JP2020174785A - 寝具 - Google Patents

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竹内 良
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【課題】羽毛布団と同等の保温性を有しながらも、安価であり、かつ、収納性に優れる寝具を提供すること。【解決手段】寝具100は、第1の掛け布10と、エアパック30と、第2の掛け布20とを備え、該第1の掛け布10および第2の掛け布20が、対向して配置され、かつ、周辺が互いに連結されており、該エアパック30が、第1の掛け布10と第2の掛け布20との間に形成された空間に配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、寝具に関する。
従来より、寝具として、羽毛を封入して構成された羽毛布団が知られている。羽毛布団は、保温性に優れ、冬期用の寝具として好ましく用いられている一方で、高価であるという問題がある。また、羽毛布団においては、そのかさ高さよって保温性が発現されており、収納性が悪いという問題もある。
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、羽毛布団と同等の保温性を有しながらも、安価であり、かつ、収納性に優れる寝具を提供することにある。
本発明の寝具は、第1の掛け布と、エアパックと、第2の掛け布とを備え、該第1の掛け布および第2の掛け布が、対向して配置され、かつ、周辺が互いに連結されており、該エアパックが、第1の掛け布と第2の掛け布との間に形成された空間に配置されている。
1つの実施形態においては、上記第1の掛け布が、中材が封入されて構成された布団である。
1つの実施形態においては、上記第2の掛け布が、中材が封入されて構成された布団である。
本発明によれば、羽毛布団と同等の保温性を有しながらも、安価であり、かつ、収納性に優れる寝具を提供することができる。
本発明の1つの実施形態による寝具の概略断面斜視図である。 実施例および参考例の評価結果を説明するグラフ図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。
図1は、本発明の1つの実施形態による寝具の概略断面斜視図である。本発明の寝具100は、対向して配置し、周辺が互いに連結された第1の掛け布10および第2の掛け布20と、第1の掛け布10と第2の掛け布20との間に配置されたエアパック30とを備える。第1の掛け布10と第2の掛け布20とは、互いの周辺全周が合わさるようにして配置され得る(すなわち、第1の掛け布10と第2の掛け布20とはその平面視面積が略同一であり得る)。なお、図1においては、内部の説明のため、寝具を厚み方向に切断した状態を示しているが、実際には、エアパック30は、気体封入可能なように閉じた袋状であり得、また、第1の掛け布および第2の掛け布に覆われている。
本発明の寝具100は、第1の掛け布10と第2の掛け布20との間に空間を形成するように構成され、この空間にエアパック30が配置され得る。エアパック30は、袋状であり、空気等の気体を封入可能なように、また、必要に応じて内部の気体を放出可能なように、構成される。例えば、エアパック30は、任意の適切な箇所に、空気栓、チャック等の気体導入部を備え、気体導入部は、気体の出入り口として機能する。1つの実施形態においては、気体導入部はエアパック30の側部に配置される。なお、図示していないが、第1の掛け布と第2の掛け布との間に空間には、エアパックに加え、その他の詰め物が存在していてもよい。例えば、第1の掛け布と第2の掛け布との間に空間には、ダウン、フェザー等の布団の中材として用いられる詰め物が存在していてもよい。
上記寝具は、代表的には、掛け布団として用いられ得る。また、上記寝具を袋状とすることが可能なように構成し、当該寝具を寝袋として用いてもよい。また、上記寝具を寝袋の一部(具体的には、使用者の上側に位置する掛け部)として用いてもよい。
本発明の寝具は、上記のように、エアパックを備え、当該エアパックに所定量の気体を封入することにより、第1の掛け布と第2の掛け布との間に空気層が形成され、その結果、寝具(例えば、掛け布団)としての機能を有効に発揮する。具体的には、本発明によれば、羽毛布団と同等、または、羽毛布団以上の保温性を有する寝具を提供し得る。また、本発明の寝具は、第1の掛け布と第2の掛け布とを備えることにより、従来の寝具と同様の触感を有し、快適性に優れる。さらに、第1の掛け布および第2の掛け布は、薄手であり得るため、洗濯する際の制約が少ない。そのため、本発明の寝具は、家庭での洗濯がしづらい羽毛布団等よりも格段に、取り扱い性に優れる。
