JP3152786U - 保冷・保温マット - Google Patents

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Abstract

【課題】密封した流動性蓄熱媒体ができるだけ偏在しないようにし、また前記媒体を封入したパックをカバー内に容易に収納することができ、カバー内で移動しないようにしたフレキシブルな保冷・保温マットを提供することである。【解決手段】流動性蓄熱媒体Aを小分けにして収納したフレキシブルなシート状パック10を所定間隔で収納保持する複数のポケット21を有するフレキシブルな内袋20と、この内袋20を収納するフレキシブルなカバー30とによって保冷・保温マットを構成したのである。【選択図】図1

Description

この考案は、枕や敷き布、掛け布等に使用する保冷・保温マットに関する。
従来から、寝具などの保湿性を高めたり、保冷性を付与するために、別途蓄熱媒体を封入した平袋(ひらぶくろ)などが用いられている。これらの蓄熱媒体には、粉粒体のほか、近年粘稠性媒体が用いられるようになり、後者は予め加熱または冷却した平袋を枕などに装着すると、少くとも数時間は保温・冷却効果を持続することができる。
しかしながら、上記のような媒体は、云うまでもなく流動性が大きいため、例えば平袋に装填しても加圧力や上下方向によって流動変形し一方に片寄って均一な厚みを維持し難く、寝心地などが悪くなる問題がある。
さらに、媒体を封入した平袋は合成樹脂シートより成り、これを直接寝具に装着すると肌触りが良くないため、肌触りの良い布帛をカバーにしているが、柔軟性の大きい平袋がカバー内で移動して片寄る問題もある。
そこで、この考案の課題は、封入した媒体ができるだけ偏在しないようにし、また媒体を封入したパックを容易にカバー内に収納することができ、カバー内で移動しないようにすることである。
上記の課題を解決するために、この考案においては、流動性のある蓄熱媒体を小分けにして密封した複数の収納部を有するフレキシブルなシート状パックと、このシート状パックをそれぞれ挿入取出し可能に収納する複数のポケットを有するフレキシブルな通気性内袋と、この内袋を収納するカバーによって、フレキシブルな保冷・保温マットを構成したのである。
前記シート状パックの収納部は、ほぼ正方形で約8×8cm〜12×12cmの大きさを有し、平均厚みが約3mm〜6mmが好ましい。またこのシート状パックは細長い長方形で前記内袋のポケットはシート状パックがゆるく挿入可能な相似形になっている。そして内袋のポケットの開口端に折返しを設けておくのがよい。
前記内袋は長方形、正方形を含む方形になっており、その4隅の外面に面ファスナの一方の部材を固着し、前記カバーの内面の4隅に前記面ファスナの一方の部材に対応する他方の部材を固着しておくのが好ましい。
さらに、前記面ファスナの他方の部材を固着する4隅のうち、カバーの開口と反対側の側縁の両端に、カバーの内面と連通する切欠きを設けておくのが好ましい。
この考案によれば、以上のように、流動性媒体を小分けして密封したので偏在することが少なく比較的フラットな状態を保持し易い。特に媒体を収納する収納部の面積及び厚みを限定することによりフラットな状態を維持することができる。
さらに、別に内袋を設けて媒体を収納するシート状パックを内袋のそれぞれのポケットに容易に挿入取出し可能とし、かつシート状パックの位置を保持できるようにしたので、シート状パックを固定するためにカバーに縫着する等の必要はない。またシート状パックを装着した内袋にカバーを被せるのは容易である。
この考案の一実施形態の保冷・保温マットを示す横断面図 シート状パックを示す平面図 内袋の平面図 内袋の横断面図 内袋の他の例を示す平面図 内袋の横断面図 内袋の開口部の拡大横断面図 カバーの他の例を示す平面図 カバーの横断面図
以下、この考案の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1に示すように、保冷・保温マットは、例えば硫酸ナトリウム10水塩などの蓄熱媒体Aを収納したシート状パック10と、複数のシート状パック10を所定間隔で収納保持する内袋20と、この内袋20を被う袋状カバー30より成り、全体としてフレキシブルで平坦な厚めのシート状になっている。
図2に示すように、前記シート状パック10は、液体を透過しないフレキシブルな合成樹脂フィルムより成り、流動性のある媒体Aを小分けにして収納部11に密封した細長い長方形状をしている。隣接する収納部11は、シール部12により隔離されてほぼ等間隔に配置され、各収納部11は、約8×8cm〜12×12cmのほぼ正方形の平袋状に形成され、媒体Aが約3mm〜6mmの平均厚み(いずれもフィルムの厚みを含む)になるように収納されている。前記収納部11の大きさ及び厚みを上記に限定したのは、媒体Aの粘稠性を考慮して媒体Aが収納部11の一方に片寄らず均一な厚みになり、かつ保冷性、保温性を維持するのに充分な量を収納できるようにするためである。前記収納部11は、3個のものを示したが、2〜6個の任意の数を選択することができる。但し、後述する内袋20への挿入の作業性を考えると、2〜4個が好ましい。
前記内袋20は、通気性の良好なフレキシブルシート例えば不織布より成り、図3及び図4に示すように、複数のほぼ長方形状ポケット21が形成されている。各ポケット21の一端22は開放され、他端23は閉じられている。そして隣接するポケット21は、シール部24で隔離されており、内袋20の側縁25、端縁26もシールされている。即ち2枚の不織布を重ね合せてシール部24、側縁25、端縁26を高周波シールすることにより内袋20が形成される。この内袋20は方形状が好ましい。
前記ポケット21は、図3の鎖線で示すように、前記シート状パック10とほぼ相似形で内寸法がシート状パック10の外寸法より大きく、シート状パック10を一端22の開放口から挿入して保持することができるようになっている。
次に図1を参照しながら、前記カバー30の構造を説明する。前記カバー30は、肌触りのよい編布、織布、不織布等より成り、前記内袋20とほぼ相似形の平袋状で、内袋20を収納できるサイズに形成されている。その一端または一側には、内袋20(シート状パック10を装着した)を挿入する開口31が設けられ、開口31の周縁にはスライドファスナ32が取り付けられ、開口31を開閉することができるようになっている。また、カバー30の側縁には、枕等に縛り付けるための紐33が固着されている。
前記保冷・保温マットを用いる場合には、まずシート状パック10を単独で取り出して冷蔵庫等で冷却する。或は、内袋20にシート状パック10を装着した状態で冷却してもよい。シート状パック10を単独で冷却した場合は、冷却後直ちに内袋20に挿入する。そのほか、保冷・保温マット全体を冷蔵庫に投入しておいてもよい。
上記処理後の内袋20をカバー30に挿入し(マット全体を冷却した場合は、この操作は不要)、その紐33で枕の上面に縛り付けて固定した状態で使用する。
また人体の脚部等に使用したい場合には、マットのみを直接脚部に巻き付け、紐33で固定すればよい。なお、保温用に使用する場合は、シート状パック10またはシート状パック10を装着した内袋20をオーブンレンジや温風機等で加熱した後に使用する。
図5乃至図9に他の実施形態を示す。図5及び図6に示すように、前記内袋20は多数のポケット21を有するものとすることができる。図中符号24はシール部である。図示の場合は、一列に7個のポケット21をほぼ等間隔に設け、これを二列配列したものを示している。前記シート状パック10を一辺が約8〜13cm、他辺が30〜50cmの長方形に定格化しておくと、ポケット21の数を増減することによって、保冷・保温マットのサイズや形状を種々選択することができる。
前記内袋20のサイズを大きくすると、カバー30に挿入する作業が困難になり、使用中にもカバー30と内袋20がずれて違和感を生じる。そこで、図5、図6に示すように、内袋20の4隅に面ファスナの一方の部材27を取り付けておき、図8及び図9に示すように、カバー30の4隅の内面に面ファスナの他方の部材37を取り付け、前記内袋20をカバー30内に挿入したとき、面ファスナの一方の部材27と他方の部材37をそれぞれ係合させると、内袋20とカバー30の位置がずれることがない。なお、面ファスナを係合させるとき、カバー30の開口31側の面ファスナは、開口31から手を入れて係合し易いが、開口31と反対側の端縁は閉じられているので、手を入れることができない。そこで図示のように、開口31と反対側の端縁の隅に、指を挿入して操作できる切欠き34を設けておく。
なお、図6及び図7に示すように、内袋20のポケット21の開口側に折返し28を設けておくと、シート状パック10を挿入した後、その端部が折返し28の内側に嵌り込んで係止され脱落が防止される。
この実施形態のように多数のシート状パック10を内装した保冷・保温用具は、例えば布団に敷いて就寝時に用いることができる。
A 蓄熱媒体
10 シート状パック
11 媒体の収納部
12 シール部
20 内袋
21 ポケット
22 ポケットの一端
23 ポケットの他端
24 シール部
25 側縁
26 端縁
27 面ファスナの一方の部材
28 折返し
30 カバー
31 開口
32 スライドファスナ
33 紐
34 切欠き
37 面ファスナの他方の部材

