JPH10207794A - 電子メールの表示方法および作成方法 - Google Patents

電子メールの表示方法および作成方法

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JPH10207794A
JPH10207794A JP9006646A JP664697A JPH10207794A JP H10207794 A JPH10207794 A JP H10207794A JP 9006646 A JP9006646 A JP 9006646A JP 664697 A JP664697 A JP 664697A JP H10207794 A JPH10207794 A JP H10207794A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子メールの一覧性を向上させることができる
電子メールの表示方法を提供する。 【解決手段】電子メールを受信する電子メール受信工程
と、この電子メール受信工程において受信された電子メ
ールについて、引用部であることを示す特定の記号が含
まれているか否かを行ごとに判断する判断工程と、この
判断工程において特定の記号が含まれていると判断され
たすべての行の内容を所定の規則に従って縮小して表示
する縮小表示工程とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子メールの表示方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、特に個人対個人の間で電子メール
を用いたメッセージのやり取りが多く行われるようにな
っている。電子メールにおいては、受信した電子メール
に対する返信メールを書く場合に、受信した電子メール
の引用を容易に行なうことができる。このことが電子メ
ールの有効性及び即時性を高めているということができ
る。
【0003】受信した電子メールを引用している引用部
にはその行の先頭に、引用識別子としての“> ”や
“|”などの特定の記号を付与することにより、通常部
と区別できるようにしている。
【0004】図16は送信者から受信した電子メールの
内容を表示画面100に表示したときの図であり、図1
7はこの受信した電子メールを引用しながら返答メール
を作成している状態を示す図である。図16の電子メー
ルの内容が表示されている状態で、返答メール作成操作
をすると、図17に示すように引用部(図18の内容)
には各行の先頭に引用識別子として“> ”の記号が付加
されている。また、図18は送信者がこの返答メールを
引用しながらさらに送信文を作成している状態を示す図
である。図18に示すように、最初の引用部には今度は
“>>”の符号が付与されており、返答文に相当する部分
には“> ”の符号が付与されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た方法で電子メールの引用部を表示するときに、引用部
が長い場合は電子メールの一覧性を損なう恐れがある。
特に、携帯型情報端末等の比較的小さい表示画面に電子
メールの内容を表示する場合は、電子メール全体を表示
することはできない。図19は20桁13行の表示画面
に図18に示す電子メール全体を表示させた状態を示す
図である。この図からわかるように、各行に表示可能な
文字数が小さいために文章の途中で改行が行われ、これ
によって行数が増えることにより電子メールの“> ”が
付加された引用文以降はまったく表示されない。
【0006】したがって、使用者は電子メール全体を読
むためには画面をスクロールさせる等の操作が必要にな
るとともに、全体の内容の把握が容易に行えなくなって
しまう。
【0007】また、携帯型情報端末を使用して送信メー
ルを作成する場合においても、電子メールの長さが長い
場合は電子メール全体の把握が容易でないので、作成効
率が低下してしまう。
【0008】本発明はこのような課題に着目してなされ
たものであり、電子メールの一覧性を向上させて、電子
メールの可読性及び電子メールの作成効率を向上させる
ことができる電子メールの表示方法を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の電子メールの表示方法は、電子メールを
受信する電子メール受信工程と、この電子メール受信工
程において受信された電子メールについて、引用部であ
ることを示す特定の記号が含まれているか否かを行ごと
に判断する判断工程と、この判断工程において特定の記
