JPH11246598A - 未変性コラーゲンおよびその利用 - Google Patents
未変性コラーゲンおよびその利用Info
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- JPH11246598A JPH11246598A JP10320518A JP32051898A JPH11246598A JP H11246598 A JPH11246598 A JP H11246598A JP 10320518 A JP10320518 A JP 10320518A JP 32051898 A JP32051898 A JP 32051898A JP H11246598 A JPH11246598 A JP H11246598A
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- C08H1/06—Macromolecular products derived from proteins derived from horn, hoofs, hair, skin or leather
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- A61K47/30—Macromolecular organic or inorganic compounds, e.g. inorganic polyphosphates
- A61K47/42—Proteins; Polypeptides; Degradation products thereof; Derivatives thereof, e.g. albumin, gelatin or zein
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- A61K9/2022—Organic macromolecular compounds
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 天然のコラーゲンの構造を維持した、できる
だけ未変性で、非アレルギー誘発性で、望ましくない不
純物や汚染物の存在しないコラーゲンを工業的方法で得
ること。 【解決手段】 ヒドロキシプロリン含有量は13%よ
り多く、最低でも12%以上、全窒素含有量は17.
5%より多く、最低でも16.2%以上、残留水分は
20%より少ないという化学的性質を有し、3階ら旋構
造を持ち、純粋であり、交叉結合処理を必要とせず、非
アレルギー誘発性である未変性コラーゲンおよびこれ
に、必要により薬学的活性物質を加えることにより得ら
れるコラーゲン製剤。
だけ未変性で、非アレルギー誘発性で、望ましくない不
純物や汚染物の存在しないコラーゲンを工業的方法で得
ること。 【解決手段】 ヒドロキシプロリン含有量は13%よ
り多く、最低でも12%以上、全窒素含有量は17.
5%より多く、最低でも16.2%以上、残留水分は
20%より少ないという化学的性質を有し、3階ら旋構
造を持ち、純粋であり、交叉結合処理を必要とせず、非
アレルギー誘発性である未変性コラーゲンおよびこれ
に、必要により薬学的活性物質を加えることにより得ら
れるコラーゲン製剤。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は動物組織を出発原料
とするコラーゲンの製造法によって得られる純粋な未変
性コラーゲンに関するものである。
とするコラーゲンの製造法によって得られる純粋な未変
性コラーゲンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コラーゲンは結合組織の主成分であり、
高級脊椎動物中に最も豊富に存在する組織蛋白質であ
り、繰返し構造の3重ら旋構造として配列された鎖とし
て天然に存在する。天然には大別して少なくとも5種の
タイプのコラーゲンが存在するが、最も豊富に存在する
ものは真皮、骨及び腱の主成分である、タイプIのコラ
ーゲンである。
高級脊椎動物中に最も豊富に存在する組織蛋白質であ
り、繰返し構造の3重ら旋構造として配列された鎖とし
て天然に存在する。天然には大別して少なくとも5種の