Claims (6)

  1. 流動性のある蓄熱媒体を小分けにして密封した複数の収納部を有するフレキシブルなシート状パックと、
    前記シート状パックを挿入取出し可能に収納しかつ保持する複数のポケットを有するフレキシブルな内袋と、
    前記内袋を収納するカバーより成るフレキシブルな保冷・保温マット。
  2. 前記蓄熱媒体を密封した収納部は約8×8cm〜12×12cmのほぼ正方形で平均厚みが約3mm〜6mmである請求項1に記載の保冷・保温マット。
  3. 前記シート状パックは細長い長方形で前記内袋のポケットはシート状パックがゆるく挿入可能な相似形をしている請求項1または2に記載の保冷・保温マット。
  4. 前記内袋はフレキシブルなシートより成り、そのポケットの開口端に前記シートの折返しが設けられた請求項1〜3のいずれかに記載の保冷・保温マット。
  5. 前記内袋はほぼ方形になっており、その4隅の外面に面ファスナの一方の部材が固着され、前記カバーは前記内袋を収納可能な相似形でその内面の4隅に前記面ファスナの一方の部材に対応する他方の部材が固着されている請求項1〜4のいずれかに記載の保冷・保温マット。
  6. 前記カバーの一側縁には開閉自在の開口が設けられ、この開口に対応する他側縁の両端部にそれぞれカバー内面に連通する切欠きが設けられた請求項5に記載の保冷・保温マット。
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