JP3153222B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3153222B2 JP11974090A JP11974090A JP3153222B2 JP 3153222 B2 JP3153222 B2 JP 3153222B2 JP 11974090 A JP11974090 A JP 11974090A JP 11974090 A JP11974090 A JP 11974090A JP 3153222 B2 JP3153222 B2 JP 3153222B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、画像蓄積機能および短縮ダイアル機能およ
び公開鍵方式の暗号処理機能を備えたファクシミリ装置
に関する。
[従来の技術] 一般に、ファクシミリ装置は、CCITT勧告に従って操
作機能が構成されるので、公衆電話回線網などの公衆網
を用いて画情報伝送を行っているので、その伝送内容が
盗聴されやすく、また、盗聴した内容から伝送している
画情報を容易に識別することができ、その盗聴した画情
報に基づいて、送信画像を再構成することが可能であ
る。
このような悪意の行為による不利益を受けないように
するものとして、公開鍵方式の暗号処理機能を備え、こ
の暗号処理機能を用いて画情報を暗号化して伝送する秘
匿モードを備えたファクシミリ装置が実用されている。
このような秘匿モードを用いると、伝送内容が盗聴さ
れても、画情報を再構成することがほとんど不可能であ
り、伝送内容が外部に洩れるようなことが防止される。
[発明が解決しようとする課題] しかしんながら、このような従来装置では、伝送前手
順で公開鍵情報を相互に交換したのちに、受信側から通
知された公開鍵を用いて暗号化しながら画情報送信して
いるので、暗号化のための時間がかかり、画情報の送信
時間が長くなるという不都合を生じていた。
本発明は、このような従来装置の不都合を解消し、秘
匿モード時の画情報送信時間を短縮できるファクシミリ
装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、画像蓄積機能および短縮ダイアル機能およ
び公開鍵方式の暗号処理機能を備えたファクシミリ装置
において、短縮ダイアルに対応した宛先の公開鍵情報を
記憶する記憶手段と、宛先指定操作が短縮ダイアル機能
を用いて行われると上記記憶手段に記憶した当該宛先の
公開鍵情報を用いて送信画情報を暗号化したのちにその
暗号化送信画情報を蓄積するとともに、そのときの時刻
に基づいて送信原稿に付加する画情報を形成し、その付
加画情報を、上記当該宛先の公開鍵情報を用いて暗号化
し、上記蓄積した暗号化送信画情報にその暗号付加画情
報を付加した画情報を作成し、その画情報を送信する制
御手段を備えたものである。
また、画像蓄積機能および短縮ダイアル機能および公
開鍵方式の暗号処理機能を備えたファクシミリ装置にお
いて、短縮ダイアルに対応した宛先の公開鍵情報を記憶
する記憶手段と、宛先指定操作が短縮ダイアル機能を用
いて行われると送信原稿に挿入する付加情報のうち送信
時刻の部分を除いた部分を形成して送信画像に挿入し、
その送信画像を符号化圧縮して送信画情報を形成し、上
記記憶手段に記憶した当該宛先の公開鍵情報を用いて送
信画情報を暗号化したのちにその暗号化送信画情報を蓄
積しその蓄積した暗号化送信画情報を指定された宛先に
送信する一方、画情報受信時には、送信側より通知され
た公開鍵情報に基づいて受信情報を平文に戻し、その平
文の画情報を元の画信号に復号化し、それによって得た
受信画像の付加情報の送信時刻の欄に受信時刻の表示を
挿入し、その受信画像を記録出力する制御手段を備えた
ものである。
[作用] したがって、それぞれの宛先ごとに使用する公開鍵情
報を記憶して、画情報の送信動作を開始する前にその公
開鍵情報を用いて送信画情報を暗号化しているので、暗
号化送信画情報を送信するときの時間を短縮できる。ま
た、送信識別情報などの付加情報を送信時に形成して、
暗号化して送信しているので、付加情報中の時刻が送信
時刻に一致し、受信原稿中に適切な送信時刻を表示する
ことができる。
また、付加情報のうち送信時刻の部分以外をあらかじ
め形成して送信画情報に含め、その状態で暗号化し、受
信側で、付加情報の送信時刻の部分の表示を挿入するよ
うにしているので、暗号化送信画情報の送信時間を短縮