タイプのコラーゲンが存在するが、最も豊富に存在する
ものは真皮、骨及び腱の主成分である、タイプIのコラ
ーゲンである。
【0003】腱中に存在するタイプIのコラーゲンはα
1(I)及びα2(I)の鎖構造を有し、α1及びα2
鎖は同族体である。α1鎖とα2鎖との間には、静電的
相互作用及び水素結合が存在し、これらはヒドロキシプ
ロリンの存在とともに、強度及び分子抵抗力を付与し、
前記結合が存在すると、抽出物中に保たれた場合、真の
溶液を形成することを防ぎ、ほとんどの場合、酸媒体中
で水の存在下で蛋白質が膨潤してゲルを生成する。
1(I)及びα2(I)の鎖構造を有し、α1及びα2
鎖は同族体である。α1鎖とα2鎖との間には、静電的
相互作用及び水素結合が存在し、これらはヒドロキシプ
ロリンの存在とともに、強度及び分子抵抗力を付与し、
前記結合が存在すると、抽出物中に保たれた場合、真の
溶液を形成することを防ぎ、ほとんどの場合、酸媒体中
で水の存在下で蛋白質が膨潤してゲルを生成する。
【0004】コラーゲンは現在薬学的に種々の用途に使
用されており、事実外科用治療剤として、骨の治療にお
けるベヒクルとして、外科用補綴材(縫合糸、ガーゼ
等)として、身体移植組織材料として、また薬品及び化
粧品分野におけるクリーム及び軟膏の出発原料として使
用されている。
用されており、事実外科用治療剤として、骨の治療にお
けるベヒクルとして、外科用補綴材(縫合糸、ガーゼ
等)として、身体移植組織材料として、また薬品及び化
粧品分野におけるクリーム及び軟膏の出発原料として使
用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って当然のことなが
ら、できるだけ未変性で、非アレルギー誘発性で、望ま
しくない不純物や汚染物の存在しないコラーゲンが重要
となってくる。従来公知の工業的方法では、前述のよう
な理想的特性を有するものが得られず、満足すべきもの
ではなかった。
ら、できるだけ未変性で、非アレルギー誘発性で、望ま
しくない不純物や汚染物の存在しないコラーゲンが重要
となってくる。従来公知の工業的方法では、前述のよう
な理想的特性を有するものが得られず、満足すべきもの
ではなかった。
【0006】この問題は特に腱から抽出されるコラーゲ
ンの場合に差し迫っており、酸に不溶性のタイプである
ので、蛋白質分解酵素(パパイン、トリプシン、キモト
リプシン、ペプシン)が存在しない場合、希塩酸または
酢酸中に無機塩を有する抽出用溶液を使用する通常の方
法では抽出するのが難しい。前記酵素はα1鎖及びα 2
鎖のポリペプチド構造を弱化させないが、これらをゆる
ませる働きがある。
ンの場合に差し迫っており、酸に不溶性のタイプである
ので、蛋白質分解酵素(パパイン、トリプシン、キモト
リプシン、ペプシン)が存在しない場合、希塩酸または
酢酸中に無機塩を有する抽出用溶液を使用する通常の方
法では抽出するのが難しい。前記酵素はα1鎖及びα 2
鎖のポリペプチド構造を弱化させないが、これらをゆる
ませる働きがある。
【0007】抽出された生成物は、さらに機械的特性を
高め改良し、免疫原性を減少させ、有機的再吸着に対す
る抵抗力を高めるために一般に交叉結合される。この交
叉結合工程は物理的方法(紫外線、α線、X線、αまた
はβ粒子、プロトン、電子等を使用)または化学的方法
(ホルムアルデヒド、グルタルアルデヒド、アセトアル
デヒド、ピルビンアルデヒド、グルオキサール、アミド
ジアルデヒド、キノン、ヒドロキノン、ジメチルアセト
ン、ジメチルスルホン等を使用)のいずれかの方法で行
われる。最終的に得られる生成物は天然コラーゲンの構
造を維持していない。
高め改良し、免疫原性を減少させ、有機的再吸着に対す
る抵抗力を高めるために一般に交叉結合される。この交
叉結合工程は物理的方法(紫外線、α線、X線、αまた
はβ粒子、プロトン、電子等を使用)または化学的方法
(ホルムアルデヒド、グルタルアルデヒド、アセトアル
デヒド、ピルビンアルデヒド、グルオキサール、アミド
ジアルデヒド、キノン、ヒドロキノン、ジメチルアセト
ン、ジメチルスルホン等を使用)のいずれかの方法で行
われる。最終的に得られる生成物は天然コラーゲンの構
造を維持していない。
【0008】腱及び真皮からの抽出に共通する従来技術
