JP3151841U - 丸形印鑑 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易にかつ正確に正立状態の印影を形成できる押印操作を可能とする丸形印鑑を提供する。【解決手段】円柱状の印鑑本体1の周側部2に、印面3の側部3aに対応させて、その印面3の側部3aを示す側部用目印4を施す。周側部2には、人差し指用当接凹面5a、中指用当接凹面5b及び親指用当接凹面5cを形成する。側部用目印は、印鑑本体の色と異なる色で描くか又は印鑑本体の色と異なる色の目印部材を貼り付けて形成する。【選択図】図1

Description

本考案は、容易に正確に正立状態の印影を形成できる押印操作を可能とする丸形印鑑に関するものである。
押印の際に印影を正確に正立状態にしたいという希望は一般的に存在している。しかし円柱状の印鑑本体で構成されている丸形印鑑では、その外観からはどこが印面の上部であるか、或いは側部であるかは分からない。したがって印面をよく見てその上部を確かめてから押印することが行われているが、容易に印影を正立状態に形成することができないのが普通である。そこで、印鑑本体の周側部の内、印面の上部側に対応する部位に印を付して印面の上部側がどこに位置するかを知らせるようにした丸形印鑑が提供されている。
また印影を正確に正立状態に押印できるようにすることを目的とする印鑑に関して特許文献1〜3による提案もある。
特許文献1の考案は、円柱状印鑑本体の周側部の内、印面の真後ろ側に相当する部位に該円柱状印鑑本体の軸方向に沿って直線を描いた印鑑であり、該直線を目印にして印面の真後ろがどこかを確認して押印することができるので、正立状態の押印をすることができる、と云うものである。
しかし実際の押印動作を考慮すると、押印のために印鑑を指で掴んだ状態で、該印鑑の真後ろを見るというのは、印鑑を掴む親指が邪魔になり、なかなか困難であると云わざるを得ない。押印操作に入る前に印面の後側を確認するためには役に立つが、押印操作前であれば、印面を直接見ても同じことであるから、実際上、このような背後に位置する直線は目印としては全くと言って良いほど役に立たない、と言うべきである。
特許文献2の考案は、印鑑本体の断面がハート型で、印面の文字を該ハート型の上下に一致させて形成した印鑑であり、押印の際には、印鑑本体のハート型の形状を目印として印面の上下を判断できるようにする趣旨のものである。
この考案の場合は、形状が明らかであるから、印面の上下は間違いなく判断できると思われるが、印鑑本体の形状が特殊であり、一つにはこれを掴んで押印をスムーズに行えるか疑問であり、更には、このようなハート型断面を、権利関係の証明等に使用する印鑑の本体形状として納得できるか、この点も極めて疑問である。
特許文献3の発明は、印柱(印鑑本体)の上向き面(上端)に印面の文字等の上側と縦方向を共に示す細長い目印を固定的に設けた丸形印鑑に於いて、その細長い目印の位置が上向き面の中央を通り、しかもその長さを少なくとも上向き面の直径と同じか、或いは直径に近い長さに設定した丸形印鑑である。
この丸形印鑑によれば、押印操作の際には、その上端の細長い目印を見れば、印面の上部が分かり、これを基準にして押印操作を行うことにより、印影を正確に正立状態に形成することができると云うものである。しかし、このような丸形印鑑を押印操作のために指で掴んでしまうと、普通に考えられるサイズに印鑑であれば、該印鑑の上端は掌の人差し指の根本付近の下に位置し、その上端の目印は見えなくなってしまうのが普通である。従って印鑑本体の上端の細長い目印は、実際上、殆ど役に立たないと云うべきである。
実用新案登録第3071942号公報 実開平06−67046号公報 特開2005−153485号公報
本考案は、押印操作で押印対象面に容易かつ正確に正立状態の印影を形成できる丸形印鑑を提供することを解決の課題とするものである。
本考案の1は、円柱状の印鑑本体の周側部に、印面の側部に対応させて、印面の側部を示す側部用目印を施した丸形印鑑である。
本考案の2は、本考案の1の丸形印鑑に於いて、前記印鑑本体の周側部に、該印鑑本体を掴む際に、印面の上部を上方側に位置させるべく適正に掴む際の位置決め用として、各々人差し指用、中指用及び親指用の各指用当接凹面を形成したものである。
本考案の3は、本考案の1又は2の丸形印鑑に於いて、前記側部用目印を、右利きの使用者を想定する場合は、印面を下向きにした状態で、該印面の左側の側部に対応する印鑑本体の周側部に施し、左利きの使用者を想定する場合は、印面を下向きにした状態で、印面の右側の側部に対応する印鑑本体の周側部に施すこととしたものである。
