JP3153189B2 - ごみ固形化燃料製造方法 - Google Patents

ごみ固形化燃料製造方法

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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般廃棄物や産業
廃棄物等のごみを乾燥させた後、ごみ中の可燃物を選別
し、ついで、この可燃物を圧縮成形することにより固形
燃料化するごみ固形化燃料(RDF)の製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ごみの有効利用の一つとして、ごみ中の
可燃物を乾燥・選別し、圧縮成形してごみ固形化燃料
(RDF)とする技術が実用化されている。例えば、特
開平10−195465号公報には、破砕したごみに熱
風を吹き込んで水分を蒸発させ、乾燥されたごみを選別
処理して可燃物を回収し、この可燃物を圧縮成形して固
形燃料化する技術が開示されており、蒸発した水分を含
む乾燥排ガスは、脱臭炉、ガスクーラ及びバグフィルタ
を経て系外に放出されると記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ごみ中には微
量ながらダイオキシン(DXN)類が存在するという文
献もあり、上記のような従来技術では、ごみ固形化燃料
の製造過程におけるごみ乾燥排ガス中のダイオキシン類
の除去について何ら考慮されていないため、ごみ中に含
まれるダイオキシン類が乾燥排ガス中に移行して系外に
排出される可能性も考えられる。
【0004】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
本発明の目的は、一般廃棄物や産業廃棄物等のごみを乾
燥させた後、ごみ中の可燃物を選別し、ついで、この可
燃物を圧縮成形することにより固形燃料化する方法にお
いて、ごみ中にダイオキシン類が含まれる場合に、ダイ
オキシン類が乾燥処理で発生する乾燥排ガス中に移行し
て系外に排出されるのを抑制し、環境への負荷を軽減す
ることができるごみ固形化燃料製造方法を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のごみ固形化燃料製造方法は、ごみ(一般
廃棄物や産業廃棄物等)を熱風により乾燥させた後、ご
み中の可燃物を選別し、ついで、この可燃物を圧縮成形
することにより固形燃料化するごみ固形化燃料製造方法
において、ごみの熱風乾燥で発生するごみ中に含まれる
ダイオキシン(DXN)類が移行した乾燥排ガスを、集
塵装置で除塵した後、ダイオキシン(DXN)類が分解
する運転温度が800℃以上、かつ、滞留時間が2秒間
以上の条件で熱分解脱臭し、ついで、ダイオキシン類の
再合成を避けるために冷却温度が200℃以下になるよ
うに排ガスを水噴霧又は散水により急冷した後、系外に
排出する乾燥排ガス処理を行うように構成されている
(図1参照)。
【0006】また、本発明の方法は、ごみを熱風により
乾燥させた後、ごみ中の可燃物を選別し、ついで、この
可燃物を圧縮成形することにより固形燃料化するごみ固
形化燃料製造方法において、ごみの熱風乾燥で発生する
ごみ中に含まれるダイオキシン類が移行した乾燥排ガス
を、集塵装置で除塵し、ダイオキシン類が分解する運転
温度が800℃以上、かつ、滞留時間が2秒間以上の条
件で熱分解脱臭した後、熱交換器で排ガスの熱回収を行
い、ついで、ダイオキシン類の再合成を避けるために冷
却温度が200℃以下になるように排ガスを水噴霧又は
散水により急冷した後、系外に排出する乾燥排ガス処理
を行うことを特徴としている(図2参照)。
【0007】また、本発明の方法は、ごみを熱風により
乾燥させた後、ごみ中の可燃物を選別し、ついで、この
可燃物を圧縮成形することにより固形燃料化するごみ固
形化燃料製造方法において、ごみの熱風乾燥で発生する
ごみ中に含まれるダイオキシン類が移行した乾燥排ガス
を、集塵装置で除塵し、ダイオキシン類が分解する運転
温度が800℃以上、かつ、滞留時間が2秒間以上の条
件で熱分解脱臭した後、ダイオキシン類の再合成を避け
るために冷却温度が200℃以下になるように排ガスを
水噴霧又は散水により急冷し、ついで、熱交換器で排ガ
スの熱回収を行った後、系外に排出する乾燥排ガス処理
を行うことを特徴としている(図3参照)。
【0008】これらの本発明の方法において、ごみ固形
化燃料製造方法を実施する設備内で発生する排水を水噴