の別の問題は、抽出工程が使用される塩を除くために透
析精製操作による長時間の抽出時間が必要なことであ
る。
の別の問題は、抽出工程が使用される塩を除くために透
析精製操作による長時間の抽出時間が必要なことであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するものであり、次の化学的性質を有し、3階ら旋構
造を持ち、純粋であり、交叉結合処理を必要とせず、非
アレルギー誘発性である未変性コラーゲンを提供するも
のである。 (a)ヒドロキシプロリン含有量:13%より多く、最
低でも12%以上(分光分析による)。 (b)全窒素含有量:17.5%より多く、最低でも1
6.2%以上(ケールダール法による)。 (c)残留水分:20%より少ない。
決するものであり、次の化学的性質を有し、3階ら旋構
造を持ち、純粋であり、交叉結合処理を必要とせず、非
アレルギー誘発性である未変性コラーゲンを提供するも
のである。 (a)ヒドロキシプロリン含有量:13%より多く、最
低でも12%以上(分光分析による)。 (b)全窒素含有量:17.5%より多く、最低でも1
6.2%以上(ケールダール法による)。 (c)残留水分:20%より少ない。
【0010】また、本発明は上記の未変性コラーゲン
に、必要により薬学的活性物質を加えることにより得ら
れるコラーゲン製剤を提供するものである。
に、必要により薬学的活性物質を加えることにより得ら
れるコラーゲン製剤を提供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の方法は、食肉及び皮革産
業の副産物として容易に入手することができる牛または
豚の真皮及び牛の腱からコラーゲンを抽出するのに適し
ている。腱から抽出する場合、「酸に不溶性」のタイプ
のコラーゲンはゲルの形態で得られ、これは必要に応じ
て凍結乾燥させて一般に外科用に使用されるスポンジ状
タブレットに錠剤化しても良い。
業の副産物として容易に入手することができる牛または
豚の真皮及び牛の腱からコラーゲンを抽出するのに適し
ている。腱から抽出する場合、「酸に不溶性」のタイプ
のコラーゲンはゲルの形態で得られ、これは必要に応じ
て凍結乾燥させて一般に外科用に使用されるスポンジ状
タブレットに錠剤化しても良い。
【0012】本発明の方法は下記の工程、 (a)生物組織を希薄有機酸で抽出する工程; (b)コラーゲンを無機塩を添加することによって析出
させる工程; (c)必要に応じて希薄有機酸でゲル化する工程; (d)分子を分子量に応じて濾別する機能を有する隔膜
(限外濾過膜)を通して濾過する工程;及び (e)必要に応じて最終的溶液またはゲルを凍結乾燥す
る工程からなる。
させる工程; (c)必要に応じて希薄有機酸でゲル化する工程; (d)分子を分子量に応じて濾別する機能を有する隔膜
(限外濾過膜)を通して濾過する工程;及び (e)必要に応じて最終的溶液またはゲルを凍結乾燥す
る工程からなる。
【0013】前記工程(a)は好ましくは、25℃以下
の温度で、0.5M〜2Mの濃度の酢酸水溶液を生物組
織/酸の重量比を0.1〜0.01にして使用して行われ
る。
の温度で、0.5M〜2Mの濃度の酢酸水溶液を生物組
織/酸の重量比を0.1〜0.01にして使用して行われ
る。
【0014】前記工程(b)は好ましくは、塩化ナトリ
ウムを使用して行われる。
ウムを使用して行われる。
【0015】前記工程(c)は、出発原料が、酸に不溶
性のタイプIのコラーゲンを提供する腱からなる場合に
行われ、一般に希薄酢酸を使用して行われる。
性のタイプIのコラーゲンを提供する腱からなる場合に
行われ、一般に希薄酢酸を使用して行われる。
【0016】前記工程(d)は第1に一定の容積で洗浄
する工程及び第2に濃縮工程からなる限外濾過工程であ
る。この限外濾過工程は好ましくはミリポア社から“ミ
ニタン(Minitan)”の商品名で市販されている
ダンジェンシャル・フロー・フィルトレーション・シス
テムによって行われる。前記洗浄工程は所定の分子量の
分子を排除する機能を有する隔膜(限外濾過膜)で濾過
する工程であり、それによって隔膜で濾別される所定の
分子量より小さい分子量のものはその性質に関係なく濾
