JP3152687B2 - メッセージ処理装置 - Google Patents

メッセージ処理装置

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JP3152687B2
JP3152687B2 JP20278591A JP20278591A JP3152687B2 JP 3152687 B2 JP3152687 B2 JP 3152687B2 JP 20278591 A JP20278591 A JP 20278591A JP 20278591 A JP20278591 A JP 20278591A JP 3152687 B2 JP3152687 B2 JP 3152687B2
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晃弘 奥村
英彦 北
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、取り込んだメッセー
ジを処理するメッセージ処理装置に関し、例えば電子メ
ールなどの処理に適用し得るメッセージ処理装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ユーザが受信した電子メールなど
を読むための手段として、例えば、UNIXオペレーション
システム上で利用できるmailコマンドの機能を利用し
て、受信した電子メールの内容を読むことができる(例
えば、1988年に日本サンマイクロシステムズ発行の『メ
ールとメッセージ入門』)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法においては、例えば電子メールに対して何等かの処
理を行う場合に、ユーザが着信電子メールごとにどの様
な処理を行うかを逐一判断して指定する必要があった。
そのためユーザは、希望する処理毎に処理方法を逐一
指定しなければならず、ユーザにとって操作上大きな負
担になっていた。
【0004】また、従来の電子メールシステムにおいて
は、電子メールの受信者が電子メールごとに受信通知の
必要有無などを設定できないという問題があった。
【0005】また、従来の電子メールシステムにおいて
は、ユーザに電子メールの着信を意識させずに、直接フ
ォルダなどに格納して保存させることができなかった。
【0006】この発明は、以上の課題に鑑み為されたも
のであり、その目的とするところは、ユーザの負担を軽
できるメッセージ処理装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、以上の目
的を達成するために、メッセージ処理装置において、以
下の特徴的な各手段を備えるようにした。
【0008】すなわち、取り込んだメッセージが対象メ
ッセージであるか否かを判断するための判定条件情報を
予め記憶する対象メッセージ判定条件情報記憶手段と、
対象メッセージを処理するための処理情報を予め記憶す
る処理情報記憶手段と、取り込んだメッセージがユーザ
の必要とするメッセージであるか否かを、前記判定条件
情報に基づき判定し、必要とする対象メッセージだけを
取り出す対象メッセージ判定手段と、取り出された前記
対象メッセージに対して、予め記憶されている前記処理
情報に基づき処理を行う対象メッセージ処理手段とを備
、前記メッセージ処理手段は、前記対象メッセージに
対して前記処理情報に基づき処理して、対象メッセージ
に付加情報を付加して格納することを特徴とする。
【0009】第2の発明は、以上の目的を達成するため
に、メッセージ処理装置において、以下の特徴的な各手
段を備えるようにした。 すなわち、取り込んだメッセー
ジが対象メッセージであるか否かを判断するための判定
条件情報を予め記憶する対象メッセージ判定条件情報記
憶手段と、対象メッセージを処理するための処理情報
と、処理を自動で行うかユーザからの入力に応じて行う
かを規定する処理モード情報とを予め記憶する処理情報
記憶手段と、取り込んだメッセージがユーザの必要とす
るメッセージであるか否かを、前記判定条件情報に基づ
き判定し、必要とする対象メッセージだけを取り出す対
象メッセージ判定手段と、 前記処理モード情報が処理
をユーザからの入力に応じて行うことを規定している場
合に、取り出された前記対象メッセージに対して、予め
記憶されている前記処理情報を表示させる処理情報表示
手段と、表示された前記処理情報を変更又は修正させ、
又は新たに処理情報を追加させる新規処理情報入力手段
と、前記処理モード情報が処理を自動で行うことを規定
している場合に、取り出された前記対象メッセージに対
して、予め記憶されている前記処理情報 に基づき処理を