また、本発明の寝具は、必要に応じてエアパック内部の気体を放出可能に構成することが可能であり、このように構成することにより、収納時においてはエアパックを脱気して収納スペースを削減することができる。また、輸送コストの低減を図ることもできる。
さらに、本発明の寝具は、エアパックを備えることから、浸水災害等の非常時においては、浮き袋としての代用も可能である。本発明の寝具は、寝具として使用し得ることはもとより、収納性に優れることと、浮き袋として代用可能であることとが相まって、防災備品として非常に有用である。
1つの実施形態においては、第1の掛け布および第2の掛け布は、中材を封入して構成された布団であり得る。別の実施形態においては、第1の掛け布が中材を封入して構成された布団であり、第2の掛け布が生地のみで構成されている。この実施形態において、第1の掛け布は、本発明の寝具が使用に供された際(例えば、掛け布団として用いられた場合)、使用者側となることが好ましい。上記、中材としては、特に限定されず、ダウン、フェザー、羊毛わた、木綿わた、ポリエステルわた等が挙げられる。1つの実施形態においては、中材として少なくともダウンを有する羽毛布団が用いられる。本発明においては、第1の掛け布および第2の掛け布の構成(中材の有無、中材の種類、中材の充填率・充填量、掛け布のかさ高さ等)の影響が少なく保温性に優れる寝具を得ることができる。その結果、安価な寝具とすることができる。
第1の掛け布と第2の掛け布とを連結する方法としては、任意の適切な方法が採用され得る。例えば、第1の掛け布および第2の掛け布の周辺の少なくとも一部を縫製により連結する方法、第1の掛け布および第2の掛け布の周辺の少なくとも一部をファスナーにより連結する方法、第1の掛け布および第2の掛け布の周辺の少なくとも一部を紐で結んで連結する方法、第1の掛け布および第2の掛け布の周辺の少なくとも一部をスナップで連結する方法等が挙げられる。好ましくは、第1の掛け布と第2の掛け布とは、着脱可能に連結される。1つの実施形態においては、図1に示すように、第1の掛け布10と第2の掛け布20の全周がファスナーで連結され、これにより、第1の掛け布10と第2の掛け布20とが着脱可能となる。第1の掛け布と第2の掛け布とを着脱可能に連結すれば、取り扱い性に優れる寝具とすることができる。
第1の掛け布と第2の掛け布とは、周辺の一部に開口部を有するように連結しているか、あるいは、周辺の一部が開口可能なように連結していることが好ましい。開口部または開口可能部は、エアパックの気体導入部に近くなる箇所に位置することが好ましい。このようにすれば、当該開口部または開口可能部に、例えば、気体注入手段(例えば、エアポンプのチューブ)を通して、エアパックに容易に気体を供給することが可能となる。1つの実施形態においては、図1に示すように、第1の掛け布10と第2の掛け布20の全周がファスナーで連結される。この実施形態においては、寝具100の全周が開口可能部となり得る。
エアパックは、第1の掛け布と第2の掛け布との間に形成された空間に収まる限り、任意の適切なサイズとされ得る。エアパックのサイズは、第1の掛け布と第2の掛け布との間に形成された空間に収まる限り、大きいほど好ましい。エアパックのサイズが大きいほど、保温効果に優れた寝具を得ることができ、また、第1の掛け布と第2の掛け布との間に形成された空間内でエアパックが不要に動く、偏る等の不具合を防止することができ、快適性に優れる寝具を得ることができる。エアパックは1つであってもよく、複数であってもよい。また、エアパックは区画されたエアパックであってもよい。複数のエアパックまたは区画されたエアパックを用いれば、部分毎に気体の充填量を変えたり、また、部分毎に気体温度を変えたりすることが可能となる。
エアパックの平面視面積(エアパックが複数の場合は、エアパックの平面視面積の合計)は、第1の掛け布の平面視面積に対して、好ましくは50%〜100%であり、よりに好ましくは70%〜100%であり、さらに好ましくは85%〜100%であり、特に好ましくは85%〜95%である。