液中に除去され、一方、隔膜で濾別される所定の分子量
より大きい分子量を有するコラーゲンは溶液またはゲル
中に残存し、蠕動運動ポンプによって循環される液相中
に保持される。従って、連続的に新鮮な酢酸を使用して
洗浄することによって出発溶液またはゲル中に存在する
全ての不純物は短時間に完全に除去される。
する工程及び第2に濃縮工程からなる限外濾過工程であ
る。この限外濾過工程は好ましくはミリポア社から“ミ
ニタン(Minitan)”の商品名で市販されている
ダンジェンシャル・フロー・フィルトレーション・シス
テムによって行われる。前記洗浄工程は所定の分子量の
分子を排除する機能を有する隔膜(限外濾過膜)で濾過
する工程であり、それによって隔膜で濾別される所定の
分子量より小さい分子量のものはその性質に関係なく濾
液中に除去され、一方、隔膜で濾別される所定の分子量
より大きい分子量を有するコラーゲンは溶液またはゲル
中に残存し、蠕動運動ポンプによって循環される液相中
に保持される。従って、連続的に新鮮な酢酸を使用して
洗浄することによって出発溶液またはゲル中に存在する
全ての不純物は短時間に完全に除去される。
【0017】ゲルの濃縮工程は同じゲルを濾過装置(タ
ンジェンシャル フィルトレーションデバイス、例えば
ミリポア(Millipore)社のミニタン(“Mi
nitan”)・クロスフロー・フィルトレーション・
システム)に循環させることによって行われる。前記濾
過装置を循環させる毎に濾液は捨てられるので、溶液ま
たはゲルは濃縮される。この工程はラインマノメーター
上に示される操作圧力が40psiを越えた時に終了
し、その条件下で、その結果得られるゲルは1.5〜2
%の濃度を有する。溶液の場合(酸に可溶性のコラーゲ
ンを提供する真皮を出発原料として使用して得られる場
合)、操作の終了は、その所望する濃度に対応するヒド
ロキシプロリン力価(タイター)、粘度等の測定によっ
て示される。
ンジェンシャル フィルトレーションデバイス、例えば
ミリポア(Millipore)社のミニタン(“Mi
nitan”)・クロスフロー・フィルトレーション・
システム)に循環させることによって行われる。前記濾
過装置を循環させる毎に濾液は捨てられるので、溶液ま
たはゲルは濃縮される。この工程はラインマノメーター
上に示される操作圧力が40psiを越えた時に終了
し、その条件下で、その結果得られるゲルは1.5〜2
%の濃度を有する。溶液の場合(酸に可溶性のコラーゲ
ンを提供する真皮を出発原料として使用して得られる場
合)、操作の終了は、その所望する濃度に対応するヒド
ロキシプロリン力価(タイター)、粘度等の測定によっ
て示される。
【0018】第1図及び第2図は前記操作のフローチャ
ートを示し、第1図は一定の量の洗浄操作を示し、符号
1は希釈酢酸貯蔵器を示し、2はサンプル容器を示し、
3は濾過膜を示し、4は蠕動ポンプを示し、5は洗浄水
排出系を示し、6はサンプル回収系を示す。実用上、貯
蔵器1は同じ循環酢酸によって代用させても良い。
ートを示し、第1図は一定の量の洗浄操作を示し、符号
1は希釈酢酸貯蔵器を示し、2はサンプル容器を示し、
3は濾過膜を示し、4は蠕動ポンプを示し、5は洗浄水
排出系を示し、6はサンプル回収系を示す。実用上、貯
蔵器1は同じ循環酢酸によって代用させても良い。
【0019】第2図は溶液またはゲルの形態のコラーゲ
ン濃縮操作を示し、第1図と同じ符号は同じものを意味
する。使用される濾過膜は好ましくは10,000〜1
00,000分子量以上の分子を濾別する機能を有す
る。
ン濃縮操作を示し、第1図と同じ符号は同じものを意味
する。使用される濾過膜は好ましくは10,000〜1
00,000分子量以上の分子を濾別する機能を有す
る。
【0020】工程(a)、(b)及び(c)からのコラ
ーゲン溶液またはゲルは0.005%〜0.5%の濃度に
希釈され、洗浄用の希釈酢酸は0.01M〜1M、好ま
しくは0.5Mの濃度を有する。
ーゲン溶液またはゲルは0.005%〜0.5%の濃度に
希釈され、洗浄用の希釈酢酸は0.01M〜1M、好ま
しくは0.5Mの濃度を有する。
【0021】薬学的活性を有する物質でコラーゲンを薬
剤化する場合には、一定量の塩を除去した後、濃縮する
前に、これらの薬学的活性物質を貯蔵器に溶解または分