行うと共に、前記処理モード情報が処理をユーザからの
入力に応じて行うことを規定している場合に、取り出さ
れた前記対象メッセージに対して、前記新規処理情報入
力手段によって入力された変更、修正又は新規追加され
た処理情報に基づき処理する対象メッセージ処理手段と
を有することを特徴とする。 第3の発明は、以上の目的
を達成するために、メッセージ処理装置において、以下
の特徴的な各手段を備えるようにした。 すなわち、取り
込んだメッセージが対象メッセージであるか否かを判断
するための判定条件情報を予め記憶する対象メッセージ
判定条件情報記憶手段と、対象メッセージを処理するた
めの処理情報と、処理を自動で行うかユーザからの入力
に応じて行うかを規定する処理モード情報とを予め記憶
する処理情報記憶手段と、取り込んだメッセージがユー
ザの必要とするメッセージであるか否かを、前記判定条
件情報に基づき判定し、必要とする対象メッセージだけ
を取り出す対象メッセージ判定手段と、前記処理モード
情報が処理をユーザからの入力に応じて行うことを規定
している場合に、取り出された前記対象メッセージに対
して、予め記憶されている前記処理情報を表示させる処
理情報表示手段と、表示された前記処理情報を変更又は
修正させ、又は新たに処理情報を追加させる新規処理情
報入力手段と、取り出された前記対象メッセージに対し
て、予め記憶されている前記処理情報に基づき第1段階
の処理を行った後、前記処理モード情報の内容を判定
し、前記処理モード情報が処理を自動で行うことを規定
している場合に、取り出された前記対象メッセージに対
して、予め記憶されている前記処理情報に基づき第2段
階の処理を行うと共に、前記処理モード情報が処理をユ
ーザからの入力に応じて行うことを規定している場合
に、取り出された前記対象メッセージに対して、前記新
規処理情報入力手段によって入力された変更、修正又は
新規追加された処理情報に基づき第2段階の処理を行う
対象メッセージ処理手段とを有することを特徴とする。
【0010】
【作用】この発明によれば、着信メッセージ(例えば、
電子メール)を取り込んだ後、対象メッセージ判定条件
情報記憶手段に記憶されている判定条件情報に基づき判
定し、対象メッセージを自動的に判定出力させることが
できる。更にこの対象メッセージに対して、予め記憶さ
れている処理情報(例えば、処理名、処理方法(例えば
『印刷』、『表示』、『保存』などと、その処理パラメ
ータなども含む)など)に基づき自動的に処理して実行
させることができる。従って、メッセージが取り込まれ
たからといって、ユーザは逐一処理の設定をすることな
く、自動的に処理させることができる。
【0011】また上記処理によって、対象メッセージに
付加情報を付加して格納させることもできるので、ユー
ザに操作負担をかけることなく効率的に処理させること
ができる。
【0012】また、前記処理情報表示手段と、前記新規
処理情報入力手段を備えることで、自動的に全てを処理
させるだけでなく、予め記憶されている処理情報を表示
させて機械的な処理を行うまえの処理パラメータや処理
方法などの事前確認をユーザは行うことができ、前記処
理情報が適当でなければ、予め記憶されて処理情報を拒
否して、変更や修正、又は追加を前記新規処理情報入力
手段によって行うこともできるので、確実なメッセージ
処理を行わせることができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明に係るメッセージ処理装置の
好適な実施例を、電子メール処理装置を例にして図面を
用いて説明する。
【0014】この電子メール処理装置は、ハードウエア
的に一般の通信端末装置や、コンピュータシステム(例
えばパーソナルコンピュータやワークステーションな
ど)と同様な構成で実現することができる。即ちCP
U、主記憶装置、補助記憶装置、キーボード、CRTデ
ィスプレイ、プリンタ、OCR、モデムなどから構成さ
れる。以下の実施例ではこれ以上のハードウエアにつ
いての説明は省略する。
【0015】第1実施例 この発明を電子メール処理装置に適用した場合の第1実
施例を図面を用いて説明する。
【0016】この第1実施例は、着信した電子メールを
予めユーザによって設定された処理情報に基づき、自動
的に処理して、ユーザに所望の電子メールの着信を通知
させると共に、所望の着信電子メールのみを、例えばフ
ォルダに保存させたり、メールボックスなどに一時格納
させたりすることを目的とする。
【0017】図1は、この第1実施例に係る電子メール
処理装置100の機能的なブロック図を表している。こ
の電子メール処理装置100は、受信対象電子メールを
取り込む一時記憶部101と、処理決定部102と、処
