JP3152777U - 目地ジョイナー - Google Patents

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澤田 康司
康司 澤田
芳則 日比野
芳則 日比野
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Abstract

【課題】建物の出隅部を形成する2つの外壁材の小口の間に施工することができるとともに、意匠性を損なわないように、土台部から軒天部まで一定幅で一直線状のシーリング目地を形成することができる目地ジョイナーを提供する。【解決手段】第1固定部12と、第1係止部22と、シーリング打設部32と、第2係止部42が連結して形成されており、第1固定部は、平坦な板部であり、第1係止部は、第1固定部とシーリング打設部の間に、第1固定部に対して斜めに設けてあり、シーリング打設部は、第1係止部と第2係止部の間に、第1係止部に対して垂直に設けてあり、第2係止部は、シーリング打設部に対して垂直に設けてあり、第1係止部とは平行であるよう形成して目地ジョイナーA2を構成する。【選択図】図3

Description

本考案は、建物の出隅部を形成する2つの外壁材の小口の間に施工することができる目地ジョイナーに関するものである。
従来から行われている住宅の出隅部を形成する方法としては、金属製の差し込み出隅を出隅部に差し込む方法がある(特許文献1を参照)。
また、2枚の外壁材を45度にカットして接着剤で接合し、接合部を面取りし、面取部を塗装することにより製造された同質出隅柱を、出隅部に施工する方法もある(特許文献2を参照)。
しかし、差し込み出隅を施工した場合、最近の高意匠の外壁材との接合部分に違和感があり、意匠性が損なわれる。
また、同質出隅柱を施工した場合、隣接する外壁材との間にシーリング材を縦に2カ所打設するので、そのシーリング面が左右の外壁面で目立ち、意匠性が損なわれてしまう。
また、2枚の外壁材の小口を45度にカットし、出隅部で突き合わせる方法がある。
しかし、2枚の外壁材をカットして出隅部で突き合わせると、施工の誤差などにより、ズレや隙間が発生し、意匠性を低下させてしまう。また、接合の際に接着剤などが必要になるが、該接着剤を表面にはみ出させないことは困難である。
そこで、2枚の外壁材の小口を45度にカットし、出隅部に間隔をあけて配置して、該出隅部に空間を形成し、該空間にシーリング材を充填してシーリング目地を形成する方法がある。
しかし、出隅部にシーリング目地を形成した場合、シーリング目地は土台部から軒天部まで形成されるので、一定幅で一直線状のシーリング目地を形成することが重要であるが、施工の誤差などにより、シーリング目地の幅は一定とならず、意匠性を低下させてしまう。
特開平8−246655号公報 特開2005−336919号公報
本考案は、建物の出隅部を形成する2つの外壁材の小口の間に施工することができるとともに、意匠性を損なわないように、土台部から軒天部まで一定幅で一直線状のシーリング目地を形成することができる目地ジョイナーを提供するものである。
本考案は、建物の出隅部を形成するための2つの外壁材の小口の間に施工される目地ジョイナーを提供する。本考案の目地ジョイナーは、第1固定部と、第1係止部と、シーリング打設部と、第2係止部が連結して形成されている。そして、第1固定部は、平坦な板部である。第1係止部は、第1固定部とシーリング打設部の間に、第1固定部に対して斜めに設けてある。シーリング打設部は、第1係止部と第2係止部の間に、第1係止部に対して垂直に設けてある。第2係止部は、シーリング打設部に対して垂直に設けてあり、第1係止部とは平行である。本考案の目地ジョイナーにおいては、更に、第2係止部のシーリング打設部と連結した側とは反対側に連結しており、第1固定部に対して垂直に設けてあるガイド部を備えている、又は、第2係止部のシーリング打設部と連結した側とは反対側に連結しており、第1固定部に対して垂直に設けてある、平坦な板部である第2固定部を備えていることが好ましい。なお、本考案の目地ジョイナーは、ガルバリウム鋼板、ガルタイト鋼板、アルミ鋼板、ステンレス鋼板、合金めっき鋼板、トタン、銅板などの金属板や、フェノール樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂などの樹脂板により製造される。また、本考案の目地ジョイナーとともに建物の出隅部を形成する外壁材としては、木繊維補強セメント板、繊維補強セメント板、繊維補強セメント・ケイ酸カルシウム板などの窯業系サイディングボード、金属系サイディングボード、ALCボードなどがある。更に、本考案の目地ジョイナーとともに建物の出隅部を形成するシーリング材としては、施工後に防水効果を発揮すると共に、外壁材の経時の伸縮変化に対応可能な弾性材である、ポリウレタン系、ウレタン系、アクリル系、アクリルウレタン系、シリコーン系、変成シリコーン系、ポリサルファイド系、変成ポリサルファイド系、ブチルゴム系などがある。
本考案によれば、建物の出隅部を形成する2つの外壁材の小口の間に施工することが可能であるとともに、意匠性を損なわないように、土台部から軒天部まで一定幅で一直線状のシーリング目地を形成することが可能である目地ジョイナーを提供することができる。