霧又は散水に使用し、この排水により排ガスを冷却温度
が200℃以下になるように急冷することが好ましい。
これにより、ごみ固形化燃料製造設備内で発生する排水
を有効利用でき、かつ、排水を設備外に放流しなくても
良くなる
【0009】すなわち、本発明の方法は、一例として、
ダイオキシン類を含有する可能性のあるごみの乾燥過程
で発生する乾燥排ガスを、ダイオキシン類が熱分解する
条件である運転温度が800℃以上、かつ、滞留時間が
2秒間以上の条件で運転される脱臭炉等で熱分解脱臭
し、さらに、乾燥排ガス中のダイオキシン類の分解物質
が300〜470℃付近でダイオキシン類に再合成され
るのを防止するために、乾燥排ガスを減温塔等に導入し
て散水又は水噴霧を行い、200℃以下に急冷するもの
である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、ごみ固形化燃料(RDF)
製造設備の一例について、本発明の実施の形態を詳細に
説明するが、本発明は下記の実施の形態に何ら限定され
るものではなく、適宜変更して実施することができるも
のである。図1は、本発明の実施の第1形態によるごみ
固形化燃料製造方法を実施する装置を示している。本実
施の形態は、ごみの熱風乾燥で発生する乾燥排ガスを、
ダイオキシン(DXN)類が分解する条件で運転される
脱臭炉で熱分解脱臭した後、乾燥排ガス中のDXN分解
物質が再合成することを防止するために、乾燥排ガスを
減温塔で急冷するものである。
【0011】図1に示すように、一般廃棄物あるいは産
業廃棄物等の廃棄物(ごみ)は、図示を省略している
が、トラック等によりごみ固形化燃料製造設備に運搬さ
れ、一旦、ごみピットに貯留された後、ごみクレーンに
より破砕機10に投入される。破砕機10は、一例とし
て、破袋機と一次破砕機とから構成される破袋・破砕設
備であり、投入されたごみは破袋機で破袋された後、一
次破砕機で乾燥に適した大きさ(例えば、粒径30mm以
下程度)に破砕される。この破袋・破砕設備には、一例
として、回転式剪断破砕機が用いられる。なお、破袋機
と一次破砕機との間に磁選機を設置してごみ中の鉄を除
去する場合もある。乾燥し易い粒度に破砕処理されたご
みは、乾燥機12に投入され、熱風炉等(図示略)から
の高温熱風により熱風乾燥される。乾燥機12では、一
例として、入口ごみ水分及び出口ごみ水分[wt%]がオン
ラインで測定され、出口ごみ水分が設定値(5〜10wt
%程度、例えば、10wt%)になるように運転制御され
る。この乾燥機12には、一例として、熱風炉を備えた
回転乾燥機が用いられる。なお、乾燥機12からの乾燥
排ガスの処理については後述する。
【0012】乾燥されたごみは、選別機14において、
可燃物と鉄、アルミニウム、土石、ガラス等の不燃物
(燃料化不適物)とに選別される。選別機14で選別さ
れたごみ中の可燃物は、破砕機16(二次破砕機)に投
入され、成形に必要な大きさまで破砕される。除去され
た鉄、アルミニウムは資源としてリサイクルされ、土
石、ガラス等の不燃物は埋立て等される。破砕されたご
み中の可燃物は、成形機18に供給され、図示を省略し
ているが、腐敗や悪臭等を防止するための添加剤(例え
ば、Ca(OH)2)が少量(例えば、原料ごみに対し
て1wt%程度)添加された後、圧縮成形されて製品RD
F(ごみ固形化燃料)となる。この成形機18には、一
例として、リング・ダイ方式の成形機が用いられる。
【0013】つぎに、乾燥機12からの乾燥排ガスの処
理について説明する。前述のごみの熱風乾燥で発生した
乾燥排ガスは、まず、集塵機20に導入されてばいじん
等が除去される。この集塵機20は、サイクロン、バグ
フィルタ及び電気集塵機のいずれか、又はこれらの組合
せで構成されており、一例として、サイクロンの後段に
バグフィルタを設置した構成が挙げられる。除塵された
乾燥排ガスは、脱臭炉22に導入され、ここで灯油バー
ナ等(図示略)により熱分解脱臭される。脱臭炉22で
は、ダイオキシン(DXN)類が分解する条件、例え
ば、運転温度が800℃以上、望ましくは850℃以
上、かつ、滞留時間が2秒間以上の条件で運転が行わ
れ、ごみの乾燥過程でごみから乾燥排ガス中に移行した
ダイオキシン類が完全に熱分解される。
【0014】さらに、この乾燥排ガスは、減温塔24に
導入され、スプレー方式等により水噴霧又は散水されて
冷却される。減温塔24では、ダイオキシン(DXN)
類の再合成が進行し難い温度(例えば、200℃以下、
望ましくは、150℃以下)まで乾燥排ガスが急冷され
