JP3148888U - 冷熱マット - Google Patents

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裕慈 小田
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【課題】結露による弊害を防止しつつ簡便にして効果的に冷却できる冷熱マットを提供する。【解決手段】扁平な袋体に含水ゲルを充填密封した扁平な形状を有する保冷部材2と、内部に保冷部材2を収容し得る収納室3を有する扁平な形状を有する柔軟なカバー4と、を備え、保冷部材2は、保冷パック2aが接続シートの長手方向に複数個、接続シートを介して接続されたものであり、カバー4は、表面シート4aと、裏面シート4bとを備え、カバー4の裏面シート4bの中央部に収容室3と直交する方向に線状開口部5を備え、かつ、収容室3が線状開口部5の両側に形成され、表面シート4aの裏面の線状開口部5に対応する位置に第1面ファスナー6を備える一方、接続シートの中央領域の片面に第2面ファスナー7を備え、第1面ファスナー6と第2面ファスナー7とが着脱自在に構成される。【選択図】図3

Description

本考案は、冷媒が封入された保冷パックを内部に収納した冷熱マットに関するものである。
保冷パックは、従来から発熱時や、熱を帯びた患部を冷やすのに用いられており、特許文献1〜5に記載の考案が提案されている。
特許文献1の発明は、ゲルパッドを寝具にファスナーの開閉によって脱着可能に被包する寝具構造である。
特許文献2の発明は、保冷パックに含水ゲルが充填密封されており、使用前に冷凍庫による凍結の必要がなく、保冷パック自体の柔軟性が失われることがなく、ファスナーの開閉により保冷パックをカバーに収容する冷感マットである。
特許文献3の考案は、冷却袋がポケットに収容され面ファスナーでポケットを閉じる保温保冷具である。
特許文献4の発明は、冷熱ゲルシートが単にポケットに挿脱される冷熱ゲル枕である。
特開平6−269345号公報 特開2005-144036号公報 実用新案登録第3074069号公報 特開2002-233442号公報
ところが、前記従来技術では保冷パックがカバーに固定されていないので、保冷パックが収容室内でずれるので、取り扱いのときに、偏りが生じ、位置を修復しなければならないおそれがある。また一方、寝具用には大きな保冷パックが必要であり、保冷パックの位置ずれ等を防止するため、保冷パックをカバー内部に縫い付けるなどにより固定しなければならない。そうなると、冷熱マットの内外の温度差などにより、内部結露や表面結露が生じ、マットの内部・外部にカビが生じたり、あるいは、カバーが変色・退色するが、保冷パックがカバーに固定されているため、洗濯をすることができず、使い捨てになるという致命的な問題がある。たとえ、カバーに防黴剤を用いたとしても効果は限定的である。
本考案は上記の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、保冷パックの位置ずれを直す作業を不要にするとともに、結露によるカビ、カバーの黄変等の弊害を防止できる冷熱マットを提供することにある。
本考案の冷熱マットは、扁平な袋体に含水ゲルを充填密封した扁平な形状を有する保冷部材と、内部に前記保冷部材を収容し得る収納室を有する扁平な形状を有する柔軟なカバーと、を備えた冷熱マットにおいて、前記保冷部材は、保冷パックが接続シートを介して該接続シートの長手方向に複数個、接続されたものであり、前記カバ−が、表面シートと、裏面シートとを備え、前記カバーの裏面シートの中央部に前記収容室と直交する方向に線状開口部を備え、かつ、前記収容室が前記線状開口部の両側に形成され、前記表面シートの裏面の前記線状開口部に対応する位置に第1面ファスナーを備える一方、前記接続シートの中央領域の片面に第2面ファスナーを備え、前記第1面ファスナーと前記第2面ファスナーとが着脱自在に構成されたことを特徴とする冷熱マットである。
なお、当業者に自明な範囲で上記の本考案の構成要件を適宜調整しても構わない。
本考案の冷熱マットによれば、接続シートの中央部で簡単にカバーに保持できるので、保冷パックの重心の偏りによる位置ずれが生じにくくなる。また、結露により、カバーに水分がこもると、カビ、カバーの黄変等が生じやすくなるのであるが、本考案によれば、保冷パックを取り外して、カバーを洗濯することができるので、結露による種々の弊害を適切に防止できる。