理決定情報記憶部103と、処理部104と、処理記憶
部105と、受信通知部106とで構成されている。一
時記憶部101は、処理対象の電子メ−ルの内容を取り
んで一時記憶するモジュールである。
【0018】処理決定部102は、処理決定情報記憶部
103の内容に従って、対象電子メールに対して行うべ
き処理の処理名P(例えば『print 』コマンドや、『sa
ve』コマンドなど)とパラメータAを決定するモジュー
ルである。図2はこの処理決定部102の処理フローチ
ャート例を示す。
【0019】処理決定情報記憶部103は、対象電子メ
ールに対して行う処理名PとパラメータAを決定するた
めの処理の実行条件と、条件を適用する順序の制御情報
と、ユーザへの確認の有無の情報をユーザから予め記述
させて記憶するモジュールである。図4はこのモジュー
におけるデータ構造の例を示す。このデータ構造
は、行番号毎に条件C(例えば自装置に対する電子メー
ルであるか、発信人アドレスなどが一致するか、電子メ
ールの標題が自己の設定したキーワードなど対応する
かなどの条件)と処理名PとパラメータAと適合
時制御T(条件に適合する場合に次に進むべき行番号情
報など)と不適合時制御F(条件に不適合な場合に次
に進むべき行番号情報など)を記述できるようにされて
いる。
【0020】処理部104は、処理決定部102又は処
理記憶部105から与えられた処理名と、処理決定部1
02から与えられたパラメータに基づき、対象電子メー
ルに対して処理を実行するためのモジュールである。図
3はこの処理部104の処理フローチャート例を示す。
【0021】処理記憶部105は、ユーザが処理名P
(P1〜Pn)と、その処理名P(P1〜Pn)に対す
る処理方法Pprocess(P1process〜Pnprocess)を
定義して記憶させるモジュールである。図5はこのモジ
ュールのデータ構造の例を示す。
【0022】受信通知部106は、ユーザに電子メール
の着信を通知させるためのモジュールである。例えばデ
ィスプレイに表示させたり、プリンタによって印刷など
させて、着信を通知させる。
【0023】フォルダ107は、対象電子メールなどを
保存のため格納するモジュールである。またメールボッ
クス108は、対象電子メールや、対象電子メールに付
加された付加情報などを一時格納するモジュールであ
る。
【0024】次に図2及び図3の処理フローチャートを
用いて、この電子メール処理装置100の処理の流れを
説明する。
【0025】図2は、主に前記処理決定部102の処理
フローチャートを示している。
【0026】図2において、この電子メール処理装置1
00に、電子メールが自動着信されると、この着信電子
メールは、一時記憶部101に取り込まれる(S1)。
次に取り込まれた電子メールについての現在行iを1に
設定する(S2)。
【0027】そして、処理決定情報記憶部103より、
現在行i(このときには行番号1)の処理決定情報を取
り出す(S3)。すなわち、条件C:C1、処理名P:
P1、パラメータA:A1、適合時制御T:T1、不適
合時制御F:F1の処理決定情報を取り出す。
【0028】次に一時記憶部101に取り込まれている
電子メールに対して前記条件C1を適用し(S4)、こ
の条件を満たす電子メールであるか否かを判断する(S
5)。ここでの判断で、条件を満足していると判断され
ると、次に処理部104に処理の実行を移して、処理部
104による処理の終了を待つ(S6)。この処理部1
04の処理の流れは、図3を用いて後述する。その後、
指定行Sを適合時制御T1に設定する(S7)。
【0029】一方、上述したステップS5の判断におい
て、条件を満たしていないと判断されると、指定行Sを
不適合時制御F1に設定する(S8) 上述したステッ
プS7又はS8の処理が終了すると、指定行Sがヌル
(null、0)か否かを判断する(S9)。ここで、
ヌルであると判断されると、現在行iをi+1にする
(ここではi=2になる;S10)。これに対して、ス
テップS9で指定行Sがヌルでないと判断されると、現
在行i(=1)を、指定行Sに設定する(S11)。
【0030】その後、この更新された現在行i=2、
又はi=Sが処理決定情報記憶部103に登録されて
いるか否かを判断し(S12)、登録されていれば上述
したステップS3に戻って、現在行i(=2又はS)
対して上述したステップS3〜S12の処理を行う。こ
のような処理を最終行まで行う。
【0031】図3は、主に前記処理部104の処理フロ
ーチャートを示している。
【0032】図3において、まず処理部104は、処理
決定部102から処理名P(例えばP1)と、パラメー
タA(例えばA1)を受け取る(S13)。そして、