図1は、本考案にかかる目地ジョイナーの一実施例を示す断面図である。 図2は、図1に示す目地ジョイナーを用いて形成された建物の出隅部の施工状態を示す断面図である。 図3は、本考案にかかる目地ジョイナーの他の実施例を示す断面図である。 図4は、図3に示す目地ジョイナーを用いて形成された建物の出隅部の施工状態を示す断面図である。 図5は、本考案にかかる目地ジョイナーの更に他の実施例を示す断面図である。 図6は、図5に示す目地ジョイナーを用いて形成された建物の出隅部の施工状態を示す断面図である。 図7は、本考案にかかる目地ジョイナーの更に他の実施例を示す断面図である。 図8は、図7に示す目地ジョイナーを用いて形成された建物の出隅部の施工状態を示す断面図である。 図9は、本考案にかかる目地ジョイナーの更に他の実施例を示す断面図である。 図10は、図9に示す目地ジョイナーを用いて形成された建物の出隅部の施工状態を示す断面図である。 図11は、本考案にかかる目地ジョイナーの更に他の実施例を示す断面図である。 図12は、図11に示す目地ジョイナーを用いて形成された建物の出隅部の施工状態を示す断面図である。 図13は、本考案にかかる目地ジョイナーの更に他の実施例を示す断面図である。 図14は、図13に示す目地ジョイナーを用いて形成された建物の出隅部の施工状態を示す断面図である。 図15は、本考案にかかる目地ジョイナーの更に他の実施例を示す断面図である。 図16は、図15に示す目地ジョイナーを用いて形成された建物の出隅部の施工状態を示す断面図である。
以下、図面を参照しながら本考案について詳細に説明する。
図1は、本考案にかかる目地ジョイナーの一実施例を示す断面図である。
図1に示す目地ジョイナーA1は、1枚のガルバリウム鋼板を折曲加工して製造されており、第1固定部11と、第1係止部21と、シーリング打設部31と、第2係止部41が連結して形成されている。
第1固定部11は、平坦な板部である。そして、第1固定部11の端部からは第1係止部21が、第1固定部11に対して約135度の角度で延びている。更に、第1係止部21の他の端部からはシーリング打設部31が、第1係止部21に対して垂直に延びており、更に、シーリング打設部31の他の端部からは第2係止部41が、シーリング打設部31に対して垂直に延びている。よって、第1係止部21は、第1固定部11とシーリング打設部31の間に、第1固定部11に対して斜めに設けられている。そして、シーリング打設部31は、第1係止部21と第2係止部41の間に、第1係止部21に対して垂直に設けられており、第2係止部41は、シーリング打設部31に対して垂直に設けてあり、第1係止部21とは平行である。
図2は、図1に示す目地ジョイナーA1を用いて形成された建物の出隅部の施工状態を示す断面図である。
図2の出隅部では、柱Dの木繊維補強セメント板E1、E2と対向する2面には、透湿防水シートCが固定されており、更にその上に2つの胴縁B1、B2が、出隅部で垂直に当接した状態で固定されている。そして、胴縁B1、B2の上には、図1に示す目地ジョイナーA1が、シーリング打設部31が出隅部に配され、第1固定部11が胴縁B1に当接した状態で、第1固定部11に釘G1が打ち込まれて固定されている。そして、目地ジョイナーA1の第1係止部21に当接するように木繊維補強セメント板E1が配され、固定されている。また、目地ジョイナーA1の第2係止部41に当接するように別の木繊維補強セメント板E2が配され、固定されている。なお、木繊維補強セメント板E1、E2は、小口が目地ジョイナーA1の第1係止部21、第2係止部41に当接できるように、木繊維補強セメント板E1、E2の小口には傾斜面が設けられている。この傾斜面は、小口から裏面にかけて、裏面に対して約135度の角度で設けられており、該傾斜面が目地ジョイナーA1の第1係止部21、第2係止部41に当接している。また、木繊維補強セメント板E1、E2の小口が全て傾斜面であると、外側の端部(表面側に連結した端部)は破損しやすいので、傾斜面は外側の端部にまで到達しないよう、外側の端部と距離をあけて設けられている。すなわち、木繊維補強セメント板E1、E2の小口は、傾斜面と、裏面に対して垂直である面を有する。そして、木繊維補強セメント板E1、E2の小口と目地ジョイナーA1とで囲われた空間には、ポリウレタン系シーリングF1が充填されている。
図2の施工構造では、木繊維補強セメント板E1、E2は、目地ジョイナーA1の第1係止部21、第2係止部41に当接した状態で固定されているので、木繊維補強セメント板E1、E2の間には、上から下にかけて、目地ジョイナーA1のシーリング打設部31により間隔が形成されている。すなわち、木繊維補強セメント板E1、E2の間には、上から下にかけて、目地ジョイナーA1のシーリング打設部31の幅の間隔が形成されている。そして、該間隔には、ポリウレタン系シーリングF1が充填されてシーリング目地を形成するので、土台部から軒天部まで一定幅で一直線状のシーリング目地が形成されることとなり、意匠性を損なわない。よって、図1に示した本考案の目地ジョイナーによれば、土台部から軒天部まで一定幅で一直線状のシーリング目地を形成することができ、意匠性を損なわない。