できるとともに、受信原稿中に適切な送信時刻を表示す
ることができる。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例にかかるグループ3ファ
クシミリ装置を示している。
同図において、制御部1は、このファクシミリ装置の
各部の制御処理、および、ファクシミリ伝送制御手順処
理を行うものであり、システムメモリ2は、制御部1が
実行する制御処理プログラム、および、処理プログラム
を実行するときに必要な各種データなどを記憶するとと
もに、制御部1のワークエリアを構成するものであり、
パラメータメモリ3は、ワンタッチダイアルキーへの登
録情報など、このグループ3ファクシミリ装置に固有な
各種の情報を記憶するためのものである。
スキャナ4は、所定の解像度で原稿画像を読み取るた
めのものであり、プロッタ5は、所定の解像度で画像を
記録出力するためのものであり、操作表示部6は、この
ファクシミリ装置を操作するためのもので、各種の操作
キー、および、各種の表示器からなる。
符号化復号化部7は、画信号を符号化圧縮するととも
に、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号す
るためのものであり、暗号処理装置8は、公開鍵方式の
暗号処理および復号処理を行うものであり、画像蓄積装
置9は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶する
ためのものである。
グループ3ファクシミリモデム10は、グループ3ファ
クシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝
送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V.21
モデム)、および、おもに画情報をやりとりするための
高速モデム機能(V.29モデム、V.27terモデル)を備え
ている。
網制御装置11は、このファクシミリ装置を公衆電話回
線網に接続するためのものであり、自動発着信機能を備
えている。
これらの、制御部1、システムメモリ2、パラメータ
メモリ3、スキャナ4、プロッタ5、操作表示部6、符
号化復号化部7、暗号処理装置8、画像蓄積装置9、グ
ループ3ファクシミリモデム10、および、網制御装置11
は、システムバス12に接続されており、これらの各要素
間でのデータのやりとりは、主としてこのシステムバス
12を介して行われている。
また、網制御装置11とグループ3ファクシミリモデム
10との間のデータのやりとりは、直接行なわれている。
また、暗号処理装置8には、公開鍵方式の暗号処理お
よび復号処理に必要な秘密の鍵が、パラメータとしてあ
らかじめ登録されている。この秘密の鍵は、ファクシミ
リ装置の機種、あるいは、メーカにより一義的に規定さ
れるものである。
第2図は、パラメータメモリ3に記憶されるワンタッ
チダイアルテーブルの一例を示している。
このワンタッチダイアルテーブルは、おのおののワン
タッチダイアル(後述)について1つが形成されるもの
であり、おのおののワンタッチダイアルを識別するため
のキーコード情報、登録された電話番号を記憶するため
の電話番号情報、その宛先に画情報送信するときに秘匿
モードを使用することを記憶するための秘匿モードフラ
グ、および、秘匿モードを使用するときの宛先に設定さ
れている公開鍵を記憶するための公開鍵情報からなる。
第3図は、操作表示部6の一例を示している。
同図において、スタートキー6aは、このファクシミリ
装置の送受信動作の開始を指令入力するためのものであ
り、ストップキー6bは、このファクシミリ装置の動作の
停止を指令入力するためのものであり、テンキー6cは、
電話番号などの数字(数値)情報を入力するためのもの
である。
機能キー6dは、ワンタッチダイアル機能へのデータ登
録など、このファクシミリ装置の種々の機能を指定する
ためのものであり、ワンタッチダイアルキー6eは、1つ
のキー操作で宛先を指定するワンタッチダイアル機能の
操作を行うためのものである。
液晶表示器6fは、このファクシミリ装置からオペレー
タへの種々のメッセージを表示するためのものであり、
YESキー6gは、液晶表示器6fに表示されたガイダンスメ
ッセージに対する肯定的な回答を入力するためのもので
あり、NOキー6hは、液晶表示器6fに表示されたガイダン