給された指定の処理名P1が処理部104のコマンドで
あるか否かを判断する(S14)。ここで処理部104
のコマンドであると判断されると、指定のパラメータA
1を使用して、この処理名P1の処理を実行する(S1
6)。一方、ステップS14で処理部104に指定のP
1のコマンドがないと判断されると、処理記憶部105
を処理名P:P1で検索して、処理名P1に対応する処
理方法を処理部104に供給する(S15)。そして、
この供給された処理名P:P1に対応する処理方法で、
前記パラメータA:A1を使用して処理を実行する(S
16)。このステップS16の処理によって、例えば電
子メールの着信をユーザに通知するために受信通知部1
06を起動させて着信通知を行ったり、また電子メール
の着信をユーザに通知することなく、例えば直接フォル
ダ107に保存させるため格納したり、またメールボッ
クス108に一時的に格納したり、受信電子メールに付
加情報(例えば、この着信電子メールは『フォルダに格
納済み』などの情報や、この着信電子メールの『発信人
のアドレスは、この装置に登録済み』などの情報)を付
加して、フォルダ107に保存させたり、あるいはメー
ルボックス108に一時的に格納させたりする。
【0033】以上のようにして現在行iに対する処理部
104の処理が終了すると、処理決定部102が実行す
る上述したステップS7に移行する
【0034】以上の第1実施例によれば、自動的に着信
した電子メールを、予め処理決定情報記憶部103に記
憶されている条件C(C1〜Cn)に適合するか否かを
判断し、条件Cにあった電子メールのみを、以下の処理
の対象電子メールとして、処理記憶部105に記憶され
ている該当処理方法によって処理を実行して、対象電子
メールの着信をユーザに通知させたり、対象電子メール
を直接フォルダ107に保存させたり、またメールボッ
クス108に格納させたり、又は前記付加情報を対象電
子メールに付加して、前記保存や格納を自動的に行わ
たりすることができる。
【0035】従って、ユーザ操作上の負担を軽減
、また着信電子メールの合理的な整理を自動的に行わ
せることができる。
【0036】第2実施例 次にこの発明を電子メール処理装置に適用した場合の第
2実施例を図面を用いて説明する。
【0037】上述した第1実施例は、着信電子メールに
対しての処理を、ユーザの判断を介入させることなく全
て自動的に処理するものであったが、この第2実施
、対象電子メールと判定した後に、自動又は手動(ユ
ーザの判断によって、処理実行を拒否させたり、処理名
とパラメータなどを確認したり、処理名とパラメータな
どを変更したりすること)で処理を行うか否かを判断
し、自動又は手動設定の内容で、対象電子メールに対す
る処理を実行させるものである
【0038】図6は、この第2実施例に係る電子メール
処理装置200の機能的なブロック図を表している。
【0039】この電子メール処理装置200は、着信電
子メールを取り込む一時記憶部101と、処理決定部1
09と、処理決定情報記憶部110と、処理部104
と、処理記憶部105と、ユーザインタフェース部11
2と、データ入力部111と、表示部113とで構成さ
れている。前述の図1の機能ブロック図で表している番
号と同一番号の構成部は、同じ機能を備えるものであ
り、そのため、説明を省略する。異なる部分は、処理決
定部109と、処理決定情報記憶部110と、ユーザイ
タフェース部112と、データ入力部111と、表示
部113とであるので、その機能を説明する。
【0040】処理決定部109は、基本的には第1実施
例と同様に、処理決定情報記憶部110からの、処理情
報によって、着信電子メールを処理するのであるが、
対象電子メールであるか否かを判断した後に、対象電子
メールであると判断された場合に、その対象電子メール
に対して自動で処理部104で処理させるか、又は
手動でユーザが入力した変更処理情報などによって処理
部104で処理させるか制御するものである。図7は
この処理決定部109の処理の流れを示す。
【0041】処理決定情報記憶部110は、図8に示す
データ構造のデータを記憶している。このデータ構造
は、前述の図4のデータ構造とほぼ同様であるが、異な
は、行番号毎にモードM(例えばオート又はマニュ
アルなど)と、拒否時制御E(提示される内容を拒否す
る場合に次に進むべき行番号情報など)を記述して設定
することができることである。なお、これらの情報は、
処理決定部109からの要求に基づき、行番号毎に処理
決定部109に供給される。
【0042】データ入力部111は、着信電子メールを
一時記憶部101に取り込ませるために、制御信号をユ