散させても良い。
剤化する場合には、一定量の塩を除去した後、濃縮する
前に、これらの薬学的活性物質を貯蔵器に溶解または分
散させても良い。
【0022】これらの薬学的活性物質の例としては、抗
生物質、ビタミン、ホルモン及びステロイド等がある。
婦人科用としては特に硫酸亜鉛を添加するのが好まし
く、ヘルペス患部の治療に特に適している(小卵状、ク
リーム状、褥状のもの)。溶解または分散させる物質の
量は、後のコラーゲンゲル及びコラーゲン溶液の濃縮工
程並びに必要に応じて行われる出発原料の変換工程に基
づく複数のファクターに基づいて算出される。必要に応
じて行われる凍結乾燥工程は従来の操作に従って最終的
に行われる。
生物質、ビタミン、ホルモン及びステロイド等がある。
婦人科用としては特に硫酸亜鉛を添加するのが好まし
く、ヘルペス患部の治療に特に適している(小卵状、ク
リーム状、褥状のもの)。溶解または分散させる物質の
量は、後のコラーゲンゲル及びコラーゲン溶液の濃縮工
程並びに必要に応じて行われる出発原料の変換工程に基
づく複数のファクターに基づいて算出される。必要に応
じて行われる凍結乾燥工程は従来の操作に従って最終的
に行われる。
【0023】
【作用】本発明の方法に従って得られるコラーゲンは、
その独特の3階ら旋構造を持ち、純粋であり、交叉結合
処理を必要とせず、非アレルギー誘発性である。前述の
これらの特性のために、本発明のコラーゲンは傷及び火
傷の外科的治療に有効であり、未変性な構造であるがゆ
えに自然治癒作用を促進させるのにも有効である。
その独特の3階ら旋構造を持ち、純粋であり、交叉結合
処理を必要とせず、非アレルギー誘発性である。前述の
これらの特性のために、本発明のコラーゲンは傷及び火
傷の外科的治療に有効であり、未変性な構造であるがゆ
えに自然治癒作用を促進させるのにも有効である。
【0024】
【実施例】本発明は下記の実施例によってさらに具体的
に説明されるが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。
に説明されるが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。
【0025】実 施 例 1 牛のアキレス腱80gを肉及び脂肪分から分離し、粉砕
機ですりつぶし、細かく切刻んだ。このように切刻み、
すりつぶしたものを水で3回洗浄し、さらに1〜10%
の濃度の塩化ナトリウム水溶液で3回洗浄し、さらにま
た洗浄水が充分に透明になるまで水洗した。それぞれの
洗浄は液をデカンテーションすることによって行われ
た。
機ですりつぶし、細かく切刻んだ。このように切刻み、
すりつぶしたものを水で3回洗浄し、さらに1〜10%
の濃度の塩化ナトリウム水溶液で3回洗浄し、さらにま
た洗浄水が充分に透明になるまで水洗した。それぞれの
洗浄は液をデカンテーションすることによって行われ
た。
【0026】この物質を0.1M〜5Mの濃度の希釈酢
酸中に、有機物/酸量比が0.1〜0.01になるような
量で懸濁させ、この物質を25℃以下の温度で24〜7
2時間ゆるやかに一定に攪拌させた。
酸中に、有機物/酸量比が0.1〜0.01になるような
量で懸濁させ、この物質を25℃以下の温度で24〜7
2時間ゆるやかに一定に攪拌させた。
【0027】この物質をn.50の金属製メッシュで濾
過し、液相を収集し、固体を回収し、250〜1,00
0gの塩化ナトリウムを前記液相に添加し、乳白色のガ
ム状の糸状生成物の形でコラーゲンを析出させ、これを
n.40の金属性メッシュで濾過して分離し、豊富な蒸
留水で洗浄してから回収した。前記手順に従って固体を
希釈酢酸中に再び懸濁させ、再び抽出し、コラーゲンが
完全に分離するまで操作を繰返した。(約3〜4回)。
過し、液相を収集し、固体を回収し、250〜1,00
0gの塩化ナトリウムを前記液相に添加し、乳白色のガ
ム状の糸状生成物の形でコラーゲンを析出させ、これを
n.40の金属性メッシュで濾過して分離し、豊富な蒸
留水で洗浄してから回収した。前記手順に従って固体を
希釈酢酸中に再び懸濁させ、再び抽出し、コラーゲンが
完全に分離するまで操作を繰返した。(約3〜4回)。
【0028】その結果得られる総てのコラーゲンを0.