るように、水噴霧又は散水が行われており、上記の脱臭
炉22で分解した乾燥排ガス中のDXN分解物質がダイ
オキシン類に再合成されることはない。急冷後の乾燥排
ガスは、煙突26から系外(大気中)に放出される。な
お、減温塔24内に噴霧等される水としては、水道水等
又は本設備内で発生する排水が用いられる。具体的に
は、例えば、水道水の他に、工業用水や雨水、洗車排水
等を用いたり、ごみ固形化燃料製造設備内の構成機器の
洗浄排水等を用いることができる。とくに、設備内の排
水を利用する場合は、排水が有効利用でき、かつ、排水
が設備外に放流されなくなる。
【0015】図2は、本発明の実施の第2形態によるご
み固形化燃料製造方法を実施する装置を示している。本
実施の形態は、ごみの熱風乾燥で発生する乾燥排ガス
を、ダイオキシン(DXN)類が分解する条件で運転さ
れる脱臭炉で熱分解脱臭した後、熱交換器で熱回収を行
い、ついで、乾燥排ガス中のDXN分解物質が再合成す
ることを防止するために、乾燥排ガスを減温塔で急冷す
るものである。図2に示すように、廃棄物(ごみ)は、
破砕機10、乾燥機12、選別機14、破砕機16、成
形機18での各処理を経て製品RDFとなるが、その詳
細は実施の第1形態(図1)と同様である。
【0016】図2において、ごみの熱風乾燥で発生した
乾燥機12からの乾燥排ガスは、集塵機20に導入され
てばいじん等が除去される。除塵された乾燥排ガスは、
脱臭炉22に導入され、ここで灯油バーナ等(図示略)
により熱分解脱臭される。脱臭炉22では、ダイオキシ
ン(DXN)類が分解する条件、例えば、運転温度が8
00℃以上、望ましくは850℃以上、かつ、滞留時間
が2秒間以上の条件で運転が行われ、ごみの乾燥過程で
ごみから乾燥排ガス中に移行したダイオキシン類が完全
に熱分解される。さらに詳しく説明すると、乾燥排ガス
は熱交換器28低温側に入り脱臭炉22に導入され、熱
交換器28高温側を経て減温塔24に導入される。その
際、より高温の脱臭排ガスと乾燥排ガスとの間で熱交換
され、脱臭排ガスの廃熱が有効利用される。さらに、減
温塔24に導入された乾燥排ガスは、スプレー方式等に
より水噴霧又は散水されて冷却される。減温塔24で
は、ダイオキシン(DXN)類の再合成が進行し難い温
度(例えば、200℃以下、望ましくは、150℃以
下)まで乾燥排ガスが急冷されるように、水噴霧又は散
水が行われており、上記の脱臭炉22で分解した乾燥排
ガス中のDXN分解物質がダイオキシン類に再合成され
ることはない。急冷後の乾燥排ガスは、煙突26から系
外(大気中)に放出される。他の構成及び作用は、実施
の第1形態の場合と同様である。
【0017】図3は、本発明の実施の第3形態によるご
み固形化燃料製造方法を実施する装置を示している。本
実施の形態は、ごみの熱風乾燥で発生する乾燥排ガス
を、ダイオキシン(DXN)類が分解する条件で運転さ
れる脱臭炉で熱分解脱臭した後、乾燥排ガス中のDXN
分解物質が再合成することを防止するために、乾燥排ガ
スを減温塔で急冷し、ついで、熱交換器で熱回収を行う
ものである。図3に示すように、廃棄物(ごみ)は、破
砕機10、乾燥機12、選別機14、破砕機16、成形
機18での各処理を経て製品RDFとなるが、その詳細
は実施の第1形態(図1)と同様である。
【0018】図3において、ごみの熱風乾燥で発生した
乾燥機12からの乾燥排ガスは、集塵機20に導入され
てばいじん等が除去される。除塵された乾燥排ガスは、
脱臭炉22に導入され、ここで灯油バーナ等(図示略)
により熱分解脱臭される。脱臭炉22では、ダイオキシ
ン(DXN)類が分解する条件、例えば、運転温度が8
00℃以上、望ましくは850℃以上、かつ、滞留時間
が2秒間以上の条件で運転が行われ、ごみの乾燥過程で
ごみから乾燥排ガス中に移行したダイオキシン類が完全
に熱分解される。高温の乾燥排ガスは、減温塔24に導
入され、スプレー方式等により水噴霧又は散水されて急
冷される。減温塔24では、ダイオキシン(DXN)類
の再合成が進行し難い温度(例えば、200℃以下、望
ましくは、150℃以下)まで乾燥排ガスが急冷される
ように、水噴霧又は散水が行われており、上記の脱臭炉
22で分解した乾燥排ガス中のDXN分解物質がダイオ
キシン類に再合成されることはない。急冷後の乾燥排ガ
スは、熱交換器28での熱回収を経て、煙突26から系
外(大気中)に放出される。他の構成及び作用は、実施
の第1、第2形態の場合と同様である。