図3は、本考案にかかる目地ジョイナーの他の実施例を示す断面図である。
図3に示す目地ジョイナーA2は、1枚のガルバリウム鋼板を折曲加工して製造されており、第1固定部12と、第1係止部22と、シーリング打設部32と、第2係止部42と、ガイド部52が連結して形成されている。
第1固定部12は、平坦な板部であり、第1固定部12の端部からは第1係止部22が、第1固定部12に対して約135度の角度で延びている。そして、第1係止部22の他の端部からはシーリング打設部32が、第1係止部22に対して垂直に延びており、更に、シーリング打設部32の他の端部からは第2係止部42が、シーリング打設部32に対して垂直に延びている。更に、第2係止部42の他の端部からはガイド部52が、第1係止部22に向かって、第1固定部12に対して垂直となるように延びている。すなわち、図3に示す目地ジョイナーA2は、図1に示す目地ジョイナーA1とはガイド部52を有することが異なる。
しかし、図3に示す目地ジョイナーA2においても、第1係止部22は、第1固定部12とシーリング打設部32の間に、第1固定部12に対して斜めに設けられている。そして、シーリング打設部32は、第1係止部22と第2係止部42の間に、第1係止部22に対して垂直に設けられており、第2係止部42は、シーリング打設部32に対して垂直に設けてあり、第1係止部22とは平行である。更に、図3に示す目地ジョイナーA2においては、ガイド部52が、第2係止部42のシーリング打設部32と連結した側とは反対側に連結しており、第1固定部12に対して垂直に設けてある。
図4は、図3に示す目地ジョイナーA2を用いて形成された建物の出隅部の施工状態を示す断面図である。
図4の出隅部では、柱Dの木繊維補強セメント板E1、E2と対向する2面には、透湿防水シートCが固定されており、更にその上に2つの胴縁B1、B2が、出隅部で垂直に当接した状態で固定されている。そして、胴縁B1、B2の上には、図3に示す目地ジョイナーA2が、シーリング打設部32が出隅部に配され、かつ、第1固定部12が胴縁B1に当接し、ガイド部52が胴縁B2に当接した状態で、第1固定部12に釘G1が打ち込まれて固定されている。そして、目地ジョイナーA2の第1係止部22に当接するように木繊維補強セメント板E1が配され、固定されている。また、目地ジョイナーA2の第2係止部42に当接するように別の木繊維補強セメント板E2が配され、固定されている。なお、木繊維補強セメント板E1、E2は、小口が目地ジョイナーA2の第1係止部22、第2係止部42に当接できるように、木繊維補強セメント板E1、E2の小口には傾斜面が設けられている。この傾斜面は、小口から裏面にかけて、裏面に対して約135度の角度で設けられており、該傾斜面が目地ジョイナーA2の第1係止部22、第2係止部42に当接している。また、木繊維補強セメント板E1、E2の小口が全て傾斜面であると、外側の端部(表面側に連結した端部)は破損しやすいので、傾斜面は外側の端部にまで到達しないよう、外側の端部と距離をあけて設けられている。すなわち、木繊維補強セメント板E1、E2の小口は、傾斜面と、裏面に対して垂直である面を有する。そして、木繊維補強セメント板E1、E2の小口と目地ジョイナーA2とで囲われた空間には、ポリウレタン系シーリングF2が充填されている。
図4の施工構造では、木繊維補強セメント板E1、E2は、目地ジョイナーA2の第1係止部22、第2係止部42に当接した状態で固定されているので、木繊維補強セメント板E1、E2の間には、上から下にかけて、目地ジョイナーA2のシーリング打設部32により間隔が形成されている。すなわち、木繊維補強セメント板E1、E2の間には、上から下にかけて、目地ジョイナーA2のシーリング打設部32の幅の間隔が形成されている。そして、該間隔には、ポリウレタン系シーリングF2が充填されてシーリング目地を形成するので、土台部から軒天部まで一定幅で一直線状のシーリング目地が形成されることとなり、意匠性を損なわない。よって、図3に示した本考案の目地ジョイナーによれば、土台部から軒天部まで一定幅で一直線状のシーリング目地を形成することができ、意匠性を損なわない。
図5は、本考案にかかる目地ジョイナーの更に他の実施例を示す断面図である。
図5に示す目地ジョイナーA3は、1枚のガルバリウム鋼板を折曲加工して製造されており、第1固定部13と、連結部63と、第1係止部23と、シーリング打設部33と、第2係止部43が連結して形成されている。
第1固定部13は、平坦な板部であり、第1固定部13の端部から連結部63が延びており、連結部63の他の端部からは第1係止部23が、第1固定部13に対して約135度の角度で延びている。そして、第1係止部23の他の端部からはシーリング打設部33が、第1係止部23に対して垂直に延びており、更に、シーリング打設部33の他の端部からは第2係止部43が、シーリング打設部33に対して垂直に延びている。すなわち、図5に示す目地ジョイナーA3は、図1に示す目地ジョイナーA1とは連結部63を有することが異なる。