本考案の4は、本考案の1、2又は3の丸形印鑑に於いて、前記側部用目印を、印鑑本体の色と異なる色で描くか又は印鑑本体の色と異なる色の目印部材を貼り付けて形成したものである。
本考案の1の丸形印鑑によれば、印鑑本体の周側部の印面側部に対応する部位に側部用目印が施してあるため、これを見て印面の上部がどこにあるかを判断して印鑑本体を適切な周方向の角度で掴み、更に押印操作時にも、側部に位置する側部用目印を見ながら印面の上部を上になるように調整することが可能であり、押印対象面に、正立状態の印影を容易且つ確実に形成することができる。
本考案の1の丸形印鑑は、文字通り、丸形であり、印鑑本体は円柱状であるから、何らかの目印がなければ、印面を見ない限り、その上下左右は不明である。しかし本考案の1の丸形印鑑では、印鑑本体の周側部の、印面の側部に対応する部位に側部用目印が施してあるため、当該の丸形印鑑を掴む際にも、押印操作の際にも、印面の側部を意識して側部に位置させることが可能であるため、前記のように、容易且つ確実に押印対象面に正立状態の印影を形成することが可能となるものである。なお、この側部用目印は、印面の側部に位置することが重要であり、この位置にあるからこそ、印鑑本体を掴んで押印操作を行う際にもその位置の視認が可能であり、印影の正立状態を確保するために寄与することができるものである。
本考案の2の丸形印鑑によれば、印鑑本体の周側部の人差し指用、中指用又は親指用の各指用当接凹面に、それぞれ対応する人差し指、中指又は親指を当てて該印鑑本体を掴むことにより、自ずと、印面の上部を上方側に位置させた状態で、該印鑑本体を掴むことができる。それ故、この状態で、更に、該印鑑本体の周側部に施された側部用目印を見て、印面の上下左右を正確に押印対象面の上下左右に対応させながら押印操作をすれば、該押印対象面に確実に正立状態の印影を形成することができる。
本考案の3の丸形印鑑によれば、当該印鑑の使用者が右利きか、左利きかに対応して、印面の上部を上方側に向けた際の右側又は左側の周側部に側部用目印を付すこととしたため、それぞれの場合に、最も視認性の高い部位に目印が位置することとなり、当該の目印の有効性を高めることができる。右利き又は左利きのいずれの使用者にも対応しようとすると、両側に側部用目印を付しておく必要があるが、以上のように決めれば、片方だけに付せば良くなる利点がある。
本考案の4の丸形印鑑によれば、前記側部用目印を、印鑑本体に、これと異なる色で直接に描くか又は異なる色の目印部材を貼り付けて形成するものであり、簡単に、しかし視認性の良好なものに形成することが可能となる。
(a)は実施例の丸形印鑑の正面図、(b)はその底面図、(c)は右側面図、(d)はA−A線断面図。 実施例の丸形印鑑を掴んで押印操作をしている状態を示す側面図。
考案を実施するための形態を実施例に基づいて図面を参照しながら詳細に説明する。
この実施例の丸形印鑑は、図1(a)〜(d)に示すように、円柱状の印鑑本体1の周側部2に、印面3の左側部3aに対応させて、該印面3の左側部(印鑑本体1の後端側から見て左側)3aを示す側部用目印4を施し、かつ周側部2には、人差し指用当接凹面5a、中指用当接凹面5b及び親指用当接凹面5cを形成したものである。
前記印鑑本体1は、種々の材質で作成できるものであるが、この実施例では、木質材で、前記し、図1(a)、(c)に示すように、円柱状に作成したものであり、その上端には丸みを付けてあるものである。
前記印面3は、押印することにより、印影を形成する部位であり、この部位には、一般の技法によって反転文字が彫刻等によって形成されている。場合により、文字以外の反転図形が彫刻等によって形成されることもある。この実施例では、図1(b)に示すように、文字のみで氏名の反転文字が表示されている。なお、図1(b)中、3bは前記印面3の右側部、3cは上部、3dは下部である。
前記側部用目印4は、印面3の側部を印鑑本体1の周側部に表示する手段であり、種々の態様のそれを自由に構成することができるが、特に図1(c)に示すように、この実施例では、菱形を潰して横長にした形状の図形に構成したものである。この実施例の印鑑本体1は、前記のように木質材で構成し、特に着色はしていないから、木材色であり、該側部目印4は、この実施例では、上記図形の銀色のシートを貼付して構成したものである。貼付する位置は、先に述べたように、印鑑本体1の周側部の内、印面3の左側部3aに対応する周側部である。右利きの使用者が都合良く使用できるようにする趣旨である。
