おい
て試験管を倒立させた。ペプシン処理8時間以内ではゲ
ル形成しており倒立させてもゲルは落下しなかった。
【0023】
【発明の効果】本発明の新規なペプシン分解ゼラチン
は、アレルゲン性を大幅に減じたうえ、ゼラチン本来の
ゲル化能が残存しており、食料および医療用に安心して
広範囲に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ペプシンによるゼラチンの加水分解時間と重量
平均分子量の関係を示すグラフである。
【図2】ペプシンによるゼラチンの加水分解と残存アレ
ルゲン活性の関係を示すグラフである。
【図3】本発明のペプシン分解ゼラチンのゲル形成能を
示す図面である。
【図4】本発明のペプシン分解ゼラチンのゲル形成能を
示す図面である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C07K 14/46 A61K 37/18 (72)発明者 蛯原 哲也 東京都足立区千住緑町壱丁目壱番地壱 株式会社ニッピ バイオマトリックス研 究所内 (72)発明者 入江 伸吉 東京都足立区千住緑町壱丁目壱番地壱 株式会社ニッピ バイオマトリックス研 究所内 (56)参考文献 特開 平10−17596(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23J 3/06 A23J 3/34 A61K 38/00 C12P 21/00 - 21/02 BIOSIS(DIALOG)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゼラチンをペプシンで1〜12時間にわ
    たって処理することにより得られ、重量平均分子量が2
    0,000を超え、ゲル化能を有することを特徴とする
    低アレルゲン性ペプシン処理ゼラチン。
  2. 【請求項2】 アレルゲン性が、原料ゼラチンのアレル
    ゲン性より20%以下である請求項1に記載の低アレル
    ゲン性ペプシン処理ゼラチン。
  3. 【請求項3】 ゼラチンを1〜12時間にわたってペプ
    シンによって処理することを特徴とする請求項1または
    2に記載の低アレルゲン性ペプシン処理ゼラチンの製造
    方法。
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CN115368454B (zh) * 2022-09-30 2023-05-12 斐缦(长春)医药生物科技有限责任公司 一种明胶及其制备方法

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