JP3151623U - 胡蝶蘭再生用装飾具並びに再生胡蝶蘭 - Google Patents
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Abstract
【課題】部分的に生花が散った胡蝶蘭を再生処理することで、見た目に奇麗で、かつ、商品価値を出すことを可能にする胡蝶蘭再生用装飾具並びに再生胡蝶蘭の提供を図る。【解決手段】曲げ自在の細長状金属製芯材3aの表面が樹脂皮膜3bで被覆されるとともに中間位置が所定角度に曲げられた茎部3の先端が、装飾部材2の所定箇所に接続された構造の胡蝶蘭再生用装飾具花部2が、生花の散った箇所に取付手段Kによって取り付けられた構造を採用する。【選択図】図3
Description
本考案は、部分的に生花の散った胡蝶蘭を再生するための装飾具並びに再生された胡蝶蘭に関するものである。
胡蝶蘭は、室内外の装飾やお祝いに贈る花として、人々の間でとても親しまれており、高級な花種に属するものとして、上下幅はあるものの、商品価値的に大変高価なものである。かかる胡蝶蘭は、手入れ・管理も難しく、また、花が本来的に備える短命性のため、商品として市場に出回る以前に、生花が部分的に散ってしまうことが多々ある。このように、部分的に生花の散った胡蝶蘭は、見た目に奇麗なものではなく、商品価値も全くなくなってしまい、市場に出回ることはほとんどないに等しい。
しかしながら、胡蝶蘭の生産業者にとって、多くの手間・苦労の末に生産した胡蝶蘭が、ほんの一部分の生花が散ってしまったために商品価値を失うことは、それまでの手間や苦労が無駄になってしまうことになるため、耐え難いものであった。したがって、完璧に仕上がった胡蝶蘭に比べれば安価であっても、少しでも商品価値を見出し、生花が部分的に散った胡蝶蘭を、何とか商品として販売できないものか、と考えるのが当然の実情である。
そこで本考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、部分的に生花が散った胡蝶蘭を再生処理することで、見た目に奇麗で、かつ、商品価値を出すことを可能にする胡蝶蘭再生用装飾具並びに再生胡蝶蘭を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本考案は、部分的に生花の散った胡蝶蘭を再生するための装飾具であって、装飾部材と茎部とからなり、曲げ自在の細長状金属製芯材の表面が樹脂皮膜で被覆されるとともに中間位置が所定角度に曲げられた茎部の先端が、装飾部材の所定箇所に接続されている胡蝶蘭再生用装飾具である。
また、本考案は、前記胡蝶蘭再生用装飾具において、装飾部材が、造花である構造を採用し得る。
さらに、本考案は、部分的に生花の散った胡蝶蘭に再生処理が成された胡蝶蘭であって、曲げ自在の細長状金属製芯材の表面が樹脂皮膜で被覆されるとともに中間位置が所定角度に曲げられた茎部の先端が、装飾部材の所定箇所に接続されている構造の胡蝶蘭再生用装飾具が、生花の散った箇所に取付手段によって取り付けられている再生胡蝶蘭である。
そしてまた、本考案は、前記再生胡蝶蘭において、装飾部材が、造花である構造を採用することができる。
本考案にかかる胡蝶蘭再生用装飾具によれば、簡単な構造であるとともに、茎部の中間位置が所定の角度だけ曲げられた形状を採用することにより、胡蝶蘭における部分的に生花が散った箇所に、代替用の装飾具として容易に取り付けることが可能となる。
また、本考案にかかる再生胡蝶蘭によれば、部分的に生花の散った箇所に、胡蝶蘭再生用装飾具が取り付けられることで、見た目に奇麗であるとともに、商品価値を出すこともでき、胡蝶蘭の生産業者にとって、手間と苦労を重ねて育成した胡蝶蘭の全商品化を実現することが可能となる。