前記人差し指用当接凹面5a、前記中指用当接凹面5b及び前記親指用当接凹面5cは、図1(a)、(c)、(d)及び図2に示すように、印鑑本体1を押印のために掴む際に、各該当する部位に人差し指、中指又は親指を当接させるようにすると、自ずと前記印面3の上部3cが上方側に位置することとなるように、それらの位置決めをしておくものである。この実施例の人差し指用当接凹面5a、中指用当接凹面5b及び親指用当接凹面5cは、右利きの使用者が対応する部位にそれぞれ人差し指、中指又は親指を当ててそれを掴むことにより、印面3の上部が上方側に位置することとなるように位置関係及び切欠状態を設定したものである。
従ってこの実施例の丸形印鑑によれば、以下に述べるように、押印対象の書面等に正立状態の印影を容易且つ確実に形成することができる。
押印の際には、この実施例の丸形印鑑は、図2に示すように、印鑑本体1の周側部に形成した人差し指用当接凹面5a、中指用当接凹面5b又は親指用当接凹面5cにそれぞれ人差し指、中指又は親指を当てて掴む。この実施例の丸形印鑑は、右利き用に構成したものであるから、同図に示すように、右手で良好に掴めることになる。またこのようにそれぞれ該当する部位にそれぞれの指を当てて掴むことにより、自ずと、押印時の印面3の向きが正立状態になるようにガイドされるようにもなっている。
更に、印鑑本体1の周側部2の、印面3の左側部3aに対応する部位に側部用目印4が施してあるため、以上のように、印鑑本体1を掴んだ場合は、印鑑本体1の周側部に施してある側部用目印4が容易に視認し得、その部位が印面3の左側部3aに対応することを確認し得る。従って、使用者は、押印操作の際には、これを見て印面3の上部3cがどこにあるかを判断して該印鑑本体1を適切な周方向の角度に調整し、そうした上で、押印し、押印対象の書面等に、正立状態の印影を容易且つ確実に形成することができる。
なお、この側部用目印4は、印面3の左側部3aに対応させて印鑑本体1の周側部に施したものであり、これは、前記のように、右利きの使用者を想定したものである。左利きに対応させるとすれば、側部用目印4は、印面3の右側部3bに対応させて形成すべきものである。場合によっては、両側に構成しておき、右利き又は左利きのいずれの者でも有効に使用できるようにすることもできる。この場合は、若干不自然になるが、人差し指用当接凹面5a、中指用当接凹面5b又は親指用当接凹面5cも全体として左右対称形に形成すべきことになる。
前記側部用目印4を印鑑本体1の周側部に、印面3の左側部3aに対応させて構成したことは極めて重要である。左利きの使用者用に右側部3bに対応させて構成した場合も同様である。図2に示すように、印鑑本体1の上端に構成したとすれば、その部位は掌の下に位置して押印操作時には、その目印を見ることができない。印面3の下部3dに対応する位置に配した場合も同様である。上部3cに対応させた配した場合も非常に見にくい。それ故、右利きの使用者用に左側又は左利きの使用者用に右側に構成する場合を除いては、印鑑本体1を掴むまでは役に立つが、掴んでからはその位置が確認しがたいので、押印操作時には殆ど役に立たないものになってしまう。これに対して、印鑑本体1の周側部に印面3の左側部3aに対応させて配した場合は、図2に示すように、側部用目印4は、明瞭に認識でき、印面3の向きを正しく正立状態に調整することが可能になるものである。左利き用の前記場合も、先に述べたように、同様に有効である。
またこの実施例の丸形印鑑では、前記側部用目印4を銀色のシートを貼付して構成した物であり、色彩的にも視認性が高く、目印として有効である。また作成も容易である。
1 印鑑本体
2 周側部
3 印面
3a 印面の左側部
3b 印面の右側部
3c 印面の上部
3d 印面の下部
4 側部用目印
5a 人差し指用当接凹面
5b 中指用当接凹面
5c 親指用当接凹面

Claims (4)

  1. 円柱状の印鑑本体の周側部に、印面の側部に対応させて、印面の側部を示す側部用目印を施した丸形印鑑。
  2. 前記印鑑本体の周側部に、該印鑑本体を握る際に、印面の上部を上方側に位置させるべく適正に握る際の位置決め用として、各々人差し指用、中指用及び親指用の各指用当接凹面を形成した請求項1の丸形印鑑。
  3. 前記側部用目印を、右利きの使用者を想定する場合は、印面を下向きにした状態で、印面の左側の側部に対応する印鑑本体の周側部に施し、左利きの使用者を想定する場合は、印面を下向きにした状態で、印面の右側の側部に対応する印鑑本体の周側部に施すこととした請求項1又は2の丸形印鑑。
  4. 前記側部用目印を、印鑑本体の色と異なる色で描くか又は印鑑本体の色と異なる色の目印部材を貼り付けて形成した請求項1、2又は3の丸形印鑑。
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