号が含まれていると判断されたすべての行の内容を所定
の規則に従って縮小して表示する縮小表示工程とを具備
する。
【0010】すなわち、本発明の電子メールの表示方法
は、まず、受信された電子メールについて、引用部であ
ることを示す特定の記号が含まれているか否かを行ごと
に判断し、特定の記号が含まれていると判断されたすべ
ての行の内容を所定の規則に従って縮小して表示するよ
うにする。ここで、特定の記号が含まれているか否かの
判断は例えば電子メールの各行の先頭部が使用者によっ
て選択された特定の記号と一致するか否かに基づいて行
なう。
【0011】また、上記目的を達成するために、本発明
の電子メール作成方法は、受信した電子メールに基づい
て返送あるいは転送する電子メールを作成する電子メー
ル作成方法であって、前記返送あるいは転送する電子メ
ールのうち、第1の領域に本文を作成する工程と、前記
返送あるいは転送する電子メールのうち、第2の領域に
受信した電子メールを引用文として作成する工程とを具
備する。
【0012】そして、この作成方法で作成された電子メ
ールを受信する受信側では、前記作成された返送あるい
は転送された電子メールを受信する工程と、前記受信し
た返送あるいは転送された電子メールの少なくとも第1
の領域の本文を表示する工程とを具備する。
【0013】すなわち、送信側で、返送あるいは転送す
るとき、電子メールは、本文を第1の領域に作成し、受
信した電子メールを引用文として第2の領域に作成す
る。そして、受信側で、上記作成方法で作成された電子
メールを受信すると、少なくとも第1の領域の本文を表
示するようにしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。図1は本発明が適用される携
帯型情報端末の構成を示す図である。3は装置全体を制
御するCPUであり、1はCPU3の動作を規定するプ
ログラムを記憶しているROMであり、2は各種のデー
タを蓄積するためのRAMであり、4は使用者が入力を
行なうためのキーボードであり、7はLCDドライバ
6、6′によって駆動される液晶表示部(LCD)であ
る。外部からの電子メールは電子メールI/F5を介し
て入力される。この電子メールI/F5としては、よく
知られたRS−232Cインタフェースでもよいし、公
衆電話回線に接続されたモデムでもよい。また、PHS
等に用いられるデジタルI/Fでもよい。
【0015】上記した構成において、まず、図2、図3
を用いて本実施形態の概略を説明する。図2は受信した
通常の電子メールを以下に述べる携帯型情報端末の横2
0文字、縦13行のLCD7の画面に表示した状態を示
す図である。図2において、各行の先頭にある“> ”及
び“>>”の記号は引用識別子であり、この行が引用部で
あることを示している。この例ではLCD7の表示可能
文字数が少ないので、引用部のみですべての表示領域を
占有している。したがって、使用者は送信した電子メー
ルに対する返答を見ることができない。
【0016】これに対して図3に示す本実施形態では、
電子メールの引用部を特定の規則に基づいて縮小して表
示、ここでは引用部の第1行のみを網掛け表示している
(網掛け部8)。このようにして画面7に対する引用部
の占有領域を縮小することによって送信した電子メール
に対する返答メールの表示が可能になる。
【0017】すなわち、図2に示す例では石川氏(石川
@MIC)から、2/8(月)に応接101でミーティ
ングが行われるという電子メール(各行の先頭に“>>”
が付加された部分)を渡邊氏に送信し、渡邊氏はこの電
子メールに対する返信メール(各行の先頭に“> ”が付
加された部分)で、了解したが2/8は木曜日ではない
かと問い直している。ここまでが引用部である。石川氏
はこの問い直しに対し、2/8は木曜日であるという訂
正の返答メールを送信している。本実施形態では図3に
示すように引用部の第1行のみを網掛け表示するように
したので、石川氏の返答メールをも表示することができ
る。
【0018】また、タッチパネル等の使用者によるタッ
チ入力が可能な装置では、上記網掛け部8をタッチして
選択することにより、上記引用部を図4に示すように伸
張して表示することも可能である。
【0019】また、装置に設けられた縮小/伸張キーを
用い、図3の表示状態で伸張キーを押すと図4の表示に
切り替わり、図4の表示状態で縮小キーを押すと図3の
表示に切り替わるようにしてもよい。
【0020】なお、引用を表す記号としては、“> ”