以下、本考案にかかる胡蝶蘭再生用装飾具1並びに再生胡蝶蘭Fの実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1及び図2は、本考案にかかる胡蝶蘭再生用造花1の実施形態を示す斜視図である。
本実施形態における胡蝶蘭再生用装飾具1は、図面に示すように、装飾部材2と、茎部3と、から構成されている。
本実施形態における胡蝶蘭再生用装飾具1は、図面に示すように、装飾部材2と、茎部3と、から構成されている。
装飾部材2については、特に限定するものではないが、例えば図1に示すように造花であったり、あるいは、図2に示すように、電飾やメッセージカード、写真等が考え得る。
なお、該装飾部材2が造花である場合、その材質としては、プラスチックやゴムなどといった、樹脂製からなる。そして、多種ある花の中から、胡蝶蘭fの花に合う花種、例えば胡蝶蘭自体やバラ、カーネーション等を適宜選択し、前記材質により精巧に造花用として成形することで、装飾部材2は構成されている。
また、装飾部材2が造花である場合に、該造花の花種について、胡蝶蘭以外の花種を選択することが考え得る。すなわち、敢えて胡蝶蘭fと異なる花種を選択することで、本考案にかかる胡蝶蘭再生用装飾具1としての造花を胡蝶蘭fの生花が散った箇所に取り付けた際に、通常の胡蝶蘭fとは違った美感を観者に与えることとなる。
なお、造花の色については、特に限定するものではないが、基底となる胡蝶蘭fの色合いに合致するような色を選択したり、あるいは、敢えて胡蝶蘭fとは異なる目立つ色を選択して、観者に対しインパクトを醸し出すことも考え得る。
茎部3は、曲げ自在の細長状金属製芯材3aの表面を、樹脂皮膜3bで被覆した構造となっている。
細長状金属製芯材3aの材質については、金属製であれば特に限定するものではなく、鉄や銅、アルミニウム、合金などが考え得る。
また、樹脂皮膜3bの材質については、例えばプラスチックなど、樹脂製であれば限定するものではない。ただし、性質上・美感上の理由から、該茎部3の色彩については、緑系統の色彩とすることが望ましい。
細長状金属製芯材3aの材質については、金属製であれば特に限定するものではなく、鉄や銅、アルミニウム、合金などが考え得る。
また、樹脂皮膜3bの材質については、例えばプラスチックなど、樹脂製であれば限定するものではない。ただし、性質上・美感上の理由から、該茎部3の色彩については、緑系統の色彩とすることが望ましい。
かかる茎部3は、その一端が前記装飾部材2の所定箇所に接続されることとなる。
そしてまた、該茎部3の中間位置について、胡蝶蘭fの茎f1及びフレームPへの取り付けが容易となるよう、所定角度に曲げられた形状となっている。
このとき、茎部3中間位置の曲げられる角度については、本考案にかかる胡蝶蘭再生用造花1を胡蝶蘭fに取り付けた際に、前記装飾部材2が観者に対し奇麗に見える角度となるよう、適宜決定される。
そしてまた、該茎部3の中間位置について、胡蝶蘭fの茎f1及びフレームPへの取り付けが容易となるよう、所定角度に曲げられた形状となっている。
このとき、茎部3中間位置の曲げられる角度については、本考案にかかる胡蝶蘭再生用造花1を胡蝶蘭fに取り付けた際に、前記装飾部材2が観者に対し奇麗に見える角度となるよう、適宜決定される。
以上の通り構成された本考案にかかる胡蝶蘭再生用装飾具1は、胡蝶蘭fにおける部分的に生花の散った箇所に取り付けられることで再生処理が成され、本考案にかかる再生胡蝶蘭Fが完成することとなる。図3は、本考案にかかる再生胡蝶蘭Fを示す斜視図であり、また図4は、本考案にかかる胡蝶蘭再生用装飾具1を取り付けた箇所の拡大図である。
すなわち、該再生胡蝶蘭Fは、上記の通り、曲げ自在の細長状金属製芯材3aの表面が樹脂皮膜3bで被覆されるとともに、中間位置が所定角度に曲げられた茎部3の先端が、装飾部材2の所定箇所に接続されている構造の胡蝶蘭再生用装飾具1が、胡蝶蘭fにおける生花の散った箇所に取付手段Kによって取り付けられた構造となっている。