ーザインタフェース部112を介して一時記憶部101
に供給する。またモードMがマニュアル時に、ユーザが
データ入力を行うためのものである。このデータは、例
えば提示された処理名PやパラメータAなどの拒否や、
変更を行うためのものである。
【0043】ユーザインタフェース部112は、データ
入力部111で入力されたデータを、処理部104又は
処理決定部109に供給したり、あるいは処理決定部1
09又は処理部104から出力される処理名Pやパラメ
ータAなどのデータを表示部113に供給して表示させ
る。
【0044】表示部113は、処理部104又は処理決
定部109から出力される処理名PやパラメータAや処
理内容P processなどのデータを表示して、ユーザに確
認させるものである。
【0045】次に図7の処理フローチャートを用いて処
理決定部109の処理の流れを説明する。
【0046】図7において、まず制御信号を一時記憶部
101に供給して着信電子メールを一時記憶部101に
一つ取り込む(S21)。次にこの電子メールについて
の1行目を現在行i(=1)とする(S22)。次に処
理決定情報記憶部110から現在行i(=1)の情報
(条件C1、処理名P1、パラメータA1、モードM
1、適合時制御T1、不適合時制御F1、拒否時制御E
1)を取り出す(S23)。次に取り込まれた電子メー
ルに対して前記条件C1を適用する(S24)。次にこ
の電子メールが条件C1を満たすか否かを判断する(S
25)。
【0047】ここで、条件C1を満たすと判断される
と、次に前記処理名P1と、パラメータA1などを表示
部113に表示させる(S26)。この表示によってユ
ーザは、電子メールを処理するための処理名や、その処
理のパラメータを確認することができる。
【0048】次に処理を表示されている処理名P1とパ
ラメータA1によって以下の処理を自動的に処理する
(モードM:オート)か、マニュアル入力したデータで
行うかを判断する(S27)。
【0049】ここでオートで実行すると判断されると、
次に前記処理名P1と、パラメータA1を処理部104
に供給して、処理を実行させる(S28)。この処理部
104での処理の流れは、前述の図3と同様であるので
説明を省略する。処理部104での処理が終了すると、
次に指定行Sを適合時制御T1の行番号に設定する(S
29)。
【0050】一方、ステップS27において、モードM
がマニュアルならば、ユーザはデータ入力部111か
処理名P1、パラメータA1を拒否、又は変更する
ためのデータ入力を行う(S30)。
【0051】次に処理の実行を拒否されたか否かを判断
する(S31)。ここで、拒否されていないならば、前
記変更したデータの処理名PとパラメータAを処理部1
04に供給して、上述したステップS28の処理を実行
させる。これに対して、実行 が拒否されたならば、処
の実行のキャンセル表示を表示部113にさせる(S3
2)。そして、指定行Sを、拒否時制御E(=E1)
表す行番号に設定する(S33)。
【0052】上述したステップS25の判断において、
取り込んだ電子メールが、条件C(=C1)を満たさな
い場合は、指定行Sを、不適合時制御T(=T1)が表
す行番号に設定する(S34)。
【0053】以上のようにして、ステップS29、S3
3、S34のいずれかの処理が終了すると、指定行Sが
ヌルか否を判断する(S35)。ここで指定行Sがヌル
であると判断されると、現在行iをi+1にする(ここ
ではi=2にする;S36)。一方、ステップS35に
おいて、指定行Sがヌルでないと判断されると、現在行
iを指定行Sの値にする(S37)。次にステップS3
6又はS37で設定された現在行i(=2)、又は指定
行Sが処理決定情報記憶部103に記憶されているか否
かで、処理を終了するか否かを判断する(S38)。記
憶されている場合はステップS23に戻って、ステップ
S23〜S38の処理を繰り返す。この様にして電子メ
ールの最終行まで処理を行うと処理を終了する。
【0054】以上の第2実施例によれば、現在行の処理
名PとパラメータAをユーザインタフェース部112を
介して表示部113に表示させることができるので、ユ
ーザは確認することができる。
【0055】またモードMオート又はマニュアルに選
択設定することによって、異なる処理を実行させること
ができる。オートを選択すると以下の処理を自動的に実
行させることができ、またマニュアルを選択すると、デ
ータ入力部111から入力したデータの基づき処理名P
やパラメータAを拒否して、変更したり、修正したりし
て、以下の処理を修正又は変更して実行させることがで
きる。従って、単に着信電子メールを自動的に処理する
だけでなく、処理名やパラメータなどをユーザの意思で