5M酢酸5L中に懸濁させ、完全にゲル化(約24時
間)するまで連続的に攪拌した。塩化ナトリウム500
gを添加し、コラーゲンを析出させ、n.40の金属性
メッシュ上で濾過させ、固形分を回収し、蒸留水で5回
デカンテーション(1回1L使用)によって洗浄し、し
かる後、0.5Mの酢酸0.5L中に懸濁させ、完全にゲ
ル化するまで(約24時間)攪拌し、しかる後同じ酸で
希釈し、0.75kgの1%コラーゲンゲル(ヒドロキ
シプロリン力価×7.46)を得た。
5M酢酸5L中に懸濁させ、完全にゲル化(約24時
間)するまで連続的に攪拌した。塩化ナトリウム500
gを添加し、コラーゲンを析出させ、n.40の金属性
メッシュ上で濾過させ、固形分を回収し、蒸留水で5回
デカンテーション(1回1L使用)によって洗浄し、し
かる後、0.5Mの酢酸0.5L中に懸濁させ、完全にゲ
ル化するまで(約24時間)攪拌し、しかる後同じ酸で
希釈し、0.75kgの1%コラーゲンゲル(ヒドロキ
シプロリン力価×7.46)を得た。
【0029】このゲルを28/32″の透析膜に定量的
に移し、連続的に新鮮な0.5M酢酸で透析し、塩化ナ
トリウムがゲルから完全に除去されるまで行った。この
コラーゲンゲルを正方形の皿に置き、この非常に粘稠性
の塊まりを表面ロールを使用して適当に広げた。
に移し、連続的に新鮮な0.5M酢酸で透析し、塩化ナ
トリウムがゲルから完全に除去されるまで行った。この
コラーゲンゲルを正方形の皿に置き、この非常に粘稠性
の塊まりを表面ロールを使用して適当に広げた。
【0030】これを約−40℃で8〜10時間予備乾燥
し、高度の減圧下(0.05mm残留圧)に16時間保
ち、しかる後温度を一定の速度(約2℃/時間)で30
℃まで上昇させた。この物質を最終的に40℃に2時間
加熱し、この凍結乾燥したフィルムを冷却し、半手動裁
断機によって細かく分割した。
し、高度の減圧下(0.05mm残留圧)に16時間保
ち、しかる後温度を一定の速度(約2℃/時間)で30
℃まで上昇させた。この物質を最終的に40℃に2時間
加熱し、この凍結乾燥したフィルムを冷却し、半手動裁
断機によって細かく分割した。
【0031】このようにして得られた生成物は下記のよ
うな物理−化学的特性を有した。化 学 的 特 性 (a)ヒドロキシプロリン含有量:分光分析の結果、1
3%より多く、最低でも12%以上。 (b)全窒素含有量:ケールダール法で測定した結果、
17.5%より多く、最低でも16.2%以上。 (c)残留水分:20%より少ない。
うな物理−化学的特性を有した。化 学 的 特 性 (a)ヒドロキシプロリン含有量:分光分析の結果、1
3%より多く、最低でも12%以上。 (b)全窒素含有量:ケールダール法で測定した結果、
17.5%より多く、最低でも16.2%以上。 (c)残留水分:20%より少ない。
【0032】物 理 的 特 性 (a)単位重量当りの沈降時間:15分以上 (b)単位重量当りの吸水量:25g以上 (c)引裂き強度:2000g/cm2以上 (d)しわの形成温度:90〜120℃ (e)N/10 HCl中のペプシン消化時間(1/1
重量比):20分以上
重量比):20分以上
【0033】実 施 例 2 前記例で得られたゲルを3つに分け、凍結乾燥工程前に
0.5Mの酢酸でそれぞれ0.1重量%、0.2重量%及
び0.3重量%の濃度に希釈した。しかる後、第1図及
び第2図に示した操作手順に従って、0.5Mの酢酸を
使用し、分子量30,000の分子の濾別機能を有する
膜を使用して塩析を行った。
0.5Mの酢酸でそれぞれ0.1重量%、0.2重量%及
び0.3重量%の濃度に希釈した。しかる後、第1図及
び第2図に示した操作手順に従って、0.5Mの酢酸を
使用し、分子量30,000の分子の濾別機能を有する
膜を使用して塩析を行った。
【0034】それぞれ0.1%、0.2%及び0.3%の
濃度のコラーゲンゲルについての操作時間に対する濾液
中の塩の除去率の結果を第3図に示す。塩の除去率が1
00%ということはサンプルの純度が100%であると
いうことを示している。
濃度のコラーゲンゲルについての操作時間に対する濾液
中の塩の除去率の結果を第3図に示す。塩の除去率が1
00%ということはサンプルの純度が100%であると
いうことを示している。
【0035】前記結果は塩化ナトリウムを含有する、そ