しかし、図5に示す目地ジョイナーA3においても、第1係止部23は、第1固定部13とシーリング打設部33の間に、第1固定部13に対して斜めに設けられている。そして、シーリング打設部33は、第1係止部23と第2係止部43の間に、第1係止部23に対して垂直に設けられており、第2係止部43は、シーリング打設部33に対して垂直に設けてあり、第1係止部23とは平行である。
図6は、図5に示す目地ジョイナーA3を用いて形成された建物の出隅部の施工状態を示す断面図である。
図6の出隅部では、柱Dの木繊維補強セメント板E1、E2と対向する2面には、透湿防水シートCが固定されており、更にその上に2つの胴縁B1、B2が、出隅部で垂直に当接した状態で固定されている。そして、胴縁B1、B2の上には、図5に示す目地ジョイナーA3が、シーリング打設部33が出隅部に配され、かつ、第1固定部13が胴縁B1に当接した状態で、第1固定部13に釘G1が打ち込まれて固定されている。そして、目地ジョイナーA3の第1係止部23に当接するように木繊維補強セメント板E1が配され、固定されている。また、目地ジョイナーA3の第2係止部43に当接するように別の木繊維補強セメント板E2が配され、固定されている。なお、木繊維補強セメント板E1、E2は、小口が目地ジョイナーA3の第1係止部23、第2係止部43に当接できるように、木繊維補強セメント板E1、E2の小口には傾斜面が設けられている。この傾斜面は、小口から裏面にかけて、裏面に対して約135度の角度で設けられており、該傾斜面が目地ジョイナーA3の第1係止部23、第2係止部43に当接している。また、木繊維補強セメント板E1、E2の小口が全て傾斜面であると、外側の端部(表面側に連結した端部)は破損しやすいので、傾斜面は外側の端部にまで到達しないよう、外側の端部と距離をあけて設けられている。すなわち、木繊維補強セメント板E1、E2の小口は、傾斜面と、裏面に対して垂直である面を有する。そして、木繊維補強セメント板E1、E2の小口と目地ジョイナーA3とで囲われた空間には、ポリウレタン系シーリングF3が充填されている。
図6の施工構造では、木繊維補強セメント板E1、E2は、目地ジョイナーA3の第1係止部23、第2係止部43に当接した状態で固定されているので、木繊維補強セメント板E1、E2の間には、上から下にかけて、目地ジョイナーA3のシーリング打設部33により間隔が形成されている。すなわち、木繊維補強セメント板E1、E2の間には、上から下にかけて、目地ジョイナーA3のシーリング打設部33の幅の間隔が形成されている。そして、該間隔には、ポリウレタン系シーリングF3が充填されてシーリング目地を形成するので、土台部から軒天部まで一定幅で一直線状のシーリング目地が形成されることとなり、意匠性を損なわない。よって、図5に示した本考案の目地ジョイナーによれば、土台部から軒天部まで一定幅で一直線状のシーリング目地を形成することができ、意匠性を損なわない。
図7は、本考案にかかる目地ジョイナーの更に他の実施例を示す断面図である。
図7に示す目地ジョイナーA4は、1枚のガルバリウム鋼板を折曲加工して製造されており、第1固定部14と、連結部64と、第1係止部24と、シーリング打設部34と、第2係止部44と、連結部74と、ガイド部54が連結して形成されている。
第1固定部14は、平坦な板部であり、第1固定部14の端部からは連結部64が延びており、連結部64の他の端部からは第1係止部24が、第1固定部14に対して約135度の角度で延びている。そして、第1係止部24の他の端部からはシーリング打設部34が、第1係止部24に対して垂直に延びており、更に、シーリング打設部34の他の端部からは第2係止部44が、シーリング打設部34に対して垂直に延びている。更に、第2係止部44の他の端部からは連結部74が延びており、連結部74の他の端部からはガイド部54が、第1係止部24に向かって、第1固定部14に対して垂直となるように延びている。すなわち、図7に示す目地ジョイナーA4は、図5に示す目地ジョイナーA3とは連結部74とガイド部54を有することが異なる。
しかし、図7に示す目地ジョイナーA4においても、第1係止部24は、第1固定部14とシーリング打設部34の間に、第1固定部14に対して斜めに設けられている。そして、シーリング打設部34は、第1係止部24と第2係止部44の間に、第1係止部24に対して垂直に設けられており、第2係止部44は、シーリング打設部34に対して垂直に設けてあり、第1係止部24とは平行である。更に、図7に示す目地ジョイナーA4においては、ガイド部54が、第2係止部44のシーリング打設部34と連結した側とは反対側に連結しており、第1固定部14に対して垂直に設けてある。
図8は、図7に示す目地ジョイナーA4を用いて形成された建物の出隅部の施工状態を示す断面図である。