(半角)や“|”が広範に用いられているが、このよう
な記号に限定されず、他の種々の記号、例えば、全角の
“>”を引用識別子として登録しておくようにしてもよ
い。
【0021】以下に、図5のフローチャートを参照して
上記した引用部縮小表示の詳細を説明する。まず、電子
メール表示のフローを開始して(ステップS1)、電子
メールI/F5を介して受信した電子メール全文のうち
の1行分を読み込む(ステップS2)。ここで、1行分
としては、通常、改行文字までの1行である。次に、読
み込んだ行の先頭の文字を評価する(ステップS3、S
8)。すなわち、先頭の文字が、引用部であることを表
す引用識別子、“> ”または“|”であるときは右に分
岐する。一方、先頭の文字が“> ”でもなく“|”でも
ない場合はステップS9に進んで読み込んだ1行分を表
示した後、ステップS2に移行して次の1行分を読み込
む。
【0022】また、ステップS3あるいはS8で右に分
岐した場合はステップS4に進んで読み込んだ行を図3
に示すように網掛け表示する。次に、読み込んだ行の引
用識別子をRAM2に記憶し(ステップS5)、次行の
1行分を読み込む(ステップS6)。次に、読み込んだ
行の先頭にある文字がステップS5で記憶した引用識別
子に一致するか否かを判断し(ステップS7)、一致す
る場合はステップS6に戻ってさらに次の1行分を読み
込んでその先頭文字が前記記憶した引用識別子に一致す
るか否かを判断する(ステップS7)。一致している間
は引用文なのでその行の表示は行なわない。そして、ス
テップS7の判断がNOになったときに左に分岐してス
テップS9においてそのときの行を表示する。この場
合、この行は先頭文字が引用識別子ではないので、もは
や引用文ではない。したがって、通常通り表示される。
このように、第1実施形態では引用部の第1行のみを表
示することによって縮小表示を実現している。
【0023】上記した第1実施形態によれば、電子メー
ルの引用部を縮小して表示するようにしたので、特に、
携帯型情報端末などのように比較的小さい表示画面に電
子メールを表示させる場合の電子メールの一覧性を向上
させて、電子メールの可読性及び電子メールの作成効率
を向上させることができる。
【0024】なお、上記した第1実施形態では引用部を
縮小表示する場合に1行目の内容を網掛け表示するよう
にしたが、例えば、引用であることを表すアイコンもし
くは記号を用いることもできる。この場合は引用部によ
って占有される画面の表示エリアをさらに小さくできる
ので、電子メールの一覧性をさらに向上させることがで
きる。
【0025】なお、第1実施形態では受信した電子メー
ルの引用部を縮小表示するようにしたが、受信した電子
メールに対する返信メールを作成する場合はただちに縮
小表示を解除するようにしてもよい。すなわち、メール
作成画面を表示しているときは引用部の縮小表示を行わ
ないようにする。これによって引用部すべてについて内
容を把握しながら返信メールを作成することができるの
で、内容の誤認を防止することができる。また、操作が
複雑化しない。
【0026】さらに、電子メールにおいては、一般にヘ
ッダー部が本文に付加されて転送される。このヘッダー
部には発信者、宛先、CC、発信日、ルーティング情報
等が記録されている。これらの情報は使用者にとって通
常特に必要のないものなので多くの場合、発信者及び発
信日以外は表示されない。しかしながら、電子メールが
自分の他に誰に送信されたかや、どういうルートで電子
メールが転送されたかを知るためにはヘッダー部の情報
を見る必要がある。前者についてはCC情報から、後者
についてはルーティング情報から知ることができる。
【0027】前記した第1実施形態では特定の文字で始
まる行を引用部とみなし、この引用部を縮小表示するこ
とによって一覧性を向上させるとともに、縮小表示され
ている引用部を選択すれば縮小されている引用部を拡大
表示して閲覧できるようにしている。ヘッダー部につい
ても全く同じようにこの方法を適用することができる。
すなわち、通常は使用者が見る必要がない情報が多いの
で図6の9で示すように名前と発信日のみを表示するよ
うにし、伸張が選択されたときにはじめて図7に示すよ
うに伸張してヘッダー部が見られるようにしている。
【0028】以下に本発明の第2実施形態を説明する。
第2実施形態では、図4に示したように引用部を伸張表
示した場合の欠点を補うものである。図4に示す画面に
おいて、例えば下から2行目の“でしょうか?”の先頭
には引用部であるにもかかわらず、引用識別子“> ”が
