JP3153275U - 百人一首暗記カード - Google Patents

Abstract

【課題】本考案はカード本体の表面に百人一首の上の句、裏面に下の句を印刷することで、歌の暗記とカルタ取りの両方を可能にする。【解決手段】本考案はカード本体１の表面に上の句２を、裏面に下の句３を印刷し、リング４で留めることにより、百人一首の歌の暗記カードとなり、リング４から本体１を外して下の句３を表にして並べればカルタ取りの取り札となる。百首すべてが記載されたリストを別に添付することにより、小さなスペースで簡単にカルタ取りを楽しむことができる。【選択図】図１

Description

本考案は百人一首の上の句と下の句を表と裏に印刷したカード教材に関するものである。

百人一首は小・中・高等学校の国語の授業に於いて学習されており、その初歩段階では
主に教科書を使って歌を暗記する方法がとられている。又、百人一首のカルタは、読み札と取り札を分け、読み札を読んで下の句の取り札を取る遊戯用カードである。これらは共に歌の暗記用には作られておらず、百人一首の歌の暗記もカルタ取りもできる学習教材は販売されていない。

教科書記載の百人一首は歌の概要について学習するためのものである。又、百人一首のカルタは遊戯用に作られたものであるため、歌の暗記を目的として持ち運ぶには重く適していない。学習用の暗記カードとカルタ取りの遊戯用カードを兼ねた教材とすることで、前述の問題点を解決しようとするものである。

本考案はカード本体の表面に百人一首の作者名と上の句、裏面に下の句を印刷し、単語
帳形式で５０枚ずつをひとまとめにしてリングで留め、百首すべての歌の一覧表を添付す
ることにより問題点を解決している。

上述のように、本考案の百人一首暗記カードは百人一首の暗記に適した携帯できるカー
ド教材であり、尚かつ自宅や教室で手軽にカルタ取りの雰囲気を楽しむことができるとい
う点で学習教材として役立つ。

カード本体を５０枚ずつに分け、リングで留めることにより持ち運びが便利になり、通
学途中などでも暗記学習に役立てることができる。又、百首の歌の一覧表を添付すること
により、リングからカードを外して手軽にカルタ取りを楽しむことができる。

以下、添付図面に従って一実施例を説明する。１は厚紙素材のカード本体。２は作者名
と上の句。３は下の句。４は携帯して暗記を確認するために留めるリング。５０首ずつ留
めて、上の句から下の句、下の句から上の句が言えるかを自ら確かめる。 カードをリン
グから外してカルタ取りの要領で並べれば、取り札になる。

本考案の一実施例は上述の如き構成からなるものであるから、カード本体１を携帯し、
登下校の途中で暗記カードとして用いることもできるし、自宅や教室でリング４を外して
下の句３を表にして並べ、百人一首のカルタ取りを楽しむこともできる。

本考案の百人一首記憶カードを束ねた状態の図である。

１ カード本体
２ 上の句
３ 下の句
４ リング

Claims (1)

1. カードの表面に百人一首の上の句と作者、裏面に下の句を印刷し、５０枚ずつをリングでひとまとめにした百人一首暗記兼カルタ取り用カード教材。