スメッセージに対する否定的な回答を入力するためのも
のである。
以上の構成で、ワンタッチダイアル機能への登録操作
を選択すると、制御部1は、オペレータに登録するワン
タッチダイアルキー6eを選択させたのちに、登録する宛
先の電話番号を操作入力させ、次いで、その宛先に秘匿
モードを使用するか否かを指定する操作を行わせ、さら
に、秘匿モードを使用する指定が行われたときには、宛
先の公開鍵を操作入力させる。
そして、それらの入力情報に基づいて、上述したワン
タッチダイアルテーブルを構成して、パラメータメモリ
3に記憶する。
この状態で、オペレータがワンタッチダイアルキー6e
を用いて宛先を指定する送信操作を行い、かつ、そのと
きに操作されたワンタッチダイアルキー6eに対応するワ
ンタッチダイアルテーブルの秘匿モードフラグがオン状
態に設定されているときには、秘匿モードでの画情報送
信を行う。
すなわち、まず、スキャナ4の読み取り動作を開始し
て、そのときにスキャナ4にセットされている送信原稿
の画像を読み取り、それによって得た画信号を符号化復
号化部7で符号化圧縮して送信画情報を形成する。
そして、ワンタッチダイアルテーブルの公開鍵情報に
登録されている公開鍵を暗号処理装置8にセットし、暗
号処理装置8を暗号モードに設定した状態で、送信画情
報を暗号処理装置8に与えて暗号化し、それによって得
た暗号化送信画情報を画像蓄積装置9に蓄積する。
ところで、受信側で得られる受信画像の先端部には、
送信時刻、自端末(送信端末)の識別表示情報、およ
び、ページ数などからなる付加情報が付加されている。
4 この付加情報のうち、送信時刻については、蓄積時
に画像中に挿入するように画像編集すると、蓄積時の時
刻が挿入されることになり、不都合である。
そこで、本実施例では、第5図(a)に示すように、
蓄積時に形成する付加情報ARaは送信時刻の表示欄R1の
部分の表示を抜いた状態に形成し、その部文の表示を受
信側で挿入するように画像編集させるモード(以下、時
刻挿入モードという)、または、同図(b)に示すよう
に付加情報ARbを送信原稿の先頭部に追加するモード
(以下、TTI追加モードという)のいずれかを指定でき
るようにしている。
制御部1は、時刻挿入モードが指定されているときに
は、スキャナ4で読み取って得た画像を、その先頭部
に、第5図(a)に示したような付加情報を挿入した状
態に画像編集してから画情報に変換し、また、TTI追加
モードが指定されているときには、スキャナ4で読み取
って得た画像をそのままの状態で画情報に変換する。
このようにして、送信準備が整うと、指定された宛先
を発呼する。なお、以下の説明における送信側および受
信側は、いずれも第1図の構成のファクシミリ装置であ
る。
これにより、第5図に示すように、受信側が着信応答
すると、受信側は、自端末が非音声端末であることを表
示するための被呼局識別信号CED、自端末に装備されて
いる非標準的な装置機能を通知するための非標準機能識
別信号NSF(S)および自端末に装備されている標準的
な装置機能を通知するためのデジタル識別信号DISを応
答する。このとき、受信側に秘匿モードが設定されてい
るときには、「秘匿機能あり」をあらわすデータが非標
準機能識別信号NSF(S)にセットされる。
送信側は、非標準機能識別信号NSF(S)の内容を解
析して、受信側が秘匿機能ありに設定されているときに
は、自端末に設定されている公開鍵情報を通知するため
の非標準機能設定信号NSS(K)を送出する。
これにより、受信側は、受信した非標準機能設定信号
NSS(K)にセットされている公開鍵情報の内容を暗号
処理装置8にセットするとともに、自端末に設定されて
いる公開鍵情報を通知するための非標準機能識別信号NS
F(K)を送出する。
これにより、送信側は、そのときに使用する伝送機能
を設定し、その設定内容を非標準機能設定信号NSS
(S)により通知し、そのときに指定したモデム速度で
トレーニングチェック信号TCFを送出する。また、送信
側では、時刻挿入モードが設定されているときには、そ
の旨をあらわす情報を非標準機能設定信号NSS(S)に
含める。
受信側は、非標準機能設定信号NSS(S)で設定され
ている伝送速度でトレーニングチェック信号TCFを受信
して、その受信結果が良好な場合には、受信準備確認信
号CFRを応答する。
送信側は、受信準備確認信号CFRを受信すると、受信