付加されていない。これは、文章が20文字以上あると
きに表示画面7が横20文字しか表示する能力がないの
で、21文字目以降が強制的に改行されてしまうためで
ある。
【0029】そこで第2実施形態では図8に示すよう
に、引用部が欠落している部分に引用識別子としての記
号8を補うことによって、使用者が引用部であることを
確実に認識できるようにしている。
【0030】以下に図9のフローチャートを参照して上
記した引用識別子の付加表示の詳細を説明する。まず、
電子メール表示のフローを開始して(ステップS1
1)、電子メールI/F5を介して受信した電子メール
全文のうちの1行分をバッファに読み込む(ステップS
12)。ここで、1行分としては、通常、改行文字まで
の1行である。次に、読み込んだ行の先頭の文字を評価
する(ステップS13、S18)。すなわち、先頭の文
字が、引用部であることを表す引用識別子、“> ”また
は“|”であるときは右に分岐する。一方、先頭の文字
が“> ”でもなく“|”でもない場合はステップS20
に進んで読み込んだ1行分を表示した後、ステップS1
2に移行する。なお、ステップS20で1行が20文字
を越えたときは、強制改行することは言うまでもない。
【0031】また、ステップS13あるいはS18で右
に分岐した場合はステップS14に進んで引用識別子で
ない文字までの引用識別子を記憶した後(連続した引用
識別子が記憶される)、装置の表示能力に応じた文字数
分の表示を行なう。ここでは20文字分の表示を行なう
(ステップS15)。次に、ステップS16に進んでま
だ表示していない文字があるか否かを判断する。1つの
文章が20文字以上であるときは一行で表示できないの
でステップS16の判断はYESとなる。この場合は引
用ステップS14で記憶した引用識別子をまず表示し
(ステップS17)、その後、バッファ内の文字を19
文字分表示する(ステップS18)。次にステップS1
6に戻ってバッファ内にまだ表示していない文字がある
か否かを判断して上記した処理をバッファが空になるま
で(ステップS16の判断がNOとなるまで)反復す
る。このようにして、1つの文章が一行で表示できない
場合に改行により欠落した引用識別子を自動的に補充し
て表示することができる。
【0032】なお、前記した第2実施形態では1つの文
章が一行に表示できない場合は改行された後の行には引
用識別子が付加されないので、自動的に引用識別子が補
充されることを述べた。しかし、このような引用識別子
の補充を引用識別子であるとみなされたすべての文字に
ついて行なうようにしてもよい。すなわち、図2に示す
ように電子メールの引用部が表示データとしてメモリに
展開されている状態で、前後に引用識別子があるにも係
らず引用識別子が欠落している行(図2の2行、5行、
11行)に対して図8に示すように1行前の行と同じ引
用識別子を追加記号8として補充することによって、引
用部のつながりを明確にすることができる。
【0033】以下に本発明の第3実施形態を説明する。
引用部を表示できることが電子メールの利点であるが、
引用される段数が増加した場合は引用識別子のみにより
画面の表示エリアのかなりの部分が占有されてしまうこ
とが考えられる。例えば、図10に示す表示例では第1
〜第3行目までの引用部は9回引用されたために9個の
引用識別子“> ”が連続して表示されている。このこと
は携帯型情報端末の画面では非常に読みにくくなって内
容の把握が容易ではなくなってしまう。特に引用識別子
を次行においても反復して表示するような場合は大きな
欠点になってしまう。
【0034】そこで第3実施形態では各行の先頭に引用
識別子をそのまま表示するのではなく、引用の段数のみ
を表示するようにして表示面積を節約するようにする。
すなわち、図10の“>>>>>>>>> ”で示すように引用識
別子が連続して表示される場合は、この引用識別子をそ
のまま表示するのではなく、図11に示すように引用識
別子が連続する段数(繰り返し数)を引用識別子“> ”
とともに表示するようにしている。しかし引用識別子が
1個の場合はこの方法を適用して“1> ”のごとく表示
するのでなく、“> ”のみを表示することによって表示
エリアを節約することができる。
【0035】上記した第3実施形態によれば、表示エリ
アを有効に使用することにより、より多くの情報を表示
することができる。以下に、図12を参照して上記した
引用識別子の段数表示の詳細を説明する。まず、電子メ
ール表示のフローを開始して(ステップS31)、電子
メールI/F5を介して受信した電子メール全文のうち