本考案における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の内容を限定するものではない。
本考案の冷熱マット1は、図1乃至図3に示す通り、扁平な袋体に含水ゲルを充填密封した扁平な形状を有する保冷部材2と、内部に保冷部材2を収容し得る収納室3を有する扁平な形状を有する柔軟なカバー4と、を備えている。また、保冷部材2は、保冷パック2aが長手方向に複数個、接続シート2bを介して接続されたものである。カバ−4が、表面シート4aと、裏面シート4bとを備えている。カバー4の裏面シート4bの中央部に収容室3と直交する方向に線状開口部5を備え、かつ、収容室3が線状開口部5の両側に形成され、表面シート4aの裏面の線状開口部5に対応する位置に第1面ファスナー6を備えている。一方、接続シート2bの中央領域の片面に第2面ファスナー7を備え、第1面ファスナー6と第2面ファスナー7とが着脱自在に構成されている。この第1面ファスナー6と第2面ファスナーは、いわゆるマジックテープ(登録商標)等と呼ばれるものである。
カバー4は、二枚の矩形状の織布を重ね合わせ、その縁辺に沿って縫い合わせ8が形成されている。裏面シート4bはメッシュ(たとえばハニカム形状など)の織布が好ましい。また、一辺、ここでは、長手方向の辺と、他の辺、ここでは短手方向の辺に沿って、縫い目9(たとえばキルティング)が形成されることにより、カバー4の内部が、5段の収容室3に区切られる。また、このカバー4の短手方向に形成された線状開口部5には、たとえば1条のファスナー10が取り付けられ、その金具10aをスライドさせることによって、収容室3の開口を開閉できるようになっている。
図1に示す通り、カバー4の内部は、縫い合わせにより5室に区切られているが、これらの内部には、図2に示す保冷部材2が各段に1個ずつ、合計5個が収納される。保冷部材2は、保冷パック2aを備えた扁平で略矩形状のもので、保冷パック2aは含水ゲルを合成樹脂製袋内に充填密封したものである。この含水ゲルは、蓄冷剤として用いられるものであり、吸水性能が非常に高く、また圧力を加えた 状態でも保水力を維持する高吸水性ポリマー(たとえば、アクリルアミド架橋体、ポリアクリル酸ナトリウム等)が好ましく、また、特許文献3、4、特開2004−350990号公報、特開2005−118059号公報、特開2004−231567号公報、WO2007/108235公報、実用新案登録第3146204号公報、特開2003−634号公報、特開2002−325787号公報等に例示されているものでもよい。また、保冷パック2aの合成樹脂製袋の材質は、柔軟性を有するものであればよく、好ましくは、ナイロン・ポリエチレンラミネートシート、エチレン・酢酸ビニル共重合体や、エチレン・メチルメタクリレート共重合体などが挙げられる。
上記の冷熱マット1を使用するときには、カバー4のファスナー10の金具10aをスライドさせて収容室3を開口させ、各段の左右の収容室3に1個の保冷部材2の左右部分をそれぞれ挿入し(合計5個の保冷部材2を各段の収容室3に長手方向に挿入)、第1面ファスナー6と第2面ファスナー7とを接合させ、金具10aをスライドさせて収容室3の開口を閉じる。例えば、冷熱マット1をベッドの上面に載せ、その上に寝ると、背中から臀部の広範囲にかけてひんやりと冷たさを感じ、その冷感が持続する。冷感を感じなくなったとき、使用をやめ、冷熱マット1をしばらく放置する。または、保冷パック2aを冷やす、あるいは、カバー4の洗濯等をするときには、ファスナー10を開き、第1面ファスナー6と第2面ファスナー7とを剥離し、保冷パック2aを保冷部材2ごと線状開口部5から取り出し、冷蔵庫や冷凍庫に入れ、あるいは、カバー4を洗濯し、再使用すればよい。
本考案に係る冷熱マット1を用いると、保冷パック2aを抜き取り、カバーの洗濯、保冷パック2aの冷却を容易に行うことができ、これにより結露による弊害を防止しつつ、広範囲に渡る領域を効果的に冷却できる。また、保冷部材2の中央部を面ファスナー6、7で保持できるので、保冷パック2aの偏りや位置ずれがない。さらに、保冷部材2をカバー4の中央部で保持するという簡単な構成で、少ない保持箇所で、保冷パック2aの脱落、ずれなどを効果的に防止できる。