かかる構造により、部分的に生花が散ったことで、歯抜け状態となって商品価値のなかった胡蝶蘭fが、胡蝶蘭再生用装飾具1により埋められて歯抜け状態が解消し、全体として見た目に奇麗で、商品価値を出すことが可能となる。
なお、本考案にかかる胡蝶蘭再生用装飾具1を、胡蝶蘭fにおける茎f1及びフレームPへ取り付けるための取付手段Kについては、特に限定するものではなく、図4に示すような結束器具による取付手段Kなどが考え得る。
また、生花の散った箇所に取り付けられる胡蝶蘭再生用装飾具1の装飾部材2については、特に限定するものではなく、例えば図1に示すように造花であったり、あるいは、図2に示すように、電飾やメッセージカード、写真等が考えられ、さらには、図示はされていないが、ブリザーブドフラワーなどの生花を原材料とする加工花やエコゼリーなどの延命剤を付した生花等が考え得る。
装飾部材2が造花である場合、その花種については、適宜自由に選択可能である。すなわち、該造花の花種について、基底となる胡蝶蘭fと同じく胡蝶蘭とした場合、再生胡蝶蘭F全体として胡蝶蘭fそのものを表現することとなる。また、造花の花種を胡蝶蘭f以外とした場合には、全体として胡蝶蘭fではあるが、生花が散った箇所に異なる花種が存在することで、一風違った美感を観者に対し与えることができる。いずれにしても、商品として販売し得るに充分な商品価値を出すことが可能である。
本考案にかかる胡蝶蘭再生用装飾具1並びに再生胡蝶蘭Fは、簡単な構造でありながら、商品価値のなかった部分的に生花が散った胡蝶蘭fを再生し、観者に対して美感を醸し出すことができるとともに、商品として販売し得るだけの充分な商品価値を出すことが可能であり、よって通常廃棄処分されていたであろう胡蝶蘭fを、充分に奇麗な状態で市場に流通させることが可能となる。また、本考案にかかる胡蝶蘭再生用装飾具1は、胡蝶蘭fにおける部分的に生花が散った箇所だけでなく、あらゆる箇所に取り付けることもでき、それにより付加価値をつけることが可能であることから、本考案の産業上の利用可能性は非常に大きいといえる。
1 胡蝶蘭再生用装飾具
2 装飾部材
3 茎部
3a 細長状金属製芯材
3b 樹脂皮膜
F 再生胡蝶蘭
f 胡蝶蘭
P フレーム
2 装飾部材
3 茎部
3a 細長状金属製芯材
3b 樹脂皮膜
F 再生胡蝶蘭
f 胡蝶蘭
P フレーム
Claims (4)
- 部分的に生花の散った胡蝶蘭を再生するための装飾具であって、
装飾部材と、茎部と、からなり、
曲げ自在の細長状金属製芯材の表面が樹脂皮膜で被覆されるとともに中間位置が所定角度に曲げられた茎部の先端が、装飾部材の所定箇所に接続されていることを特徴とする胡蝶蘭再生用装飾具。 - 前記胡蝶蘭再生用装飾具において、装飾部材が、造花であることを特徴とする請求項1に記載の胡蝶蘭再生用装飾具。
- 部分的に生花の散った胡蝶蘭に再生処理が成された胡蝶蘭であって、
曲げ自在の細長状金属製芯材の表面が樹脂皮膜で被覆されるとともに中間位置が所定角度に曲げられた茎部の先端が、装飾部材の所定箇所に接続されている構造の胡蝶蘭再生用装飾具が、生花の散った箇所に取付手段Kによって取り付けられていることを特徴とする再生胡蝶蘭。 - 前記再生胡蝶蘭において、装飾部材が、造花であることを特徴とする請求項3に記載の再生胡蝶蘭。
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JP2009001918U JP3151623U (ja) | 2009-03-30 | 2009-03-30 | 胡蝶蘭再生用装飾具並びに再生胡蝶蘭 |
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