の1行分(改行記号まで)をバッファに読み込む(ステ
ップS32)。ここで、1行分としては、通常、改行文
字までの1行である。次に、読み込んだ行の先頭の文字
を評価する(ステップS33、S40)。すなわち、先
頭の文字が、引用部であることを表す引用識別子、“>
”または“|”であるときは右に分岐する。一方、先
頭の文字が“> ”でもなく“|”でもない場合はステッ
プS41に進んで読み込んだ1行分を表示した後、ステ
ップS32に移行する。
【0036】また、ステップS33あるいはS40で右
に分岐した場合はステップS34に進んで引用識別子を
記憶するとともに、引用識別子の段数(連続数)をカウ
ントする。次に図11に示すようにカウント数を表示
(ステップS35)、続いて記憶されている引用識別子
を表示する(ステップS36)。次にバッファに記憶さ
れている一行分のうち行末までの文字を表示する(ステ
ップS37)。次にステップS38に進んでまだ表示し
ていない文字があるか否かを判断する。1つの文章が2
0文字以上であるときは一行で表示できないのでステッ
プS38の判断はYESとなる。この場合は表示を改行
して(ステップS39)、ステップS35に戻る。この
ようにして取り込んだ1行分の文字列をすべて表示し終
わるまで、各行の先頭にカウント数と引用識別子を表示
する動作を繰り返す。そして、1行文すべての文字列を
表示し終えたときにステップS38の判断がNOとなっ
てステップS32に移行する。なお、ステップS34で
カウントされた引用識別子はバッファから削除されるも
のとする。
【0037】以下に本発明の第4実施形態を説明する。
上記第1実施形態では、受信側でメールを表示するとき
に引用文を短くして表示するようにしたが、これは送信
側でも実施できる。すなわち、図13に示すように、受信
した電子メールを表示して(ステップS41)、返信ま
たは転送のアイコンを操作すると(ステップS42)、
返信のアドレスを自動的あるいは転送のアドレスを入力
させることにより作成する。そして、引用文として受信
した電子メールのメッセージを付加するか否かを報知し
て、ユーザが引用することを指定すると(ステップS4
4)、図14の[SUB_BODY]から[END S
UB_BODY]で示されるように引用文をこの制御記
号と共に作成する(ステップS45)。
【0038】そして、ユーザがメッセージを入力する
(ステップS46)。このとき、引用文は必要により参
照表示する。この入力されたメッセージを図14の[BO
DY]から[END BODY]に示されるように本文
をこの制御記号と共に作成する(ステップS47)。そ
して、送信操作がなされると図14に示されたメッセージ
を電子メールとして送信する(ステップS48)。
【0039】一方、受信側では、電子メールを受信する
と(ステップS51)、[BODY]から[END B
ODY]に示される本文を図3の様に表示する(ステッ
プS52)。そして、引用文を参照するか否かを報知
し、ユーザが参照するべくアイコンを操作すると(ステ
ップS53)、[SUB_BODY]から[END S
UB_BODY]で示される引用文を図4の様に表示す
る。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、電子メールの一覧性が
向上することより、電子メールの可読性及び電子メール
の作成効率を向上させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される携帯型情報端末の構成を示
す図である。
【図2】受信した電子メールを画面に表示した状態を示
す図である
【図3】電子メールの引用部の第1行のみを網掛け表示
した状態を示す図である。
【図4】網掛け部をタッチして選択することにより引用
部を伸張して表示した状態を示す図である。
【図5】引用部縮小表示の詳細を説明するためのフロー
チャートである。
【図6】ヘッダー部を縮小表示した例を示す図である。
【図7】縮小されたヘッダー部を伸張表示した状態を示
す図である。
【図8】引用部が欠落している部分に引用識別子を補充
した状態を示す図である。
【図9】引用識別子の付加表示の詳細を説明するための
フローチャートである。
【図10】連続する引用識別子をそのまま表示した状態
を示す図である。
【図11】連続する引用識別子に代えて段数のみを表示
した状態を示す図である。
【図12】引用識別子の段数表示の詳細を説明するため
のフローチャートである。
【図13】送信側で電子メールを作成するときの動作を
