JP3152158B2 - コーナー用流し台 - Google Patents

コーナー用流し台

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JP3152158B2
JP3152158B2 JP28621096A JP28621096A JP3152158B2 JP 3152158 B2 JP3152158 B2 JP 3152158B2 JP 28621096 A JP28621096 A JP 28621096A JP 28621096 A JP28621096 A JP 28621096A JP 3152158 B2 JP3152158 B2 JP 3152158B2
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全弘 久保
由起子 新家
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、台所のコーナー部
分に設置されるコーナー用流し台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図6に示す如く、平面視L型
の流し台カウンター1にシンク2を設けてなるコーナー
用流し台は知られている。該コーナー用流し台は、台所
の床面8上に台輪9を介して流し台本体10が設置され、
該流し台本体10の上面に設置される流し台カウンターに
シンク2が設けられて形成されている。流し台本体10は
シンク2が設けられる側の正面流し台本体10Aとこれに
直交する側面流し台本体10Bとで構成され、両者に連続
してその上面に平面視L型の流し台カウンター1が設置
されている。該流し台カウンター1の外角部分が台所の
壁面コーナー部11に沿うように、同コーナー用流し台は
台所のコーナー部分に設置されている。
【0003】又、流し台本体10は扉付収納スペース5と
して形成され、両開き式に配設される扉パネル12を開閉
して収納物品の出し入れが行われる。シンク2は平面視
矩形状で、その後側の流し台カウンター1上に水栓金具
13が付設されている。又、同シンク2の底面には排水口
4が形成されており、該排水口4の下方に排水トラップ
14、排水管15が接続垂設されている。したがって、水栓
金具13から吐出される水を使用してシンク2内で洗い物
作業を行い、これに使用された汚水は排水口4から排水
トラップ14を介して排水管15へと排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、シンク2の下方の扉付収納スペー
ス5内に排水トラップ14、排水管15等の排水配管が存在
し、該排水配管が邪魔になって、同扉付収納スペース5
内を収納スペースとして十分には活用することができな
かった。又、反面、流し台本体10のコーナー部分には、
収納スペースとしては使用し難いデッドスペースSが存
在していた。
【0005】本発明は、上記従来の技術における問題を
解決するために発明されたもので、すなわち、その課題
は、デッドスペースとなるコーナー部分に排水配管が邪
魔にならないように納められて、シンクの下方のスペー
スを広く有効に活用することができ、又、シンク内での
洗い物作業が行い易くなり、しかも、シンクが設けられ
ない側の流し台カウンターの上面スペースをできるだけ
広く確保することができると共に、同上面スペース上に
付着した水を容易に除去排水することができるコーナー
用流し台を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
コーナー用流し台は、平面視L型の流し台カウンターに
設けられるシンクの後部分を流し台コーナー方向へ延設
してシンク延設部を形成し、該シンク延設部に排水口を
設けてなる。
【0007】したがって、この場合、シンクから流し台
コーナー方向へ延設されるシンク延設部に排水口が設け
られるので、該排水口から垂下接続される排水配管は流
し台カウンターのコーナー部分の下方に存在するデッド
スペース内に邪魔にならないように納められ、それ故
に、シンクの下方のスペースを広く有効に活用すること
ができる。又、この場合、シンクの底部には排水口が存
在しなくなるので、該シンク内での洗い物作業が行い易
くなる。しかも、この場合に、シンクの後部分が延設さ
れてシンク延設部が形成されているので、シンクが設け
られない側の流し台カウンターの上面スペースをできる
だけ広く確保することができると共に、同上面スペース
上に付着した水をシンク延設部へと流入させて容易に除
去排水することができる本発明の請求項2記載のコーナ
ー用流し台は、上記請求項1記載のコーナー用流し台に
おいて、シンクの下方に扉付収納スペースを設けたこと
を特徴とする。したがって、この場合は特に、シンクの
下方のスペースを、扉パネルを開閉して収納物品を出し
入れすることができる扉付収納スペースとして、広く有
効に活用することができて便利である。
【0008】本発明の請求項3記載のコーナー用流し台
は、上記請求項1記載のコーナー用流し台において、シ
ンクの下方に前方へ開口したオープンスペースを設けた
ことを特徴とする。したがって、この場合は特に、シン