側より受信した非標準機能識別信号NSF(K)で通知さ
れた公開鍵情報の内容が、その宛先に対応するワンタッ
チダイアルテーブルの公開鍵情報の内容と一致するかど
うかを調べ、一致するときには、蓄積した暗号化送信画
情報PIXcを受信側に送信し、送信原稿が1枚の場合に
は、メッセージ後信号として手順終了信号EOPを送出す
る。
また、不一致の場合には、蓄積した暗号化送信画情報
を暗号処理装置8によって平文の送信画情報に復号し、
そのときに受信した非標準機能識別信号NSF(K)で通
知された公開鍵情報の内容を暗号処理装置8にセットす
るとともに暗号処理装置8を暗号モードに設定し、その
状態で、送信画情報を暗号処理装置8に与えて暗号化送
信画情報を形成し、その暗号化送信画情報を送信する。
また、送信側では、TTI付加モードが設定されている
ときには、付加情報の画情報を形成し、その画情報を暗
号処理装置8で暗号化して暗号化付加画情報を形成し、
その暗号化付加画情報を、暗号化送信画情報に先立って
送信する。
一方、受信側では、受信した暗号化送信画情報を画像
蓄積装置9に蓄積し、メッセージ後信号として手順終了
信号EOPを受信すると、メッセージ確認信号MCFを送出す
る。
送信側は、メッセージ確認信号MCFを受信すると、切
断命令信号DCNを送出して、回線を復旧し、受信側で
は、切断命令信号DCNを受信すると、回線を復旧する。
また、宛先の公開鍵情報が変更になっているときには、
その宛先のワンタッチダイアルテーブルの公開鍵情報の
内容を、その新たな内容に更新する。
次いで、受信側は、暗号処理装置8を復号モードに設
定した状態で、受信した暗号化送信画情報を暗号処理装
置8に与えて平文の画情報を形成し、その画情報を符号
化復号化部7で元の画信号に復号化し、それによって得
た画信号をプロッタ5に転送して、受信画像を記録出力
する。
また、受信側は、非標準機能設定信号NSS(S)によ
って時刻挿入モードが設定されているときには、復号化
後の画信号のうち送信時刻の表示欄R1に相当する部分の
内容を受信時刻の表示に画像編集した状態で、受信画像
を記録出力する。
このようにして、本実施例では、秘匿モードを使用す
る宛先についてはそれぞれ公開鍵情報を記憶しておき、
送信動作に先立って送信画情報を暗号化しているので、
暗号化送信画情報を送信するときに要する時間を短縮で
きる。
また、受信画像に付加する付加情報に含める送信時刻
が、実際の送信時刻に一致するので、受信側のオペレー
タが確実に受信時刻を確認することができる。
第6図は、送信時の処理例を示している。
スキャナ4に送信原稿がセットされると、スタートキ
ー6aがオンされるまでの間、オペレータの送信操作を有
効にする(処理101,判断102のNOループ)。
スタートキー6aがオンされて、判断102の結果がYESに
なると、そのときにワンタッチダイアルキー6eが用いら
れて宛先が指定されたかどうかを調べ(判断103)、判
断103の結果がYESになるときには、操作されたワンタッ
チダイアルキー6eに対応したワンタッチダイアルテーブ
ルをパラメータメモリ3より取り出して、秘匿モードフ
ラグがセットされているかどうかを調べる(判断10
4)。判断103の結果がNOになるとき、および、判断104
の結果がNOになるときには、非秘匿モードの通常の処理
に移行する。
判断104の結果がYESになるときには、スキャナ4の読
み取り動作を開始して、そのときにスキャナ4にセット
されている送信原稿の画像を読み取り、それによって得
た画信号を符号化復号化部7で符号化圧縮して送信画情
報を形成する。
そして、ワンタッチダイアルテーブルの公開鍵情報に
登録されている公開鍵を暗号処理装置8にセットし、暗
号処理装置8を暗号モードに設定した状態で、送信画情
報を暗号処理装置8に与えて暗号化し、それによって得
た暗号化送信画情報を画像蓄積装置9に蓄積する(処理
105)。
また、このときに時刻挿入モードがセットされている
ときには、送信時刻の表示欄R1の部分を除く付加情報の
画像を形成して送信画像に付加し、その状態で画情報を
形成する。
このようにして、暗号化送信画情報を形成して画像蓄
積装置9に蓄積すると、指定された宛先を発呼して(処
理106)、受信側から送信される非標準機能識別信号NSF
(S)を受信し(処理107)、自端末の公開鍵情報を通
知するための非標準機能設定信号NSS(K)を送出し
(処理108)、受信側から送出される非標準機能識別信