説明するためのフローチャートである。
【図14】図13で作成された電子メールのデータ構造
を説明するための図である。
【図15】前記図13で作成された電子メールの表示動
作を説明するためのフローチャートである。
【図16】従来例において、送信者から受信した電子メ
ールの内容を表示した状態を示す図である。
【図17】受信した電子メールを引用しながら返答メー
ルを作成している状態を示す図である。
【図18】送信者が返答メールを引用しながら送信文を
作成している状態を示す図である。
【図19】従来の表示方法の欠点を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
1…ROM、2…RAM、3…CPU、4…キーボー
ド、5…電子メール、6、6′…LCDドライバ、7…
LCD。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールを受信する電子メール受信工
    程と、 この電子メール受信工程において受信された電子メール
    について、引用部であることを示す特定の記号が含まれ
    ているか否かを行ごとに判断する判断工程と、 この判断工程において特定の記号が含まれていると判断
    されたすべての行の内容を所定の規則に従って縮小して
    表示する縮小表示工程と、 を具備することを特徴とする電子メールの表示方法。
  2. 【請求項2】 前記判断工程は、電子メールの各行の先
    頭部が使用者によって選択された特定の記号と一致する
    か否かに基づいて行ごとの判断を行なうことを特徴とす
    る請求項1記載の電子メールの表示方法。
  3. 【請求項3】 前記縮小表示されている引用部を選択す
    ることによってこれを伸張して表示する工程をさらに具
    備することを特徴とする請求項1記載の電子メールの表
    示方法。
  4. 【請求項4】 送信用メールの作成時は前記縮小表示を
    解除するようにしたことを特徴とする請求項1記載の電
    子メールの表示方法。
  5. 【請求項5】 表示可能な文字数を超えた行については
    自動的に改行するとともに、改行の次の行に前記特定の
    記号を付加して表示するようにしたことを特徴とする請
    求項1記載の電子メールの表示方法。
  6. 【請求項6】 前記電子メールは縮小表示されたヘッダ
    部を含み、前記引用部の伸張方法と同一の伸張方法を用
    いて前記ヘッダ部を伸張する工程を含むことを特徴とす
    る請求項3記載の電子メールの表示方法。
  7. 【請求項7】 前記付加される特定の記号が複数段であ
    ることを特徴とする請求項5記載の電子メールの表示方
    法。
  8. 【請求項8】 表示される特定の記号が各行に複数段存
    在するときに、この特定の記号を複数段表示するのでは
    なく、段数のみを表示するようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の電子メールの表示方法。
  9. 【請求項9】 受信した電子メールに基づいて返送ある
    いは転送する電子メールを作成する電子メール作成方法
    であって、 前記返送あるいは転送する電子メールのうち、第1の領
    域に本文を作成する工程と、 前記返送あるいは転送する電子メールのうち、第2の領
    域に受信した電子メールを引用文として作成する工程と
    を具備したことを特徴とする電子メール作成方法。
  10. 【請求項10】 前記作成された返送あるいは転送され
    た電子メールを受信する工程と、 前記受信した返送あるいは転送された電子メールの少な
    くとも第1の領域の本文を表示する工程とを具備するこ
    とを特徴とする請求項9記載の電子メール表示方法。
  11. 【請求項11】 前記受信した電子メールのうち、第2
    の領域の引用文の参照を指示する工程と、 前記引用文の参照が指示されると、前記受信した電子メ
    ールのうち、第2の領域の引用文を表示する工程とを具
    備することを特徴とする請求項10記載の電子メール表示
    方法。
JP00664697A 1997-01-17 1997-01-17 電子メールの表示方法および電子メール表示装置 Expired - Fee Related JP3899572B2 (ja)

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