図8の出隅部では、柱Dの木繊維補強セメント板E1、E2と対向する2面には、透湿防水シートCが固定されており、更にその上に2つの胴縁B1、B2が、出隅部で垂直に当接した状態で固定されている。そして、胴縁B1、B2の上には、図7に示す目地ジョイナーA4が、シーリング打設部34が出隅部に配され、かつ、第1固定部14が胴縁B1に当接し、ガイド部54が胴縁B2に当接した状態で、第1固定部14に釘G1が打ち込まれて固定されている。そして、目地ジョイナーA4の第1係止部24に当接するように木繊維補強セメント板E1が配され、固定されている。また、目地ジョイナーA4の第2係止部44に当接するように別の木繊維補強セメント板E2が配され、固定されている。なお、木繊維補強セメント板E1、E2は、小口が目地ジョイナーA4の第1係止部24、第2係止部44に当接できるように、木繊維補強セメント板E1、E2の小口には傾斜面が設けられている。この傾斜面は、小口から裏面にかけて、裏面に対して約135度の角度で設けられており、該傾斜面が目地ジョイナーA4の第1係止部24、第2係止部44に当接している。また、木繊維補強セメント板E1、E2の小口が全て傾斜面であると、外側の端部(表面側に連結した端部)は破損しやすいので、傾斜面は外側の端部にまで到達しないよう、外側の端部と距離をあけて設けられている。すなわち、木繊維補強セメント板E1、E2の小口は、傾斜面と、裏面に対して垂直である面を有する。そして、木繊維補強セメント板E1、E2の小口と目地ジョイナーA4とで囲われた空間には、ポリウレタン系シーリングF4が充填されている。
図8の施工構造では、木繊維補強セメント板E1、E2は、目地ジョイナーA4の第1係止部24、第2係止部44に当接した状態で固定されているので、木繊維補強セメント板E1、E2の間には、上から下にかけて、目地ジョイナーA4のシーリング打設部34により間隔が形成される。すなわち、木繊維補強セメント板E1、E2の間には、上から下にかけて、目地ジョイナーA4のシーリング打設部34の幅の間隔が形成される。そして、該間隔には、ポリウレタン系シーリングF4が充填されてシーリング目地を形成するので、土台部から軒天部まで一定幅で一直線状のシーリング目地が形成されることとなり、意匠性を損なわない。よって、図7に示した本考案の目地ジョイナーによれば、土台部から軒天部まで一定幅で一直線状のシーリング目地を形成することができ、意匠性を損なわない。
図9は、本考案にかかる目地ジョイナーの更に他の実施例を示す断面図である。
図9に示す目地ジョイナーA5は、1枚のガルバリウム鋼板を折曲加工して製造されており、第1固定部15と、第1係止部25と、連結部85と、シーリング打設部35と、連結部95と、第2係止部45が連結して形成されている。
第1固定部15は、平坦な板部であり、第1固定部15の端部からは第1係止部25が、第1固定部15に対して約135度の角度で延びている。そして、第1係止部25の他の端部からは連結部85が延びており、連結部85の他の端部からはシーリング打設部35が、第1係止部25に対して垂直に延びており、更に、シーリング打設部35の他の端部からは連結部95が延びており、連結部95の他の端部からは第2係止部45が、シーリング打設部35に対して垂直に延びている。すなわち、図9に示す目地ジョイナーA5は、図1に示す目地ジョイナーA1とは連結部85、95を有することと、シーリング打設部35の長さが異なる。
しかし、図9に示す目地ジョイナーA5においても、第1係止部25は、第1固定部15とシーリング打設部35の間に、第1固定部15に対して斜めに設けられている。そして、シーリング打設部35は、第1係止部25と第2係止部45の間に、第1係止部25に対して垂直に設けられており、第2係止部45は、シーリング打設部35に対して垂直に設けてあり、第1係止部25とは平行である。
図10は、図9に示す目地ジョイナーA5を用いて形成された建物の出隅部の施工状態を示す断面図である。
図10の出隅部では、柱Dの木繊維補強セメント板E1、E2と対向する2面には、透湿防水シートCが固定されており、更にその上に2つの胴縁B1、B2が、出隅部で垂直に当接した状態で固定されている。そして、胴縁B1、B2の上には、図9に示す目地ジョイナーA5が、シーリング打設部35が出隅部に配され、かつ、第1固定部15が胴縁B1に当接した状態で、第1固定部15に釘G1が打ち込まれて固定されている。そして、目地ジョイナーA5の第1係止部25に当接するように木繊維補強セメント板E1が配され、固定されている。また、目地ジョイナーA5の第2係止部45に当接するように別の木繊維補強セメント板E2が配され、固定されている。なお、木繊維補強セメント板E1、E2は、小口が目地ジョイナーA5の第1係止部25、第2係止部45に当接できるように、木繊維補強セメント板E1、E2の小口には傾斜面が設けられている。この傾斜面は、小口から裏面にかけて、裏面に対して約135度の角度で設けられており、該傾斜面が目地ジョイナーA5の第1係止部25、第2係止部45に当接している。また、木繊維補強セメント板E1、E2の小口が全て傾斜面であると、外側の端部(表面側に連結した端部)は破損しやすいので、傾斜面は外側の端部にまで到達しないよう、外側の端部と距離をあけて設けられている。すなわち、木繊維補強セメント板E1、E2の小口は、傾斜面と、裏面に対して垂直である面を有する。そして、木繊維補強セメント板E1、E2の小口と目地ジョイナーA5とで囲われた空間には、ポリウレタン系シーリングF5が充填されている。