クの下方のスペースを前方へ開口したオープンスペース
として広く有効に活用することができ、座った状態で台
所作業を行う際に、同オープンスペース内に脚部分を差
し納めた楽な状態で行うことができて便利である。
【0009】本発明の請求項4記載のコーナー用流し台
は、上記請求項3記載のコーナー用流し台において、シ
ンク延設部の下方にオープンスペースへと引き出し自在
な引き出しを設けたことを特徴とする。したがって、こ
の場合は特に、シンク延設部の下方で排水配管が納めら
れる部分以外はデッドスペースとなる流し台カウンター
のコーナー部分の下方スペースに引き出しが設けられ
て、同デッドスペースが有効に活用され、しかも、同引
き出しは排水配管が存在しないオープンスペースへと支
障なく引き出されるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1〜3は、本発明の請求項1、
2に対応する一実施形態を示し、該実施形態のコーナー
用流し台は、平面視L型の流し台カウンター1に設けら
れるシンク2の後部分を流し台コーナー方向へ延設して
シンク延設部3を形成し、該シンク延設部3に排水口4
を設けてなる。又、この場合、シンク2の下方に扉付収
納スペース5を設けている。
【0011】該実施形態のコーナー用流し台は、台所の
床面8上に台輪9を介して流し台本体10が設置され、該
流し台本体10の上面に設置される流し台カウンターにシ
ンク2が設けられて形成されている。流し台本体10はシ
ンク2が設けられる側の正面流し台本体10Aとこれに直
交する側面流し台本体10Bとで構成され、両者に連続し
てその上面に平面視L型の流し台カウンター1が設置さ
れている。又、流し台本体10は扉付収納スペース5とし
て形成され、両開き式に配設される扉パネル12を開閉し
て収納物品の出し入れが行われる。又、この場合、流し
台カウンター1の外角部分が台所の壁面コーナー部11に
沿うように、同コーナー用流し台は台所のコーナー部分
に設置されている。
【0012】又、流し台カウンター1は人造大理石と称
される合成樹脂或いはステンレス等の金属で一体に形成
され、その後端縁にはバックガード16が一体に立設され
ている。該流し台カウンター1には一体にシンク2が形
成されるか、若しくは、同流し台カウンター1とは別体
のシンク2が取着固定されて設けられている。該シンク
2はステンレス等の金属で上方へ開口した平面視矩形状
の箱型に形成され、その流し台コーナー側の一辺の後部
が同コーナー側へ延設されてシンク延設部3が形成され
ている。該シンク延設部3は横長矩形状に延設され、シ
ンク2と略同じ深さで連続するように一体に形成されて
いる。
【0013】同シンク延設部3の流し台コーナー側の端
部付近の底面には排水口4が形成されており、該排水口
4の下方には排水トラップ14、排水管15が接続垂設され
ている。シンク延設部3の底面とシンク2の底面とは段
差なく連続しており、同排水口4へ向かって下方へと傾
斜する若干の水勾配が設けられている。又、シンク2の
流し台コーナー側とは反対側の一辺の後角部分に流し台
カウンター1の上面よりも若干低くなった段部17が突設
されており、該段部17上に水栓金具13が付設されてい
る。この場合、同水栓金具13から吐出される水を使用し
てシンク2内で食器洗い、野菜洗い等の洗い物作業を行
い、これに使用された汚水は同シンク2からシンク延設
部3の排水口4へと水勾配に沿ってスムーズに流れ、該
排水口4から排水トラップ14を介して排水管15へと排出
される。
【0014】したがって、該実施形態のコーナー用流し
台においては、シンク2から流し台コーナー方向へ延設
されるシンク延設部3に排水口4が設けられるので、該
排水口4から垂下接続される排水トラップ14、排水管15
等の排水配管は流し台カウンター1のコーナー部分の下
方に存在するデッドスペース内に邪魔にならないように
納められることになり、それ故に、シンク2の下方のス
ペースを広く有効に活用することができる。
【0015】又、この場合、シンク2の下方のスペース
を、扉パネル12を開閉して収納物品を出し入れすること
ができる扉付収納スペース5として、広く有効に活用す
ることができて便利であり、又、同シンク2の底部には
排水口4が存在しなくなるので、該シンク2内での洗い
物作業が行い易くなる。しかも、この場合に、シンク2
の後部分が延設されてシンク延設部3が形成されている
ので、シンク2が設けられない側の流し台カウンター1
の上面スペースをできるだけ広く確保することができる
と共に、同上面スペース上に付着した水をシンク延設部
3へと流入させて容易に除去排水することができる。
【0016】図4、5は、本発明の請求項1、3、4に
対応する別の実施形態であるコーナー用流し台を示し、
該実施形態のコーナー用流し台においては、シンク2の
下方に前方へ開口したオープンスペース6を設けてい
る。したがって、この場合、シンク2の下方のスペース
を前方へ開口したオープンスペース6として広く有効に
活用することができ、座った状態で台所作業を行う際
に、同オープンスペース6内に脚部分を差し納めた楽な
状態で行うことができて便利である。
【0017】又、該実施形態のコーナー用流し台におい