れぞれ0.1%、0.2%及び0.3%濃度のコラーゲン
ゲルについてのものであるが、第3図に示したような塩
の除去率と時間との関係はコラーゲンゲルまたはコラー
ゲン溶液中のいずれの塩類不純物についても当てはま
る。前記基本的関係は、特性曲線が場合に応じて変化す
ることもあるが、コラーゲン濃度が変わった場合につい
ても当てはまる。
れぞれ0.1%、0.2%及び0.3%濃度のコラーゲン
ゲルについてのものであるが、第3図に示したような塩
の除去率と時間との関係はコラーゲンゲルまたはコラー
ゲン溶液中のいずれの塩類不純物についても当てはま
る。前記基本的関係は、特性曲線が場合に応じて変化す
ることもあるが、コラーゲン濃度が変わった場合につい
ても当てはまる。
【0036】第4図は種々の濃度(0.1%、0.2%及
び0.3%)のコラーゲンゲルについての濃縮操作のコ
ラーゲン濃度と時間との関係を示す。この基本的関係は
濃度が変わったコラーゲンゲルまたはコラーゲン溶液に
ついても当てはまり、濃縮操作はコラーゲン濃度がヒド
ロキシプロリン力価×7.46に到達した時に終了す
る。
び0.3%)のコラーゲンゲルについての濃縮操作のコ
ラーゲン濃度と時間との関係を示す。この基本的関係は
濃度が変わったコラーゲンゲルまたはコラーゲン溶液に
ついても当てはまり、濃縮操作はコラーゲン濃度がヒド
ロキシプロリン力価×7.46に到達した時に終了す
る。
【0037】濾過膜の再生は0.5M酢酸を使用して行
われる。第4図に示した特性曲線及びこの操作の他の一
般的特性は出発サンプルの量によっても影響される。
われる。第4図に示した特性曲線及びこの操作の他の一
般的特性は出発サンプルの量によっても影響される。
【0038】
【発明の効果】本発明の方法によれば、従来の欠点を克
服でき、蛋白質分解酵素または交叉結合剤を使用してい
ないので、高度に純粋で未変性の最終生成物が得られ、
従来法より経済的に得ることができる。
服でき、蛋白質分解酵素または交叉結合剤を使用してい
ないので、高度に純粋で未変性の最終生成物が得られ、
従来法より経済的に得ることができる。
【図1】 本発明のコラーゲンゲルまたはコラーゲン溶
液の洗浄工程の系統図である。
液の洗浄工程の系統図である。
【図2】 本発明のコラーゲンゲルまたはコラーゲン溶
液の濃縮工程の系統図である。
液の濃縮工程の系統図である。
【図3】 コラーゲンゲルの塩除去率と時間との関係を
示す図である。
示す図である。
【図4】 コラーゲンゲルの濃縮操作のコラーゲン濃度
と時間との関係を示す図である。
と時間との関係を示す図である。
1…希釈酢酸貯蔵器 2…サンプル 3…濾過膜 4…蠕動ポンプ 5…排水系 6…サンプル回収系 以 上
Claims (6)
- 【請求項1】 次の化学的性質を有し、3階ら旋構造を
持ち、純粋であり、交叉結合処理を必要とせず、非アレ
ルギー誘発性である未変性コラーゲン。 (a)ヒドロキシプロリン含有量:13%より多く、最
低でも12%以上(分光分析による)。 (b)全窒素含有量:17.5%より多く、最低でも1
6.2%以上(ケールダール法による)。 (c)残留水分:20%より少ない。 - 【請求項2】 更に次の物理的性質を有する請求項第1
項記載の未変性コラーゲン。 物理的特性 (a)単位重量当りの沈降時間:15分以上 (b)単位重量当りの吸水量:25g以上 (c)引裂き強度:2000g/cm2以上 (d)しわの形成温度:90〜120℃ (e)N/10 HCl中のペプシン消化時間(1/1
重量比):20分以上 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の未変性コ
ラーゲンに、必要により薬学的活性物質を加えることに
より得られるコラーゲン製剤。 - 【請求項4】 更に凍結乾燥を行うことにより得られる
スポンジ状のものである請求項3記載のコラーゲン製
剤。 - 【請求項5】 薬学的活性物質が、抗生物質、ビタミ
ン、ホルモンおよびステロイドから選ばれたものである
請求項3記載のコラーゲン製剤。 - 【請求項6】 薬学的活性物質が硫酸亜鉛であり、ヘル
ペス患部の治療に適したものである請求項3記載のコラ
ーゲン製剤。
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