図10の施工構造では、木繊維補強セメント板E1、E2は、目地ジョイナーA5の第1係止部25、第2係止部45に当接した状態で固定されているので、木繊維補強セメント板E1、E2の間には、上から下にかけて、目地ジョイナーA5のシーリング打設部35と、連結部85、95により間隔が形成される。すなわち、木繊維補強セメント板E1、E2の間には、上から下にかけて、目地ジョイナーA5のシーリング打設部35と、連結部85、95により一定幅の間隔が形成される。そして、該間隔には、ポリウレタン系シーリングF5が充填されてシーリング目地を形成するので、土台部から軒天部まで一定幅で一直線状のシーリング目地が形成されることとなり、意匠性を損なわない。よって、図9に示した本考案の目地ジョイナーによれば、土台部から軒天部まで一定幅で一直線状のシーリング目地を形成することができ、意匠性を損なわない。
図11は、本考案にかかる目地ジョイナーの更に他の実施例を示す断面図である。
図11に示す目地ジョイナーA6は、1枚のガルバリウム鋼板を折曲加工して製造されており、第1固定部16と、連結部66と、第1係止部26と、連結部86と、シーリング打設部36と、連結部96と、第2係止部46と、連結部76と、ガイド部56が連結して形成されている。
第1固定部16は、平坦な板部であり、第1固定部16の端部からは連結部66が延びており、連結部66の他の端部からは第1係止部26が、第1固定部16に対して約135度の角度で延びている。そして、第1係止部26の他の端部からは連結部86が延びており、連結部86の他の端部からはシーリング打設部36が、第1係止部26に対して垂直に延びており、更に、シーリング打設部36の他の端部からは連結部96が延びており、連結部96の他の端部からは第2係止部46が、シーリング打設部36に対して垂直に延びている。更に、第2係止部46の他の端部からは連結部76が延びており、連結部76の他の端部からはガイド部56が、第1係止部26に向かって、第1固定部16に対して垂直となるように延びている。すなわち、図11に示す目地ジョイナーA6は、図9に示す目地ジョイナーA5とは連結部76とガイド部56を有することが異なる。
しかし、図11に示す目地ジョイナーA6においても、第1係止部26は、第1固定部16とシーリング打設部36の間に、第1固定部16に対して斜めに設けられている。そして、シーリング打設部36は、第1係止部26と第2係止部46の間に、第1係止部26に対して垂直に設けられており、第2係止部46は、シーリング打設部36に対して垂直に設けてあり、第1係止部26とは平行である。更に、図11に示す目地ジョイナーA6においては、ガイド部56が、第2係止部46のシーリング打設部36と連結した側とは反対側に連結しており、第1固定部16に対して垂直に設けてある。
図12は、図11に示す目地ジョイナーA6を用いて形成された建物の出隅部の施工状態を示す断面図である。
図12の出隅部では、柱Dの木繊維補強セメント板E1、E2と対向する2面には、透湿防水シートCが固定されており、更にその上に2つの胴縁B1、B2が、出隅部で垂直に当接した状態で固定されている。そして、胴縁B1、B2の上には、図11に示す目地ジョイナーA6が、シーリング打設部36が出隅部に配され、かつ、第1固定部16が胴縁B1に当接し、ガイド部76が胴縁B2に当接した状態で、第1固定部16に釘G1が打ち込まれて固定されている。そして、目地ジョイナーA6の第1係止部26に当接するように木繊維補強セメント板E1が配され、固定されている。また、目地ジョイナーA6の第2係止部46に当接するように別の木繊維補強セメント板E2が配され、固定されている。なお、木繊維補強セメント板E1、E2は、小口が目地ジョイナーA6の第1係止部26、第2係止部46に当接できるように、木繊維補強セメント板E1、E2の小口には傾斜面が設けられている。この傾斜面は、小口から裏面にかけて、裏面に対して約135度の角度で設けられており、該傾斜面が目地ジョイナーA6の第1係止部26、第2係止部46に当接している。また、木繊維補強セメント板E1、E2の小口が全て傾斜面であると、外側の端部(表面側に連結した端部)は破損しやすいので、傾斜面は外側の端部にまで到達しないよう、外側の端部と距離をあけて設けられている。すなわち、木繊維補強セメント板E1、E2の小口は、傾斜面と、裏面に対して垂直である面を有する。そして、木繊維補強セメント板E1、E2の小口と目地ジョイナーA6とで囲われた空間には、ポリウレタン系シーリングF6が充填されている。
図12の施工構造では、木繊維補強セメント板E1、E2は、目地ジョイナーA6の第1係止部26、第2係止部46に当接した状態で固定されているので、木繊維補強セメント板E1、E2の間には、上から下にかけて、目地ジョイナーA6のシーリング打設部36と、連結部86、96により間隔が形成される。すなわち、木繊維補強セメント板E1、E2の間には、上から下にかけて、目地ジョイナーA6のシーリング打設部36と、連結部86、96により一定幅の間隔が形成される。そして、該間隔には、ポリウレタン系シーリングF6が充填されてシーリング目地を形成するので、土台部から軒天部まで一定幅で一直線状のシーリング目地が形成されることとなり、意匠性を損なわない。よって、図11に示した本考案の目地ジョイナーによれば、土台部から軒天部まで一定幅で一直線状のシーリング目地を形成することができ、意匠性を損なわない。