ては、シンク延設部3の下方にオープンスペース6へと
引き出し自在な引き出し7を設けている。したがって、
この場合、シンク延設部3の下方で排水トラップ14、排
水管15等の排水配管が納められる部分以外はデッドスペ
ースとなる流し台カウンター1のコーナー部分の下方ス
ペースに引き出し7が設けられて、同デッドスペースが
有効に活用され、しかも、同引き出し7は排水トラップ
14、排水管15等の排水配管が存在しないオープンスペー
ス6へと支障なく引き出されるものである。
【0018】又、この場合、引き出し7は上下に二段配
設されており、各引き出し7の上側にはオープンスペー
ス6側から手先を挿入して引き出し易くするために間隔
18が設けられており、しかも、同間隔18に挿入した手先
が引っ掛けられる手掛け用凹所19が各引き出し7の前板
上縁に形成されている。又、各引き出し7の後端角部分
には、排水トラップ14、排水管15等の排水配管が納まる
凹欠部20が形成されていて、同各引き出し7を支障なく
押し閉めることができるようになっている。なお、それ
以外は上記実施形態のコーナー用流し台と同様に構成さ
れており、上記実施形態のコーナー用流し台におけると
同様の作用効果が奏される。
【0019】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載のコ
ーナー用流し台においては、排水口から垂下接続される
排水配管が流し台カウンターのコーナー部分の下方に存
在するデッドスペース内に納められて、シンクの下方の
スペースを広く有効に活用することができ、この場合、
シンクの底部には排水口が存在しなくなって、該シンク
内での洗い物作業が行い易くなり、しかも、シンクが設
けられない側の流し台カウンターの上面スペースをでき
るだけ広く確保することができ、又、同上面スペース上
に付着した水をシンク延設部へと容易に除去排水するこ
とができる又、本発明の請求項2記載のコーナー用流し
台においては、特に、シンクの下方のスペースを、扉パ
ネルを開閉して収納物品を出し入れすることができる扉
付収納スペースとして、広く有効に活用することができ
て便利である。
【0020】又、本発明の請求項3記載のコーナー用流
し台においては、特に、シンクの下方のスペースを前方
へ開口したオープンスペースとして広く有効に活用する
ことができ、座った状態で台所作業を行う際に、同オー
プンスペース内に脚部分を差し納めた楽な状態で行うこ
とができて便利である。
【0021】又、本発明の請求項4記載のコーナー用流
し台においては、特に、シンク延設部の下方で排水配管
が納められる部分以外はデッドスペースとなる流し台カ
ウンターのコーナー部分の下方スペースに引き出しが設
けられて、同デッドスペースが有効に活用され、しか
も、同引き出しは排水配管が存在しないオープンスペー
スへと支障なく引き出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるコーナー用流し台を
示す平面図。
【図2】図1におけるX−X断面図。
【図3】図1におけるY−Y断面図。
【図4】別の実施形態であるコーナー用流し台を示す斜
視図。
【図5】同コーナー用流し台を示す正面図。
【図6】従来例であるコーナー用流し台を示す斜視図。
【符号の説明】
1 流し台カウンター 2 シンク 3 シンク延設部 4 排水口 5 扉付収納スペース 6 オープンスペース 7 引き出し
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−263326(JP,A) 特開 平4−269223(JP,A) 特開 平6−90829(JP,A) 特開 昭64−58221(JP,A) 特開 平2−57205(JP,A) 特開 昭60−148510(JP,A) 特開 平3−49710(JP,A) 特開 平4−336131(JP,A) 特開 平4−193220(JP,A) 特開 平8−131274(JP,A) 実開 平1−156269(JP,U) 実開 昭57−31375(JP,U) 実開 昭58−103261(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 77/00 - 77/18 E03C 1/12 - 1/33

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面視L型の流し台カウンターに設けら
    れるシンクの後部分を流し台コーナー方向へ延設してシ
    ンク延設部を形成し、該シンク延設部に排水口を設けて
    なるコーナー用流し台。
  2. 【請求項2】 シンクの下方に扉付収納スペースを設け
    たことを特徴とする請求項1記載のコーナー用流し台。
  3. 【請求項3】 シンクの下方に前方へ開口したオープン
    スペースを設けたことを特徴とする請求項1記載のコー
    ナー用流し台。
  4. 【請求項4】 シンク延設部の下方にオープンスペース
    へと引き出し自在な引き出しを設けたことを特徴とする
    請求項3記載のコーナー用流し台。
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