なお、上記実施形態は、本考案の態様を実施するに当たって、本考案者により採用された技術の代表例である。これら技術は本考案を実施するための好ましい実施例の例示であるが限定されるわけではない。本技術分野に属する者は、本考案の開示に鑑みて、本考案の思想及び意図された要旨から離れることなく多数の改変・追加等が可能である。以下に変形例を記載する。
例えば、第1面ファスナー6,第2面ファスナー7の数、配置、形状、構造等は、実施形態に限らず、諸般の事情を考慮して、適宜、変更できる。また、カバー4の材質は、シート状で柔軟性のあるものであれば、綿、合成繊維、不織布や、合成樹脂フィルム、発泡シートなど、どのようなものであってもよく、また、その形状や、充填室の数、配置等は、諸般の事情を考慮して、適宜、変更できる。保冷パック2aの形状や大きさも、保冷パックの中身の含水ゲルが容易に偏ってしまわないような大きさや形状の範囲で自由に変更できる。また、収容室3の数は6室以上でもよいし、収納室3の数も図示に限定されず適宜数を有するようにしてもよい。また少なくとも複数の収納室3に保冷部材2を収納させ、残りの一部の収納室3に保冷部材2を収納させないようにしてもよい。
また、収納室3の形成は、カバー4の中央部で、各保冷部材2を保持できるものであれば、どのようなものであってよく、収納室3同士が、一部で連通していても構わない。また、上記の実施形態では、収納室3の開口はファスナーによって閉鎖し得るようにしたが、他の係止手段、例えば、面状ファスナーやホック等で閉鎖するようにしてもよい。この場合、収納室3の開口側の端縁を折り返し、折り返すことによって重なって当接する領域を形成したり、該領域にそれぞれ係止し得る面状ファスナー等を設けてもよい。
上記実施形態において、ファスナー10以外の構造を採用してもよい。例えば、諸般の事情を考慮して、その中央の線状開口部5の形状を工夫することなどにより、この冷熱マット1を持ち上げたときに、開口から保冷パック2aが脱落しないようにする。また、その使用目的もベッドに限定されず、例えば、座布団、枕、敷布、背もたれ、ベビーカー、チャイルドシートのパッドなどに使用してもよい。さらに、使用目的は、人間に限定されず、例えば、犬や猫などのペット用のマットとして使用してもよい。また、複数の冷熱マット1を寝具上に敷くなどのように、複数の冷熱マット1を組み合わせて使用してもよい。
本考案に係る冷熱マットは、結露の弊害を効果的に防止しつつ、身体の所定領域を効率よく長時間に渡って冷却することができる。
(a)は本考案の表面から見た冷熱マットの斜視図、(b)は同じく裏面から見た斜視図である。 (a)は本考案の保冷部材の表側から見た斜視図、(b)は本考案の保冷部材の裏側から見た斜視図である。 (a)は図1(a)でのA−A線断面図、(b)は図1(a)でのB−B線断面図である。
符号の説明
1・・・冷熱マット 2・・・保冷部材 2a・・・保冷パック 2b・・・接続シート
3・・・収容室 4・・・カバー 4a・・・表側シート 4b・・・裏側シート
5・・・線状開口部 6・・・第1面ファスナー 7・・・第2面ファスナー
8・・・縫い合わせ 9・・・縫い目 10・・・ファスナー 10a・・・金具

Claims (1)

  1. 扁平な袋体に含水ゲルを充填密封した扁平な形状を有する保冷部材と、内部に前記保冷部材を収容し得る収納室を有する扁平な形状を有する柔軟なカバーと、を備えた冷熱マットにおいて、
    前記保冷部材は、保冷パックが接続シートを介して該接続シートの長手方向に複数個、接続されたものであり、
    前記カバ−が、表面シートと、裏面シートとを備え、
    前記カバーの裏面シートの中央部に前記収容室と直交する方向に線状開口部を備え、かつ、前記収容室が前記線状開口部の両側に形成され、
    前記表面シートの裏面の前記線状開口部に対応する位置に第1面ファスナーを備える一方、前記接続シートの中央領域の片面に第2面ファスナーを備え、前記第1面ファスナーと前記第2面ファスナーとが着脱自在に構成されたことを特徴とする冷熱マット。
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