図13は、本考案にかかる目地ジョイナーの更に他の実施例を示す断面図である。
図13に示す目地ジョイナーA7は、1枚のガルバリウム鋼板を折曲加工して製造されており、第1固定部17と、第1係止部27と、シーリング打設部37と、第2係止部47と、ガイド部57が連結して形成されている。
第1固定部17は、平坦な板部であり、第1固定部17の端部からは第1係止部27が、第1固定部17に対して約135度の角度で延びている。そして、第1係止部27の他の端部からはシーリング打設部37が、第1係止部27に対して垂直に延びており、更に、シーリング打設部37の他の端部からは第2係止部47が、シーリング打設部37に対して垂直に延びている。更に、第2係止部47の他の端部からはガイド部57が、第2係止部47に対して約135度の角度で、かつ、第1固定部17に対して垂直となるように延びている。すなわち、図13に示す目地ジョイナーA7は、図1に示す目地ジョイナーA1とはガイド部57を有することが異なる。
しかし、図13に示す目地ジョイナーA7においても、第1係止部27は、第1固定部17とシーリング打設部37の間に、第1固定部17に対して斜めに設けられている。そして、シーリング打設部37は、第1係止部27と第2係止部47の間に、第1係止部27に対して垂直に設けられており、第2係止部47は、シーリング打設部37に対して垂直に設けてあり、第1係止部27とは平行である。更に、図13に示す目地ジョイナーA7においては、ガイド部57が、第2係止部47のシーリング打設部37と連結した側とは反対側に連結しており、第1固定部17に対して垂直に設けてある。
図14は、図13に示す目地ジョイナーA7を用いて形成された建物の出隅部の施工状態を示す断面図である。
図14の出隅部では、柱Dの木繊維補強セメント板E3、E4と対向する2面には、透湿防水シートCが固定されており、更にその上に2つの胴縁B1、B2が、出隅部で垂直に当接した状態で固定されている。そして、胴縁B1、B2の上には、図13に示す目地ジョイナーA7が、シーリング打設部37が出隅部に配され、かつ、第1固定部17が胴縁B1に当接し、ガイド部57が胴縁B2に当接した状態で、第1固定部17に釘G1が打ち込まれて固定されている。そして、目地ジョイナーA7の第1係止部27に当接するように木繊維補強セメント板E3が配され、固定されている。また、目地ジョイナーA7の第2係止部47に当接するように別の木繊維補強セメント板E4が配され、固定されている。なお、木繊維補強セメント板E3、E4は、小口が目地ジョイナーA7の第1係止部27、第2係止部47に当接できるように、木繊維補強セメント板E3、E4の小口には傾斜面が設けられている。この傾斜面は、小口の外側の端部から裏面にかけて、裏面に対して約135度の角度で設けられており、該傾斜面が目地ジョイナーA7の第1係止部27、第2係止部47に当接している。そして、木繊維補強セメント板E3、E4の傾斜面と目地ジョイナーA7で囲われた空間には、ポリウレタン系シーリングF7が充填されている。
図14の施工構造では、木繊維補強セメント板E3、E4は、目地ジョイナーA7の第1係止部27、第2係止部47に当接した状態で固定されているので、木繊維補強セメント板E3、E4の間には、上から下にかけて、目地ジョイナーA7のシーリング打設部37により間隔が形成されている。すなわち、木繊維補強セメント板E3、E4の間には、上から下にかけて、目地ジョイナーA7のシーリング打設部37の幅の間隔が形成されている。そして、該間隔には、ポリウレタン系シーリングF7が充填されてシーリング目地を形成するので、土台部から軒天部まで一定幅で一直線状のシーリング目地が形成されることとなり、意匠性を損なわない。よって、図13に示した本考案の目地ジョイナーによれば、土台部から軒天部まで一定幅で一直線状のシーリング目地を形成することができ、意匠性を損なわない。
図15は、本考案にかかる目地ジョイナーの更に他の実施例を示す断面図である。
図15に示す目地ジョイナーA8は、1枚のガルバリウム鋼板を折曲加工して製造されており、第1固定部18と、第1係止部28と、シーリング打設部38と、第2係止部48と、第2固定部108が連結して形成されている。
第1固定部18は、平坦な板部であり、第1固定部18の端部からは第1係止部28が、第1固定部18に対して約135度の角度で延びている。そして、第1係止部28の他の端部からはシーリング打設部38が、第1係止部28に対して垂直に延びており、更に、シーリング打設部38の他の端部からは第2係止部48が、シーリング打設部38に対して垂直に延びている。更に、第2係止部48の他の端部からは第2固定部108が、第2係止部48に対して約135度の角度で、かつ、第1固定部18に対して垂直となるように延びている。すなわち、図15に示す目地ジョイナーA8は、図1に示す目地ジョイナーA1とは第2固定部108を有することが異なる。