1つの実施形態においては、エアパックは、任意の適切なプラスチックフィルムから形成される。プラスチックフィルムを構成する材料、重量(軽量であることが好ましい)、しなやかさ(しなやかであることが好ましい)、耐久性(耐突き刺し性に優れることが好ましい)等を考慮して選択され得る。プラスチックフィルムの厚みは、任意の適切な厚みとされ得る。プラスチックフィルムを構成する材料、プラスチックフィルムの厚みもまた、エアパックの重量、しなやかさ、耐久性等を考慮して適切な厚みとされ得る。
本発明の寝具は、エアパックに気体を充填して使用される。気体の充填方法としては、任意の適切な方法が採用され得る。1つの実施形態においては、エアポンプを用い、エアパックに設けられた上記気体導入部(例えば、空気栓)を介して、気体を圧入することにより、エアパック内に気体が充填される。気体の充填量は、エアパックに封入可能な気体の最大量(最大体積)に対して、好ましくは20体積%〜70体積%であり、より好ましくは30体積%〜60体積%である。このような範囲であれば、保温性に優れ、かつ、快適に使用され得る寝具を得ることができる。エアパックに充填される気体としては、任意の適切な気体が採用され得る。代表的には、空気である。また、空気より比重の軽い気体(例えば、ヘリウム;ヘリウムと空気との混合気体等)をエアパックに充填してもよい。この場合、軽量性に優れる寝具とすることができる。
1つの実施形態においては、上記エアパックに加温された気体が充填される。加温された気体を充填することにより、冬期における快適性に優れる寝具を得ることができる。加温された気体の温度は、例えば、40℃〜70℃である。
以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、本発明はこれら実施例によって限定されるものではない。
[実施例1]
第1の掛け布および第2の掛け布として、ポリエステル製織物生地(75d/72f×75d/72f、158本×88本)の側生地に、中材(ホワイトダックダウン/スモールフェザー(重量比:50/50)、充填量:0.2kg)を封入して構成された布団(厚み:約10cm、長さ:210cm、幅:150cm)を準備した。
第1の掛け布および第2の掛け布の周辺全周をファスナーで連結し、第1の掛け布および第2の掛け布の間に形成された空間に収まるよう、エアパック(長さ:200cm、幅:140cm)を配置して、寝具を形成した。
上記寝具のエアパックに、封入可能な気体の最大量(最大体積)に対して約50体積%の空気を充填した。
(評価)
20℃、65%RHの環境下、仰臥位状態の発汗サーマルマネキンを敷き布団上に配置し、発汗量15ml/(m・h)の定常状態になってから5分後に、当該発汗サーマルマネキンに空気充填後の寝具を被せ、60分間放置した。この間の寝床内温度の変化を、当該発汗サーマルマネキン脇部に設置した温度センサーにて経時的に測定した。結果を図2のグラフ図に示す。
[参考例1]
ポリエステル製織物生地(75d/72f×75d/72f、158本×88本)の側生地に、中材(ホワイトダックダウン/スモールフェザー(重量比:85/15)、充填量:1.1kg)を封入して構成された布団(長さ:210cm、幅:150cm)を準備した。なお、この布団の厚みは、実施例1の寝具と同程度の厚みとなるようにした。
(評価)
上記布団を実施例1と同様の評価に供した。結果を図2のグラフ図に示す。
図2から明らかなように、本発明の寝具は、従来の羽毛布団と同等の保温性を示す。実施例1の寝具は、参考例1の羽毛布団よりも、中材の量が少なく、かつ、その品質も劣る(ダウン割合が少ない)にもかかわらず、羽毛布団同等の保温性を示し、すなわち、安価である。
10 第1の掛け布
20 第2の掛け布
30 エアパック
100 寝具

Claims (3)

  1. 第1の掛け布と、エアパックと、第2の掛け布とを備え、
    該第1の掛け布および第2の掛け布が、対向して配置され、かつ、周辺が互いに連結されており、
    該エアパックが、第1の掛け布と第2の掛け布との間に形成された空間に配置されている、
    寝具。
  2. 前記第1の掛け布が、中材が封入されて構成された布団である、請求項1に記載の寝具。
  3. 前記第2の掛け布が、中材が封入されて構成された布団である、請求項1または2に記載の寝具。
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