判断してから自動実行させることができるので、ユーザ
の望む処理を行わせることができ、機能性の高い電子メ
ール処理装置を実現させることができる。
【0056】また前記条件Cの設定によって、取り込ま
れた電子メール内のある特定の文字列によって、対象電
子メールを選定したり、更に処理名などを記述しておけ
ば、返信用の電子メールの作成を開始させるように制御
することもできる。
【0057】第3実施例 次にこの発明を電子メール処理装置に適用した場合の第
3実施例を図面を用いて説明する。
【0058】この第3実施例は、前述の第1の実施例の
処理を行った後に、第2実施例の処理も行うことができ
るようにするためのものであり、即ち、自動的に電子メ
ールを着信した後に、予め設定されている処理情報に基
づき、自動的に処理し、その後に更にユーザからの入力
情報によっても対象電子メールを処理することができる
ようにしたものである。 第3実施例の電子メール処理装
置300は、図9に示すように、図1の機能ブロック
図6におけるユーザインタフェース部112と、デ
ータ入力部111と、表示部113とを追加して備える
ことによって実現することができる。第3実施例の電子
メール処理装置300における処理の流れは、例えば前
述の図2に示す処理(着信後自動処理)の後に、前述の
図7の処理(オート又はマニュアルによる処理)を行う
ことによって実現することができる。
【0059】この第3実施例によれば、着信電子メール
から対象電子メールを取り出した後に、自動的に処理を
行うだけでなく、その後に更にオート又はマニュアル設
定データによって処理を行うことができる。例えば、自
動着信した電子メールに対して第1の処理工程によっ
て、自動的に処理された対象電子メールに対して、第2
の処理工程によって、この処理された対象電子メールに
対して返信が必要な場合に、返信用電子メールの作成を
開始させることもできる。従って、機能性の高い電子メ
ール処理装置を実現することができる。
【0060】他の実施例 以上の実施例においては、電子メールを対象として説明
したが、これに限定するものではなく、他に電子掲示板
サービスにおける情報や、他の情報提供サービスにおけ
る提供情報などのメッセージを対象とする場合あって
本発明を適用することができる。
【0061】また、処理決定情報記憶部103(図
4)、110(図8)と、処理記憶部105(図5)
おけるデータ構造は、以上の実施例のデータ構造例に限
定されるものではない。
【0062】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、取
り込まれたメッセージに対して、ユーザが逐一コマンド
を入力して処理を行わせることなく、予め設定された判
定条件情報を満たすメッセージのみを対象メッセージと
して、後の処理実行に提供でき、更に予め設定されてい
る処理情報に基づき自動的に処理するか、又は処理情報
を変更したり、また新規入力して処理を行わせることが
できる。
【0063】従って、ユーザの目的に応じて、自動的又
は半自動的にに処理を行いユーザの負担を軽減させる事
ができ、しかも機能性の高いメッセージ処理装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】1実施例に係る電子メール処理装置の機能ブ
ロック図である。
【図2】図1に係る処理決定部の処理フローチャートで
ある。
【図3】図1に係る処理部の処理フローチャートであ
る。
【図4】図1に係る処理決定情報記憶部のデータ構造例
の図である。
【図5】図1に係る処理記憶部のデータ構造例の図であ
る。
【図6】2実施例に係る電子メール処理装置の機能ブ
ロック図である。
【図7】図6に係る処理決定部の処理フローチャートで
ある。
【図8】図6に係る処理決定情報記憶部のデータ構造例
の図である。
【図9】3実施例に係る電子メール処理装置の機能ブ
ロック図である。
【符号の説明】
101…一時記憶部、102、109…処理決定部、1
03、110…処理決定情報記憶部、104…処理部、
105…処理記憶部、106…受信通知部、111…デ
ータ入力部、112…ユーザインターフェース部、11
3…表示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/00 H04L 12/58 H04M 11/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取り込んだメッセージが対象メッセージ
    であるか否かを判断するための判定条件情報を予め記憶
    する対象メッセージ判定条件情報記憶手段と、 対象メッセージを処理するための処理情報を予め記憶す