しかし、図15に示す目地ジョイナーA8においても、第1係止部28は、第1固定部18とシーリング打設部38の間に、第1固定部18に対して斜めに設けられている。そして、シーリング打設部38は、第1係止部28と第2係止部48の間に、第1係止部28に対して垂直に設けられており、第2係止部48は、シーリング打設部38に対して垂直に設けてあり、第1係止部28とは平行である。更に、図15に示す目地ジョイナーA8においては、第2固定部108が、第2係止部48のシーリング打設部38と連結した側とは反対側に連結しており、第1固定部18に対して垂直に設けてある。
図16は、図15に示す目地ジョイナーA8を用いて形成された建物の出隅部の施工状態を示す断面図である。
図16の出隅部では、柱Dの木繊維補強セメント板E5、E6と対向する2面には、透湿防水シートCが固定されており、更にその上に2つの胴縁B1、B2が、出隅部で垂直に当接した状態で固定されている。そして、胴縁B1、B2の上には、図15に示す目地ジョイナーA8が、シーリング打設部38が出隅部に配され、かつ、第1固定部18が胴縁B1に当接し、第2固定部108が胴縁B2に当接した状態で、第1固定部18と第2固定部108に釘G1、G2が打ち込まれて固定されている。そして、目地ジョイナーA8の第1係止部28に当接するように木繊維補強セメント板E5が配され、固定されている。また、目地ジョイナーA8の第2係止部48に当接するように別の木繊維補強セメント板E6が配され、固定されている。なお、木繊維補強セメント板E5、E6は、小口が目地ジョイナーA8の第1係止部28、第2係止部48に当接できるように、木繊維補強セメント板E5、E6の小口には傾斜面が設けられている。この傾斜面は、小口から裏面にかけて、裏面に対して約135度の角度で設けられており、該傾斜面が目地ジョイナーA8の第1係止部28、第2係止部48に当接している。また、木繊維補強セメント板E5、E6の小口が全て傾斜面であると、傾斜面の外側の端部(表面側に連結した端部)は破損しやすいので、外側の端部付近は更に切断されて、切断面が設けられている。なお、該切断面には塗料が施されている。そして、木繊維補強セメント板E5、E6の傾斜面と、目地ジョイナーA8とで囲われた空間には、ポリウレタン系シーリングF8が充填されている。
図16の施工構造では、木繊維補強セメント板E5、E6は、目地ジョイナーA8の第1係止部28、第2係止部48に当接した状態で固定されているので、木繊維補強セメント板E5、E6の間には、上から下にかけて、目地ジョイナーA8のシーリング打設部38により間隔が形成されている。すなわち、木繊維補強セメント板E5、E6の間には、上から下にかけて、目地ジョイナーA8のシーリング打設部38の幅の間隔が形成されている。そして、該間隔には、ポリウレタン系シーリングF8が充填されてシーリング目地を形成するので、土台部から軒天部まで一定幅で一直線状のシーリング目地が形成されることとなり、意匠性を損なわない。よって、図15に示した本考案の目地ジョイナーによれば、土台部から軒天部まで一定幅で一直線状のシーリング目地を形成することができ、意匠性を損なわない。
以上に本考案の実施形態について説明したが、本考案はこれに限定されず、実用新案登録請求の範囲に記載の考案の範囲において種々の変形態を取り得る。
以上説明したように、本考案によれば、建物の出隅部を形成する2つの外壁材の小口の間に施工することが可能であるとともに、意匠性を損なわないように、土台部から軒天部まで一定幅で一直線状のシーリング目地を形成することが可能である目地ジョイナーを提供することができる。
A1〜A8 目地ジョイナー
B1、B2 胴縁
C 透湿防水シート
D 柱
E1〜E6 木繊維補強セメント板
F1〜F8 ポリウレタン系シーリング
G1〜G2 釘
11〜18 第1固定部
21〜28 第1係止部
31〜38 シーリング打設部
41〜48 第2係止部
52、54、56、57 ガイド部
108 第2固定部

Claims (3)

  1. 建物の出隅部を形成するための2つの外壁材の小口の間に施工される目地ジョイナーであって、
    第1固定部と、第1係止部と、シーリング打設部と、第2係止部が連結して形成されており、
    第1固定部は、平坦な板部であり、
    第1係止部は、第1固定部とシーリング打設部の間に、該第1固定部に対して斜めに設けてあり、
    シーリング打設部は、第1係止部と第2係止部の間に、該第1係止部に対して垂直に設けてあり、
    第2係止部は、シーリング打設部に対して垂直に設けてあり、第1係止部とは平行である
    ことを特徴とする目地ジョイナー。
  2. 請求項1に記載の目地ジョイナーであって、
    更に、ガイド部を連結して備えており、
    ガイド部は、前記第2係止部の前記シーリング打設部と連結した側とは反対側に連結しており、前記第1固定部に対して垂直に設けてある
    ことを特徴とする目地ジョイナー。
  3. 請求項1に記載の目地ジョイナーであって、
    更に、第2固定部を連結して備えており、
    第2固定部は、前記第2係止部の前記シーリング打設部と連結した側とは反対側に連結しており、前記第1固定部に対して垂直に設けてある平坦な板部である
    ことを特徴とする目地ジョイナー。
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