号NSS(K)を受信する(処理109)。
次いで、そのときに使用する伝送機能を設定して、そ
の内容を通知するための非標準機能設定信号NSS(S)
を送出し(処理110)、そのときに設定したモデム速度
でモデムトレーニング手順を実行する(処理111)。
このようにして、画情報送信準備が終了すると、その
ときに受信側より通知された公開鍵情報の内容が、ワン
タッチダイアルテーブルに記憶している公開鍵の内容に
一致するかどうかを調べる(判断112)。
判断112の結果がYESになるときには、TTI追加モード
が設定されているかどうかを調べ(判断113)判断113の
結果がYESになるときには、第5図(b)に示したよう
な付加情報の画像を生成し、その付加画像を符号化圧縮
して付加画情報を形成し、その付加画情報を暗号処理装
置8で暗号処理して暗号化付加画情報を形成する(処理
114)。そして、形成した暗号化付加画情報に続いて、
画像蓄積装置9に蓄積している暗号化送信画情報を送信
する(処理115)。
また、判断113の結果がNOになるときには、画像蓄積
装置9に蓄積している暗号化送信画情報を送信する(処
理116)。
このようにして、1ページ分の暗号化送信画情報の送
信を終了すると、伝送後手順を実行して画情報送信を終
了し(処理117)、回線を復旧して一連の送信動作を終
了する(処理118)。
一方、判断112の結果がNOになるときには、画像蓄積
装置9に蓄積している暗号化送信画情報を、暗号処理装
置8によって平文に復号し(処理119)、受信した公開
鍵情報を暗号処理装置8にセットするとともに暗号処理
装置8を暗号モードに設定して、平文の送信賀状法を暗
号化する(処理120)。
次いで、TTI追加モードが設定されているかどうかを
調べ(判断121)、判断121の結果がYESになるときに
は、付加情報の画像を生成し、その付加画像を符号化圧
縮して付加画情報を形成し、その付加画情報を暗号処理
装置8で暗号処理して暗号化付加画情報を形成する(処
理122)。そして、形成した暗号化付加画情報に続い
て、画像蓄積装置9に蓄積している暗号化送信画情報を
送信する(処理123)。
また、判断121の結果がNOになるときには、画像蓄積
装置9に蓄積している暗号化送信画情報を送信する(処
理124)。
このようにして、1ページ文の暗号化送信画情報の送
信を終了すると、伝送後手順を実行して画情報送信を終
了し(処理125)、回線を復旧して一連の送信動作を終
了する(処理126)。
そして、そのときに受信した公開鍵情報の内容で、宛
先に対応するワンタッチダイアルテーブルの公開鍵情報
の内容を更新して(処理127)、一連の処理を終了す
る。
第7図は、受信時の処理例を示している。
着信応答すると、デジタル識別信号DISおよび非標準
機能識別信号NSF(S)を送出し(処理201)、送信側か
ら送出される非標準機能設定信号NSS(K)を受信して
(処理202)、送信側の公開鍵情報を暗号化処理装置8
にセットする。
そして、自端末の公開鍵情報を通知する非標準機能識
別信号NSF(K)を送出して(処理203)、送信側から送
出される非標準機能設定信号NSS(S)を受信し、その
ときに設定されたモデム速度でモデムトレーニング手順
を実行する(処理205)。
そして、画情報を受信して画像蓄積装置9に蓄積し
(処理206)、伝送後手順を実行して画情報受信動作を
終了し(処理207)、回線を復旧して一連の画情報受信
動作を終了する(処理208)。
そのときに、非標準機能設定信号NSS(S)により時
刻挿入モードが指定されているかどうかを調べて(判断
209)、判断209の結果がYESになるときには、そのとき
の受信時刻の表示情報を形成する(処理210)。
そして、暗号処理装置8を復号モードに設定した状態
で、画像蓄積装置9に蓄積している受信情報を暗号処理
装置8に与えて平文の画情報に変換し、その画情報を符
号化復号化部7で元の画信号に復号化する(処理21
1)。
次いで、復号化した画像の表示欄R1に相当する部分
に、受信時刻の表示情報を挿入する画像編集を行い、そ
の編集後の画像をプロッタ5より記録出力する(処理21
2)。
一方、判断209の結果がNOになるときには、画像蓄積
装置9に蓄積している受信情報を平文の画情報に変換
し、その画情報を符号化復号化部7で元の画信号に復号
化し(処理213)、その画信号をプロッタ5に転送し
て、受信画像をプロッタ5より記録出力する(処理21
