JP3152900U - 円形スクレイパー - Google Patents

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Abstract

【課題】手作業で使用してもブレードの先端が作業対象面に対して常に一定の角度で接し、対象面上の全方向に向けて作業が可能で、対象面上の付着物を効果的に除去でき、摩耗しても先端が鈍くならない、単純な構造のスクレイパーを提供する。【解決手段】スクレイパーのブレードを、合成樹脂製または金属製であって中空の円錐台形状とし、ブレードの底周縁を対象面にあてて作用するブレード先端として、台形の頂にグリップを設ける。【選択図】図1

Description

本考案は、平滑面から付着物を除去するスクレイパーに関するものである。
従来のスクレイパーは、金属製または合成樹脂製で平板状のブレードにグリップが付いた形状で、グリップを保持してブレード先端を対象面に対して斜めに押し当てながら動かすことにより、尖った先端が対象面と付着物の間に分け入って付着物を除去するもので、調理や清掃及び塗膜剥離などの道具として実用に供されている。
従来のスクレイパーは、ブレード先端の対象面に接する角度が一定でないため、長く使用すると摩耗で先端が鈍り、強固な付着物を除去しようとすると、先端が対象面から離れて付着物が対象面に残り、本来の作用が十分に得られない。この難点はブレードが厚いほど顕著である一方、ブレードが薄いと強度が劣る。また、手作業で角度を保ちながら強く押し当てる作業は、疲労とストレスの原因となる。本考案は、これらの問題を解決し、使いやすいスクレイパーを提供することを目的とする。
本考案の円形スクレイパーは、茶碗を伏せたような中空円錐台形状のブレードを特徴とし、ブレードの底周縁が作業対象面に当てる先端であり、ブレードの頂部にグリップを設けたものである。
円形スクレイパーのブレードは、底周縁及び水平断面が円形であるから、付着物の除去に伴う反作用である水平方向の外からの力に対して強く、比較的薄いブレードでも形状を保ちやすい。
円形スクレイパーを平面に押し当てて動かすと、強固な付着物に対して使用しても、ブレード先端が対象面から離れにくいので、付着物を効果的に除去する。
円形スクレイパーのブレードは、対象面に接する角度が一定であるから、摩耗してもブレード先端が鈍らない。
円形スクレイパーのブレードは、対象面上の全方向に向けて作業し得るので、平板のブレードを使用する場合と比べ、ブレードの向きと動かす方向にさほど注意を払わなくてよい。
円形スクレイパーを対象面に押し当てる力はブレード先端の環状の線に均等に作用し、ブレードは角張っていないので、平板のブレードのように作業中不意に力がブレード端の角に集中して対象面を傷つけるおそれがない。
平板のブレードを使用する場合、通常は作業幅が最大となるブレード先端に直交する方向に動かすが、強固な付着物を取り去る際などには、この幅が狭くなるオフセット方向に動かすことがある。円形スクレイパーのブレード先端は、進行方向に直面する一点を除き常にオフセット方向に向いており、付着物に対して効果的に作用する。
図1は円形スクレイパーの一実施例を示す斜視図である。
ブレードには復元力と硬性が求められるほか、使用対象を傷つけないため、対象物の材質と使用形態に応じた材料の選択が必要で、例えば、食器や調理器具に対して使うにはPET樹脂や耐熱樹脂、自動車の窓ガラスの油膜除去にはステンレス鋼がそれぞれ材質として推奨される。
グリップは、指で握りながら掌で押さえるため丸餅の形状が適しており、グリップの外側には滑り止めの起伏を施してもよい。
ブレードとグリップの係止方法は、後述する実施例の他、ブレードの頂端を上下から挟むよう2分割したグリップの部材をブレードの円錐の中心線を通るねじ等で止める方法もある。
図1は、本考案の一実施例であって、透明PET樹脂製で厚さ0.5mm底径7cm頂径2cm高さ5cmの中空の円錐台形のブレード及び頂経の上に連続する厚さ2mm高さ2cmの円筒と、円筒の外側に刻んだ雄ねじに対応する雌ねじで係止されるポリプロピレン樹脂製で高さ2cm直径3cmの丸餅型のグリップで構成された円形スクレイパーである。
この円形スクレイパーを、濃厚ソースが残るフライパンの底にあて、中から外に広げるように回すとソースは周りに寄せ集められ、これをブレードの内側にすくい取ると、玉杓子やターナーを用いるより簡単で、取り残しが少ない。
円形スクレイパーを用いて油脂や焦げ付きなどを除去すると、汚れをまとめてかき出して或いはブレードの内側に集めて捨てられるので、たわしやスポンジを用いる場合のように油や細かい欠片が目地に入り込むことがなく、洗剤の使用が少量で足り、排水に混じる油や固形物を少なくできる。
フライパンやホットプレートなど調理器具及び食器に用いる調理用具または汚れ落とし、風呂場の石鹸カスやアカ落とし、車の窓ガラスの油膜落としなどの家庭雑貨として、また、構造物の塗膜落としなど工具として利用できる。
1 ブレード
2 グリップ

Claims (2)

  1. ブレードの形状が中空円錐状または中空円錐台形状であって、その底周縁が作業対象面に作用するブレード先端であることを特徴とするスクレイパー
  2. ブレード先端が平面に対して環状の線で接することを特徴とするスクレイパー。なお、環状の線とは円形の実線だけでなく、形には多角形や星形を含み、線の種類には破線及び波線を含み、線の太さが一定であるか否かを問わないものである。
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