【0019】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、つぎのような効果を奏する。 (1) ごみ固形化燃料製造方法において、ごみ中にダ
イオキシン類が含まれている場合に、ごみの乾燥処理で
発生する、乾燥排ガス中に移行する可能性のあるダイオ
キシン類を、無害な物質に分解し、かつ、ダイオキシン
類の再合成も回避するので、乾燥排ガス中に含まれるダ
イオキシン類が抑制され、環境への負荷を軽減すること
ができる。 (2) ごみ固形化燃料製造設備内で発生した排水を水
噴霧又は散水に使用する場合は、排水を有効利用するこ
とができると同時に、排水を設備外に放流しなくても良
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態によるごみ固形化燃料
製造方法を実施する装置を示す概略説明図である。
【図2】本発明の実施の第2形態によるごみ固形化燃料
製造方法を実施する装置を示す概略説明図である。
【図3】本発明の実施の第3形態によるごみ固形化燃料
製造方法を実施する装置を示す概略説明図である。
【符号の説明】
10、16 破砕機 12 乾燥機 14 選別機 18 成形機 20 集塵機 22 脱臭炉 24 減温塔 26 煙突 28 熱交換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野崎 茂 神戸市中央区東川崎町1丁目1番3号 川崎重工業株式会社 神戸本社内 (56)参考文献 特開 平7−316572(JP,A) 特開 平10−28835(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C10L 5/46

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ごみを熱風により乾燥させた後、ごみ中
    の可燃物を選別し、ついで、この可燃物を圧縮成形する
    ことにより固形燃料化するごみ固形化燃料製造方法にお
    いて、ごみの熱風乾燥で発生するごみ中に含まれるダイ
    オキシン類が移行した乾燥排ガスを、集塵装置で除塵し
    た後、ダイオキシン類が分解する運転温度が800℃以
    上、かつ、滞留時間が2秒間以上の条件で熱分解脱臭
    し、ついで、ダイオキシン類の再合成を避けるために冷
    却温度が200℃以下になるように排ガスを水噴霧又は
    散水により急冷した後、系外に排出する乾燥排ガス処理
    を行うことを特徴とするごみ固形化燃料製造方法。
  2. 【請求項2】 ごみを熱風により乾燥させた後、ごみ中
    の可燃物を選別し、ついで、この可燃物を圧縮成形する
    ことにより固形燃料化するごみ固形化燃料製造方法にお
    いて、ごみの熱風乾燥で発生するごみ中に含まれるダイ
    オキシン類が移行した乾燥排ガスを、集塵装置で除塵
    し、ダイオキシン類が分解する運転温度が800℃以
    上、かつ、滞留時間が2秒間以上の条件で熱分解脱臭し
    た後、熱交換器で排ガスの熱回収を行い、ついで、ダイ
    オキシン類の再合成を避けるために冷却温度が200℃
    以下になるように排ガスを水噴霧又は散水により急冷し
    た後、系外に排出する乾燥排ガス処理を行うことを特徴
    とするごみ固形化燃料製造方法。
  3. 【請求項3】 ごみを熱風により乾燥させた後、ごみ中
    の可燃物を選別し、ついで、この可燃物を圧縮成形する
    ことにより固形燃料化するごみ固形化燃料製造方法にお
    いて、ごみの熱風乾燥で発生するごみ中に含まれるダイ
    オキシン類が移行した乾燥排ガスを、集塵装置で除塵
    し、ダイオキシン類が分解する運転温度が800℃以
    上、かつ、滞留時間が2秒間以上の条件で熱分解脱臭し
    た後、ダイオキシン類の再合成を避けるために冷却温度
    が200℃以下になるように排ガスを水噴霧又は散水に
    より急冷し、ついで、熱交換器で排ガスの熱回収を行っ
    た後、系外に排出する乾燥排ガス処理を行うことを特徴
    とするごみ固形化燃料製造方法。
  4. 【請求項4】 ごみ固形化燃料製造方法を実施する設備
    内で発生する排水を水噴霧又は散水に使用し、この排水
    により排ガスを冷却温度が200℃以下になるように急
    冷する請求項1、2又は3記載のごみ固形化燃料製造方
    法。
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