4)。
ところで、グループ3ファクシミリ装置には、オプシ
ョン機能として、受信側で誤りのない受信画情報を得ら
れる誤り訂正モードが規定されており、この誤り訂正モ
ードを用いて暗号化画情報を送信する場合にも、本発明
を同様にして適用することができる。
また、上述した実施例では、符号化圧縮して得た画情
報を暗号化しているが、符号化圧縮する前の画信号を暗
号化する場合にも、本発明を同様にして適用することが
できる。
なお、TTI付加モードが設定されている場合で、送信
原稿の長さが規定されているときには、付加する画像の
長さだけ送信画像を削ることもできる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、それぞれの宛
先ごとに使用する公開鍵情報を記憶して、画情報の送信
動作を開始する前にその公開鍵情報を用いて送信画情報
を暗号化しているので、暗号化送信画情報を送信すると
きの時間を短縮できる。また、送信識別情報などの付加
情報を送信時に形成して暗号化して送信するか、送信時
刻の部分のみは受信側で付加させるようにしているの
で、受信原稿中に適切な送信時刻を表示することができ
るという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかるファクシミリ装置を
示すブロック図、第2図はワンタッチダイアルテーブル
の一例を示す概略図、第3図は操作表示部の一例を示す
概略図、第4図(a)は付加情報の一例を示す概略図、
同図(b)は付加情報の他の例を示す概略図、第5図は
秘匿モードでの伝送手順の一例を示すタイムチャート、
第6図は送信時の処理例を示すフローチャート、第7図
は受信時の処理部を示すフローチャートである。 1……制御部、2……システムメモリ、3……パラメー
タメモリ、8……暗号処理装置。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/44 H04N 1/32 - 1/34 H04N 1/00 - 1/00 108 H04M 11/00 - 11/10 G09C 1/00 - 1/14 H04K 1/00 - 1/10 H04L 9/00 - 9/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像蓄積機能および短縮ダイアル機能およ
    び公開鍵方式の暗号処理機能を備えたファクシミリ装置
    において、 短縮ダイアルに対応した宛先の公開鍵情報を記憶する記
    憶手段と、 宛先指定操作が短縮ダイアル機能を用いて行われると上
    記記憶手段に記憶した当該宛先の公開鍵情報を用いて送
    信画情報を暗号化したのちにその暗号化送信画情報を蓄
    積するとともに、そのときの時刻に基づいて送信原稿に
    付加する画情報を形成し、その付加画情報を、上記当該
    宛先の公開鍵情報を用いて暗号化し、上記蓄積した暗号
    化送信画情報にその暗号付加画情報を付加した画情報を
    作成し、その画情報を送信する制御手段を備えたことを
    特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】画像蓄積機能および短縮ダイアル機能およ
    び公開鍵方式の暗号処理機能を備えたファクシミリ装置
    において、 短縮ダイアルに対応した宛先の公開鍵情報を記憶する記
    憶手段と、 宛先指定操作が短縮ダイアル機能を用いて行われると送
    信原稿に挿入する付加情報のうち送信時刻の部分を除い
    た部分を形成して送信画像に挿入し、その送信画像を符
    号化圧縮して送信画情報を形成し、上記記憶手段に記憶
    した当該宛先の公開鍵情報を用いて送信画情報を暗号化
    したのちにその暗号化送信画情報を蓄積しその蓄積した
    暗号化送信画情報を指定された宛先に送信する一方、画
    情報受信時には、送信側より通知された公開鍵情報に基
    づいて受信情報を平文に戻し、その平文の画情報を元の
    画信号に復号化し、それによって得た受信画像の付加情
    報の送信時刻の欄に受信時刻の表示を挿入し、その受信
    画像を記録出力する制御手段を備えたことを特徴とする
    ファクシミリ装置。
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