    る処理情報記憶手段と、 取り込んだメッセージがユーザの必要とするメッセージ
    であるか否かを、前記判定条件情報に基づき判定し、必
    要とする対象メッセージだけを取り出す対象メッセージ
    判定手段と、 取り出された前記対象メッセージに対して、予め記憶さ
    れている前記処理情報に基づき処理を行う対象メッセー
    ジ処理手段とを備え 前記メッセージ処理手段は、前記対象メッセージに対し
    て前記処理情報に基づき処理して、対象メッセージに付
    加情報を付加して格納する ことを特徴とするメッセージ
    処理装置。
  2. 【請求項2】 取り込んだメッセージが対象メッセージ
    であるか否かを判断するための判定条件情報を予め記憶
    する対象メッセージ判定条件情報記憶手段と、 対象メッセージを処理するための処理情報と、処理を自
    動で行うかユーザからの入力に応じて行うかを規定する
    処理モード情報とを予め記憶する処理情報記憶手段と、 取り込んだメッセージがユーザの必要とするメッセージ
    であるか否かを、前記判定条件情報に基づき判定し、必
    要とする対象メッセージだけを取り出す対象メッセージ
    判定手段と、 前記処理モード情報が処理をユーザからの入力に応じて
    行うことを規定している場合に、取り出された前記対象
    メッセージに対して、予め記憶されている前記処理情報
    を表示させる処理情報表示手段と、 表示された前記処理情報を変更又は修正させ、又は新た
    に処理情報を追加させ る新規処理情報入力手段と、 前記処理モード情報が処理を自動で行うことを規定して
    いる場合に、取り出された前記対象メッセージに対し
    て、予め記憶されている前記処理情報に基づき処理を行
    うと共に、前記処理モード情報が処理をユーザからの入
    力に応じて行うことを規定している場合に、取り出され
    た前記対象メッセージに対して、前記新規処理情報入力
    手段によって入力された変更、修正又は新規追加された
    処理情報に基づき処理する対象メッセージ処理手段と
    有することを特徴とするメッセージ処理装置。
  3. 【請求項3】 取り込んだメッセージが対象メッセージ
    であるか否かを判断するための判定条件情報を予め記憶
    する対象メッセージ判定条件情報記憶手段と、 対象メッセージを処理するための処理情報と、処理を自
    動で行うかユーザからの入力に応じて行うかを規定する
    処理モード情報とを予め記憶する処理情報記憶手段と、 取り込んだメッセージがユーザの必要とするメッセージ
    であるか否かを、前記判定条件情報に基づき判定し、必
    要とする対象メッセージだけを取り出す対象メッセージ
    判定手段と、 前記処理モード情報が処理をユーザからの入力に応じて
    行うことを規定している場合に、取り出された前記対象
    メッセージに対して、予め記憶されている前記処理情報
    を表示させる処理情報表示手段と、 表示された前記処理情報を変更又は修正させ、又は新た
    に処理情報を追加させる新規処理情報入力手段と、 取り出された前記対象メッセージに対して、予め記憶さ
    れている前記処理情報に基づき第1段階の処理を行った
    後、前記処理モード情報の内容を判定し、前記処理モー
    ド情報が処理を自動で行うことを規定している場合に、
    取り出された前記対象メッセージに対して、予め記憶さ
    れている前記処理情報に基づき第2段階の処理を行うと
    共に、前記処理モード情報が処理をユーザからの入力に
    応じて行うことを規定している場合に、取り出された前
    記対象メッセージに対して、前記新規処理情報入力手段
    によって入力された変更、修正又は新規追加された処理
    報に基づき第2段階の処理を行う対象メッセージ処理
    手段と を有することを特徴とするメッセージ処理装置。
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FR2929791B1 (fr) * 2008-04-04 2010-12-31 Alcatel Lucent Procede de gestion de messages electroniques a partir d'un client de messagerie et systeme pour mettre en oeuvre le procede

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